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発明の名称 同期信号分離装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−158641(P2003−158641A)
公開日 平成15年5月30日(2003.5.30)
出願番号 特願2001−354163(P2001−354163)
出願日 平成13年11月20日(2001.11.20)
代理人
発明者 牧野 郁夫
要約 課題
映像信号から同期信号を分離する同期スライス回路のスライスレベルを映像信号の種類に関係なく安定化する。

解決手段
水平周期検出部1で入力コンポジット映像信号S1の水平同期信号から水平周期を検出する。同検出した水平周期において適正スライスレベルとなる同期幅を水平同期幅決定部2で決定する。前記検出した水平周期であって前記決定した同期幅の水平同期信号を水平同期信号発生部3で発生する。切換部4において、前記入力コンポジット映像信号S1の同期信号を前記発生した水平同期信号に置換するように切り換える。切換制御部5は前記発生した水平同期信号をもとに前記切換部4をを切り換える。
特許請求の範囲
【請求項1】 水平同期信号の同期幅と周期との比率が異なる複数種類のコンポジット映像信号を入力対象としたものであって、前記比率から定まるスライスレベルで前記入力コンポジット映像信号の同期信号部分をスライスし、水平及び垂直の同期信号を分離する同期スライス回路からなる同期分離装置において、前記同期幅と周期との比率が前記同期スライス回路において適正スライスレベルとなる同期幅にした水平同期信号を発生し、前記入力コンポジット映像信号の同期信号を前記発生した水平同期信号に置換する同期信号置換手段を前記同期スライス回路の入力側に設けたことを特徴とする同期信号分離装置。
【請求項2】 前記同期信号置換手段は、前記入力コンポジット映像信号の周期を検出し、同検出した周期において前記適正スライスレベルとなる比率の同期幅にした水平同期信号を発生することを特徴とする請求項1記載の同期信号分離装置。
【請求項3】 前記同期信号置換手段を、前記入力コンポジット映像信号の水平同期信号から水平周期を検出する水平周期検出部と、前記検出した水平周期において前記適正スライスレベルとなる比率の同期幅を決定する水平同期幅決定部と、前記検出した水平周期であって前記決定した同期幅の水平同期信号を発生する水平同期信号発生部と、前記入力コンポジット映像信号の同期信号を前記発生した水平同期信号に置換するように切り換わる切換部と、前記水平同期信号発生部で発生した水平同期信号をもとに前記切換部を切り換える切換制御部とで構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の同期信号分離装置。
【請求項4】 前記水平同期幅決定部が、予め設定してなる適正スライスレベルの前記比率と前記水平周期検出部で検出した水平周期とから前記同期幅を算出する算出部からなることを特徴とする請求項3記載の同期信号分離装置。
【請求項5】 前記水平同期幅決定部が、前記水平周期検出部で検出した水平周期に対応する同期幅を予め記憶してなるROM(Read Only Memory)と、前記ROMより前記検出した水平周期に対応する同期幅のデータを読み出す制御部とからなることを特徴とする請求項3記載の同期信号分離装置。
【請求項6】 前記水平同期幅決定部が、前記水平周期検出部で検出した水平周期に対応する同期幅が予め書き込まれてなるRAM(Random Access Memory)と、前記RAMより前記検出した水平周期に対応する同期幅のデータを読み出す制御部と、前記制御部を介し前記RAMにデータ書き込みの入力をする入力部とからなることを特徴とする請求項3記載の同期信号分離装置。
【請求項7】 前記同期信号置換手段に、前記入力コンポジット映像信号を遅延する遅延部を設け、同遅延部の出力信号を前記切換部へ送出することを特徴とする請求項3記載の同期信号分離装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同期信号分離装置に係り、より詳細には、同期スライス回路のスライスレベルの安定化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水平同期信号の同期幅と周期との比率が異なる複数種類のコンポジット映像信号を入力対象としたものであって[例えば色差信号又はRGB信号であって緑(Green )信号に同期信号が含まれているS(Synch )-ON-GREEN 信号]、前記比率から定まるスライスレベルで入力コンポジット映像信号S1の同期信号部分をスライスし、水平同期信号及び垂直同期信号とを分離する図6(A)に示す同期スライス回路41では図6(B)に示す抵抗RとコンデンサCとからなる積分回路で水平同期信号を積分し、そのスライスレベルを設定していた。そのため、入力映像信号の種類によって水平同期信号の幅(同期幅)や周期が異なった場合、そのスライスレベルが変化し、この結果、同期レベルマージンやVサグマージンが変動し、同期不安定になるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題に鑑み、同期スライス回路におけるスライスレベルを安定化した同期信号分離装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため本発明は、水平同期信号の同期幅と周期との比率が異なる複数種類のコンポジット映像信号を入力対象としたものであって、前記比率から定まるスライスレベルで前記入力コンポジット映像信号の同期信号部分をスライスし、水平及び垂直の同期信号を分離する同期スライス回路からなる同期分離装置において、前記同期幅と周期との比率が前記同期スライス回路において適正スライスレベルとなる同期幅にした水平同期信号を発生し、前記入力コンポジット映像信号の同期信号を前記発生した水平同期信号に置換する同期信号置換手段を前記同期スライス回路の入力側に設けた同期信号分離装置を提供するものである。
【0005】また、前記同期信号置換手段は、前記入力コンポジット映像信号の周期を検出し、同検出した周期において前記適正スライスレベルとなる比率の同期幅にした水平同期信号を発生するようにする。
【0006】また、前記同期信号置換手段を、前記入力コンポジット映像信号の水平同期信号から水平周期を検出する水平周期検出部と、前記検出した水平周期において前記適正スライスレベルとなる比率の同期幅を決定する水平同期幅決定部と、前記検出した水平周期であって前記決定した同期幅の水平同期信号を発生する水平同期信号発生部と、前記入力コンポジット映像信号の同期信号を前記発生した水平同期信号に置換するように切り換わる切換部と、前記水平同期信号発生部で発生した水平同期信号をもとに前記切換部を切り換える切換制御部とで構成する。
【0007】また、前記水平同期幅決定部を、予め設定してなる適正スライスレベルの前記比率と前記水平周期検出部で検出した水平周期とから前記同期幅を算出する算出部とする。
【0008】または、前記水平同期幅決定部を、前記水平周期検出部で検出した水平周期に対応する同期幅を予め記憶してなるROM(Read Only Memory)と、前記ROMより前記検出した水平周期に対応する同期幅のデータを読み出す制御部とで構成してもよい。
【0009】または、前記水平同期幅決定部を、前記水平周期検出部で検出した水平周期に対応する同期幅が予め書き込まれてなるRAM(Random Access Memory)と、前記RAMより前記検出した水平周期に対応する同期幅のデータを読み出す制御部と、前記制御部を介し前記RAMにデータ書き込みの入力をする入力部とで構成してもよい。
【0010】また、前記同期信号置換手段に、前記入力コンポジット映像信号を遅延する遅延部を設け、同遅延部の出力信号を前記切換部へ送出するようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明による同期信号分離装置の第1の実施例を示す要部ブロック図、図2は水平同期信号の置換に関する説明図、図3は本発明による同期信号分離装置の第2の実施例を示す要部ブロック図、図4は本発明による同期信号分離装置の第3の実施例を示す要部ブロック図、図5は本発明による同期信号分離装置の第4の実施例を示す要部ブロック図である。以下、図ごとに説明する。第1の実施例を示す図1において、S1は色差信号又はRGB信号であって緑(Green )信号に同期信号が含まれているS(Synch )-ON-GREEN 信号等の入力コンポジット映像信号であり、水平同期信号の同期幅と周期との比率が異なる複数種類が入力対象となる。また、1は水平周期検出部、2は水平同期幅決定部としての算出部、3は水平同期信号発生部、4は切換部、5は切換制御部、6は同期スライス回路である。また、図中の点線で囲った部分を同期信号置換手段とした。
【0012】次に、図1の動作について説明する。映像信号と水平及び垂直の各同期信号とが合成されているコンポジット映像信号S1は水平周期検出部1に入力し、同検出部1において水平同期信号の周期が検出される。その検出法として、例えば同期信号が負極性であれば、コンパレータ1aにおいて映像信号S1を予め設定した基準電圧と比較し、同基準電圧以下となる部分を同期成分とし、この同期成分のうちの水平同期信号について例えばカウンタからなる検出部1bにおいてその周期をカウントする。上記検出した周期をもとに、同期スライス回路6におけるスライスレベルが適正となる同期幅を算出部2において算出する。
【0013】前述のように、同期スライス回路6のスライスレベルは抵抗RとコンデンサCとからなる積分回路[図6(B)]の積分出力より決定される。この積分回路の性質上、同期幅が狭いほど充電電圧が低く、また、周期が長いほど放電し、電圧が低下する。上記充電電圧及び放電電圧の軌跡は積分回路の時定数T(=R・C)で定まるので事前の把握が可能である。また、同期スライス回路6におけるスライスレベルは、上記時定数Tのもとで水平同期信号の同期幅と周期との比率で定まり、同期信号尖頭値から同期全振幅の3分の1のポイントとなる比率が適正スライスレベルとされる。従って、算出部2に上記適正スライスレベルとなる比率を予め設定しておき、この比率と前記検出した周期とから同算出部2により水平同期幅を算出する。同算出した水平同期幅において適正スライスレベルとなる。
【0014】上記算出した同期幅の水平同期信号を水平同期信号発生部3で発生し、切換部4へ送出する。同切換部4にはコンポジット映像信号S1が入力する。同切換部4は、コンポジット映像信号S1中の同期信号を水平同期信号発生部3からの水平同期信号に置換するように切り換わる。この切り換えタイミングは切換制御部5で設定される。同切換制御部5は、水平同期信号発生部3で発生した水平同期信号の位相及び周期とをもとに切換部4を切り換える。これにより、適正スライスレベルとなる同期幅の水平同期信号に置換されたコンポジット映像信号S2が切換部4より同期スライス回路6へ送出される。これにより、同期スライス回路6においては入力コンポジット映像信号S1の種類(同期幅と周期との比率)に関係なく、安定した適正スライスレベルが確保され、水平同期信号と垂直同期信号とが合成されている同期信号が安定に出力されることとなる。
【0015】次に、上述の水平同期信号置換に関して補足する。図2において、(A)は垂直帰線期間の一部及び映像(走査)期間の一部の同期信号(負極性)のみを描いた図であり、(B)は前記水平同期信号発生部3で発生した水平同期信号(d)(負極性)の図である。図(A)中のaは水平同期信号、bは等化パルス、cは垂直同期信号であり、また、図中のT1、T2、T3、T4はパルス幅を示し、T3>T1>T2であり、T1>T4とする。前記水平同期信号の置換は、(B)図に示す水平同期信号dと同じ位相関係にある(A)図の同期信号をこの水平同期信号dに入れ換えることであるが、これにより、(A)図中の水平同期信号aは(B)図に示す水平同期信号dに一様に置換されるが、垂直帰線期間内の等化パルスb及び垂直同期信号cのパルス幅が不揃いとなる。しかし、同期スライス回路6の後段の設ける水平同期信号と垂直同期信号とを分離する同期分離部(図示せず)においては、水平同期信号dの周期と等化パルスbの周期との相違から水平同期信号と垂直同期信号との分離は可能となる。
【0016】次に、図3に示す第2の実施例につき説明する。図3において、図1と同等のものは同一符号を付してあり、11は水平同期幅決定部であり、前記水平周期検出部1で検出した水平周期に対応する同期幅を予め記憶してなるROM11aと、前記ROM11aより前記検出した水平周期に対応する同期幅のデータを読み出す制御部11bとからなる。ROM11aには予測しえる信号種について水平周期と同期幅との関係を予め書き込んでおき、制御部11bが検出した水平周期に対応する同期幅を同ROM11aより読み出し、水平同期信号発生部3の水平同期信号発生に供する。なお、その他の機能ブロックについては図1と同様であり、その説明は省略する。以上により、図3は図1と同様の動作となる。
【0017】次に、図4に示す第3の実施例につき説明する。図4において、図1と同等のものは同一符号を付してあり、21は水平同期幅決定部であり、前記水平周期検出部1で検出した水平周期に対応する同期幅が予め書き込まれてなるRAM21aと、前記RAM21aより前記検出した水平周期に対応する同期幅のデータを読み出す制御部21bと、前記制御部を介し前記RAMにデータ書き込みの入力をする入力部21cとからなる。RAM21aには予測しえる信号種について水平周期と同期幅との関係を入力部21より制御部21bを介し予め書き込んでおき、制御部21bが検出した水平周期に対応する同期幅を同RAM21aより読み出し、水平同期信号発生部3の水平同期信号発生に供する。本構成により、将来にわたり想定しなかった信号種が発生しても容易に対応できることとなる。また、RAM21aの内容変更が可能なため、フレキシブルな対応が可能となる。なお、その他の機能ブロックについては図1と同様であり、その説明は省略する。
【0018】次に、図5に示す第4の実施例につき説明する。図5において、図1と同等のものは同一符号を付してあり、31は遅延部であり、入力コンポジット映像信号S1を所定の時間遅延し、切換部4へ送出する。前述の水平周期検出部1による水平周期検出から水平同期信号発生部3の水平同期信号発生までにはある程度の処理時間を要し、このため切換部4に入力する水平同期信号に遅延が生じる。この遅延が無視できない場合、遅延部31によりコンポジット映像信号S1を遅延し、水平同期信号発生部3よりの水平同期信号と位相タイミングを一致させるようにする。上記遅延時間は計測可能であり、同計測した時間を遅延部31の遅延時間とすればよい。これにより、水平同期信号置換の精度を向上できることとなる。なお、図5の実施例は図1の実施例に適用したものであるが、図3又は図4の実施例においても適用できることはいうまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、水平同期信号の同期幅と周期との比率が異なる複数種類のコンポジット映像信号を入力対象とした同期スライス回路のスライスレベルが信号種に関係なく安定化されることとなる。この結果、前記信号種によりスライスレベルが変化し、同変化に起因して同期レベルマージンやVサグマージンが変動し、同期不安定になるという従来の問題が解消されることとなる。また、図4に示す構成にすることにより将来にわたり想定しなかった信号種が発生しても容易に対応でき、フレキシブルな対応が可能となる。




 

 


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