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発明の名称 無線LANシステム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−124940(P2003−124940A)
公開日 平成15年4月25日(2003.4.25)
出願番号 特願2001−321441(P2001−321441)
出願日 平成13年10月19日(2001.10.19)
代理人
発明者 臼井 洋介
要約 課題
一つのAPと複数のSTとがポーリング方式で無線通信するものにおいて、AP及びSTの無用な電力消費を防止する。

解決手段
AP1のCPU1gは第1のコントローラ1aを介しネットワーク5よりデータを受信し、同受信データの量をCPU1gが内蔵するRTC1g1により計算する。一方、データ量の範囲とポーリング間隔時間との関係を予めテーブル化してメモリ部1cに記憶しておく。CPU1gは前記テーブルと計算結果とを照合し、ポーリング間隔時間を決定する。同決定に基づき変調部1dにおいてディジタル変調が行われ、送信される。同送信信号をST2の受信部2bが受信し、復調部2cでデータ復調後、検出部2dへ送られる。同検出部2dは復調データからポーリング間隔時間を検出し、メモリ部2eに記憶する。CPU2fは自己がデータ受信する期間以外では受信部2b及び復調部2cをスタンバイモードに設定する。
特許請求の範囲
【請求項1】 一つのAP(アクセスポイント)と複数のST(ステーション)とからなり、前記APはネットワークを介しデータを受信し、同受信したデータを前記STへポーリング方式で配信するようにしてなる無線LANシステムにおいて、前記APに、受信したデータの量に応じたポーリング間隔時間を決定するポーリング間隔時間決定手段を設け、同決定したポーリング間隔時間に基づき前記受信データ及び前記決定したポーリング間隔時間のデータとを前記STそれぞれへ配信することを特徴とする無線LANシステム。
【請求項2】 前記STは、前記決定されたポーリング間隔時間を検出し、同検出したポーリング間隔時間の中で自己の受信期間では受信手段を通常の受信状態に設定し、前記受信期間以外は受信手段を待機状態に設定する設定手段を備えてなることを特徴とする請求項1記載の無線LANシステム。
【請求項3】 前記ポーリング間隔時間決定手段を、前記ネットワークを介し受信したデータの量を計算するCPUと、前記CPUの制御に従い変調部を制御するコントローラと、前記データ量に対応するポーリング間隔時間を予め記憶してなるメモリ部とで構成したことを特徴とする請求項1記載の無線LANシステム。
【請求項4】 前記メモリ部に記憶してなるデータ量とポーリング間隔時間との関係が、データ量の範囲とポーリング間隔時間とを対応付け、且つ、データ量が多くなる範囲ほどポーリング間隔時間を短くしてなることを特徴とする請求項3記載の無線LANシステム。
【請求項5】 前記受信データ量の計算が、受信データのビット数をカウントすることからなることを特徴とする請求項3記載の無線LANシステム。
【請求項6】 前記設定手段を、前記受信手段で受信したデータからポーリング間隔時間を検出する検出部と、前記検出部で検出したポーリング間隔時間を記憶するメモリ部と、前記検出部及びメモリ部とを制御するCPUとで構成したことを特徴とする請求項2記載の無線LANシステム。
【請求項7】 前記検出したポーリング間隔時間に変更が生じたときには前記メモリ部のデータを同変更後のデータに更新することを特徴とする請求項6記載の無線LANシステム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線LANシステムに係り、より詳細には、一つのAP(アクセスポイント)と複数のST(ステーション)とがポーリング方式で無線通信するものにおいて、ポーリング間隔時間の適正化によるAP及びSTの無用な電力消費の防止に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように一つのAP1と複数のST2、3、4とからなり、前記AP1はネットワーク5を介しデータを受信し、同受信したデータを前記ST2、3、4へそれぞれポーリング方式で配信する無線LANシステムがある。このポーリング方式の場合、AP1はビーコンを一定間隔時間で送信し、同ビーコンにより各STに対し受信タイミングを設定するとともに、各ビーコン間で各ST2、3、4に対しデータを時分割により配信する。各ST2、3、4は前記ビーコンを制御信号として自己の割り当てられた時間帯でデータを受信する。図4にこの様子を示し、同図はデータ配信するSTをST−a及びST−bの2局としたものである。
【0003】しかしながら、上記配信するデータの量は常時一定ではなく、時間帯によりまた、各STごとで変動する。図4は時間帯TaではST−a及びST−bともデータ量が多く、時間TbではST−aに対するデータは略半減し、ST−bでは配信するデータが無く、また、時間TcではST−a及びST−bとも配信するデータが無い状態とした例示である。この場合、時間帯TaではST−a及びST−bとも割り当てられた時間いっぱいに通信することになるが、時間TbではST−aは通信時間が略半減し、ST−bは通信時間が零となり、また、時間TcではST−a及びST−bとも通信時間が零となる。このような状態であっても各STとも通常動作しており、無用な電力消費をしていることとなる。更に、APは配信するデータの多少にかかわらず常に一定の時間間隔(Ts)でビーコンを送信しており、この点においても無用な電力消費をしていることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の無線LANシステムにおいては無用な電力消費をしているという問題が生じていた。本発明は前記問題に鑑み、各STへ配信するデータ量に応じてポーリング間隔時間を適正化し、AP及び各STにおける無用な電力消費を防止するようにした無線LANシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、本発明は、一つのAPと複数のSTとからなり、前記APはネットワークを介しデータを受信し、同受信したデータを前記STへポーリング方式で配信するようにしてなる無線LANシステムにおいて、前記APに、受信したデータの量に応じたポーリング間隔時間を決定するポーリング間隔時間決定手段を設け、同決定したポーリング間隔時間に基づき前記受信データ及び前記決定したポーリング間隔時間のデータとを前記STそれぞれへ配信する無線LANシステムを提供するものである。
【0006】また、前記STは、前記決定されたポーリング間隔時間を検出し、同検出したポーリング間隔時間の中で自己の受信期間では受信手段を通常の受信状態に設定し、前記受信期間以外は受信手段を待機状態に設定する設定手段を備える。
【0007】また、前記ポーリング間隔時間決定手段を、前記ネットワークを介し受信したデータの量を計算するCPUと、前記CPUの制御に従い変調部を制御するコントローラと、前記データ量に対応するポーリング間隔時間を予め記憶してなるメモリ部とで構成する。
【0008】また、前記メモリ部に記憶してなるデータ量とポーリング間隔時間との関係が、データ量の範囲とポーリング間隔時間とを対応付け、且つ、データ量が多くなる範囲ほどポーリング間隔時間を短くする。
【0009】また、前記受信データ量の計算は、受信データのビット数をカウントすることによる。
【0010】また、前記設定手段を、前記受信手段で受信したデータからポーリング間隔時間を検出する検出部と、前記検出部で検出したポーリング間隔時間を記憶するメモリ部と、前記検出部及びメモリ部とを制御するCPUとで構成する。
【0011】また、前記検出したポーリング間隔時間に変更が生じたときには前記メモリ部のデータを同変更後のデータに更新する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明を説明するための無線LANシステムの構成図、図2は本発明によるAP及びSTの一実施例を示す要部ブロック図、図3は図2に関するポーリング説明図である。図1において、1はAP、2、3及び4はST−a(以下、ST2)、ST−b(以下、ST3)及びST−n (以下、ST4)、5はネットワーク(有線)である。上記AP1は有線のネットワーク5よりデータを受信し、同受信したデータをポーリング方式により所要のST2、ST3又はST3へ配信する。また、図2において、図1と同一のものは同一符号を付してある。図2のAP1において、1aは第1のコントローラ、1bは第2のコントローラ、1cはメモリ部、1dは変調部、1eは送信部、1fは送信アンテナ、1gは第1のコントローラ1a、第2のコントローラ1b及びメモリ部1cを制御するCPUである。また、図2のST2において、2aは受信アンテナ、2bは受信部、2cは復調部、2dは検出部、2eはメモリ部、2fは受信部2b、復調部2c、検出部2d及びメモリ部2eを制御するCPUである。なお、上記図2において、AP1の受信機能及びST2の送信機能については記載してないが、これらについては実際の構成においては設けている。
【0013】次に、図2のAP1及びST2の動作について説明する。AP1において、CPU1gは第1のコントローラ1aを制御してネットワーク5よりデータを受信する。CPU1gは内蔵するRTC(Real Time Clock )1g1により上記ネットワーク5より受信したデータの量を計算する。このRTCはカウンタ機能のものであり、受信データのビット数をカウントすることでデータ量とする。上記計算結果をもとにCPU1gは適正なポーリング間隔時間を決定する。ここで、「適正なポーリング間隔時間」はデータ配信レートを低下させることなくポーリング回数を減らしたときのポーリング間隔の時間を意味する。このため、前記RTC1g1で計算するデータ量の範囲とポーリング間隔時間との関係を予めテーブル化してメモリ部1cに記憶しておき、同テーブルと前記RTC1g1の計算結果とを照合し、ポーリング間隔時間を決定する。
【0014】CPU1gは上記決定したポーリング間隔時間にするように第2のコントローラ1bを制御する。同制御された第2のコントローラ1bを介し変調部1dにおいて所定の方式によるディジタル変調が行われる。同変調に際し、CPU1gはネットワーク5より受信したデータ及び前記決定したポーリング間隔時間のデータを付属情報として第2のコントローラ1bを介し変調部1dへ送出する変調部1dからの信号は送信部1eにおいて増幅等の所定の処理が行われ、送信アンテナ1fより送信される。なお、上記説明の第2のコントローラ1b、メモリ部1c及びCPU1gとからなる構成部分をポーリング間隔時間決定手段とした。前記送信信号をST2の受信アンテナ2aを介し受信部2bが受信する。同受信信号は復調部2cでデータ復調され、同復調データが検出部2dへ送られる。同検出部2dは復調データから前記ポーリング間隔時間を検出する。同検出されたポーリング間隔時間のデータはメモリ部2eに記憶される。同記憶後、AP1からのポーリング間隔時間が変更された場合には同変更の新たなポーリング間隔時間へメモリ更新(書換え)する。
【0015】CPU2fはメモリ部2eにポーリング間隔時間を記憶するまでは受信部2b及び復調部2cを通常の動作状態(以下、通常モード)に設定しておき、前記記憶後は自己がデータ受信する期間以外では受信部2b及び復調部2cを待機状態(以下、スタンバイモード)に設定し、データを受信する期間で通常モードに設定する。なお、スタンバイモードの期間はポーリング間隔時間と受信したビーコンに基づく自己の受信タイミングとから定まる。また、上記説明の検出部2d、メモリ部2e及びCPU2fとからなる構成部分を設定手段とした。以下、CPU2fはポーリング間隔時間に合わせ通常モード又はスタンバイモードに適宜切り換えられる。
【0016】上記説明のポーリング間隔時間とデータ量との関係の様子を図3に示す。同図は前記図4と同様にデータ配信するSTをST2及びST3の2局としたものであり、図中のT1、T2及びT3はビーコンの送信間隔(即ち、ポーリング間隔時間である。図3から理解できるように、T1<T2<T3であり、T1はデータ量の多い時間帯のポーリング間隔時間、T2はデータ量が減少した時間帯、T3はデータ量が更に減少した時間帯それぞれのポーリング間隔時間としたものである。ポーリング間隔時間を上記のように設定することにより、時間T1ではビーコンは通常の間隔となり、ST2及びST3は双方とも割り当てられた時間いっぱいに通信することになるが、時間T2ではビーコンの間隔が長くなり、ST2及びST3の双方とも相対的に通信時間が減少し、また、時間T3ではビーコンの間隔が更に長くなり、ST2及びST3の双方とも通信時間がさらに減少する。また、ST2及びST3の双方ともデータを受信しない期間(ta、tb、tc、td以外の期間)は前述のスタンバイ状態であり、データ受信時のみ通常モードとなる。これにより、AP1及び各ST2、3とも無用な電力消費を回避することが出来ることとなる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、AP側は配信データ量に応じてポーリング間隔時間を変更し、また、ST側は自己が受信する期間以外は受信機能をスタンバイ状態にするのでAP及び各STとも無用な電力消費が回避され、省電力化が可能となる。




 

 


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