米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 株式会社富士通ゼネラル

発明の名称 OFDM受信装置における閾値設定方法および回路
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−32215(P2003−32215A)
公開日 平成15年1月31日(2003.1.31)
出願番号 特願2001−218209(P2001−218209)
出願日 平成13年7月18日(2001.7.18)
代理人 【識別番号】100083194
【弁理士】
【氏名又は名称】長尾 常明
【テーマコード(参考)】
5K022
【Fターム(参考)】
5K022 DD01 DD18 DD33 
発明者 中村 健司
要約 課題
パイロットサブキャリアのレベルが変動しても、その影響を抑制して正しいマッピングを実現する。

解決手段
OFDM信号をフーリエ変換して得たシンボルをマッピングするための閾値として、今回のシンボルのパイロットサブキャリアから推定した閾値と前回のシンボルのマッピングに使用した閾値とから得た平均値を使用する。
特許請求の範囲
【請求項1】OFDM信号をフーリエ変換して得たシンボルをマッピングするための閾値として、今回のシンボルのパイロットサブキャリアから推定した閾値と前回のシンボルのマッピングに使用した閾値とから得た平均値を使用することを特徴とする閾値設定方法。
【請求項2】請求項1において、今回のシンボルのパイロットサブキャリアから推定した閾値が予め設定した上限値又は下限値から外れているときは、前回のシンボルのマッピングに使用した閾値を今回のシンボルのマッピングに使用することを特徴とする閾値設定方法。
【請求項3】OFDM信号をフーリエ変換して得たシンボルをマッピングするための閾値として、今回のシンボルのパイロットサブキャリアから推定された閾値と、過去n個のシンボルのパイロットサブキャリアから各々推定されたn個の閾値との平均値を使用することを特徴とする閾値設定方法。
【請求項4】OFDM信号をフーリエ変換して得たシンボルをマッピングするための閾値として、今回のシンボルのパイロットサブキャリアから推定された閾値と、過去n個のシンボルのパイロットサブキャリアから各々推定されたn個の閾値の平均値との平均値を使用することを特徴とする閾値設定方法。
【請求項5】請求項3又は4において、今回のシンボルのパイロットサブキャリアから推定した閾値が予め設定した上限値又は下限値から外れているときは、過去n個のシンボルのパイロットサブキャリアから各々推定されたn個の閾値の平均値を今回のシンボルのマッピングに使用することを特徴とする閾値設定方法。
【請求項6】OFDM信号をフーリエ変換して得た今回のシンボルのパイロットサブキャリアからシンボルをマッピングするための閾値を推定する閾値推定部と、該閾値推定部で推定した閾値と、前回のシンボルのマッピングに使用した閾値、又は過去n個のシンボルのパイロットサブキャリアから各々推定されたn個の閾値、又は過去n個のシンボルのパイロットサブキャリアから各々推定されたn個の閾値の平均値との平均値を演算する平均値演算部とを具備し、該平均値演算部で得られた閾値を今回のシンボルをマッピングするマッピング部に送るようにしたことを特徴とする閾値設定回路。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OFDM信号を受信しフーリエ変換して得たシンボルのパイロットサブキャリアから当該シンボルのマッピングのための閾値を設定する閾値設定方法および回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】OFDM信号は、1シンボル当り複数のサブキャリアを用いてデータを伝送するマルチキャリア方式の伝送信号であり、1シンボル中の幾つかのサブキャリアは、図2に示すようにパイロットサブキャリアと呼ばれる既知信号として用いられる。図2において、Spは例えばレベル1として規定されたパイロットサブキャリア、Sdはデータが16QAM(直交振幅変調)等により変調されたサブキャリアである。16QAMでサブキャリアを変調したときは、データ用のサブキャリアの数が例えば448本であれば、1シンボル当り448×4=1792ビット分のデータを伝送できる。
【0003】受信したOFDM信号を復調する際には、図3に示すように、受信された時間領域のベースバンド信号Dbをフーリエ変換器11により離散フーリエ変換して周波数領域(サブキャリア)の信号に変換し、これにより得られたパイロットサブキャリアSpの信号レベルから、閾値推定部12により、例えば16QAMの場合では、図4に示す信号点配置の閾値TH1〜TH4を求め、得られた閾値TH1〜TH4によりマッピング部13により、サブキャリアのデータが図4の信号点配置の16個の領域のどこに属するかを識別(マッピング)し、その識別結果を並列/直列変換部14により直列データとして出力する。
【0004】閾値推定部12では、パイロットサブキャリアSpのIチャネル成分をIp、Qチャネル成分をQpとすると、そのパイロットサブキャリアSpは第1象限において0点から45度の角度にあるよう座標が定められているので、そのベクトル長Aが、A=(Ip2+Qp21/2で得られ、したがって、I軸の閾値TH1,TH2とQ軸の閾値TH3,TH4は、TH1=TH3=A21/2/3TH2=TH4=−A21/2/3と推定(設定)される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、パイロットサブキャリアSpのレベルがノイズ等によって正規の値から大きく変動しているときは、閾値TH1〜TH4が誤って推定され、シンボルの復調結果に誤りが生じるという問題がある。
【0006】本発明の目的は、短期間におけるパイロットサブキャリアのレベル変動により設定閾値が大きな影響を受けないようにした閾値設定方法および回路を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、OFDM信号をフーリエ変換して得たシンボルをマッピングするための閾値として、今回のシンボルのパイロットサブキャリアから推定した閾値と前回のシンボルのマッピングに使用した閾値とから得た平均値を使用することを特徴とする閾値設定方法とした。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明において、今回のシンボルのパイロットサブキャリアから推定した閾値が予め設定した上限値又は下限値から外れているときは、前回のシンボルのマッピングに使用した閾値を今回のシンボルのマッピングに使用することを特徴とする閾値設定方法とした。
【0009】請求項3の発明は、OFDM信号をフーリエ変換して得たシンボルをマッピングするための閾値として、今回のシンボルのパイロットサブキャリアから推定された閾値と、過去n個のシンボルのパイロットサブキャリアから各々推定されたn個の閾値との平均値を使用することを特徴とする閾値設定方法とした。
【0010】請求項4の発明は、OFDM信号をフーリエ変換して得たシンボルをマッピングするための閾値として、今回のシンボルのパイロットサブキャリアから推定された閾値と、過去n個のシンボルのパイロットサブキャリアから各々推定されたn個の閾値の平均値との平均値を使用することを特徴とする閾値設定方法とした。
【0011】請求項5の発明は、請求項3又は4の発明において、今回のシンボルのパイロットサブキャリアから推定した閾値が予め設定した上限値又は下限値から外れているときは、過去n個のシンボルのパイロットサブキャリアから各々推定されたn個の閾値の平均値を今回のシンボルのマッピングに使用することを特徴とする閾値設定方法とした。
【0012】請求項6の発明は、OFDM信号をフーリエ変換して得た今回のシンボルのパイロットサブキャリアからシンボルをマッピングするための閾値を推定する閾値推定部と、該閾値推定部で推定した閾値と、前回のシンボルのマッピングに使用した閾値、又は過去n個のシンボルのパイロットサブキャリアから各々推定されたn個の閾値、又は過去n個のシンボルのパイロットサブキャリアから各々推定されたn個の閾値の平均値との平均値を演算する平均値演算部とを具備し、該平均値演算部で得られた閾値を今回のシンボルをマッピングするマッピング部に送るようにしたことを特徴とする閾値設定回路とした。
【0013】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]図1は本発明の第1の実施の形態のOFDM受信装置の要部のブロック図である。11は受信された時間領域のベースバンド信号Dbを離散フーリエ変換により周波数領域のサブキャリアに変換するFFTから成るフーリエ変換部、12はフーリエ変換部11で得られたシンボル内の複数のサブキャリア中のパイロットサブキャリアSpから閾値を推定する閾値推定部、13は閾値により当該シンボルの各データが図4の信号点配置の16個の領域のどこに属するかを識別するマッピング部、14はその識別結果を直列データに変換する並列/直列変換部であり、以上は図3に示したものと同じである。
【0014】本実施形態では、さらに、閾値推定部12において今回のシンボルのパイロットサブキャリアから推定された閾値と前回のシンボルのマッピングに使用された閾値との平均値を演算する平均値演算部15、および前回のシンボルのマッピングに使用された閾値を格納するバッファ16を設けた。
【0015】本実施形態では、マッピング部13で使用される閾値TH1’〜TH4’は、バッファ16に格納されている前回のシンボルのマッピングに使用された閾値TH1”〜TH4”と、閾値推定部12で得られた今回のシンボルのパイロットサブキャリアから推定した閾値TH1〜TH4との平均値となる。前回のシンボルのマッピングに使用された閾値TH1”〜TH4”は、前回のシンボルのパイロットサブキャリアから推定した閾値と前々回のシンボルのマッピングに使用された閾値との平均値である。
【0016】したがって、このように最終的に使用される閾値は平均値であるので、今回のシンボルにおいて、ノイズにより短期的にパイロットサブキャリアSpのレベルが変動している場合であっても、今回のシンボルのマッピングに使用される閾値TH1’〜TH4’は大きくは変動せず、安定した閾値となる。
【0017】[別の実施形態]なお、上記実施形態ではバッファ16に前回のシンボルのマッピングに使用した閾値を格納したが、過去n個のシンボルのパイロットサブキャリアから各々推定されたn個の閾値をそのバッファ16に順次更新して格納しておいて、そのn個の閾値と今回のシンボルのパイロットサブキャリアから推定された閾値との平均値を得て、これを今回のシンボルのマッピングに使用するようにしても良い。さらに、前記過去n個の閾値の平均値と今回推定された閾値との平均値を得てこれを使用するようにしても良い。前者の場合は今回推定された閾値の実質的なウエイトが小さくなる。後者の場合は今回推定された閾値の実質的なウエイトが逆に大きくなるが、パイロットサブキャリアのレベル変動の影響を抑制する効果は、前記第1の実施形態の場合と同程度である。
【0018】また、閾値の上限と下限を予め設定し、閾値推定部12で推定された閾値がその上限或いは下限から外れている場合には、その閾値を平均値演算に使用せず、第1の実施形態では、バッファ16に格納されている前回のシンボルのマッピングに使用した閾値をそのまま使用するようにしても良い。また、上記の例では過去n個の閾値の平均値を使用しても良い。
【0019】
【発明の効果】以上から本発明によれば、マッピングのための閾値に現在の閾値と過去の閾値との平均値を使用するので、パイロットサブキャリアにレベル変動が生じても、その影響を抑制して正しいマッピングを実現することが可能となる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013