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発明の名称 エネルギ使用量診断方法、エネルギ使用量診断システム、エネルギ使用量診断装置、コンピュータプログラム及び記録媒体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−271704(P2003−271704A)
公開日 平成15年9月26日(2003.9.26)
出願番号 特願2002−67564(P2002−67564)
出願日 平成14年3月12日(2002.3.12)
代理人 【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
発明者 山田 卓広 / 岡本 秀樹 / 藤井 元 / 加藤 真
要約 課題
エネルギ使用量の変動パターンの移行中でも正確な診断を行えるエネルギ使用量診断方法、エネルギ使用量診断装置、エネルギ使用量診断システム、コンピュータプログラム及び記録媒体を提供する。

解決手段
顧客端末30から送信されたエネルギ使用量を通信手段15で受付け、エネルギ使用量の変化による変動パターンの移行をCPU11で検出した場合、移行前後の変動パターンの基準値をハードディスク13から読み出し、CPU11により、読み出した基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出し、算出した補正基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断し、診断結果を通信手段15から顧客端末30へ送信する。
特許請求の範囲
【請求項1】 エネルギ使用量を受付ける受付装置と、受付けたエネルギ使用量、エネルギ使用量の変動パターン及び変動パターン毎に設定された基準値を記憶する記憶装置と、エネルギ使用量を受付ける都度、エネルギ使用量の変動パターンの特定及び特定した変動パターンの基準値に基づく前記エネルギ使用量の診断を含む処理を実行する情報処理装置とを用いて、受付けたエネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断方法において、特定した変動パターン及び前回特定した変動パターンを、情報処理装置で比較するステップと、比較結果に基づいて、変動パターンの移行を、情報処理装置で検出するステップと、変動パターンの移行を検出した場合、情報処理装置により、移行前後の変動パターンの基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出するステップとを有し、変動パターンの移行中は、算出した補正基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断することを特徴とするエネルギ使用量診断方法。
【請求項2】 エネルギ使用量及びエネルギ使用量が計測される計測単位体の属性を受付ける受付装置と、属性毎に設定された基準値を含むデータを記憶する記憶装置と、受付けた属性の基準値に基づくエネルギ使用量の診断を含む処理を実行する情報処理装置とを用いて、受付けたエネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断方法において、エネルギ使用量の変動パターンが類似する属性をグループ化した属性グループを予め記憶装置に記憶しておき、属性を受付ける都度、受付けた属性及び前回受付けた属性を、情報処理装置で比較するステップと、属性が変化している場合、属性グループの移行を、情報処理装置で検出するステップと、属性グループの移行を検出した場合、情報処理装置により、移行前後の属性の基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出するステップとを有し、属性グループの移行中は、算出した補正基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断することを特徴とするエネルギ使用量診断方法。
【請求項3】 エネルギ使用量を端末装置から受付け、エネルギ使用量を受付ける都度、エネルギ使用量の変動パターンを特定し、特定した変動パターンの基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断する中央装置を備えたエネルギ使用量診断システムにおいて、特定した変動パターン及び前回特定した変動パターンを比較する比較手段と、比較結果に基づいて、変動パターンの移行を検出する検出手段と、変動パターンの移行を検出した場合、移行前後の変動パターンの基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出する算出手段とを備え、変動パターンの移行中は、算出した補正基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とするエネルギ使用量診断システム。
【請求項4】 エネルギ使用量を受付け、エネルギ使用量を受付ける都度、エネルギ使用量の変動パターンを特定し、特定した変動パターンの基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断装置において、特定した変動パターン及び前回特定した変動パターンを比較する比較手段と、比較結果に基づいて、変動パターンの移行を検出する検出手段と、変動パターンの移行を検出した場合、移行前後の変動パターンの基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出する算出手段とを備え、変動パターンの移行中は、算出した補正基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とするエネルギ使用量診断装置。
【請求項5】 エネルギ使用量及びエネルギ使用量が計測される計測単位体の属性を受付け、受付けた属性の基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断装置において、エネルギ使用量の変動パターンが類似する属性をグループ化した属性グループを記憶する記憶部と、属性を受付ける都度、受付けた属性及び前回受付けた属性を比較する比較手段と、属性が変化している場合、属性グループの移行を検出する検出手段と、属性グループの移行を検出した場合、移行前後の属性の基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出する算出手段とを備え、属性グループの移行中は、算出した補正基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とするエネルギ使用量診断装置。
【請求項6】 コンピュータに、エネルギ使用量を受付けさせ、エネルギ使用量を受付ける都度、エネルギ使用量の変動パターンを特定させ、特定した変動パターンの基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、特定した変動パターン及び前回特定した変動パターンを比較させる手順と、コンピュータに、比較結果に基づいて、変動パターンの移行を検出させる手順と、コンピュータに、変動パターンの移行を検出した場合、移行前後の変動パターンの基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出させる手順と、コンピュータに、変動パターンの移行中は、算出した補正基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断させる手順とを含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
【請求項7】 コンピュータに、エネルギ使用量及びエネルギ使用量が計測される計測単位体の属性を受付けさせ、受付けた属性の基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、エネルギ使用量の変動パターンが類似する属性をグループ化した属性グループを記憶させる手順と、コンピュータに、属性を受付ける都度、受付けた属性及び前回受付けた属性を比較させる手順とコンピュータに、属性が変化している場合、属性グループの移行を検出させる手順と、コンピュータに、属性グループの移行を検出した場合、移行前後の属性の基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出させる手順と、コンピュータに、属性グループの移行中は、算出した補正基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断させる手順とを含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
【請求項8】 コンピュータに、エネルギ使用量を受付けさせ、エネルギ使用量を受付ける都度、エネルギ使用量の変動パターンを特定させ、特定した変動パターンの基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断させるコンピュータプログラムを記録してある、コンピュータでの読み取りが可能な記録媒体において、コンピュータに、特定した変動パターン及び前回特定した変動パターンを比較させる手順と、コンピュータに、比較結果に基づいて、変動パターンの移行を検出させる手順と、コンピュータに、変動パターンの移行を検出した場合、移行前後の変動パターンの基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出させる手順と、コンピュータに、変動パターンの移行中は、算出した補正基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断させる手順とを含むコンピュータプログラムを記録してあることを特徴とするコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断方法、エネルギ使用量診断システム及びエネルギ使用量診断装置と、エネルギ使用量をコンピュータに診断させるプログラム及び該プログラムが記録された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】省エネルギの推進等を目的として、エネルギ使用量の診断が行われている。エネルギ使用量の診断は、家族構成及び家屋構造等の属性別に行われている。例えば、属性毎にエネルギ使用量の評価の基準値を設定し、基準値に基づいて、診断対象のエネルギ使用量を診断する。属性別に診断を行うことにより、例えば家族人数に応じて設定された基準値に基づいた診断を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エネルギ使用量は、顧客の省エネルギに対する考え方に応じて変化する。例えば、省エネルギの関心が薄れた顧客は、以前よりもエネルギ使用量が増加する傾向にある。また、エネルギ使用量は、各年の気象条件に応じて変化する。例えば、暖冬や冷夏の年は、ほとんどの顧客のエネルギ使用量が、例年よりも減少する傾向にある。
【0004】このように、エネルギ使用量は様々な要因で変動しており、属性による顧客のグループ分けだけでは、種々の要因によるエネルギ使用量の変動に完全に対応できない。また、属性が変更され、属性の変更によってエネルギ使用量が変動する場合もある。
【0005】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、エネルギ使用量の変動パターンの移行を検出した場合、移行前後の変動パターンの基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出することにより、変動パターンの移行途中においても、移行途中の中間的な標準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断することができるエネルギ使用量診断方法、エネルギ使用量診断システム、エネルギ使用量診断装置、コンピュータプログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、属性の変化による属性グループの移行を検出した場合、移行前後の属性の基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出することにより、属性グループの移行途中においても、移行途中の中間的な標準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断することができるエネルギ使用量診断方法、エネルギ使用量診断装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るエネルギ使用量診断方法は、エネルギ使用量を受付ける受付装置と、受付けたエネルギ使用量、エネルギ使用量の変動パターン及び変動パターン毎に設定された基準値を記憶する記憶装置と、エネルギ使用量を受付ける都度、エネルギ使用量の変動パターンの特定及び特定した変動パターンの基準値に基づく前記エネルギ使用量の診断を含む処理を実行する情報処理装置とを用いて、受付けたエネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断方法において、特定した変動パターン及び前回特定した変動パターンを、情報処理装置で比較するステップと、比較結果に基づいて、変動パターンの移行を、情報処理装置で検出するステップと、変動パターンの移行を検出した場合、情報処理装置により、移行前後の変動パターンの基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出するステップとを有し、変動パターンの移行中は、算出した補正基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断することを特徴とする。
【0008】第2発明に係るエネルギ使用量診断方法は、エネルギ使用量及びエネルギ使用量が計測される計測単位体の属性を受付ける受付装置と、属性毎に設定された基準値を含むデータを記憶する記憶装置と、受付けた属性の基準値に基づくエネルギ使用量の診断を含む処理を実行する情報処理装置とを用いて、受付けたエネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断方法において、エネルギ使用量の変動パターンが類似する属性をグループ化した属性グループを予め記憶装置に記憶しておき、属性を受付ける都度、受付けた属性及び前回受付けた属性を、情報処理装置で比較するステップと、属性が変化している場合、属性グループの移行を、情報処理装置で検出するステップと、属性グループの移行を検出した場合、情報処理装置により、移行前後の属性の基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出するステップとを有し、属性グループの移行中は、算出した補正基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断することを特徴とする。
【0009】第3発明に係るエネルギ使用量診断システムは、エネルギ使用量を端末装置から受付け、エネルギ使用量を受付ける都度、エネルギ使用量の変動パターンを特定し、特定した変動パターンの基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断する中央装置を備えたエネルギ使用量診断システムにおいて、特定した変動パターン及び前回特定した変動パターンを比較する比較手段と、比較結果に基づいて、変動パターンの移行を検出する検出手段と、変動パターンの移行を検出した場合、移行前後の変動パターンの基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出する算出手段とを備え、変動パターンの移行中は、算出した補正基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とする。
【0010】第4発明に係るエネルギ使用量診断装置は、エネルギ使用量を受付け、エネルギ使用量を受付ける都度、エネルギ使用量の変動パターンを特定し、特定した変動パターンの基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断装置において、特定した変動パターン及び前回特定した変動パターンを比較する比較手段と、比較結果に基づいて、変動パターンの移行を検出する検出手段と、変動パターンの移行を検出した場合、移行前後の変動パターンの基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出する算出手段とを備え、変動パターンの移行中は、算出した補正基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とする。
【0011】第5発明に係るエネルギ使用量診断装置は、エネルギ使用量及びエネルギ使用量が計測される計測単位体の属性を受付け、受付けた属性の基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断装置において、エネルギ使用量の変動パターンが類似する属性をグループ化した属性グループを記憶する記憶部と、属性を受付ける都度、受付けた属性及び前回受付けた属性を比較する比較手段と、属性が変化している場合、属性グループの移行を検出する検出手段と、属性グループの移行を検出した場合、移行前後の属性の基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出する算出手段とを備え、属性グループの移行中は、算出した補正基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とする。
【0012】第6発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、エネルギ使用量を受付けさせ、エネルギ使用量を受付ける都度、エネルギ使用量の変動パターンを特定させ、特定した変動パターンの基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、特定した変動パターン及び前回特定した変動パターンを比較させる手順と、コンピュータに、比較結果に基づいて、変動パターンの移行を検出させる手順と、コンピュータに、変動パターンの移行を検出した場合、移行前後の変動パターンの基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出させる手順と、コンピュータに、変動パターンの移行中は、算出した補正基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断させる手順とを含むことを特徴とする。
【0013】第7発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、エネルギ使用量及びエネルギ使用量が計測される計測単位体の属性を受付けさせ、受付けた属性の基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、エネルギ使用量の変動パターンが類似する属性をグループ化した属性グループを記憶させる手順と、コンピュータに、属性を受付ける都度、受付けた属性及び前回受付けた属性を比較させる手順とコンピュータに、属性が変化している場合、属性グループの移行を検出させる手順と、コンピュータに、属性グループの移行を検出した場合、移行前後の属性の基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出させる手順と、コンピュータに、属性グループの移行中は、算出した補正基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断させる手順とを含むことを特徴とする。
【0014】第8発明に係る記録媒体は、コンピュータに、エネルギ使用量を受付けさせ、エネルギ使用量を受付ける都度、エネルギ使用量の変動パターンを特定させ、特定した変動パターンの基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断させるコンピュータプログラムを記録してある、コンピュータでの読み取りが可能な記録媒体において、コンピュータに、特定した変動パターン及び前回特定した変動パターンを比較させる手順と、コンピュータに、比較結果に基づいて、変動パターンの移行を検出させる手順と、コンピュータに、変動パターンの移行を検出した場合、移行前後の変動パターンの基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出させる手順と、コンピュータに、変動パターンの移行中は、算出した補正基準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断させる手順とを含むコンピュータプログラムを記録してあることを特徴とする。
【0015】第1,第3,第4,第6,第8発明においては、エネルギ使用量の変化による変動パターンの移行を検出する。例えば、夏季のエネルギ使用量の増加を検出することにより、夏季浪費型のパターンへの移行を検出することができる。変動パターンの移行を検出した場合、移行前後の変動パターンの基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出する。例えば、エネルギ使用量の変動パターンが、移行前の変動パターンに近い場合は、移行前の変動パターンの基準値に近い補正基準値を用い、移行後の変動パターンに近い場合は、移行後の変動パターンの基準値に近い補正基準値を用いる。変動パターンの移行途中において、移行途中の中間的な標準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断することができる。
【0016】第2,第5,第7発明においては、エネルギ使用量の変動パターンが類似する属性をグループ化した属性グループを記憶しておく。そして、属性の変化による属性グループの移行を検出する。例えば、受付けた属性が前月と異なっている場合は、属性グループの移行の有無を検出する。属性グループの移行を検出した場合、移行前後の属性の基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出する。例えば、エネルギ使用量の変動パターンが、移行前の属性の変動パターンに近い場合は、移行前の属性の基準値に近い補正基準値を用い、移行後の属性の変動パターンに近い場合は、移行後の属性の基準値に近い補正基準値を用いる。属性グループの移行途中において、移行途中の中間的な標準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。本発明に係るエネルギ使用量診断装置を備えたエネルギ使用量診断システムの構成例を図1に示す。図1においては、インターネット等の通信ネットワーク20に管理サーバ(エネルギ使用量診断装置)10と、顧客端末(端末装置)30とが接続されている。
【0018】管理サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)11と、フレキシブルディスクドライブ又はCD−ROMドライブ等の外部記憶手段12と、ハードディスク13と、DRAM等のRAM(Random Access Memory)14と、通信ネットワーク20との通信制御を行う通信手段15と、マウス及びキーボード等の入力手段16と、モニタ及びプリンタ等の出力手段17とを備える。
【0019】CPU11は、管理サーバ10の上述した各部12〜17の制御を行う。また、CPU11は、入力手段16又は通信手段15から受付けたプログラム又はデータ、外部記憶手段12又はハードディスク13から読み出したプログラム又はデータ等をRAM14に記憶し、RAM14に記憶したプログラムの実行又はデータの演算等の各種処理を行い、各種処理結果又は各種処理に用いる一時的なデータをRAM14に記憶する。RAM14に記憶した演算結果等のデータは、CPU11により、ハードディスク13に記憶されたり、出力手段17又は通信手段15から出力される。
【0020】通信手段15は、エネルギ使用量及び該エネルギ使用量が計測された顧客(計測単位体)の識別番号(顧客番号)を受付ける。受付けたエネルギ使用量は、CPU11により、ハードディスク13に記憶される。例えば、図2に示すように、各顧客の月別のエネルギ使用量を記憶する。以下、各顧客の月別のエネルギ使用量、後述する評価値及びパターン番号を含む情報を、顧客使用量情報と呼ぶ。
【0021】CPU11は、受付けた複数顧客のエネルギ使用量の月毎の平均値及び標準偏差を算出する。算出した平均値及び標準偏差は、CPU11により、ハードディスク13に記憶される。例えば、図3に示すように、受付けた複数顧客のエネルギ使用量の月別の平均値及び標準偏差を記憶する。以下、複数顧客の月別のエネルギ使用量の平均値及び標準偏差を含む情報を、全体使用量情報と呼ぶ。
【0022】本実施の形態では、全体使用量情報の平均値を、エネルギ使用量の評価の基準値として用いる。CPU11は、全体使用量情報の平均値及び標準偏差に基づいて、エネルギ使用量の評価値を求める。例えば、今月のエネルギ使用量E、平均値μ及び標準偏差σが、E < μ−1.0σを満たす場合は、“−1”(標準より少ない)とし、μ−1.0σ ≦ E < μ+1.0σを満たす場合は、“0”(標準的)とし、μ+1.0σ ≦ Eを満たす場合は、“+1”(標準より多い)とする。
【0023】評価値(−1,0,1)は、CPU11により、ハードディスク13に記憶される。具体的には、顧客使用量情報の「評価値」に記憶される。評価値に基づいて、エネルギ使用量を変動パターン(以下、パターンという)に分けることができる。例えば、図4に示すように、夏季及び冬季の評価値(−1,0,+1)に基づいて、エネルギ使用量をパターンに分けることができる。以下、図4に示した評価値に基づくパターン分けに関する情報をパターン情報と呼ぶ。例えば、夏季の評価値が“+1”で冬季の評価値が“0”の夏季浪費型のパターン等がパターン情報に記憶される。変動パターンは、夏期,冬期又は中間期に対する評価値で分類してもよい。
【0024】CPU11は、評価値及びパターン情報に基づいて、受付けたエネルギ使用量のパターンを特定する。特定したパターンは、CPU11により、ハードディスク13に記憶される。具体的には、顧客使用量情報の「パターン番号」に各パターンを識別するパターン番号が記憶される。
【0025】CPU11は、パターン毎にエネルギ使用量の平均値及び標準偏差を算出し、算出した平均値及び標準偏差をハードディスク13に記憶する。例えば、図5に示すように、各パターンの月別の平均値及び標準偏差を記憶する。以下、各パターンの月別の平均値及び標準偏差を含む情報を、パターン使用量情報と呼ぶ。
【0026】CPU11は、パターン使用量情報の平均値及び標準偏差に基づいて、パターン内でのエネルギ使用量を評価する。例えば、エネルギ使用量Eと、このエネルギ使用量に対応するパターンの平均値μp及び標準偏差σpが、E < μp−1.0σpを満たす場合は、「パターン内の標準より少ない」と評価し、μp−1.0σp ≦ E < μp+1.0σpを満たす場合は、「パターン内では標準的」と評価し、μp+1.0σp ≦ Eを満たす場合は、「パターン内の標準より多い」と評価する。
【0027】また、CPU11は、特定したパターン及び前回特定したパターンを比較する手段(比較手段)、比較結果に基づいて、パターンの移行を検出する手段(検出手段)として動作する。パターンの移行を検出した場合、CPU11は、移行前後のパターンの基準値(平均値)及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の基準値(平均値)を算出する手段(算出手段)として動作する。
【0028】例えば、平均値がμ1、標準偏差がμ1のパターン1から、平均値がμ2、標準偏差がμ2のパターン2への移行途中の中間的なパターン3の平均値をμ3、標準偏差をσ3とした場合、平均値μ3は、μ3 = μ1×t + μ2×(1−t)
より算出し、標準偏差σ3は、σ32 = σ12 ×t + σ22 ×(1−t)
または、σ32 = σ12 ×t2 + σ22 ×(1−t)2より算出することができる。ただし、0<t<1である。例えばt=1/4、2/4又は3/4とした3段階の平均値μ3及び標準偏差σ3を算出することができる。
【0029】パターンの移行は、例えば、パターン1の平均値μ1と、パターン2の平均値μ2と、受付けたエネルギ使用量Eとの関係から求めることができる。例えば、μ1<E<μ2として、0.2×(μ2−μ1)+μ1≦E<0.4×(μ2−μ1)+μ1の場合は、エネルギ使用量Eは平均値μ1に近く、移行が開始された段階であり、t=3/4とすることができ、0.4×(μ2−μ1)+μ1≦E<0.6×(μ2−μ1)+μ1の場合は、エネルギ使用量Eは平均値μ1及びμ2の中間近くで、移行の中間段階であり、t=2/4とすることができ、0.6×(μ2−μ1)+μ1≦E<0.8×(μ2−μ1)+μ1の場合は、エネルギ使用量Eは平均値μ2に近く、移行の終了段階であり、t=1/4とすることができる。
【0030】また、例えば、E<0.2×(μ2−μ1)+μ1の場合は、パターン1の平均値μ1を用い、0.8×(μ2−μ1)+μ1≦Eの場合は、パターン2の平均値μ2を用いる。
【0031】パターンの移行途中においては、算出した中間的なパターン3の平均値μ3及び標準偏差σ3を用いて、エネルギ使用量を評価する。評価を含む診断結果が、通信手段15から顧客端末30へ送信される。
【0032】CD−ROM等の記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを外部記憶手段12で読み出してハードディスク13に記憶してCPU11に実行させることにより、CPU11を上述した各手段として動作させることができる。通信手段15を用いて、通信ネットワーク20に接続された他の装置からコンピュータプログラムを受付けてハードディスク13に記憶することもできる。
【0033】また、顧客端末30は、図示していないが、管理サーバ10と同様に、CPUと、フレキシブルディスクドライブ又はCD−ROMドライブ等の外部記憶手段と、ハードディスクと、DRAM等のRAM(Random Access Memory)と、通信ネットワーク20との通信制御を行う通信手段と、マウス及びキーボード等の入力手段と、モニタ及びプリンタ等の出力手段とを備える。顧客端末30の入力手段からエネルギ使用量を入力して、通信手段から管理サーバ10へ送信することができる。
【0034】エネルギ使用量は、計測器によって計測されている場合があり、例えば図6(a)に示すように、エネルギ使用量を計測し、計測したエネルギ使用量を管理サーバ10へ送信する計測器26が顧客宅に設けられている場合は、計測器26によって計測されたエネルギ使用量及び顧客の顧客番号が管理サーバ10へ送信される。一般的には、1ヵ月間で累計したエネルギ使用量が送信される。
【0035】また、エネルギ使用量は、検針員によって計測されている場合があり、例えば図6(b)に示すように、検針員等がエネルギ使用量を入力し、入力したエネルギ使用量を管理サーバ10へ送信する携帯端末28を用いる場合は、携帯端末28に入力されたエネルギ使用量及び顧客の顧客番号が管理サーバ10へ送信される。一般的には、1ヵ月間で累計したエネルギ使用量が送信される。
【0036】図6(a)及び(b)に示した計測器26及び携帯端末28から各顧客のエネルギ使用量が管理サーバ10へ送られ、管理サーバ10は各顧客のエネルギ使用量を収集することができる。具体的には、計測器26又は携帯端末28から送られたエネルギ使用量を通信手段15で受信し、ハードディスク13に記憶する。ここで、エネルギ使用量には、顧客の顧客番号が付加されている。
【0037】図6(a)又は(b)に示した計測器26又は携帯端末28によってエネルギ使用量が管理サーバ10に送られている場合は、診断に用いるエネルギ使用量の入力は不要であり、例えば、CPU11により、顧客端末30から受付けた顧客番号に対応するエネルギ使用量をハードディスク13から読み出して診断を行うことができる。管理サーバ10にエネルギ使用量が記憶されていない場合は、顧客端末30の入力手段からエネルギ使用量を入力及び送信する。また、例えば計測器26から電力の使用量を送信し、顧客端末30から水道及びガスの使用量を送信することも可能である。
【0038】次に、本発明に係るエネルギ使用量診断装置及びシステムを用いたエネルギ使用量の診断について説明する。診断手順の説明の前に、エネルギ使用量の平均値及び標準偏差の算出手順の例を図7に示す。顧客端末30、携帯端末28又は計測器26により、エネルギ使用量(以下、使用量という)を入力又は計測する(S10)。顧客端末30、携帯端末28又は計測器26は、入力した又は計測した使用量を、管理サーバ10へ送信する(S12)。ただし、送信する使用量には、使用量が計測された顧客の顧客番号が付加されている。
【0039】管理サーバ10の通信手段15は、送信された使用量を受信する(S14)。受信した使用量は、CPU11によりハードディスク13に記憶される(S16)。使用量には顧客の識別番号が付加されており、使用量は顧客毎に記憶される。図1及び図6(a)、(b)には図示されていない多数の顧客から送られてきた使用量も、同様にしてハードディスク13に記憶される。具体的には、図2に示した顧客使用量情報に記憶される。
【0040】CPU11は、顧客使用量情報に基づいて、エネルギ使用量の平均値及び標準偏差を算出し(S18)、ハードディスク13に記憶する(S20)。具体的には、図3に示した全体使用量情報に記憶される。平均値及び標準偏差の算出は、例えば使用量の計測に合わせて、月単位で算出される。
【0041】また、CPU11により、全体使用量情報に基づいて、受信した使用量の評価値を求め、RAM14及びハードディスク13(顧客使用量情報)に記憶する。そして、CPU11により、使用量に付加された顧客番号に対応する顧客使用量情報をRAM14に読み出し、顧客使用量情報の例えば過去1年分の評価値に対応するパターンを、パターン情報に基づいて特定し(S22)、特定したパターンをハードディスク13(顧客使用量情報)に記憶する。
【0042】CPU11により、パターン別のエネルギ使用量の平均値及び標準偏差を算出し(S24)、ハードディスク13(パターン使用量情報)に記憶する(S26)。パターン別の平均値及び標準偏差の算出は、例えば使用量の計測に合わせて、月単位で算出される。
【0043】次に、使用量の診断手順の一例を図8に示す。本説明では、使用量が管理サーバ10に記憶されていない場合を例にして説明する。診断希望者は、顧客端末30の入力手段を操作して、使用量を入力する(S30)。顧客端末30のCPUは、入力された使用量に顧客番号を付加して、通信手段から管理サーバ10へ送信する(S32)。
【0044】送信した使用量は、管理サーバ10の通信手段15で受信(S34)される。CPU11により、受信した使用量をRAM14に記憶し、全体使用量情報に基づいて評価値を求める。求めた評価値は、CPU11により、RAM14及びハードディスク13(顧客使用量情報)に記憶される。また、CPU11により、使用量に付加された顧客番号に対応する顧客使用量情報をRAM14に読み出し、顧客使用量情報の例えば過去1年分の評価値に対応するパターンを、パターン情報に基づいて特定し(S36)、特定したパターンをRAM14及びハードディスク13(顧客使用量情報)に記憶すると共に、特定したパターンの平均値及び標準偏差をパターン使用量情報から読み出す。ただし、パターンの移行傾向がある場合は、移行途中の中間的なパターンの平均値及び標準偏差をCPU11で算出する。
【0045】移行途中の中間的なパターンの平均値及び標準偏差の算出手順を図9に示す。CPU11により、顧客使用量情報に基づいて、前年度に対する評価値の変化の有無を検出する(S60)。例えば、評価値(−1,0又は1)が前年度から変化した場合、パターンの移行が予想できる。前年度の評価値に対する変化が検出されず(S60:NO)、パターンの移行がない場合(S62:NO)は、CPU11により、パターンを特定し(S70)、特定したパターンの平均値及び標準偏差をパターン使用量情報から読み出し(S72)、特定したパターン内での評価を行う(S74)。
【0046】前年度に対する評価値の変化が検出され(S60:YES)、パターンの移行がある場合(S62:YES)は、CPU11により、移行元及び移行先のパターンの平均値及び標準偏差を夫々読み出し(S64)、移行途中の中間的なパターンの平均値及び標準偏差を算出し(S66)、中間的なパターン内での評価を行う(S68)。
【0047】評価に基づいて、CPU11により診断を行う(S38)。例えば、受付けたエネルギ使用量が、夏季に浪費が多いパターンに当てはまり、前記パターン内においてもエネルギ使用量が平均値よりも高い場合は、夏季の浪費に対する厳しい警告を与える。また、例えば、受付けたエネルギ使用量が、冬季に節約ができているパターンに当てはまり、前記パターン内においてもエネルギ使用量が平均値よりも低い場合は、冬季の節約に対する高い評価を与える。
【0048】診断結果は、管理サーバ10の通信手段15から顧客端末30へ送信される(S40)。送信した診断結果は、顧客端末30の通信手段で受信(S42)され、CPUにより出力手段へ送られ、診断結果が表示される(S44)。
【0049】以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態に限定はされない。例えば、エネルギ使用量が計測される属性を基準に、エネルギ使用量をパターン(属性グループ)に分けることもできる。この場合は、図10又は図11に示すように、顧客端末30、計測器26、携帯端末28から管理サーバ10へ、エネルギ使用量と共に顧客の属性が送信される。管理サーバ10、顧客端末30の構成は、上述した実施の形態と同様である。
【0050】図10に示す顧客端末30のハードディスクには、エネルギ使用量が計測される計測単位体である顧客の属性が記憶される。属性は、入力部32から入力される。属性には、例えば独身,夫婦,高齢夫婦,夫婦と子供,高齢者同居等の家族構成及び家族人数等の住居人に関する情報と、木造又は鉄筋,一戸建て又は集合住宅,床面積等の家屋構造に関する情報と、住所や郵便番号等の地域に関する情報とが含まれる。
【0051】管理サーバ10のCPU11は、属性を受付ける都度、受付けた属性及び前回受付けた属性を比較する手段(比較手段)、属性が変化している場合、属性グループの移行を検出する手段(検出手段)として動作する。また、CPU11は、属性グループの移行が検出された場合、移行前後の属性の基準値(平均値)及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の基準値(平均値)を算出する手段(算出手段)として動作する。移行途中の基準値の算出は、上述した実施の形態と同様に算出することができる。
【0052】また、図10に示す管理サーバ10のハードディスク13には、属性をグループ化した属性グループが記憶される。例えば図12に示す顧客使用量情報と、図13に示す属性使用量情報が記憶される。顧客使用量情報には、各顧客の月毎のエネルギ使用量(使用量)が記憶される。使用量は、上述した実施の形態と同様にして記憶される。また、属性使用量情報には、各属性の各月のエネルギ使用量の平均値及び標準偏差と、属性が含まれる属性グループのグループ番号とが記憶される。属性別の平均値及び標準偏差は、上述した実施の形態と同様にして記憶される。また、各属性のエネルギ使用量のグループ分けも、上述した実施の形態と同様にグループ分けすることができる。
【0053】エネルギ使用量の平均値及び標準偏差の算出手順の例を図14に示す。顧客端末30、携帯端末28又は計測器26により、エネルギ使用量(以下、使用量という)を入力又は計測する(S10)。顧客端末30、携帯端末28又は計測器26は、入力した又は計測した使用量と、顧客端末30のハードディスク、携帯端末28及び計測器26のフラッシュメモリ(図示しない)に記憶された属性とを、管理サーバ10へ送信する(S13)。
【0054】管理サーバ10の通信手段15は、送信された使用量及び属性を受信する(S15)。受信した使用量は、CPU11によりハードディスク13(顧客使用量情報)に記憶される(S16)。CPU11は、属性毎にエネルギ使用量の平均値及び標準偏差を算出し(S19)、ハードディスク13(属性使用量情報)に記憶する(S21)。
【0055】次に、使用量の診断手順の例を図15に示す。本説明では、使用量が管理サーバ10に記憶されていない場合を例にして説明する。診断希望者は、顧客端末30の入力手段を操作して、使用量を入力する(S30)。顧客端末30のCPUは、入力された使用量とハードディスク13に記憶されている属性とを、通信手段から管理サーバ10へ送信する(S33)。
【0056】送信した使用量及び属性は、管理サーバ10の通信手段15で受信(S35)される。CPU11により、受信した属性の変更による属性グループの移行を検出する(S37)。属性グループの移行の検出手順の例を図16に示す。CPU11により、顧客使用量情報に基づいて、属性の変更の有無を検出する(S80)。また、CPU11により、属性使用量情報に基づいて、属性の変更による属性グループの移行の有無を検出する(S82)。
【0057】属性の変更が検出されず(S80:NO)、属性グループの移行が検出されない場合(S82:NO)は、CPU11により、受付けた属性の平均値及び標準偏差を属性使用量情報から読み出し(S90)、読み出した平均値及び標準偏差に基づく評価を行う(S92)。
【0058】属性の変更が検出され(S80:YES)、属性グループの移行が検出された場合(S82:YES)は、CPU11により、変更前及び変更後の属性の平均値及び標準偏差を夫々読み出し(S84)、変更途中の中間的な平均値及び標準偏差を算出し(S86)、算出した平均値及び標準偏差に基づく評価を行う(S88)。
【0059】評価に基づいて、CPU11により診断を行う(S39)。診断結果は、管理サーバ10の通信手段15から顧客端末30へ送信される(S40)。送信した診断結果は、顧客端末30の通信手段で受信(S42)され、CPUにより出力手段へ送られ、診断結果が表示される(S44)。
【0060】
【発明の効果】第1,第3,第4,第6,第8発明によれば、エネルギ使用量の変動パターンの移行を検出した場合、移行前後の変動パターンの基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出することにより、変動パターンの移行途中においても、移行途中の中間的な標準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断することができる。エネルギ使用量の変動パターンの移行時においても、移行途中の中間的な標準値を用いて、正確な評価を行うことができる。
【0061】第2,第5,第7発明によれば、属性の変化による属性グループの移行を検出した場合、移行前後の属性の基準値及び受付けたエネルギ使用量に基づいて、移行途中の補正基準値を算出することにより、属性グループの移行途中においても、移行途中の中間的な標準値に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断することができる。属性の変更によるエネルギ使用量の変動パターンの移行時においても、移行途中の中間的な標準値を用いて、正確な評価を行うことができる。




 

 


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