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エネルギ使用量診断方法、エネルギ使用量診断システム、エネルギ使用量診断装置及びコンピュータプログラム - 大阪瓦斯株式会社
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発明の名称 エネルギ使用量診断方法、エネルギ使用量診断システム、エネルギ使用量診断装置及びコンピュータプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−242244(P2003−242244A)
公開日 平成15年8月29日(2003.8.29)
出願番号 特願2002−38836(P2002−38836)
出願日 平成14年2月15日(2002.2.15)
代理人 【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
発明者 山田 卓広 / 岡本 秀樹 / 藤井 元 / 加藤 真 / 内堀 保治
要約 課題
区画毎にエネルギ使用量を診断できるエネルギ使用量診断方法、システム、装置、コンピュータプログラムを提供する。

解決手段
エネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び該区画に滞在者が存在した滞在時間を通信手段15で受付け、受付けたエネルギ使用量、区画の属性及び滞在時間に基づいて、CPU11により、診断の基準に用いる基準使用量を区画の属性毎に設定してハードディスク13に記憶し、ハードディスクに13に記憶した基準使用量に基づいて、CPU11により、受付けたエネルギ使用量を診断し、診断結果を通信手段15から顧客端末30へ送信する。
特許請求の範囲
【請求項1】 課金対象内で区分けされた区画毎のエネルギ使用量を含むデータを受付ける受付装置と、区画毎のエネルギ使用量を含むデータを記憶する記憶装置と、区画毎のエネルギ使用量の診断処理を含む処理を実行する情報処理装置とを用いて、区画毎のエネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断方法において、エネルギ使用量及び該エネルギ使用量が計測された区画の属性を受付装置で受付け、記憶装置に記憶するステップと、受付けたエネルギ使用量及び区画の属性に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を情報処理装置で設定し、記憶装置に記憶するステップとを有し、区画の属性毎に設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量を診断することを特徴とするエネルギ使用量診断方法。
【請求項2】 課金対象内で区分けされた区画毎のエネルギ使用量を含むデータを受付ける受付装置と、区画毎のエネルギ使用量を含むデータを記憶する記憶装置と、区画毎のエネルギ使用量の診断処理を含む処理を実行する情報処理装置とを用いて、区画毎のエネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断方法において、エネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び該区画に滞在者が存在した滞在時間を受付装置で受付け、記憶装置に記憶するステップと、受付けたエネルギ使用量、区画の属性及び滞在時間に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を情報処理装置で設定し、記憶装置に記憶するステップとを有し、区画の属性毎に設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量を診断することを特徴とするエネルギ使用量診断方法。
【請求項3】 課金対象内で区分けされた区画毎にエネルギ使用量を計測する計測装置と、計測したエネルギ使用量を診断する診断装置とを備えたエネルギ使用量診断システムにおいて、エネルギ使用量及び該エネルギ使用量が計測された区画の属性を計測装置から収集する収集手段と、収集したエネルギ使用量及び区画の属性に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を設定する設定手段とを備え、区画の属性毎に設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とするエネルギ使用量診断システム。
【請求項4】 課金対象内で区分けされた区画毎にエネルギ使用量を計測する計測装置と、計測したエネルギ使用量を診断する診断装置とを備えたエネルギ使用量診断システムにおいて、区画内の滞在者の有無を検出する検出装置と、エネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び該区画で検出した滞在者の滞在時間を、計測装置及び検出装置から収集する収集手段と、収集したエネルギ使用量、区画の属性及び滞在時間に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を設定する設定手段とを備え、区画の属性毎に設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とするエネルギ使用量診断システム。
【請求項5】 課金対象内で区分けされた区画毎にエネルギ使用量を計測する計測装置と、計測したエネルギ使用量を診断する診断装置とを備えたエネルギ使用量診断システムにおいて、区画内の滞在者数を検出する検出装置と、エネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び該区画で検出した滞在者数を、計測装置及び検出装置から収集する収集手段と、収集したエネルギ使用量、区画の属性及び滞在者数に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を設定する設定手段とを備え、区画の属性毎に設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とするエネルギ使用量診断システム。
【請求項6】 課金対象内で区分けされた区画毎に計測されたエネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断装置において、エネルギ使用量及び該エネルギ使用量が計測された区画の属性を収集する収集手段と、収集したエネルギ使用量及び区画の属性に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を設定する設定手段とを備え、区画の属性毎に設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とするエネルギ使用量診断装置。
【請求項7】 課金対象内で区分けされた区画毎に計測されたエネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断装置において、エネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び該区画に滞在者が存在した滞在時間を収集する収集手段と、収集したエネルギ使用量、区画の属性及び滞在時間に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を設定する設定手段とを備え、区画の属性毎に設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とするエネルギ使用量診断装置。
【請求項8】 診断対象のエネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び滞在時間を受付ける受付手段と、受付けた属性に対応する基準使用量を、前記設定した基準使用量の中から選択する選択手段とを備え、選択した基準使用量及び受付けた滞在時間に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とする請求項7記載のエネルギ使用量診断装置。
【請求項9】 課金対象内で区分けされた区画毎に計測されたエネルギ使用量をコンピュータに診断させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、エネルギ使用量及び該エネルギ使用量が計測された区画の属性を収集させる手順と、コンピュータに、収集したエネルギ使用量及び区画の属性に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を設定させる手順とを含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
【請求項10】 課金対象内で区分けされた区画毎に計測されたエネルギ使用量をコンピュータに診断させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、エネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び該区画に滞在者が存在した滞在時間を収集させる手順と、コンピュータに、収集したエネルギ使用量、区画の属性及び滞在時間に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を設定させる手順とを含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、課金対象内で区分けされた区画毎のエネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断方法、システム及び装置と、課金対象内で区分けされた区画毎のエネルギ使用量をコンピュータに診断させるプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】省エネルギは環境保全及び経済性の両面から重要であり、こまめに消灯する、暖房温度の設定値を低くする等の取り組みが行われている。省エネルギへの取り組みを評価する指標の一つとして、エネルギ使用量が用いられている。例えば、エネルギ使用量が減少した場合、省エネルギへの取り組みが効果を上げていると評価することができる。
【0003】エネルギ使用量は、課金対象の家屋全体を一まとめにして計測する以外に、例えば分電盤から配電される区画毎に計測することも行われている。区画毎のエネルギ使用量を計測することにより、区画に対応する部屋毎のエネルギ使用量を計測することができる。例えば、エネルギ使用量が多い区画(部屋)に対して、重点的に省エネルギに取り組むこと等ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、区画毎のエネルギ使用量の計測値からは、過去及び現在の実績が分かるだけであり、適切な評価が行われていない可能性がある。例えば、エネルギ使用量に浪費が多く含まれている場合は、大幅な削減も容易に行えると考えられる。逆に、エネルギ使用量に浪費がほとんど含まれていない場合は、小幅な削減も困難であると考えられる。
【0005】また、部屋の種類又は部屋の使用人数等に応じて、必要とするエネルギ使用量が異なるため、エネルギ使用量の増減に基づいて、省エネルギへの取り組みを評価することは困難である。例えば、子供部屋の場合は、夏休み等の場合は、平日であっても部屋の使用時間が増加し、エネルギ使用量が増加すると考えられる。
【0006】このように、区画毎のエネルギ使用量を計測することはできるが、区画毎のエネルギ使用量の診断を適切に行うことは困難であった。
【0007】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、区画毎の属性及びエネルギ使用量を収集し、属性毎に基準使用量を設定することにより、区画毎に設定された基準使用量に基づいたエネルギ使用量の診断を可能にするエネルギ使用量診断方法、システム、装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、区画毎の属性、エネルギ使用量及び滞在時間を受付け、属性毎に滞在時間に基づいた基準使用量を設定することにより、区画毎の滞在時間に基づいたエネルギ使用量の診断を可能にするエネルギ使用量診断方法、システム、装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、診断対象のエネルギ使用量及び該使用量が計測された区画の属性及び滞在時間を受付け、受付けた属性に対応する基準使用量を選択することにより、区画毎に滞在時間に基づいたエネルギ使用量を診断できるエネルギ使用量診断システム及び装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るエネルギ使用量診断方法は、課金対象内で区分けされた区画毎のエネルギ使用量を含むデータを受付ける受付装置と、区画毎のエネルギ使用量を含むデータを記憶する記憶装置と、区画毎のエネルギ使用量の診断処理を含む処理を実行する情報処理装置とを用いて、区画毎のエネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断方法において、エネルギ使用量及び該エネルギ使用量が計測された区画の属性を受付装置で受付け、記憶装置に記憶するステップと、受付けたエネルギ使用量及び区画の属性に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を情報処理装置で設定し、記憶装置に記憶するステップとを有し、区画の属性毎に設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量を診断することを特徴とする。
【0011】第2発明に係るエネルギ使用量診断方法は、課金対象内で区分けされた区画毎のエネルギ使用量を含むデータを受付ける受付装置と、区画毎のエネルギ使用量を含むデータを記憶する記憶装置と、区画毎のエネルギ使用量の診断処理を含む処理を実行する情報処理装置とを用いて、区画毎のエネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断方法において、エネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び該区画に滞在者が存在した滞在時間を受付装置で受付け、記憶装置に記憶するステップと、受付けたエネルギ使用量、区画の属性及び滞在時間に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を情報処理装置で設定し、記憶装置に記憶するステップとを有し、区画の属性毎に設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量を診断することを特徴とする。
【0012】第3発明に係るエネルギ使用量診断システムは、課金対象内で区分けされた区画毎にエネルギ使用量を計測する計測装置と、計測したエネルギ使用量を診断する診断装置とを備えたエネルギ使用量診断システムにおいて、エネルギ使用量及び該エネルギ使用量が計測された区画の属性を計測装置から収集する収集手段と、収集したエネルギ使用量及び区画の属性に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を設定する設定手段とを備え、区画の属性毎に設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とする。
【0013】第4発明に係るエネルギ使用量診断システムは、課金対象内で区分けされた区画毎にエネルギ使用量を計測する計測装置と、計測したエネルギ使用量を診断する診断装置とを備えたエネルギ使用量診断システムにおいて、区画内の滞在者の有無を検出する検出装置と、エネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び該区画で検出した滞在者の滞在時間を、計測装置及び検出装置から収集する収集手段と、収集したエネルギ使用量、区画の属性及び滞在時間に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を設定する設定手段とを備え、区画の属性毎に設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とする。
【0014】第5発明に係るエネルギ使用量診断システムは、課金対象内で区分けされた区画毎にエネルギ使用量を計測する計測装置と、計測したエネルギ使用量を診断する診断装置とを備えたエネルギ使用量診断システムにおいて、区画内の滞在者数を検出する検出装置と、エネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び該区画で検出した滞在者数を、計測装置及び検出装置から収集する収集手段と、収集したエネルギ使用量、区画の属性及び滞在者数に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を設定する設定手段とを備え、区画の属性毎に設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とする。
【0015】第6発明に係るエネルギ使用量診断装置は、課金対象内で区分けされた区画毎に計測されたエネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断装置において、エネルギ使用量及び該エネルギ使用量が計測された区画の属性を収集する収集手段と、収集したエネルギ使用量及び区画の属性に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を設定する設定手段とを備え、区画の属性毎に設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とする。
【0016】第7発明に係るエネルギ使用量診断装置は、課金対象内で区分けされた区画毎に計測されたエネルギ使用量を診断するエネルギ使用量診断装置において、エネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び該区画に滞在者が存在した滞在時間を収集する収集手段と、収集したエネルギ使用量、区画の属性及び滞在時間に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を設定する設定手段とを備え、区画の属性毎に設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とする。
【0017】第8発明に係るエネルギ使用量診断装置は、第7発明において、診断対象のエネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び滞在時間を受付ける受付手段と、受付けた属性に対応する基準使用量を、前記設定した基準使用量の中から選択する選択手段とを備え、選択した基準使用量及び受付けた滞在時間に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断すべくなしてあることを特徴とする。
【0018】第9発明に係るコンピュータプログラムは、課金対象内で区分けされた区画毎に計測されたエネルギ使用量をコンピュータに診断させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、エネルギ使用量及び該エネルギ使用量が計測された区画の属性を収集させる手順と、コンピュータに、収集したエネルギ使用量及び区画の属性に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を設定させる手順とを含むことを特徴とする。
【0019】第10発明に係るコンピュータプログラムは、課金対象内で区分けされた区画毎に計測されたエネルギ使用量をコンピュータに診断させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、エネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び該区画に滞在者が存在した滞在時間を収集させる手順と、コンピュータに、収集したエネルギ使用量、区画の属性及び滞在時間に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を設定させる手順とを含むことを特徴とする。
【0020】第9,第10発明のコンピュータプログラムは、CD−ROM等のコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体に記録し、コンピュータに読み取らせて実行させることができる。
【0021】第1,第3,第6,第9発明においては、エネルギ使用量及び該エネルギ使用量が計測された区画の属性を収集し、収集したエネルギ使用量及び区画の属性に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を設定する。例えば、区画の属性毎にエネルギ使用量の平均値を求め、求めた平均値を基準使用量に設定することができる。設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量を診断することが可能になる。区画毎にエネルギ使用量を診断することにより、例えば区画全体のエネルギ使用量が平均に近い場合であっても、所定区画のエネルギ使用量だけが平均を超えていることを診断したとき、前記所定区画のエネルギ使用量の削減を提案すること等ができる。
【0022】第2,第4,第7,第10発明においては、エネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び該区画に滞在者(人体)が存在した滞在時間(存在時間)を収集し、収集したエネルギ使用量、区画の属性及び滞在時間に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を設定する。例えば、エネルギ使用量を滞在時間で除した単位時間あたりのエネルギ使用量の平均値を求め、求めた平均値を基準使用量に設定することができる。設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量(単位時間あたりのエネルギ使用量)を診断することが可能になる。
【0023】第5発明においては、エネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び該区画の滞在者(人体)数を受付け、受付けたエネルギ使用量、区画の属性及び滞在者数に基づいて、区画の属性毎に診断の基準に用いる基準使用量を設定する。例えば、エネルギ使用量を滞在者数で除した1人あたりのエネルギ使用量の平均値を求め、求めた平均値を基準使用量に設定することができる。設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量(1人あたりのエネルギ使用量)を診断することが可能になる。計測されたエネルギ使用量を滞在人数で除した1人あたりのエネルギ使用量に基づいて診断を行うことにより、例えば同じエネルギ使用量の場合、滞在人数が少ない方が1人あたりのエネルギ使用量が多くなるため、エネルギの使用効率が悪いと診断でき、使用効率の改善を提案すること等ができる。
【0024】第8発明においては、診断対象のエネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び滞在時間を受付け、受付けた属性に対応する基準使用量を前記設定した基準使用量の中から選択し、選択した基準使用量及び受付けた滞在時間に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断する。計測されたエネルギ使用量を滞在時間で除した単位時間あたりのエネルギ使用量に基づいて診断を行うことにより、例えば同じエネルギ使用量の場合、滞在時間が短い方が単位時間あたりのエネルギ使用量が多くなるため、エネルギの使用効率が悪いと診断でき、使用効率の改善を提案すること等ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。本実施の形態では、課金対象である家屋内を4つの区画(区画A,B,C,D)に区分けしている顧客を例にして説明する。
【0026】本発明に係るエネルギ使用量診断装置を備えたエネルギ使用量診断システムの構成例を図1に示す。図1では、インターネット等の通信ネットワーク20に管理サーバ(エネルギ使用量診断装置)10と、顧客端末30と、計測器(計測装置)26と、センサ(検出装置)28とが接続されている。顧客端末30と、計測器26と、センサ28とは、図2に示すように、1つの家屋(顧客宅)に設けられている。
【0027】管理サーバ10は、通信ネットワーク20との通信制御を行う通信手段15と、マウス及びキーボード等の入力手段16と、モニタ及びプリンタ等の出力手段17と、DRAM等のRAM(Random Access Memory)14と、ハードディスク13と、フレキシブルディスクドライブ又はCD−ROMドライブ等の外部記憶手段12と、CPU(Central Processing Unit)11とを備える。
【0028】CPU11は、管理サーバ10の上述した各部12〜17の制御を行う。また、CPU11は、入力手段16又は通信手段15から受取ったプログラム又はデータ、外部記憶手段12又はハードディスク13から読み出したプログラム又はデータ等を一旦RAM14に記憶し、RAM14に記憶されたプログラムの実行又はデータの演算等の各種処理を行い、各種処理結果又は各種処理に用いる一時的なデータをRAM14に記憶する。RAM14に記憶された演算結果等のデータは、CPU11により、ハードディスク13に記憶されたり、出力手段17又は通信手段15から出力される。
【0029】通信手段15は、エネルギ使用量及び該エネルギ使用量が計測される区画の属性及び前記区画に滞在者(人体)が存在した滞在時間(存在時間)を計測器26及びセンサ28から収集する手段(収集手段)として動作する。収集したエネルギ使用量、属性及び滞在時間は、CPU11により、ハードディスク13に記憶される。CPU11は、収集したエネルギ使用量、属性及び滞在時間に基づいて、属性毎に評価の基準に用いる基準使用量を設定する手段(設定手段)として動作する。
【0030】CPU11は、例えば、エネルギ使用量を滞在時間で除した単位時間あたりのエネルギ使用量の平均値を属性毎に算出し、算出した平均値を基準使用量に設定する。設定した基準使用量は、CPU11により、ハードディスク13に記憶される。
【0031】通信手段15は、顧客端末30から、診断対象のエネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測される区画の属性及び該区画に滞在者が存在した滞在時間を受付ける手段(受付手段)として動作する。受付けた属性は、CPU11により、RAM14に記憶される。CPU11は、受付けた属性に対応する基準使用量を、前記設定した基準使用量の中から選択する手段(選択手段)として動作し、ハードディスク13から前記選択した基準使用量をRAM14に読み出す。
【0032】CPU11は、例えばエネルギ使用量を滞在時間で除して単位時間あたりのエネルギ使用量を求め、基準使用量に対する単位時間あたりのエネルギ使用量の比を求め、求めた比に応じてエネルギ使用量を診断し、診断結果を、通信手段15から顧客端末30へ送信する。比が小さいほど高い評価が与えられる。
【0033】CD−ROM等の記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを外部記憶手段12で読み出してハードディスク13に記憶してCPU11に実行させることにより、CPU11を上述した各手段として動作させることができる。通信手段15を用いて、通信ネットワーク20に接続された他の装置からコンピュータプログラムを受付けてハードディスク13に記憶することもできる。
【0034】また、顧客端末30は、通信ネットワーク20との通信制御を行う通信部38、ボタン式スイッチ等の入力部32と、表示パネル等の出力部34と、ROM,RAM,フラッシュメモリ等の記憶部36と、演算及び上述した各部32,34,36,38の制御を行う制御部40とを備える。
【0035】制御部40は、入力部32又は通信部38から受取ったデータ等を記憶部36に記憶し、記憶部36に記憶されたプログラムの実行又はデータの演算等の各種処理を行い、各種処理結果を記憶部36に記憶する。記憶部36に記憶された演算結果等のデータは、制御部40により、出力部34又は通信部38から出力される。
【0036】記憶部36には、エネルギ使用量が計測される計測単位体である顧客の属性が記憶される。属性は、入力部32から入力される。属性には、独身,夫婦,高齢夫婦,夫婦と子供,高齢者同居等の家族構成及び家族人数等の住居人に関する情報と、木造又は鉄筋,一戸建て又は集合住宅,床面積等の家屋構造に関する情報と、住所等の地域に関する情報と、各区画の属性(属性A,B,C,D)とが含まれる。属性A,B,C,Dには、各区画A,B,C,Dの床面積及び使用人数と、例えばテレビ又はコンピュータ等のエネルギを使用する機器の有無等が含まれる。
【0037】顧客端末30として、コンピュータを用いることもできる。例えば、図1に示したCPU11、外部記憶手段12、ハードディスク13、RAM14、通信手段15、入力手段16、出力手段17等を備えるコンピュータを用いる場合、CD−ROM等の記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを、外部記憶手段12からハードディスク13に記憶し、CPU11に実行させることができる。この場合、制御部40、入力部32、出力部34、記憶部36、通信部38は、夫々CPU11、入力手段16、出力手段17、RAM14及びハードディスク13、通信手段15にほぼ対応する。
【0038】エネルギ使用量は、計測器によって計測されている場合が多く、例えば図2に示すように、区画毎のエネルギ使用量を計測し、計測したエネルギ使用量及び属性を管理サーバ10へ送信する計測器26が顧客宅に設けられている場合は、計測器26によって計測されたエネルギ使用量及び属性が管理サーバ10へ送信される。一般的には、1ヵ月間で累計したエネルギ使用量が送信される。
【0039】計測器26は、各区画A,B,C,Dのエネルギ使用量を計測する計測器A,B,C,Dを含む。計測器26は、図示していない記憶部、演算部及び通信部を含み、記憶部にエネルギ使用量の計測結果を記憶し、計測結果を通信部から送信する。計測結果には演算部で求めたエネルギ使用時間の合計も含まれる。区画Aのエネルギ使用時間(n時n分n秒〜m時m分m秒)の計測結果の例を図3(a)に示す。図3(a)においては、計測器Aの計測結果を図示しているが、計測器B,C,Dの計測結果も同様である。
【0040】また、各区画A,B,C,Dには、区画内の滞在者(人体)の存在を検出する赤外線センサ又は熱感知センサ等のセンサ(検出装置)A,B,C,Dが設置されている。センサ28は、図示していない記憶部、演算部及び通信部を含み、記憶部に滞在者を検出した時間(滞在時間)を記憶し、滞在時間を通信部から送信する。記憶部には、演算部で求めた滞在時間の合計も記憶される。区画A内の滞在時間(n時n分n秒〜m時m分m秒)の検出結果の例を図3(b)に示す。図3(b)においては、センサAの検出結果を図示しているが、センサB,C,Dの検出結果も同様である。
【0041】属性には、顧客の識別番号が含まれ、例えば属性のうち、顧客の識別番号だけを顧客端末30又は計測器26に記憶し、他を管理サーバ10のハードディスク13に記憶することもできる。属性に応じて顧客を分類することができる。
【0042】図2に示した計測器26及びセンサ28から各属性のエネルギ使用量及び滞在時間が管理サーバ10へ送られ、管理サーバ10は各属性のエネルギ使用量及び滞在時間を収集することができる。具体的には、計測器26及びセンサ28から送られたエネルギ使用量、属性及び滞在時間を通信手段15で受信し、ハードディスク13に記憶して収集する。
【0043】図2に示した計測器26及びセンサ28によってエネルギ使用量及び滞在時間が管理サーバ10に送られている場合は、管理サーバ10のハードディスク13にエネルギ使用量及び滞在時間が記憶されている。管理サーバ10にエネルギ使用量及び滞在時間が記憶されていない場合は、顧客端末30の入力部32からエネルギ使用量及び滞在時間を入力する。
【0044】次に、本発明に係るエネルギ使用量診断装置を用いたエネルギ使用量診断方法について説明する。診断を行う前に、基準使用量(以下、基準量という)の設定手順の一例を図4に示す。計測器26及びセンサ28により、区画毎のエネルギ使用量(以下、使用量という)及び滞在時間を計測する(S10)。計測器26及びセンサ28は、計測した使用量及び滞在時間と、予め記憶されている各区画の属性とを、管理サーバ10へ送信する(S12)。属性は、計測器26及びセンサ28の記憶部(図示せず)に予め記憶されている。
【0045】管理サーバ10の通信手段15は、送信された使用量、滞在時間及び属性を受信する(S14)。受信した使用量及び滞在時間は、CPU11によりハードディスク13に記憶される(S16)。属性には、例えば顧客毎の識別番号が含まれており、使用量は顧客毎に記憶される。図1及び図2には図示されていない多数の顧客宅から送られてきた使用量及び滞在時間も、同様にしてハードディスク13に記憶される。
【0046】CPU11は、属性毎に基準量(基準使用量)を設定する(S18)。例えば、使用量を属性により分類し、使用量を滞在時間で除した単位時間あたりの使用量の平均値を各属性毎に求め、求めた平均値を基準量に設定する。設定した基準量(基準使用量)は、CPU11により、ハードディスク13に記憶される(S20)。基準量の設定は、例えば使用量の計測に合わせて、月単位で設定することができる。基準量は、使用量と同様に、月別にハードディスク13に記憶される。
【0047】次に、使用量の診断手順の一例を図5に示す。診断希望者は、顧客端末30の入力部32を操作して、記憶部36に記憶されている属性及び診断要求を、管理サーバ10へ送信する(S62)。
【0048】送信した属性及び診断要求は、管理サーバ10の通信手段15で受信(S64)される。CPU11により、受信した属性はRAM14に記憶され、受信した属性(顧客の識別番号)に対応する使用量及び滞在時間と基準量(基準使用量)とがハードディスク13からRAM14へ読み出される(S66)。使用量及び滞在時間がハードディスク13に記憶されていない場合は、顧客端末30の入力部32より入力して、通信部38から管理サーバ10へ送信する。CPU11は、読み出した使用量及び滞在時間と基準量に基づいて診断を行う(S68)。診断においては、使用量を滞在時間で除した単位時間あたりの使用量と基準量とを比較する。
【0049】CPU11は、基準量に対する単位時間あたりの使用量の比を求め、求めた比に基づいて診断を行う。比が小さいほど、高評価を与える。例えば比が、0〜0.40と、0.40〜0.80と、0.80〜1.20と、1.20〜1.60と、1.60〜2.00と、2.00以上との6段階の評価を与えることができる。診断結果は、管理サーバ10から顧客端末30へ送信される(S70)。診断結果は、Webページ(HTML文書)又は電子メールで送信することができる。
【0050】送信した診断結果は、顧客端末30の通信部38で受信(S72)され、制御部40により出力部34へ送られ、診断結果が表示される(S74)。顧客は、省エネルギの取り組みへの診断を受けることにより、今後の省エネルギの取り組みへの意欲を向上させることができる。
【0051】上述した実施の形態では、計測した使用量を滞在時間で除した単位時間あたりの使用量の平均値に基づいて診断を行ったが、例えば床面積あたりのエネルギ使用量、または1人あたりのエネルギ使用量を用いて診断を行うこともできる。もちろん、使用量をそのまま用いることも可能である。
【0052】滞在時間あたりのエネルギ使用量を求めることにより、例えば同じ床面積の部屋の冷暖房の設定温度等を診断することができる。また、床面積あたりのエネルギ使用量を求めることにより、例えば同じ床面積の部屋の冷暖房の効率等を診断することができる。さらに、1人あたりのエネルギ使用量を求めることにより、例えば各部屋の冷暖房の使用効率等を診断することができる。
【0053】滞在時間、滞在人数、床面積を組合せて、エネルギ使用量÷(床面積×人数)、エネルギ使用量÷(のべ滞在時間)、エネルギ使用量÷(床面積×総滞在時間)、エネルギ使用量÷(床面積×のべ滞在時間)
のいずれかを用いて診断を行うことも可能である。上記式の人数又はのべ滞在時間を計算する場合、大人1人を1とし、小人1人を0.5とする等の重み付けを行うこともできる。
【0054】上述した説明では、主に一般家庭におけるエネルギ使用量の診断を想定しているが、オフィスビル等におけるエネルギ使用量の診断を行うこともできる。オフィスビル等においては、人数は、属性に登録しておくことに加え、例えば図6(a)に示すように、タイムレコーダ29で記録することもできる。タイムレコーダ29を用いることにより、例えば就業時間内の滞在人数を大まかに把握することができる。タイムレコーダ29による記録は、エネルギ使用量と同様に1ヶ月を一まとまりにして、例えば図6(b)に示すように、時間に応じた滞在人数を集計し、管理サーバ10へ送信する。滞在人数の集計を顧客端末30で行って、顧客端末30から管理サーバ10へ滞在時間を送信することも可能である。タイムレコーダ以外に、ICカード等を用いることも可能である。
【0055】また、図1においては、使用量及び滞在時間と属性の収集と、基準量の設定と、診断とを、1つの装置(管理サーバ10)で行ったが、例えば使用量及び滞在時間と属性の収集と基準量の設定とを別の装置で行い、属性に応じた基準量を前記別の装置から取得することもできる。
【0056】
【発明の効果】第1,第3,第6,第9発明によれば、エネルギ使用量及び該エネルギ使用量が計測された区画の属性を収集し、収集したエネルギ使用量及び区画の属性に基づいて、区画毎に基準使用量を設定することにより、設定した基準使用量に基づいて、区画毎にエネルギ使用量を診断することが可能になる。
【0057】第2,第4,第7,第10発明によれば、エネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び該区画に滞在者が存在した滞在時間を収集し、収集したエネルギ使用量、区画の属性及び滞在時間に基づいて、基準使用量を設定することにより、区画毎に単位時間あたりのエネルギ使用量を診断することが可能になる。
【0058】第5発明によれば、エネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び該区画の滞在者数を受付け、受付けたエネルギ使用量、区画の属性及び滞在者数に基づいて、基準使用量を設定することにより、区画毎に1人あたりのエネルギ使用量を診断することができる。
【0059】第8発明によれば、診断対象のエネルギ使用量、該エネルギ使用量が計測された区画の属性及び滞在時間を受付け、受付けた属性に対応する基準使用量を前記設定した基準使用量の中から選択し、選択した基準使用量及び受付けた滞在時間に基づいて、受付けたエネルギ使用量を診断することにより、単位時間あたりのエネルギの使用効率を診断することができる。




 

 


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