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発明の名称 情報配信システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−218784(P2003−218784A)
公開日 平成15年7月31日(2003.7.31)
出願番号 特願2002−15556(P2002−15556)
出願日 平成14年1月24日(2002.1.24)
代理人 【識別番号】100085338
【弁理士】
【氏名又は名称】赤澤 一博 (外1名)
【テーマコード(参考)】
5B085
5K067
【Fターム(参考)】
5B085 AA08 BE07 
5K067 AA34 BB21 CC14 DD52 DD53 EE02 EE10 EE16 FF02 FF23
発明者 長谷 良裕
要約 課題
即時性及び確実性があり、極めて簡便で安価な電子的手段を用いた統合的な情報配信システムを提供する。

解決手段
情報配信者側が使用する配信側情報処理装置Sと、情報提供元である情報提供者が使用する提供者用端末Pと、情報を受信する情報受信者がそれぞれ使用するディスプレイを備えた受信端末Qとを利用し、提供者用端末Pから受け付けた情報を配信側情報処理装置Sから受信端末Qへページャの電波を利用して情報を配信する。
特許請求の範囲
【請求項1】情報配信者側が使用する配信側情報処理装置と、情報提供元である情報提供者が使用する提供者用端末と、情報を受信する情報受信者がそれぞれ使用するディスプレイを備えた受信端末とを利用し、提供者用端末から受け付けた情報を配信側情報処理装置から受信端末へページャの電波を利用して情報を配信する情報配信システムであって、配信側情報処理装置が、各情報提供者に固有の提供者識別情報を含む提供者情報を管理する提供者情報管理手段と、各受信端末に固有の受信端末識別情報を含む受信者情報を管理する受信者情報管理手段と、提供者識別情報に基づいて前記提供者用端末から受け付けた配信用の文字データを含む配信情報を所定の受信端末識別情報と関連付けて記憶する配信情報記憶手段と、前記配信情報をそれと関連付けられた受信端末識別情報を有する受信端末にページャの電波を介して配信するために出力する配信情報出力手段とを具備するものであり、各受信端末が、文字データに対応する文字を表示するための文字表示領域がそれぞれ設定された所定の複数の画像に対応する画像データを蓄積する画像データ蓄積手段と、前記配信情報をページャの電波を介して受信する配信情報受信手段と、受信した配信情報を蓄積する配信情報蓄積手段と、蓄積した配信情報に含まれる文字データをディスプレイに表示した前記画像データに基づく画像と共に当該画像における文字情報表示領域に表示する表示手段とを具備するものであることを特徴とする情報配信システム。
【請求項2】情報配信者側が使用する配信側情報処理装置と、情報を受信する情報受信者がそれぞれ使用するディスプレイを備えた受信端末とを利用し、配信側情報処理装置から受信端末へページャの電波を利用して情報を配信する情報配信システムであって、配信側情報処理装置が、各受信端末に固有の受信端末識別情報を含む受信者情報を管理する受信者情報管理手段と、配信用の文字データを含む配信情報を前記受信端末識別情報と関連付けて記憶する配信情報記憶手段と、前記配信情報をそれと関連付けられた受信端末識別情報を有する受信端末にページャの電波を介して配信するために出力する配信情報出力手段とを具備するものであり、各受信端末が、文字データに対応する文字を表示するための文字表示領域がそれぞれ設定された所定の複数の画像に対応する画像データを蓄積する画像データ蓄積手段と、前記配信情報をページャの電波を介して受信する配信情報受信手段と、受信した配信情報を蓄積する配信情報蓄積手段と、蓄積した配信情報に含まれる文字データをディスプレイに表示した前記画像データに基づく画像と共に当該画像における文字情報表示領域に表示する表示手段とを具備するものであることを特徴とする情報配信システム。
【請求項3】配信者側情報処理装置が、配信情報の提供元である情報提供者に係る提供者識別情報を含む提供者情報を管理する提供者情報管理手段をさらに具備し、配信情報記憶手段が、情報提供者が使用する提供者用端末から前記提供者識別情報に基づいて受け付けた文字データを含む前記配信情報を記憶する請求項2記載の情報配信システム。
【請求項4】前記提供者情報管理手段が、情報提供者の属性に関する提供者属性値をも管理するものであり、前記受信者情報管理手段が、前記提供者属性値のいずれかに関係する当該受信者の属性に関する受信者属性値をも各受信端末識別情報に関連付けて管理するものであって、前記配信情報記憶手段が、提供者属性値と所定の受信者属性値及び受信端末識別情報とを関連付けて当該提供者属性値に対応する配信情報を記憶するものである請求項1又は3記載の情報配信システム。
【請求項5】配信情報がその内容の属性を示す内容属性値を含むものであり、各受信端末の画像データ蓄積手段に蓄積される複数の画像データがそれぞれ前記内容属性値ごとに対応して予め設定されたものであって、各受信端末における表示手段が、配信情報受信手段で受信した配信情報に含まれる内容属性値と画像データ蓄積手段で蓄積している画像データに対応する内容属性値とが一致する文字データ及び画像データを表示する請求項1、2、3又は4記載の情報配信システム。
【請求項6】各受信端末が、内容属性値ごとに対応してディスプレイに表示する画像データ及び文字データを切り替える表示データ切替手段を具備している請求項5記載の情報配信システム。
【請求項7】受信端末において少なくとも画像データは、更新可能なものである請求項1、2、3、4、5又は6記載の情報配信システム。
【請求項8】受信端末が、新規に配信情報を受信したことを受信者に通知する受信通知手段を具備している請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の情報配信システム。
【請求項9】配信情報が、受信端末の受信通知手段を動作させる受信通知手段起動情報を含み、前記受信通知手段が、受信端末が配信情報を受信した場合に当該配信情報に含まれる受信通知手段起動情報に基づいて自動的に動作する請求項8記載の情報配信システム。
【請求項10】配信情報が、学校運営、又は、公共団体若しくは行政団体の運営に関する情報の何れか一方又はそれらの組み合わせである請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の情報配信システム。
【請求項11】情報配信者側が使用する配信側情報処理装置と、情報を受信する情報受信者がそれぞれ使用するディスプレイを備えた受信端末とを利用し、配信側情報処理装置から受信端末へページャの電波を利用して情報を配信する情報配信システムを構成する前記受信端末であって、前記文字データに対応する文字を表示するための文字表示領域がそれぞれ設定された所定の複数の画像に対応する画像データを蓄積する画像データ蓄積手段と、前記配信情報をページャの電波を介して受信する配信情報受信手段と、受信した配信情報を蓄積する配信情報蓄積手段と、蓄積した配信情報に含まれる文字データをディスプレイに表示した前記画像データに基づく画像と共に当該画像における文字情報表示領域に表示する表示手段とを具備するものであることを特徴とする受信端末。
【請求項12】配信情報がその内容の属性を示す内容属性値を含むものであり、各受信端末の画像データ蓄積手段に蓄積される複数の画像データがそれぞれ前記内容属性値ごとに対応して予め設定されたものであって、前記表示手段が、配信情報受信手段で受信した配信情報に含まれる内容属性値と画像データ蓄積手段で蓄積している画像データに対応する内容属性値とが一致する文字データ及び画像データを表示する請求項11記載の受信端末。
【請求項13】各受信端末が、内容属性値ごとに対応してディスプレイに表示する画像データ及び文字データを切り替える表示データ切替手段を具備している請求項12記載の受信端末。
【請求項14】前記表示データ切替手段が、一部に設けられた切替ボタンを具備するものである請求項13記載の受信端末。
【請求項15】新規に配信情報を受信したことを受信者に通知する受信通知手段を具備している請求項11、12、13又は14記載の受信端末。
【請求項16】配信情報が、前記受信通知手段を動作させる受信通知手段起動情報を含み、前記受信通知手段が、受信端末が配信情報を受信した場合に当該配信情報に含まれる受信通知手段起動情報に基づいて自動的に動作する請求項15記載の受信端末。
【請求項17】前記受信通知手段が、受信端末に設けられたブザー又はスピーカ等を通じて所定の音又は音声を発する機能、ディスプレイ又はディスプレイに表示される画像及び文字を明滅させる機能、所定の画像及び配信情報に基づく文字をディスプレイに強制的に表示する機能、受信端末に設けられたランプ等の発光装置を通じて光を発する機能のうちいずれか一つ又はそれらの組み合わせからなる機能を有するものである請求項15又は16記載の受信端末。
【請求項18】少なくとも画像データは、更新可能なものである請求項11、12、13、14、15、16又は17記載の受信端末。
【請求項19】各受信端末が、画像データを蓄積可能且つ書換可能なリムーバブルメディアの装着部を備え、当該装着部に装着されるリムーバブルメディアに蓄積させる画像データを書き換えることにより、前記画像データを更新するようにしている請求項18記載の受信端末。
【請求項20】ディスプレイを設けていない面にマグネットを設けている請求項11、12、13、14、15、16、17、18又は19記載の受信端末。
【請求項21】情報配信者側が使用する配信側情報処理装置と、情報を受信する情報受信者がそれぞれ使用するディスプレイを備えた受信端末とを利用し、配信側情報処理装置から受信端末へページャの電波を利用して情報を配信する情報配信システムを構成する前記配信者側情報処理装置であって、各受信端末に固有の受信端末識別情報を含む受信者情報を管理する受信者情報管理手段と、配信用の文字データを含む配信情報を前記受信端末識別情報と関連付けて記憶する配信情報記憶手段と、前記配信情報をそれと関連付けられた受信端末識別情報を有する受信端末にページャの電波を介して配信するために出力する配信情報出力手段とを具備することを特徴とする配信側情報処理装置。
【請求項22】配信情報の提供元である情報提供者に係る提供者識別情報を含む提供者情報を管理する提供者情報管理手段をさらに具備し、配信情報記憶手段が、情報提供者が使用する提供者用端末から前記提供者識別情報に基づいて受け付けた文字データを含む前記配信情報を記憶する請求項21記載の配信側情報処理装置。
【請求項23】前記提供者情報管理手段が、情報提供者の属性に関する提供者属性値をも管理するものであり、前記受信者情報管理手段が、前記提供者属性値のいずれかに関係する当該受信者の属性に関する受信者属性値をも各受信端末識別情報に関連付けて管理するものであって、前記配信情報記憶手段が、提供者属性値と所定の受信者属性値及び受信端末識別情報とを関連付けて当該提供者属性値に対応する配信情報を記憶するものである請求項22記載の配信側情報処理装置。
【請求項24】情報配信者側が使用する配信側情報処理装置と、情報を受信する情報受信者がそれぞれ使用するディスプレイを備えた受信端末とを利用し、配信側情報処理装置から受信端末へ情報を配信する情報配信システムであって、配信側情報処理装置が、各受信端末に固有の受信端末識別情報を含む受信者情報を管理する受信者情報管理手段と、配信用の文字データを含む配信情報を前記受信端末識別情報と関連付けて記憶する配信情報記憶手段と、前記配信情報をそれと関連付けられた受信端末識別情報を有する受信端末に配信するために出力する配信情報出力手段とを具備するものであり、各受信端末が、文字データに対応する文字を表示するための文字表示領域がそれぞれ設定された所定の複数の画像に対応する画像データを蓄積する画像データ蓄積手段と、前記配信情報を受信する配信情報受信手段と、受信した配信情報を蓄積する配信情報蓄積手段と、蓄積した配信情報に含まれる文字データをディスプレイに表示した前記画像データに基づく画像と共に当該画像における文字情報表示領域に表示する表示手段とを具備するものであることを特徴とする情報配信システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報配信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、特に小中学校等から児童や生徒の家庭へ情報を伝える際には、学校で各児童等にプリント類を手渡したり学校から家庭へプリント類を郵送するなどの紙媒体の配布物が利用されている。それらプリント類の大半は、例えば翌週の時間割表や、子ども達の活動内容を報告する学級通信や学校通信や、授業参観、PTAの会議、運動会等の行事の案内書などの定型的なものである。また、市区町村等の行政機関や公共団体等が発する情報である市報等も、紙媒体の配布物として新聞の折り込み広告等とともに配布されるが、これらの多くはゴミ収集日や法律相談等の予定、週末の休日診療機関の案内などという定型的なものである。
【0003】さらに、所定地域でのみ閲覧される回覧板や学校の電話連絡網での情報伝達方法による情報や、地域に根ざした防災無線で伝達される情報も、例えば「○○地区は堤防決壊による浸水被害のおそれがありますので、××小学校に避難してください」といった内容であり、各地区毎の避難場所は予め決められているのが普通で、やはり定型的なものといえる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような従来の情報伝達方法には、次のような欠点と利用者にとっての煩わしさがある。
【0005】すなわち、学校からのプリント類を用いた情報配布方法では、子どもが親に配布されたプリント類を渡し忘れたり、プリント類が家庭の新聞やチラシに紛れて捨てられてしまい、情報が子どもの親に確実に伝わりにくく、また、家庭で大量のプリント類が山積みになって放置されていることもある。また、それらプリント類を作成する学校の先生も、子どもが帰宅する前の授業の合間やなどの短時間の間に作成し印刷しなければならず、時間的な制約が厳しく負担が大きい上に、紙資源の無駄にもなっている。
【0006】市報等は例えば毎月1、2回程度配布されるが、休日診療機関やゴミ収集予定などを数回先の分まで載せる必要があるため即時性に乏しく効率が悪い上に、家庭でも市報等を紛失しないように長期間保存しておく必要がある。
【0007】回覧板は、それを閲覧した人が次の家へ自ら持っていく必要があり、回覧網の途中に留守宅があると、回覧網全体への情報伝達が遅れて間に合わなくなったり、近所との人間関係により直接回覧板を手渡しするのは嫌がられるような場合もある。
【0008】電話連絡網では、緊急時等の要因で深夜や早朝に電話を掛け又は掛けられることや、留守宅には何度も電話を掛けなければならない手間があり、煩わしさを感じることが多い。
【0009】防災無線は、音声のみで伝えられるものであるため、状況によってはその音声が聞こえないや聞き逃す場合が生じ、特に緊急時には次にいつ情報が入るのか分からず却って不安になることがあるし、そもそも聴覚障害者や耳の遠い老人等には情報を確実に伝えることができない。
【0010】しかしながら、携帯電話や有線電話、インターネット等の通信網が急速に発展している今日においても、上述のような不具合があるにも拘わらず旧来の地域に根ざした情報流通網が重宝され、活用されているのが現状である。これは、上述のような旧態依然とした情報伝達手段が、利用者側から見れば費用負担の必要が殆どないことも一因ではあるが、それに取って代わるような簡便で安価なシステムが現在のところ存在しないことが大きな原因であると考えられる。
【0011】そこで本発明は、以上のような問題に鑑みて、即時性及び確実性があり、極めて簡便で安価な電子的手段を用いた統合的な情報流通システムを構築するための情報配信システムを提供することを主たる目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の情報配信システムは、情報配信者側が使用する配信側情報処理装置と、情報提供元である情報提供者が使用する提供者用端末と、情報を受信する情報受信者がそれぞれ使用するディスプレイを備えた受信端末とを利用し、提供者用端末から受け付けた情報を配信側情報処理装置から受信端末へページャの電波を利用して情報を配信するものである。配信側情報処理装置は、各情報提供者に固有の提供者識別情報を含む提供者情報を管理するとともに、各受信端末に固有の受信端末識別情報を含む受信者情報を管理している。そして、提供者識別情報に基づいて前記提供者用端末から受け付けた配信用の文字データを含む配信情報を所定の受信端末識別情報と直接的又は間接的に関連付けて記憶し、前記配信情報をそれと関連付けられた受信端末識別情報を有する受信端末にページャの電波を介して配信するために出力する。他方、各受信端末は、文字データに対応する文字を表示するための文字表示領域がそれぞれ設定された所定の複数の画像に対応する画像データを蓄積しており、ページャの電波を介して配信情報を受信し、その受信した配信情報を蓄積して、配信情報に含まれる文字データをディスプレイに表示した前記画像データに基づく画像と共に当該画像における文字情報表示領域に表示する。
【0013】このシステムでは、配信情報をページャの電波を利用して受信端末へ送信している。ページャは、280MHz帯を使用し送信出力が大きいものであり、電波の到達性が極めて高いという利点を有しており、ポケットベル(商標名)のインフラとして利用されてきたが、近年の携帯電話やパソコン等を用いた電子メールの普及により、最近ではあまり利用されなくなってきている。したがって、余乗しているページャインフラを本システムの情報配信に適用することで、ローコストでのシステム構築ができるようになる。また、ページャの良好な電波到達性により、受信端末の電源を投入している限り、ほぼ確実に情報を配信することが可能となる。したがって、洪水や台風等の緊急を要し確実に情報を届けなければならない場面で本システムを利用すると、極めて有用な情報配信システムとすることができる。またページャは、情報量が比較的少ない文字データの送信に適しているため、学校や自治体等から各家庭への連絡事項といった比較的定型的な情報を配信する際に本システムを適用することが好ましい。また、受信端末には予め所定の画像データが記憶されており、その画像データに基づいて表示される画像の所定の領域に配信情報に基づく文字を表示するようにしているので、配信すべき情報量を小さいものとすることができる。
【0014】特に複数の情報提供者からそれぞれ異なった情報を配信することが想定される場合、配信者側情報処理装置では、各提供者に固有の識別情報を付与しておくとよいし、受信端末ごとに固有の識別情報を付与してそれを管理しているので、配信情報によって受信者が異なれば特定の受信端末にのみその配信情報を送ることができる。
【0015】また、情報提供者の所属や職務等の属性によって、また受信者の所属等の属性によって情報の配信先が異なれば、配信者側情報処理装置において、情報提供者の属性に関する提供者属性値を特定の受信端末の識別情報に関連付けて管理しておき、配信情報を得情報提供者及び受信端末の属性値に対応させて記憶するとよい。
【0016】さらに、配信情報がその内容の属性を示す内容属性値を含み、各受信端末に蓄積される複数の画像データもそれぞれ前記内容属性値ごとに対応して予め設定されていると、受信端末において、両方の内容属性情報が一致する場合に所定の画像及び文字を表示するようにすることが好ましい。この場合、受信端末では、内容属性値ごとに対応してディスプレイに表示する画像データ及び文字データを切り替えられるようにするとよい。画面を切り替えるには、画面にタッチセンサ機能を付与することも可能であるが、簡単な仕組みで安価に実現できる切替機能としては、押しボタン式の切替ボタンを例えばディスプレイの近傍等の一部に設けるとよい。
【0017】また、受信端末において、新規に配信情報を受信したことを受信者が容易に把握できるようにするには、受信端末に受信を通知する機能を設けることが好ましい。この場合、配信情報に、前記受信通知機能部分を動作させる受信通知手段起動情報を含ませておき、受信端末が配信情報を受信した場合に当該配信情報に含まれる受信通知手段起動情報に基づいて受信通知機能を自動的に動作させるようにするとよい。このようにすることで、通常の緊急性を要しない配信情報を受信したことのみならず、緊急性を要する避難勧告等の配信情報も受信者にすぐ通知することができる。具体的な受信通知機能としては、受信端末に設けられたブザー又はスピーカ等を通じて所定の音又は音声を発する機能、ディスプレイ又はディスプレイに表示される画像及び文字を明滅させる機能、所定の画像及び配信情報に基づく文字をディスプレイに強制的に表示する機能、受信端末に設けられたランプ等の発光装置を通じて光を発する機能のうちいずれか一つ又はそれらの組み合わせを挙げることができる。
【0018】また、受信端末に蓄積される画像データを、例えば蓄積可能且つ書換可能なリムーバブルメディアを利用して更新できるようにしておくと、例えば本システムを学校からの連絡に用いる場合など年ごとに受信者の所属が変更される場合でも、常に新しい態様で画面表示を行うことができる。
【0019】また、従来は紙媒体で配信された情報を、各家庭ではその紙を冷蔵庫などの目立つ場所に貼り付けていることが多く見受けられるが、本システムにおける受信端末のディスプレイを設けていない面にマグネットを設けることで、従来と同様に見やすい場所に受信端末を設置することができる。
【0020】なお、本発明のシステムは、ページャの電波以外の通信インフラを利用して情報を配信するように応用できるものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0022】図1は、学校や市役所等から当該学校に通う児童や生徒の家庭へ情報を配信するための本実施形態に係る情報配信システム全体の構成を示したものである。
【0023】同図において、符号Sは、本システムの情報配信者であるシステム運営会社が使用する一又は複数のコンピュータから構成される配信者側情報処理装置たるサーバである。サーバSは、適宜の経路制御装置を介してインターネット等の双方向通信可能な通信回線(以下、インターネット)NETに接続されており、また専用線を介してページャ送信所におけるページャシステムの送信機Tの通信制御装置に接続されている。そしてこのサーバSは、図2に示すように、CPU101、内部メモリ102、HD等の記憶装置103、キーボードやマウス等の入力デバイス104、ディスプレイ105、データベース装置106、通信インタフェース107等を備えている。
【0024】また、符号Pは、学校や市役所に設置された提供者端末たるパーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」P)であり、情報提供者である各学校の教諭や市役所の職員等が使用する。このパソコンPは、サーバSとインターネットNETを介して接続されている。このパソコンPの内部機器構成は特に図示しないが、CPU、メモリ、入力デバイス、記憶装置、ディスプレイ、通信インタフェース等を備えた一般的なものである。更に、各パソコンPには、それぞれサーバSで管理するための識別番号が割り振られており、このパソコンPを使用して情報を提供する教諭や市役所担当者は、それぞれ固有の提供者識別情報であるID番号を有している。
【0025】また、符号Qは、前記各家庭において使用され、前記サーバSから配信された情報をページャの電波を介して受信する受信端末である。この受信端末Qの機器構成は、例えば次のようなものである。すなわち、受信端末Qは、CPUや最小限の内蔵ROM/RAM等からなる制御部201、ページャの電波を受信するアンテナ(ループアンテナ)202、ページャ受信部203、着脱可能なリムーバブルメディアであるフラッシュメモリに対して読み書き可能な装着部たるフラッシュメモリインタフェース204、表面側に配置されるディスプレイ205を少なくとも備えている。さらに、この受信端末Qには、受信した情報が緊急情報である場合に警報を発するブザー206を設けている。ディスプレイ205は、画像及び文字が表示できるものであるが、その表示品質は、使用者の見やすさを考慮している。このようなディスプレイ205としては、例えば標準的な大きさの小型液晶画面に、一画面あたり30文字x60行の合計1800文字の表示ができるようなものが挙げられる。このディスプレイ205の近傍(図示例では右側)には、表示画面を切り替えるための数個の切替ボタンQb〜Qf(図10〜図15参照)を設けている。フラッシュメモリインタフェース204に装着されるフラッシュメモリには、随時保守交換できるように、例えばCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カードを採用している。また図示しないが、この受信端末Qは家庭用コンセントからACアダプタを通じて電源供給するようになっており、その電源のON/OFFを電源スイッチQa(図図10〜図16参照)により切り替えられるようにしている。また、非常用電源として小容量乾電池等の電池を内蔵した構成とすることもある。その他、受信端末Qの裏面には、永久磁石からなるマグネットシート(図示省略)が設けられており、例えば各家庭にある冷蔵庫R(図1)に貼り付けられるようにしている。なお、受信端末Q全体の大きさ及び重量は、例えばA5用紙のサイズ程度、厚さ約10mm、重量約500g程度とすることが好ましい。このようなものとすることで、例えば老人や幼児等のコンピュータに不慣れな者でも容易に操作できる受信端末Qとすることができる。更に、各受信端末Qにはそれぞれ固有の受信端末識別情報であるID番号が割り振られており、このID番号をサーバSで管理するようにしている。
【0026】次に、本システムを構成する機器の機能構成について説明する。
【0027】まず、サーバSは、その記憶装置103等に記憶させたプログラム等によってCPU101や周辺機器を作動させ、図4に示すように、提供者情報管理手段1、受信者情報管理手段2、配信情報記憶手段3、配信情報出力手段4等としての機能を発揮する。なお、前記プログラムは、例えばCD−ROMのようなコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録しておいたり、インターネットNETを通じて配信を受けてダウンロードすることなどにより、サーバSにインストールするようにしている。
【0028】一方、受信端末Qは、フラッシュメモリインタフェース204に装着されたCFカードに記憶させたプログラム等によって制御部201等を作動させ、図4に示すように、画像データ蓄積手段11、配信情報受信手段12、配信情報蓄積手段13、表示手段14、表示データ切替手段15、受信通知手段16等としての機能を発揮する。なお、前記プログラムは、CFカードに予め記憶させてあり、必要に応じてその記憶内容を更新することができる。
【0029】以下、各機能について説明する。
【0030】サーバSにおいて、提供者情報管理手段1は、配信情報の情報提供者に関する情報をデータベースDB1等として蓄積し管理している。ここで、情報提供者には、例えば学校(本システムにおいては小学校及び中学校)の教諭、学年主任、教頭、校長や、市区町村の地域情報配信担当者等が該当し、悪戯や誤配信等を防止するため、各情報提供者にそれぞれ固有のID番号とパスワードが付与されている。また、各情報提供者は、その職務権限に対応して配信できる情報の種別が制限されている。従って、この提供者情報管理手段1では提供者管理データとして、図5に示すように、各情報提供者の氏名、所属(学校の場合は学校、学年、学級、職掌等、市町村役場の場合は所属自治体、部署、職掌(役職)等)、等の属性に係る提供者属性値に、前記ID番号やパスワード、及び当該情報提供者に許容されている配信情報の種別(属性)を示す内容属性値を関連付けて管理している。
【0031】受信者情報管理手段2は、各受信者に係る情報を当該受信者が有する受信端末Qに関連付けてデータベースDB2等として蓄積し管理している。各受信者に係る情報である属性には、名前及び読み方、兄弟の有無、受信端末のID番号、サーバSが管理する営業所番号、受信者が通う学校番号、学年番号、学級番号、郵便番号、送信所番号等が含まれ、図6に示すような受信者管理データとして、これらの情報についてのそれぞれ所定の属性値が記入されている。
【0032】配信情報記憶手段3は、何れかの情報提供者が使用したパソコンPから送信された配信情報を、前記提供者データにおいて該当する情報提供者に係る情報と、当該情報提供者が提供する相手である受信者の受信端末QのID番号とに関連付けて記憶する。なお、ここで記憶した配信情報には、その情報の内容属性値も含まれている。
【0033】配信情報出力手段4は、前記配信情報記憶手段3で記憶した配信情報を、それと関連付けられたID番号に該当する受信端末Qへ送信するために、前記専用線を介してページャ送信所におけるページャシステムの送信機Tの通信制御装置に送信するべく出力するものである。
【0034】一方、受信端末Qにおいて、画像データ蓄積手段11は、前記配信情報の内容属性値に対応してディスプレイ205に表示する画像データを予め蓄積するものである。本実施形態では後述するように、ディスプレイ205に5種類の配信情報に対応する画面とメイン画面とを表示するために、合計6種類の画面に対応する画像データを蓄積している。この画像データは、CFカードの記録内容を更新することで変更が可能である。具体的に本システムでは、メイン画面、時間割表画面、学級通信画面、学校からの連絡画面、市からの連絡画面、休日診療医院画面の6種類の画面に対応する画像データが蓄積されているが、各画面において配信情報に含まれる文字データを表示するための文字表示欄(文字データ表示領域)は、デフォルトでは空欄になっている。なお、画像データには、対応する画像に予め「画像」として処理されている文字も含まれる。
【0035】配信情報受信手段12は、ページャシステムの送信機Tから送信された配信情報を、ループアンテナ202を通じてページャ受信部203で受信するものである。配信情報蓄積手段13は、前記受信した配信情報をCFカードのメモリにて蓄積するものである。なお、同一の内容属性値を含む配信情報を受信した場合は、既に蓄積されている配信情報を新たに受信した配信情報で上書きするようにしている。
【0036】表示手段14は、受信し蓄積した配信情報に含まれる文字データに対応する文字と、当該配信情報の内容属性値と同一の画像データに対応する画像とを、ディスプレイ205に表示する。その際、当該文字は、画像の前記文字表示欄に挿入した状態で表示されるようにしている。
【0037】表示データ切替手段15は、切替ボタンQb〜Qfを押すことによって、ディスプレイ205に表示すべき画像及び文字を切り替える機能を有している。
【0038】受信通知手段16は、配信情報をページャの電波を介して受信した際に、当該配信情報が情報提供者からの「緊急連絡事項」に対応する内容属性値を含んでいる場合、ブザー206を強制起動して所定の警告音を発するように機能する。また、その配信情報をディスプレイ205に優先的に表示するように画面を強制的に切り替える機能をも有するものとすることができる。なお、この受信通知手段16は、受信した配信情報のうち未読のものがある場合に、後述するメイン画面に表示される配信情報の種別の表記を太文字或いは既読のものとは異なる色で表示して、配信情報を受信した旨を通知する機能を有するものとすることもできる。
【0039】次に、本実施形態に係る情報配信システムの利用方法について説明する。
【0040】まず前提として、本システムでは、子どもが小学校入学時や転入時に、各子どもの家庭に受信端末Qを1台ずつ貸与するようにしている。したがって、各家庭では受信端末Qの電気代以外には殆ど費用負担をする必要がない、なお、その子どもに小中学校に通学する兄弟がいて、当該家庭に受信端末Qを既に配布している場合には、二重に受信端末Qを配布しないようにすることもできる。そして、子どもが中学校を卒業する際や本システムの利用範囲外への転出時に受信端末Qを返却してもらうようにしている。この受信端末Qに装着されるCFカードは、年度始めに学校で学級担任が一旦回収し、記録内容を更新した上で各家庭に返却するようにしている。また、本システムが、従前の防災無線の役割を果たすように、防災用途も兼ねている場合には、自治体から当該地域内の全家庭に配布する。そして、受信端末Qを受け取った各家庭では、例えば冷蔵庫R等の見えやすいところに裏面のマグネットを利用して貼り付け、ACアダプタを家庭用電源に接続し、電源スイッチQaを常時ONにしておく。各家庭に配布された受信端末Q及び配布された受信者(児童・生徒及び家庭)に係る情報は、この段階でサーバSにおける受信者管理データに蓄積されて管理される。
【0041】一方、情報提供者が使用する各パソコンPには、本システムを利用するための専用ソフトウェアをインストールしている。各情報提供者は、このパソコンPを利用して当該ソフトウェアを起動し、サーバSに自己のID番号及びパスワードを用いてログインすることにより、自分の権限で提供可能な配信情報を編集することができるようになっている。例えば情報提供者がサーバSにログインすると、当該情報提供者が編集し得る情報として、受信端末Qに蓄積されている画像データと同様の画像データに対応する画面がパソコンPのディスプレイに表示され、その画面に基づいて配信すべき文字を編集した上でサーバSへ送信するようにしている。例えば、ある学校のある学級担任は、当該学校の当該学級の時間割表と学級通信だけ編集できるようにしており、学年主任や教頭・校長は、各学級の学級通信と学校からのお知らせのみを編集できるようにしておくとよい。また、自治体からの配信情報の場合は、各自治体の所属部署ごと又は役職ごとに編集可能な情報を制限しておくことができる。なお、パソコンPに専用ソフトウェアをインストールする代わりに、ASP(Application Service Provider)方式でインターネットNETを通じてサーバSが提供する編集用画面を各パソコンPの汎用ブラウザソフトを用いて表示し、各情報提供者が編集できるようにすることも可能である。
【0042】以下、本システムの具体的な利用方法の一例を、サーバS及び受信端末Qの動作を示すフローチャート及び受信端末Qのディスプレイに表示される画面を参照して説明する。
【0043】まず、あるパソコンPにおいて、情報提供者が専用ソフトウェアを起動し、自己の権限で編集可能な画面を表示させて、編集を終了した上で所定のラジオボタンをクリックすると、サーバSが当該パソコンPからインターネットNETを通じてアクセスを受け付ける(図7、スタート)。サーバSでは情報提供者が入力したID番号とパスワードを確認する(ステップS1)。このID番号とパスワードが正しい場合には、パソコンPで編集された配信情報を受信するとともに、当該配信情報をその内容属性値と共に、前記ID番号に該当する提供者データと、そのID番号から得られる受信端末QのID番号とに関連付けて記憶する(ステップS2)。その際、サーバSでは、情報提供者によって編集された情報から、当該情報の文字に対応する部分と内容属性値とを抽出し、所定形式の文字データからなる配信情報に編集して記憶する。更にサーバSでは、記憶した配信情報を、配信すべきID番号を有する受信端末Qへ送信するために、専用線を通じて、当該受信端末Qへ送信可能なページャシステムの送信機Tの通信制御装置へ当該送信所番号に基づいて出力する(ステップS3)。ページャシステムの送信機Tの通信制御装置では、受信した配信情報をページャの電波を通じて発信する。なお、配信情報が緊急を要する情報である場合にも、受信端末Qのブザー206を起動して警告音を発せしめるように制御する情報も、文字データの一部として含まれるようにする。
【0044】一方、電源がONになっている受信端末Qは、図10に示すようなメイン画面D1をディスプレイ205に表示している(図8、ステップS11)。本実施形態において、メイン画面D1には、その日の年月日及び時刻を最上段に表示しており、その下に、前記内容属性値に基づく配信情報の種別の表記として、「今週の時間割」、「学級通信」、「学校からの連絡」、「市からの連絡」、「休日診療医院」という表示をしており、各表記の横(図示例では右側)に、表示替えのための切替ボタンQb〜Qfが配置されるようにしている。また、前記年月日及び時刻の表示は、受信端末Qに時計機能を持たせて独自に表示するようにしておいてもよいが、本実施形態では例えばサーバSから配信情報の一種として標準時(日本標準時)に対応する情報を例えば一日数回程度、各受信端末Qに配信することによって、ディスプレイ205に表示させるようにしている。
【0045】さらに、受信端末Qは、随時配信情報をページャの電波を通じて受信し(ステップS12)、蓄積する(ステップS13)。ここで、受信通知手段16が、未読の配信情報がある場合に前記メイン画面の表記を太文字にしたり色変更したりする機能を有している場合には、前記表記を太文字或いは異なる色で表示するようにしてもよい。受信者(受信端末Qを有する家族の誰か)が、見たい配信情報をディスプレイ205に表示させるために、何れかの切替ボタンQb〜Qfを押すと、受信端末Qは何れの切替ボタンが押されたかを認識し(ステップS14)、当該切替ボタンに対応する表記に該当する内容属性値に基づいて、当該内容属性値を含む画像データに基づく画像と受信した配信情報に含まれる文字データのうちの内容部分とを、ディスプレイ205に表示する(ステップS15)。その際、画面上において、文字は画像の所定の文字表示欄に嵌め込んだ状態で表示される。
【0046】例えば、メイン画面D1において「今週の時間割」の表記に対応する切替ボタンQbが押されると、図11に示すような当該受信端末Qを有する家庭の子どもが所属するクラスの時間割表画面D2が表示される。この場合、例えば時間割が週ごとに変わる場合は、情報提供者である学級担任が週末等に編集しサーバSへ送信した時間割表どおりに、受信端末Qのディスプレイ205に時間割表画面D2が表示される。また、配信情報が階層構造となっている場合、例えばこの時間割表画面において、「きゅうしょく(こんだてひょう)」とある表示に対応する切替ボタンQdが押されると、給食の献立表が表示されるようにすることができる。また、同時間割表画面D2において、ディスプレイ205の最下段に表示されている「メニューに戻る」の表示に対応する切替ボタンQfが押されると、前記メイン画面D1に画面表示が切り替わるようにしている(以下、同様)。
【0047】また、メイン画面D1において「学級通信」の表記に対応する切替ボタンQcが押されると、図12に示すような所属クラスの学級通信画面D3(図示例では「学級だより」)が表示される。同様に、メイン画面D1において、「学校からの連絡」の表記、「市からの連絡」の表記、「休日診療医院」の表記にそれぞれ対応する切替ボタンQd、Qe、Qfが押されると、それに対応する画面がディスプレイ205に表示される。これらの例として、図13及び図14に、「学校からのお知らせ」画面D4、「休日診療医院」画面D5をそれぞれ示す。
【0048】特に、配信情報が、例えば市からの避難勧告等の緊急情報である場合、配信情報にはそのことを示す内容属性情報が文字データの一部として含まれている。そして、メイン画面D1を表示(図9、ステップS21)している受信端末Qがこの緊急情報である配信情報を受信すると(ステップS22)、受信端末Qはその配信情報を蓄積する(ステップS23)とともに、受信した配信情報に含まれる緊急情報であることを示す内容属性値を自動的に識別し(ステップS24)、ブザー206を起動させて警告音を発生させる(ステップS25)。この場合、メイン画面D1において、「市からの連絡」の表記に対応する切替ボタンQeが押されると、図15に示すような緊急連絡画面D6を表示するようにしてもよいし、警告音を発するとともにこの配信情報を優先的に画面表示するために、強制的に画面表示を切り替えて、当該配信情報に対応する緊急連絡画面D6をディスプレイ205に表示するようにしてもよい。また、避難時には停電になったり、この受信端末Qを持って外へ避難する必要があるため、電池等の非常用電源によって受信端末Qを作動させるようにするとよい。
【0049】本実施形態の情報配信システムは、上述したとおりであるが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、配信情報の種別は上述以外にも適宜設定することができ、それに対応する画像データも受信端末に蓄積することができる。また、受信端末における受信通知手段としては、ブザーから警告音を発する機能以外に、受信端末に警告ランプ等を設けておきそれを発光又は点滅させるような機能や、ディスプレイに表示される画面を点滅させる機能など、適宜に設定することができる。また、受信端末やサーバの各部の具体的構成部品や機能についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0050】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明の情報配信システムによれば、従来の紙媒体での情報配信に代えて、比較的定型的な情報をほぼ確実に受信者へ配信することができるようになる。そして、紙媒体を用いた情報配信において生じていた不具合を悉く解消することが可能である。また、紙資源の保全にも寄与するものである。特に、情報配信にページャインフラを適用することで、情報配信の確実性を極めて高いものとすることができ、配信もれや煩わしさを解消するとともに、緊急時の防災無線に代わる情報配信システムとすることもできる。




 

 


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