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発明の名称 図面相関関係検索システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−330978(P2003−330978A)
公開日 平成15年11月21日(2003.11.21)
出願番号 特願2002−140651(P2002−140651)
出願日 平成14年5月15日(2002.5.15)
代理人 【識別番号】100102864
【弁理士】
【氏名又は名称】工藤 実
【テーマコード(参考)】
5B046
5B075
【Fターム(参考)】
5B046 KA05 
5B075 ND20 ND36 PQ02 PQ13
発明者 安藤 裕昭 / 長井 邦朋 / 片山 國男 / 平本 康治 / 平田 大作 / 井上 精司
要約 課題
本発明の目的は、大量の図面のうち、必要な部分の図面の相関関係をコンピューターに負担をかけずに表示できるシステムを提供することにある。

解決手段
本発明の図面相関関係検索システムは、記憶部(5)と演算部(4)を備えたコンピュータ(1)と、コンピュータ(1)に接続される表示装置(2)とを具備する。演算部(4)は、複数の図面の相関関係から第1図面と第1図面に相関関係がある図面の関係を、3階層と5階層のいずれかの階層の関係として示すノードネットワークを作成し、各図面のノードネットワークを含むノード一覧表を作成する。記憶部(5)は、ノード一覧表を記憶する。さらに、演算部(4)は、ノード一覧表を参照して、使用者により選択された選択図面のノードネットワークを検索し、選択図面と選択図面に相関関係がある図面の情報を、相関関係が識別できるように表示装置(2)に表示させる。
特許請求の範囲
【請求項1】記憶部と演算部を備えたコンピュータと、前記コンピュータに接続される表示装置と、を具備し、前記演算部は、複数の図面の相関関係から、前記複数の図面の中の任意の図面である第1図面と前記第1図面に相関関係がある図面との関係を、3階層と5階層のいずれかの階層の関係として示すノードネットワークとして作成し、各図面の前記ノードネットワークを含むノード一覧表を作成し、前記記憶部は、前記ノード一覧表を記憶し、さらに、前記演算部は、前記ノード一覧表を参照して、使用者により選択された選択図面のノードネットワークを検索し、前記選択図面の情報と前記選択図面に相関関係がある図面の情報を、前記相関関係が識別できるように前記表示装置に表示させる、図面相関関係検索システム。
【請求項2】図面リストを記憶する記憶部と、演算部と、を備えたコンピュータと、前記コンピュータに接続される表示装置と、を具備し、前記図面リストは、複数の図面の情報と前記複数の図面の中の任意の図面である第1図面と前記第1図面に相関関係をもつ図面とを関係付ける情報を含み、前記演算部は、前記図面リストを参照して、前記第1図面と前記第1図面に相関関係がある図面との関係を、3階層と5階層のいずれかの階層の関係として示すノードネットワークを作成し、各図面の前記ノードネットワークを含むノード一覧表を作成し、前記記憶部に前記ノード一覧表を記録させ、さらに、前記演算部は、前記ノード一覧表を参照して、使用者により選択された選択図面の前記ノードネットワークを検索し、前記選択図面の情報と前記選択図面に相関関係がある図面の情報を、前記相関関係が識別できるように前記表示装置に表示させる、図面相関関係検索システム。
【請求項3】前記表示装置に表示された前記選択図面の情報と前記選択図面に相関関係がある図面の情報が、前記表示装置の画面上で変更されることにより、前記ノード一覧表および前記図面リストの情報が変更される、請求項2に記載された図面相関関係検索システム。
【請求項4】さらに、前記記憶部は図面スケジュール管理リストを記憶し、前記図面スケジュール管理リストは、図面の作成および提出状況の情報であるスケジュール情報を含み、前記演算部は、前記図面スケジュール管理リストを参照し、前記表示装置に情報が表示されている図面に関連付けられている前記スケジュール情報に基づき、前記表示装置に表示されている図面の情報欄の表示方法を変更するように前記表示装置を制御する、請求項1〜3のいずれかに記載された図面相関関係検索システム。
【請求項5】前記3階層の関係は、第1図面を中心に、一次上流図面、前記第1図面、一次下流図面の関係であり、前記一次上流図面は、前記第1図面を作成するのに一次的に情報が使用される図面であり、前記一次下流図面は、前記第1図面の情報を一次的に使用して作成される図面である、前記5階層の関係は、前記第1図面を中心に、二次上流図面、前記一次上流図面、前記第1図面、前記一次下流図面、二次下流図面の関係であり、前記二次上流図面は、前記一次上流図面を作成するのに一次的に情報が使用される図面であり、前記二次下流図面は、前記一次下流図面の情報を一次的に使用して作成される図面である、請求項1〜4のいずれかに記載された図面相関関係検索システム。
【請求項6】前記表示装置に表示されている各々の図面の情報は、図面の作成期限である作成期限情報を含み、前記演算部は、更に、期限確認手段を備え、前記期限確認手段は、前記表示装置の画面に情報が表示されている任意の図面であるA図面の作成期限情報と前記A図面の上流に表示されているB図面の作成期限情報を比較し、前記A図面の作成期限情報が前記B図面の作成期限情報より早い作成期限を有している場合に、使用者に注意を喚起する表示を行なうように前記表示装置を制御する、請求項1〜5のいずれかに記載された図面相関関係検索システム。
【請求項7】前記演算部は、さらに、前記表示装置の画面に情報が表示されている任意の図面であるα図面と前記表示装置の画面に情報が表示されている任意の図面であるβ図面とに一次関係にあり、かつ、前記表示装置の画面上で前記α図面と前記β図面の一次関係が表示されていない場合、前記ノード一覧表を参照して前記α図面と前記β図面の一次関係を示す線を表示するように前記表示装置を制御する、請求項1〜6のいずれかに記載された図面相関関係検索システム。
【請求項8】前記演算部は、さらに、前記表示装置の画面に情報が表示されている任意の図面で、前記選択図面でないX図面の情報表示欄の一部が、使用者により選択されることにより、前記X図面の前記ノードネットワークを前記ノード一覧表から検索し、前記X図面を、あらたな選択図面として新たな画面を表示するように前記表示装置を制御する、請求項1〜7のいずれかに記載された図面相関関係検索システム【請求項9】前記演算部は、階層変更手段を備え、前記ノード一覧表は、各図面の少なくとも前記5階層の関係の前記ノードネットワークを含み、使用者が、前記階層変更手段を選択することにより、前記演算部は、前記表示装置の画面に情報が表示されている階層を、前記ノード一覧表を参照して、前記3階層から前記5階層へ、もしくは前記5階層から前記3階層へ変更する、請求項1〜8のいずれかに記載された図面相関関係検索システム。
【請求項10】複数の図面の相関関係から、前記複数の図面の中の任意の図面である第1図面と前記第1図面に相関関係がある図面の関係を、3階層と5階層のいずれかの階層の関係として示すノードネットワークを作成し、各図面の前記ノードネットワークを含むノード一覧表を作成するステップと、記録部にノード一覧表を記憶するステップと、前記ノード一覧表を参照して、使用者により選択された選択図面の前記ノードネットワークを検索するステップと、検索された前記ノードネットワークを参照して、前記選択図面と前記選択図面に相関関係がある図面の情報を、前記相関関係が識別できるように前記表示装置に表示させるステップと、をコンピュータに実行させる図面相関関係検索プログラム。
【請求項11】複数の図面の情報を含み、さらに前記複数の図面の中の任意の図面である第1図面と前記第1図面に相関関係をもつ図面とを関係付ける情報を含む図面リストを参照して、前記第1図面と前記第1図面に相関関係がある図面の関係を、3階層と5階層のいずれかの階層の関係として示すノードネットワークを作成し、各図面の前記ノードネットワークを含むノード一覧表を作成するステップと、記憶部に前記ノード一覧表を記録するステップと、前記ノード一覧表を参照して使用者により選択された選択図面の前記ノードネットワークを検索するステップと、検索された前記ノードネットワークを参照して前記選択図面と前記選択図面に相関関係がある図面の情報を、前記相関関係が識別できるように前記表示装置に表示させるステップと、をコンピュータに実行させる図面相関関係検索プログラム。
【請求項12】前記表示装置に表示された前記選択図面と前記選択図面に相関関係がある図面の情報が、前記表示装置の画面上で変更されることにより、前記ノード一覧表と前記図面リストの少なくともいずれかに含まれる情報が変更されるステップをさらに含む、請求項11に記載された図面相関関係検索プログラム。
【請求項13】さらに、図面の作成および提出状況の情報であるスケジュール情報を含む図面スケジュール管理リストを参照し、前記表示装置に情報が表示されている図面に関連付けられている前記スケジュール情報に基づき、前記表示装置に表示されている図面の情報表示欄の表示方法を変更するステップを含む、請求項10〜12のいずれかに記載された図面相関関係検索プログラム。
【請求項14】前記3階層の関係は、第1図面を中心に、一次上流図面、前記第1図面、一次下流図面の関係であり、前記一次上流図面は、前記第1図面を作成するのに一次的に情報が使用される図面であり、前記一次下流図面は、前記第1図面の情報を一次的に使用して作成される図面である、前記5階層の関係は、前記第1図面を中心に、二次上流図面、前記一次上流図面、前記第1図面、前記一次下流図面、二次下流図面の関係であり、前記二次上流図面は、前記一次上流図面を作成するのに一次的に情報が使用される図面であり、前記二次下流図面は、前記一次下流図面の情報を一次的に使用して作成される図面である、請求項10〜13のいずれかに記載された図面相関関係検索プログラム。
【請求項15】前記表示装置に表示されている各々の図面の情報は、図面の作成期限である作成期限情報を含み、さらに、前記表示装置の画面に情報が表示されている任意の図面であるA図面の前記作成期限情報と前記A図面の上流に表示されているB図面の前記作成期限情報を比較するステップと、前記A図面の作成期限情報が前記B図面の作成期限情報より早い作成期限を有している場合に、使用者に注意を喚起する表示を行なうステップと、を含む請求項10〜14のいずれかに記載された図面相関関係検索プログラム。
【請求項16】さらに、前記表示装置の画面に情報が表示されている任意の図面で、かつ、前記選択図面でないX図面の情報表示欄の一部が使用者により選択されることにより、前記X図面の前記ノードネットワークを前記ノード一覧表から検索し、前記X図面を、あらたな選択図面として新たな画面を表示するステップ、を含む、請求項10〜15のいずれかに記載された図面相関関係検索プログラム。
【請求項17】前記ノード一覧表は、各図面の少なくとも前記5階層の関係の前記ノードネットワークを含み、さらに、使用者が、階層変更手段を選択することにより、前記演算部は、前記表示装置の画面に情報が表示されている階層を、前記ノード一覧表を参照して、前記3階層から前記5階層へ、もしくは前記5階層から前記3階層へ変更するステップを、含む請求項10〜16のいずれかに記載された図面相関関係検索プログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図面の相関関係検索システムに関し、特に大量の図面の相関関係検索を検索する相関関係検索システムに関する。
【0002】
【従来の技術】発電プラントや石油化学プラント建設のような大規模プロジェクトでは、その設計等において大量の図面(配置図、系統図、機器図、計器配線図、電気配線図、基礎図、建造物図等を含む、尚、ここでの図面は、プロジェクトで作成される要領書、仕様書、計算書などの図書も含む。以下同じ)が作成される。また、各図面は、基本設計から詳細設計へと一連の流れで作成される。また、各図面は、基本設計/プロセス設計部門、機器設計部門、配管設計部門、回転機器設計部門、電気設計部門、計器/制御設計部門、土木/構造物設計部門、建設部門、プロジェクト管理部門、契約会社または他社等の多数の部門や会社に分かれて作成される。
【0003】作成される一の図面は、別の図面の情報を使用して作成され、その図面の情報を使用して他の図面が作成される。また、多くの図面は他部門で作成された図面の情報を使用して作成される。例えば、基本設計部門で圧力容器の基本設計図が作成され、これに基づき機器設計部門で圧力容器の詳細図が作成され、これを参照して土木設計部門で圧力容器の基礎図が作成される。さらに、一の図面を作成するためには、多数の図面の情報を参照して作成する場合が多い。
【0004】時間的に先に作成される図面と、時間的に後に作成される図面は、一連の流れで作成され、作成された図面は内容に矛盾がないよう整合性が取られる必要がある。また、一の図面の内容の一部を変更することで多数の図面の内容を変更する必要が発生することがある。このように多数の図面相互が複雑な相関関係を持つことが多い。
【0005】一の図面に関係する他の図面を迅速かつ正確に知ることは、設計業務を行なう上で好ましい。特に、経験の少ない技術者にとって好ましい。また、一の図面に関係する他の図面を迅速かつ正確に知ることは、一の図面内容を変更した時、他の図面と矛盾が生じないように、変更すべき図面を把握するために有効である。
【0006】複数のアクティビティーの関係を表示することができるプロジェクトスケジュール管理のためのコンピュータプログラムが販売されている。このプログラムを使用して、一の図面を一つのアクティビティーととらえて入力すれば複数の図面の関係(ネットワーク)を表示させることができる。しかし、既に販売されているプログラムは、主にスケジュール作成/管理を目的としている。これらのプログラムは、Activity―on―node法等を用いてクリティカルパスを把握し、最適なスケジュールを作成する。したがって、これらのプログラムは、記憶されている全てのアクティビティーの相関関係を考慮したネットワークを作成する様に構成されている。このため一部の図面の関係を検索する場合でも、全ネットワークを作成し、この中から必要な部分の検索を実施する。
【0007】しかし、プラント建設プロジェクトのように図面数が数千から1万あまりの場合、上記のコンピュータプログラムを使用して全ての図面の相関関係を考慮してネットワークを作成すると、通常のパーソナルコンピュータでは演算能力の不足から長い時間を必要とし、実質的に実用的でない。また、これらのプログラムは、大量の図面の部分的なネットワークを検索する場合でも、一度、全ネットワークを作成してから、部分的なネットワークを検索するため同様に実用的でない。大量の図面数でもパーソナルコンピューターに負担をかけないで、選択された図面に作成上近い関係がある図面が迅速に検索されることが望まれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、大量の図面から一部の図面の相関関係をコンピューターに負担をかけずに表示できるシステムを提供することにある。本発明の目的は、図面コードの指定だけで、迅速に図面の相関関係を表示できるシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0010】本発明の図面相関関係検索システムは、記憶部(5)と演算部(4)を備えたコンピュータ(1)と、コンピュータ(1)に接続される表示装置(2)とを具備する。演算部(4)は、複数の図面の相関関係から、複数の図面の中の任意の図面である第1図面と第1図面に相関関係がある図面の関係を、3階層と5階層のいずれかの階層の関係として示すノードネットワークを作成し、各図面のノードネットワークを含むノード一覧表を作成する。記憶部(5)は、ノード一覧表を記憶する。さらに、演算部(4)は、ノード一覧表を参照して使用者により選択された選択図面のノードネットワークを検索し、選択図面と選択図面に相関関係がある図面の情報を、相関関係が識別できるように表示装置(2)に表示させる。
【0011】本発明の図面相関関係検索システムは、図面リスト(7)を記憶する記憶部(5)と、演算部(4)とを備えたコンピュータ(1)と、コンピュータ(1)に接続される表示装置(2)とを具備する。図面リスト(7)は、複数の図面の情報と、複数の図面の中の任意の図面である第1図面と第1図面に相関関係をもつ図面とを関係付ける情報を含む。演算部(4)は、図面リスト(7)を参照して、第1図面と第1図面に相関関係がある図面の関係を3階層と5階層のいずれかの階層の関係として示すノードネットワークを作成し、各図面のノードネットワークを含むノード一覧表を作成する。演算部(4)は、記憶部(5)にノード一覧表を記録させる。さらに、演算部(4)は、ノード一覧表を参照して、使用者により選択された選択図面のノードネットワークを検索し、選択図面と選択図面に相関関係がある図面の情報を、前記相関関係が識別できるように表示装置(2)に表示させる。
【0012】さらに、本発明の図面相関関係検索システムでは、表示装置(2)に表示された選択図面と選択図面に相関関係がある図面の情報が、表示装置(2)の画面上で使用者により変更されることにより、ノード一覧表および図面リストの情報が変更されることが、変更を容易にするために好ましい。
【0013】さらに、本発明の図面相関関係検索システムにおいて、記憶部(5)は図面スケジュール管理リストを記憶する。図面スケジュール管理リスト(20)は、図面の作成および提出状況の情報であるスケジュール情報を含む。演算部(4)は、図面スケジュール管理リスト(20)を参照し、表示装置(2)に情報が表示されている図面に関連付けられているスケジュール情報に基づき、表示装置(2)に表示されている図面の情報欄の表示方法を変更するように表示装置(2)を制御する。
【0014】3階層の関係は、第1図面を中心に、一次上流図面、第1図面、一次下流図面の関係であり、一次上流図面は、第1図面を作成するのに一次的に情報が使用される図面であり、一次下流図面は、第1図面の情報を一次的に使用して作成される図面である。5階層の関係は、第1図面を中心に、二次上流図面、一次上流図面、第1図面、一次下流図面、二次下流図面の関係であり、二次上流図面は、一次上流図面を作成するのに一次的に情報が使用される図面であり、二次下流図面は、一次下流図面の情報を一次的に使用して作成される図面である。
【0015】さらに、本発明の図面相関関係検索システムにおいて、表示装置(2)に表示されている各々の図面の情報は、図面の作成期限である作成期限情報を含む。演算部(4)は、更に、期限確認手段を備え、期限確認手段は、表示装置(2)の画面に情報が表示されている任意の図面であるA図面の作成期限情報とA図面の上流に表示されているB図面の作成期限情報を比較し、A図面の作成期限情報がB図面の作成期限情報より早い作成期限を有している場合に、使用者に注意を喚起する表示を行なうように表示装置(2)を制御する。
【0016】さらに、本発明の図面相関関係検索システムにおいて、演算部(4)は、表示装置(2)の画面に情報が表示されている任意の図面であるα図面と、表示装置(2)の画面に情報が表示されている任意の図面であるβ図面とに一次関係にあり、かつ、表示装置(2)の画面上でα図面とβ図面の一次関係が表示されていない場合、使用者の選択により、ノード一覧表を参照して、α図面とβ図面の一次関係を示す線を表示するように表示装置(2)を制御する。
【0017】さらに、本発明の図面相関関係検索システムにおいて、演算部(4)は、表示装置(2)の画面に情報が表示されている任意の図面で、選択図面でないX図面の情報表示欄の一部が、使用者により選択されることにより、X図面のノードネットワークをノード一覧表から検索し、X図面を、あらたな選択図面として新たな画面を表示するように表示装置(2)を制御する。
【0018】さらに、本発明の図面相関関係検索システムにおいて、演算部(4)は、階層変更手段を備え、ノード一覧表は、各図面の少なくとも5階層の関係のノードネットワークを含む。使用者が、階層変更手段を選択することにより、演算部(4)は、表示装置(2)の画面に情報が表示されている階層を、前記ノード一覧表を参照して、3階層から5階層へ、もしくは5階層から3階層へ変更する。
【0019】本発明の図面相関関係検索プログラムは以下のステップを含む。複数の図面の相関関係から、複数の図面の中の任意の図面である第1図面と第1図面に相関関係がある図面の関係を、3階層と5階層のいずれかの階層の関係として示すノードネットワークを作成し、各図面のノードネットワークを含むノード一覧表を作成するステップ。記録部にノード一覧表を記憶するステップ。ノード一覧表を参照して、使用者により選択された選択図面のノードネットワークを検索するステップ。検索されたノードネットワークを参照して、選択図面と選択図面に相関関係がある図面の情報を、相関関係が識別できるように表示装置(2)に表示させるステップ。
【0020】本発明の図面相関関係検索プログラムの別の形態は以下のステップを含む。複数の図面の情報を含み、複数の図面の中の任意の図面である第1図面と第1図面に相関関係をもつ図面とを関係付ける情報を含む図面リスト(7)を参照して、第1図面と第1図面に相関関係がある図面の関係を、3階層と5階層のいずれかの階層の関係として示すノードネットワークを作成し、各図面のノードネットワークを含むノード一覧表を作成するステップ。記憶部にノード一覧表を記録するステップ。ノード一覧表を参照して使用者により選択された選択図面のノードネットワークを検索するステップ。検索されたノードネットワークを参照して選択図面と選択図面に相関関係がある図面の情報を、相関関係が識別できるように表示装置(2)に表示させるステップ。
【0021】本発明の図面相関関係検索プログラムはさらに以下のステップを含む。表示装置(2)に表示された選択図面と選択図面に相関関係がある図面の情報が、表示装置(2)の画面上で変更されることにより、ノード一覧表と図面リスト(7)の少なくともいずれかに含まれる情報が変更されるステップ。
【0022】本発明の図面相関関係検索プログラムはさらに以下のステップを含む。図面の作成および提出状況の情報であるスケジュール情報を含む図面スケジュール管理リスト(20)を参照し、表示装置(2)に情報が表示されている図面に関連付けられているスケジュール情報に基づき、表示装置(2)に表示されている図面の情報表示欄の表示方法を変更するステップ。
【0023】本発明の図面相関関係検索プログラムにおいて、3階層の関係は、第1図面を中心に、一次上流図面、第1図面、一次下流図面の関係である。一次上流図面は、第1図面を作成するのに一次的に情報が使用される図面である。一次下流図面は、第1図面の情報を一次的に使用して作成される図面である。また、5階層の関係は、第1図面を中心に、二次上流図面、一次上流図面、第1図面、一次下流図面、二次下流図面の関係である。二次上流図面は、一次上流図面を作成するのに一次的に情報が使用される図面である。二次下流図面は、一次下流図面の情報を一次的に使用して作成される図面である。
【0024】表示装置(2)に表示されている各々の図面の情報は、図面の作成期限である作成期限情報を含み、本発明の図面相関関係検索プログラムはさらに以下のステップを含む。表示装置(2)の画面に情報が表示されている任意の図面であるA図面の作成期限情報と第A図面の上流に表示されているB図面の作成期限情報を比較するステップ。A図面の作成期限情報がB図面の作成期限情報より早い作成期限を有している場合に、使用者に注意を喚起する表示を行なうステップ。
【0025】本発明の図面相関関係検索プログラムはさらに以下のステップを含む。表示装置(2)の画面に情報が表示されている任意の図面で、選択図面でないX図面の情報表示欄の一部が使用者により選択されることにより、X図面のノードネットワークをノード一覧表から検索し、X図面を、あらたな選択図面として新たな画面を表示するステップ。
【0026】本発明の図面相関関係検索プログラムはさらに以下のステップを含む。ノード一覧表は、各図面の少なくとも5階層の関係のノードネットワークを含み、使用者が、階層変更手段を選択することにより、演算部(4)は、表示装置(2)の画面に情報が表示されている階層を、ノード一覧表を参照して、3階層から5階層へ、もしくは5階層から3階層へ変更するステップ。
【0027】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明による図面相関関係検索システムの実施の形態が以下に説明される。
【0028】図1を参照して、本発明の構成が説明される。本発明はコンピュータ1、CRTに例示される表示装置2、キーボード、マウスに例示される入力装置3で構成される。コンピュータ1は演算部4と記憶部5を有する。演算部4は本発明で使用される検索プログラム6を実行する。記憶部5は図面リスト7を記憶している。記憶部5は、コンピュータ1が使用可能な外部取付型の記憶装置、LANに代表されるネットワークで接続された他の記憶装置でもよい。本システムは図面作成や管理を行なう複数の部署で使用されるため、コンピュータ1はネットワークにつながれ、複数の端末から使用できることが望ましい。
【0029】図2に図面リスト7の一つの形態が示される。図面リスト7は行列からなるテーブルで、一の行に一の図面の情報が記入され、それぞれの列に、図面に一対一に対応付けられる図面コード71、図面名72、基準日73、期限(月)74、一次下流図面(■〜i)75−1〜i(iは自然数以下同じ)の情報を含んでいる。図面コード71は、他の図面の図面コードと識別できるように決められた、数字、記号、文字の組合せで、数字のみに限られない。図面名72は図面の名称を示し、基本的には図面に一対一に対応付けられている。基準日73は図面を作成する期限74の起算日を示す。図2に示される図面リスト7では、Aを受注日として記号により示しているが、年月日を記入するようにすることもできる。期限(月)74は基準日73から何月後が作成期限であるかを示す。基準日から自動計算させて年月日を表示させるようにすることもできる。
【0030】一次下流図面(■〜i)75−1〜iは、その行の図面名の欄に記載されている当該図面が、一次的に影響を与える図面の図面コードが記載される。当該図面が一次的に影響を与える図面とは、当該図面に含まれる情報を直接使用して作成される図面である。一次下流図面(■〜i)75−1〜iの欄には、その行の図面に一次下流図面75が複数あれば複数個記載される。
【0031】図面リスト7のテーブルには、図2に示す他に、図面の提出先、要求される承認レベル、外国語の名称、作成担当部署、提出予定日、機器名称、関係エリア情報(プラント名、エリア名)、契約範囲対象(契約対象外、自社作成対象、契約会社作成対象、他社作成対象を含む)、重要度、図面種類(系統図、機器図など、)などの図面に関する情報を記入する列を設けて記入することもできる。また、別表(例えば後述される図面スケジュール管理リスト20)を追加する、またはリンクさせることもできる。
【0032】図2の図面リスト7の形態の他に、当該図面の作成に一次的に影響を与える一次上流図面の欄を含み、一次下流図面の欄を含まない図面リストの形態も使用することもできる。また、一次上流図面の欄および一次下流図面の欄を共に含む図面リストの形態を使用することもできる。なお、図面リスト7に一次上流図面欄もしくは一次下流図面欄のどちらか一方が含まれていれば、含まれていない方の図面コードを検索することが可能である。
【0033】本発明の図面相関関係検索システムでは、演算部4が、上記のような図面リスト7を参照して、書類の検索を開始する以前に前処理として、各図面をネットワークの構成要素であるノードとしてとらえ、各ノード毎の3階層、5階層といった複数階層の小さな単位のネットワーク(以下ノードネットワーク)を作成する。ノードネットワークは、各々の図面を中心にその上下流関係にある図面の関係で構成される。ノードは、ネットワークの構成要素であり、ここでは、図面コードをノードとして、図面コード間の関係としてノードネットワークを表す。3階層のノードネットワークであれば、中心となる対象図面との関係から、一次上流図面、対象図面、一次下流図面で構成される。5階層のノードネットワークであれば、中心となる対象図面との関係から、二次上流図面、一次上流図面、対象図面、一次下流図面、二次下流図面で構成される。各図面を中心としたノードネットワークを含む一覧表としてノード一覧表が作成され、記録部に記録される。各ノードネットワークにはノードコードが付けられる。各ノードネットワークは、ノードコードもしくは中心となる図面の図面コードで、ノード一覧表から検索することができる。ネットワークとして取り扱う単位を小さくすることで、検索時間を早くできる。ノードネットワークは、各中心図面の図面コードの関係として示されるが、図面コードには属性として図面リストの情報が記憶またはリンクされる場合がある。
【0034】(実施の形態1)本発明の図面相関関係検索システムにおいては、使用者が関係を検索したい図面(以下、選択図面)の図面コードを入力することで選択図面が選択される。
【0035】選択図面が選択されることにより、演算部4が事前に作成されたノード一覧表及び図面リスト7を検索し、表示装置3に図3の画面9が表示される。図3では、図面コード「PV−001−01」、が選択図面として選択された場合の画面を示している。
【0036】図3では、一次上流図面、選択図面、一次下流図面の3階層の情報が表示されている。
【0037】選択図面名欄9−1は、選択図面の図面名を表示する。
【0038】一次上流図面の表示9−2は、選択図面名欄9−1に表示される選択図面に一次的に影響を与える図面(以下、一次上流図面)の情報を表示する欄(一次上流図面欄A1〜i)がその下方に示されることを示す。一次上流図面の欄の説明A0は、対応する一次上流図面欄A1〜iに記載される情報の内容の説明を示す。詳細欄A0−1は一次上流図面欄A1〜iの対応する位置に記入された●に入力装置3(マウスに代表される)でカーソルを合わせ選択(クリック)することにより、その欄の図面の詳細が表示されることを示す。リンクA0−2は一次上流図面欄A1〜iの対応する位置に記入された▲に入力装置3でカーソルを合わせ選択(クリック)することにより、その欄の図面が新たな選択図面となり新たな画面が表示されることを示す。図面コード欄A0−3は、図面コードが一次上流図面欄A1〜iの対応する位置に表示されることを示す。基準日欄A0−4は、基準日が一次上流図面欄A1〜iの対応する位置に表示されることを示す。期限欄A0−5は、期限が一次上流図面欄A1〜iの対応する位置に表示されることを示す。図面名欄A0−6は、図面名が一次上流図面欄A1〜iの対応する位置に表示されることを示す。
【0039】一次上流図面欄A1〜iには、一次上流図面の情報(詳細選択ボタン、リンク選択ボタン、図面コード、基準日、期限、図面名)がそれぞれ表示される。
【0040】選択図面の表示9−3は、その下方に使用者により選択された選択図面の情報を表示する欄(選択図面欄)B1が表示されることを示す。選択図面の欄の説明B0は対応する選択図面欄B1に記載された内容の説明を示す。選択図面は、既に選択されているので、当該欄の図面を新たに選択図面に選択するリンク欄A0−2に対応するリンク欄B0−2がない他は、一次上流図面の欄の説明A0と選択図面の欄の説明B0は同じである。選択図面欄B1には、選択された図面の情報(詳細ボタン、図面コード、基準日、期限、図面名)が表示される。基本的に選択図面は一つなので、選択図面欄B1は一つである。
【0041】一次下流図面の表示9−4は、選択図面名欄9−1に表示される選択図面に一次的に影響を受ける図面(以下 一次下流図面)の情報を表示する欄(一次下流図面欄C1〜i)がその下に示されることを示している。一次下流図面の欄の説明C0は一次上流図面の欄の説明A0と同様である。一次下流図面欄C1〜iには、一次下流図面の情報(詳細選択ボタン、リンク選択ボタン、図面コード、基準日、期限、図面名)がそれぞれ表示される。
【0042】一次上流図面欄A1〜iと選択図面欄B1の間の関係、および、一次下流図面欄C1〜iと選択図面欄B1の間の関係を、関係を表す線で表示することは好ましい。
【0043】一次上流図面欄A1〜i、選択図面欄B1、一次下流図面欄C1〜iに記載される情報は、図3に示されるものに限定されず、ノード一覧表中の図面コードに属性として記録された、もしくは図面コードにリンクされ検索可能に記録された項目から、必要な情報を表示するように構成することができる。
【0044】ここで、図面コード「PV−001−02」図面名「PV−001 圧力容器ノズル詳細図」を次の選択図とするため、一次下流図面欄C2のリンク選択ボタン▲が選択された場合を例示する。リンク選択ボタン▲に入力装置(マウス)3でカーソルを合わせクリックすると、図4の画面9’が表示される。リンク選択ボタン▲が選択された場合、選択された図面を中心としたノードネットワークが、ノード一覧表から検索され、新たな画面が表示される。
【0045】図4の画面9’では、選択された図面コード「PV−001−02」図面名「PV−001 圧力容器ノズル詳細図」が、新たな選択図面となり所定の情報が選択図面欄B1に表示される。選択図面の一次上流図面の情報が一次上流図面欄A1〜iに、一次下流図面の情報が一次下流図面欄C1〜iに表示される。図5で選択図面であった図面コード「PV−001−01」は、図面コード「PV−001−02」の一次上流の図面になるので、一次上流図面としてその情報が一次上流図面欄A1に表示される。PV−001−01以外にも上流図面があれば一次上流図面欄A2〜iに表示される。
【0046】このように、画面上で表示されている図面(選択図面以外)を選択し、新たな選択図面にすることができることにより、容易に上流または下流に順次図面の関係を追跡することができる。
【0047】さらに、選択図面欄B1の図面と他のデータベースをリンクさせることにより、画面上の選択でその図面の作成に一般的に使用される図書やツールである、図面作成ガイド、作成方針、当該図面の作成の注意点、選択図面の作成に必要な一般的な基準(JISなどのスタンダード)、関連法規、標準参考図、基準図、作成ツール、設計ツール、不具合データ、標準要領書、図面変更履歴等を含む関係資料を表示させることができる。この選択は、画面上に関係図面選択ボタン9−5を設けてもよいし、表示画面にツールバー(図示無し)を設けその中から選択することとすることもできる。この選択書面と関係資料の関連付けは、図面コードとリンクを張ることにより行なうことができる。
【0048】さらに、画面9を表示をさせた後、内容の修正をしたい場合は、画面9上で各図面の情報について修正、追加、削除を含む変更をすることができるように構成することができる。この場合、ノード一覧表の中のデータや図面リスト7のデータも変更されるように構成することができる。
【0049】(実施の形態2)実施の形態2の構成は実施の形態1と同じで図1に示される。説明については省略する。実施の形態2では、表示装置2に図5の画面10が表示される。画面10では実施の形態1の図3で示される画面9に、更に3階層表示ボタン10−1、5階層表示ボタン10−2が追加される。
【0050】図5の画面10では、一次上流図面、選択図面、一次下流図面の現在3階層の表示であるので、3階層表示ボタン10−1が選択された状態になっている。この状態から、5階層表示ボタン10−2が選択されることにより、図6に示される5階層が表示された画面11が表示される。画面11では、二次下流図面11−1、一次上流図面、選択図面、一次下流図面、二次下流図面11−2の5階層が表示されている。階層の変更は、事前に作成されている5階層のノード一覧表が検索され、各情報が図面リスト7から検索されることにより行なわれる。
【0051】階層を増加させていくと、関係する図面の数は急激に増加するため、全てを画面に表示できない場合がある。このため、一画面に表示できない部分をスクロールして表示できる手段11−3、11−4を画面の隅に備えることが好ましい。また、画面の拡大縮小ができることが好ましい。
【0052】階層拡張した場合は、どの図面との関係で拡張された図面であるかを表すために図面表示欄を線で繋ぐことは、より好ましい。
【0053】また、3階層、5階層の切替だけでなく、ノード一覧表を参照して、上流側のみもしくは下流側のみの階層を変更することができるように構成するも可能である。さらに、画面上で選択した図面のみの上流側もしくは下流側の階層を変更することもできるように構成することもできる。
【0054】(実施の形態3)実施の形態3では、実施の形態2に、表示されている図面欄の間の相関関係表示手段を追加している。図7は5階層を表示した画面11を示す。さらに、相関関係表示ボタン11’−3が表示されている。この時、5階層のノードネットワークには、ノードネットワークに含まれる書類の上下関係の情報が含まれている。たとえば、選択図面に対し二次上流図面と一次下流図面に一次上下流関係があることを含む情報である。
【0055】図7の画面11’で相関関係表示ボタン11’−3が選択されると、画面中に表示されている任意の図面が同じ画面に表示されている他の図面に一次的に相関関係がある場合、関係を表す線(11’−7、11’−8、11’−9、11’−10、11’−11)が追加されて表示される。関係を表す線は、検索プログラム6が画面に表示されている図面の図面コード(ノード)のノードネットワークを検索し、一次関係を表示させることもできる。
【0056】一の図面と他の図面の上下関係が、画面上、左から右方向への順序になるとは限らないので、線(11’−7、11’−8、11’−9、11’−10、11’−11)には上流、下流関係が分かるように矢印があることが好ましい。
【0057】このように、表示されている図面の相関関係が表示されることにより、図面の関係がより容易に把握できる。また、関係を表す線を、選択して表示させることができることにより、不要な時は表示させないことで処理を迅速にすることができる。
【0058】(実施の形態4)実施の形態4では、実施の形態2に作成期限確認手段が追加されている。図8の画面12に示されているように、一次下流図面欄C3の期限C3−5が選択図面欄B1の期限B1−3より早い期限を持つ場合、注意を喚起する表示12−1が表示される。表示12−1は検索プログラム6により、画面12に表示されている全ての図面情報欄の期限(最上流に表示されている図面の欄を除く)とその図面の上流の図面情報の欄の期限の欄を比較した結果により行われる。特定の図面の期限よりその上流の図面の期限が早い場合は、注意を喚起する表示12−1が表示される。
【0059】注意を喚起する表示がされることにより、期限の見直しを確実にすることができる。一例として、当初は作成期限が受注日から6か月の選択図面B1の下流に、その図面の情報を使用して作成する期限9ヶ月の一次下流図面C3があるとする。下流図面である9ヶ月期限の図面C3の作成期限が何かの影響(例えば入札スケジュール)で5ヶ月に変更された場合、9ヶ月の期限を5ヶ月に変更することにより、上流の選択図面B1の期限と矛盾が生じる。この場合、注意を喚起する表示12−1がされ、期限が影響をうける図面を容易に確認することができる。
【0060】注意喚起のための表示方法は、表示12−1のように文字による表示のほか、色の表示や点滅を含む注意喚起のための表示でもよい。
【0061】(実施の形態5)実施の形態5では、実施の形態2に図面の作成および提出状況であるスケジュール情報を表す手段を追加している。図9に示される画面13では、各図面の表示欄(A1’〜i’、B1’、C1’〜i’)で、図面の提出状況に対応して彩度、明度の違いにより提出状況が区別できる表示変更が行われる。画面13では、図面の表示欄(A1’〜i’、B1’、C1’〜i’)を「期限遅れ/未提出」、「期限未/未提出」、「他社役務範囲」、「提出済み」、「客先承認済み」、「建設用」、に区別して視覚的に区別できるよう、図面の表示欄(A1’〜i’、B1’、C1’〜i’)の彩度、明度を変更して表示をすることができる。ただし、区分方法は使用者により決められ、上記の区分に限定されない。
【0062】図面の表示欄(A1’〜i’、B1’、C1’〜i’)の彩度、明度を変更させて表示することは、記憶部5に記憶される図10に示される図面スケジュール管理リスト20とリンクさせることにより行われる。
【0063】図面スケジュール管理リスト20は、行列のテーブルからなり、行方向に図面情報が記入され、列方向に図面コード21、図面名22、基準日23、期限(月)24、作成担当25、他社作成26、作成期限27Aおよび作成日27B、提出日28Aおよび回答日28B、改定日(REV1〜i)29A−1〜iおよび改定版回答日29B−1〜i、客先承認日30、建設用(提出日)31、完成図または完成図面(提出日)32、が記入される。図面コード21、図面名22、基準日23、期限(月)24、作成担当25、他社作成26、作成期限27A、の欄は図面スケジュール管理リスト20の作成当初に記入される。作成日27B、提出日28Aおよび回答日28B、改定日(REV1〜i)29A−1〜iおよび改定版回答日29B−1〜i、客先承認日30、建設用(提出日)31、完成図または完成図面(提出日)32の欄は、その図面が作成された、提出された、又は回答を受領した日が記入される。図面コード21、図面名22、基準日23、期限(月)24は図面リスト7の図面コード71、図面名72、基準日73、期限(月)74と同じものが記入される。
【0064】受注日33、現場着工日34、完成日35に日付が記入されることにより、作成期限27Aは基準日23と期限(月)24から自動的に計算され記入されるようプログラムすることもできる。
【0065】図面作成者または図面管理者は、図面を作成したとき、提出したとき、または回答を受領したときに図面スケジュール管理リスト20に該当する日付を記入することにより図面作成のスケジュール管理を行なう。
【0066】演算部4は、画面13が表示されるときに、図面スケジュール管理リスト20を参照し、所定の場所に文字、数字または記号が記入されていることにより、リンクされた画面13の各図面の表示欄(A1’〜i’、B1’、C1’〜i’)の彩度、明度を変更する。また、期限が過ぎても必要個所に記入がない図面は、リンクされた各図面の表示欄(A1’〜i’、B1’、C1’〜i’)の彩度、明度が変更される。さらに、他社作成欄26に所定の記入がある場合にも、リンクされた各図面の表示欄(A1’〜i’、B1’、C1’〜i’)の彩度、明度が変更される。
【0067】さらに、図10の図面スケジュール管理リスト20と図9の画面13の関係を以下に示す。図面スケジュール管理リスト20の提出日欄28に日付の記入がある図面は、提出がされたものとして画面13で当該図面の表示欄(A1’〜3’、B1’)が提出済みを示す彩度、明度で表示される。図面スケジュール管理リスト20の客先承認日欄30、建設用欄31に日付の記載がある場合も同様に、画面13の当該図面の表示欄(A1’〜i’、B1’、C1’〜i’)がそれぞれ決められた別の彩度、明度で表示される。図面スケジュール管理リスト20の他社作成欄26に記入がある図面は、図12の画面の当該図面の表示欄(A1’〜i’、B1’、C1’〜i’)が他社役務範囲を示す彩度、明度で表示される。
【0068】また、使用者がシステムを使用している当日の日付と図面スケジュール管理リスト20の作成期限欄27Aの日付を比較し、期限が過ぎている場合で、かつ提出日欄28Aに日付の記入がない図面は、画面13の当該図面の表示欄(A1’〜i’、B1’、C1’〜i’)が期限遅れ/未提出を示す彩度、明度で表示される。期限遅れ/未提出を示す彩度、明度は、システムの使用者に、高いレベルの注意を喚起するよう決められる。また、期限遅れ/未提出の図面は、画面13の図面の表示欄でより上位に位置するように表示されることが望ましい。
【0069】このように、図9で示される画面13で図面の表示欄(A1’〜i’、B1’、C1’〜i’)の表示に図面の作成情報を加えることによりスケジュール管理者や図面作成者にとって図面作成のスケジュール管理が容易になる。特に特定の図面の作成が遅れているために、他のどの図面の作成に影響を与えているかが容易に把握できる。
【0070】図9で示される画面13の図面の表示欄(A1’〜i’、B1’、C1’〜i’)の表示の変更は、上記のように欄の明度、彩度の変更だけでなく、文字の色の明度、彩度の変更、フォントの変更、文字太さの変更、記号の表示、でも表現することができる。
【0071】
【発明の効果】大量の図面の中の一部の図面の相関関係をコンピューターに負担をかけずに表示できるシステムを提供することができる。迅速に図面の相関関係を表示できるシステムを提供することができる。




 

 


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