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発明の名称 プラント管理システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−186954(P2003−186954A)
公開日 平成15年7月4日(2003.7.4)
出願番号 特願2001−380773(P2001−380773)
出願日 平成13年12月13日(2001.12.13)
代理人 【識別番号】100102864
【弁理士】
【氏名又は名称】工藤 実
発明者 ▲柳▼田 真孝 / 清水 祐次郎 / 堀 慎一郎 / 長田 啓一郎 / 谷 篤史 / 貝間 義則 / 前本 勝由 / 森下 靖
要約 課題
プラント内において、操作員の認証と点検等の操作を迅速に行えるシステムを提供する。

解決手段
プラント管理システムは、出入口20fに備えられた第1認証装置20c−n1と、複数の異なる装置20a−iと、複数の装置20a−iの各々は表示装置20g−iを有し、前記複数の装置20a−iの各々に設けられた第2認証装置20c−iとを有するプラント20−iを具備している。前記第1認証装置20c−n1は、前記操作員が携帯する端末から無線により出力される識別番号と格納された識別番号とに基づいて前記出入口20fを開放し、第2認証装置20c−iは、端末からの無線により出力される識別番号と格納された識別番号とに基づいて、表示装置20g−iの第1装置20a−1の操作方法の表示を許可する。
特許請求の範囲
【請求項1】 出入口に備えられた第1認証装置と、複数の異なる装置と、前記複数の装置の各々は表示装置を有し、前記複数の装置の各々に設けられた第2認証装置とを有するプラントを具備し、前記第1認証装置は、前記装置のうちのいずれかの装置の操作が許可されている操作員に対する識別番号を記憶し、前記第2認証装置は、前記複数の装置のうちの前記第2認証装置に対応する第1装置に対する操作が許可されている前記操作員の識別番号を記憶し、前記第1認証装置は、前記操作員が携帯する端末から無線により出力される識別番号と前記記憶された識別番号とに基づいて前記出入口を開放し、前記第2認証装置は、前記端末からの無線により前記出力される識別番号と前記記憶された識別番号とに基づいて、前記表示装置の前記第1装置の前記操作方法の表示を許可するプラント管理システム。
【請求項2】 前記第2認証装置は、前記出力される識別番号と前記記憶された識別番号とに基づいて、前記第1装置を起動するように制御する請求項1に記載のプラント管理システム。
【請求項3】 前記端末は、前記第1認証装置及び前記第2認証装置の一方である認証装置から前記出力される識別番号の送信を要求する送信要求信号を受信し、前記送信要求信号に応答して、前記出力される識別番号を前記認証装置に送信する認証処理部を具備する請求項1もしくは2に記載のプラント管理システム。
【請求項4】 前記第1認証装置は、前記記憶された識別番号を記憶する第1メモリ部と、前記端末からの無線による電波を検知する接近者検知処理部と、前記出力される識別番号と前記記憶された識別番号とに基づいて、前記操作員に対する認証を行う認証確認処理部と、前記認証に基づいて、前記出入口を開放する開放処理部とを具備する請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプラント管理システム。
【請求項5】 前記第2認証装置は、前記接近者検知処理部と、前記認証確認処理部と、前記認証に基づいて、前記第1装置を起動するように制御する操作員別システム起動処理部と、前記認証に基づいて、前記表示装置の前記第1装置の前記操作方法の表示を許可する操作員別操作方法表示処理部と、前記操作方法を記憶する第2メモリ部とを具備する請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプラント管理システム。
【請求項6】 出入口に備えられた第1認証装置と、複数の異なる装置と、前記複数の装置の各々は表示装置を有し、前記複数の装置の各々に設けられた第2認証装置とを有する複数のプラントと、前記第1認証装置は、前記装置のうちのいずれかの装置の操作が許可されている操作員に対する識別番号を記憶し、前記第2認証装置は、前記複数の装置のうちの前記第2認証装置に対応する第1装置に対する操作が許可されている前記操作員の識別番号を記憶し、前記第1認証装置は、前記操作員が携帯する端末から無線により出力される識別番号と前記記憶された識別番号とに基づいて前記出入口を開放し、前記第2認証装置は、前記端末からの無線により前記出力される識別番号と前記記憶された識別番号とに基づいて、前記表示装置の前記第1装置の前記操作方法の表示を許可し、前記プラントの関連情報を記憶し、前記端末の現在位置に基づいて前記プラントのうちのいずれかを選択し、選択した前記プラントに対応する前記関連情報を前記端末へ送信する中央管理所とを具備するプラント管理システム。
【請求項7】 前記第2認証装置は、前記出力される識別番号と前記記憶された識別番号とに基づいて、前記第1装置を起動するように制御する請求項6に記載のプラント管理システム。
【請求項8】 前記端末は、前記現在位置を検出し、検出した前記現在位置を前記中央管理所に送信する位置処理部と、前記第1認証装置及び第2認証装置の一方である認証装置から前記出力される識別番号の送信を要求する送信要求信号を受信し、前記送信要求信号に応答して、前記出力される識別番号を前記認証装置に送信する認証処理部と、前記中央管理所から受信した前記関連情報を記憶する第1メモリ部とを具備する請求項6もしくは7に記載のプラント管理システム。
【請求項9】 前記第1認証装置は、前記記憶された識別番号を記憶する第2メモリ部と、前記端末からの無線による電波を検知する接近者検知処理部と、前記出力される識別番号と前記記憶された識別番号とに基づいて、前記操作員に対する認証を行う認証確認処理部と、前記認証に基づいて、前記出入口を開放する開放処理部とを具備する請求項6乃至8のいずれか一項に記載のプラント管理システム。
【請求項10】 前記第2認証装置は、前記接近者検知処理部と、前記認証確認処理部と、前記認証に基づいて、前記第1装置を起動するように制御する操作員別システム起動処理部と、前記認証に基づいて、前記表示装置の前記第1装置の前記操作方法の表示を許可する操作員別操作画面表示処理部と、前記操作方法を記憶する第3メモリ部とを具備する請求項6乃至9のいずれか一項に記載のプラント管理システム。
【請求項11】 出入口に備えられた第1認証装置と、複数の異なる装置と、前記複数の装置のうちのいずれかの装置を操作するための機場装置に設けられた第2認証装置とを有するプラントを具備し、前記機場装置は表示装置を有し、前記第1認証装置及び前記第2認証装置は、前記いずれかの装置の操作が許可されている操作員に対する識別番号を記憶し、前記第1認証装置は、前記操作員が携帯する端末から無線により出力される識別番号と前記記憶された識別番号とに基づいて前記出入口を開放し、前記第2認証装置は、前記端末から無線により前記出力される識別番号と前記記憶された識別番号とに基づいて、前記複数の装置のうち、前記操作員が操作を許可されている第1装置の前記操作方法の表示を前記表示装置に許可するプラント管理システム。
【請求項12】 前記第2認証装置は、前記出力される識別番号と前記記憶された識別番号とに基づいて、前記第1装置を起動するように制御する請求項11に記載のプラント管理システム。
【請求項13】 前記端末は、前記第1認証装置及び第2認証装置のいずれか一方である認証装置から前記出力される識別番号の送信を要求する送信要求信号を受信し、前記送信要求信号に応答して、前記出力される識別番号を前記認証装置に送信する認証処理部を具備する請求項11もしくは12に記載のプラント管理システム。
【請求項14】 前記第1認証装置は、前記記憶された識別番号を記憶する第1メモリ部と、前記端末からの無線による電波を検知する接近者検知処理部と、前記出力される識別番号と前記記憶された識別番号とに基づいて、前記操作員に対する認証を行う認証確認処理部と前記認証に基づいて、前記出入口を開放する開放処理部とを具備する請求項11乃至13のいずれか一項に記載のプラント管理システム。
【請求項15】 前記第2認証装置は、前記接近者検知処理部と、前記認証確認処理部と、前記認証に基づいて、前記第1装置を起動するように制御する操作員別システム起動処理部と、前記認証に基づいて、前記表示装置に、前記第1装置の前記操作方法の表示を許可する操作員別操作方法表示処理部と、前記操作方法を記憶する第2メモリ部とを具備する請求項11乃至14のいずれか一項に記載のプラント管理システム。
【請求項16】 出入口に備えられた第1認証装置と、複数の異なる装置と、前記複数の装置のうちのいずれかの装置を操作するための機場装置に設けられた第2認証装置とを有するプラントを具備し、前記機場装置は表示装置を有し、前記第1認証装置及び前記第2認証装置は、前記いずれかの装置の操作が許可されている操作員に対する識別番号を記憶し、前記第1認証装置は、前記操作員が携帯する端末から無線により前記出力される識別番号と前記記憶された識別番号とに基づいて前記出入口を開放し、前記第2認証装置は、前記端末から無線により前記出力される識別番号と前記記憶された識別番号とに基づいて、前記複数の装置のうち、前記操作員が操作を許可されている第1装置の前記操作方法の表示を前記表示装置に許可し、前記プラントの関連情報を記憶し、前記端末の現在位置に基づいて前記プラントのうちのいずれかを選択し、選択した前記プラントに対応する前記関連情報を前記端末へ送信する中央管理所とを具備するプラント管理システム。
【請求項17】 前記第2認証装置は、前記出力される識別番号と前記記憶された識別番号とに基づいて、前記第1装置を起動するように制御する請求項16に記載のプラント管理システム。
【請求項18】 前記端末は、前記現在位置を検出し、検出した前記現在位置を前記中央管理所に送信する位置処理部と、前記第1認証装置及び前記第2認証装置のいずれか一方である認証装置から前記出力される識別番号の送信を要求する送信要求信号を受信し、前記送信要求信号に応答して、前記出力される識別番号を前記認証装置に送信する認証処理部と、前記中央管理所から受信した前記関連情報を記憶する第1メモリ部とを具備する請求項16もしくは17に記載のプラント管理システム。
【請求項19】 前記第1認証装置は、前記記憶された識別番号を格納する第2メモリ部と、前記端末からの無線による電波を検知する接近者検知処理部と、前記出力される識別番号と前記記憶された識別番号とに基づいて、前記操作員に対する認証を行う認証確認処理部と、前記認証に基づいて、前記出入口を開放する開放処理部とを具備する請求項16乃至18のいずれか一項に記載のプラント管理システム。
【請求項20】 前記第2認証装置は、前記接近者検知処理部と、前記認証確認処理部と、前記認証に基づいて、前記第1装置を起動するように制御する操作員別システム起動処理部と、前記認証に基づいて、前記表示装置に、前記第1装置の前記操作方法の表示を許可する操作員別操作方法表示処理部と、前記操作方法を記憶する第3メモリ部とを具備する請求項16乃至19のいずれか一項に記載のプラント管理システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラント管理システムに関し、特にプラントの管理に必要な処理を、携帯端末を用いて行うシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話による照合システムに関する技術が、特開平5−334537号に記載されている。
【0003】この従来技術によれば、携帯電話による照合システムは、識別コードを有し、無線により識別コードを送信する携帯電話と、識別コードを受信する無線装置とを具備している。また、携帯電話による照合システムは、携帯電話の所有者の登録データを記憶する記憶装置と、識別コードから登録データを検索する検索装置と、検索された登録データから制御する制御装置とを具備している。更に、携帯電話による照合システムは、暗証コードを入力する入力装置と、暗証コードを解読する装置とを具備している。
【0004】駐車場の管理システムに関する技術が、特開2000−99895号に記載されている。
【0005】この従来技術によれば、駐車場の管理システムは、契約者及び一般車の空車数を検知する空車数検知手段と、一般車の空車数が予め設定された数値より少ないか否かを検知する満車状態検知手段とを具備している。また、駐車場の管理システムは、空車数を検知するPHS・携帯電話等の無線電話と、無線電話を自動発信する自動発信手段と、外線からのPBトーンを認識するPBトーン認識手段とを具備している。更に、駐車場の管理システムは、PBトーン認識手段からの信号に基づき、一般車の駐車スペースの設定値を変更する駐車スペース数補正手段とを具備している。この駐車場の管理システムにおいては、一般車の空車数が所定値を下回った場合に無線電話によって満車状態を自動連絡する。連絡を受けた側は、PB操作により一般車の駐車スペースの設定値を追加補正し、契約車の駐車スペースに余裕がある場合に、契約車の駐車スペースを一時的に一般車用として使用する。
【0006】この駐車場の管理システムは、音声案内手段と、警報発生手段とを更に具備している。音声案内手段は、外線を着信した場合に空車状態を音声案内するものであり、警報発生手段は、警報を無線電話によって自動発信するものである。
【0007】携帯電話による個人認証システムに関する技術が、特開2001−218267号に記載されている。
【0008】この従来技術によれば、携帯電話(もしくはPHS、以下同)による個人認証システムは、送受信機と、個人認証判定部と、個人認証表示及び動作指示部と、個人認証登録部とを有した個人認証確認装置を具備している。
【0009】送受信機は、電波を送受信する携帯電話と、周囲の限られたエリアに存在する携帯電話との間でのみ交信を行うものである。個人認証判定部は、交信時の電波に含まれる携帯電話の電話番号より個人認証データベースを参照し、電話番号が搭載されているか否かにより、当該業務において対象者として処理することの認定(以下、個人認証と記す)を行うものである。個人認証表示及び動作指示部は、個人認証の結果を表示装置に表示し、動作機器に対して動作指示するものである。個人認証登録部は、個人認証データベースを登録するものである。
【0010】携帯電話による個人認証システムにおいて用いる携帯電話の装置上には、個人認証データの電波発信指示装置と、電波発信指示装置の指示を感知する認証データ発信指示感知部とが備えられている。また、携帯電話の装置上には、認証先のパスワードを設定する認証先別データベースと、認証先別データベースを用いて電話番号とパスワードの編集を行う認証データ編集部とを備えている。更に、携帯電話の装置上には、認証先別データベースにデータを登録する認証データ登録部と、認証データ発信部とが備えられている。
【0011】次に、従来のプラント(排水機場等)の設備について図14を基に説明する。図14においては、プラント20a−iは、現場装置20a−i,操作盤20b−i,監視カメラ20d、操作室20e、出入口20fを有している。操作室20eは、出入口20ea、機場装置20eb、操作盤20ecを有している。
【0012】図14において、各現場装置20a−iを操作する操作員の認証を行うための認証装置は含まれていない。従って、プラント(排水機場等)における操作(点検操作も含む、以下同)において、操作員に対する正式確認は行われておらず、不審者のプラントへの侵入、及び不審者によるプラント内の各機器の作動を完全に防止することは困難であった。
【0013】また、プラント内で操作を行う際に、プラント内の各機器の起動もしくは停止、各機器に接続される表示装置へ操作作業中に表示される表示画面の切り換えは、各操作員によって行われていたため、操作に多くの時間を要していた。更に、各機器に接続される操作盤の操作において、操作方法を熟知している操作員以外は操作マニュアルを参照しながら行う必要があり、これも操作に多くの時間を要する原因であった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、プラントへの不審者(もしくは操作員として登録されている以外の者、以下同)の侵入、及び不審者によるプラント内の各機器の起動を防止できるシステムを提供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、プラント内の各機器の自動起動、及び操作方法(もしくはシステム画面)の自動表示を可能とし、結果的にプラント内での操作に要する時間を短縮できるシステムを提供することにある。
【0016】本発明の更に他の目的は、プラント内の危険区域(ディーゼルエンジンや排水出口等が設置されている箇所)への不審者の接近を検知して機器の起動を防止し、結果的に人命の安全を確保できるシステムを提供することにある。
【0017】更に、本発明の他の目的は、プラント内の機器の操作員として登録されている者に対する位置情報を取得することで、機器の故障時に早急な対応(人員配置等)を行うことを可能にするシステムを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0019】本発明によるプラント管理システム(100)は、出入口(20f)に備えられた第1認証装置(20c−n1)と、複数の異なる装置(20a−i)と、前記複数の装置(20a−i)の各々は表示装置(20g−i)を有し、前記複数の装置(20a−i)の各々に設けられた第2認証装置(20c−i)とを有するプラント(20−i)を具備している。前記第1認証装置(20c−n1)は、前記装置(20a−i)のうちのいずれかの装置の操作が許可されている操作員(40−i)に対する識別番号(1DB−1)を記憶し、前記第2認証装置(20c−i)は、前記複数の装置(20a−i)のうちの前記第2認証装置(20c−i)に対応する第1装置(20a−1)に対する操作が許可されている前記操作員(40−i)の識別番号(1DB−1)を記憶している。前記第1認証装置(20c−n1)は、前記操作員(40−i)が携帯する端末(10−i)から無線により出力される識別番号(1DB−1)と前記格納された識別番号(1DB−1)とに基づいて前記出入口(20f)を開放し、前記第2認証装置(20c−i)は、前記端末(10−i)からの無線により前記出力される識別番号(1DB−1)と前記格納された識別番号(1DB−1)とに基づいて、前記表示装置(20g−i)の前記第1装置(20a−1)の前記操作方法(2DB−2)の表示を許可する。
【0020】前記第2認証装置(20c−i)は、前記端末(10−i)からの無線により前記出力される識別番号(1DB−1)と前記格納された識別番号(1DB−1)とに基づいて、前記第1装置(20a−1)を起動するように制御する。
【0021】前記端末(10−i)は、前記第1認証装置(20c−n1)及び前記第2認証装置(20c−i)の一方を含む認証装置から前記出力される識別番号(1DB−1)の送信を要求する送信要求信号(73)を受信し、前記送信要求信号(73)に応答して、前記出力される識別番号(1DB−1)を前記認証装置に送信する認証処理部(10hc)を具備する。
【0022】前記第1認証装置(20c−n1)は、前記格納された識別番号(1DB−1)を記憶する第1メモリ部(1DB)と、前記端末(10−i)からの無線による電波を検知する接近者検知処理部(20edha)と、前記操作員(40−i)が携帯する端末(10−i)から無線により出力される識別番号(1DB−1)と前記格納された識別番号(1DB−1)とに基づいて、前記操作員(40−i)に対する認証を行う認証確認処理部(20edhb)と、前記認証に基づいて、前記出入口(20f)を開放する開放処理部(20edhe)とを具備する。
【0023】前記第2認証装置(20c−i)は、前記接近者検知処理部(20edha)と、前記認証確認処理部(20edhb)と、前記認証に基づいて、前記第1装置(20a−1)を起動するように制御する操作員別システム起動処理部(20edhc)とを具備する。また、前記第2認証装置(20c−i)は、前記認証の結果に基づいて、前記表示装置(20g−i)の前記第1装置(20a−1)の前記操作方法(2DB−2)の表示を許可する操作員別操作方法表示処理部(20edhd)と、前記操作方法(2DB−2)を記憶する第2メモリ部(2DB)とを具備する。
【0024】本発明のプラント管理システム(100)は、出入口(20f)に備えられた第1認証装置(20c−n1)と、複数の異なる装置(20a−i)と、前記複数の装置(20a−i)の各々は表示装置(20g−i)を有し、前記複数の装置(20a−i)の各々に設けられた第2認証装置(20c−i)とを有する複数のプラント(20−i)とを有している。前記第1認証装置(20c−n1)は、前記装置(20a−i)のうちのいずれかの装置の操作が許可されている操作員(40−i)に対する識別番号(1DB−1)を記憶し、前記第2認証装置(20c−i)は、前記複数の装置(20a−i)のうちの前記第2認証装置(20c−i)に対応する第1装置(20a−1)に対する操作が許可されている前記操作員(40−i)の識別番号(1DB−1)を記憶している。前記第1認証装置(20c−n1)は、前記操作員(40−i)が携帯する端末(10−i)から無線により出力される識別番号(1DB−1)と前記記憶された識別番号(1DB−1)とに基づいて前記出入口(20f)を開放し、前記第2認証装置(20c−i)は、前記端末(10−i)からの無線により前記出力される識別番号(1DB−1)と前記記憶された識別番号(1DB−1)とに基づいて、前記表示装置(20c−i)の前記第1装置(20a−1)の前記操作方法(2DB−2)の表示を許可する。本発明のプラント管理システム(100)は、前記プラントの関連情報(4DB−2)を記憶し、前記端末(10−i)の現在位置(72)に基づいて前記プラント(20−i)のうちのいずれかを選択し、選択した前記プラント(20−i)に対応する前記関連情報(4DB−2)を前記端末(10−i)へ送信する中央管理所(30)を更に具備している。
【0025】本発明のプラント管理システム(100)において、前記第2認証装置(20c−i)は、前記出力される識別番号(1DB−1)と前記記憶された識別番号(1DB−1)とに基づいて、前記第1装置(20a−1)を起動するように制御する。
【0026】本発明のプラント管理システム(100)において、前記端末(10−i)は、前記現在位置(72)を検出し、検出した前記現在位置(72)を前記中央管理所(30)に送信する位置処理部(10ha)と、前記第1認証装置(20c−n1)及び第2認証装置(20c−i)の一方である認証装置から前記出力される識別番号(1DB−1)の送信を要求する送信要求信号(73)を受信し、前記送信要求信号(73)に応答して、前記出力される識別番号(1DB−1)を前記認証装置に送信する認証処理部(10hc)と、前記中央管理所(30)から受信した前記関連情報(4DB−2)を記憶する第1メモリ部(4DB)とを具備する。
【0027】本発明のプラント管理システム(100)において、前記第1認証装置(20c−n1)は、前記記憶された識別番号(1DB−1)を記憶する第2メモリ部(1DB)と、前記端末(10−i)からの無線による電波を検知する接近者検知処理部(20edha)と、前記出力される識別番号(1DB−1)と前記記憶された識別番号(1DB−1)とに基づいて、前記操作員(40−i)に対する認証を行う認証確認処理部(20edhb)と、前記認証に基づいて、前記出入口(20f)を開放する開放処理部(20edhe)とを具備する。
【0028】本発明のプラント管理システム(100)において、前記第2認証装置(20c−i)は、前記接近者検知処理部(20edha)と、前記認証確認処理部(20edhb)と、前記認証に基づいて、前記第1装置(20a−1)を起動するように制御する操作員別システム起動処理部(20edhc)と、前記認証に基づいて、前記表示装置(20g−i)の前記第1装置(20a−1)の前記操作方法(2DB−2)の表示を許可する操作員別操作画面表示処理部(20edhd)と、前記操作方法(2DB−2)を記憶する第3メモリ部(2DB)とを具備する。
【0029】本発明のプラント管理システム(100)は、出入口(20f)に備えられた第1認証装置(20c−n1)と、複数の異なる装置(20a−i)と、前記複数の装置(20a−i)のうちのいずれかの装置を操作するための機場装置(20eb)に設けられた第2認証装置(20ed)とを有するプラント(20−i)を具備している。前記機場装置(20eb)は表示装置(20ee)を備え、前記第1認証装置(20c−n1)及び前記第2認証装置(20ed)は、前記いずれかの装置の操作が許可されている操作員(40−i)に対する識別番号(1DB−1)を記憶している。前記第1認証装置(20c−n1)は、前記操作員(40−i)が携帯する端末(10−i)から無線により出力される識別番号(1DB−1)と前記記憶された識別番号(1DB−1)とに基づいて前記出入口(20f)を開放し、前記第2認証装置(20ed)は、前記端末(10−i)から無線により前記出力される識別番号(1DB−1)と前記記憶された識別番号(1DB−1)とに基づいて、前記複数の装置(20a−i)のうち、前記操作員(40−i)が操作を許可されている第1装置(20a−1)の前記操作方法(2DB−2)の表示を前記表示装置(20ee)に許可する。
【0030】本発明のプラント管理システム(100)において、前記第2認証装置(20ed)は、前記出力される識別番号(1DB−1)と前記記憶された識別番号(1DB−1)とに基づいて、前記第1装置(20a−1)を起動するように制御する。
【0031】本発明のプラント管理システム(100)において、前記端末(10−i)は、前記第1認証装置(20c−n1)及び第2認証装置(20ed)のいずれか一方である認証装置から前記出力される識別番号(1DB−1)の送信を要求する送信要求信号(73)を受信し、前記送信要求信号(73)に応答して、前記出力される識別番号(1DB−1)を前記認証装置に送信する認証処理部(10hc)を具備する。
【0032】本発明のプラント管理システム(100)において、前記第1認証装置(20c−n1)は、前記記憶された識別番号(1DB−1)を記憶する第1メモリ部(1DB)と、前記端末(10−i)からの無線による電波を検知する接近者検知処理部(20edha)と、前記出力される識別番号(1DB−1)と前記記憶された識別番号(1DB−1)とに基づいて、前記操作員(40−i)に対する認証を行う認証確認処理部(20edhb)と前記認証に基づいて、前記出入口(20f)を開放する開放処理部(20edhe)とを具備する。
【0033】本発明のプラント管理システム(100)において、前記第2認証装置(20ed)は、前記接近者検知処理部(20edha)と、前記認証確認処理部(20edhb)と、前記認証に基づいて、前記第1装置(20a−1)を起動するように制御する操作員別システム起動処理部(20edhc)と、前記認証に基づいて、前記表示装置(20ee)に、前記第1装置(20c−n1)の前記操作方法(2DB−2)の表示を許可する操作員別操作方法表示処理部(20edhd)と、前記操作方法(2DB−2)を記憶する第2メモリ部(2DB)とを具備する。
【0034】本発明のプラント管理システム(100)は、出入口(20f)に備えられた第1認証装置(20c−n1)と、複数の異なる装置(20a−i)と、前記複数の装置(20a−i)のうちのいずれかの装置を操作するための機場装置(20eb)に設けられた第2認証装置(20ed)とを有するプラント(20−i)を具備している。前記機場装置(20eb)は表示装置(20ee)を有し、前記第1認証装置(20c−n1)及び前記第2認証装置(20ed)は、前記いずれかの装置の操作が許可されている操作員(40−i)に対する識別番号(1DB−1)を記憶し、前記第1認証装置(20c−n1)は、前記操作員(40−i)が携帯する端末(10−i)から無線により出力される識別番号(1DB−1)と前記記憶された識別番号(1DB−1)とに基づいて前記出入口(20f)を開放する。前記第2認証装置(20ed)は、前記端末(10−i)から無線により前記出力される識別番号(1DB−1)と前記記憶された識別番号(1DB−1)とに基づいて、前記複数の装置(20a−i)のうち、前記操作員(40−i)が操作を許可されている第1装置(20a−1)の前記操作方法(2DB−2)の表示を前記表示装置(20ee)に許可する。本発明のプラント管理システム(100)は、前記プラントの関連情報(4DB−2)を記憶し、前記端末(10−i)の現在位置(72)に基づいて前記プラント(20−i)のうちのいずれかを選択し、選択した前記プラント(20−i)に対応する前記関連情報(4DB−2)を前記端末(10−i)へ送信する中央管理所(30)を更に具備する。
【0035】本発明のプラント管理システム(100)において、前記第2認証装置(20ed)は、前記出力される識別番号(1DB−1)と前記記憶された識別番号(1DB−1)とに基づいて、前記第1装置(20a−1)を起動するように制御する。
【0036】本発明のプラント管理システム(100)において、前記端末(10−i)は、前記現在位置(72)を検出し、検出した前記現在位置(72)を前記中央管理所(30)に送信する位置処理部(10ha)と、前記第1認証装置(20c−n1)及び前記第2認証装置(20ed)のいずれか一方である認証装置から前記出力される識別番号(1DB−1)の送信を要求する送信要求信号(73)を受信し、前記送信要求信号(73)に応答して、前記出力される識別番号(1DB−1)を前記認証装置に送信する認証処理部(10hc)と、前記中央管理所(30)から受信した前記関連情報(4DB−2)を記憶する第1メモリ部(4DB)とを具備する。
【0037】本発明のプラント管理システム(100)において、前記第1認証装置(20c−n1)は、前記記憶された識別番号(1DB−1)を格納する第2メモリ部(1DB)と、前記端末(10−i)からの無線による電波を検知する接近者検知処理部(20edha)と、前記出力される識別番号(1DB−1)と前記記憶された識別番号(1DB−1)とに基づいて、前記操作員(40−i)に対する認証を行う認証確認処理部(20edhb)と、前記認証に基づいて、前記出入口(20f)を開放する開放処理部(20edhe)とを具備する。
【0038】本発明のプラント管理システム(100)において、前記第2認証装置(20ed)は、前記接近者検知処理部(20edha)と、前記認証確認処理部(20edhb)と、前記認証に基づいて、前記第1装置(20a−n1)を起動するように制御する操作員別システム起動処理部(20edhc)と、前記認証に基づいて、前記表示装置(20ee)に、前記第1装置(20a−n1)の前記操作方法(2DB−2)の表示を許可する操作員別操作方法表示処理部(20edhd)と、前記操作方法(2DB−2)を記憶する第3メモリ部(2DB)とを具備する。
【0039】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明によるプラント管理システム100の実施の形態を以下に説明する。
【0040】(実施の形態1)図1に、本発明のプラント管理システム100の実施の形態(1,2)に係る構成を示す。プラント管理システム100は、排水機場を用いて河川の管理を行うためのシステムである。このシステムは、操作員40−i(i=1,2,3,…,n)が所持する携帯電話10−i(i=1,2,3,…,n)、プラント20−i(i=1,2,3,…,n)、中央管理所30、GPS衛星60とを有している。
【0041】図2に、プラント20−i(本発明においては、排水機場及び樋門を指す)の構成を示す。プラント20−iは、現場装置20a−i(i=1,2,3,…,n)、現場装置20a−iをその場で操作するための現場盤20b−i(i=1,2,3,…,n)を有している。また、プラント20−iは、各現場盤20b−iを操作する操作員40−iの認証を行うための認証装置20c−i(i=1,2,3,…,n)を有している。
【0042】プラント20−iは、更に監視カメラ20d、操作室20e、出入口20fを有している。出入口20fには第1認証装置20c−n1が備えられている。操作室20eは、操作室出入口20ea、機場装置20eb、操作盤20ec(キーボード、操作ボタン等)、第2認証装置20edを有している。
【0043】図3に、携帯電話10−iの構成図を示す。携帯電話10−iは、無線通信制御部10a、ベースバンド部10b、制御部10c、表示部10d、音声部10e、メモリ部10f、入力部10g、遠隔監視処理部10hを有している。遠隔監視処理部10hは、位置処理部10ha、交通処理部10hb、認証処理部10hcを有している。
【0044】携帯電話10−iの無線通信制御部10aは、インターネット50に接続されている無線公衆網と、携帯電話10−iとのインターフェース部分である。無線通信制御部10aは、無線(電波)により情報を受信し、あるいは送信する。
【0045】ベースバンド部10bは、無線通信制御部10aが受信した信号を制御部10cが使用できる形式へ変換して出力し、制御部10cからの出力信号を無線通信制御部10aから送信可能な形式へ変換して出力する。
【0046】制御部10cは、ベースバンド部10b(もしくは遠隔監視制御部10h)からの取得情報を表示部10d(もしくは音声部10e)へ出力する。また、制御部10cは、入力部10gからの入力情報をベースバンド部10bへ出力して、電話機として機能する。更に、制御部10cは、遠隔監視制御部10hからの指示内容の実行も行う。
【0047】表示部10dは、制御部10cから出力された地図画面71(プラント20−iへの交通手段を示すもの)を表示する。音声部10eは、地図画面71の音声出力を行う。メモリ部10fは、中央管理所30から取得した地図画面71を記憶する。
【0048】位置処理部10haは、GPS衛星60から電波を受信し、その電波に基づいて携帯電話10−iの現在位置72を検出し、検出した現在位置72を中央管理所30に送信する。交通処理部10hbは、操作員40−iによる入力部10gの操作によって、中央管理所30に地図画面71を要求する。更に、交通処理部10hbは、受信した地図画面71を表示部10dに表示する。
【0049】認証処理部10hcは、第1認証装置20c−n1もしくは第2認証装置20edから、携帯電話10−iの識別番号1DB−1の送信を要求する送信要求信号73を受信する。認証処理部10hcは、送信要求信号73に応答して、識別番号1DB−1を第1認証装置20c−n1もしくは第2認証装置20edに送信する。
【0050】以下の説明では、特に必要のある場合以外は、携帯電話10−i内の構成要素は全て「携帯電話10−i」と表すこととする。また、携帯電話10−i内の各構成要素間で行われる詳細な動作(例えば、制御部10cから表示部10dへの地図画面71の出力等)の説明も、特に必要のある場合以外は省略する。
【0051】現場装置20a−iは、排水機場及び樋門にて用いられる各装置(ガスタービン、ポンプ、ディーゼルエンジン、除塵機等)で構成される。現場装置20a−iは、第2認証装置20edから作動要求信号74を受信すると、その信号に応答して必要動作を開始する。例えば、現場装置20a−iがポンプである場合、作動要求信号74に応答して河川からの水の汲み上げ、もしくは河川への水の放出を開始することになる。
【0052】現場盤20b−iは、各々の現場装置20a−iに設けられている。これらの現場盤20b−iからは、各々の現場盤20b−iに接続された現場装置20a−iの操作を行うことが可能であるが、実施の形態1においては、現場盤20b−iは用いられない。
【0053】認証装置20c−iは、各現場装置20a−iに備えられている。但し、実施の形態2においてのみ用いられるので、詳細は実施の形態2において説明する。また、監視カメラ20dについても同様の理由で、詳細は実施の形態2において説明する。
【0054】出入口20eaは、操作室20eに操作員40−iが出入りするためのものである。出入口20eaは、第2認証装置20edから送信された開放信号77に応答して開放される。
【0055】機場装置20ebは、操作員40−iが操作盤20ecを用いて行った操作を示す操作信号76を操作盤20ecから受信する。機場装置20ebが受信した操作信号76は、操作員別システム起動処理部20edhcによって装置識別番号2DB−1を基に現場装置20a−iへ送信される。現場装置20a−iは、その操作信号76に応答した動作を行う。
【0056】操作盤20ecからは、いずれの現場装置20a−iも操作(操作信号76の送信)が可能である。実施の形態1においては、現場装置20a−iの操作は全て操作盤20ecを用いて行う。
【0057】図4に、第2認証装置20edの構成図を示す。第2認証装置20edにおいては、携帯電話10−iでの遠隔監視制御部10hの代わりに、設備認証制御部20edhが具備される。
【0058】無線通信制御部20edaは、携帯電話10−iから電波を受信する。ベースバンド部20edbは、無線通信制御部20edaが受信した電波を制御部20edcが使用できる形式へ変換して出力する。
【0059】制御部20edcは、ベースバンド部20edb(もしくは設備認証制御部20edh)からの取得情報を表示部20edd(もしくは音声部20ede)へ出力する。また、制御部20edcは、設備認証制御部20edhからの指示内容の実行も行う。
【0060】表示部20eddは、画面75(操作方法を示す画面)を表示する。音声部20edeは、画面75の音声出力を行う。メモリ部20edfは、第1記憶部1DB、第2記憶部2DBを有している。
【0061】設備認証制御部20edhは、接近者検知処理部20edha、認証者確認処理部20edhb、操作員別システム起動処理部20edhc、認証者別操作方法表示処理部20edhdを有している。
【0062】第1記憶部1DB(図6に示す)には、各操作員40−iの識別番号1DB−1が格納されている。この識別番号1DB−1は、複数の現場装置20a−iのうち、いずれかの現場装置20a−iの操作を許可されている操作員40−iに対するものである。第2記憶部2DB(図7に示す)には、識別番号1DB−1、各操作員40−iが操作を許可されている現場装置20a−iの装置識別番号2DB−1、操作方法2DB−2が格納されている。
【0063】接近者検知処理部20edhaは、携帯電話10−iを所持した操作員40−iが第2認証装置20ed周辺の所定の距離内に接近した場合に、その携帯電話10−iから発信される、無線による電波を検知する。認証確認処理部20edhbは、第1記憶部1DBに、接近者検知処理部20edhaが検知した電波に含まれる識別番号1DB−1(電話番号等)と一致するものが格納されているかどうかを検索する。認証確認処理部20edhbは、検索の結果、一致する識別番号1DB−1を抽出した場合に、操作員40−iの認証を行う。
【0064】操作員別システム起動処理部20edhcは、認証確認処理部20edhbから、認証を行った操作員40−iに対する識別番号1DB−1を受信する。また、操作員別システム起動処理部20edhcは、第2記憶部2DBから識別番号1DB−1に対応する装置識別番号2DB−1を抽出し、抽出した装置識別番号2DB−1に基づいて、現場装置20a−iを起動するように制御する。
【0065】操作員別操作方法表示処理部20edhdは、認証確認処理部20edhbから、認証を行った操作員40−iに対する識別番号1DB−1を受信する。また、操作員別操作方法表示処理部20edhdは、第2記憶部2DBから識別番号1DB−1に対応する操作方法2DB−2を抽出し、抽出した操作方法2DB−2を表示装置20eeに表示する。この表示装置20eeには、音声ガイダンス機能をもたせることが可能である。尚、操作員別操作方法表示処理部20edhdは、表示装置20eeの代わりに、第2認証装置20edの表示部20edd(及び音声部20ede)を用いて操作方法2DB−2の表示(及び音声ガイダンス)を行うことも可能である。
【0066】開放処理部20edheは、認証確認処理部20edhbから操作員40−iに対する認証が行われたことを示す認証処理信号78を受信する。開放処理部20edheは、その認証処理信号78に応答して、出入口(20fもしくは20ea)を開放する。
【0067】以下の説明では、特に必要のある場合以外は、第2認証装置20ed内の構成要素は全て「第2認証装置20ed」と表すこととする。また、第2認証装置20ed内の各構成要素間で行われる詳細な動作(例えば、操作員別システム起動処理部20edhcの認証確認処理部20edhbからの識別番号1DB−1の受信等)の説明も、特に必要のある場合以外は省略する。
【0068】第1認証装置20c−n1(図5に示す)は、第2記憶部2DB、操作員別システム起動処理部20edhc、及び操作員別操作方法表示処理部20edhdを含まないこと以外は、図4に示す第2認証装置20edと同様の構成を有している。その構成に含まれる要素については、第2認証装置20edにおける場合と同様の処理を行うので説明は省略する。尚、以下の説明においては第2認証装置20edと同様、第1認証装置20c−n1内の各構成要素間で行われる詳細な動作の説明も、特に必要のある場合以外は省略する。
【0069】出入口20fは、プラント20−iに操作員40−iが出入りするためのものであり、第1認証装置20c−n1を備えている。出入口20fは、第1認証装置20c−n1から送信された開放信号77に応答して開放される。
【0070】中央管理所30は、図8に示す第3記憶部3DBを有している。第3記憶部3DBには、各操作員の識別番号1DB−1、現在位置3DB−1が格納されている。第3記憶部3DBに格納されている現在位置3DB−1は、携帯電話10−iの位置処理部10haによって検出されたものである。
【0071】中央管理所30は、図9に示す第4記憶部4DBを有している。第4記憶部4DBには、各プラント20−iに対するプラント位置情報4DB−1、プラント情報4DB−2が格納されている。プラント情報4DB−2には、プラント20−i内の現場装置20a−iの作動状態等、各種の情報を含ませることが可能であり、状況の変化(故障の発生等)に応じて更新される。
【0072】中央管理所30は、携帯電話10−iから現在位置72を受信する。また、中央管理センタ30は、現在位置72に対応するプラント位置情報4DB−1を選択する。更に、中央管理センタ30は、プラント位置情報4DB−1に対応するプラント情報4DB−2を第4記憶部4DBから検索し、検索結果を携帯電話10−iへ送信する。
【0073】GPS衛星60は、携帯電話10−iに電波を送信する。携帯電話10−iの位置処理部10haは、この電波を基に現在位置3DB−1を検出する。更に、携帯電話10−iは、検出した現在位置3DB−1を中央管理所30に送信する。
【0074】次に、図12を基に、本発明のプラント管理システム100に係る実施の形態1における処理について詳細に説明する。
【0075】第2認証装置20ed及び第1認証装置20c−n1は、プラント20−i内のいずれかの現場装置20a−iに対する操作を許可されている操作員40−iの識別番号1DB−1を記憶する(ステップS1−1)。第1認証装置20c−n1は、携帯電話10−iを所持する操作員40−iの接近を電波により検知する(ステップS1−2)。第1認証装置20c−n1は、携帯電話10−iに対して識別番号1DB−1の送信を要求する送信要求信号73を発信する(ステップS1−3)。携帯電話10−iは、送信要求信号73に応答して、識別番号1DB−1を第1認証装置20c−n1に送信する(ステップS1−4)。第1認証装置20c−n1は、第1記憶部1DBに記憶されている識別番号1DB−1(以下、記憶される識別番号と記す)と、携帯電話10−iから発信される電波に含まれる識別番号1DB−1(以下、出力される識別番号と記す)とに基づいて、操作員40−iに対する認証を行う(ステップS1−5)。第1認証装置20c−n1は、その認証に基づいて出入口20fを開放する(ステップS1−6)。
【0076】尚、ステップS1−5においては、出力される識別番号と記憶される識別番号との一致に基づき、認証が行われる。また、ステップS1−6においては、認証確認処理部20edhbから受信した認証処理信号78(操作員40−iに対する認証が行われたことを示す信号)に基づき、開放処理部20edheは出入口20fを開放する。更に、操作員40−iがプラント20−i内の操作室20eに入る際にも、第1認証装置20c−n1の代わりに第2認証装置20edが用いられること以外は、ステップS1−2からステップS1−6までと同様の動作が行われる。
【0077】操作員40−iが操作室20eに入った後、次のステップS1−7以下の動作が行われる。
【0078】第2認証装置20edは、第2記憶部2DBから操作員40−iの識別番号1DB−1に対応する装置識別番号2DB−1を抽出し、抽出した装置識別番号2DB−1に基づいて、現場装置20a−iを起動するように制御する(ステップS1−7)。第2認証装置20edは、第2記憶部2DBから操作員40−iの識別番号1DB−1に対応する操作方法2DB−2を抽出し、抽出した操作方法2DB−2を表示装置20eeに表示する(ステップS1−8)。
【0079】(実施の形態2)以下、プラント管理システム100に係る、実施の形態2に関して説明する。尚、以下に記される内容以外は、実施の形態1と同様であるので、その説明は省略する。
【0080】実施の形態2では実施の形態1とは異なり、現場装置20a−iの操作は全て現場盤20b−iを用いて行われる。
【0081】認証装置20c−iの構成を図10に示す。認証装置20c−iは、それぞれ図6に示す第1記憶部1DBを有している。実施の形態2において第1記憶部1DBに格納されている識別番号1DB−1は、実施の形態1においてと違い、認証装置20c−iに対応する現場装置20a−iの操作を許可されている操作員40−iに対するものである(例えば、認証装置20c−1の第1記憶部1DBに格納されている識別番号1DB−1は、現場装置20a−1の操作を許可されている操作員40−iに対するものである)。認証装置20c−iは、第5記憶部5DBを有している(図示せず)。第5記憶部5DBは、現場装置20a−iに対応する操作方法2DB−2を格納している。
【0082】操作員別システム起動処理部20edhcは、認証確認処理部20edhbから、認証を行った操作員40−iに対する識別番号1DB−1を受信すると、現場装置20a−iを起動するための制御を行う。
【0083】操作員別操作方法表示処理部20edhdは、認証確認処理部20edhbから、認証を行った操作員40−iに対する識別番号1DB−1を受信する。また、操作員別操作方法表示処理部20edhdは、第2記憶部2DBから識別番号1DB−1に対応する操作方法2DB−2を抽出し、抽出した操作方法2DB−2を表示装置20g−iに表示する。この表示装置20g−iには、音声ガイダンス機能をもたせることが可能である。尚、操作員別操作方法表示処理部20edhdは、表示装置20g−iの代わりに、認証装置20c−iの表示部20edd(及び音声部20ede)を用いて操作方法2DB−2の表示(及び音声ガイダンス)を行うことも可能である。
【0084】認証装置20c−iは、図11に示す第6記憶部6DBを有している。第6記憶部6DBには、識別番号1DB−1と、各操作員40−iに対する映像を示す映像情報6DB−1が格納されている。認証装置20c−iは、監視カメラ20dから受信した映像に人物が含まれる場合は、その人物の映像に対応する映像情報6DB−1を第6記憶部6DBから検索する。検索の結果、対応する映像情報6DB−1が抽出出来なかった場合には、認証装置20c−iは、対応する現場装置20a−iの起動を中止させるように制御する。尚、第6記憶部6DBは、ディーゼルエンジン等、危険な現場装置20a−iに備えられている認証装置20c−iでなければ、必ずしも有している必要はない。
【0085】監視用カメラ20dは、各現場装置20a−iに対して設置されており、プラント20−i内の危険区域(もしくは不審者の有無)に対する監視を行っている。危険区域とは、例えばディーゼルエンジン等に相当する現場装置20a−iの周辺を指す。監視用カメラ20dは、映した映像を常に認証装置20c−i(特に、ディーゼルエンジン等、危険な現場装置20a−iに備えられている認証装置20c−i)へ送信している。
【0086】次に、本発明のプラント管理システム100に係る実施の形態2における処理について図13を基に説明する。実施の形態2における処理は、ステップS2−1からステップS2−6まで行われる。これらの処理のうち、ステップS2−2からステップS2−5までは、実施の形態1におけるステップS1−2からステップS1−5までの処理と同様であるので、その説明は省略する。
【0087】実施の形態2においては、実施の形態1におけるステップS1−1の動作の代わりに、次のステップS2−1の動作が行われる。
【0088】各認証装置20c−iは、それぞれに備えられる現場装置20a−iの操作を許可されている操作員40−iの識別番号1DB−1を記憶し、第1認証装置20c−n1は、プラント20−i内のいずれかの現場装置20a−iに対する操作を許可されている操作員40−iの識別番号1DB−1を記憶する(ステップS2−1)。
【0089】ステップS2−5の後、次のステップS2−6の動作が行われる。
【0090】認証装置20c−iは、その認証に基づいて、対応する現場装置20a−iを起動し、操作方法を表示装置20g−iに表示する(ステップS2−6)。
【0091】
【発明の効果】本発明のプラント管理システムにより、プラントへの不審者(もしくは操作員として登録されている以外の者、以下同)の侵入、及び不審者によるプラント内の各機器の起動を防止することができる。
【0092】本発明のプラント管理システムにより、プラント内の各機器の自動起動、及び操作方法(もしくはシステム画面)の自動表示を可能とし、結果的にプラント内での操作に要する時間を短縮することができる。
【0093】本発明のプラント管理システムにより、プラント内の危険区域(ディーゼルエンジンや排水出口等が設置されている箇所)への不審者の接近を検知して機器の起動を防止し、結果的に人命の安全を確保することができる。
【0094】本発明のプラント管理システムにより、プラント内の機器の操作員として登録されている者に対する位置情報を取得することで、機器の故障時に早急な対応(人員配置等)を行うことを可能にすることができる。




 

 


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