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発明の名称 検査データサーバ、このサーバを用いた検査データシステム、及び検査データ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−178069(P2003−178069A)
公開日 平成15年6月27日(2003.6.27)
出願番号 特願2001−373778(P2001−373778)
出願日 平成13年12月7日(2001.12.7)
代理人 【識別番号】100083024
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 昌久 (外1名)
【テーマコード(参考)】
5B017
5B075
5B082
5J104
【Fターム(参考)】
5B017 AA03 BA05 BA07 CA07 CA16 
5B075 KK07 KK54
5B082 EA12
5J104 AA12 PA07
発明者 斎藤 一郎 / 高尾 幸三郎 / 箕手 裕一
要約 課題
検査データベースの検索が容易でしかも検査データが外部に漏れることのないようにする。

解決手段
検査データサーバ11には被検査物に関する検査データが格納される検査データベース12が接続されており、検査データサーバは登録アクセスに応じて検査データベースに検査データの登録を行うとともに、検索アクセスに応じて検査データベースを検索して検索検査データを得る。登録アクセスの際には、例えば、ネットワークを介して検査データが暗号化された暗号化検査データを受け、検査データベースには暗号化された検査データが登録される。一方、検索アクセスの際には、検索結果である検査データを暗号化された状態で、例えば、ネットワーク上に送出する。そして、登録アクセス及び検索アクセスの際には、ユーザ管理情報に基づいて認証を行って認証結果に応じて登録アクセス及び検索アクセスを許可する。ユーザ管理情報は暗号化されて登録されている。
特許請求の範囲
【請求項1】 検査対象物に関する検査データが格納される検査データベースに対して前記検査データの登録及び検索を行うための検査データサーバであって、外部からの登録アクセスに応じて前記検査データベースに前記検査データの登録を行う登録手段と、外部からの検索アクセスに応じて前記検査データベースを検索して検索検査データを得る検索手段と、外部から前記検査データが暗号化された暗号化検査データを受け前記登録手段に渡すとともに前記検索手段から前記検査データを受け該検査データを暗号化された状態で送出するサーバインターフェース手段とを有し、前記検査データベースには暗号化された検査データが保存されるようにしたことを特徴とする検査データサーバ。
【請求項2】 前記登録アクセス及び前記検索アクセスの際ユーザ管理情報に基づいて認証を行って認証結果に応じて前記登録アクセス及び前記検索アクセスを許可する許可手段を有し、前記ユーザ管理情報は暗号化されて登録されていることを特徴とする請求項1に記載の検査データサーバ。
【請求項3】 前記検査データベースには前記検査データとして、少なくとも該検査データを識別するヘッダデータ、損傷の種類を示す損傷種類データ、及び損傷のサイズを示す損傷サイズデータが多次元的に格納されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の検査データサーバ。
【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載された検査データサーバと、該検査データサーバにネットワークを介して接続される端末装置とを有し、該端末装置には前記検査データの登録及び検索を要求して前記検査データを送出するとともに前記検索検査データを受信検査データとして受けるアプリケーション手段と、前記検査データを暗号化して暗号化検査データとして前記検査データサーバに送るとともに前記検索検査データを復号化して前記受信データとする端末インターフェース手段とを有することを特徴とする検査データシステム。
【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載された検査データサーバがサーバモジュールとして備えられ、該サーバモジュールに一体化された端末部とを有し、前記端末部は前記検査データの登録及び検索を要求して前記検査データを送出するとともに前記検索検査データを受信検査データとして受けるアプリケーション手段と、前記検査データを暗号化して暗号化検査データとして前記サーバモジュールに送るとともに前記検索検査データを復号化して前記受信データとする端末インターフェース手段とを有することを特徴とする検査データ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラント等の大型設備に関する検査データの登録及び閲覧を行う際に用いられる検査データサーバ及びこのサーバを用いた検査データシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子力発電プラント、火力発電プラント、化学プラント、及びその他の各種工場に設置される設備においては、品質管理及び安全維持の観点から定期的に検査される。この際、プラント設備の各構成要素(構成部品等)について、例えば、亀裂、剥離、減肉、打痕、及び欠損のような損傷の発生の有無が検査員によって検査される。そして、検査結果を表す検査データはデータベース化されて(以下検査データベースと呼ぶ)、品質管理及び安全管理のために使用される。
【0003】このような検査データベースを閲覧する際には、例えば、端末装置から検査データベースをアクセスして、所望の検査データを閲覧するようにしている。さらに、検査データベースをネットワーク上にサーバとともに配置して、ネットワークを介して端末装置から検査データベースを閲覧するようにすれば、場所的に制限されることなく、検査データを閲覧して品質管理及び安全管理に役立てることができる。
【0004】一方、前述の検査データベース及び端末装置を一体化するようにすれば、ノートパソコン等のような小型機器によって携帯でき、現場において直接検査データベースへの登録及び検査データベースの閲覧を行うこともできる。
【0005】ところで、従来、検査データベースを構築する際には、例えば、定期検査を行った検査員によって検査記録が所定の書式を有する記録用紙に記録され、記録用紙をスキャナーのような画像読み取り装置によって読み取り、画像処理を施した後、イメージデータ及びテキストデータとして検査データベースに格納している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにして、検査データベースを構築した際には、検査データベースを閲覧する際に種々の制約があり、検査データベースを効果的に使用できない場合がある。さらには、前述のように記録用紙を用いてデータベース登録しているから、データベース登録に時間がかかるばかりでなく、緊急的に検査を行った場合等に的確に対処できないことがある。
【0007】加えて、検査データベースをネットワーク上に配置して何時でも何処でもデータベースを閲覧できるようにすると、秘密にすべき検査データが外部に漏れてしまう危険性もある。
【0008】本発明の目的は検査データベースの登録及び閲覧が容易でしかも検査データが外部に漏れることのないプラント検査データサーバ及びそのシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、検査対象物に関する検査データが格納される検査データベースに対して前記検査データの登録及び検索を行うための検査データサーバであって、外部からの登録アクセスに応じて前記検査データベースに前記検査データの登録を行う登録手段と、外部からの検索アクセスに応じて前記検査データベースを検索して検索検査データを得る検索手段と、外部から前記検査データが暗号化された暗号化検査データを受け前記登録手段に渡すとともに前記検索手段から前記検査データを受け該検査データを暗号化された状態で送出するサーバインターフェース手段とを有し、前記検査データベースには暗号化された検査データが保存されるようにしたことを特徴とする検査データサーバが得られる。
【0010】このように、検査データの登録の際、検査データサーバは外部から検査データが暗号化された暗号化検査データを受けるとともに、検索の際、検査データを暗号化された状態で送出するようにし、検査データベースに暗号化された検査データを保存するようにしたから、検査データの漏洩を防止できることになる。
【0011】なお、この検査データサーバは、前記登録アクセス及び前記検索アクセスの際ユーザ管理情報に基づいて認証を行って認証結果に応じて前記登録アクセス及び前記検索アクセスを許可する許可手段を有し、前記ユーザ管理情報は暗号化されて登録されている。そして、前記検査データベースには前記検査データとして、少なくとも該検査データを識別するヘッダデータ、損傷の種類を示す損傷種類データ、及び損傷のサイズを示す損傷サイズデータが多次元的に格納されている。
【0012】このようにして、検査データの登録及び検査データの検索の際、ユーザ管理情報に基づいて認証を行って認証結果に応じて検査データの登録及び検索を許可し、しかもユーザ管理情報を暗号化して登録しておくようにすれば、さらに検査データの漏洩を防止できることになる。そして、上述のように、検査データベースを構築すれば、検査データベースの登録及び閲覧が容易となる。
【0013】さらに、本発明によれば、前述の検査データサーバと、該検査データサーバにネットワークを介して接続される端末装置とを有し、該端末装置には前記検査データの登録及び検索を要求して前記検査データを送出するとともに前記検索検査データを受信検査データとして受けるアプリケーション手段と、前記検査データを暗号化して暗号化検査データとして前記検査データサーバに送るとともに前記検索検査データを復号化して前記受信データとする端末インターフェース手段とを有することを特徴とする検査データシステムが得られる。
【0014】このようにすれば、端末装置がネットワークを介して検査データを送受する際、ネットワーク上の検査データは暗号化されているから、ネットワーク上のデータが不正に使用されることが極めて少ない。
【0015】また、本発明によれば、上述の検査データサーバがサーバモジュールとして備えられ、該サーバモジュールに一体化された端末部とを有し、前記端末部は前記検査データの登録及び検索を要求して前記検査データを送出するとともに前記検索検査データを受信検査データとして受けるアプリケーション手段と、前記検査データを暗号化して暗号化検査データとして前記サーバモジュールに送るとともに前記検索検査データを復号化して前記受信データとする端末インターフェース手段とを有することを特徴とする検査データ装置が得られる。
【0016】このように、前述の検査データサーバをサーバモジュールとして備え、このサーバモジュールに一体化された端末部とを有する検査データ装置としたから、検査データ装置をたとえ紛失しても検査データが閲覧される恐れがほとんどなく、その結果、検査データが不正に使用されることがない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載される寸法、材質、形状、その相対位置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。なお、以下の説明では、例えば、プラント設備を例として説明するが、プラントに限らず他の設備についても本発明を適用することができる。
【0018】図1を参照して、図示のプラント検査データシステムは、検査データサーバ11を有しており、この検査データサーバ11には、検査データベース12及びユーザ管理情報データベース13が接続されている。そして、検査データサーバ11はネットワーク(例えば、インターネット)14を介して端末装置(例えば、パソコン)15に接続される。この端末装置15は、例えば、携帯型パソコンであり、無線回線を介してインターネットに接続されるようにしてもよい。
【0019】検査データサーバ11には暗号・復号化インターフェースモジュール11aが備えられ、後述するように、端末装置15と通信を行う際には、暗号・復号化インターフェースモジュール11aによって暗号化処理及び復号化処理が行われる。同様に、端末装置15には暗号化・復号化インターフェースモジュール15aが備えられ、検査データサーバ11と通信を行う際には、暗号・復号化インターフェースモジュール15aによって暗号化処理及び復号化処理が行われる。さらに、検査データサーバ11には、登録モジュール111、検索モジュール112、及び認証モジュール113が備えられている。
【0020】端末装置15にはプラント検査アプリケーションモジュール15bが備えられ、このプラント検査アプリケーションモジュール15bによって、後述するようにして、検査データの登録及び閲覧が実行される。
【0021】端末装置15には、例えば、タッチパネル15cが備えられており、このタッチパネルは情報を表示する表示装置であるとともに情報を入力する入力装置である。付属の入力ペン(図示せず)をタッチパネルに接触することによってタッチパネルに情報が入力される。
【0022】図2を参照して、検査データベース12には複数の検査データが暗号化されて格納されており、各検査データは、ヘッダデータ12a、背景面データ12b、第1記入シートデータ(検査結果データ)12c、第2記入シートデータ(補修結果データ)12d、及び第3記入シートデータ(作業員コメント)12eが含まれており、ヘッダデータ12aには、フォーム番号、検査が行われた時期、プラント名、ユニット名、部品名称、部品のシリアル番号、及び担当者名が含まれている。フォーム番号は記入フォーム毎に定められ、記入フォームの識別に用いられる。シリアル番号は部品毎に定められ、部品の識別に用いられる。背景面データ12bは、検査対象である部品の形状を示すデータであり、検査結果データ12cは、例えば、図3に示す構成を有しており、第1記入シートに記入された内容が損傷データ21及びコメントデータ22として登録される。
【0023】図3を参照して、損傷データ21は、例えば、ラベル番号21a、損傷模写図データ21b、損傷種類データ21c、及び損傷サイズデータ21dを含んでおり、第1記入シートに記入された損傷に関する情報が、損傷模写図データ21b、損傷種類データ21c、及び損傷サイズデータ21dとして登録される。なお、ラベル番号は損傷毎に定められた損傷を識別するための番号である。
【0024】損傷模写図データ21bは、損傷の形状を示すイメージデータであり、第1記入シートへの記入の際、入力ペンによってタッチパネル15cの表面に軌跡が描かれると、その軌跡に一対一に対応したイメージデータが作成される。そして、作成されたイメージデータが、検査データベース12に損傷模写図データ(ベクトルデータ)21bとして保存される。ベクトル化に当たっては、例えば、XMLのボキャブラリであるSVG(Scalable Vector Graphics)が用いられる。損傷種類データ21cは損傷の種類を示し、損傷が亀裂、剥離、減肉、打痕、及び欠損のいずれであるかを示す。損傷サイズデータ21dは損傷のサイズ(面積)を示す。
【0025】補修結果データ12dには、補修後の検査によって見いだされた損傷に関する情報であり、検査結果データ12cと同様の構成を有している。作業員コメント12eは、部品の損傷に関して作業員が記入したコメントである。
【0026】このようにして、検査データベース12には、少なくとも検査データを識別するヘッダデータ、損傷の種類を示す損傷種類データ、及び損傷のサイズを示す損傷サイズデータが多次元的(階層的)に格納されている。
【0027】ここで、端末装置15から検査データベース12に検査データを登録する際の操作について説明する。
【0028】まず、端末装置15を、ネットワーク14を介して検査データサーバ11に接続すると、タッチパネル上には認識符号(IDコード及びパスワード等)の入力を促す画面が表示される。キーボード等の入力装置15dから認識符号を入力すると、この認識符号は暗号・復号化インターフェースモジュール15aによって暗号化され、送信暗号化認識符号として、ネットワーク14を介して検査データサーバ11に送られる。
【0029】ユーザ管理情報データベース13には検査データベース12の登録及び閲覧が許可されたユーザの認識符号が暗号化されて格納されており、検査データサーバ11では、送信暗号化認識符号を受けると、暗号・復号化インターフェースモジュール11aによって送信暗号化認識符号を復号して受信認識符号とする。そして、検査データサーバ11では、ユーザ管理情報データベース13を参照して、受信認識符号に該当するユーザ認識符号がユーザ管理情報データベース13中に存在するか否かを調べる。この際、ユーザ管理情報データベース13中のユーザ認識符号は暗号・復号化インターフェースモジュール11aによって復号化されることになる。
【0030】上述のようにして、認識が行われて、検査データサーバ11が認識に失敗すると、検査データサーバ11は端末装置15に対して拒否通知を送信する。一方、認識に成功すると、検査データサーバ11はタッチパネル15c上にエントリー画面を表示する。以下の操作においては、検査データサーバ11とプラント検査アプリケーションモジュール15bとの間で処理が行われる。
【0031】このエントリー画面には、登録ボタン、検索ボタン、及び終了ボタンが備えられており、入力ペンによって登録ボタンを押すと、タッチパネル15c上に登録初期画面が表示される。この登録初期画面は、例えば、定期点検時期記入欄、プラント名記入欄、ユニット名記入欄、部品名記入欄、担当者名記入欄、開始ボタン、及び終了ボタンが備えられている。
【0032】入力ペンによって開始ボタンが押されると、フォーム選択画面がタッチパネル15c上に表示される。フォーム選択画面には、ツールバー及びフォーム表示部分が含まれており、入力ペンによってツールバーの「フォーム(F)」が押されると、一部品の各視線方向に対して用意された記入フォームのうちの一を選択するための選択画面がタッチパネル15c上に表示される。例えば、部品の正面、背面、上面、及び下面に対応して一の記入フォームが準備される。そして、記入フォームに対してなされた操作に応じて、記入フォームのうち一つが選択される。一つの記入フォームが選択されると、フォーム選択画面の表示部分に選択された記入フォームが表示される。つまり、フォーム選択画面は記入画面となる。
【0033】いま、記入画面において、記入モードが選択されると、検査結果を記入するためのモードに移行して、新規作成ボタンをタッチすると、シリアル番号入力画面がタッチパネル15cに表示される。シリアル番号入力画面においてシリアル番号を入力すると、シリアル番号と前述の定期点検時期、プラント名、ユニット名、部品名、及び担当者名が端末装置15から検査データサーバ11にヘッダデータとして送られ、検査データベース12に格納される。なお、端末装置15から検査データサーバ11に情報を送る際には、暗号・復号化インターフェースモジュール15aによって暗号化処理が行われる。
【0034】検査データサーバ11では、ヘッダデータに含まれる部品名を検索キーとして部品データベース(図示せず)を検索して、当該部品名で特定される部品の形状を背景画データとして得て、暗号・復号インターフェースモジュール11aによって暗号化して検査データベース12にヘッダデータに対応付けで登録する。
【0035】次に、シート選択欄において、背景画シート、第1記入シート〜第3記入シートのいずれかが選択される。そして、第1〜第3の記入シートに所定の事項が記入されると、第1〜第3の記入シートデータとして、暗号化処理された後、端末装置15から検査データサーバ11に送られる。そして、検査データサーバ11では、ラベル番号を付した後、第1〜第3の記入データをヘッダデータに対応づけて検査データベース12に登録する。なお、第2及び第3記入シートデータは必要に応じて作成されるものである。
【0036】このようにして、暗号化して検査データを検査データベース12に登録するとともにヘッダデータ等の制御コードを付加して検査データを検査データベースに登録する。この結果、検査データを外部から不正にアクセスしても、検査データを閲覧することができないことになる。
【0037】前述のエントリー画面において、検索ボタンを押すと、タッチパネル15cには検索指定画面が表示される。検索指定画面には、対象プラント等指定領域、フォーム等指定領域、損傷種類指定領域、損傷サイズ指定領域、シリアル番号指定領域、及び発生部位指定領域があり、対象プラント等指定領域によって、プラント名、ユニット名、及び検査時期が指定される。フォーム指定領域によって前述のフォーム番号及び部品名が指定され、損傷種類指定領域及び損傷サイズ指定領域によってそれぞれ損傷種類及び損傷サイズが指定される。そして、シリアル番号指定領域及び発生部位指定領域によってそれぞれシリアル番号及び発生部位が指定される。
【0038】検索を行う際には、これら領域に必要事項を入力事項として入力すると(全ての領域を用いる必要はなく、検索者がこれら領域のうち検索に必要な領域のみに必要事項を入力することになる)、これ入力事項は検索条件として検査データサーバ11に送られる。そして、検査データサーバ11では検索条件に応じて検査データベース12を検索して、検索条件に合致するデータを端末装置15に送信する。なお、検索の際に当たっては、暗号・復号化インターフェースモジュール11a及び15aによって暗号化及び復号化が行われ、ネットワーク14上のデータは暗号化されていることになる。
【0039】なお、上述の例では、検査データサーバ11と端末装置15とがネットワーク14を介してデータを送受する例について説明したが、検査データサーバと同一の機能を有するサーバアプリケーションモジュールを用いて、サーバアプリケーションモジュールとプラント検査アプリケーションとを一体化させるとともに、検査データベース及びユーザ管理情報データベースとを備えて、検査データの登録及び閲覧をサーバアプリケーションモジュールとプラント検査アプリケーションとの間で暗号及び復号化処理を伴って行うようにすれば、このようなサーバアプリケーションモジュールとプラント検査アプリケーションとが一体化された端末装置(ノートパソコン)を紛失しても、検査データが不正に閲覧されることを防止することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、検査データの登録の際、検査データサーバは外部から検査データが暗号化された暗号化検査データを受けるとともに、検索の際、検査データを暗号化された状態で送出するようにし、検査データベースに暗号化された検査データを保存するようにしたから、検査データの漏洩を防止できるという効果がある。
【0041】さらに、本発明では、検査データの登録及び検査データの検索の際、ユーザ管理情報に基づいて認証を行って認証結果に応じて検査データの登録及び検索を許可し、しかもユーザ管理情報を暗号化して登録しておくようにしたから、さらに検査データの漏洩を防止できることになる。
【0042】また、本発明では、検査データベースに検査データとして、少なくとも検査データを識別するヘッダデータ、損傷の種類を示す損傷種類データ、及び損傷のサイズを示す損傷サイズデータを多次元的に格納するようにしたから、検査データベースの登録及び閲覧が容易となるという効果もある。
【0043】加えて、本発明では、ネットワークで検査データサーバと端末装置とを接続して、端末装置がネットワークを介して検査データを送受する際、ネットワーク上の検査データは暗号化されているから、ネットワーク上のデータが不正に使用されることが極めて少ないという効果がある。
【0044】そして、本発明では、前述の検査データサーバをサーバモジュールとして備え、このサーバモジュールに一体化された端末部とを有する検査データ装置としたから、検査データ装置をたとえ紛失しても検査データが閲覧される恐れがほとんどなく、その結果、検査データが不正に使用されることがないという効果がある。




 

 


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