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診察番号発行システム及び診察番号発行方法 - 三菱重工業株式会社
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発明の名称 診察番号発行システム及び診察番号発行方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−157320(P2003−157320A)
公開日 平成15年5月30日(2003.5.30)
出願番号 特願2001−357207(P2001−357207)
出願日 平成13年11月22日(2001.11.22)
代理人 【識別番号】100094514
【弁理士】
【氏名又は名称】林 恒徳 (外1名)
発明者 田辺 豊 / 持田 信治 / 片山 幸子
要約 課題
バスなどの公共の交通機関を利用する外来患者の病院における待ち時間を短縮するとともに、公共の交通機関の利用促進を図って地域環境を向上させるために、公共の交通機関を利用して来院する患者に対し、当該交通機関に乗車した時点で診察番号を発行することのできる診察番号発行システム及び診察番号発行方法を提供する。

解決手段
バスなどの公共の交通機関が病院に到着する度に当該交通機関用の診察番号を割り当てる管理サーバと、当該交通機関に設置され前記割り当てられた診察番号を当該交通機関に患者が乗車する度に順次発行する交通機関発番機と、当該病院に設置され前記交通機関用の診察番号を除いて順次診察番号を発行する受付発番機とを有する診察番号発行システムを設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】受診のために病院を訪れる患者に対して、診察する順番を示す診察番号を発行する診察番号発行システムであって、前記病院を通るバスなどの交通機関が当該病院に到着する度に、当該交通機関に対して、当該交通機関を利用する前記患者に対して発行する前記診察番号を割り当てる管理サーバと、前記交通機関に設置され、当該交通機関に前記患者が乗車する度に、前記割り当てられた診察番号を順番に発行する交通機関発番機と、前記病院に設置され、前記交通機関を利用しないで当該病院を訪れる前記患者に対して、前記交通機関に割り当てられた診察番号を除いた前記診察番号を順番に発行する受付発番機とを有することを特徴とする診察番号発行システム。
【請求項2】請求項1において、前記管理サーバによる診察番号の割り当てが、前記交通機関が、前記病院に再び戻ってくる予想の時刻に基づいて行われることを特徴とする診察番号発行システム。
【請求項3】請求項1あるいは請求項2において、前記管理サーバが、前記診察番号と予想される診察時刻とを対比させたデータテーブルを、予め定められた診察能力に基づいて生成し、前記データテーブルに基づいて、前記診察番号の割り当てを行うことを特徴とする診察番号発行システム。
【請求項4】受診のために病院を訪れる患者に対して、診察する順番を示す診察番号を発行する診察番号発行方法であって、前記病院を通るバスなどの交通機関に設置される交通機関発番機と、前記病院に設置される受付発番機と、前記診察番号の発行を管理する管理サーバとが備えられ、前記管理サーバが、前記交通機関が前記病院に到着する度に、当該交通機関に対して、当該交通機関を利用する前記患者に対して発行する前記診察番号を割り当て、前記交通機関発番機が、当該交通機関に前記患者が乗車する度に、前記割り当てられた診察番号を順番に発行し、前記受付発番機が、前記交通機関を利用しないで当該病院を訪れる前記患者に対して、前記交通機関に割り当てられた診察番号を除いた前記診察番号を順番に発行することを特徴とする診察番号発行方法。
【請求項5】請求項4において、前記管理サーバによる診察番号の割り当てが、前記交通機関が、前記病院に再び戻ってくる予想の時刻に基づいて行われることを特徴とする診察番号発行方法。
【請求項6】請求項4あるいは請求項5において、前記管理サーバが、予め定められた診察能力に基づいて生成される、前記診察番号と予想される診察時刻とを対比させたデータテーブルを有し、前記管理サーバによる診察番号の割り当てが、前記データテーブルに基づいて行われることを特徴とする診察番号発行方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院を訪れた外来患者に対して、診察の順番を示す診察番号を発行する診察番号発行システムに関し、特に、病院を巡るコミュニティバスなどの交通機関を利用する患者に対して、交通機関に乗車した際に診察番号を発行することのできる診察番号発行システム及び診察番号発行方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、規模の大きい病院などでは、毎日多くの外来患者が訪れるため、受付時などに診察の順番を示す診察番号を発行し、診察の順番を整理している。最近では、自動受付機が設置されている病院も多く、病院を訪れた患者は、この自動受付機に自分の診察券(カード)を挿入し、所定の操作を行うことで、受付を完了し、自分が受診したい科の受診番号を紙による出力などで得ることができる。
【0003】このように、従来は、病院に到着した順番に診察の順番が決定されるので、外来患者は、できるだけ早く病院に到着し待ち時間を少なくするために、病院に訪れる際には公共の交通機関よりも自家用車などを使用する傾向にあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述したような従来の診察番号の発行によっても、患者の数が多い限り、病院での待ち時間が大変長い状態にあり、特に、公共の交通機関を利用して来院する患者は、自家用車等を利用する場合よりも来院するのに時間がかかり、早い診察番号を取れない状況にあった。
【0005】また、前述のとおり、来院時に自家用車が使用されることが多く、病院を巡るコミュニティバスなどが運行されていても、その利用の促進が図られない状態であった。さらに、その地域の交通渋滞や環境の悪化を引き起こす原因ともなっていた。
【0006】そこで、本発明の目的は、バスなどの公共の交通機関を利用する外来患者の病院における待ち時間を短縮するとともに、公共の交通機関の利用促進を図って地域環境を向上させるために、公共の交通機関を利用して来院する患者に対し、当該交通機関に乗車した時点で診察番号を発行することのできる診察番号発行システム及び診察番号発行方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、バスなどの公共の交通機関が病院に到着する度に当該交通機関用の診察番号を割り当てる管理サーバと、当該交通機関に設置され前記割り当てられた診察番号を当該交通機関に患者が乗車する度に順次発行する交通機関発番機と、当該病院に設置され前記交通機関用の診察番号を除いて順次診察番号を発行する受付発番機とを有する診察番号発行システムを設けることである。従って、本発明によれば、公共の交通機関を利用する患者は、乗車時に既に病院に到着している場合と同程度の早い診察番号を得ることができ、病院における待ち時間を短縮することができる。さらに、これにより公共の交通機関の利用促進が図られ、地域環境の向上にもつながる。
【0008】上記の目的を達成するために、本発明の別の側面は、受診のために病院を訪れる患者に対して、診察する順番を示す診察番号を発行する診察番号発行システムであって、前記病院を通るバスなどの交通機関が当該病院に到着する度に、当該交通機関に対して、当該交通機関を利用する前記患者に対して発行する前記診察番号を割り当てる管理サーバと、前記交通機関に設置され、当該交通機関に前記患者が乗車する度に、前記割り当てられた診察番号を順番に発行する交通機関発番機と、前記病院に設置され、前記交通機関を利用しないで当該病院を訪れる前記患者に対して、前記交通機関に割り当てられた診察番号を除いた前記診察番号を順番に発行する受付発番機とを有することを特徴とする。
【0009】更に、上記の発明において、その好ましい態様は、前記管理サーバによる診察番号の割り当てが、前記交通機関が、前記病院に再び戻ってくる予想の時刻に基づいて行われることを特徴とする。
【0010】また、上記の発明において、別の態様は、前記管理サーバが、前記診察番号と予想される診察時刻とを対比させたデータテーブルを、予め定められた診察能力に基づいて生成し、前記データテーブルに基づいて、前記診察番号の割り当てを行うことを特徴とする。
【0011】上記の目的を達成するために、本発明の更に別の側面は、受診のために病院を訪れる患者に対して、診察する順番を示す診察番号を発行する診察番号発行方法であって、前記病院を通るバスなどの交通機関に設置される交通機関発番機と、前記病院に設置される受付発番機と、前記診察番号の発行を管理する管理サーバとが備えられ、前記管理サーバが、前記交通機関が前記病院に到着する度に、当該交通機関に対して、当該交通機関を利用する前記患者に対して発行する前記診察番号を割り当て、前記交通機関発番機が、当該交通機関に前記患者が乗車する度に、前記割り当てられた診察番号を順番に発行し、前記受付発番機が、前記交通機関を利用しないで当該病院を訪れる前記患者に対して、前記交通機関に割り当てられた診察番号を除いた前記診察番号を順番に発行することを特徴とする。
【0012】更に、上記の発明において、その好ましい態様は、前記管理サーバによる診察番号の割り当てが、前記交通機関が、前記病院に再び戻ってくる予想の時刻に基づいて行われることを特徴とする。
【0013】更に、上記の発明において、別の態様は、前記管理サーバが、予め定められた診察能力に基づいて生成される、前記診察番号と予想される診察時刻とを対比させたデータテーブルを有し、前記管理サーバによる診察番号の割り当てが、前記データテーブルに基づいて行われることを特徴とする。
【0014】本発明の更なる目的及び、特徴は、以下に説明する発明の実施の形態から明らかになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照番号又は参照記号を付して説明する。
【0016】図1は、本発明を適用した診察番号発行システムの実施の形態例に係る構成図である。図に示されるように、本実施の形態例に係る診察番号発行システム1は、外来患者に診察番号の発行が必要な比較的規模の大きな病院6を対象としており、当該病院6を巡るバス5が運行されている場合を前提としたものである。また、本診察番号発行システム1は、図1に示されるように、管理サーバ2、バス発番機3、及び受付発番機4によって構成される。
【0017】管理サーバ2は、バス発番機3及び受付発番機4で発行される診察番号を管理するコンピュータシステムであり、バス発番機3とは無線により、また、受付発番機4とは有線あるいは無線で通信が可能である。かかる管理サーバ2は、通常、前記病院6に設置され、前記通信を行うためのインターフェース部、データの格納部、診察番号の管理を実行する制御部、各種データの表示を行うための表示部等で構成されている。
【0018】次に、バス発番機3は、前記病院6を巡るバス5に設置され、当該病院6を訪れる外来患者が当該バス5に乗車した際に、その外来患者に対して診察番号を発行する装置である。前述のように、管理サーバ2と無線により通信を行う通信機能を有し、乗車してきた患者に対して診察番号を発行する度にその情報を管理サーバ2へ送信する。また、発行する診察番号については、後述するが、当該バス5が病院6に到着した際に、管理サーバ2より割り当てられる。
【0019】乗車してきた患者に対する診察番号の発行は、具体的には、患者が所定の診察券(カード)をバス発番機3に挿入し、バス発番機3がその診察券から受診する科(例えば、内科)を読み取って、その科用に割り当てられている診察番号を紙に印刷して出力することによって行われる。その後、バス発番機3は、前述したように、発行した診察番号、前記診察券から読み取った患者IDなどの情報を管理サーバ2に送信する。なお、当該病院6を巡るバス5が複数台あってもよく、その場合には、それぞれのバス5にバス発番機3が設置される。
【0020】次に、受付発番機4は、前記病院6に設置され、来院した外来患者に対する受付の処理と前記バス5を利用しない患者に対する診察番号の発行を行う装置である。従来の自動受付機の場合と同様に、患者が診察券を挿入することによって、受付の処理と診察番号の紙による出力を行うが、従来装置と異なる点は、前述のとおり、管理サーバ2と通信機能があり、管理サーバ2から送信される前記バス発番機3に割り当てた診察番号を欠番として診察番号の発行を行う点である。また、バス発番機3と同様に、診察番号を発行する度にその情報を管理サーバ2に送信する。
【0021】また、前述した管理サーバ2のデータ格納部には、図1に示すように、発番テーブル21やマスターデータ22などの必要なデータが収められている。図2は、かかる発番テーブル21の例を示した図である。発番テーブル21とは、その日の診察番号の発行状況を示したデータテーブルであり、図に示すように、内科、外科、小児科など科毎に日々作成され、適宜中味のデータが更新される。この発番テーブル21で特徴的であるのは、バス5(バス発番機3)用に予め診察番号を割り当てるための割当欄が設けられている点である。
【0022】図に示すように、診察番号は、診察開始時刻(図の例では、9:00)から通番となっており、1時間に診察できる平均的な患者数から、時刻と対応付けられている。図の内科の例では、1時間当たり6名の患者を診察すると想定しており、例えば、診察番号が7の場合は、10時前後に診察が開始されると予想している。
【0023】割当欄のバス01が挿入されている診察番号は、01という番号のバス5に割り当てられていることを示している。従って、内科受診のためにバス01に乗車した患者には、4、5、6の診察番号が順次発行されることになる。一方、病院6の受付発番機4では、割当欄が空欄となっている診察番号、即ち、図2の例では、1、2、3、7、8...の診察番号が順次発行される。発行済欄へのチェックの挿入は、その診察番号が既に発行されたことを表しており、図2の例では、診察番号1、2が受付発番機4により、診察番号発行がバス発番機3により発行済みであることを示している。
【0024】また、患者ID欄には、その診察番号を取得した患者のID番号が表示されており、それ例外にも必要に応じて、その患者の属性データを載せるようにしてもよい。前記発行済欄へのチェックの挿入、及び患者ID欄へのデータの挿入は、バス発番機3及び受付発番機4が発番する度に通信する、診察券から読み取った情報などを基に行われる。
【0025】また、マスターデータ22としては、各科の1時間当たりの診察能力や患者の各種属性情報等が収められ、管理サーバ2が前記発番テーブル21を作成、更新する際に参照される。管理サーバ2が行う診察番号の管理とは、かかる発番テーブル21を基に、診察番号の発行状況を把握し、診察番号をバス発番機3と受付発番機4へ適正に割り振ることである。
【0026】以上説明したような構成を有する本実施の形態例に係る診察番号発行システム1は、病院6を巡るバス5にも診察番号の発番機3を設け、公共の交通機関であるバス5を利用する患者に対して、乗車時に既に病院6に到着している場合と同程度の早い診察番号を発行しようとするものである。
【0027】図3は、本実施の形態例に係る診察番号発行システム1によって行われる発番処理の流れを示したフローチャートである。また、図4は、発番テーブル21の変化の様子を例示した図である。以下、図3及び図4に基づいて本診察番号発行システム1における発番処理の内容を説明するが、ここでは、1台のバス5が運行されている場合を想定する。
【0028】まず、管理サーバ2がその日の初期状態の発番テーブル21を各科毎に生成する(図3のステップS1)。ここで初期状態の発番テーブル21とは、図4の(a)に示した例において、時刻診察番号の欄以外が空欄のテーブルのことをいう。1時間当たりの診察番号は、前述したとおり、マスターデータ22等に格納されている各科の診察能力のデータに基づいて定められる。
【0029】次に、管理サーバ2は、病院6に停車し、発車を待っているバス5(バス発番機3)に対して割り当てる診察番号の決定を行う(図3のステップS2)。この診察番号の割り当て処理は、当該バス5が病院6に戻ってくる予想到着時刻などに基づいて行われ、具体的な割り当ての方法については後述する。割り当てる診察番号が決定されると、発番テーブル21のその診察番号の割当欄に、バス5に割り当てた旨の表示が挿入される。図4の(a)の例では、イ部に示すように、診察番号4、5、6がバス5用に割り当てられている。
【0030】次に、管理サーバ2は、バス5に割り当てた診察番号(以下、割り当て番号と呼ぶ)の情報をバス発番機3と受付発番機4の双方に送信する(図3のステップS3)。割り当て番号の情報を受信したバス発番機3は、その割り当て番号を記録しておき、バス5が病院6を発車する。発車後、停留所で当該病院6で診察を受ける患者が乗車する度に、前記割り当て番号を順番に診察番号として発行する(図3のステップS4)。図4の(a)に示す例では、診察番号4、5、6を順番に発行していく。診察番号の発行は、前述したとおり、バス5に乗車した患者が、診察券をバス発番機3に挿入することにより行われ、患者は、バス発番機3から出力される診察番号が印刷された紙を手にする。
【0031】また、バス発番機3は、診察番号の発行の度に、発行した番号と患者の診察券から読み取った患者ID等の情報を、無線で管理サーバ2に送信する(図3のステップS5)。その情報を受け取った管理サーバ2は、発番テーブル21の発行した診察番号の発行済の欄にチェックを入れ、必要に応じて、患者IDやその患者の属性情報を発番テーブル21に挿入する。図4の(b)におけるハ部は、バス5において番の診察番号が発行された場合を示している。以降、バス発番機3は、病院6にバス5が到着するまでの間、上述した図3のステップS4及びS5を繰返し行う。
【0032】一方、割り当て番号を受診した受付発番機4は、1から始まる通番の診察番号の中から、前記割り当て番号を削除する処理を行う。即ち、図4の(a)に示した例では、診察番号4、5、6が削除され、診察番号として1、2、3、7、8…が残される。その後、受付発番機4は、当該病院6をバス5を利用せずに訪れた患者に対して、前記割り当て番号を削除後の番号で、順番に発番していく(図3のステップS6)。従って、図4の(a)の例では、診察番号の次の患者には、診察番号が発行される。
【0033】また、バス発番機3の場合と同様に、発番の度に発番に関する情報を管理サーバ2に送信する(図3のステップS7)。送信を受けた管理サーバ2は、上述したバス発番機3の場合と同様の処理を行う。図4の(b)に示す例では、受付発番機4で二人の患者に対して発番済みである状態を示している(図のロ部)。受付発番機4も、バス発番機3と同様に、バス5が病院6に到着するまでの間、上述した図3のステップS6及びS7を繰返し行う。
【0034】そして、当該バス5が病院6に到着すると(図3のステップS8)、バス5が到着したことが管理サーバ2に伝えられ、管理サーバ2において、再度当該バス5に対する診察番号の割り当て処理が行われる(図3のステップS2)。図4の(c)は、バス5が病院6に到着し、再度診察番号の割り当てを行った時点の発番テーブル21の例を示している。図からわかるように、バス5が病院6に到着する間に、バス発番機3では診察番号4、5が、受付発番機4では診察番号1、2、3、7、8が発番されている。そして、この例では、管理サーバ2が、再度バス5が病院6に戻ってくる予想時刻等を基に、診察番号11からの番号(図のホ部)をバス5に再度割り当てている。
【0035】以降、同様の処理が繰返して行われて、本診察番号発行システム1によるその日の発番の処理が終了する。なお、図4の(c)のニ部に示されるように、バス発番機3に割り当てた診察番号が全部発行されない場合には、欠番(図の例では)となるが、病院6の看護婦等が、管理サーバ2の表示部で発番テーブル21を確認し、適宜欠番はとばして診察を行うようにする。また、バス5の到着が予想より大幅に遅れた場合など、診察の順番になってもバス5を利用した患者が到着していないことも起こり得るが、そのような場合にも、看護婦等が適宜診察の順番を調整する。
【0036】次に、前述した、管理サーバ2で行う診察番号のバス5への割り当て処理について説明する。図5は、かかる処理の一例を示したフローチャートであり、図6は、その例を説明するための図である。バス5が病院6に到着すると、管理サーバ2は、まず、当該バス5が病院6に戻ってくるまでにかかった所要時間等から、当該バス5が次に病院6に戻ってくる予想到着時刻を算出する(図5のステップS21)。この際、その地域の道路混雑状況に関する情報等を参照するようにしてもよい。
【0037】次に、発番テーブル21にアクセスし、前記算出した予想到着時刻に対応する診察番号(以下、Xとする)を取得する(図5のステップS22)。図6に示した例では、予想到着時刻が10:10である場合を示しており(図の矢印A)、Xとしてが取得される。引き続いて、発番テーブル21からその時点で発行済みである診察番号のうち最終の番号(以下、Yとする)を取得する(図5のステップS23)。図6の(a)、(b)、及び(c)に示す例では、それぞれYとして、、及びが取得される。
【0038】次に、前記取得したXとY+αの大きさを比較する(図5のステップS24)。ここで、αとは、予め定めた固定の値であり、直接病院6を訪れる患者とバス5を利用する患者の公平感を出すための調整値である。そして、その比較の結果、Xの方が大きければ(図5のステップS24のYES)、Xから診察番号をバス5に割り当て(図5のステップS25)、そうでなければ(図5のステップS24のNO)、Y+α+1から割り当てる(図5のステップS26)。
【0039】図6に示す例ではαを2としており、(a)の場合には、Y+α=10となって、Xより大きくなるため、Y+α+1である11から割り振られる。また、(b)に示す例では、、Y+α=8となって、Xと等しいため、Y+α+1であるから割り振られる。さらに、(c)の場合には、Y+α=6となって、Xの方が大きいため、Xであるから割り振られる。
【0040】以上説明したような方法でバス5に診察番号を割り振るため、バス5を利用する患者は、病院6に到着後の待ち時間が従来よりも短くなる。また、αの値を適正な値とすることにより、バス5を利用しない患者との公平感も保てる。なお、上述の図5に基づいて説明した処理は一例であり、他の方法を取ることもできる。例えば、バス5の前記予想到着時刻が属する時間帯の後半の診察番号を常に割り当てるようにする方法を取ることもできる。この方法によれば、図6に示した例では、予想到着時刻が属する時間帯である10時台の後半の番号10、11、12が割り振られることになる。
【0041】以上説明したように、本実施の形態例に係る診察番号発行システム1を用いることにより、バス5を利用する患者に対して、乗車時に診察番号を発行することができ、バス5を利用する患者の病院6における待ち時間を短縮することができる。また、それにより、バス5の利用促進が図られ、自家用車などの利用が減って地域環境の向上を図ることもできる。
【0042】なお、以上の処理内容の説明においては、バス5が1台である場合を想定したが、バス5が2台以上ある場合においても、同様の考え方で発番の処理を行うことができる。また、本実施の形態例においては、公共の交通機関としてバスが利用される場合であったが、路面電車や、予め設定された経路の中から選択的に運行されるデマンド形態の路線交通機関などを含めた他の交通機関が利用される場合であっても本発明を適用することができる。
【0043】本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
【0044】
【発明の効果】以上、本発明によれば、公共の交通機関を利用する患者は、乗車時に既に病院に到着している場合と同程度の早い診察番号を得ることができ、病院における待ち時間を短縮することができる。さらに、これにより公共の交通機関の利用促進が図られ、地域環境の向上にもつながる。




 

 


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