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発明の名称 カメラ遠隔制御装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−153067(P2003−153067A)
公開日 平成15年5月23日(2003.5.23)
出願番号 特願2001−349169(P2001−349169)
出願日 平成13年11月14日(2001.11.14)
代理人 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外5名)
【テーマコード(参考)】
5C022
5K048
【Fターム(参考)】
5C022 AB61 AB62 AB65 AC27 AC74 AC75 AC77 AC78 
5K048 AA04 BA10 CA08 DA02 DC04 EA11 EB02 EB15 FC01 HA01 HA02
発明者 村田 英明 / 見持 圭一
要約 課題
構成を簡素化することによって、従来よりも狭い場所でもカメラを設置することを可能とするとともに、セッティングに要する手間と時間とを低減すること。

解決手段
本発明のカメラ遠隔制御装置は、カメラ1を遠隔から制御するためのカメラ遠隔制御装置であって、カメラ1のパン角およびチルト角の制御情報の入力を受け付けるマスターブロードキャスタ4と、マスターブロードキャスタ4によって入力された制御情報に基づいて、カメラ1のパン角およびチルト角を制御するための駆動信号を出力するローカル制御装置3と、ローカル制御装置3と一体化して備えられ、カメラ1を保持し、カメラ1のパン角およびチルト角を、ローカル制御装置3によって出力された駆動信号に基づいて制御するパンチルト台2とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】 カメラを遠隔から制御するためのカメラ遠隔制御装置であって、前記カメラのパン角およびチルト角の制御情報の入力を受け付ける制御情報入力装置と、前記制御情報入力装置によって入力された制御情報に基づいて、前記カメラのパン角およびチルト角を制御するための駆動信号を出力する駆動信号出力装置と、前記駆動信号出力装置と一体化して備えられ、前記カメラを保持し、前記カメラのパン角およびチルト角を、前記駆動信号出力装置によって出力された駆動信号に基づいて制御するパンチルト制御装置とを備えたことを特徴とするカメラ遠隔制御装置。
【請求項2】 複数のカメラを遠隔から制御するためのカメラ遠隔制御装置であって、前記各カメラのパン角およびチルト角の制御情報の入力を受け付ける制御情報入力装置と、前記各カメラそれぞれに対応して備えられ、前記制御情報入力装置によって入力された各制御情報に基づいて、対応するカメラのパン角およびチルト角を制御するための駆動信号を出力する複数の駆動信号出力装置と、前記各駆動信号出力装置それぞれと一体化して備えられ、前記カメラを保持し、このカメラのパン角およびチルト角を、対応する駆動信号出力装置によって出力された駆動信号に基づいて制御する複数のパンチルト制御装置とを備えたことを特徴とするカメラ遠隔制御装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパン角、チルト角、あるいはズームを制御する等によりカメラを遠隔から制御するカメラ遠隔制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラのパン角、チルト角、あるいはズームおよび絞り等を制御することによって、カメラの撮影状態を遠隔制御するカメラ遠隔制御装置としては、図5に示すような構成が一般的である。
【0003】この種のカメラ遠隔制御装置は、カメラ1のパン角およびチルト角を調節するパンチルト台2と、パンチルト台2の近傍に備えられパンチルト台2を制御するローカル制御装置3と、ローカル制御装置3を遠隔から制御するマスターブロードキャスタ4とが備えられている。そして、パンチルト台2とローカル制御装置3、およびローカル制御装置3とマスターブロードキャスタ4はそれぞれケーブル5、およびケーブル6で接続されている。そして、パンチルト台2にはカメラ1が据え付けられている。
【0004】このような構成の基、パンチルト台2に据え付けられたカメラ1は、以下に示すようにしてオペレータによってそのパン角およびチルト角が遠隔制御される。
【0005】すなわち、オペレータは、カメラ1およびローカル制御装置3と遠隔に設けられたマスターブロードキャスタ4から、パン角およびチルト角を設定する操作入力を入力すると、この操作入力情報は、ケーブル6を介してローカル制御装置3に出力される。そして、ローカル制御装置3では、この操作入力情報に基づいて、パンチルト台2のパン角およびチルト角を動作させるための駆動量がそれぞれ演算される。
【0006】そして、この演算された駆動量に基づいて、パンチルト台2が動作し、パン角およびチルト角を変更することによって、オペレータによって指示された方向にカメラ1が向けられる。このように、カメラ1のパン角およびチルト角が遠隔操作によって制御されている。
【0007】上述したような遠隔操作は、例えばスポーツの試合等のテレビ中継において、選手を様々な方向から撮影した映像を視聴者に提供するような技術(以下、これを「アイビジョン」(eye vision)と称する)に応用されている。
【0008】すなわち、このように、スポーツ選手のような撮影対象を様々な方向から撮影するためには、多数のカメラ1を用い、各カメラ1がそれぞれ異なる方向から同一の撮影対象を撮影する必要がある。これを野球の試合のテレビ中継を例にとって説明すると、図6に示すように、野球場のグラウンドの周囲を取り囲むように例えば20台のカメラ1(#1〜#20)がパンチルト台2(#1〜#20)に配置される。そして、その近傍にはおのおのローカル制御装置3(#1〜#20)が設置される。そして、各カメラ1(#1〜#20)から遠隔した場所に設けられた制御室8に、各カメラ1(#1〜#20)共通のマスターブロードキャスタ4が備えられる。そして、オペレータがこの制御室8においてマスターブロードキャスタ4を操作することによって、各カメラ1(#1〜#20)のパン角およびチルト角が制御され、同一の撮影対象物が撮影されている。
【0009】なお、カメラ1の台数がこのように多くなると、1人のオペレータで全てのカメラ1を制御するには限界があるので、複数のカメラ1(#1〜#20)のうちのいずれか1つをマスターカメラとし、他のカメラ1はスレーブカメラとして、マスターカメラが撮影した撮影対象を向くような追従機能をマスターブロードキャスタ4に付加して用いている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来のカメラ遠隔制御装置では、以下のような問題がある。
【0011】すなわち、上述のカメラ遠隔制御装置では、図5および図6に示すように、カメラ1の近傍にローカル制御装置3を設置する必要がある。すなわち、カメラ1を配置する場所は、カメラ1を配置するのみならずローカル制御装置3をも配置することが可能なスペースが要求されるために、カメラ1の配置場所が制約を受けるという問題がある。
【0012】また、カメラ1の配置およびセッティングをする場合には、当然のことながら、カメラ1のみならずローカル制御装置3をも同様にセッティングをしなくてはする必要がある。このため、カメラ設置場所まで、カメラ1とローカル制御装置3とを運搬し、更に運搬後、カメラ1とローカル制御装置3とのセッティングをしなくてはならないことから、多大な手間と時間とを要するという問題がある。特に、アイビジョンのように多数のカメラ1を必要とするような場合には、その影響が大きくなる。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、ローカル制御装置をパンチルト台に一体化して備え、構成を簡素化することによって、従来よりも狭い場所でもカメラを設置することを可能とするとともに、セッティングに要する手間と時間とを低減することが可能なカメラ遠隔制御装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。
【0015】すなわち、請求項1の発明のカメラ遠隔制御装置は、カメラを遠隔から制御するためのカメラ遠隔制御装置であって、カメラのパン角およびチルト角の制御情報の入力を受け付ける制御情報入力装置と、制御情報入力装置によって入力された制御情報に基づいて、カメラのパン角およびチルト角を制御するための駆動信号を出力する駆動信号出力装置と、駆動信号出力装置と一体化して備えられ、カメラを保持し、カメラのパン角およびチルト角を、駆動信号出力装置によって出力された駆動信号に基づいて制御するパンチルト制御装置とを備えている。
【0016】請求項2の発明のカメラ遠隔制御装置は、複数のカメラを遠隔から制御するためのカメラ遠隔制御装置であって、各カメラのパン角およびチルト角の制御情報の入力を受け付ける制御情報入力装置と、各カメラそれぞれに対応して備えられ、制御情報入力装置によって入力された各制御情報に基づいて、対応するカメラのパン角およびチルト角を制御するための駆動信号を出力する複数の駆動信号出力装置と、各駆動信号出力装置それぞれと一体化して備えられ、カメラを保持し、このカメラのパン角およびチルト角を、対応する駆動信号出力装置によって出力された駆動信号に基づいて制御する複数のパンチルト制御装置とを備えている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0018】なお、以下の本発明の実施の形態の説明に用いる図中の符号は、図5および図6と同一部分については同一符号を付して、その詳細説明についてはここでは省略する。
【0019】本発明の実施の形態を図1から図4を用いて説明する。
【0020】図1は、本発明の実施の形態に係るカメラ遠隔制御装置の一例を示す構成概念図である。
【0021】すなわち、本発明の実施の形態に係るカメラ遠隔制御装置は、図5に示す従来技術のカメラ遠隔制御装置の構成の一部を変更したものであって、ローカル制御装置3をパンチルト台2と一体化して備えた構成としている。
【0022】次に、以上のように構成した本発明の実施の形態に係るカメラ遠隔制御装置の作用について、図2から図4を用いて説明する。
【0023】図2は、本発明の実施の形態に係るカメラ遠隔制御装置を用いて野球の試合のアイビジョン映像を撮影するために、野球場のグラウンドの周囲を取り囲むように20台のカメラ1(#1〜#20)を配置した例を示す概念図である。
【0024】また、図3は、本発明の実施の形態に係るカメラ遠隔制御装置の動作を示すフローチャートである。
【0025】すなわち、野球場のグラウンドの周囲を取り囲むようにおのおののカメラ1を、ローカル制御装置3と一体化されたパンチルト台2に配置している。そして、各カメラ1(#1〜#20)が配置された場所から遠隔して設けられた制御室8に、各カメラ1(#1〜#20)共通のマスターブロードキャスタ4を備えている。
【0026】オペレータがこの制御室8においてマスターブロードキャスタ4を操作することによって、各カメラ1(#1〜#20)毎にパン角およびチルト角を制御する制御情報が入力される(S1)。この入力された制御情報は、対応するカメラ1のケーブル6(#1〜#20)を介して各ローカル制御装置3(#1〜#20)へと入力される。
【0027】このようにして制御情報が入力された各ローカル制御装置3(#1〜#20)では、対応するカメラ1のパン角およびチルト角を制御するための駆動信号を求めるための演算がなされ(S2)、この演算結果である駆動信号が、対応するパンチルト台2(#1〜#20)に出力される。そして、各パンチルト台2(#1〜#20)がこの駆動信号に基づいて、パン角およびチルト角を調節することによって、パンチルト台2に保持されているカメラ1のパン角およびチルト角が制御される(S3)。
【0028】このようにして、カメラ1は、オペレータによる遠隔操作によって指示された方向を向き、撮影対象物が撮影される(S4)。
【0029】なお、図2に示すように、配置されたカメラ1の台数が多い場合、ステップS1において、1人のオペレータで全てのカメラ1(#1〜#20)を制御情報を入力するには限界があるので、複数のカメラ1(#1〜#20)のうちのいずれか1つをマスターカメラとし、他のカメラ1はスレーブカメラとして、マスターカメラに対してなされた制御情報に対応したスレーブカメラの制御情報を自動的に作成するような制御情報作成機能をマスターブロードキャスタ4に付加しても良い。
【0030】このような場合の動作について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
【0031】まず、オペレータが制御室8においてマスターブロードキャスタ4を操作することによって、マスターカメラのパン角およびチルト角を制御する制御情報が入力される(S1a)。すると、この入力された制御情報に基づいて、各スレーブカメラ1(#S)の制御情報が自動的に作成される(S1b)。
【0032】そして、これら各カメラ1(#1〜#20)の制御情報が、対応するおのおののケーブル6(#1〜#20)を介して各ローカル制御装置3(#1〜#20)へと入力される。以降の動作であるステップS2からステップS4については、図3で説明したものと同様である。
【0033】なお、ステップS1aにおいて入力する制御情報は、カメラ1のパン角およびチルト角を制御する情報であるのみならず、カメラ1のズーム、あるいは絞り等別のものを制御する情報を含むようにしてもよい。
【0034】この場合、ローカル制御装置3では、これらの情報を制御するための駆動信号を求めるための演算を行い、この演算結果である駆動信号を、対応するパンチルト台2に出力する。そして、パンチルト台2は、この駆動信号に基づいて、カメラ1のパン角およびチルト角のみならず、ズーム、あるいは絞り等を調節する。
【0035】上述したように、本発明の実施の形態に係るカメラ遠隔制御装置においては、上記のような作用により、ローカル制御装置3をパンチルト台2に一体化して備えることによって、構成を簡素化することができる。その結果、従来よりも狭い場所でもカメラ1を設置することが可能となる。
【0036】また、カメラ1とローカル制御装置3とを同時にセッティングすることができることから、セッティングに要する手間と時間とを低減することが可能となる。これは、アイビジョンのように多数のカメラ1を必要とするような場合には、多大な効果を奏する。
【0037】以上、本発明の好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、ローカル制御装置をパンチルト台に一体化して備え、構成を簡素化することによって、従来よりも狭い場所でもカメラを設置することが可能であり、かつセッティングに要する手間と時間とを低減することが可能なカメラ遠隔制御装置を実現することができる。




 

 


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