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発明の名称 解析モデル生成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−141189(P2003−141189A)
公開日 平成15年5月16日(2003.5.16)
出願番号 特願2001−341487(P2001−341487)
出願日 平成13年11月7日(2001.11.7)
代理人 【識別番号】100083024
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 昌久 (外1名)
【テーマコード(参考)】
5B046
【Fターム(参考)】
5B046 AA05 CA04 FA08 FA18 GA01 JA08 KA06 
発明者 小路 利明 / 川田 裕 / 桑原 耕治 / 楠瀬 正 / 笠原 秀晃 / 竹之下 敏昌
要約 課題
解析目的に応じて3次元CADモデルから容易に解析モデルを生成する。

解決手段
解析の種類毎に削除ライブラリが備えられ、各削除ライブラリには、第1〜第N(Nは2以上の整数)の削除項目が格納されている。簡略化処理部は、第1の削除項目に応じて3次元CADモデルを簡略化して第1の簡略化モデルを生成して、第1の簡略化モデルを画面表示する。この際、簡略化停止の旨入力されると、簡略化処理部は第1の簡略化モデルを解析モデルとする。さらに、簡略化処理部は第n(nは2以上Nまでのいずれかの整数)の削除項目に応じて第(n−1)の簡略化モデルを簡略化して第nの簡略化モデルを生成して、第nの簡略化モデルを画面表示する。この際、簡略化停止の旨入力されると、簡略化処理部は第nの簡略化モデルを解析モデルとする。
特許請求の範囲
【請求項1】 3次元CADモデルを簡略化して解析モデルを生成する解析モデル生成装置であって、予め規定された削除項目が設定された削除用ライブラリと、前記3次元CADモデルを前記削除用ライブラリに応じて削除・簡略化して前記解析モデルを生成する解析モデル生成手段とを有することを特徴とする解析モデル生成装置。
【請求項2】 前記削除用ライブラリは解析の種類毎に備えられており、製品毎に3次元CADモデルが格納されたCADデータベースを備え、前記解析モデル生成手段は、製品毎に前記3次元CADモデルを抽出3次元CADモデルとして抽出する抽出手段と、前記解析の種類に応じて前記削除用ライブラリのうち一つが選択削除用ライブラリとして選択されると該選択削除用ライブラリに応じて前記抽出3次元CADモデルを削除・簡略化して前記解析モデルを生成する簡略化手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の解析モデル生成装置。
【請求項3】 前記削除用ライブラリには第1〜第N(Nは2以上の整数)の削除項目が格納されており、前記簡略化手段は、前記第1の削除項目に応じて前記抽出3次元CADモデルを簡略化して第1の簡略化モデルを生成して該第1の簡略化モデルを画面表示する第1の手段と、第n(nは2以上Nまでのいずれかの整数)の削除項目に応じて第(n−1)の簡略化モデルを簡略化して、第nの簡略化モデルを生成して該第nの簡略化モデルを画面表示する第2の手段とを有し、簡略化停止の旨を受けると、前記第1又は前記第2の手段はそれぞれ前記第1又は前記第nの簡略化モデルを前記解析モデルとするようにしたことを特徴とする請求項2に記載の解析モデル生成装置。
【請求項4】 前記削除用ライブラリには第1〜第N(Nは2以上の整数)の削除項目が格納されており、前記簡略化手段は、前記第1の削除項目に応じて前記抽出3次元CADモデルを簡略化して第1の簡略化モデルを生成する第1の手段と、第n(nは2以上Nまでのいずれかの整数)の削除項目に応じて第(n−1)の簡略化モデルを簡略化して第nの簡略化モデルを生成して、n=Nとなると、第Nの簡略化モデルを前記解析モデルとする第2の手段とを有することを特徴とする請求項2に記載の解析モデル生成装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元CADモデルから各種解析モデルを生成するための装置に関し、特に、3次元CADモデルから構造解析モデル、振動解析モデル、及び騒音解析モデルを生成するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジン等の機械及び装置(以下単に製品という)等の性能を評価するため、シミュレーションによって、製品の構造解析、振動解析、及び騒音解析等各種解析が行われている。このような解析を行う際に、設計部門で作成された3次元CADモデルを用いてシミュレーション解析を行うことが多い。ところで、製品を製造する際には、設計図面等の設計データに基づいて、製品を製造するが、例えば設計データが2次元の場合(以下2次元設計データと呼ぶ)、製品の製造前に視覚的に製品の立体的構造等を把握することが望ましい。このため、従来、2次元設計データに基づいて3次元モデル(所謂3次元CADモデル)を生成していた。
【0003】3次元CADモデルを生成する際には、2次元設計データに不足しているZ方向のパラメータを入力設定して、2次元設計データ及びZ方向パラメータに基づいて3次元化処理を行うとともに、3次元CADモデルに必要な特性情報(製品を構成する部品に関する情報)が付加される。そして、このような3次元CADモデルは、例えば、CADデータベース等に格納され、種々の解析に使用されることになる。
【0004】ところが、設計部門で作成された3次元CADモデルは、所謂設計データであるため、製品の詳細部分等が含まれており、実際に各種解析を行う際には、このような詳細部分等があると、解析計算が極めて複雑となってしまう。つまり、3次元CADモデルには各種解析に不要なデータが多数含まれる関係上、3次元CADモデルを用いて各種解析を行うと、解析計算が極めて複雑となってしまう。しかも、解析毎に得たい解析データ(解析結果)が異なり、3次元CADモデルそのものを全ての解析について用いるには不都合がある。
【0005】このため、従来、3次元CADモデルを用いて構造解析等の各種解析を行う際には、3次元CADモデルを簡略化した解析用モデルを用いて各種解析を行っていた。そして、3次元CADモデルから解析モデルを生成する際には、解析を行う人(解析者)が、解析を行う際に不要な部品等の要素を3次元CADモデルから削除して、3次元CADモデルを簡略化して解析モデルを生成している。そして、このような簡略化は、解析しようとしている製品の大きさ及び解析精度に大きく依存する。即ち、大きな製品では削除した方がよいような小さな部分(部品)でも、小さな製品では削除してはならない場合もあり、さらには、精度の高い解析結果を得たい場合には、小さな部品でも削除しない方がいい場合等、解析対象とする製品の条件によって簡略化が異なることになる。また、解析の種類(例えば、構造解析、振動解析、及び騒音解析等)によっても簡略化が異なるため、上述の点を考慮して、3次元CADモデルから解析モデルを生成する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来、解析モデルを生成する際には、解析者が、3次元CADモデルにから不要な要素を削除して解析モデルを生成しており、しかも、解析モデルの生成に当たっては、解析対象とする製品の大きさ及び解析精度等の条件に応じて、さらには、解析の種類毎に新たに解析モデルを生成しなければならない関係上、3次元CADモデルから解析モデルを作成することが極めて面倒であるという問題点がある。
【0007】さらに、前述のように、解析モデルは解析対象とする製品の大きさ及び解析精度等の条件に応じてしかも解析の種類毎(構造解析か振動解析か等の解析毎)に生成しなければならず、解析対象とする製品の大きさ及び解析精度等の条件に応じて、しかも解析の種類毎に解析モデルを、人手で作るとなると解析モデルの生成に時間を要してしまう。つまり、製品の解析を行うまでの準備(つまり、解析モデルの生成)に時間がかかり、結果的に効率的に製品に対する各種解析を行うことができないという問題点がある。
【0008】本発明の目的は3次元CADモデルから容易に解析モデルを生成することのできる解析モデル生成装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は解析目的に応じて3次元CADモデルから解析モデルを生成することのできる解析モデル生成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、3次元CADモデルを簡略化して解析モデルを生成する解析モデル生成装置であって、予め規定された削除項目が設定された削除用ライブラリと、前記3次元CADモデルを前記削除用ライブラリに応じて削除・簡略化して前記解析モデルを生成する解析モデル生成手段とを有することを特徴とする解析モデル生成装置が得られる。
【0011】このようにすれば、削除用ライブラリに基づいて3次元CADデータから容易に解析モデルを生成することができる。
【0012】例えば、前記削除用ライブラリは解析の種類毎に備えられており、製品毎に3次元CADモデルが格納されたCADデータベースを備え、前記解析モデル生成手段は、製品毎に前記3次元CADモデルを抽出3次元CADモデルとして抽出する抽出手段と、前記解析の種類に応じて前記削除用ライブラリのうち一つが選択削除用ライブラリとして選択されると該選択削除用ライブラリに応じて前記抽出3次元CADモデルを削除・簡略化して前記解析モデルを生成する簡略化手段とを有している。
【0013】このような構成をとれば、解析の種類に応じて削除用ライブラリを選択削除用ライブラリとして選択して、選択削除用ライブラリに応じて3次元CADモデルを削除・簡略化して解析モデルを生成ことができることになって、3次元CADデータから容易に解析モデルを生成することができるばかりでなく、解析目的に応じて3次元CADデータから解析モデルを生成することができることになる。
【0014】さらに、前記削除用ライブラリには第1〜第N(Nは2以上の整数)の削除項目が格納されており、前記簡略化手段は、前記第1の削除項目に応じて前記抽出3次元CADモデルを簡略化して第1の簡略化モデルを生成して該第1の簡略化モデルを画面表示する第1の手段と、第n(nは2以上Nまでのいずれかの整数)の削除項目に応じて第(n−1)の簡略化モデルを簡略化して第nの簡略化モデルを生成して該第nの簡略化モデルを画面表示する第2の手段とを有し、簡略化停止の旨を受けると、前記第1又は前記第2の手段はそれぞれ前記第1又は前記第nの簡略化モデルを前記解析モデルとする。
【0015】このようにして、第1〜第Nの削除項目に応じて順次簡略化を行って、簡略化の都度画面表示するようにすれば、解析者が適当と思う状態で簡略化を停止して、画面表示された簡略化(削除後)モデルを解析モデルとすることができることになる。
【0016】また、前記簡略化手段は、前記第1の削除項目に応じて前記抽出3次元CADモデルを簡略化して第1の簡略化モデルを生成する第1の手段と、第n(nは2以上Nまでのいずれかの整数)の削除項目に応じて第(n−1)の簡略化モデルを簡略化して第nの簡略化モデルを生成して、n=Nとなると、第Nの簡略化モデルを前記解析モデルとする第2の手段とを有するようにしてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
【0018】図1を参照して、図示の解析モデル生成装置は、コンピュータ装置11、ディスプレイ等の表示装置12、入力装置(例えば、キーボード及びマウス)13、及び出力装置(例えば、プリンター)14を備えており、コンピュータ装置11には記憶装置15が接続されるとともにCADモデルデータベース16が接続されている。そして、記憶装置15には後述する削除ライブラリ及びコンピュータ装置11が3次元CADモデルを簡略化する際のプログラム等が格納されており、コンピュータ装置11は3次元CADモデルを簡略化して得られた解析モデルを解析モデルデータベース17に格納する。
【0019】3次元CADモデルを生成する際には、前述したように、2次元設計データに不足しているZ方向のパラメータを入力設定して、2次元設計データ及びZ方向パラメータに基づいて3次元化処理を行うとともに、3次元CADモデルに必要な特性情報(製品を構成する部品に関する情報)が付加される。そして、このようにして生成された3次元CADモデルはCADモデルデータベース16に格納される。CADモデルデータベース16には、製品毎に3次元CADモデルが格納されており、各3次元CADモデルには当然のことながら製品に関する情報(製品情報)が付加されている。このような3次元CADモデル処理は、例えば、コンピュータ装置11で行ってもよいし、他のコンピュータ装置18で3次元化処理を行って得られた3次元CADモデルをCADモデルデータベース16に格納するようにしてもよい。
【0020】図示の例において、コンピュータ装置11は、一台のみ示されているが、複数あってもよく、コンピュータ装置11は、少なくとも後述する機能を有するアクセス部11a、ライブラリ選択部11b、簡略化処理部11c、及び解析モデル出力部11dを有しており、後述するようにして、削除ライブラリに基づいて3次元CADモデルを簡略化処理する。
【0021】記憶装置15には、解析の種類毎に削除ライブラリ(解析用ライブラリ)が格納されている。つまり、解析の種類がM(Mは1以上の整数)種類あるとすると、記憶装置15には第1〜第Mの削除ライブラリが格納されている(例えば、記憶装置15には、構造解析用ライブラリ、振動解析用ライブラリ、及び騒音解析用ライブラリが格納されている)。
【0022】各削除ライブラリには第1〜第N(Nは2以上の整数)の削除項目が規定されており、第1〜第Nの削除項目は、製品の振動解析等を行うに当たって、削除すべき項目が記載されており、第1〜第Nの削除項目の順にその削除順位が高い。つまり、第1の削除項目が最も順位が高く、第Nの削除項目が最も順位が低い。このように、削除項目毎に順位を規定しておけば、製品が多少設計変更された際にも、既存の削除項目を容易に摘要できることになる。
【0023】第1〜第Nの削除項目として、例えば、削除項目として、ボルト及びナット等の部品名、解析者側で予め設定した特別な属性(解析不要部分)、及び小物(予め規定された寸法又は面積以下の部品)等がその削除順位に基づいて規定されている。これら削除ライブラリは、前述のように、解析種類毎に準備されており、例えば、構造解析用ライブラリ、振動解析用ライブラリ、及び騒音解析用ライブラリ毎に削除項目が異なることもある。
【0024】ここで、図2を参照して、3次元CADモデルから解析モデルを生成する際には、まず、入力装置13を操作して解析モデル生成指令を入力する(S1)。これによって、アクセス部11aでは、CADモデルデータベース16をアクセスして、製品情報を表示装置12上に表示する(S2)。製品名画面上の解析モデルを生成すべき製品情報(製品名)をクリックすると、つまり、解析モデルを生成すべき製品名を選択すると(S3)、アクセス部11aは当該製品に係る3次元CADデータをCADモデルデータベース16から抽出して、一旦記憶装置15に格納する(S4)。
【0025】その後、入力装置13から生成すべき解析モデルを入力すると、つまり、解析種類を入力(選択)すると(例えば、構造解析、振動解析、及び騒音解析のいずかを入力する:S5)、ライブラリ選択部11bでは、解析種類に応じて記憶装置15を検索して、解析種類選択に該当するライブラリを読み込む(S6)。
【0026】いま、振動解析が入力(選択)されたとすると、ライブラリ選択部11bでは、記憶装置15から振動解析用ライブラリを読み込む。そして、簡略化処理部11cでは、振動解析ライブラリに応じて3次元CADモデルの不要な部分(不要要素)を削除する。不要要素の削除に当たっては、まず、簡略化処理部11cは、振動解析用ライブラリ内の第1の削除項目に基づいて、3次元CADモデルから第1の削除項目に該当する要素(部分)を削除・簡略化して、第1の削除後モデルを生成し、この第1の簡略化モデルを表示装置12に表示する。
【0027】解析者が、表示装置12に表示された第1の簡略化モデルを見て、これで、削除(簡略化)停止しようと思う際には、入装置13から削除・簡略化停止の旨入力する。これによって、簡略化処理部11cは、簡略化処理を停止して、第1の簡略化モデルを振動解析モデルとする。そして、この振動解析モデルは 解析モデル出力部11dによって解析モデルデータベース17に格納される。この際、解析モデル出力部11dは出力装置14に解析モデルを出力するようにしてもよい。
【0028】一方、予め規定された時間が経過しても、削除・簡略化停止の旨が入力されないと、簡略化処理部11cは、振動解析ライブラリ内の第2の削除項目に基づいて、第1の簡略化モデルから第2の削除項目に該当する要素を削除して、第2の簡略化モデルを生成し、この第2の簡略化モデルを表示装置12に表示する。なお、上述した予め規定された時間の経過に代えて、削除簡略化継続を示す入力信号を用いるようにしてもよい。つまり、解析者が入力装置13から入力信号を入力すると、簡略化処理部11cは振動解析ライブラリ内の第2の削除項目に基づいて第1の簡略化モデルから第2の削除項目に該当する要素を削除して、第2の簡略化モデルを生成し、この第2の簡略化モデルを表示装置12に表示するようにしてもよい。
【0029】同様にして、解析者が、表示装置12に表示された第1の簡略化モデルを見て、これで、削除(簡略化)停止しようと思う際には、入力装置13から削除停止の旨を入力する。これによって、簡略化処理部11cは、簡略化処理を停止して、第2の簡略化モデルを振動解析モデルとする。そして、この振動解析モデルは解析モデル出力部11dによって解析モデルデータベース17に格納される。この際、解析モデル出力部11dは出力装置14に解析モデルを出力するようにしてもよい。
【0030】予め規定された時間が経過しても、削除・簡略化停止の旨が入力されないと、簡略化処理部11cでは、振動解析ライブラリ内の第3の削除項目に基づいて、第2の簡略化モデルから第3の削除項目に該当する要素を削除して、第3の簡略化モデルを生成し、この第3の簡略化モデルを表示装置12に表示する。この場合にも、上述した予め規定された時間の経過に代えて、削除簡略化継続を示す入力信号を用いるようにしてもよい。つまり、解析者が入力装置13から入力信号を入力すると、簡略化処理部11cは振動解析ライブラリ内の第3の削除項目に基づいて第2の簡略化モデルから第3の削除項目に該当する要素を削除して、第3の簡略化モデルを生成し、この第3の簡略化モデルを表示装置12に表示するようにしてもよい。
【0031】このようにして、簡略化処理部11cは、振動解析用ライブラリ内の第1の削除項目に基づいて、3次元CADモデルを削除・簡略化して第1の簡略化モデルを生成して、表示装置12に表示する(S7)。この際、解析者が入力装置13から削除・簡略化停止の旨入力すると、つまり、第1の簡略化モデルが表示装置12に表示された段階で、解析者が入力装置13から削除・簡略化停止の旨入力すると(S8)、簡略化処理部11cは、簡略化処理を停止して、第1の簡略化モデルを振動解析モデルとする(S9)。そして、第1の簡略化モデルが振動解析モデルとして解析モデル出力部11dによって解析モデルデータベース17に格納される(S10)。
【0032】第1の簡略化モデルが表示された後、予め規定された時間が経過しても削除・簡略化停止の旨が入力されないと(S11)、簡略化処理部11aは、振動解析用ライブラリ内の第n(nは2以上Nまでの整数)の削除項目に基づいて第(n−1)の簡略化モデルを簡略化して第nの簡略化モデルを生成して、表示装置12に表示する(S12)。そして、第nの簡略化モデルが表示装置12に表示された段階で、解析者が入力装置13から削除・簡略化停止の旨入力すると(S13)、簡略化処理部11cは、S9で、簡略化処理を停止して、第nの簡略化モデルを振動解析モデルとする。そして、解析モデル出力部11dは、第nの簡略化モデルを振動解析モデルとして解析モデルデータベース17に格納する。なお、前述したように、予め規定された時間の経過に代えて、削除簡略化継続を示す入力信号を用いるようにしてもよい。この場合には、解析者が入力装置13から入力信号を入力すると、簡略化処理部11cは振動解析ライブラリ内の第nの削除項目に基づいて第(n−1)の簡略化モデルを簡略化して、第nの簡略化モデルを生成して、表示装置12に表示する。
【0033】第nの簡略化モデルが表示された後、予め規定された時間が経過しても、削除・簡略化停止の旨が入力されないと(S14)、簡略化処理部11cでは、n=Nとなったか否かを判定して(S15)、n=Nとなると、S9において、第nの簡略化モデル、つまり、第Nの簡略化モデルを解析モデルとする。そして、解析モデル出力部11dは、第nの簡略化モデルを振動解析モデルとして解析モデルデータベース17に格納する。一方、n=Nでなければ、簡略化処理部11cでは、S12に戻って簡略化処理を継続する。なお、予め規定された時間の経過に代えて、削除簡略化継続を示す入力信号を用いる場合には、第nの簡略化モデルが表示された後、解析者が入力装置13から入力信号を入力すると、簡略化処理部11cでは、n=Nとなったか否かを判定して、n=Nであると、第Nの簡略化モデルを解析モデルとすることになる。一方、n=Nでなければ、簡略化処理部11cでは、簡略化処理を継続することになる。
【0034】このようにして簡略化処理が行われて、振動解析用ライブラリ内の第Nの削除項目までの処理が終了するまで、入力装置13から削除・簡略化停止の旨が入力されないと、簡略化処理部11cは、第Nの簡略化モデルを振動解析モデルとし、解析モデル出力部11dによって、第Nの簡略化モデルを振動解析モデルとして解析モデルデータベース17に格納される。その後、解析者は、解析モデルデータベース17に格納された解析モデルを用いて振動解析(シミュレーション)を行うことになる。
【0035】なお、上述の説明では、予め規定された時間が経過しても、削除・簡略化停止の旨が入力されないと、簡略化処理を継続するとして説明したが、順次第1〜第Nの削除項目に応じてそれぞれ第1〜第Nの簡略化モデルを生成して最終的に第Nの削除後モデルを解析モデルとして解析モデルデータベース17に格納するようにしてもよい。つまり、第1の削除項目に応じて3次元CADモデルを簡略化して第1の簡略化モデルを生成して、第nの削除項目に応じて第(n−1)の簡略化モデルを簡略化して第nの簡略化モデルを生成し、n=Nとなると、第Nの簡略化モデルを解析モデルとするようにしてもよい。
【0036】上述のようにして、3次元CADモデルを順次簡略化して振動解析モデルを生成することになるが、他の解析モデル(例えば、構造解析モデル又は騒音解析モデル)を生成する際にも、該当するライブラリを用いて同様にして3次元CADモデルを簡略化して解析モデルを生成する。
【0037】図3を参照して、排気装置の振動解析及び又は騒音解析を行う際には、排気装置の3次元CADモデルがコンピュータ装置11に与えられて、図2で説明したようにして、簡略化処理が行われて、排気装置の振動解析モデルが生成される。ここでは、3次元CADモデルの形状が簡略化(クリーンアップ)されるとともに不要物が除去されている(例えば、ギャップの結合、金具の削除、外周面の削除)。
【0038】このようにして、削除ライブラリに基づいて3次元CADモデルを自動的に簡略化して解析モデルを生成するようにしたから、3次元CADデータから容易に解析モデルを生成することができるばかりでなく、解析目的に応じて3次元CADデータから解析モデルを生成することができる。
【0039】なお、上述の説明から明らかなように、アクセス部11a、ライブラリ選択部11b、簡略化処理部11c、及び解析モデル出力部11dが集合的に解析モデル生成手段として動作する。さらに、アクセス部11aは、抽出手段として機能し、ライブラリ選択部11b及び簡略化処理部11cは簡略化手段として機能する。また、簡略化処理部11cは第1及び第2の手段として機能することになる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、コンピュータによって、予め規定された削除項目が設定された削除用ライブラリに応じて3次元CADモデルを削除・簡略化して解析モデルを生成するようにしたから、3次元CADデータから容易に解析モデルを生成することができるという効果がある。
【0041】さらに、本発明では、削除用ライブラリを解析の種類毎に備えて、解析の種類に応じて削除用ライブラリが選択削除用ライブラリとして選択されて、選択削除用ライブラリに応じて3次元CADモデルを削除・簡略化して解析モデルを生成するようにしたから、3次元CADデータから容易に解析モデルを生成することができるばかりでなく、解析目的に応じて3次元CADデータから解析モデルを生成することができるという効果がある。
【0042】また、本発明では、第1〜第Nの削除項目に応じて順次簡略化を行って、簡略化の都度画面表示するようにしたから、解析者が適当と思う状態で簡略化を停止して、画面表示された簡略化(削除後)モデルを解析モデルとすることができるという効果がある。




 

 


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