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発明の名称 広告配信処理システム、広告配信処理装置及び方法、通信端末及び広告提示方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−337905(P2003−337905A)
公開日 平成15年11月28日(2003.11.28)
出願番号 特願2002−145306(P2002−145306)
出願日 平成14年5月20日(2002.5.20)
代理人 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外7名)
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067 AA21 BB04 BB21 DD17 DD20 DD51 EE02 EE12 FF02 FF23 HH22 HH23 JJ52 
発明者 石若 卓夫 / 村松 寿郎
要約 課題
配信した広告情報に対する広告効果を正確に算出する。

解決手段
広告配信装置1は、配信された広告内容情報を用いて広告内容をユーザに提示する通信端末に広告を配信するときに、広告内容情報とこの広告内容情報にて広告内容を配信又は提示するエリアを示すエリア情報とを対応づけて広告情報蓄積部13に予め記憶しておき、通信端末位置がエリア内であることを移動体位置取得部21により検出した場合に、このエリアのエリア情報に対応する広告内容情報を通信端末に配信して、広告内容に対する通信端末の操作内容情報を送受信部14にて受信し、この操作内容に基づいて広告効果判定部32にて広告効果を算出する。
特許請求の範囲
【請求項1】 配信された広告内容情報を用いて広告内容をユーザに提示する通信端末と、上記広告内容情報とこの広告内容情報にて広告内容を配信又は提示するエリアを示すエリア情報とを対応づけて予め記憶しておき、通信端末位置がエリア内である場合に、このエリアのエリア情報に対応する広告内容情報を上記通信端末に配信して、広告内容に対する上記通信端末の操作内容を検出し、この操作内容に基づいて広告効果を算出する広告配信処理装置とを備えることを特徴とする広告配信処理システム。
【請求項2】 上記通信端末は、広告内容を閲覧する利用者と共に移動する移動体端末であることを特徴とする請求項1に記載の広告配信処理システム。
【請求項3】 上記広告配信処理装置と接続され、上記通信端末を利用するユーザについて発生した支払いを決済する決済サーバを更に備え、上記広告配信装置は、上記通信端末に付与されたユーザIDを特定し、特定した上記ユーザIDに対応した決済サーバを検索し、利用者が使用する決済サーバのうち、広告主が提供する決済サーバを選択する情報を上記通信端末に送信し、広告内容に対する上記通信端末の操作内容として、何れかの決済サーバを選択する操作を検出することを特徴とする請求項1に記載の広告配信処理システム。
【請求項4】 上記広告配信装置は、広告配信を依頼した広告主を特定する広告主情報、ユーザを特定するユーザID情報、広告に関する支払いについて特典を与える特典情報を上記決済サーバに送信し、上記決済サーバは、広告主情報及びユーザID情報を用いてユーザについて発生した支払いの決済処理をすると共に、特典情報に基づいてユーザに特典を提供することを特徴とする請求項3に記載の広告配信処理システム。
【請求項5】 上記広告配信装置は、ユーザが保有する携帯型情報端末に、上記特典情報を送信することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の広告配信処理システム。
【請求項6】 広告配信先である通信端末との間で通信をする通信手段と、広告内容を示す広告内容情報とこの広告内容情報にて広告内容を配信する配信エリアを示す配信エリア情報とを対応づけて記憶する記憶手段と、上記通信端末の位置情報を取得する位置取得手段と、上記位置取得手段により取得した位置情報から通信端末位置が配信エリア内であると判定した場合に、この配信エリアの配信エリア情報に対応する広告内容情報を上記記憶手段から読み出して上記通信端末に配信するように上記通信手段を制御し、広告内容に対する通信端末の操作内容を検出して広告効果を算出する広告配信処理手段とを備えることを特徴とする広告配信処理装置。
【請求項7】 上記記憶手段は、広告概要を提示する概要広告内容情報及びこの概要広告内容情報を配信する配信エリアを特定する概要配信エリア情報と、前記広告概要よりも詳細な広告内容の詳細広告内容情報及びこの詳細広告を配信する配信エリアを特定する詳細配信エリア情報とを対応づけて記憶し、上記広告配信処理手段は、通信端末位置が概要配信エリア内であると判定した場合に概要広告内容情報を上記記憶手段から読み出して上記通信端末に配信するように上記通信手段を制御し、通信端末位置が詳細配信エリア内であると判定した場合に詳細広告内容情報を上記記憶手段から読み出して上記通信端末に配信するように上記通信手段を制御し、詳細広告内容情報を配信した後の通信端末の操作内容を検出して広告効果を算出することを特徴とする請求項6に記載の広告配信処理装置。
【請求項8】 上記記憶手段は、広告概要を提示する概要広告内容情報及び前記広告概要よりも詳細な広告内容の詳細広告内容情報と、この概要広告内容情報及び詳細広告内容情報を配信する配信エリアを特定する配信エリア情報と、詳細広告内容情報を提示する提示エリアを特定する提示エリア情報とを対応づけて記憶し、上記広告配信処理手段は、通信端末位置が配信エリア内であると判定した場合に、概要広告内容情報、詳細広告内容情報及び提示エリア情報を上記記憶手段から読み出して上記通信端末に配信するように上記通信手段を制御し、上記提示エリアにて詳細広告内容を提示した後の通信端末の操作内容を検出して広告効果を算出することを特徴とする請求項6に記載の広告配信処理装置。
【請求項9】 上記通信端末に設定された車両の推奨経路情報を取得する経路取得手段を更に備え、上記広告配信処理手段は、上記経路取得手段で取得した推奨経路上の位置が配信エリアに含まれる場合に広告内容情報を配信することを特徴とする請求項6〜請求項8の何れかに記載の広告配信処理装置。
【請求項10】 上記広告配信処理手段は、上記通信端末から上記通信手段にアクセスしたときの位置情報に応じて上記記憶手段に記憶された広告内容情報を読み出して配信することを特徴とする請求項6に記載の広告配信処理装置。
【請求項11】 上記記憶手段には、上記広告内容情報に対応づけて上記通信端末にて選択操作を促す選択可能表示情報が記憶され、上記広告配信処理手段は、広告内容情報と共に選択可能表示情報を上記通信端末に配信し、上記通信端末での選択操作を広告内容に対する通信端末の操作内容として検出することを特徴とする請求項6〜請求項10の何れかに記載の広告配信処理装置。
【請求項12】 広告内容情報とこの広告内容情報にて広告内容を配信する配信エリアを示す配信エリア情報とを対応づけて予め記憶しておき、広告配信先の通信端末の位置を監視し、上記通信端末の位置が上記配信エリア内に進入したときに、この配信エリアの配信エリア情報に対応する広告内容情報を読み出して上記通信端末に配信し、広告内容に対する上記通信端末の操作内容を検出して操作入力情報を生成し、上記操作入力情報を用いて配信した広告内容情報に対する広告効果を算出することを特徴とする広告配信処理方法。
【請求項13】 広告概要を提示する概要広告内容情報及びこの概要広告内容情報を配信する配信エリアを特定する概要配信エリア情報と、前記広告概要よりも詳細な広告内容の詳細広告内容情報及びこの詳細広告を配信する配信エリアを特定する詳細配信エリア情報とを対応づけて予め記憶しておき、通信端末位置が概要配信エリア内であると判定した時に概要広告内容情報を読み出して上記通信端末に配信し、上記概要広告内容情報を配信した後に、通信端末位置が詳細配信エリア内であると判定した時に詳細広告内容情報を読み出して上記通信端末に配信し、上記詳細広告内容情報を配信した後の通信端末の操作内容を検出して広告効果を算出することを特徴とする請求項12に記載の広告配信処理方法。
【請求項14】 広告概要を提示する概要広告内容情報及び前記広告概要よりも詳細な広告内容の詳細広告内容情報と、この概要広告内容情報及び詳細広告内容情報を配信する配信エリアを特定する配信エリア情報と、詳細広告内容情報を提示する提示エリアを特定する提示エリア情報とを対応づけて予め記憶しておき、通信端末位置が配信エリア内である時に、概要広告内容情報、詳細広告内容情報及び提示エリア情報を読み出して上記通信端末に配信し、上記提示エリアにて詳細広告内容を提示した後の通信端末の操作内容を検出して広告効果を算出することを特徴とする請求項12に記載の広告配信処理方法。
【請求項15】 上記通信端末に設定された車両の推奨経路情報を取得し、取得した推奨経路上の位置が配信エリアに含まれる場合に広告内容情報を配信することを特徴とする請求項12〜請求項14の何れかに記載の広告配信処理方法。
【請求項16】 上記通信端末からのアクセスを受けたときの位置情報に応じて、記憶した広告内容情報を読み出して配信することを特徴とする請求項12に記載の広告配信処理方法。
【請求項17】 上記広告内容情報に対応づけて上記通信端末にて選択操作を促す選択可能表示情報を予め記憶しておき、広告内容情報を配信するに際して、選択可能表示情報を共に上記通信端末に配信し、上記通信端末での選択操作を広告内容に対する通信端末の操作内容として検出することを特徴とする請求項12〜請求項16の何れかに記載の広告配信処理方法。
【請求項18】 広告内容情報を配信する広告配信元との間で通信をする通信手段と、ユーザに広告内容情報の提示をする情報提示手段と、自己の位置情報を取得する位置取得手段と、ユーザの操作による命令を入力する入力手段と、広告配信元からの広告内容情報とこの広告内容情報にて広告内容を提示する提示エリアを示す提示エリア情報とを上記通信手段により受信した場合、上記位置取得手段により取得した位置情報から現在位置が提示エリア内であると判定したときに、広告内容情報を提示するように上記情報提示手段を制御し、上記情報提示手段により広告内容情報を提示したことに応じた上記入力手段への操作入力に基づいて操作入力情報を生成して、上記広告配信元に送信するように上記通信手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする通信端末。
【請求項19】 広告内容を閲覧する利用者と共に移動する移動体端末であることを特徴とする請求項18に記載の通信端末。
【請求項20】 広告概要を提示する概要広告内容情報及び前記広告概要よりも詳細な広告内容の詳細広告内容情報と、前記詳細広告内容情報を提示する提示エリアを特定する提示エリア情報とを上記通信手段により同時に受信した場合、上記制御手段は、概要広告を提示するように上記情報提示手段を制御し、通信端末位置が提示エリアとなったら、詳細広告内容情報を提示するように上記情報提示手段を制御し、詳細広告内容情報を提示した後の上記入力手段への操作内容を検出して操作入力情報を送信することを特徴とする請求項18に記載の通信端末。
【請求項21】 上記広告内容情報に対応づけられ、上記入力手段による選択操作を促す選択可能表示情報を上記通信手段で受信した場合、上記制御手段は、広告内容と共に選択内容表示情報を用いて表示するように上記情報提示手段を制御し、選択内容表示に対する上記入力手段への操作入力に基づいて操作入力情報を生成することを特徴とする請求項18に記載の通信端末。
【請求項22】 車両の停止動作又は停止動作に類する動作が発生したときに、広告内容と共に選択内容表示情報を用いて表示するように上記情報提示手段を制御することを特徴とする請求項21に記載の通信端末。
【請求項23】 広告配信元からの広告内容情報とこの広告内容情報にて広告内容を提示する提示エリアを示す提示エリア情報とを上記通信手段により受信した場合、取得した自己の位置情報から現在位置が提示エリア内であると判定したときに、広告内容情報を提示し、広告内容情報を提示したことに応じたユーザの操作入力に基づいて操作入力情報を生成し、生成した操作入力情報を上記広告配信元に送信することを特徴とする広告提示方法。
【請求項24】 広告概要を提示する概要広告内容情報及び前記広告概要よりも詳細な広告内容の詳細広告内容情報と、前記詳細広告内容情報を提示する提示エリアを特定する提示エリア情報とを同時に受信した場合、概要広告を提示し、取得した位置が提示エリアとなったら、詳細広告内容情報を提示し、詳細広告内容情報を提示した後のユーザの操作内容を検出して操作入力情報を送信することを特徴とする請求項23に記載の広告提示方法。
【請求項25】 上記広告内容情報に対応づけられ、ユーザの選択操作を促す選択可能表示情報を受信した場合、広告内容と共に選択内容表示情報を用いて表示をし、選択内容表示に対するユーザの操作入力に基づいて操作入力情報を生成することを特徴とする請求項23に記載の広告提示方法。
【請求項26】 車両の停止動作又は停止動作に類する動作が発生したときに、以前に受信した広告内容と共に選択内容表示情報を用いて表示することを特徴とする請求項23に記載の広告提示方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広告情報を配信し、配信した広告情報に対する広告効果を判断するための広告配信処理システム、広告配信処理装置及び方法、通信端末及び広告提示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、広告配信システムにおいて、移動体端末の存在する位置情報を元に電子的な広告を配信し、利用者が実際に広告した店舗などに訪問したか否かを判断することにより広告効果を確認する技術が特開2001−134650号公報に開示されて知られている。
【0003】このような広告配信システムでは、移動体端末の存在する位置情報及び時刻情報から、配信した広告効果を算出するものである。すなわち、この広告配信システムでは、配信した広告内容に対応する位置にどれだけの時間滞在したかを判断して広告効果を算出している。例えばレストラン広告を配信した場合、予めレストランの駐車場などの指定した地理的なエリアを位置情報として保持しておき、移動体端末の位置と、予め保持しておいたレストランに位置情報とが近接又は合致しており、且つ、例えば30分以上の一定時間滞在した場合に、訪問したとみなして広告効果を算出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述したように広告効果を算出する広告配信システムでは、レストランのみの広告情報を配信したにも拘わらず、レストランに訪問したと見なすための位置が、実際にはレストランのみならずスポーツ施設やスーパーなどが複合した施設の駐車場の場合、どの店舗に来店したかを判断することは出来ない。また、広告供給元の店舗側が指定した駐車場に車両を駐車して訪問するとも限らないため、正確に訪問を判定することができず、更には正確に広告効果を算出することができないという問題点があった。
【0005】そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、配信した広告情報に対する広告効果を正確に算出することができる広告配信処理システム、広告配信処理装置及び方法、通信端末及び広告提示方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するために、請求項1に係る広告配信処理システムでは、配信された広告内容情報を用いて広告内容をユーザに提示する通信端末と、上記広告内容情報とこの広告内容情報にて広告内容を配信又は提示するエリアを示すエリア情報とを対応づけて予め記憶しておき、通信端末位置がエリア内である場合に、このエリアのエリア情報に対応する広告内容情報を上記通信端末に配信して、広告内容に対する上記通信端末の操作内容を検出し、この操作内容に基づいて広告効果を算出する広告配信処理装置とを備える。
【0007】請求項2に係る広告配信処理システムでは、請求項1に係る広告配信処理システムであって、上記通信端末は、広告内容を閲覧する利用者と共に移動する移動体端末であることを特徴とする。
【0008】請求項3に係る広告配信処理システムでは、請求項1に係る広告配信処理システムであって、上記広告配信処理装置と接続され、上記通信端末を利用するユーザについて発生した支払いを決済する決済サーバを更に備え、上記広告配信装置は、上記通信端末に付与されたユーザIDを特定し、特定した上記ユーザIDに対応した決済サーバを検索し、利用者が使用する決済サーバのうち、広告主が提供する決済サーバを選択する情報を上記通信端末に送信し、広告内容に対する上記通信端末の操作内容として、何れかの決済サーバを選択する操作を検出することを特徴とする。
【0009】請求項4に係る広告配信処理システムでは、請求項3に係る広告配信処理システムであって、上記広告配信装置は、広告配信を依頼した広告主を特定する広告主情報、ユーザを特定するユーザID情報、広告に関する支払いについて特典を与える特典情報を上記決済サーバに送信し、上記決済サーバは、広告主情報及びユーザID情報を用いてユーザについて発生した支払いの決済処理をすると共に、特典情報に基づいてユーザに特典を提供することを特徴とする。
【0010】請求項5に係る広告配信処理システムでは、請求項3又は請求項4に係る広告配信処理システムであって、上記広告配信装置は、ユーザが保有する携帯型情報端末に、上記特典情報を送信することを特徴とする。
【0011】上述の課題を解決するために、請求項6に係る広告配信処理装置では、広告配信先である通信端末との間で通信をする通信手段と、広告内容を示す広告内容情報とこの広告内容情報にて広告内容を配信する配信エリアを示す配信エリア情報とを対応づけて記憶する記憶手段と、上記通信端末の位置情報を取得する位置取得手段と、上記位置取得手段により取得した位置情報から通信端末位置が配信エリア内であると判定した場合に、この配信エリアの配信エリア情報に対応する広告内容情報を上記記憶手段から読み出して上記通信端末に配信するように上記通信手段を制御し、広告内容に対する通信端末の操作内容を検出して広告効果を算出する広告配信処理手段とを備える。
【0012】請求項7に係る広告配信処理装置では、請求項6に係る広告配信処理装置であって、上記記憶手段は、広告概要を提示する概要広告内容情報及びこの概要広告内容情報を配信する配信エリアを特定する概要配信エリア情報と、前記広告概要よりも詳細な広告内容の詳細広告内容情報及びこの詳細広告を配信する配信エリアを特定する詳細配信エリア情報とを対応づけて記憶し、上記広告配信処理手段は、通信端末位置が概要配信エリア内であると判定した場合に概要広告内容情報を上記記憶手段から読み出して上記通信端末に配信するように上記通信手段を制御し、通信端末位置が詳細配信エリア内であると判定した場合に詳細広告内容情報を上記記憶手段から読み出して上記通信端末に配信するように上記通信手段を制御し、詳細広告内容情報を配信した後の通信端末の操作内容を検出して広告効果を算出することを特徴とする。
【0013】請求項8に係る広告配信処理装置では、請求項6に係る広告配信処理装置であって、上記記憶手段は、広告概要を提示する概要広告内容情報及び前記広告概要よりも詳細な広告内容の詳細広告内容情報と、この概要広告内容情報及び詳細広告内容情報を配信する配信エリアを特定する配信エリア情報と、詳細広告内容情報を提示する提示エリアを特定する提示エリア情報とを対応づけて記憶し、上記広告配信処理手段は、通信端末位置が配信エリア内であると判定した場合に、概要広告内容情報、詳細広告内容情報及び提示エリア情報を上記記憶手段から読み出して上記通信端末に配信するように上記通信手段を制御し、上記提示エリアにて詳細広告内容を提示した後の通信端末の操作内容を検出して広告効果を算出することを特徴とする。
【0014】請求項9に係る広告配信処理装置では、請求項6〜請求項8の何れかに係る広告配信処理装置であって、上記通信端末に設定された車両の推奨経路情報を取得する経路取得手段を更に備え、上記広告配信処理手段は、上記経路取得手段で取得した推奨経路上の位置が配信エリアに含まれる場合に広告内容情報を配信することを特徴とする。
【0015】請求項10に係る広告配信処理装置では、請求項6に係る広告配信処理装置であって、上記広告配信処理手段は、上記通信端末から上記通信手段にアクセスしたときの位置情報に応じて上記記憶手段に記憶された広告内容情報を読み出して配信することを特徴とする。
【0016】請求項11に係る広告配信処理装置では、請求項6〜請求項10の何れかに係る広告配信処理装置であって、上記記憶手段には、上記広告内容情報に対応づけて上記通信端末にて選択操作を促す選択可能表示情報が記憶され、上記広告配信処理手段は、広告内容情報と共に選択可能表示情報を上記通信端末に配信し、上記通信端末での選択操作を広告内容に対する通信端末の操作内容として検出することを特徴とする。
【0017】上述の課題を解決するために、請求項12に係る広告配信処理方法では、広告内容情報とこの広告内容情報にて広告内容を配信する配信エリアを示す配信エリア情報とを対応づけて予め記憶しておき、広告配信先の通信端末の位置を監視し、上記通信端末の位置が上記配信エリア内に進入したときに、この配信エリアの配信エリア情報に対応する広告内容情報を読み出して上記通信端末に配信し、広告内容に対する上記通信端末の操作内容を検出して操作入力情報を生成し、上記操作入力情報を用いて配信した広告内容情報に対する広告効果を算出する。
【0018】請求項13に係る広告配信処理方法では、請求項12に係る広告配信処理方法であって、広告概要を提示する概要広告内容情報及びこの概要広告内容情報を配信する配信エリアを特定する概要配信エリア情報と、前記広告概要よりも詳細な広告内容の詳細広告内容情報及びこの詳細広告を配信する配信エリアを特定する詳細配信エリア情報とを対応づけて予め記憶しておき、通信端末位置が概要配信エリア内であると判定した時に概要広告内容情報を読み出して上記通信端末に配信し、上記概要広告内容情報を配信した後に、通信端末位置が詳細配信エリア内であると判定した時に詳細広告内容情報を読み出して上記通信端末に配信し、上記詳細広告内容情報を配信した後の通信端末の操作内容を検出して広告効果を算出することを特徴とする。
【0019】請求項14に係る広告配信処理方法では、請求項12に係る広告配信処理方法であって、広告概要を提示する概要広告内容情報及び前記広告概要よりも詳細な広告内容の詳細広告内容情報と、この概要広告内容情報及び詳細広告内容情報を配信する配信エリアを特定する配信エリア情報と、詳細広告内容情報を提示する提示エリアを特定する提示エリア情報とを対応づけて予め記憶しておき、通信端末位置が配信エリア内である時に、概要広告内容情報、詳細広告内容情報及び提示エリア情報を読み出して上記通信端末に配信し、上記提示エリアにて詳細広告内容を提示した後の通信端末の操作内容を検出して広告効果を算出することを特徴とする。
【0020】請求項15に係る広告配信処理方法では、請求項12〜請求項14の何れかに係る広告配信処理方法であって、上記通信端末に設定された車両の推奨経路情報を取得し、取得した推奨経路上の位置が配信エリアに含まれる場合に広告内容情報を配信することを特徴とする。
【0021】請求項16に係る広告配信処理方法では、請求項12に係る広告配信処理方法であって、上記通信端末からのアクセスを受けたときの位置情報に応じて、記憶した広告内容情報を読み出して配信することを特徴とする。
【0022】請求項17に係る広告配信処理方法では、請求項12〜請求項16の何れかに係る広告配信処理方法であって、上記広告内容情報に対応づけて上記通信端末にて選択操作を促す選択可能表示情報を予め記憶しておき、広告内容情報を配信するに際して、選択可能表示情報を共に上記通信端末に配信し、上記通信端末での選択操作を広告内容に対する通信端末の操作内容として検出することを特徴とする。
【0023】上述の課題を解決するために、請求項18に係る通信端末では、広告内容情報を配信する広告配信元との間で通信をする通信手段と、ユーザに広告内容情報の提示をする情報提示手段と、自己の位置情報を取得する位置取得手段と、ユーザの操作による命令を入力する入力手段と、広告配信元からの広告内容情報とこの広告内容情報にて広告内容を提示する提示エリアを示す提示エリア情報とを上記通信手段により受信した場合、上記位置取得手段により取得した位置情報から現在位置が提示エリア内であると判定したときに、広告内容情報を提示するように上記情報提示手段を制御し、上記情報提示手段により広告内容情報を提示したことに応じた上記入力手段への操作入力に基づいて操作入力情報を生成して、上記広告配信元に送信するように上記通信手段を制御する制御手段とを備える。
【0024】請求項19に係る通信端末では、請求項18に係る通信端末であって、広告内容を閲覧する利用者と共に移動する移動体端末であることを特徴とする。
【0025】請求項20に係る通信端末では、請求項18に係る通信端末であって、広告概要を提示する概要広告内容情報及び前記広告概要よりも詳細な広告内容の詳細広告内容情報と、前記詳細広告内容情報を提示する提示エリアを特定する提示エリア情報とを上記通信手段により同時に受信した場合、上記制御手段は、概要広告を提示するように上記情報提示手段を制御し、通信端末位置が提示エリアとなったら、詳細広告内容情報を提示するように上記情報提示手段を制御し、詳細広告内容情報を提示した後の上記入力手段への操作内容を検出して操作入力情報を送信することを特徴とする。
【0026】請求項21に係る通信端末では、請求項18に係る通信端末であって、上記広告内容情報に対応づけられ、上記入力手段による選択操作を促す選択可能表示情報を上記通信手段で受信した場合、上記制御手段は、広告内容と共に選択内容表示情報を用いて表示するように上記情報提示手段を制御し、選択内容表示に対する上記入力手段への操作入力に基づいて操作入力情報を生成することを特徴とする。
【0027】請求項22に係る通信端末では、請求項21に係る通信端末であって、車両の停止動作又は停止動作に類する動作が発生したときに、広告内容と共に選択内容表示情報を用いて表示するように上記情報提示手段を制御することを特徴とする。
【0028】上述の課題を解決するために、請求項23に係る広告提示方法では、広告配信元からの広告内容情報とこの広告内容情報にて広告内容を提示する提示エリアを示す提示エリア情報とを上記通信手段により受信した場合、取得した自己の位置情報から現在位置が提示エリア内であると判定したときに、広告内容情報を提示し、広告内容情報を提示したことに応じたユーザの操作入力に基づいて操作入力情報を生成し、生成した操作入力情報を上記広告配信元に送信する。
【0029】請求項24に係る広告提示方法では、請求項23に係る広告提示方法であって、広告概要を提示する概要広告内容情報及び前記広告概要よりも詳細な広告内容の詳細広告内容情報と、前記詳細広告内容情報を提示する提示エリアを特定する提示エリア情報とを同時に受信した場合、概要広告を提示し、取得した位置が提示エリアとなったら、詳細広告内容情報を提示し、詳細広告内容情報を提示した後のユーザの操作内容を検出して操作入力情報を送信することを特徴とする。
【0030】請求項25に係る広告提示方法では、請求項23に係る広告提示方法であって、上記広告内容情報に対応づけられ、ユーザの選択操作を促す選択可能表示情報を受信した場合、広告内容と共に選択内容表示情報を用いて表示をし、選択内容表示に対するユーザの操作入力に基づいて操作入力情報を生成することを特徴とする。
【0031】請求項26に係る広告提示方法では、請求項23に係る広告提示方法であって、車両の停止動作又は停止動作に類する動作が発生したときに、以前に受信した広告内容と共に選択内容表示情報を用いて表示することを特徴とする。
【0032】
【発明の効果】請求項1に係る広告配信処理システムによれば、通信端末位置がエリア内である場合に、このエリアのエリア情報に対応する広告内容情報を通信端末に配信して、広告内容に対する通信端末の操作内容を検出し、この操作内容に基づいて広告効果を算出するので、配信した広告に対する広告効果を正確に算出することができる。
【0033】請求項2に係る広告配信処理システムによれば、広告内容を閲覧する利用者と共に移動する移動体端末であっても、その移動体端末位置を検出して広告を配信することにより、請求項1の効果を実現することができる。
【0034】請求項3に係る広告配信処理システムによれば、利用者が使用する決済サーバのうち、広告主が提供する決済サーバを選択する情報を通信端末に送信し、広告内容に対する通信端末の操作内容として、何れかの決済サーバを選択する操作を検出するので、広告主が提供する決済手段と同時にユーザの広告効果を算出することができる。
【0035】請求項4に係る広告配信処理システムによれば、広告配信を依頼した広告主を特定する広告主情報、ユーザを特定するユーザID情報、広告に関する支払いについて特典を与える特典情報を決済サーバに送信し、決済サーバは、広告主情報及びユーザID情報を用いてユーザについて発生した支払いの決済処理をすると共に、特典情報に基づいてユーザに特典を提供するので、ユーザにて確実に特典を受けることができる。
【0036】請求項5に係る広告配信処理システムによれば、広告配信装置によりユーザが保有する携帯型情報端末に、特典情報を送信するので、例えば現金にて決済した場合であっても携帯型情報端末にて特典情報を提示することができる。
【0037】請求項6に係る広告配信処理装置によれば、通信端末位置が配信エリア内であると判定した場合に、この配信エリアの配信エリア情報に対応する広告内容情報を記憶手段から読み出して通信端末に配信し、広告内容に対する通信端末の操作内容を検出して広告効果を算出するので、配信した広告に対する広告効果を正確に算出することができる。
【0038】請求項7に係る広告配信処理装置によれば、通信端末位置が概要配信エリア内であると判定した場合に概要広告内容情報を配信し、通信端末位置が詳細配信エリア内であると判定した場合に詳細広告内容情報を配信し、詳細広告内容情報を配信した後の通信端末の操作内容を検出して広告効果を算出するので、概要広告を提示した状態で広告に興味のない利用者に多くの情報を配信することを回避することができ、システム全体での情報配信量を低減することができる。
【0039】請求項8に係る広告配信処理装置によれば、通信端末位置が配信エリア内であると判定した場合に概要広告内容情報、詳細広告内容情報及び提示エリア情報を配信し、提示エリアにて詳細広告内容を提示した後の通信端末の操作内容を検出して広告効果を算出するので、配信した広告に対する広告効果を正確に算出することができる。
【0040】請求項9に係る広告配信処理装置によれば、推奨経路上の位置が配信エリアに含まれる場合であっても広告内容情報を配信することができ、配信した広告に対する広告効果を正確に算出することができる。
【0041】請求項10に係る広告配信処理装置によれば、通信端末から通信手段にアクセスしたときの位置情報に応じて記憶手段に記憶された広告内容情報を読み出して配信するので、配信エリアとは異なる位置に通信端末が存在する場合であっても広告内容情報を配信することができる。
【0042】請求項11に係る広告配信処理装置によれば、広告内容情報と共に選択可能表示情報を通信端末に配信し、通信端末での選択操作を広告内容に対する通信端末の操作内容として検出するので、選択可能表示のうちで選択された内容に応じて広告効果を算出することができる。
【0043】請求項12に係る広告配信処理方法によれば、通信端末の位置が配信エリア内に進入したときに、この配信エリアの配信エリア情報に対応する広告内容情報を読み出して通信端末に配信し、広告内容に対する通信端末の操作内容を検出して配信した広告内容情報に対する広告効果を算出するので、配信した広告に対する広告効果を正確に算出することができる。
【0044】請求項13に係る広告配信処理方法によれば、通信端末位置が概要配信エリア内であると判定した時に概要広告内容情報を読み出して通信端末に配信し、概要広告内容情報を配信した後に、通信端末位置が詳細配信エリア内であると判定した時に詳細広告内容情報を読み出して通信端末に配信し、詳細広告内容情報を配信した後の通信端末の操作内容を検出して広告効果を算出するので、概要広告を提示した状態で広告に興味のない利用者に多くの情報を配信することを回避することができ、システム全体での情報配信量を低減することができる。
【0045】請求項14に係る広告配信処理方法によれば、通信端末位置が配信エリア内である時に、概要広告内容情報、詳細広告内容情報及び提示エリア情報を読み出して通信端末に配信し、提示エリアにて詳細広告内容を提示した後の通信端末の操作内容を検出して広告効果を算出するので、配信した広告に対する広告効果を正確に算出することができる。
【0046】請求項15に係る広告配信処理方法によれば、推奨経路上の位置が配信エリアに含まれる場合であっても広告内容情報を配信することができ、配信した広告に対する広告効果を正確に算出することができる。
【0047】請求項16に係る広告配信処理方法によれば、通信端末からのアクセスを受けたときの位置情報に応じて、記憶した広告内容情報を読み出して配信するので、配信エリアとは異なる位置に通信端末が存在する場合であっても広告内容情報を配信することができる。
【0048】請求項17に係る広告配信処理方法によれば、広告内容情報を配信するに際して、選択可能表示情報を共に通信端末に配信し、通信端末での選択操作を広告内容に対する通信端末の操作内容として検出するので、選択可能表示のうちで選択された内容に応じて広告効果を算出することができる。
【0049】請求項18に係る通信端末によれば、広告配信元からの広告内容情報とこの広告内容情報にて広告内容を提示する提示エリアを示す提示エリア情報とを受信した場合、現在位置が提示エリア内であると判定したときに、広告内容情報を提示し、広告内容情報を提示したことに応じた操作入力に基づいて操作入力情報を生成するので、配信した広告に対する広告効果を広告配信元にて正確に算出させることができる。
【0050】請求項19に係る通信端末によれば、広告内容を閲覧する利用者と共に移動する移動体端末であっても、その位置により広告内容を提示して操作入力情報を検出することができる。
【0051】請求項20に係る通信端末によれば、広告概要を提示する概要広告内容情報及び前記広告概要よりも詳細な広告内容の詳細広告内容情報と、前記詳細広告内容情報を提示する提示エリアを特定する提示エリア情報とを通信手段により同時に受信した場合、概要広告を提示し、通信端末位置が提示エリアとなったら詳細広告内容情報を提示し、詳細広告内容情報を提示した後の操作内容を検出して操作入力情報を送信するので、確実に詳細広告内容に応じた操作内容を検出することができる。
【0052】請求項21に係る通信端末によれば、広告内容情報に対応づけられ、選択操作を促す選択可能表示情報を受信した場合、広告内容と共に選択内容表示情報を用いて表示し、選択内容表示に対する操作入力に基づいて操作入力情報を生成するので、選択可能表示に応じた操作入力を検出した操作入力情報を得ることができる。
【0053】請求項22に係る通信端末によれば、車両の停止動作又は停止動作に類する動作が発生したときに、広告内容と共に選択内容表示情報を用いた表示をするので、車両の停止と操作内容とを合わせた操作入力情報を検出することができる。
【0054】請求項23に係る広告提示方法によれば、広告配信元からの広告内容情報と提示エリア情報とを通信手段により受信した場合、自己の位置情報から現在位置が提示エリア内であると判定したときに、広告内容情報を提示し、広告内容情報を提示したことに応じたユーザの操作入力に基づいて操作入力情報を生成し、生成した操作入力情報を広告配信元に送信するので、配信した広告に対する広告効果を広告配信元にて正確に算出させることができる。
【0055】請求項24に係る広告提示方法によれば、概要広告内容情報及び詳細広告内容情報と、提示エリア情報とを同時に受信した場合、概要広告を提示し、取得した位置が提示エリアとなったら、詳細広告内容情報を提示し、詳細広告内容情報を提示した後のユーザの操作内容を検出して操作入力情報を送信するので、確実に詳細広告内容に応じた操作内容を検出することができる。
【0056】請求項25に係る広告提示方法によれば、広告内容情報に対応づけられた選択可能表示情報を受信した場合、広告内容と共に選択内容表示情報を用いて表示をし、選択内容表示に対するユーザの操作入力に基づいて操作入力情報を生成するので、選択可能表示に応じた操作入力を検出した操作入力情報を得ることができる。
【0057】請求項26に係る広告提示方法によれば、車両の停止動作又は停止動作に類する動作が発生したときに、以前に受信した広告内容と共に選択内容表示情報を用いて表示するので、車両の停止と操作内容とを合わせた操作入力情報を検出することができる。
【0058】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した第1実施形態乃至第4実施形態に係る広告配信システムについて図面を参照して説明する。本実施形態に係る広告配信システムは、移動体通信端末と広告配信装置とが無線ネットワークを介して接続されてなり、広告配信装置から、利用者と共に移動する移動体通信端末に広告内容情報を配信するものである。また、本実施形態においては、移動体通信端末が車両に搭載されて、利用者と共に移動する場合について説明する。
【0059】[第1実施形態]
「広告配信装置1の構成」先ず、第1実施形態に係る広告配信システムにおける広告配信装置1の構成について図1を参照して説明する。
【0060】この広告配信装置1は、例えば広告配信事業者により管理され、移動体通信端末に対するサーバとして機能する。この広告配信装置1は、2つの第1配信側CPU11、第2配信側CPU12を有し、図示しないプログラム記憶部からプログラムを読み出すことにより以下に示すような機能を有する。また、この広告配信装置1は、移動体通信端末に配信する広告情報を蓄積している広告情報蓄積部13と、複数の移動体通信端末と無線ネットワークを介して通信をする送受信部14とを有している。
【0061】広告情報蓄積部13は、例えば大規模の情報記憶機能を有し、例えば広告主から配信を依頼された広告情報を蓄積している。この広告情報蓄積部13は、広告情報として、利用者に提示する広告内容情報と、この広告内容情報を配信する配信エリアを示す配信エリア情報と、この広告内容情報にて広告内容を提示する提示エリアを示す提示エリア情報とを関連づけて記憶している。広告内容情報は、広告の概要を提示する概要広告情報と、広告の詳細を提示する詳細広告情報とからなる。この詳細広告情報は、概要広告よりも詳細な広告内容を提示するための表示情報や、表示画面内に利用者により選択するアイコンなどの選択可能表示も含む。
【0062】また、提示エリアは、広告情報蓄積部13にて対応づけられた配信エリアよりも小さいエリアに設定されており、例えば広告内容の対象となる店舗などを含んでいる。配信エリア及び提示エリアは、広告内容情報と共に予め広告主に指定されている。
【0063】このような広告情報は、広告主からの依頼に基づき広告配信装置1によりその内容が登録されると共に編集等がなされる。更に各広告情報には、広告配信装置1から移動体通信端末2に配信したか否かを識別するための配信履歴情報を含む。この配信履歴情報は、各広告情報ごとに配信済の配信先の移動体通信端末2を識別するID信号と、未配信又は配信済を識別する情報とからなり、上記詳細広告情報及び概要広告情報ごとに設けられる。
【0064】送受信部14は、複数の移動体通信端末と無線ネットワークを介して接続されて情報の送受信をする通信インターフェース回路などからなる。この送受信部14は、第1配信側CPU11からの情報を所定の信号形態に変換して各移動体通信端末に送信すると共に、受信した情報を後段の第2配信側CPU12にて処理可能な信号形態にして出力する。この送受信部14は、例えば携帯電話用の通信プロトコルなどに対応した処理をする。
【0065】第1配信側CPU11は、その機能構成として、移動体位置取得部21と、領域内広告判定部22と、送信情報処理部23とを有する。
【0066】移動体位置取得部21は、移動体通信端末が搭載された車両位置を取得する機能を有する。移動体位置取得部21による位置情報取得手法としては、例えば商用サービスとして普及しつつあるネットワークサービスとして、通信事業者が提供する位置情報サービスを利用して、車両のナビゲーション装置から送信される位置情報を読み込む。これにより、移動体位置取得部21では、定期的に位置情報を取得する。
【0067】領域内広告判定部22は、広告情報蓄積部13に蓄積された配信エリア情報にて示される配信エリアと移動体位置取得部21にて取得した位置情報とを比較し、車両が配信エリア内に進入しているか否かを判定する。領域内広告判定部22は、配信エリア情報として登録されている配信エリアに車両が進入したと判定した場合、対応する提示エリアを示す提示エリア情報と共に関連づけられた広告内容情報を判定して判定結果として送信情報処理部23に送る。
【0068】送信情報処理部23は、領域内広告判定部22による判定結果に基づいて広告情報を広告情報蓄積部13から読み出す。この送信情報処理部23は、読み出した広告情報を、各移動体通信端末に配信するためのデータ構築などをして送受信部14に送る。
【0069】第2配信側CPU12は、その機能構成として、受信情報処理部31と、広告効果判定部32とを有する。
【0070】受信情報処理部31は、送受信部14にて受信して入力したデータを解析する。
【0071】広告効果判定部32は、受信情報処理部31にて受信したデータのうち、移動体通信端末の広告を閲覧したことにより発生したデータに基づいて、利用者の広告効果を定量的に算出する。
【0072】「移動体通信端末2の構成」つぎに、第1実施形態に係る広告配信システムにおける移動体通信端末2の構成について図2を参照して説明する。
【0073】この移動体通信端末2は、車両に搭載されて利用者により管理され、広告配信装置1に対するクライアントとして機能する。この移動体通信端末2は、受信側CPU41を有し、図示しないプログラム記憶部からプログラムを読み出すことにより以下に示すような機能を有する。この受信側CPU41は、その主要な機能として、送受信情報処理部51、操作検出部52、領域判定部53、表示情報処理部54を備える。また、この移動体通信端末2は、広告配信装置1と無線ネットワークを介して通信をする送受信部42と、表示部43と、操作入力部44と、車両位置検出部45とを有している。
【0074】この移動体通信端末2は、広告配信装置1からの広告情報を送受信部42により受信すると、その広告情報を送受信情報処理部51に送る。この広告情報のうち、広告内容情報は、送受信情報処理部51により表示情報処理部54にて処理可能な信号形態とされて、表示情報処理部54に送られる。また、提示エリア情報は、同様に領域判定部53にて処理可能な信号形態とされて、領域判定部53に送られる。
【0075】また、この移動体通信端末2は、車両走行時において、車両位置検出部45により、車両に搭載されたナビゲーション装置の測位機能を利用して車両位置を検出し、車両位置情報を領域判定部53に送る。この車両位置検出部45は、車両が走行して移動体通信端末2が移動しているときに例えば所定時間毎に車両位置情報を作成する。
【0076】領域判定部53では、車両位置情報を入力すると、車両位置が既に配信されて入力した提示エリア情報にて示される提示エリアに進入しているか否かを判定して、車両位置が提示エリアに進入しているときには、提示エリア情報と共に受信した広告内容情報を表示するように表示情報処理部54を制御する。これに応じて、表示情報処理部54では、広告内容を表示するように表示部43を制御する。これにより、移動体通信端末2による広告配信を実現する。
【0077】ここで、広告配信装置1から複数の広告情報を受信している場合には、複数の広告内容情報を表示情報処理部54にて保持すると共に、複数の提示エリア情報を領域判定部53にて保持する。この状態において、領域判定部53は、各提示エリアと車両位置とを比較して、何れかの提示エリアに車両が進入した場合に、該当する提示エリアに対応した広告内容を表示するように表示情報処理部54を制御する。
【0078】表示部43は、例えばナビゲーション装置の液晶ディスプレイなどの表示デバイスを利用する。また、この表示部43では車両走行時において、広告内容の他に、車両の現在位置や目的地、推奨経路などを提示する。なお、本例では、広告内容を提示する構成として、表示部43のみを用いる場合について説明するが、これに限らず、音声などにて広告内容などを提示する場合であっても良い。
【0079】更に、この移動体通信端末2が起動しているときにおいて、表示部43の表示内容切替や、広告情報の要求などに際して、ボタンやダイヤルなどからなる操作入力部44が利用者に操作される。この操作入力部44になされる操作は、操作検出部52により検出され、広告内容を表示している場合における操作内容情報は、送受信情報処理部51、送受信部42を介して広告配信装置1に送信される。具体的には、利用者が受けられる複数の広告に関する特典やサービス内容等を表示している場合に、利用者が受けたいサービスを操作入力部44により選択させ、選択内容を操作内容情報として広告配信装置1に送信する。
【0080】「広告配信システムによる広告配信処理」つぎに、上述の広告配信システムの処理手順について図3〜図5のフローチャートを参照して説明する。
【0081】先ず、ステップST1において、車両のエンジンが始動されて広告配信装置1が起動することに応じて、ステップST2に処理を進めて移動体通信端末2に固有のIDを付与する要求S1を移動体通信端末2から広告配信装置1に送信して、ステップST3に処理を進める。
【0082】これに対し、広告配信装置1では、ステップST21にて要求S1を送受信部14にて受信すると、以降の通信において使用するために一時的に割り振るID信号S2を算出して、送受信部14により移動体通信端末2に送信する。ID信号の送信を完了すると、ステップST23に処理を進めて移動体位置取得部21によりID信号を付与した移動体通信端末2を搭載した車両の位置を取得する。
【0083】次に、ステップST24において、ステップST23にて取得した車両位置と広告情報蓄積部13に蓄積されている広告情報ごとの配信エリアとを照合し、ステップST25において、車両位置が何れかの配信エリア内であるか否かを判定する。車両位置が何れの配信エリア内にも存在しないと判定した場合にはステップST23に処理を戻し、車両位置が何れかの配信エリア内に存在すると判定した場合には図4のステップST26に処理を進める。これにより、広告配信装置1では、車両位置を監視して、以下の処理に移行する。
【0084】ステップST26では、ステップST25にて配信エリア内であると判定した配信エリア情報に対応した広告情報が送信済か否かを配信履歴を参照して判定し、配信すべき広告情報があるときには、ステップST27に処理を進め、広告情報蓄積部13から広告情報S3を読み出して配信した後に、ステップST28に処理を進めて広告情報蓄積部13内の配信履歴を記録する。
【0085】一方、移動体通信端末2では、ID信号S2を受信すると、図3のステップST3にて送受信部42によりID信号を受信したと判定してステップST4に処理を進め、ステップST27にて送信された広告情報をステップST4にて受信するとステップST5に処理を進め、広告情報に含まれる概要広告情報を表示部43に表示する。
【0086】これにより、配信エリア内において利用者に概要広告を提示することができる。ここで、概要広告としては、例えば「○○屋大売出し中!」などといったヘッドラインの部分のみの表示などがある。
【0087】このように概要広告を提示した後に車両が走行して、ステップST6において例えば車両位置検出部45により車両が停止したと判定したときには、ステップST7において受信した広告情報に含まれる提示エリア情報の提示エリアと車両停車位置との照合を領域判定部53により行う。ステップST8にて車両停車位置が提示エリア内ではないと判定した場合には処理を終了し、車両停車位置が提示エリア内であると判定した場合には、図5のステップST9に処理を進め、詳細広告を表示するように表示情報処理部54を制御する。
【0088】なお、ここでいう車両停止とは、車速が所定の値、例えば5km/h以下であること、エンジン停止の操作、キーの取り外し信号、シフトレバーをパーキングに入れたこと、ハンドブレーキを引いたこと、電動格納式ミラー操作し格納したこと、バックギアに入れたこと、など車両停止に類する動作であって、これらの何れか又は組み合わせて検出しても良い。
【0089】これにより、提示エリア内にて車両が停止した場合に、詳細広告を提示することができる。ここで、詳細広告とは、概要広告よりも詳しい広告内容であって、例えば「家電製品全製品20%OFF、クレジットカードの方はさらに特典あり」などのような情報のことである。また、ステップST9では、詳細広告の表示と共に、利用者に操作入力部44の入力を促す選択可能表示も行う。選択可能表示とは、例えば「クレジットカードで使えるのは、○○カード、△△カード、××カードです。それぞれに特典がありますが、どのカードの情報を表示しますか?」などの選択を促す表示、カード支払いや現金支払いを選択する決済表示である。また、選択可能表示としては、売場案内や、営業時間、ペットの入店可否などについての問い合わせ項目などの表示があり、これらが選択された場合に該当する項目の詳細表示をする。
【0090】このように詳細広告及び選択可能表示をした状態にて、ステップST10にて操作入力部44が操作されて、選択可能表示の選択がなされたときにはステップST11に処理を進めて、各移動体通信端末2のID信号、停止したことを示す停止信号、停止位置及び操作入力情報S4を広告配信装置1に送信して移動体通信端末2側の処理を終了する。
【0091】また、ステップST10において、操作入力がなかった場合にはステップST12に処理を進めて、一定時間が経過したか否かを判定し、一定時間を経過したときには移動体通信端末2側の処理を終了する。
【0092】ステップST11にてID信号、停止信号及び停止位置、並びにステップST10での操作入力情報S4を移動体通信端末2から送信して、広告配信装置1にて受信するとステップST29に処理を進め、受信した情報を送受信部14から受信情報処理部31に送る。
【0093】次に、ステップST30において、操作入力情報の返信があった旨の履歴を広告情報蓄積部13に記録すると共に、ステップST31において受信した情報を用いた広告配信効果の算出を広告効果判定部32にて行ってステップST21に処理をもどす。
【0094】ステップST31にて広告効果を算出する際、広告効果判定部32は、停止信号及び停止位置から広告配信先の移動体通信端末2が提示エリアで停止したことを判断し、更に、操作入力情報から詳細広告に対する操作を行った場合に広告効果があると判定する。具体的には、広告効果判定部32は、広告主が指定するエリアで停止し、且つ広告したサービスを選択する動作を行った場合、来店する意思があるとみなし、高い広告効果があったと判断することができる。なお、この場合に限らず、広告効果の算出については他の方法で算出しても良い。
【0095】「第1実施形態の効果」以上詳細に説明したように、第1実施形態に係る広告配信システムによれば、配信エリアに車両が進入した際に広告情報を広告配信装置1から移動体通信端末2に配信して、利用者に概要広告を提示した後に、移動体通信端末2にて提示エリアに進入したと判定したときに詳細広告を提示し、詳細広告を提示した後にした利用者の動作を検出して広告配信装置1に送信することで、広告配信装置1にて広告効果を正確に算出することができる。すなわち、広告内容が店舗広告などである場合の来訪意思を正確に判断することが可能となる。
【0096】また、この広告配信システムによれば、車両の停止動作、又はこれに類するハンドブレーキ動作などを検出することで、より確実に広告に対する利用者の動作を検出することができ、更に確実に広告効果を算出することができる。
【0097】更に、この広告配信システムによれば、詳細広告と共に選択可能表示をするので、広告主が提供するサービスの入力操作を促すことができ、サービス内容の周知と同時に広告効果の算出をすることが可能となる。
【0098】なお、本実施形態においては、移動体通信端末2が配信エリア内に進入した場合に広告情報を配信する例について説明したが、これに限らず、例えば車載のナビゲーション装置にて推奨経路を設定しており、設定している推奨経路の情報を広告配信装置1にて取得し、推奨経路が配信エリアを通過している場合に広告情報を配信しても良い。
【0099】広告配信システムは、推奨経路が配信エリアを通過している場合も広告情報配信条件に加えることにより、より多くの移動体通信端末2に広告情報を配信することができ、より多くの詳細広告に対する操作を検出して、より正確な広告効果を算出することができる。
【0100】[第2実施形態]本発明を適用した第2実施形態に係る広告配信システムについて説明する。なお、以下の第2実施形態において、第1実施形態と同様の部分については同一符号や同一ステップ番号を付することによりその詳細な説明を省略する。
【0101】第2実施形態に係る広告配信システムは、第1配信エリアに車両が進入した場合に概要広告情報を広告配信装置1から移動体通信端末2に配信して提示し、第1配信エリア内の第2配信エリアに車両が進入した場合に詳細広告情報を広告配信装置1から移動体通信端末2に配信して提示する点で、第1実施形態とは異なる。
【0102】「広告配信装置1及び移動体通信端末2の構成」第2実施形態における広告配信装置1は、図6に示すように、領域内広告判定部22を第1領域判定部61と第2領域判定部62とで構成している。また、第2実施形態においては、広告情報蓄積部13に蓄積される広告情報は、第1配信エリアの範囲を限定する第1配信エリア情報、第2配信エリアの範囲を限定する第2配信エリア情報、概要広告情報、詳細広告情報が対応づけられている。なお、第2実施形態においては、上述した移動体通信端末2に送信する提示エリア情報を広告情報蓄積部13に登録しておかなくても良い。
【0103】領域内広告判定部22では、移動体位置取得部21からの位置情報が、第1配信エリア内であるか否かを第1領域判定部61により判定して、第2配信エリア内であるか否かを第2領域判定部62により判定する。
【0104】第1領域判定部61では、広告情報蓄積部13に登録されている第1配信エリアに車両が進入したと判定した場合、対応する第1配信エリア情報に関連づけられた概要広告情報を判定して判定結果として送信情報処理部23に送る。これにより、送信情報処理部23では、車両が第1配信エリア内に位置するときに概要広告情報を読み出して移動体通信端末2に配信して、提示させる。
【0105】また、第2領域判定部62では、広告情報蓄積部13に登録されている第2配信エリアに車両が進入したと判定した場合、対応する第2配信エリア情報に関連づけられた詳細広告情報を判定して判定結果として送信情報処理部23に送る。これにより、送信情報処理部23では、車両が第2配信エリア内に位置するときに詳細広告情報を読み出して移動体通信端末2に配信して、提示させる。
【0106】このような広告配信装置1からの広告情報を受信する移動体通信端末2は、図7に示すように、領域判定部53を備えない点で第1実施形態における移動体通信端末2とは異なる。
【0107】この移動体通信端末2は、送受信部42にて概要広告情報を受信すると、表示情報処理部54にて上述と同様の処理をして概要広告を提示し、詳細広告情報を受信し、且つ車両が停止した場合又は利用者の操作入力部44の操作によりに詳細広告を表示する。そして、この移動体通信端末2では、詳細広告を提示した後の操作入力部44の操作を検出して操作検出部52により操作入力情報を生成する。
【0108】「第2実施形態に係る広告配信システムの広告配信処理」つぎに、上述の第2実施形態係る広告配信システムの広告配信処理について図8及び図9を参照して説明する。
【0109】上述のステップST25において、第1領域判定部61により車両位置が第1配信エリア内であると判定した後のステップST51において、第1配信エリア情報に対応した概要広告情報が送信済か否かを配信履歴を参照して判定し、未配信の概要広告情報があるときには、ステップST52に処理を進め、広告情報蓄積部13から概要広告情報S11を読み出して配信した後に、ステップST53に処理を進めて広告情報蓄積部13内の配信履歴を記録して、ステップST23に処理を戻す。
【0110】一方、第1配信エリアに対応した概要広告情報が配信済であると判定した場合には、ステップST54に処理を進めて第2領域判定部62により車両位置と第2配信エリアとの照合を開始して、ステップST55に処理を進め、車両位置が第2配信エリア内ではないと判定した場合にはステップST23に処理を戻し、車両位置が第2配信エリア内であると判定した場合には、ステップST56に処理を進める。
【0111】ステップST56において、第2配信エリア情報に対応した詳細広告情報が送信済か否かを配信履歴を参照して判定し、未配信の詳細広告情報があるときには、ステップST57に処理を進め、広告情報蓄積部13から詳細広告情報S12を読み出して配信した後に、ステップST58に処理を進めて広告情報蓄積部13内の配信履歴を記録して、ステップST23に処理を戻す。そして、広告配信装置1は、詳細広告に対する操作入力情報S4の受信を待機する状態になる。
【0112】移動体通信端末2では、ステップST41において概要広告情報S11を送受信部42で受信すると、ステップST42に処理を進め、概要広告を表示部43にて表示することで利用者に提示する。
【0113】概要広告を提示した後のステップST43では、所定条件を満たすような車両停止が発生したか否かを判定する。この所定条件とは、信号停止のような瞬時的な停車ではなく、上述のステップST6にて説明したように車両を停止させた状態を指す。このステップST43にて車両停止が発生したと判定した場合には、処理を終了する。
【0114】ステップST57により広告配信装置1からの詳細広告情報S12をステップST44にて受信した後に、図9のステップST45の判定にて車両停止が発生した場合に、ステップST46に処理を進めて詳細広告を表示させる。そして、詳細広告を表示した後には、上述と同様にステップST10〜ステップST12の処理を行う。
【0115】「第2実施形態の効果」上述しように、第2実施形態に係る広告配信システムによれば、第1配信エリアに車両が進入した際に概要広告を配信し、この後に車両が第2配信エリアに進入した場合に詳細広告を配信して、第2配信エリア内で詳細広告に対して行った動作を検出することで、確実に来訪する意思などを検出して広告効果を算出することができる。
【0116】更に、この広告配信システムによれば、第2配信エリア内に車両が進入するまでは詳細広告情報を配信しないようにしたので、概要広告を提示した状態で広告に興味のない利用者に多くの情報を配信することを回避することができ、システム全体での情報配信量を低減することができる。
【0117】[第3実施形態]つぎに、本発明を適用した第3実施形態に係る広告配信システムについて説明する。なお、以下の第3実施形態において、上述した実施形態と同様の部分については同一符号や同一ステップ番号を付することによりその詳細な説明を省略する。
【0118】第3実施形態に係る広告配信システムは、概要広告情報を移動体通信端末2に配信した後の詳細広告の配信要求に従って詳細広告情報を配信し、第2配信エリア内に車両が進入した場合に選択可能表示をする点で、上述した実施形態とは異なる。
【0119】このような広告配信システムの処理を図10及び図11のフローチャートを参照して説明する。
【0120】この広告配信システムでは、移動体通信端末2により、広告配信装置1からの概要広告情報を受信して表示した後のステップST61において、例えば利用者による操作入力部44の操作により詳細広告情報の配信要求S21を広告配信装置1に送信する。ここで、配信要求S21には、ID信号や、要求する詳細広告を識別する情報などが付加される。
【0121】これに対し、広告配信装置1では、ステップST56にて既に配信した概要広告情報に関連した詳細広告情報のうち、未配信の詳細広告情報が存在すると判定した場合には、ステップST71に処理を進めて、移動体通信端末2からの配信要求S21を受信済か否かを判定して、受信していないと判定した場合にはステップST23に処理を戻し、受信済であると判定したときにはステップST57に処理を進めて配信要求S21に応じた詳細広告情報を広告情報蓄積部13から読み出して送信する。
【0122】移動体通信端末2では、配信要求S21に応じた詳細広告情報を受信すると処理をステップST62に進め、ステップST42にて表示した概要広告よりも詳細な広告内容を提示する表示情報を用いて詳細広告を表示する。このとき、表示情報処理部54では、表示画面内に利用者により選択するアイコンなどの選択可能表示を表示させないように処理をする。
【0123】そして、詳細広告を表示した後には、図11のステップST63にて車両が停止したか否かを監視し、車両が停止した場合にステップST64に処理を進めて車両位置と提示エリアとの照合をしてステップST65に処理を進め、提示エリア内と判定した場合に、ステップST66にて選択可能表示をする。選択可能表示をした後には、上述と同様にステップST10〜ステップST12の処理を行う。
【0124】このような第3実施形態に係る広告配信システムによれば、概要広告を配信した後の配信要求S21に応じた詳細広告を配信し、提示エリアにて車両が停止した場合に選択可能表示をして、詳細広告に対する利用者の動作を検出することができ、上述と同様の効果を発揮できる。また、この広告配信システムによれば、詳細広告の提示エリアに進入していない場合でも利用者が要求するときに詳細広告を提示することができ、提示エリアに進入したときに選択可能表示をして正確な広告効果を算出することができる。
【0125】なお、本実施形態においては、移動体通信端末2からの概要広告に関連した詳細情報の要求が発生した場合に広告配信装置1から詳細広告を配信するようにしたが、移動体通信端末2からの配信要求が発生したときの移動体通信端末2の位置を検出して、移動体通信端末2の位置に応じて配信する広告情報を選択しても良い。これにより、より車両に近い広告を利用者に提示することができ、広告効果を高めることができる。
【0126】[第4実施形態]つぎに、本発明を適用した第4実施形態に係る広告配信システムについて説明する。なお、以下の第4実施形態において、上述した実施形態と同様の部分については同一符号や同一ステップ番号を付することによりその詳細な説明を省略する。
【0127】第4実施形態に係る広告配信システムは、図12に示すように、広告配信装置1に蓄積する広告情報の配信を依頼する広告主サーバ71、広告配信に付随する特典に関する決済をする決済サーバ72、利用者口座を管理する銀行サーバ73、利用者が保有する携帯電話端末74を備える。
【0128】このような広告配信システムにおける広告配信装置1は、図13に示すように、ユーザ情報蓄積部81とユーザIDを特定するユーザID特定部82とを有している。
【0129】ユーザ情報蓄積部81には、広告配信サービスを受けるユーザに関するユーザ情報が記憶されている。このユーザ情報とは、ユーザが決済をするのに使用する決済サーバ72に関する情報である。ユーザID特定部82では、会員である利用者が移動体通信端末2と共に移動した場合に移動体通信端末2からID信号を取得し、このID信号とユーザ情報蓄積部81に記憶したユーザ情報とを比較することで、広告配信をしているユーザについての決済サーバ72を認識する。
【0130】このような広告配信システムでは、広告主サーバ71からの広告配信依頼情報及び特典情報S31を広告配信装置1にて受信すると、広告情報として広告情報蓄積部13に記憶することで登録する。ここで、広告配信依頼情報は、広告を配信したり提示するエリア情報、概要広告情報、詳細広告情報、選択可能表示情報などを含む。また、特典情報は、広告主が依頼したサービスを受けることにより発生する特典に関する情報である。
【0131】そして、上述した処理を広告配信装置1と移動体通信端末2との間で行うことで、概要広告情報S32を配信し、更に、特典情報、詳細広告情報及び選択可能表示情報S33を配信する。これにより、特典内容、詳細広告を利用者に提示し、選択可能表示をしたことに応じた操作入力情報S34が広告配信装置1に送信される。
【0132】このとき、決済サーバ72のうち、広告主が提供する決済サーバにて決済を促す選択可能表示や、ユーザが普段使用している決済サーバを選択する選択可能表示をして、操作入力を促して操作入力情報S34を取得することもできる。また、選択可能表示としては、広告主が提供するサービス内容を選択するものを表示する。
【0133】このように決済サーバの選択を促したり、ユーザが受けるサービス内容の選択を促す選択可能表示をして、決済方法やサービス内容を提示すると共に操作内容を広告配信装置1にて検出して広告効果を算出することができる。
【0134】広告配信装置1では、操作入力情報S34を受信すると、広告効果判定部32にて広告効果を算出すると共に、広告効果を算出したことに対する課金情報を作成して、広告配信効果情報及び課金情報S35を広告主サーバ71に送る。これにより、広告配信装置1では、広告主からの依頼に応じて広告配信したことによる利益を得ることができ、広告主サーバ71では、広告を配信したことに対する利用者の効果を取得することができる。
【0135】また、特典に関する選択可能表示を移動体通信端末2にて選択して広告したサービスを受けることによる特典を得る旨の操作入力情報S34を広告配信装置1にて受信した場合には、例えば割り引きクーポンを特典として付与する旨の特典情報S36を携帯電話端末74に送信してユーザに提示すると共に、操作入力情報及び特典情報S37を決済サーバ72に送る。
【0136】この状態にて、例えば広告主が広告した店舗などにて商品を購入した場合には、広告主サーバ71と決済サーバ72との間で決済情報S38のやりとりをして決済をする。このとき、広告主サーバ71では、決済方法を指定して広告主の店舗で商品を購入した場合の特典情報S39を決済サーバ72に提供する。決済サーバ72では、広告配信装置1からの操作入力情報及び特典情報S37、広告主サーバ71からの特典情報S39をもとに、特典差し引き後の残額情報S40を銀行サーバ73に請求する。
【0137】このような第4実施形態に係る広告配信システムでは、車両70を走行させて第1エリア75にて概要広告を配信し、第2エリア76にて詳細広告及び選択可能表示をすることができ、操作入力を広告配信装置1にて検出したことに応じた対価を広告主サーバ71に請求して、広告配信サービスと共に広告効果判定サービスをするシステムを構築することができる。
【0138】また、この広告配信システムによれば、詳細広告と共に特典情報をユーザに提示することで、特典を携帯電話端末74にて提示して特典を利用者に与え、その特典を広告主サーバ71と決済サーバ72、銀行サーバ73とのやりとりにより決済することができ、ユーザにとっても広告を閲覧することに対する利益を与えることができ、更に広告配信サービス自体の利益の向上や普及を実現させることができる。
【0139】このように、広告配信システムによれば、広告配信効果を確実に判定することが可能となり、広告配信側でのビジネス構築を容易とすることができ、ユーザ側では享受できるサービスが明確になり、広告配信者、広告主、ユーザの何れにおいても利益を享受することができるシステムを構築可能となる。
【0140】なお、広告配信装置1から携帯電話端末74に特典情報S36を送信するに際しては、例えばユーザ情報蓄積部81に携帯電話端末74のメールアドレスを記憶しておいて、電子メール形式にて通知しても良い。これにより、ユーザが広告主の店舗を訪問した場合に、サービスを忘れることなく確実にサービスを受け、更に特典を得られるようになる。
【0141】また、決済方法選択時に現金を選択している場合、携帯電話端末74にて受信した特典情報を店舗訪問時に店員に見せることで、特典を受けることも可能になる。
【0142】なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
【0143】すなわち、上述した実施形態では、移動体通信端末2が車両に搭載された場合について説明したが、これに限らず、歩行者が保有している携帯電話端末やPDA(Personal Digital Assistant)などに広告情報などを送信してその操作を検出しても良いことは勿論である。
【0144】また、上述した説明では、第1実施形態〜第4実施形態を区別して説明したが、それに限らず、何れの実施形態を組み合わせも、上述した効果と同様の効果を得ることができるのは勿論である。
【0145】更に、上述した実施形態では、ネットワーク上の広告配信装置1に蓄積した広告情報を配信する場合について説明したが、これに限らず、車両の記録媒体に記憶した広告内容情報を車両の位置に応じて、ネットワークを介して操作入力情報を検出して広告効果を算出しても、上述と同様の効果を得ることができる。




 

 


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