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発明の名称 データベース生成方法、データベース生成プログラム、データ構造、データベース生成システム、検索システム、及び検索方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−296341(P2003−296341A)
公開日 平成15年10月17日(2003.10.17)
出願番号 特願2002−101025(P2002−101025)
出願日 平成14年4月3日(2002.4.3)
代理人 【識別番号】100099900
【弁理士】
【氏名又は名称】西出 眞吾 (外2名)
【テーマコード(参考)】
2C032
2F029
5B075
5H180
【Fターム(参考)】
2C032 HB03 HB22 HC24 HC25 HC27 HD03 
2F029 AA02 AB07 AC02 AC06 AC13 AC14
5B075 ND36 NK31 NK46 NR05
5H180 AA01 BB01 BB15 FF05 FF13 FF22 FF27 FF32
発明者 上田 哲郎
要約 課題
最新の情報で且つ数多くの多様な情報に基づく検索結果を提示すること。

解決手段
インターネット1上に分散配置されたWebページ8に含まれるタグ81の記述から位置に関する記述を抽出し、位置に関する記述とその位置に関する記述のされたWebページのURLとを収集するWebロボット生成装置21と検索エージェント生成装置22とを含む情報収集装置2と、少なくとも、抽出された位置に関する記述と、この収集されたURLとを対応づけた対応情報を読み出し可能に記憶するデータベース3と、インターネット上のWebページと相互にリンクが張られ、位置に関する記述のなされたタグと、WebページのURLとを少なくとも含む、プロキシページを生成するプロキシページ生成装置4とを有する、データベース生成システム100。
特許請求の範囲
【請求項1】インターネット上に分散配置されたWebページに含まれるタグの記述から位置に関する記述を抽出し、当該位置に関する記述と、当該位置に関する記述のされたWebページのURLとを収集し、少なくとも、当該抽出された位置に関する記述と当該収集されたURLとを対応づけた対応情報を記憶させる、データベース生成方法。
【請求項2】前記記憶させる前記抽出された位置に関する記述は、位置に関する所定のパラメータに変換された記述である請求項1記載のデータベース生成方法。
【請求項3】前記対応情報は、さらに、Webページを構成するコンテンツの属性を示すコンテンツ属性情報が対応づけられた情報である請求項1又は2記載のデータベース生成方法。
【請求項4】コンピュータに、インターネット上に分散配置されたWebページに含まれるタグの記述から位置に関する記述を抽出させるステップと、当該位置に関する記述と、当該位置に関する記述のされたWebページのURLとを収集させるステップと、少なくとも、当該抽出された位置に関する記述と、当該収集されたURLとを対応づけて対応情報を作成するステップと、前記作成された対応情報を記憶させるステップとを、実行させるためのデータベース生成プログラム。
【請求項5】前記対応情報を作成するステップは、前記抽出された位置に関する記述を、位置に関する所定のパラメータに変換させるステップを含む、請求項4記載のデータベース生成プログラム。
【請求項6】前記URLを収集するステップは、URLとともにWebページを構成するコンテンツの属性を示すコンテンツ属性情報を収集し、前記対応情報を作成するステップは、前記対応情報に当該収集したコンテンツ属性情報をさらに対応づけて含ませる請求項4又は5記載のデータベース生成プログラム。
【請求項7】インターネット上に分散配置されたWebページに含まれるタグの記述から抽出された位置に関する記述と、当該位置に関する記述のされたWebページのURLとが対応づけられた構造を有するデータ。
【請求項8】前記抽出された位置に関する記述は、位置に関する所定のパラメータに変換された記述である請求項7記載のデータ。
【請求項9】前記Webページを構成するコンテンツの属性を示すコンテンツ属性が、さらに対応づけられた構造を有する請求項7又は8記載のデータ。
【請求項10】請求項7〜9記載のデータが記憶されたデータベース。
【請求項11】インターネット上に分散配置されたWebページに含まれるタグの記述から位置に関する記述を抽出し、当該位置に関する記述と当該位置に関する記述のされたWebページのURLとを収集する情報収集装置と、少なくとも、当該抽出された位置に関する記述と、当該収集されたURLとを対応づけた対応情報を読み出し可能に記憶するデータベースとを有する、データベース生成システム。
【請求項12】前記抽出された位置に関する記述は、位置に関する所定のパラメータに変換された記述である請求項11記載のデータベース生成システム。
【請求項13】前記対応情報は、Webページを構成するコンテンツの属性を示すコンテンツ属性が、さらに対応づけられた請求項11又は12記載のデータベース生成システム。
【請求項14】前記情報収集装置は、インターネット上のWebページを検索し、Webページに含まれるタグの記述から位置に関する記述を抽出し、当該位置に関する記述と当該位置位置に関する記述のされたWebページのURLとを収集するWebロボットを生成するWebロボット生成装置である請求項11〜13記載のデータベース生成システム。
【請求項15】前記情報収集装置は、インターネット上の動的に生成されるWebページを巡回し、Webページに含まれるタグの記述から位置に関する記述を抽出し、当該位置に関する記述と当該位置に関する記述のされたWebページのURLとを収集する検索エージェントを生成する検索エージェント生成装置である請求項11〜13記載のデータベース生成システム。
【請求項16】インターネット上のWebページと相互にリンクが張られ、前記位置に関する記述のなされたタグと、当該タグを含む前記WebページのURLとを少なくとも含む、前記Webページの代理となるプロキシページを生成するプロキシページ生成装置を、さらに有する請求項11〜15記載のデータベース生成システム。
【請求項17】前記プロキシページ生成装置は、前記WebページのURLの入力を受け付けるURL受付部と、前記Webページの位置に関する情報の入力を受け付ける位置情報受付部と、前記URL受付部により受け付けられたURLに対応する前記Webページとリンクの張られた、当該Webページの代理となるプロキシページを作成するプロキシページ生成部とを備え、前記プロキシページ生成部は、前記位置情報受付部により受け付けられた前記Webページの位置に関する情報を、前記プロキシページのタグに記述する請求項16記載のデータベース生成システム。
【請求項18】請求項11〜17記載のデータベース生成システムにより生成されたデータベースと、ユーザの現在位置を検出する位置検出装置と、前記データベースに基づいて、前記位置検出装置により検出されたユーザの現在位置に応じて、前記現在位置の周辺の位置に関する記述のされたWebページのURLを検索し、前記ユーザへ向けて出力する検索装置とを有する検索システム。
【請求項19】前記検索装置は、ユーザの入力する検索条件を受け付けるとともに、前記データベースに基づいて、前記受け付けた検索条件に応じた前記WebページのURLを検索し、この検索結果を前記ユーザへ向けて出力する請求項18記載の検索システム。
【請求項20】請求項11〜17記載のデータベース生成システムにより生成されたデータベースを用いて、インターネット上のWebページのURLを検索する方法であって、少なくとも現在位置に関する情報を含む検索条件を入力させ、前記データベースに基づいて、前記入力させた検索条件に応じた前記WebページのURLを検索する情報検索方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自車両の現在位置周辺に存在する施設(レストラン等)に関する情報を検索するための情報を収集するデータベース生成方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】モバイル環境において重要な情報となるのは、POI(Point of Interesting)とも言われる位置に関連した情報である。例えば、「ドライブ中の走行車両の近くにあるコンビニエンスストア」を探したいとき、「自車両周辺のコンビニ情報」が、このPOIであり、移動するドライバが検索のタイミングにおいて最も重宝する情報であると位置づけることができる。
【0003】移動しない家庭や職場において検索を行う場合とは異なり、このような検索を実現するためには、検索対象となるデータベースが位置情報によってパラメータ化されていることが必要となる。
【0004】一般のカーナビゲーションシステムは、このように位置情報によってパラメータ化された地図情報が記憶されたDVD−ROMを読み込み、必要な情報(例えば「自車両周辺のコンビニ情報」)の検索処理を行う。ユーザは、このカーナビゲーションシステムの誘導に従い、DVDに記憶されている施設(レストラン等)であれば、何処へでも行くことができる。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カーナビゲーションシステムの検索の対象となるデータベースが記憶されたDVD−ROMは書き換え不能な記憶媒体であり、このDVD自体を書き換えない限り、データベースの更新を行うことができないという問題があった。すなわち、検索したい施設(レストラン等)は日々開店又は閉店しているにもかかわらず、この事実がデータベースに反映されず、ユーザは最新の情報を得ることができないという不都合が生じる。
【0005】また、カーナビゲーションシステムが利用するDVD−ROMに記憶された情報は、ローカルに構築されたデータベースであり、位置情報によってパラメータ化されているとはいえ、検索し提示できる情報の数や種類が乏しいという問題があった。
【0006】本発明は、位置情報によってパラメータ化されたデータベースを構築し、最新の、多数かつ多様な情報に基づく検索を可能とする、データベース生成方法、データベース生成プログラム、データ構造、データベース生成システム、検索システム、及び検索方法を提供することができる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、異なる観点によるデータベース生成方法、データベース生成プログラム、データ構造、データベース生成システム、検索システム、及び検索方法に係る発明である。
【0008】1.まず、データベースに関する発明について説明をする。
(1)第1の観点による請求項1〜3記載の発明はデータベース生成方法に係る発明である。請求項1記載の発明によれば、インターネット上に分散配置されたWebページに含まれるタグの記述から位置に関する記述を抽出し、当該位置に関する記述と、当該位置に関する記述のされたWebページのURLとを収集し、少なくとも、当該抽出された位置に関する記述と当該収集されたURLとを対応づけた対応情報を記憶させる、データベース生成方法が提供される。この発明において、前記記憶させる前記抽出された位置に関する記述は、位置に関する所定のパラメータに変換された記述であることが好ましい(請求項2)。また、前記対応情報は、さらに、Webページを構成するコンテンツの属性を示すコンテンツ属性情報が対応づけられた情報であることが好ましい(請求項3)。
【0009】この発明において、「Webページ」とは、WWW(World Wide Web)上で提供される情報の単位の一つである。Webページには関連ある他の情報(他のWebページのURL(Uniform Resource Locator)やその他の一般情報)が参照ができるように、リンクが設けられていてもよい。このリンクを選択することによりそのリンク先のWebページや情報を取得することができ、このリンクを辿っていくことによりタグの記述を参照した抽出を行うことができる。また、「タグ」は所定のマークアップ言語(限定はされない)によって、位置に関する情報に加えて、Webページを構成する内容物(コンテンツ)の属性を記述し、これらをマークアップする。その記述の内容や様式は限定されることはない。
【0010】この記述に関し「位置に関する記述」は、ある施設や建物等の検索対象の位置を示す記述であって、位置に関するパラメータは任意に設定できる。例えば緯度、経度による絶対位置により位置を記述してもよいし、所定の位置基準に基づく相対位置により位置を記述してもよい。相対位置による特定は、例えば、デジタル地図のメッシュメジャー番号や、メッシュマイナー番号、所定のノードからの近い順番、所定ノードからの相対位置(距離座標)、所定のアクセス道路に対する相対位置(距離座標)その他の相対的な位置を特定できる記述により行うことができる。この場合において、位置に関する記述は位置に関する所定のパラメータに変換された記述であることが好ましい。位置に関する所定のパラメータで記述されていることにより、データベースから所定の位置に関する記述がなされた情報を迅速に検索することができるからである。
【0011】また、コンテンツの属性を示す「コンテンツ属性情報」は、Webページを構成するコンテンツの目的や用途(飲食店、図書館、ショッピングセンター)、そのジャンル(フランス料理、イタリア料理)、営業時間、料金、その他の利用に関する情報をいい、情報検索の検索キーとなりうるあらゆる情報を含む。
【0012】この発明では、インターネット上に分散配置されたWebページに含まれるタグの記述から位置に関する記述を抽出し、抽出された「位置に関する記述」と、この記述のされたWebページの「URL」とを収集し、「位置に関する記述」と「URL」とを対応づけた対応情報を記憶して、データベースを作成する。
【0013】この発明によれば、データベースの生成を連続的に又は所定の時間ごとに行うことができ、数多くのWebページを参照できるため、最新の情報であって数多くの情報を含むデータベースを生成することができる。
【0014】また、位置に関する情報が位置に関する所定のパラメータで記述されることにより、位置を検索キーとした検索処理の速度が速いデータベースを生成することができる。
【0015】さらに、対応情報がコンテンツ属性情報を含むことにより、コンテンツ属性情報を検索キーとした検索ができるデータベースを生成することができる。
【0016】(2)第2の観点による請求項4〜6記載の発明はデータベース生成プログラムに関する発明である。請求項4記載の発明によれば、コンピュータに、インターネット上に分散配置されたWebページに含まれるタグの記述から位置に関する記述を抽出させるステップと、当該位置に関する記述と、当該位置に関する記述のされたWebページのURLとを収集させるステップと、少なくとも、当該抽出された位置に関する記述と、当該収集されたURLとを対応づけて対応情報を作成するステップと、前記作成された対応情報を記憶させるステップとを、実行させるためのデータベース生成プログラムが提供される。この発明において、前記対応情報を作成するステップは、前記抽出された位置に関する記述を、位置に関する所定のパラメータに変換させるステップを含むことが好ましく(請求項5)、前記URLを収集するステップは、URLとともにWebページを構成するコンテンツの属性を示すコンテンツ属性情報を収集し、前記対応情報を作成するステップは、前記対応情報に当該収集したコンテンツ属性情報をさらに対応づけて含ませることが好ましい(請求項6)。
【0017】これらの発明における「Webページ」「タグ」「位置に関する記述」「位置に関するパラメータ」「コンテンツ属性情報」の用語の意義は、請求項1〜3記載の発明と同じである。
【0018】このデータベース生成プログラムに係る発明によれば、請求項1〜3記載の発明と同様の作用及び効果を奏する。
【0019】(3)また、第3の観点による請求項7〜請求項10までの発明はデータに関する発明である。請求項7記載の発明によれば、インターネット上に分散配置されたWebページに含まれるタグの記述から抽出された位置に関する記述と、当該位置に関する記述のされたWebページのURLとが対応づけられた構造を有するデータが提供される。この発明において、前記抽出された位置に関する記述は、位置に関する所定のパラメータに変換された記述であることが好ましく(請求項8)、前記Webページを構成するコンテンツの属性を示すコンテンツ属性が、さらに対応づけられた構造を有することが好ましい(請求項9)。さらに、これらの(請求項7〜8記載)のデータが記憶されたデータベースが提供される(請求項10)。
【0020】これらの発明における「Webページ」「タグ」「位置に関する記述」「位置に関するパラメータ」「コンテンツ属性情報」の用語の意義は、請求項1〜3記載の発明と同じである。さらにこのデータが記憶される記憶手段は、コンピュータのROM、RAM等のメモリであってもよいし、DVD、MO、半導体メモリ等の可搬の記憶媒体であってもよい。
【0021】この発明によれば、最新の情報であって数多くの情報を含むデータを提供することができる。
【0022】(4)さらに、第4の観点による請求項11〜17記載の発明は、データベース生成システムに係る発明である。
(4−1)請求項11記載の発明によれば、インターネット上に分散配置されたWebページに含まれるタグの記述から位置に関する記述を抽出し、当該位置に関する記述と当該位置に関する記述のされたWebページのURLとを収集する情報収集装置と、少なくとも、当該抽出された位置に関する記述と、当該収集されたURLとを対応づけた対応情報を読み出し可能に記憶するデータベースとを有する、データベース生成システムが提供される。この発明において、前記抽出された位置に関する記述は、位置に関する所定のパラメータに変換された記述であることが好ましく(請求項12)、また、前記対応情報は、前記Webページを構成するコンテンツの属性を示すコンテンツ属性が、さらに対応づけられることが好ましい(請求項13)。
【0023】これらの発明における「Webページ」「タグ」「位置に関する記述」「位置に関するパラメータ」「コンテンツ属性情報」の用語の意義は、請求項1〜3記載の発明と同じである。さらにデータベースは、記憶媒体と書き込み機能とを少なくとも備えている。この記憶媒体としては、コンピュータのROM、RAM等のメモリであってもよいし、DVD、MO、半導体メモリ等の可搬の記憶媒体であってもよい。
【0024】この発明では、情報収集装置が、Webページに含まれるタグの記述から位置に関する記述を抽出し、この「位置に関する記述」と当該位置に関する記述のされたWebページの「URL」とを収集する。データベースは、対応づけられた「位置に関する記述」と「URL」とを対応情報として記憶する。
【0025】この発明によれば、データベースの生成を連続的に又は所定の時間ごとに行うことができ、数多くのWebページを参照できるため、最新の情報であって数多くの情報を含むデータベースを生成することができる。
【0026】また、位置に関する情報が位置に関する所定のパラメータで記述されることにより、位置を検索キーとした検索処理の速度が速いデータベースを生成することができる。
【0027】さらに、対応情報がコンテンツ属性情報を含むことにより、コンテンツ属性情報を検索キーとした検索ができるデータベースを生成することができる。
【0028】(4−2)これらの発明に関し、請求項14記載の発明によれば、前記情報収集装置は、インターネット上のWebページを検索し、Webページに含まれるタグの記述から位置に関する記述を抽出し、当該位置に関する記述と当該位置位置に関する記述のされたWebページのURLとを収集するWebロボットを生成するWebロボット生成装置であるデータベース生成システムが提供される。
【0029】また、請求項15記載の発明によれば、前記情報収集装置は、インターネット上の動的に生成されるWebページを巡回し、Webページに含まれるタグの記述から位置に関する記述を抽出し、当該位置に関する記述と当該位置に関する記述のされたWebページのURLとを収集する検索エージェントを生成する検索エージェント生成装置であるデータベース生成システムであることが好ましい。
【0030】Webロボットは、Webページのタグを検索する。この検索は自動的に行われることが好ましく、その検索手法としてはWebページに埋め込まれたリンクを辿ることにより順次Webページを検索することが好ましい。他方、検索エージェントは、動的に生成されるASPサーバを巡回して、ASPサーバのデータベースに直接アクセスして位置に関する記述のなされたタグを検索する。検索エージェントもWebページに埋め込まれたリンクを辿って順次Webページを巡回することが好ましい。
【0031】Webロボット又は検索エージェントは、このようにインターネット上のWebページに関し、「位置に関する記述」とこの記述がなされたWebページの「URL」を収集する。
【0032】これにより、インターネット上に分散配置されたWebページの広範かつ多数の情報を自動的に収集することができる。
【0033】(4−3)加えて、請求項16記載の発明によれば、インターネット上のWebページと相互にリンクが張られ、前記位置に関する記述のなされたタグと、当該タグを含む前記WebページのURLとを少なくとも含む、前記Webページの代理となるプロキシページを生成するプロキシページ生成装置を、さらに有するデータベース生成システムが提供される。この発明に関し、前記プロキシページ生成装置は、前記WebページのURLの入力を受け付けるURL受付部と、前記Webページの位置に関する情報の入力を受け付ける位置情報受付部と、前記URL受付部により受け付けられたURLに対応する前記Webページとリンクの張られた、当該Webページの代理となるプロキシページを作成するプロキシページ生成部とを備え、前記プロキシページ生成部は、前記位置情報受付部により受け付けられた前記Webページの位置に関する情報を、前記プロキシページのタグに記述することが好ましい(請求項17)。
【0034】プロキシページ生成装置は、Webページの代理となるプロキシページを生成する。このプロキシページは、少なくとも「位置に関する記述のなされたタグ」と、当該タグを含む「WebページのURL」とを含む。具体的には、プロキシページ生成装置を起動させて、プロキシページを生成させたいWebページの「URL」及び「位置に関する情報」の入力を受け付ける。これらに基づいてプロキシページが生成される。生成されたプロキシページはWebページとリンクが張られ、生成されたプロキシページのタグには入力された位置に関する情報が記述される。このプロキシページは、対象となるWebページが格納されたサーバと同じサーバに生成されてもよいし、異なるサーバに生成されてもよい。また、「位置に関する記述」のパラメータは特に限定されないが、統一したパラメータによる入力を誘導することが好ましい。
【0035】このように生成されたプロキシページは、情報収集装置の検索又は巡回の対象となる。このため、Webページに位置に関する情報(記述)を追加しなくても、プロキシページが生成され、情報収集装置により「位置に関する記述」と「URL」とが収集されて、データベースに記憶される。また、プロキシページへのアクセスは、リンクによってWebページに転送される。
【0036】これにより、特に「位置に関する記述」を含まないWebページにおいても、情報収集装置の検索又は巡回の対象となることができ、データベースをより充実させることができる。
【0037】(5)続いて、上記データベースを用いた検索に関する発明について説明をする。 請求項18記載の発明によれば、請求項11〜17記載のデータベース生成システムにより生成されたデータベースと、ユーザの現在位置を検出する位置検出装置と、前記データベースに基づいて、前記位置検出装置により検出されたユーザの現在位置に応じて、前記現在位置の周辺の位置に関する記述のされたWebページのURLを検索し、前記ユーザへ向けて出力する検索装置とを有する検索システムが提供される。この発明において、前記検索装置は、ユーザの入力する検索条件を受け付けるとともに、前記データベースに基づいて、前記受け付けた検索条件に応じた前記WebページのURLを検索し、この検索結果を前記ユーザへ向けて出力することが好ましい(請求項19)。
【0038】また、異なる観点による請求項20記載の発明によれば、請求項11〜17記載のデータベース生成システムにより生成されたデータベースを用いて、インターネット上のWebページのURLを検索する方法であって、少なくとも現在位置に関する情報を含む検索条件を入力させ、前記データベースに基づいて、前記入力させた検索条件に応じた前記WebページのURLを検索する情報検索方法が提供される。
【0039】生成されたデータベースには、少なくとも位置に関する記述と当該位置に関する記述を含むWebページのURLとを対応づけた対応情報とが記憶されている。よって、位置検出装置によりユーザの現在位置が検出されると、検索装置は、当該現在位置に応じた位置に関する記述を抽出し、この記述に対応づけられたURLを検索することができる。現在位置に応じたURLを取得したユーザは、このURLから該当するWebページを参照することができる。
【0040】この発明によれば、位置に関する記述を有するWebページのURLが、位置に関する記述に対応づけられたデータベースを利用することができるため、現在位置に応じたWebページのURLを容易に取得することができ、煩雑な検索操作をすることなくPOI情報を希望のタイミングで取得することができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1〜20記載の発明によれば、位置情報によってパラメータ化されたデータベースを構築し、最新の、多数かつ多様な情報に基づく検索を可能とする、データベース生成方法、データベース生成プログラム、データ構造、データベース生成システム、検索システム、及び検索方法を提供することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施例の構成を示すブロック図である。図1に示すように、データベース生成システム100と、データベース生成システム100が生成したデータベース3を参照して検索を行う検索装置6と、車両に搭載されたユーザ端末7とを有している。これらはインターネット1にアクセス可能である。また、インターネット上に分散配置されたWebページ8はURLごとに多数存在し、静的なHTMLで記述されている。このWebページ8と同様に種々のデータが記述されているが、その記述が動的な記述であるASPサーバ9(Application Service Provider)もインターネット1を介して接続されている。さらには、Webページ8の代理のページとなるプロキシページを提示するプロキシサーバ5もインターネット1を介して接続されている。
【0043】以下、各構成について説明する。
<データベース生成システム>データベース生成システム100は、位置に関する記述と当該記述のされたWebページのURLとを収集する情報収集装置2と、収集された位置に関する記述とURLとを対応づけた対応情報が記憶されたデータベース3とを備え、さらに位置に関する記述のないWebページ8の代理のページとして機能するプロキシページを生成するプロキシページ生成装置4とを有している。
【0044】さらに、情報収集装置2は、静的なHTMLで情報が記述されているWebページ8の検索を行うWebロボットを生成するWebロボット生成装置21と、動的なASPサーバの巡回を行う検索エージェントを生成する検索エージェント生成装置22とを有している。これらの、データベース生成システム100の各構成を、以下にそれぞれ説明する。
【0045】Webロボット生成装置このWebロボット生成装置は、インターネット1上に分散配置されたWebページ8をハイパーリンクを辿りながら検索し、Webページ8に含まれるMETAタグ81の記述から、位置に関する記述を抽出するWebロボットを生成する。そして、生成されたWebロボットは抽出された位置に関する記述と、当該記述のなされているWebページ8のURLとを収集する。位置に関する記述とURLとは対応づけられ、対応情報としてデータベース3に格納される。このWebページ8上のMETAタグ81には位置に関する記述のほか、Webページ8の属性を示す属性情報を収集し、対応情報に含ませて記憶させている。このWebロボットが情報を収集できるのは、Webページ8のMETAタグ81に少なくとも位置に関する記述がなければならない。この記述は所定のパラメータで記述された位置の情報であることが好ましい。本実施形態では、いくつかのパラメータを規定するとともに、これらのパラメータで記述された位置の情報を所定のパラメータへ変換する演算機能を備えている。
【0046】プロキシページ生成装置Webロボットの検索対象となるためには、新たに位置に関する記述をMETAタグに記載しなければならないが、Webページ8の管理者にとってこのような作業は繁雑である。このような要求に対応するのがプロキシページ生成装置4である。プロキシページ生成装置4はWebページ8の更新を間接的に行う。すなわち、Webページ8の管理者は、プロキシページ生成装置4が提供するプロキシページ生成サイトへアクセスし、ここで、自身のWebページ8のURLを登録する。この登録によってプロキシページサーバ5が提供するサイトには申請されたプロキシページが生成される。生成されたプロキシページは、Webページ8と同様の位置に関する記述があり、加えて、そのプロキシページが関連づけられているWebページへのリンクが保持されている。
【0047】Webロボット生成装置21により生成されたWebロボットは、この生成されたプロキシページを検索対象として位置に関する記述を抽出し、Webページ8と同様に対応情報を生成してデータベースに格納する。なお、実際のプロキシページへのアクセスは、親となる(本来の)Webページへ転送される。これによって本来のWebページへの位置に関する記述を追加する編集を行うことなく、Webページ8への位置に関する記述の実質的な追加を行うことが可能となる。また、プロキシページの生成においては位置の特定が必要となる。プロキシページ生成サイトは、位置を特定するための地図情報や位置に関するパラメータを示して、プロキシページの生成を助けるインタフェースを提供するため、Webページ8の管理者は、比較的困難な位置の特定を容易に行い、プロキシページを生成することができる。
【0048】検索エージェント生成装置次に、検索エージェント生成装置22について説明する。Webページ8が静的なHTMLで記述されていないようなASP(Application Service Provider)の形態を持ったサイト(ASPサーバ9)への対応は、検索エージェント生成装置22が行う。検索エージェント生成装置22は、検索プログラム自体を備えた検索エージェントを生成する。生成された検索エージェント22は、検索対象となるサイト(この場合はASPサーバ9)へ移動して位置に関する記述、URL、及び属性を収集する。この検索エージェントはASPサーバ9のエージェント送受信手段92へ送信される。ASPサーバ9側のプログラムと結合してASPサーバ9が保持するデータベースに直接アクセスして、位置に関する記述を収集する。この機能をデータベースアダプタ91が果たす。ASPサーバ9は検索エージェントに対応するインタフェースを準備しておけば、情報収集装置2の情報収集の対象となり、データベース3への登録がなされることとなる。
【0049】以上のとおり、データベース生成システム100は、位置に関する記述をキーとしたデータベース3を生成する。このデータベース3は、情報収集装置2のWebロボット生成装置21及び検索エージェント生成装置22によって定期的に更新される。このデータベース生成の期間は任意に設定することができ、所定の期間ごとに定期的な更新をすることにより、新鮮な情報を蓄積したデータベース3を提供することができる。
【0050】データベース情報収集装置2は収集したデータをデータベース3へ蓄積する。このデータベース3には、少なくとも、位置に関する記述と、この記述を含むWebページ8等のURLとが対応づけられた対応情報が格納されている。
【0051】ここで、「位置に関する記述」について詳細に説明する。図2には、位置に関する記述がなされたMETAタグの記述例を示した。図2(a)は、位置の絶対情報として経度緯度を利用した記述手法による記述を示している。経度を記述したMETAタグa、緯度を記述したMETAタグbにより、位置が特定される。図2(b)は、位置の相対情報として所定の基準に対する相対的な位置を示す情報を利用した記述手法による記述を示している。デジタル地図のメッシュメジャー番号c、メッシュマイナー番号d、一番近いノード番号e、アクセス道路1f、アクセス道路2g、ノードからの相対位置(距離座標)f,iにより、位置が特定される。この相対的な位置情報をすべて必要とするわけではないが、1又は2以上の情報を組み合わせることによって位置の特定を容易とする。
【0052】この位置に関する記述は絶対的な記述であっても、相対的な記述であってもよい。ただし、検索スピードの観点から、当該記述は所定の記述手法に統一した方が好ましい。他方、記述手法を限定すると情報の収集をすると情報が偏るおそれがある。このため、本実施形態では、数種類の記述手法の情報を収集したうえで、データベース3に記憶させる前に、所定の記述手法に変換している。
【0053】さらに、この対応情報には、さらにWebページ8等が示す情報の属性を示す属性情報が対応づけられている。この属性情報は、Webページ8に紹介される情報がレストランか、ホテルか、映画館か、遊園地か、ショッピングセンターかといった対象の目的を示す情報、さらに、レストランであれば、イタリア料理か、中華料理か、フランス料理か、日本料理か、又はファミリーレストランかファーストフードレストランか、といったサービスの内容を示す情報である。そのほか、利用料金帯域や、営業時間、特典その他の施設を利用するにあたって有用な情報が「属性情報」に含まれる。
【0054】このように、位置に関する記述と、その記述を含むWebページのURLと、当該URLにおいて示される情報の属性情報とが対応づけられていれば、その対応情報に基づいて、位置をパラメータとして情報を引き出すことができる。すなわち、当該位置周辺に存在する施設のWebページのURLを検索し、ブラウザによってこのURLへジャンプすれば、当該Webページの内容を閲覧することができる。この検索されたWebページは、ユーザが現在居る場所の周辺にある施設に関連するものであり、ユーザは現在位置に関するPOIを取得することができる。さらに、検索条件として属性情報を指定することもでき、目的やサービスの内容に応じて検索結果を絞り込むことができる。たとえば、「現在位置周辺」の「レストラン」で、「日本料理のお店」、のように位置+属性1+属性2といった高次の検索を行うことができる。データベース3は、インターネット1に接続されているため、既存のWebブラウザと検索装置6を利用して、データベース3内の情報を検索することができる。この検索の結果示される情報は個別の施設及びURLに対応した詳細な説明である。このような詳細な説明をデータベースに格納したり、DVD等の記憶媒体に格納したのでは、情報量が大きすぎて検索処理の速度を低下させてしまう。しかし、本実施形態は、「対応情報」を含むデータベースを利用することによって、データベース3に格納する情報の情報量をコンパクトにし、車両内において最新で多数かつ多量の情報を取得できる。
【0055】また、位置に関する記述と地図情報とを参照することによって、キーとなる現在位置を点として捉えるのみではなく、「現在位置から半径1km以内近傍」「現在位置から進行方向1km」「現在位置から進行方向左側」といった面や線として捉えることもできる。
【0056】<ユーザ端末>本実施形態に係るユーザ端末7は、車両に搭載されている。ユーザ端末7は少なくとも、自車両の位置を検出する自車位置検出装置と、インターネット1のWWWの情報を参照できるWebブラウザを起動できるコンピュータと、Webページ8の情報を提示させることのできる図外のディスプレイとを有している。
【0057】本実施形態の自車位置検出装置は、人工衛星を利用したGPS(Global Positioning System)による測位システムを搭載した位置検出装置(カーナビゲーションシステム)を利用する。
【0058】<検索装置>検索装置6は、ユーザ端末7から車両の現在位置情報を取得して、当該現在位置に基づいて、データベース3を参照して、現在位置に応じたエリアにある施設のURLを検索する。検索結果であるURL群のそれぞれをWebページ本体とリンクさせた上で、ユーザ端末7へ送出する。ユーザはリンクの張られたURLをクリックすることで、実際に情報を提示しているWebページへジャンプし、実体的な情報を取得することができる。
【0059】次に、動作について説明する。
<Webロボット生成装置の動作>図3は、情報収集装置であるWebロボット21の情報収集に関する動作を説明するフローチャート図である。
【0060】データベース生成システム100の起動に伴い(S101)、Webロボット生成装置21が起動する(S102)。Webロボット生成装置21は、情報を収集するWebロボットを生成する。生成されたWebロボットは、まずURLが登録されている複数のWebページ8を起点として検索を開始する(S103)。データベース3が未だ構築されていない場合には、予め所定の大規模サイトから検索を開始する。Webロボットは、HTTPアクセスによって、起点となるURLのHTTPサーバにアクセスし、情報の提供を求めるGet命令を生成して、これを出力し(S104)、Webページの情報を取得する(S105)。ページ情報は一般にHTMLフォーマットで得られるので、その情報を解析してMETAタグから位置に関する情報を抽出する(S106)。位置に関する情報を含むWebページにおいては、WebページのURL、属性情報その他のWebページに関する情報を収集する(S107)。Webロボットは、収集したWebページのURL、位置に関する記述(所定の位置パラメータに変換された位置情報)、属性を示す属性情報その他のキーワードを対応づけてデータベース3に登録又は更新する(S108)。この情報の収集は、所定の時間ごとに行われ、随時新たな情報をデータベース3に蓄積させる。
【0061】データベース3への書き込みを完了させたWebロボットは、HTML文書中のHREFタグを検索し、次の検索対象となるWebページを同定する。次の検索対象となるWebページ8においても、同様にHTTPアクセスのGet命令によって情報を引き出し、データベース3への登録・更新を行う。このような動作を繰り返すことにより、インターネット1上でリンク関係にあるあらゆるページを検索対象として網羅することができる。ちなみに、Webロボット生成装置21及びWebロボットは、C、C++(登録商標)やJava(登録商標)、Perl(登録商標)などのHTTPサーバとSocket接続可能な言語で記述されている。
【0062】<プロキシページ生成装置の動作>図4は、プロキシページ生成装置4のプロキシページ生成に関する動作を説明するフローチャート図であり、図5は、プロキシページ作成のページの一例を示す図である。図5の作成ページを参照しつつ図4で示す動作を説明する。
【0063】Webページ8の管理者は、プロキシページ作成のために用意された作成ページへアクセスし(S202)、Webページ8を登録する(S203)。Webページ8の登録が受け付けられると、図5に示すような作成ページが提供される。プロキシページ生成措置4は、少なくともWebページの位置に関する情報を取得する。本実施形態では地図上における位置の情報、すなわち対象施設の地図情報を取得する。この地図情報を取得するのが地図情報取得部41である。この地図情報の取得は作成ページにおいて行われる。作成ページの提示とともに、プロキシページ生成装置4では地図表示手段が他のサーバからダウンロードされる。この地図表示手段はJava(登録商標)のアプレット(登録商標)で構成され、ブラウザ上で地図のスクロールや縮尺変更が可能となる。地図情報取得部41は、ダウンロードした地図表示手段を含む地図情報作成ツールをWebページ8の管理者に提供される(S204)。この地図情報作成ツールのインタフェースを示すのが図5に示した画面である。
【0064】管理者は、地図表示手段により表示された地図e1をスクロールしたり、縮尺を変更したりして、Webページ8の対象となる施設の位置を探す。位置を特定できたところで経度を入力エリアe2へ入力し、緯度を入力エリアe3へ入力する。そして、さらにノードとアクセス道路とを特定する。このe1に示された地図表示手段は地図をベクトル形式で表示するため、Webページ8の管理者はノードや道路をポインティングすることでそれらを特定することができる。特定されたノードは入力エリアe4へ、アクセス道路は入力エリアe4とe5とに、本例では2つ入力できる。すべてを入力したところでWebページ8の対象となる施設についての地図情報が作成されることとなる(S205)。最後に管理者は、Webページ8のURLを入力エリアe7へ入力し、作成されたプロキシページの作成フォームを提出する(S206)。
【0065】Webページ8の管理者により提出された情報から、登録対象となるWebページ8のURLを読み出し、このURLのWebページ8へHTTPのGetコマンドによってアクセスし(S207)、指定されたURLのWebページ8にMETAタグに記載されている情報を収集する。収集される情報はWebロボットが収集する情報と同様の属性情報を収集する(S208)。登録されたURLと、位置に関する情報と、属性情報とを少なくとも含むプロキシページを、プロキシサーバ5に生成する(S209)。このプロキシサーバ5はインターネット1に接続しているが、プロキシページとWebページとにはリンクが張られ、プロキシページへのアクセスは、登録されたURLへ自動的にジャンプするように設定される(S210)。プロキシページに含まれる情報については、プロキシページ生成装置4が、プロキシページ生成の度に、データベース3へ書き込んでもよいし、Webロボット21による検索を指令してもよい。
【0066】さらに、プロキシページ生成装置4は、定期的にプロキシページを登録したWebページ8を検索し、そのWebページ自体が存在しているか、METAタグ記述の更新はないか等をチェックする。もしも、更新するべき事項があった場合には、データベース3内の情報を更新する。
【0067】このプロキシページ生成装置4が生成するプロキシページによれば、Webページ8の管理者は、プロキシページ生成装置4が用意した作成ページにアクセスすることで、自身のWebページを更新することなく、位置に関する記述(情報)を付加したWebページを有することが可能となる。これらの情報はデータベース3にも記憶され、当該Webページで提示される情報が検索から漏れることがない。ちなみに、このプロキシページ生成装置4は位置特定のための独自のサイトを持っているため、Apache(登録商標)などのHTTPサーバが稼働している。また、地図情報取得部41の作成ページではC(登録商標)、Perl(登録商標)で記述されたCGIプログラムが機能している。
【0068】<検索エージェント生成装置の動作>この検索エージェント生成装置22は、Webページ8のように静的なHTMLで記述されるのではなく、動的にWebページが生成されるようなAPSサーバのページにおける情報の収集を行う。この検索エージェント生成装置22が生成した検索エージェントが巡回するページはASPサーバ9に構築される。このASPサーバ9はJava(登録商標)のサーブレット(登録商標)で構成され、ユーザの要求に応じて様々なページを動的に生成し、提供する。提供される情報の中には位置に関する記述(情報)も含まれるが、HTMLによる記述ではないため、先述したWebロボットの検索対象となりにくいことから、検索エージェントが巡回して情報を収集する。
【0069】検索エージェント生成装置22は、起動とともに(S302)、生成した検索エージェントをASPサーバ9上に配置する。すなわち、生成された検索エージェントは、エージェント送受信手段221から送出され、インターネット1を介してASPサーバ9側のエージェント送受信手段92が検索エージェントの訪問を受け付ける(S303)。検索エージェントは、ASPサーバ9のデータベースアダプタ91を介して(S304)、入力情報に応じて動的に生成されるHTMLページではなく、ASPサーバ9が所有するデータベースから、直接に、位置に関する記述(情報)と、その情報にアクセスするためのURL、属性情報及びその他の関連情報を読み出す(S305、S306)。このデータベースアダプタ91とは、それぞれのASPサーバ9が有するデータベースの構造の違いを吸収し、検索エージェントに対して一様なデータベース検索用のインタフェースを提供する手段である。情報を取得した検索エージェントは、取得した情報をデータベース3に対応情報として格納する(S307)。ちなみに、検索エージェントは、Java(登録商標)のエージェントプログラムとして実装され、同じくJava(登録商標)で記述されたASPサーバ9と結合して、データベースへのアクセスを行う。
【0070】このような検索エージェントの検索プロセスは、検索エージェントの自律的な動作によって行われる。すなわち、あるASPサーバ9から他のASPサーバ9’へのリンクが存在した場合は、検索エージェントは自動的に、自身の分身を生成し、エージェント送受信手段92を介して他のASPサーバ9’へ移動する。WebロボットがWebロボット生成装置21の集中管理により検索を続行するのに対して、検索エージェントは自律的にインターネット1を巡回し、情報を収集する。
【0071】この検索エージェントによる検索は、所定時間ごとに行われ(S308)、その度にデータベース3に新たな情報を登録し又は更新する。これにより、新鮮な情報を多様かつ多数収集することができる。
【0072】このように生成されたデータベース3は、現在位置に応じた適切な情報を提示するURLを検索することができる。ここでは、データベース3の検索を行う検索装置6について説明する。
【0073】図7は、検索装置6の構成を説明するためのブロック図である。また、図8は検索装置6の検索の動作を説明するためのフローチャート図である。
【0074】図7に示すように、検索システムは、上述したデータベース3にアクセス可能な、検索装置6と、検索装置6にアクセスするユーザ端末7とが構成されている。
【0075】ユーザ端末7は、自車両の現在位置を検出する位置検出装置(位置検出手段)72と、WWW上の情報を参照できるWebブラウザ71とを備えている。また、検索装置6は、ユーザから検索条件を取得する検索条件取得部61と、検索結果生成プログラム生成部62と、HTTPサーバとを備えている。
【0076】データベース3は、Oracle(登録商標)のような大規模なRDBMS(Relational Database Management System、関係データベース管理システム)で構築されたデータベースで、SQLによる検索を可能とする。また、検索装置6は、三階層モデルによってデータベース3を検索する。
【0077】この検索動作を図8を参照しつつ説明する。ユーザはユーザ端末7のWWWのWebブラウザ71によって検索装置7にアクセスする(S402)。検索装置7はユーザ端末7のWebブラウザ71に、検索条件を入力するフォームを送信する(1階層)(S403)。
【0078】このフォームには、ユーザから検索条件が入力される(S405)。この検索条件には、ユーザの行動の目的に応じた情報、例えばレストラン(食事が目的)、ホテル(宿泊が目的)か、映画館か、遊園地か、ショッピングセンターかといった対象の目的を示す検索条件と、加えて、レストランであれば、イタリア料理か、中華料理か、フランス料理か、日本料理か、又はファミリーレストランかファーストフードレストランか、といったサービスの内容を示す検索条件とが含まれる。すなわち、検索条件は、情報収集装置2が収集した属性情報に含まれる情報であることが好ましい。
【0079】また、この検索条件の入力フォームには現在位置の情報の入力エリアを含めることも可能であるが、本実施形態では、検索条件入力のフォームには現在位置の入力エリアを含めていない。本実施形態では、ユーザ端末7が備える位置検出装置(GPSシステムを利用したカーナビゲーション装置)72が自動検出した位置を自動的に取得して検索装置6へ送出するプログラムにより、ユーザの現在位置を要求し、自動的に取得する(S404)。
【0080】これにより、ユーザは、自らの現在位置を確認することなく、検索条件を入力するのみで、現在位置及び現在位置周辺のPOI情報を取得することができる。ここでは、検索条件を問い合わせる形態を説明したが、ユーザが検索装置6にアクセスするだけで、これをPOI情報の検索及び提示の要求と解し、検索条件(属性情報)によって絞り込むことなく、現在位置に関するすべてのPOI情報を提示することも可能である検索条件が入力されると、この検索条件は検索装置6へ送信され、検索条件取得部61が検索条件を取得する(S405)。検索結果生成プログラム生成部62は、取得した検索条件に応じたSQLを生成し、データベース3のRDBMS31へ向けて出力する(二階層)(S406)。RDBMS31は、受け付けたSQLを実行して、検索を行う(三階層)(S407)。
【0081】検索結果は、検索結果生成プログラム62に返送される。検索結果生成プログラム62は、検索結果をユーザへ提示する提示情報として生成する(S408)。生成した提示情報をユーザ端末7が判読可能なように、HTMLに変換してユーザ端末7へ向けて送出する(S409)。
【0082】ユーザは、ユーザ端末から、ブラウザ上で位置をパラメータとした検索結果を受け取ることができる。例えば、自車両の現在位置を中心とした地図上に、検索されたPOI情報が属性が識別可能なようにマークされ(レストランは丸印で、イタリアンレストランの丸印は赤色で、などの識別マーク)、当該識別マークにはURLがリンクされており、この識別マークをクリックすることで、インターネット上のWebページにジャンプし、当該POI情報となるWebページを閲覧することができるというような提示形態としてもよい。
【0083】なお、検索条件取得部61および検索結果生成プログラム生成部62のRDBMSへの接続機能は、CやPerl(登録商標)で記述されている。
【0084】以上のとおり、本実施形態によれば、現在位置を意識することなく、現在位置に関するPOI情報を容易に取得することができる。しかも、検索に必要な位置に関する記述(情報)を有する情報が特に抽出され、抽出された情報がデータベース3に格納されていることから、ユーザにとって有用なPOI情報が検索できるとともに、当該検索処理を高速に行うことができる。
【0085】なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。




 

 


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