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発明の名称 情報提供システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−195999(P2003−195999A)
公開日 平成15年7月11日(2003.7.11)
出願番号 特願2001−395020(P2001−395020)
出願日 平成13年12月26日(2001.12.26)
代理人 【識別番号】100084412
【弁理士】
【氏名又は名称】永井 冬紀
【テーマコード(参考)】
2F029
5E501
5H180
5K067
【Fターム(参考)】
2F029 AA02 AB07 AB13 AC09 AC14 AC18 
5E501 AA02 AA23 AB03 AC03 AC25 AC42 BA05 CA02 CA08 EA05 EA10 EB05 EB15 FA05 FA32 FA43
5H180 AA01 BB05 EE12 FF05 FF12 FF13 FF23 FF27 FF33
5K067 AA34 BB04 DD51 EE02 EE16 FF02 FF23 HH23 KK15
発明者 菊池 靖 / 中島 俊治 / 直井 和美 / 下松 龍太 / 中澤 卓司 / 箕輪 英之 / 松永 幸博 / 二見 徹
要約 課題
複数の情報提供用メニュー項目(以下、メニュー項目と呼ぶ)のうち、必要なメニュー項目を選択する操作を簡易にする。

解決手段
カーナビゲーション装置10の表示画面に表示される複数のメニュー項目のうち、利用者が選択したメニュー項目に関する情報の取得要求信号がカーナビゲーション装置10から情報センター20に送信され、取得要求信号を受信した情報センター20が要求されたメニュー項目に関する情報をカーナビゲーション装置10に送信する情報提供システムにおいて、カーナビゲーション装置10の表示画面に表示されるメニュー項目を、利用者が予め設定したメニュー項目とする。
特許請求の範囲
【請求項1】情報端末の表示画面に表示される複数の情報提供用メニュー項目(以下、メニュー項目と呼ぶ)のうち、利用者が選択したメニュー項目に関する情報の取得要求信号が前記情報端末から情報センターに送信され、前記取得要求信号を受信した前記情報センターが要求された前記メニュー項目に関する情報を前記情報端末に送信する情報提供システムにおいて、前記情報端末の表示画面に表示される前記メニュー項目は、利用者が予め設定したメニュー項目であることを特徴とする情報提供システム。
【請求項2】請求項1に記載の情報提供システムにおいて、前記メニュー項目が格納されるデータベースと、前記情報端末とは異なる、インターネット接続される端末からの要求に応じて前記データベース内のメニュー項目を変更するメニュー項目変更手段と、前記情報端末からの要求に応じて前記データベースに格納されているメニュー項目を前記情報端末へ送信する送信手段とを備えることを特徴とする情報提供システム。
【請求項3】請求項2に記載の情報提供システムにおいて、前記情報端末は車載機器であり、前記インターネット接続される端末はパソコンまたは携帯電話であることを特徴とする情報提供システム。
【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の情報提供システムにおいて、前記メニュー項目には、前記取得要求信号により要求する情報の種類が含まれ、前記メニュー項目変更手段は、インターネット接続される端末からの要求に応じて前記情報の種類も変更することを特徴とする情報提供システム。
【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の情報提供システムにおいて、前記メニュー項目には、前記取得要求信号により要求する情報には画像および/または音声であること示す情報が含まれ、前記メニュー項目変更手段は、インターネット接続される端末からの要求に応じて前記情報の種類も変更することを特徴とする情報提供システム。
【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の情報提供システムに用いられる情報端末は、前記情報センターから送信されるメニュー項目を表示するモニタと、利用者がメニュー項目を選択したときに前記情報センターへ送信する前記取得要求信号を作成する要求信号作成手段と、作成された要求信号を送信する通信装置と接続される通信ポートとを備えることを特徴とする情報端末。
【請求項7】請求項6に記載の情報端末において、利用者が予め設定したメニュー項目に関する情報を直接取得するための操作手段を備えることを特徴とする情報端末。
【請求項8】請求項7に記載の情報端末に備えられた前記操作手段により直接取得する情報のメニュー項目の変更要求が、前記インターネット接続される端末から入力された場合に、前記メニュー項目変更手段はその変更要求に応じて前記メニュー項目を変更することを特徴とする情報提供システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報センターから情報端末、特に車載端末に向けて、利用者が要求する道路交通情報等の様々な情報を提供する情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】道路交通情報、天気情報、ニュース等の様々な情報を、利用者からの要求に応じて車両に提供する車両向け情報提供システムが知られている。この車両向け情報提供システムを利用する利用者は、車載されているナビゲーション装置のディスプレイに表示される複数の情報提供用のメニュー項目の中から、自分の必要とする情報を選択して情報センターに取得要求をすることにより、情報を入手することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の車両向け情報提供システムにおける情報提供用のメニューでは、メニュー項目が「交通情報」に関するもの、「天気予報」に関するもの、「ニュース」に関するものというように、カテゴリーごとに分けられた階層構造で構成されていた。図12は、この従来の情報提供用のメニュー構成を示す図である。例えば、利用者が「現在地付近の交通情報」を入手したい場合には、最初にディスプレイに表示されている「交通情報」、「天気予報」、「ニュース」などの項目(第1階層)の中から「交通情報」を選択し、次に、「交通規制情報」(第2階層)を選択し、続いて「現在地付近の交通情報」(第3階層)を選択する必要があった。すなわち、メニュー項目が階層構造で構成されているために、利用者が入手したい情報に到達するまでに、操作を何度も行わなければならなかった。
【0004】本発明の目的は、利用者が必要とするメニュー項目を予め設定することができ、設定したメニュー項目のみをディスプレイに表示して、利用者が求める情報を選択する際の操作を容易にした情報提供システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1,図2,図3を参照して本発明を説明する。
(1)請求項1の発明は、情報端末10の表示画面に表示される複数の情報提供用メニュー項目(以下、メニュー項目と呼ぶ)のうち、利用者が選択したメニュー項目に関する情報の取得要求信号が情報端末10から情報センター20に送信され、取得要求信号を受信した情報センター20が要求されたメニュー項目に関する情報を情報端末10に送信する情報提供システムにおいて、情報端末10の表示画面に表示されるメニュー項目は、利用者が予め設定したメニュー項目であることにより、上記目的を達成する。
(2)請求項2の発明は、請求項1の情報提供システムにおいて、メニュー項目が格納されるデータベース23と、情報端末10とは異なる、インターネット接続される端末40,51からの要求に応じてデータベース23内のメニュー項目を変更するメニュー項目変更手段21と、情報端末10からの要求に応じてデータベース23に格納されているメニュー項目を情報端末10へ送信する送信手段22とを備えることを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項2の情報提供システムにおいて、情報端末10は車載機器10であり、インターネット接続される端末40,51はパソコン40または携帯電話51であることを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの情報提供システムにおいて、メニュー項目には、取得要求信号により要求する情報の種類が含まれ、メニュー項目変更手段21は、インターネット接続される端末40,51からの要求に応じて情報の種類も変更することを特徴とする。
(5)請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかの情報提供システムにおいて、メニュー項目には、取得要求信号により要求する情報には画像および/または音声であること示す情報が含まれ、メニュー項目変更手段21は、インターネット接続される端末40,51からの要求に応じて情報の種類も変更することを特徴とする。
(6)請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかの情報提供システムに用いられる情報端末は、情報センター20から送信されるメニュー項目を表示するモニタ15と、利用者がメニュー項目を選択したときに情報センター20へ送信する取得要求信号を作成する要求信号作成手段12と、作成された要求信号を送信する通信装置50と接続される通信ポート17とを備えることを特徴とする。
(7)請求項7の発明は、請求項6の情報端末において、利用者が予め設定したメニュー項目に関する情報を直接取得するための操作手段14を備えることを特徴とする。
(8)請求項8の発明は、請求項7の情報端末に備えられた操作手段14により直接取得する情報のメニュー項目の変更要求が、インターネット接続される端末40,51から入力された場合に、メニュー項目変更手段21はその変更要求に応じてメニュー項目を変更することを特徴とする。
【0006】なお、上記課題を解決するための手段の項では、本発明をわかりやすく説明するために実施の形態の図1,図2,図5と対応づけたが、これにより本発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏する。
(1)請求項1〜8の発明によれば、情報端末の表示画面に表示されるメニュー項目は、利用者が予め設定したものであるので、利用者が必要とするメニュー項目を容易に選択することができる。
(2)請求項2の発明によれば、利用者が予め設定するメニュー項目は、インターネットに接続する端末を用いて設定することができる。
(3)請求項3の発明によれば、情報端末は車載機器であり、インターネット接続される端末はパソコンまたは携帯電話であるので、車載機器よりも扱いやすいパソコンや携帯電話を用いて容易にメニュー項目の設定を行うことができる。
(4)請求項4の発明によれば、情報センターから送信されてくる情報の種類を利用者が設定・変更することができるので、利用者の必要に応じた情報を提供することができる。
(5)請求項5の発明によれば、画像情報および/または音声情報を必要としている利用者に対して提供することができる。
(6)請求項7の発明によれば、操作手段の操作により予め設定したメニュー項目に関する情報を直接取得することができるので、利用者は複数あるメニュー項目の中から情報を取得したいメニュー項目を選択する必要が無い。
(7)請求項8の発明によれば、操作手段の操作により直接取得したい情報のメニュー項目をインターネットに接続する端末を用いて設定することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本発明による情報提供システムを、車載機器に情報を提供する車両向け情報提供システムに適用した一実施の形態の全体構成を示す図である。車両1に搭載されている車載機器10は、例えばカーナビゲーション装置である。利用者は、車載機器10を操作することにより、車載機器10と接続されている携帯電話50を介して、自分の必要とする情報の取得要求信号を情報センター20に向けて発信する。取得要求信号を受信した情報センター20は、利用者の要求する情報を車両1に送信する。
【0009】情報センター20が車両1に提供する情報は、情報センター20と接続されている外部情報サーバー30から取得したり、インターネットを介して、他の外部情報サーバー31から取得する。情報センターと直接接続されている外部情報サーバー30としては、道路交通情報センターや気象庁等がある。また、情報センター20には、ウェブブラウザを備えたパソコン端末40や携帯電話51からインターネットを介してアクセスすることができる。携帯電話51から情報センター20にアクセスする場合には、携帯電話事業者の情報サービスサーバー60を介することになる。
【0010】図2は、車載機器10の一実施の形態の構成を示す図である。車載機器10は、GPS11、ECU(electric control unit)12、メモリ13、入力部14、ディスプレイ15、音声合成装置16、モデム17を備える。ECU12は、車載機器10に関する各種制御を行うものであり、GPS11とメモリ13と入力部14とディスプレイ15と音声合成装置16とモデム17とに接続されている。GPS11は、カーナビゲーション装置に一般的に採用されている全地球測位システムであり、自車位置を検出するためのものである。なお、GPS11とともに、不図示のジャイロセンサを備えることもできる。
【0011】メモリ13には、後述する方法により、利用者が設定したメニュー項目や情報センター20から受信した情報を記憶することができる。ディスプレイ15は、メニュー項目や地図情報等を表示するためのものである。情報センター20から送信されてくる情報に画像データが含まれている場合には、その画像を表示することもできる。入力部14は、例えばスイッチであり、利用者の操作により、ディスプレイ15に表示されている複数のメニュー項目の中から利用者が必要とする情報を選択することができる。車載機器10と情報センター20との間での情報の送受信は、モデム17を介して携帯電話50を用いて行われる。情報センター20から受信した情報に音声出力用文章データが含まれている場合には、スピーカ18を介して音声出力することができる。この場合、音声出力用文章データは、音声合成装置16にて音声変換(音声合成)される。
【0012】図3は、情報センター20の一実施の形態の概略構成図である。情報センター20は、処理装置21と通信装置22と利用者情報データベース23とサーバ24,25とを備える。インターネットと接続できるサーバ25を特にウェブサーバ25と呼ぶことにする。利用者情報データベース23には、この車両向け情報提供システムを利用する利用者に関する様々な情報が格納されている。この情報には、利用者の名前、携帯電話番号、ユーザID等の個人データや、その利用者が使用する車載機器10に固有の車載機器ID、利用者が予め設定したメニュー項目等が含まれる。
【0013】車載機器10から発信される、交通情報などを取得するための情報取得要求信号は、通信装置22を介して処理装置21に送られる。この情報取得要求信号には、各車載機器に固有の車載機器IDや利用者の携帯電話番号等の情報が含まれている。処理装置21は、車載機器10から送信されてきた車載機器IDおよび/または携帯電話番号と、利用者情報データベース23に格納されている車載機器IDおよび/または携帯電話番号とを照合して、この情報提供システムを利用することができる(予め登録している)利用者か否かの認証判断を行う。利用可能な利用者であると判断すると、利用者が要求している情報コンテンツデータを生成し、車載機器10に送信する。
【0014】情報コンテンツデータの生成に際しては、サーバ24と接続されている外部情報サーバ30、またはウェブサーバ25によりインターネットを介して接続可能な外部情報サーバ31から必要な情報を取得する。例えば、利用者が必要としている情報が「現在地周辺の交通情報」であった場合、情報取得要求信号に含まれている車両位置情報に基づいて、車載機器10を搭載している車両1の現在地を特定し、特定した地点周辺の交通情報を外部情報サーバ30から検索・抽出する。なお、図3では、情報センター20が有するサーバを2つしか示していないが、複数のサーバを有することもできる。
【0015】本実施の形態における情報提供システムでは、車載機器10のディスプレイ15に表示する情報提供用のメニュー項目に特徴がある。すなわち、車両の起動時に、または利用者が車載機器10の入力部14を操作した時に、情報提供用のメニュー画面をディスプレイ15に表示すると、図4に示すように、利用者が予め設定したメニュー項目が並列に表示される。並列とは、階層構造ではないという意味である。このメニュー項目の設定は、パソコン40や携帯電話51を用いて、インターネットを介して、情報センター20のウェブサーバー25にアクセスすることにより行う。メニュー項目の設定・更新の方法手順について、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0016】ステップS10〜S40までの処理は、パソコン40や携帯電話51を用いて利用者が行う処理である。一方、ステップS100〜S170までの処理は、情報センター20の処理装置21にて行われる。ステップS10では、パソコン40や携帯電話50のウェブブラウザを用いて、情報センター20のウェブサーバー25にアクセスし、利用者IDとパスワードとを入力する。この利用者IDとパスワードは、利用者がこの車両向け情報提供システムを利用するための利用車登録の際に予め設定しておく。
【0017】情報センター20のウェブサーバー25は、利用者情報データベース23に格納されている利用者情報に基づいて、入力されたユーザIDとパスワードとが、本情報提供システムを利用可能な利用者のものであるか否かのチェックを行う。次のステップS110では、ステップS100で行った利用者のチェック結果に基づいて、利用者の認証可否の判断を行う。認証可、すなわち、アクセスしてきた利用者が本情報提供システムを利用可能な者であると判断すると、ステップS120に進む。一方、認証不可と判定すると、利用不可能である旨のメッセージを、利用者がアクセスしてきたパソコン40または携帯電話50のディスプレイに表示して、本制御を終了する。
【0018】ステップS120では、情報データベース23から、利用者が設定している現在の情報提供用のメニュー項目を読み出して、ステップS130に進む。利用者が初めて情報提供用のメニュー項目を設定する時には、本ステップによる処理は省略して、ステップS130に進む。ステップS130では、利用可能な全メニュー項目を不図示のデータベースから読み出す。利用者が以前に情報提供用メニュー項目を設定している場合には、利用可能な全メニュー項目と、ステップS120で読み出したメニュー項目とを、利用者のパソコン40または携帯電話50に送信する。利用者が初めて情報提供用メニュー項目を設定する時には、利用可能な全メニュー項目のみを送信する。
【0019】利用者のパソコン40または携帯電話50のディスプレイには、受信した利用可能な全メニュー項目等が表示されるので、ステップS20では、利用者が情報提供用メニュー項目の一覧の中から、必要なメニュー項目を選択する。図6は、パソコン40または携帯電話50のディスプレイに表示された、現在設定されているメニュー項目と、利用可能なメニュー項目の一覧の一例を示す図である。メニュー項目200には、「現在地周辺の交通情報」等の4つのメニュー項目が設定されている。各メニュー項目200には、画像を表示するか否かのチェック項目210と、読み上げ(音声出力)を行うか否かのチェック項目220が設けられている。
【0020】例えば、「現在地周辺の交通情報」のメニュー項目に対しては、画像チェック項目210および読み上げチェック項目220の双方にチェックが入っているので、「現在地周辺の交通情報」を情報センター20に要求する際には、画像データと音声出力用文章データも同時に要求する。これにより、情報センター20から車載機器10に「現在地周辺の交通情報」が送信されてくると、車載機器10のディスプレイ15に交通情報が画像表示されると共に、スピーカ18から交通情報が音声にて出力される。
【0021】現在設定されているメニュー項目の他に、他のメニュー項目を追加したい場合には、メニュー一覧の中から必要なメニュー項目を選択する。初めてメニュー項目を設定する場合にも、メニュー一覧の中から必要とするメニュー項目を選択する。なお、図6では、メニュー一覧のメニュー項目のうち、2つしか示されていないが、画面を下にスクロールさせると他のメニュー項目が表示される。設定したメニュー項目のうち、必要ないものについては削除することもできる。必要なメニュー項目の追加や不必要なメニュー項目の削除を行うとステップS30に進む。
【0022】ステップS30では、利用者が必要なメニュー項目の設定を終了するとステップS40に進み、終了していない場合にはステップS20に戻って、さらにメニュー項目の追加・削除を行う。ステップS40では、追加・削除したメニュー項目を確認して、現在設定されているメニュー項目に反映させたい場合には、登録ボタン230を押し、反映させない場合にはリセットボタン240を押す。ステップS40で行う処理が終わると、利用者が行う操作手順は終了する。
【0023】一方、情報センター20では、利用者がメニュー項目の追加・削除を行う度に、その情報が処理装置21内の登録ファイルに仮登録される(ステップS140)。次のステップS150では、登録信号が入力されたか否かを判定する。利用者がステップS40で登録ボタン230(図6参照)を押すと、登録信号が入力されてステップS160に進む。一方、リセットボタン240(図6参照)が押されると、登録信号は入力されずにステップS170に進む。ステップS160では、登録ファイルに仮登録した内容を利用者情報データベース23に書き込む。これにより、利用者が設定したメニュー項目が更新される。また、利用者が情報センター20の登録情報を更新したことを示す情報も同時に書き込む。
【0024】一方、ステップS170では、登録ファイルに仮登録した内容を破棄して本制御を終了する。ステップS160で更新されたメニュー項目は、次回車載機器10から情報センター20にアクセスがあったときに、車載機器10に送信されて、メモリ13に記憶される。また、ステップS170でメニュー項目が更新されなかった場合には、車載機器10に設定されているメニュー項目がそのまま用いられる。
【0025】本実施の形態における情報提供システムによれば、図4に示すように、利用者が必要とする情報が最初(第1階層)に表示されるので、階層化されているメニュー項目の場合に比べて、必要な情報を選択するまでの操作回数を減らすことができる。また、利用者が一般的に扱い慣れているパソコン40または携帯電話50を用いて、車載機器10の情報提供用のメニュー項目を設定するので、車載機器10を用いてメニュー項目の設定を行う場合よりも容易に設定を行うことができる。さらに、パソコン40または携帯電話50を用いることにより、車両1に乗車している時以外にも、メニュー項目の設定を行うことができる。
【0026】図7は、本発明による情報提供システムにおいて、情報センター20が車載機器10から情報取得要求信号を受信して、利用者が必要な情報と、メニュー項目を更新した場合にはそのメニュー項目とを送信するまでの制御手順を示すフローチャートである。以下、車載機器10から情報取得要求が情報センター20に向けて発信されて、利用者が必要とする情報が情報センター20から車載機器10へ送信されるまでの手順について説明する。
【0027】車載機器10の電源がオンになると、メモリ13に記憶されている情報提供用のメニュー項目がディスプレイ15に表示される。図8は、車載機器10のディスプレイ15に表示された、利用者が予め設定した情報提供用のメニュー項目の一例である。車載機器10の電源がオンになった時に他の画面(例えば、初期メニュー画面)が表示されている時には、図8に示す「情報」ボタン14Bを押して、情報提供用のメニュー画面を表示させる。利用者が、表示された複数のメニュー項目の中からいずれかの項目を選択して、ボタン14Aの操作により通信を開始すると、車載機器10と接続された携帯電話50を介して、情報取得要求信号が情報センター20に送信される。この情報取得要求信号には、上述したように、車載機器ID、携帯電話50の電話番号などの利用者を特定するための情報や、利用者が選択したメニュー項目(以下、メニュー項目ID情報と呼ぶ)、車載機器10に設定されている目的地の地点情報、車両情報等が含まれている。車両情報には、GPS11により特定された車両の現在位置や進行方向、図示しない車速センサにより検出される車速が含まれる。
【0028】以下、ステップS200から順に説明する。ステップS200では、車載機器10から発信された情報取得要求信号を受信したか否かを判定する。受信したと判定するとステップS210に進み、受信していないと判定すると受信するまでステップS200で待機する。ステップS210では、受信した情報取得要求信号に含まれる車載機器IDおよび/または携帯電話番号が、利用者情報データベース23に格納されている利用者情報(車載機器IDおよび/または携帯電話番号)と一致するか否かを判定する。すなわち、利用可能な利用者であるか否かの認証を行う。認証がOKであると判定するとステップS220に進み、認証不可と判定するとステップS260に進む。
【0029】ステップS220では、利用者情報データベース23に格納されている情報、すなわち、上述したように、利用者が情報センター20の登録情報を更新したことを示す情報を参照して、認証された利用者がパソコン40または携帯電話50を用いて、情報提供用メニュー項目の更新を行ったか否かを判定する。メニュー項目の更新が行われたと判定するとステップS240に進み、行われていないと判定するとステップS230に進む。ステップS230では、利用者が車載機器10を用いて初めて情報センター20にアクセスしてきたか否かを判定する。初めてアクセスしてきた時には、利用者がパソコン40等で設定したメニュー項目が車載機器10に設定されていないので、メニュー項目を車載機器10に送信する処理を行うためにステップS240に進む。初めてアクセスしてきたのではないと判定すると、ステップS250に進む。
【0030】ステップS240では、メニュー項目が更新されたか、または、利用者が初めて車載機器10を用いて情報センター20にアクセスしてきたので、利用者の設定した、または更新したメニュー項目を情報データベース23から読み出す。メニュー項目を読み出すとステップS250に進む。ステップS250では、受信したメニュー項目ID情報と車両情報とに基づいて、利用者の要求する情報コンテンツデータを作成する。
【0031】例えば、メニュー項目ID情報が、「現在地周辺の交通情報」である場合には、車両情報に含まれる車両位置情報から車両の現在地を特定し、情報センター20に接続されている外部情報サーバ30から、車両の現在地付近の交通情報を検索・抽出する。この時、利用者が上述した画像チェック項目210にチェックをしている場合には情報提供用の画像データも作成し、読み上げチェック項目220にチェックが入っている場合には、音声出力用文章データも作成する。
【0032】ステップS210で認証不可と判定するとステップS260に進む。ステップS260では、利用できない利用者からアクセスがあったため、利用できない旨のメッセージを作成して、ステップS270に進む。なお、このメッセージは、予め作成しておいて図示しないデータベースに格納しておき、このデータベースから読み出して用いるようにしてもよい。
【0033】ステップS270では、認証OKと判定した場合には、ステップS250で作成した情報コンテンツデータと、ステップS240で情報提供用メニュー項目を読み出した場合にはそのメニュー項目とを、アクセスしてきた車載機器10に向けて送信する。これらのデータを受信した車載機器10は、画像データが付随しているときには、ディスプレイ15に画像を表示し、音声出力用文章データが付随しているときには、音声合成装置16にて音声変換を行った後、スピーカ18から音声出力する。図9は、車載機器10のディスプレイ15に表示された交通情報に関する画像の一例と、スピーカ18から音声出力を行っている模様を示す図である。
【0034】一方、認証不可と判定した場合には、ステップS260で作成した、利用できない旨のメッセージを送信する。このメッセージを受信した車載機器10は、ディスプレイ15にこのメッセージを表示する。認証OK/不可のいずれの場合でも、車載機器10が情報センター20から送られてきた情報を受信すると、情報センター20との通信を切断する。
【0035】なお、情報提供用のメニュー項目が更新されて、情報コンテンツデータとともに送信されてきた場合には、車載機器10のメモリ13に記憶されているメニュー項目を、送信されてきた新しいメニュー項目と置き換えて記憶する。これにより、次回情報提供用のメニュー項目をディスプレイ15に表示するときには、更新した新たなメニュー項目が表示される。
【0036】以上、第1の実施の形態における情報提供システムによれば、利用者が必要とする情報提供用メニュー項目のみを車載機器10に設定することができるので、必要とするメニュー項目を選択する操作の回数を減らすことができる。すなわち、従来の階層構造によるメニュー項目の中から所望のメニュー項目を選択する場合には、複数回の操作が要求されていたが、本実施の形態によれば、最初に表示される情報提供用メニュー項目の中から所望のメニュー項目を選択することができる。また、階層構造とせずに、全てのメニュー項目を一覧表示することも考えられるが、必要とするメニュー項目を探すだけでも多大な時間が必要となる。これに対し、本実施の形態では、利用者が必要とするメニュー項目のみを車載機器10のディスプレイ15に表示するので、必要とするメニュー項目の選択操作も容易になる。
【0037】また、情報提供用メニュー項目の設定は、パソコン40または携帯電話50を用いて行うので、車載機器10を用いて設定を行う場合に比べて、容易に行うことができる。すなわち、車載機器10はサイズの関係上、インタフェースが限られたものとなっているため、メニュー項目の設定操作を行う場合には、複数の操作が要求されることになる。これに対して、利用者が普段使い慣れているパソコン40や携帯電話50を用いれば、容易にメニュー項目の設定を行うことができる。
【0038】さらに、情報センター20に取得要求する情報に関して、付属画像の有無、音声出力のための音声出力用文章データを付属させるか否か等の情報の種類を予め設定することができるので、利用者のニーズ・好みに応じた情報を提供することができる。
【0039】(第2の実施の形態)第2の実施の形態における情報提供システムでは、システムの全体構成、情報センター20の構成等は、上述した第1の実施の形態と同じである。第1の実施の形態と異なるのは、車載機器10の構成および情報取得要求信号を送信する際の利用者の操作手順である。図10は、第2の実施の形態における車載機器10の構成を示す図である。第1の実施の形態における車載機器10の構成に加えて、情報取得ボタン14cを備える。利用者がこの情報取得ボタン14cを押すと、予め利用者が設定した情報の取得要求信号が情報センター20に発信される。すなわち、利用者はディスプレイ15に表示される情報提供用メニュー項目の中からメニュー項目の選択操作を行う必要がない。
【0040】情報取得ボタン14cを押したときに取得可能な情報の設定方法について説明する。この取得可能な情報の設定も、上述したように、パソコン40または携帯電話50を用いて行う。図11は、パソコン40または携帯電話50のディスプレイに表示された、現在設定されているメニュー項目と、利用可能なメニュー項目の一覧の一例を示す図である。図6を用いて説明したように、各メニュー項目200に対して、画像を表示するか否かのチェック項目210と、読み上げ(音声出力)を行うか否かのチェック項目220が設けられている他に、よく使うメニュー項目であるか否かのチェック項目250が設けられている。
【0041】図11では、「現在地周辺の交通情報」のメニュー項目に対して、チェック項目250のチェックが入っている。従って、利用者が情報取得ボタン14cを押したときには、チェックが入っている「現在地周辺の交通情報」の取得要求信号が情報センター20に発信される。また、このチェック項目250に複数のチェックが入っている場合には、それら複数の情報の取得要求信号が発信される。なお、1つもチェックが入っていない場合には、設定されている複数のメニュー項目のうち、最上位にあるメニュー項目の情報の取得要求信号が発信される。
【0042】また、図6に示すように、メニュー項目200に対してチェック項目250が設けられていない場合にも、情報取得ボタン14cを用いた操作を行うことができる。すなわち、利用者が情報取得ボタン14cを押したときに、現在設定されている複数のメニュー項目のうち、最上位にあるメニュー項目の情報取得要求信号を発信するようにすればよい。従って、利用者は、パソコン40または携帯電話50を用いてメニュー項目の設定・更新を行う時には、取得したい情報のメニュー項目を最上位に設定する必要がある。
【0043】上述したように、利用者が情報取得ボタン14cを押した時には、情報取得要求信号が情報センター20に発信される。この時のメニュー項目ID情報は、チェック項目250にチェックが入っているメニュー項目、または現在設定されている複数のメニュー項目のうち、最上位にあるメニュー項目である。これらのメニュー項目は、車載機器10のメモリ13に記憶しておき、利用者が情報取得ボタン14cを押した時には、メモリ13に記憶しているメニュー項目を読み出して、車載機器ID、携帯電話番号等と共に、情報センター20に発信する。情報取得要求信号を受信した情報センター20が行う処理は、第1の実施の形態と同じである。すなわち、図7に示すフローチャートの処理が行われる。
【0044】以上、第2の実施の形態における情報提供システムによれば、利用者は情報取得ボタン14cを押すだけで、必要とする情報を取得することができる。すなわち、車載機器10に設定されているメニュー項目の中から必要とするメニュー項目を選択する操作を省くことができる。従って、車載機器10のディスプレイ15に、情報提供用メニュー項目画面以外の画面が表示されている場合でも、情報取得ボタン14cを押すという1つの操作のみで、必要とする情報を取得することができる。
【0045】本発明は、上述した実施の形態に限定されることはなく、車両向け情報提供システム以外にも適用することができる。例えば、車載機器10以外に携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants)や携帯型パソコンに、利用者が必要とする情報を提供するシステムにも適用することができる。また、車載機器10としての車載情報端末と携帯情報端末とを兼用する情報端末に対しても本願発明を適用することができる。この車載と携帯の兼用型情報端末は、車両の所定の場所にセットして車載情報端末として使用することができ、また取り外して持ち運べば携帯情報端末として使用することもできる。
【0046】また、情報提供用メニュー項目の設定は、パソコン40または携帯電話50を用いて行ったが、車載機器10を用いて行うこともできるし、インターネットにアクセスできる携帯情報端末を用いて行うこともできる。さらに、第2の実施の形態では、車載機器10に、予め設定した情報を取得するための情報取得ボタン14cを設けたが、既存のボタン14Aの操作により、予め設定した情報を取得できるようにしてもよい。すなわち、車載機器10から情報取得要求信号を送信する際に、複数のメニュー項目の中から必要とするメニュー項目を選択することなく、予め設定したメニュー項目に関する情報を取得できる構成としていればよい。




 

 


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