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発明の名称 ナースコール装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−259018(P2003−259018A)
公開日 平成15年9月12日(2003.9.12)
出願番号 特願2002−49766(P2002−49766)
出願日 平成14年2月26日(2002.2.26)
代理人 【識別番号】100077584
【弁理士】
【氏名又は名称】守谷 一雄
【テーマコード(参考)】
4C341
5C087
5K038
【Fターム(参考)】
4C341 LL10 
5C087 AA02 AA10 AA25 BB20 BB32 BB65 BB74 DD03 DD29 EE05 EE16 FF01 FF03 FF05 FF17 FF19 FF20 GG07 GG11 GG21
5K038 AA06 BB01 CC03 DD15 EE05 FF01
発明者 安田 大介 / 立川 賢二 / 榊原 達夫
要約 課題
無線端末を携帯しながら病院内を巡回中の看護人、例えば、看護婦が、病室内の病床の患者からの呼び出しを確認して対応する際の迅速化を図る。

解決手段
ナースコール子機1a、2a、1b、2b、・・・からの呼出種別が異なる呼び出しがあった場合には、呼出元の患者の呼出種別、部屋番号・子機番号とともに、オータリングシステム12に予め保存されており、定期的にナースコール制御機16へ伝送される、またはナースコール制御機からの定期的な要求によって当該ナースコール制御機へ伝送される患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報を、無線基地局14を介して無線端末13に伝送させる。無線端末では、ナースコール制御機からの患者の呼出種別、部屋番号・子機番号とともに患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報を表示部13aに表示させることができる。
特許請求の範囲
【請求項1】病室内の病床毎に設置されるナースコール子機(1a、2a、1b、2b、・・・)と、前記病室毎に設置され前記ナースコール子機からの呼び出しを検出して呼出情報を出力するための集合廊下灯(10a、10b、・・・)と、前記集合廊下灯からの前記呼出情報が受信されるナースコール制御機(16)と、前記呼出情報が前記ナースコール制御機から通報されるナースコール親機(11)と、前記ナースコール制御機の制御による無線基地局(14)を介した前記ナースコール子機からの患者の呼出種別、部屋番号・子機番号が通報・表示される無線端末(13)と、予め前記患者の部屋番号・子機番号とともに患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報を保存し、定期的に前記ナースコール制御機に伝送するためのオーダリングシステム(12)とを備え、前記無線端末は、前記ナースコール子機からの呼び出しに応じて前記ナースコール制御機の制御による前記ナースコール子機からの前記患者の呼出種別、部屋番号・子機番号と前記ナースコール制御機に伝送されていた前記患者の部屋番号・子機番号とを参照した前記ナースコール制御機からの前記患者の呼出種別、部屋番号・子機番号とともに患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報を表示するための表示部(13a)を有することを特徴とするナースコール装置。
【請求項2】病室内の病床毎に設置されるナースコール子機(1a、2a、1b、2b、・・・)と、前記病室毎に設置され前記ナースコール子機からの呼び出しを検出して呼出情報を出力するための集合廊下灯(10a、10b、・・・)と、前記集合廊下灯からの前記呼出情報が受信されるナースコール制御機(16)と、前記呼出情報が前記ナースコール制御機から通報されるナースコール親機(11)と、前記ナースコール制御機の制御による無線基地局(14)を介した前記ナースコール子機からの患者の呼出種別、部屋番号・子機番号が通報・表示される無線端末(13)と、予め前記患者の部屋番号・子機番号とともに患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報を保存し、前記ナースコール制御機からの定期的な要求に応じて前記ナースコール制御機に伝送するためのオーダリングシステム(12)とを備え、前記無線端末は、前記ナースコール子機からの呼び出しに応じて前記ナースコール制御機の制御による前記ナースコール子機からの前記患者の部屋番号・子機番号と前記ナースコール制御機に伝送されていた前記患者の呼出種別、部屋番号・子機番号とを参照した前記ナースコール制御機からの前記患者の呼出種別、部屋番号・子機番号とともに患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報を表示するための表示部(13a)を有することを特徴とするナースコール装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はナースコール装置に係り、特に、無線端末を携帯しながら病院内を巡回中の看護人、例えば、看護婦が、病室内の病床の患者からの呼び出しを確認して迅速な対応が可能となるナースコール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のナースコール装置として、図3の構成図に示すナースコール装置が提案されている。
【0003】同図に示すナースコール装置は、部屋番号が「101」、「102」、・・・のように予め割り当てられている病室内の病床毎、所定の位置に設置されるナースコール子機、ここでは、病室毎、2台づつ設置されており、子機番号(ベッド番号)が「1」のナースコール子機51a、51b、・・・、子機番号が「2」のナースコール子機52a、52b、・・・と、病室毎、当該病室の出入口近傍に設置されており、子機接続線L51a、L52a、L51b、L52b、・・・を介してナースコール子機51a、52a、51b、52b、・・・がそれぞれ接続される集合廊下灯60a、60b、・・・と、ナースステーション内に設置されるナースコール親機61と、病院内を巡回中の看護人、例えば、看護婦により携帯されており、表示部62aを有する無線端末62と、無線端末62を無線制御するための無線基地局63と、廊下灯接続幹線L60を介して集合廊下灯60a、60b、・・・、親機接続線L61を介してナースコール親機61、基地局接続線L62を介して無線基地局63をそれぞれ接続する中継器としてナースステーション内、または病院内の共用部に設置されており、集合廊下灯60a、60b、・・、ナースコール親機61、無線基地局63をそれぞれ制御するためのナースコール制御機64とで構成されている。
【0004】このように構成された従来例のナースコール装置において、病室内の病床の患者、ここでは、101号室内でナースコール子機51aが病床に設置されている患者が、ナースステーション内の看護婦や無線端末62を携帯しながら病院内を巡回中の看護婦を呼び出す、例えば、通常のナースコール呼び出し、緊急を要する緊急呼び出し、トイレ介助呼び出し等を行なうために、呼出種別毎で操作が異なるナースコール子機51aの呼出機能(詳述せず)を能動にすると、呼出元のナースコール子機51aに子機接続線L51aを介して接続されている集合廊下灯60aは、呼出種別、呼出元である病室の部屋番号「101」およびナースコール子機51aの子機番号「1」からなる呼出情報を含む呼出信号を出力する。この呼出信号は、廊下灯接続幹線L60を介してナースコール制御機64に伝送される。
【0005】ナースコール制御機64は、集合廊下灯60aからの呼出信号に含まれている呼出情報をなす呼出種別、部屋番号「101」、子機番号「1」をそれぞれ検出し、部屋番号「101」および子機番号「1」に該当したナースコール親機61の呼出表示灯(詳述せず)を制御するための制御データと上述の呼出種別とを含む呼出報知信号(以下、親機側呼出報知信号という。)を、親機接続線L61を介してナースコール親機61に送出するとともに、当該ナースコール制御機内に予め記憶されている呼出テーブル(詳述せず)を参照して、部屋番号「101」および子機番号「1」に対応した表示データ、例えば、表示データ「101−1」を読み出し、この表示データと上述の呼出種別とを含む呼出報知制御信号(以下、無線端末側呼出報知信号という。)を、基地局接続線L62、無線基地局63を介して無線端末62に送出する。
【0006】また、ナースコール親機61は、ナースコール制御機64からの親機側呼出報知信号に含まれている呼出種別、制御データをそれぞれ検出し、制御データに該当した呼出表示灯(詳述せず)を、呼出種別の相違に基づく異なるパターンで点滅/点灯させるとともに、呼出種別毎でパターンが異なる呼出音を鳴動させることにより、ナースステーション内の看護婦に対して呼出報知が行なわれる。
【0007】さらに、無線端末62は、ナースコール制御機64からの無線端末側呼出報知信号に含まれている呼出種別、表示データ「101−1」をそれぞれ検出し、これらのデータを適宜、信号処理した呼出表示データ、図4の画面構成図に示すように、呼出種別が通常のナースコール呼び出しの場合には、「NC(ナースコールの略意)」、表示データ「101−1」からなる呼出表示データを、呼出種別が緊急を要する緊急呼び出しの場合には、「SC(スタッフコールの略意)」、表示データ「101−1」からなる呼出表示データを、呼出種別がトイレ介助呼び出しの場合には、「TK(トイレ介助の略意)」、表示データ「101−1」からなる呼出表示データをそれぞれ表示部62aに表示させるとともに、呼出種別毎でパターンが異なる呼出音を鳴動させることにより、無線端末62を携帯しながら病院内を巡回中の看護婦に対して呼出報知が行なわれる。
【0008】ここで、上述の呼出報知手段により、101号室内でナースコール子機51aが病床に設置されている患者からの呼び出し、すなわち、通常のナースコール呼び出し、緊急を要する緊急呼び出し、トイレ介助呼び出しの何れかの呼び出しを確認したナースステーション内の看護婦、および無線端末62を携帯しながら病院内を巡回中の看護婦のうち、最先に呼出応答した看護婦は、呼出元の患者との間で通話を成立させることができる(詳述せず)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例のナースコール装置のように、101号室内でナースコール子機51aが病床に設置されている患者からの呼び出し(通常のナースコール呼び出し、緊急を要する緊急呼び出し、トイレ介助呼び出し)があった場合、病院内を巡回中の看護婦により携帯されている無線端末62では、ナースコール制御機64からの無線端末側呼出報知信号に含まれている呼出種別、表示データ「101−1」を適宜、信号処理した図4の画面構成図に示す呼出表示データが表示部62aに表示されるが、この呼出表示データには、具体的な患者情報、例えば、呼出元の患者の患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報が含まれていないため、これらの患者情報を確認できず、特に、重症の患者に対応するための準備、患者の救護区分による車椅子等の移動器具の準備、感染症の患者に対応するための準備が遅れてしまい、迅速な対応が困難であった。
【0010】また、従来例のナースコール装置において、患者は、頻繁に病床を移動するため、無線端末62の表示部62aに患者情報を表示させることは困難であった。
【0011】本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、無線端末の表示部に表示される呼出表示データとして、呼出元の患者の呼出種別、部屋番号・子機番号とともに、オーダリングシステムに予め保存されている患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報を必要に応じて表示させることができるナースコール装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するため、本発明によるナースコール装置は、病室内の病床毎に設置されるナースコール子機と、病室毎に設置されナースコール子機からの呼び出しを検出して呼出情報を出力するための集合廊下灯と、集合廊下灯からの呼出情報が受信されるナースコール制御機と、呼出情報がナースコール制御機から通報されるナースコール親機と、ナースコール制御機の制御による無線基地局を介したナースコール子機からの患者の呼出種別、部屋番号・子機番号が通報・表示される無線端末と、予め患者の部屋番号・子機番号とともに患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報を保存し、定期的にナースコール制御機に伝送するためのオーダリングシステムとを備え、無線端末は、ナースコール子機からの呼び出しに応じてナースコール制御機の制御によるナースコール子機からの患者の呼出種別、部屋番号・子機番号とナースコール制御機に伝送されていた患者の部屋番号・子機番号とを参照したナースコール制御機からの患者の呼出種別、部屋番号・子機番号とともに患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報を表示するための表示部を有することを特徴としている。
【0013】このようなナースコール装置によれば、ナースコール子機からの呼出種別が異なる呼び出しがあった場合には、呼出元の患者の呼出種別、部屋番号・子機番号とともに、オーダリングシステムに予め保存されており、定期的にナースコール制御機へ伝送される患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報を、無線基地局を介して無線端末に伝送させる。無線端末では、ナースコール制御機からの患者の呼出種別、部屋番号・子機番号とともに患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報を表示部に表示させることができる。
【0014】また、本発明によるナースコール装置は、病室内の病床毎に設置されるナースコール子機と、病室毎に設置されナースコール子機からの呼び出しを検出して呼出情報を出力するための集合廊下灯と、集合廊下灯からの呼出情報が受信されるナースコール制御機と、呼出情報がナースコール制御機から通報されるナースコール親機と、ナースコール制御機の制御による無線基地局を介したナースコール子機からの患者の呼出種別、部屋番号・子機番号が通報・表示される無線端末と、予め患者の部屋番号・子機番号とともに患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報を保存し、ナースコール制御機からの定期的な要求に応じてナースコール制御機に伝送するためのオーダリングシステムとを備え、無線端末は、ナースコール子機からの呼び出しに応じてナースコール制御機の制御によるナースコール子機からの患者の呼出種別、部屋番号・子機番号とナースコール制御機に伝送されていた患者の部屋番号・子機番号とを参照したナースコール制御機からの患者の呼出種別、部屋番号・子機番号とともに患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報を表示するための表示部を有することを特徴としている。
【0015】このようなナースコール装置によれば、ナースコール子機からの呼出種別が異なる呼び出しがあった場合には、呼出元の患者の呼出種別、部屋番号・子機番号とともに、オーダリングシステムに予め保存されており、ナースコール制御機からの定期的な要求によって当該ナースコール制御機へ伝送される患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報を、無線基地局を介して無線端末に伝送させる。無線端末では、ナースコール制御機からの患者の呼出種別、部屋番号・子機番号とともに患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報を表示部に表示させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるナースコール装置を適用した好ましい形態の実施例について、図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例によるナースコール装置の構成図であり、部屋番号が「101」、「102」、・・・のように予め割り当てられている病室内の病床毎、所定の位置に設置されており、病床の患者がナースステーション内の看護婦や後述する無線端末13を携帯しながら病院内を巡回中の看護人、例えば、看護婦に対して呼出種別が異なる通常のナースコール呼び出し、緊急を要する緊急呼び出し、トイレ介助呼び出し等を行なうための呼出機能、病床の患者が呼び出した看護婦との間で通話を成立させるための通話機能等を有するナースコール子機、ここでは、病室毎、2台づつ設置されており、子機番号(ベッド番号)が「1」のナースコール子機1a、1b、・・・、子機番号が「2」のナースコール子機2a、2b、・・・と、病室毎、当該病室の出入口近傍に設置されており、子機接続線L1a、L2a、L1b、L2b、・・・を介して接続されるナースコール子機1a、2a、1b、2b、・・・からの呼び出しを検出し、呼出情報、ここでは、呼出元の患者の呼出種別、部屋番号・子機番号を含む呼出情報を出力するための集合廊下灯10a、10b、・・・と、ナースステーション内に設置されており、集合廊下灯10a、10b、・・・からの呼出情報に基づき、呼出元のナースコール子機1a、2a、1b、2b、・・・に該当した呼出表示灯(詳述せず)を点滅/点灯させるとともに呼出音を鳴動するための呼出報知機能、ナースステーション内の看護婦が呼出元の患者との間で通話を成立させるための通話機能等を有するナースコール親機11と、予め患者の部屋番号・子機番号とともに患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報を保存し、これらの情報を、定期的に後述するナースコール制御機16へ伝送するためのオーダリングシステム12と、病院内を巡回中の看護人、例えば、看護婦により携帯されており、呼出元の患者の呼出種別、部屋番号・子機番号とともに患者名、重症度、看護区分、感染症等の患者情報を表示するための表示部13aを有する無線端末13と、無線端末13を無線制御するための無線基地局14と、オーダリングシステム接続線L14を介してオーダリングシステム12が接続される10BASE−Tや100BASE−TX等のネットワーク用のHUB15と、廊下灯接続幹線L10を介して集合廊下灯10a、10b、・・・、親機接続線L11を介してナースコール親機11、基地局接続線L12を介して無線基地局14、HUB接続線L13を介してHUB15をそれぞれ接続する中継器としてナースステーション内、または病院内の共用部に設置されており、集合廊下灯10a、10b、・・・、ナースコール親機11、無線基地局14、およびHUB15を介したオーダリングシステム12をそれぞれ制御するためのナースコール制御機16とで構成されている。
【0018】なお、オーダリングシステム12に予め保存される上述の患者情報のうち、重症度は、例えば、A−1、A−2、A−3、B−1、・・・のように看護観察の程度や患者の生活に対する自由度に応じてレベル設定されている。また、救護区分は、例えば、担送、護送、独歩のように大別されている。さらに、感染症は、例えば、HI(HIV:ヒト免疫不全ウイルス感染)、MR(MRSA:黄色ブドウ球菌感染)のように略意としてアルファベット設定されている。
【0019】このように構成された本発明の一実施例によるナースコール装置において、以下、具体的な動作を説明する。
【0020】図1の構成図において、病室内の病床の患者、ここでは、101号室内でナースコール子機1aが病床に設置されている患者が、ナースステーション内の看護婦や無線端末13を携帯しながら病院内を巡回中の看護婦を呼び出す、例えば、通常のナースコール呼び出し、緊急を要する緊急呼び出し、トイレ介助呼び出し等を行なうために、呼出種別毎で操作が異なるナースコール子機1aの呼出機能(詳述せず)を能動にすると、呼出元のナースコール子機1aに子機接続線L1aを介して接続されている集合廊下灯10aは、呼出種別、呼出元である病室の部屋番号「101」およびナースコール子機1aの子機番号「1」からなる呼出情報を含む呼出信号S1を出力する。この呼出信号S1は、廊下灯接続幹線L10を介してナースコール制御機16に伝送される。
【0021】なお、集合廊下灯10aでは、呼出信号S1の出力と併せ、ナースコール子機1aが病床に設置されている患者からの呼び出し、すなわち、通常のナースコール呼び出し、緊急を要する緊急呼び出し、トイレ介助呼び出し等のように、呼出種別毎、異なるパターンで呼出表示灯(詳述せず)を点滅/点灯させることにより、101号室の出入口近傍に居る看護人、例えば、看護婦に対して呼出報知を行なうこともできる。
【0022】ナースコール制御機16は、集合廊下灯10aからの呼出信号S1に含まれている呼出種別、部屋番号「101」、子機番号「1」をそれぞれ検出し、部屋番号「101」および子機番号「1」に該当したナースコール親機11の呼出表示灯(詳述せず)を制御するための制御データと上述の呼出種別とを含む呼出報知信号(以下、親機側呼出報知信号という。)S2を、親機接続線L11を介してナースコール親機11に送出するとともに、定期的にオーダリングシステム12から送出され、オーダリングシステム接続線L14、HUB15、HUB接続線L13を伝送されてくる患者の部屋番号・子機番号、患者名、重症度、看護区分、感染症等の患者情報のうち、上述の部屋番号「101」および子機番号「1」に対応した患者名、重症度、看護区分、感染症等の患者情報、ここでは、患者名:山田太郎、重症度:A−2、救護区分:担送、感染症:HIからなる患者情報と上述の呼出種別、部屋番号「101」および子機番号情報「1」の表示データ「101−1」とを含む呼出報知信号(以下、無線端末側呼出報知信号という。)S3を、基地局接続線L12、無線基地局14を介して無線端末13に送出する。
【0023】また、ナースコール親機11は、ナースコール制御機16からの親機側呼出報知信号S2に含まれている呼出種別、制御データをそれぞれ検出し、制御データに該当した呼出表示灯(詳述せず)を、呼出種別の相違に基づく異なるパターンで点滅/点灯させるとともに、呼出種別毎でパターンが異なる呼出音を鳴動させることにより、ナースステーション内の看護婦に対して呼出報知が行なわれる。
【0024】さらに、無線端末13は、ナースコール制御機16からの無線端末側呼出報知信号S3に含まれている呼出種別、表示データ「101−1」、患者名:山田太郎、重症度:A−2、救護区分:担送、感染症:HIの患者情報をそれぞれ検出し、これらのデータを適宜、信号処理した呼出表示データ、図2の画面構成図に示すように、呼出種別が通常のナースコール呼び出しの場合には、「NC(ナースコールの略意)」、「101−1」、「患者名:山田太郎」「重症度:A−2」、「救護区分:担送」、「感染症:HI」からなる呼出表示データを、呼出種別が緊急を要する緊急呼び出しの場合には、「SC(スタッフコールの略意)」、「101−1」、「患者名:山田太郎」「重症度:A−2」、「救護区分:担送」、「感染症:HI」からなる呼出表示データを、呼出種別がトイレ介助呼び出しの場合には、「TK(トイレ介助の略意)」、「101−1」、「患者名:山田太郎」「重症度:A−2」、「救護区分:担送」、「感染症:HI」からなる呼出表示データをそれぞれ表示部13aに表示させるとともに、呼出種別毎でパターンが異なる呼出音を鳴動させることにより、無線端末13を携帯しながら病院内を巡回中の看護婦に対して呼出報知が行なわれる。
【0025】なお、無線端末13の表示部13aには、上述の呼出表示データの他に、呼出時刻、すなわち、無線端末側呼出報知信号S3が受信された時刻を表示させることもできる。
【0026】ここで、上述の呼出報知手段により、101号室内でナースコール子機1aが病床に設置されている患者からの呼び出し、すなわち、通常のナースコール呼び出し、緊急を要する緊急呼び出し、トイレ介助呼び出しの何れかの呼び出しを確認したナースステーション内の看護婦、および上述の何れかの呼び出しとともに、呼出元の患者の患者名、重症度、救護区分、感染症等を併せて確認した無線端末13を携帯しながら病院内を巡回中の看護婦のうち、最先に呼出応答した看護婦、先ず、ナースステーション内の看護婦がナースコール親機11にて呼出応答すると、ナースコール子機11が有する通話機能(詳述せず)と、親機接続線L11、ナースコール制御機16、廊下灯接続幹線L10、集合廊下灯10a、子機接続線L1aを介して、ナースコール子機1aが有する通話機能(詳述せず)との間の通話ラインが形成され、この通話ラインを介して音声信号を送受信させることにより、ナースステーション内の看護婦と101号室内でナースコール子機1aが病床に設置されている患者との間で通話が成立する。
【0027】一方、無線端末13を携帯しながら病院内を巡回中の看護婦が当該無線端末にて呼出応答すると、無線端末13が有する通話機能(詳述せず)と、無線基地局14、基地局接続線L12、ナースコール制御機16、廊下灯接続幹線L10、集合廊下灯10a、子機接続線L1aを介して、ナースコール子機1aが有する通話機能(詳述せず)との間の通話ラインが形成され、この通話ラインを介して音声信号を送受信させることにより、無線端末13を携帯しながら病院内を巡回中の看護婦と101号室内でナースコール子機1aが病床に設置されている患者との間で通話が成立するばかりでなく、この看護婦は、無線端末13の表示部13aに表示された上述の呼出表示データに基づき、呼出元の患者の重症度に対応した準備、患者の救護区分による車椅子等の移動器具の準備、感染症の患者に対応するための準備等を迅速に行なうことができる。
【0028】なお、本発明の一実施例によるナースコール装置において、オーダリングシステム12に予め保存される患者の部屋番号・子機番号と患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報とは、オーダリングシステム12の制御による定期的なタイミングでナースコール制御機16へ伝送されていたが、この伝送タイミングは、ナースコール制御機16からの定期的な要求に応じて、これを検出したオーダリングシステム12のタイミングでナースコール制御機16へ伝送させることもできる。
【0029】また、本発明の一実施例によるナースコール装置では、病室内の病床毎、所定の位置に設置されるナースコール子機の台数を、子機番号(ベッド番号)が「1」のナースコール子機1a、1b、・・・、子機番号が「2」のナースコール子機2a、2b、・・・のように、病室毎、2台づつとしたが、この台数は2台に限定されず、個室として病室を使用するような単一台、または大部屋として病室を使用するように、より複数台設置することもできる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明のナースコール装置によれば、病室内の病床の患者の呼出操作によるナースコール子機からの呼出種別が異なる呼び出しがあった場合、病院内を巡回中の看護人、例えば、看護婦により携帯される無線端末の表示部では、呼出元の患者の呼出種別、部屋番号・子機番号とともに、オーダリングシステムに予め保存されている患者名、重症度、救護区分、感染症等の患者情報が必要に応じて表示されることにより、これを確認した看護婦は、呼出元の患者の重症度に対応した準備、患者の救護区分による車椅子等の移動器具の準備、感染症の患者に対応するための準備等を迅速に行なうことができる。




 

 


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