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発明の名称 ナースコールシステム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−224667(P2003−224667A)
公開日 平成15年8月8日(2003.8.8)
出願番号 特願2002−21390(P2002−21390)
出願日 平成14年1月30日(2002.1.30)
代理人 【識別番号】100077584
【弁理士】
【氏名又は名称】守谷 一雄
【テーマコード(参考)】
4C341
5K038
【Fターム(参考)】
4C341 LL10 
5K038 AA09 BB01 DD13 FF01
発明者 岡田 真二 / 安東 徹
要約 課題
病室とベッドとの関連付けを示す対応テーブルの設定内容を、ナースコール親機のボタン操作に基づき容易に書き換える。

解決手段
病室設定モードのナースコール親機1において、個別選局ボタン11a〜11eが順次操作されると、CPU13の対応テーブル設定回路13aの制御により、病室とベッドとの関連付けを示す設定内容が不揮発性メモリ14内に記憶された対応テーブルTBに書き込まれ、CPUの逐次表示回路13bは、個別選局ボタンの操作に応じて、対応テーブルの設定中の設定内容を個別表示灯10a〜10eを点灯、消灯させて表示し、この対応テーブルは、点灯している個別表示灯が1つの病室の先頭のベッドを表示するように設定される。また、病室設定モードにおいて、既に不揮発性メモリ内の対応テーブルに設定内容が記憶されている場合、CPUの記憶状態表示回路13cは、その設定内容を個別表示灯に表示させる。
特許請求の範囲
【請求項1】ナースステーション内に設置されるナースコール親機(1)と、病室内にベッド単位で設置されるナースコール子機(2a、2b、2c、2d、2e)とから構成され、前記ナースコール親機には、前記ナースコール子機からの呼び出しを前記ベッド単位で表示するために連続的に配置された複数の個別表示灯(10a、10b、10c、10d、10e)と、前記個別表示灯毎に対応し、前記ベッド単位で前記ナースコール子機の選局を行なうために連続的に配置された複数の個別選局ボタン(11a、11b、11c、11d、11e)と、前記ナースコール子機に対する機能設定および前記病室に対する通話、一斉選択等の操作に使用するためのボタン群(12)とを備え、前記ナースコール親機には、前記ボタン群を操作して病室設定モードを設定することにより、前記個別選局ボタンを順次操作して前記病室と前記ベッドとの関連付けを示す対応テーブル(TB)を設定するための対応テーブル設定回路(13a)を有するCPU(13)と、前記対応テーブルの内容を記憶するための不揮発性メモリ(14)とを備えたことを特徴とするナースコールシステム。
【請求項2】前記CPUは、前記病室設定モードにおいて、前記個別選局ボタンの操作に応じて前記個別表示灯の点灯、消灯している状態が前記対応テーブルの設定中の設定内容を表示するための逐次表示回路(13b)を備えたことを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
【請求項3】前記対応テーブルは、点灯している個別表示灯が1つの病室の先頭のベッドを表示するように設定されることを特徴とする請求項2記載のナースコールシステム。
【請求項4】前記CPUは、前記病室設定モードに設定されており、既に前記不揮発性メモリに設定内容が記憶されている場合、前記設定内容を前記個別表示灯に表示するための記憶状態表示回路(13c)を備えたことを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はナースコールシステムに係り、特に、ナースステーション内に設置されるナースコール親機にて、病室とベッドとの関連付けを行なうことができるナースコールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のナースコールシステムとして、図3のブロック図に示す構成のナースコールシステムが提案されている。
【0003】同図に示すナースコールシステムにおいて、ナースステーション内に設置されるナースコール親機51には、当該ナースコール親機の構成各部(回路)を制御するためのCPU60と、CPU60により制御され、病室a、b、cとベッドとの関連付けを示す対応テーブル(図示せず)が予め書き込まれているROM61と、CPU60により制御され、病室a、b、c内のベッド単位で患者からの呼び出しを表示(点灯表示、または点滅表示)するために連続的に配置された複数の個別表示灯、ここでは、病室a内に設置される2台のベッドにそれぞれ割り当てられた個別表示灯62a、62b、病室b内に設置される1台のベッドに割り当てられた個別表示灯62c、病室c内に設置される2台のベッドにそれぞれ割り当てられた個別表示灯62d、62eと、個別表示灯62a、62b、62c、62d、62eにそれぞれ対応し、病室a、b、c内のベッド単位で後述するナースコール子機52a、52b、52c、52d、52eの選局を行なうために連続的に配置された複数の個別選局ボタン63a、63b、63c、63d、63eと、ナースコール子機52a、52b、52c、52d、52eに対する機能設定および病室a、b、cに対する通話、一斉選択等の操作に使用するためのボタン群64とが備えられている。
【0004】病室a、b、c内のベッド単位でベッドサイドにそれぞれ設置される複数のナースコール子機、ここでは、2台のベッドを有する病室a内のベッドサイドにそれぞれ設置されるナースコール子機52a、52b、1台のベッドを有する病室b内のベッドサイドに設置されるナースコール子機52c、2台のベッドを有する病室c内のベッドサイドにそれぞれ設置されるナースコール子機52d、52eには、呼出ボタン70a、70b、70c、70d、70eがそれぞれ備えられている。
【0005】病室a、b、c内の所定の場所、例えば、天井には、伝送線路L53aを介してナースコール親機51に接続された病室マイク53aおよび病室スピーカ54a、伝送線路L53bを介してナースコール親機51に接続された病室マイク53bおよび病室スピーカ54b、伝送線路L53cを介してナースコール親機51に接続された病室マイク53cおよび病室スピーカ54cがそれぞれ設置されている。
【0006】病室a、b、cの出入口近傍には、廊下灯55a、55b、55cがそれぞれ設置されている。また、廊下灯55aには、各伝送線路L51a、L51bを介してナースコール子機52a、52bと各伝送線路L52a、L52bを介してナースコール親機51とがそれぞれ接続されている。また、廊下灯55bには、伝送線路L51cを介してナースコール子機52cと伝送線路L52cを介してナースコール親機51とがそれぞれ接続されている。さらに、廊下灯55cには、各伝送線路L51d、L51eを介してナースコール子機52d、52eと各伝送線路L52d、L52eを介してナースコール親機51とがそれぞれ接続されている。
【0007】このように構成された従来例のナースコールシステムにおいて、病室内の患者、ここでは、病室a内のナースコール子機52aがベッドサイドに設置されている患者が、ナースステーション内の看護婦を呼び出すためにナースコール子機52aの呼出ボタン70aを操作すると、ナースコール子機52aの子機番号(詳述せず)を含む呼出信号が送出され、この呼出信号は、伝送線路L51a、廊下灯55a、伝送線路L52aを介してナースコール親機51のCPU60に伝送される。なお、廊下灯55aでは、ナースコール子機52aからの呼出信号が入力された時点で、このナースコール子機52aに割り当てられている呼出表示灯(図示せず)を点灯させることにより、病室aの出入口近傍に居る人物、例えば、巡回中の看護婦に対してナースコール子機52aがベッドサイドに設置されている患者からの呼び出しがあることを報知することができる。
【0008】また、ナースコール親機51のCPU60は、入力された呼出信号に含まれている子機番号に基づきナースコール子機52aからの呼び出しを検出し、このナースコール子機52aに割り当てられている個別表示灯62aを点灯表示、または点滅表示させるとともに、図示しない親機スピーカにて呼出音を鳴動させることにより、ナースステーション内の看護婦は、病室a内のナースコール子機52aがベッドサイドに設置されている患者からの呼び出しを確認することができる。
【0009】この後、ナースステーション内の看護婦が、呼出応答操作として、例えば、ナースコール親機51のボタン群64をなす通話ボタン(図示せず)を操作すると、この操作を検出したCPU60は、ROM61に書き込まれている対応テーブル(図示せず)を参照して呼出元のナースコール子機52aが病室a内の先頭のベッドの当該ベッドサイドに設置されていることを検出し、伝送線路L53a、L53b、L53cのうち、検出された病室a内の病室マイク53aおよび病室スピーカ54aに接続される伝送線路L53aを選択することにより、呼出元の患者が使用する病室マイク53aおよび病室スピーカ54aとナースステーション内の看護婦が使用するナースコール親機51の通話手段(図示せず)との間の通話ラインが形成され、この通話ラインを介して音声信号を送受信させることができ、双方向通話が成立する(詳述せず)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例のナースコールシステムにおいて、病室a、b、cとベッドとの関連付けを示す対応テーブル(図示せず)は、ナースコール親機51のROM61に予め書き込ませておかなければならず、ナースコール親機51の生産時点に対応テーブルを生産工場に対して提出し、このとき、ROM61に書き込むか、または生産工場からナースコール親機51が新規納入された後にROM61を作成し、作業者が現場にて機器を分解して基板に当該ROMを搭載させる必要があった。また、病室内のベッド数を変更、例えば、レイアウトの変更を行なうことがあるが、この場合には、一旦納入されたROM61を交換する必要があり、この交換作業は新規納入時よりも大きな手間が必要とされ莫大な作業工数が発生する難点があった。
【0011】本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、病室とベッドとの関連付けを示す対応テーブルの設定内容を、ナースコール親機のボタン操作に基づき容易に書き換えることができるナースコールシステムを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するため、本発明によるナースコールシステムは、ナースステーション内に設置されるナースコール親機と、病室内にベッド単位で設置されるナースコール子機とから構成され、ナースコール親機には、ナースコール子機からの呼び出しをベッド単位で表示するために連続的に配置された複数の個別表示灯と、個別表示灯毎に対応し、ベッド単位でナースコール子機の選局を行なうために連続的に配置された複数の個別選局ボタンと、ナースコール子機に対する機能設定および病室に対する通話、一斉選択等の操作に使用するためのボタン群とを備え、ナースコール親機には、ボタン群を操作して病室設定モードを設定することにより、個別選局ボタンを順次操作して病室とベッドとの関連付けを示す対応テーブルを設定するための対応テーブル設定回路を有するCPUと、対応テーブルの内容を記憶するための不揮発性メモリとを備えたことを特徴としている。
【0013】また、本発明によるナースコールシステムを構成するナースコール親機のCPUは、病室設定モードにおいて、個別選局ボタンの操作に応じて個別表示灯の点灯、消灯している状態が対応テーブルの設定中の設定内容を表示するための逐次表示回路を備えたことを特徴としている。
【0014】また、本発明によるナースコールシステムにおいて、ナースコール親機の不揮発性メモリに記憶される対応テーブルは、点灯している個別表示灯が1つの病室の先頭のベッドを表示するように設定されることを特徴としている。
【0015】また、本発明によるナースコールシステムを構成するナースコール親機のCPUは、病室設定モードに設定されており、既に不揮発性メモリに設定内容が記憶されている場合、設定内容を個別表示灯に表示するための記憶状態表示回路を備えたことを特徴としている。
【0016】このようなナースコールシステムによれば、ナースコール親機のボタン群が操作された病室設定モードにおいて、個別選局ボタンが順次操作されると、CPUの対応テーブル設定回路の制御により、病室とベッドとの関連付けを示す設定内容が不揮発性メモリ内に記憶された対応テーブルに書き込まれ、CPUの逐次表示回路は、個別選局ボタンの操作に応じて、対応テーブルの設定中の設定内容を個別表示灯を点灯、消灯させて表示し、この対応テーブルは、点灯している個別表示灯が1つの病室の先頭のベッドを表示するように設定される。また、病室設定モードにおいて、既に不揮発性メモリ内の対応テーブルに設定内容が記憶されている場合、CPUの記憶状態表示回路は、その設定内容を個別表示灯に表示させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるナースコールシステムを適用した好ましい形態の実施例について、図面を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施例によるナースコールシステムの構成を示すブロック図であり、ナースステーション内に設置されるナースコール親機1と、病室A、B、C内のベッド単位でベッドサイドにそれぞれ設置される複数のナースコール子機、ここでは、2台のベッドを有する病室A内のベッドサイドにそれぞれ設置されるナースコール子機2a、2b、1台のベッドを有する病室B内のベッドサイドに設置されるナースコール子機2c、2台のベッドを有する病室C内のベッドサイドにそれぞれ設置されるナースコール子機2d、2eと、病室A、B、C内の所定の場所、例えば、天井に設置される病室マイクおよび病室スピーカ、ここでは、病室A内の天井に設置される病室マイク3aおよび病室スピーカ4a、病室B内の天井に設置される病室マイク3bおよび病室スピーカ4b、病室C内の天井に設置される病室マイク3cおよび病室スピーカ4cと、病室A、B、Cの出入口近傍にそれぞれ設置される廊下灯5a、5b、5cとから構成されている。また、廊下灯5aには、各伝送線路L1a、L1bを介してナースコール子機2a、2bと各伝送線路L2a、L2bを介してナースコール親機1とがそれぞれ接続されている。また、廊下灯5bには、伝送線路L1cを介してナースコール子機2cと伝送線路L2cを介してナースコール親機1とがそれぞれ接続されている。また、廊下灯5cには、各伝送線路L1d、L1eを介してナースコール子機2d、2eと各伝送線路L2d、L2eを介してナースコール親機1とがそれぞれ接続されている。さらに、ナースコール親機1には、各伝送線路L3a、L3b、L3cを介して病室マイク3aおよび病室スピーカ4a、病室マイク3bおよび病室スピーカ4b、病室マイク3cおよび病室スピーカ4cがそれぞれ接続されている。なお、各伝送線路L2a、L2b、L2c、L2d、L2eは、ナースコール子機2a、2b、2c、2d、2eにそれぞれ割り当てられている。
【0019】また、ナースコール親機1には、後述するCPU13により制御され、病室A、B、C内のベッド単位で患者からの呼び出し、すなわち、呼出操作が行なわれたナースコール子機2a、2b、2c、2d、2eからの呼び出しをそれぞれ表示(点灯表示、または点滅表示)するために連続的に配置された複数の個別表示灯10a、10b、10c、10d、10eと、個別表示灯10a、10b、10c、10d、10eにそれぞれ対応し、病室A、B、C内のベッド単位でナースコール子機2a、2b、2c、2d、2eの選局を行なうために連続的に配置された複数の個別選局ボタン11a、11b、11c、11d、11eと、後述するCPU13により制御され、ナースコール子機2a、2b、2c、2d、2eに対する機能設定および病室A、B、Cに対する通話、一斉選択等の操作に使用するためのボタン群、ここでは、通話ボタン12a、一斉選択ボタン12b、機能設定ボタン12c等で構成されるボタン群12と、ボタン群12の操作に基づき病室設定モードを設定することにより、個別選局ボタン11a、11b、11c、11d、11eを順次操作して病室A、B、Cとベッドとの関連付けを示す対応テーブルTB(後述する図2のテーブル構成図を参照)を設定するための対応テーブル設定回路13a、病室設定モードにおいて、個別選局ボタン11a、11b、11c、11d、11eの操作に応じて個別表示灯10a、10b、10c、10d、10eの点灯、消灯している状態が対応テーブルTBの設定中の設定内容を表示するための逐次表示回路13b、病室設定モードに設定されており、既に後述する不揮発性メモリ14に設定内容が記憶されている場合、この設定内容を個別表示灯10a、10b、10c、10d、10eに表示するための記憶状態表示回路13cを有するCPU13と、対応テーブルTBの内容(設定内容)を記憶するための不揮発性メモリ、例えば、フラッシュROM、FRAM(強誘電体メモリ)等で構成される不揮発性メモリ14とが備えられている。
【0020】さらに、ナースコール子機2a、2b、2c、2d、2eは同様な構成であり、当該ナースコール子機を使用する患者が、ナースステーション内の看護婦を呼び出すために操作する呼出ボタン20a、20b、20c、20d、20eがそれぞれ備えられている。
【0021】このように構成された本発明の一実施例によるナースコールシステムにおいて、以下、その動作を具体的に説明する。
【0022】先ず、第1の動作として、生産工場からのナースコール親機1の新規納入時において不揮発性メモリ14内の対応テーブルTBに書き込まれていた設定内容、ここでは、図2(a)のテーブル構成図に示すように、複数の病室A、B、C、D、E(一部、図示せず)毎に1台のベッドが設置されており、それぞれのベッドに個別表示灯10a、10b、10c、10d、10eが割り当てられている初期状態の設定内容を、図1のブロック図に示す構成に対応させるように書き換える場合の動作(以下、納入時内容書換動作という。)について説明する。
【0023】図1のブロック図において、ナースステーション内の看護婦が、ナースコール親機1のボタン群12を構成する通話ボタン12a、一斉選択ボタン12b、機能設定ボタン12c、・・・のうち、予め設定されている複数のボタン、例えば、通話ボタン12a、一斉選択ボタン12bを同時に操作すると、この操作を検出したCPU13は、当該ナースコール親機を通常モードから病室設定モードに遷移させる。なお、ボタン群12を構成する通話ボタン12a、一斉選択ボタン12b、機能設定ボタン12c、・・・は、通常モード、すなわち、呼出応答、一斉呼び出し、通話/呼出機能の設定等、・・・において操作される場合、それぞれ該当する単一のボタン操作で行なわれることから、看護婦が通常モードにおいて誤って病室設定モードに遷移させるようなことを防止できる。
【0024】上述のような手順で通常モードから病室設定モードに遷移されたナースコール親機1において、CPU13の記憶状態表示回路13cは、不揮発性メモリ14の対応テーブルTBに書き込まれていた新規納入時の設定内容、すなわち、図2(a)のテーブル構成図に示すように、病室A、B、C、D、E(一部、図示せず)毎に1台のベッドが設置されていることを確認し、それぞれのベッドに割り当てられている個別表示灯10a、10b、10c、10d、10eを全て点灯させる。
【0025】この後、病室A内に2台のベッドを、病室B内に1台のベッドを、病室C内に2台のベッドをそれぞれ設置させる設定内容を、ナースコール親機1の不揮発性メモリ14内の対応テーブルTBに書き込むためには、ナースステーション内の看護婦が、先ず、病室A内において先頭のベッドでないのにも拘わらず個別表示灯10bが点灯しているベッドの当該ベッドサイドに設置されるナースコール子機2bに割り当てられている個別選局ボタン11bを操作する。この操作を検出したCPU13の逐次表示回路13bは、点灯中の個別表示灯10bを消灯させる。また、個別表示灯10bの消灯を確認した看護婦が、病室C内において先頭のベッドでないのにも拘わらず個別表示灯10eが点灯しているベッドの当該ベッドサイドに設置されるナースコール子機2eに割り当てられている個別選局ボタン11eを操作すると、この操作を検出したCPU13の逐次表示回路13bは、点灯中の個別表示灯10eを消灯させることにより、個別表示灯10a、10c、10dのみ点灯状態が保持される。
【0026】また、ナースコール親機1において、上述のような個別選局ボタン11b、111eの操作を検出したCPU13の対応テーブル設定回路13aは、不揮発性メモリ14内の対応テーブルTBの設定内容を、図2(a)のテーブル構成図に示すように、病室A内には2台のベッドが設置され、病室B内には1台のベッドが設置され、病室C内には2台のベッドが設置されていることを示す設定内容に書き換える。
【0027】さらに、上述のような納入時内容書換動作を終了するためには、通常モードから病室設定モードへの遷移操作と同様、ナースステーション内の看護婦が、ナースコール親機1のボタン群12を構成する通話ボタン12a、一斉選択ボタン12b、機能設定ボタン12c、・・・のうち、予め設定されている通話ボタン12a、一斉選択ボタン12bを同時に操作する。この操作を検出したCPU13は、点灯中の個別表示灯10a、10c、10dを全て消灯させることにより、当該ナースコール親機は、病室設定モードから通常モードに復旧(遷移)する。
【0028】なお、上述の第1の動作では、生産工場からのナースコール親機1の新規納入時において不揮発性メモリ14内の対応テーブルTBに書き込まれていた設定内容、すなわち、図2(a)のテーブル構成図に示すように、複数の病室A、B、C、D、E(一部、図示せず)毎に1台のベッドが設置されており、それぞれのベッドに割り当てられている個別表示灯10a、10b、10c、10d、10eが、CPU13の記憶状態表示回路13cの制御により全て点灯されている場合において、図1のブロック図に示す構成に対応させるように書き換えるため、該当する個別表示灯10b、10eを消灯させたが、個別表示灯10a、10b、10c、10d、10eが、CPU13の記憶状態表示回路13cの制御により全て消灯されている場合においても、病室A、B、C内の先頭のベッドの当該ベッドサイドに設置されるナースコール子機2a、2c、2dに割り当てられている個別選局ボタン11a、11c、11dを順次、操作することにより、これらの操作を検出したCPU13の逐次表示回路13bが(消灯中の)個別表示灯10a、10c、10dを点灯させるとともに、CPU13の対応テーブル設定回路13aは、不揮発性メモリ14内の対応テーブルTBの設定内容を書き換えることができる(詳述せず)。
【0029】次に、第2の動作として、上述の新規納入時とは異なる時期においてナースコール親機1の不揮発性メモリ14内の対応テーブルTBに既に書き込まれていた設定内容、ここでは、図2(b)のテーブル構成図に示すように、病室A内には1台のベッドが設置され、病室B内には3台のベッドが設置され、病室C内には1台のベッドを設置されている設定内容を、病室内のベッド数の変更、例えば、レイアウトの変更等に伴い、図1のブロック図に示す構成に対応させるように書き換える場合の動作(以下、既存内容書換動作という。)について説明する。
【0030】図1のブロック図において、既存内容書換動作を行なうためには、上述の納入時内容書換時と同様、ナースステーション内の看護婦が、ナースコール親機1のボタン群12を構成する通話ボタン12a、一斉選択ボタン12b、機能設定ボタン12c、・・・のうち、予め設定されている複数のボタン、例えば、通話ボタン12a、一斉選択ボタン12bを同時に操作する。この操作を検出したCPU13は、当該ナースコール親機を通常モードから病室設定モードに遷移させる。
【0031】上述のような手順で通常モードから病室設定モードに遷移されたナースコール親機1において、CPU13の記憶状態表示回路13cは、不揮発性メモリ14の対応テーブルTBに書き込まれていた既存の設定内容、すなわち、図2(b)のテーブル構成図に示すように、病室A内には1台のベッドが設置され、病室B内には3台のベッドが設置され、病室C内には1台のベッドを設置されていることを確認し、個別表示灯10a、10b、10c、10d、10eのうち、病室A内の先頭のベッドの当該ベッドサイドに設置されるナースコール子機2aに割り当てられている個別表示灯10a、病室B内の先頭のベッドの当該ベッドサイドに設置されるナースコール子機2bに割り当てられている個別表示灯10b、病室C内の先頭のベッドの当該ベッドサイドに設置されるナースコール子機2eに割り当てられている個別表示灯10eをそれぞれ点灯させる。
【0032】この後、病室A内に2台のベッドを、病室B内に1台のベッドを、病室C内に2台のベッドをそれぞれ設置させる設定内容を、ナースコール親機1の不揮発性メモリ14内の対応テーブルTBに書き込むためには、ナースステーション内の看護婦が、先ず、病室A内において先頭のベッドでないのにも拘わらず個別表示灯10bが点灯しているベッドの当該ベッドサイドに設置されるナースコール子機2bに割り当てられている個別選局ボタン11bを操作する。この操作を検出したCPU13の逐次表示回路13bは、点灯中の個別表示灯10bを消灯させる。また、個別表示灯10bの消灯を確認した看護婦が、病室B内において先頭であるのにも拘わらず個別表示灯10cが消灯しているベッドの当該ベッドサイドに設置されるナースコール子機2cに割り当てられている個別選局ボタン11cを操作すると、この操作を検出したCPU13の逐次表示回路13bは、(消灯中の)個別表示灯10cを点灯させる。また、個別表示灯10cの点灯を確認した看護婦が、病室C内において先頭のベッドであるのにも拘わらず個別表示灯10dが消灯しているベッドの当該ベッドサイドに設置されるナースコール子機2dに割り当てられている個別選局ボタン11dを操作すると、この操作を検出したCPU13の逐次表示回路13bは、(消灯中の)個別表示灯10dを点灯させる。さらに、個別表示灯10dの点灯を確認した看護婦が、病室C内において先頭のベッドでないのにも拘わらず個別表示灯10eが消灯しているベッドの当該ベッドサイドに設置されるナースコール子機2eに割り当てられている個別選局ボタン11eを操作すると、この操作を検出したCPU13の逐次表示回路13bは、点灯中の個別表示灯10dを消灯させる。
【0033】また、ナースコール親機1において、上述のような個別選局ボタン11b、11c、11d、11eの操作を検出したCPU13の対応テーブル設定回路13aは、不揮発性メモリ14内の対応テーブルTBの設定内容を、図2(b)のテーブル構成図に示すように、病室A内には2台のベッドが設置され、病室B内には1台のベッドが設置され、病室C内には2台のベッドが設置されていることを示す設定内容に書き換える。
【0034】さらに、上述のような既存内容書換動作を終了するためには、納入時内容書換動作の終了操作、すなわち、通常モードから病室設定モードへの遷移操作と同様、ナースステーション内の看護婦が、ナースコール親機1のボタン群12を構成する通話ボタン12a、一斉選択ボタン12b、機能設定ボタン12c、・・・のうち、予め設定されている通話ボタン12a、一斉選択ボタン12bを同時に操作する。この操作を検出したCPU13は、点灯中の個別表示灯10a、10c、10dを全て消灯させることにより、当該ナースコール親機は、病室設定モードから通常モードに復旧(遷移)する。
【0035】次に、第3の動作として、上述の第1、第2の各動作によりナースコール親機1の不揮発性メモリ14内の対応テーブルTBに書き込まれた設定内容に基づき、病室内の患者がナースステーション内の看護婦を呼び出して双方向通話を成立させるための動作について説明する。
【0036】図1のブロック図において、病室内の患者、ここでは、病室A内のナースコール子機2aがベッドサイドに設置されている患者が、ナースステーション内の看護婦を呼び出すためにナースコール子機2aの呼出ボタン20aを操作すると、ナースコール子機2aの子機番号(詳述せず)を含む呼出信号が送出され、この呼出信号は、伝送線路L1a、廊下灯5a、伝送線路L2aを介してナースコール親機1のCPU13に伝送される。なお、廊下灯5aでは、ナースコール子機2aからの呼出信号が入力された時点で、このナースコール子機2aに割り当てられている呼出表示灯(図示せず)を点灯させることにより、病室Aの出入口近傍に居る人物、例えば、巡回中の看護婦に対してナースコール子機2aがベッドサイドに設置されている患者からの呼び出しがあることを報知することができる。
【0037】また、ナースコール親機1のCPU13は、入力された呼出信号に含まれている子機番号に基づきナースコール子機2aからの呼び出しを検出し、このナースコール子機2aに割り当てられている個別表示灯10aを点灯表示、または点滅表示させるとともに、図示しない親機スピーカにて呼出音を鳴動させることにより、ナースステーション内の看護婦は、病室A内のナースコール子機2aがベッドサイドに設置されている患者からの呼び出しを確認することができる。
【0038】この後、ナースステーション内の看護婦が、呼出応答操作として、例えば、ナースコール親機1のボタン群12をなす通話ボタン12aを操作すると、この操作を検出したCPU13は、不揮発性メモリ14内の図2(a)、(b)のテーブル構成図に示す対応テーブルTBを参照して呼出元のナースコール子機2aが病室A内の先頭のベッドの当該ベッドサイドに設置されていることを検出し、伝送線路L3a、L3b、L3cのうち、検出された病室A内の病室マイク3aおよび病室スピーカ4aに接続される伝送線路L3aを選択することにより、呼出元の患者が使用する病室マイク3aおよび病室スピーカ4aとナースステーション内の看護婦が使用するナースコール親機1の通話手段(図示せず)との間の通話ラインが形成され、この通話ラインを介して音声信号を送受信させることができ、双方向通話が成立する(詳述せず)。
【0039】なお、本発明の一実施例によるナースコールシステムでは、病室内のベッドの当該ベッドサイドに設置されるナースコール子機の数を5台のナースコール子機2a、2b、2c、2d、2eとし、このナースコール子機の数に対応してナースコール親機1に備えられる個別表示灯および個別選局ボタンを、それぞれ5個づつの個別表示灯10a、10b、10c、10d、10eおよび個別選局ボタン11a、11b、11c、11d、11eとしたが、これらナースコール子機、個別表示灯および個別選局ボタンの数は5台、5個に限定されず、より複数、または少ない数設けることも可能であり、加えて、病室やベッドの数も任意の数で設定することができる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明のナースコールシステムによれば、病室とベッドとの関連付けを示す設定内容が書き込まれる対応テーブルは、ナースコール親機の不揮発性メモリに記憶され、この対応テーブルの設定内容を、病室設定モードに遷移させた当該ナースコール親機のボタン操作に基づき容易に書き換えることができる。これにより、生産工場から新規に納入されたナースコール親機の不揮発性メモリ内に、欲しいとされる設定内容が書きまれていない対応テーブルが記憶されている場合や、病室内のベッド数が変更、例えば、レイアウトの変更が行なわれた場合でも、従来例と比較して、設定内容の書き換えの作業工数が減少し迅速化が図れるばかりでなく、ボタン操作を行なうナースステーション内の看護婦以外に人員の確保が不要となる。




 

 


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