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発明の名称 インターホン装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−198741(P2003−198741A)
公開日 平成15年7月11日(2003.7.11)
出願番号 特願2001−394873(P2001−394873)
出願日 平成13年12月26日(2001.12.26)
代理人 【識別番号】100077584
【弁理士】
【氏名又は名称】守谷 一雄
【テーマコード(参考)】
5C022
5C054
5C084
5C087
5K027
5K038
【Fターム(参考)】
5C022 AA05 AA06 AC01 AC18 AC69 
5C054 AA02 CA04 CA05 CD06 CG07 CH02 EA01 EA03 EA05 EA07 ED07 FE26 FF06 HA18
5C084 AA02 AA07 BB33 CC17 DD11 EE01 EE03 FF03 FF08 GG12 GG20 GG43 GG57 GG68 HH02 HH17
5C087 AA02 AA19 AA25 AA32 AA40 BB02 BB62 DD05 DD24 EE18 FF01 FF04 FF19 GG02 GG39
5K027 AA09 BB00 FF25 HH26
5K038 AA06 BB00 CC03 DD16 DD18 GG02
発明者 山本 征夫
要約 課題
不審者の住戸(居室)内への侵入を未然に防止する。

解決手段
インターホン親機3は、音声を出力する親機スピーカ35と、子機スピーカ22、親機スピーカ35から警告音声を出力するための音声合成を行なう音声ROM33とを有し、インターホン親機3は、人体検知センサ4が敷地内での人体の存在を検知することで人体検知信号S1が子機2を経由してインターホン親機3に伝達されてから予め設定された時間の経過後に音声ROM33を制御して警告音声信号S2を発生させて子機スピーカ22および親機スピーカ35より警告音声を出力し敷地内に居る不審者に対して警告し、且つ住戸の住人に対して不審者の存在への注意を促すためのインターホン親機CPU32を有する。
特許請求の範囲
【請求項1】住戸の玄関先(1)に設けられ子機(2)および前記子機に接続され前記住戸の敷地内での人体を検知する人体検知センサ(4)と、前記住戸に設けられ前記子機と通話が可能なインターホン親機(3)とを備え、前記子機は、音声を出力する子機スピーカ(22)を有し、前記インターホン親機は、音声を出力する親機スピーカ(35)と、前記子機スピーカ、前記親機スピーカから警告音声を出力するための音声合成を行なう音声ROM(33)とを有し、前記インターホン親機は、前記人体検知センサが前記敷地内での人体の存在を検知することで人体検知信号(S1)が前記子機を経由して前記インターホン親機に伝達されてから予め設定された時間(T1)の経過後に前記音声ROMを制御して警告音声信号(S2)を発生させて前記子機スピーカおよび前記親機スピーカより警告音声を出力し前記敷地内に居る不審者に対して警告し、且つ前記住戸の住人に対して不審者の存在への注意を促すためのインターホン親機CPU(32)を有することを特徴とするインターホン装置。
【請求項2】前記インターホン親機CPUは、前記人体検知センサが前記敷地内での人体の存在を検知することで前記人体検知信号が前記子機を経由して前記インターホン親機に伝達されてから予め設定された時間より短い時間(T2)の経過後に前記音声ROMを制御して予備警告音声信号(S3)を発生させて前記親機スピーカより予備警告音声を出力し、前記住戸の住人に対して不審者の存在への注意を促すものであることを特徴とする請求項1記載のインターホン装置。
【請求項3】住戸の玄関先(1)に設けられ子機(2a)および前記子機に接続され前記住戸の敷地内での人体を検知する人体検知センサ(4)と、前記住戸に設けられ前記子機と通話が可能なテレビドアホン親機(3a)とを備え、前記子機は、前記敷地内での人体を撮像するカメラ装置(23)と、音声を出力する子機スピーカ(22)とを有し、前記テレビドアホン親機は、音声を出力する親機スピーカ(35)と、前記子機スピーカ、前記親機スピーカから警告音声を出力するための音声合成を行なう音声ROM(33)と、前記カメラ装置で撮像された画像を表示するモニタ装置(37)とを有し、前記テレビドアホン親機は、前記人体検知センサが人体の存在を検知することにより人体検知信号(S1)が前記子機を経由して前記テレビドアホン親機に伝達されてから予め設定された時間(T1)の経過後に前記音声ROMを制御して警告音声信号(S2)を発生させて前記子機スピーカおよび前記親機スピーカより警告音声を出力し前記敷地内にいる不審者に対して警告し、且つ前記住戸の住人に対して不審者の存在への注意を促すと同時に、前記カメラ装置および前記モニタ装置を制御して前記玄関先の画像を前記モニタ装置に表示して前記住戸の住人に伝達するための親機CPU(32)を有することを特徴とするインターホン装置。
【請求項4】前記親機CPUは、前記人体検知センサが前記敷地内での人体の存在を検知することで前記人体検知信号が前記子機を経由して前記インターホン親機に伝達されてから予め設定された時間より短い時間(T2)の経過後に前記音声ROMを制御して予備警告音声信号(S3)を発生させて前記親機スピーカより予備警告音声を出力し、前記住戸の住人に対して不審者の存在への注意を促すものであることを特徴とする請求項3記載のインターホン装置。
【請求項5】集合住宅のエントランス(5)に設けられた集合玄関機(6)と、前記集合住宅の各居室に設けられ前記集合玄関機と通話が可能な居室機(7a、7b、…)と、前記集合住宅の管理室に設けられ前記集合玄関機および前記居室機と通話が可能な管理室親機(8)とを制御機(9)により幹線(L2)を経由して接続し、前記集合玄関機、前記管理室親機は、それぞれ音声を出力する集合玄関機スピーカ(63)、管理室親機スピーカ(83)を有し、前記制御機には、前記エントランスに設けられ前記エントランスでの人体を検知する人体検知センサ(51)が接続され、前記集合玄関機スピーカ、前記管理室親機スピーカ、前記集合玄関機に外設した外設スピーカ(52)から警告音声を出力するための音声合成を行なう音声ROM(93)を有し、前記制御機は、前記人体検知センサが人体の存在を検知することにより人体検知信号(S5)が前記制御機に伝達されてから予め設定された時間(T1)の経過後に前記音声ROMを制御して警告音声信号(S6)を発生させ前記幹線を経由して前記集合玄関機スピーカおよび前記外設スピーカより警告音声を出力して前記エントランスにいる不審者に対して警告すると同時に、前記幹線を経由して警告信号(S8)を前記管理室親機に送信し、前記管理室親機スピーカより警告音を鳴動させ、且つ前記管理室親機に設けた表示装置(85)に不審者の存在する旨を表示させ前記集合住宅の管理人に対して不審者の存在への注意を促すための制御機CPU(92)を有することを特徴とするインターホン装置。
【請求項6】前記制御機CPUは、前記人体検知センサが前記エントランス内での人体の存在を検知することで前記人体検知信号が前記子機を経由して前記インターホン親機に伝達されてから予め設定された時間より短い時間(T2)の経過後に前記音声ROMを制御して予備警告音声信号(S11)を発生させて前記管理室親機スピーカより予備警告音声を出力し、前記集合住宅の管理人に対して不審者の存在への注意を促すものであることを特徴とする請求項5記載のインターホン装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインターホン装置に係わり、特にセキュリティ機能を有するインターホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のセキュリティ機能を有するインターホン装置として、図12に示すような構成のものが知られている。
【0003】同図において、従来のインターホン装置は、住戸の玄関先に設置される子機10と、住戸の居室内に設置されるインターホン親機20と、住戸の扉30の近傍に設置される防犯センサ40とを備えており、子機10は伝送路L10を介してインターホン親機20に接続され、住戸の扉30は、防犯センサ40を介してインターホン親機20に接続されている。
【0004】子機10は、インターホン親機20とのインターフェース回路である親機I/F回路110と、この親機I/F回路110に接続され、音声を出力する子機スピーカ120とを備えている。
【0005】インターホン親機20は、防犯センサ40とのインターフェース回路である防犯I/F回路210と、インターホン親機の制御を行う親機CPU220と、音声合成を行なう音声ROM230と、警告音声信号を増幅する増幅器240と、音声を出力する親機スピーカ250と、子機10とのインターフェース回路である子機I/F回路260とを備えている。ここで、親機CPU220は、防犯I/F回路210、音声ROM230および子機I/F回路260に接続され、音声ROM230には増幅器240を介して親機スピーカ250が、防犯I/F回路210には防犯センサ40を介して住戸の扉30が接続されている。また、音声ROM230は、子機I/F回路260に接続され、この子機I/F回路260には伝送路L10および親機I/F回路110を介して子機スピーカ120が接続されている。
【0006】次に、このような構成のインターホン装置の動作について、図13のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0007】図12において、不審者が住戸の扉30を開扉して住戸内に侵入すると、防犯センサ40から防犯信号S1aが発信され、この防犯信号S1aが防犯I/F回路210を経由して親機CPU220へ伝達される。ここで、図13のステップ20aにおいて、親機CPU220に対する防犯信号S1aの入力の有無が判断され、親機CPU220において防犯信号S1aが検出されないと、ステップ20aに戻り、親機CPU220において防犯信号S1aが検出されると、音声ROM230から警告音声信号S2aが出力される(ステップ30a)。
【0008】かかる警告音声信号S2aは、増幅器240を介して親機スピーカ250へ、子機I/F回路260、伝送路L10および親機I/F回路110を経由して子機スピーカ120へそれぞれ伝送される。これにより、親機スピーカ250および子機スピーカ120から警告音声が出力される。
【0009】一方、この種のセキュリティ機能を有する他のインターホン装置として、図14に示すような構成のものが知られている。同図において、従来のインターホン装置は、集合住宅のエントランスに設置される集合玄関機50と、集合住宅の各居室60a、60b、…にそれぞれ設置される居室機70a、70b、…と、管理室等の共用部に設置される管理室親機80および制御機90と、各居室60a、60b、…の扉100a、100b、…にそれぞれ設置される防犯センサ110a、110b、…とを備えている。ここで、管理室親機80は、幹線L20を介して集合玄関機50、制御機90および各居室機70a、70b、…に接続されている。
【0010】各居室機70a、70b、…は、それぞれ、防犯センサ110a、110b、…とのインターフェース回路である防犯I/F回路760と、居室機70a、70b、…の制御を行う居室機CPU720と、警告音声を出力する音声ROM730と、警告音声信号を増幅する増幅器740と、音声を出力する居室機スピーカ750と、幹線L20とのインターフェース回路である居室機幹線I/F回路710とを備えている。ここで、各居室機CPU720は、それぞれ防犯I/F回路760、音声ROM730および居室機幹線I/F回路710に接続され、各音声ROM730には増幅器740を介して居室機スピーカ750が、各防犯I/F回路760には対応する防犯センサ110a、110b、…を介して居室の扉100a、100b、…が、各居室機幹線I/F回路710には幹線L20がそれぞれ接続されている。
【0011】管理室親機80は、幹線L20とのインターフェース回路である管理室親機幹線I/F回路810と、管理室親機CPU820と、警告音声を出力する管理室親機スピーカ830と、管理室親機スピーカ830を駆動させる管理室親機スピーカ駆動回路840と、警告音声が出力している居室60a、60b、…の部屋番号を表示する表示装置850とを備えている。ここで、管理室親機CPU820は、管理室親機幹線I/F回路810、管理室親機スピーカ駆動回路840および表示装置850に接続され、管理室親機幹線I/F回路810には幹線L20が、管理室親機スピーカ駆動回路840には管理室親機スピーカ830がそれぞれ接続されている。
【0012】制御機90は、幹線L20とのインターフェース回路である制御機幹線I/F回路910と、この制御機幹線I/F回路910に接続された制御機CPU920とを備えている。
【0013】次に、このような構成のインターホン装置の動作について、図15〜図17のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0014】図14において、不審者が集合住宅のある居室(例えば居室60a)の扉100aを開扉して居室60a内に侵入すると、防犯センサ110aから防犯信号S3aが発信され、この防犯信号S3aが防犯I/F回路710を経由して居室機CPU720へ伝達される。
【0015】ここで、図15のステップ20bにおいて、居室機CPU720に対する防犯信号S3aの入力の有無が判断され、居室機CPU720において防犯信号S3aが検出されないと、ステップ20bに戻り、居室機CPU720において防犯信号S3aが検出されると、音声ROM730から警告音声信号S4aが出力される。
【0016】かかる警告音声信号S4aは、増幅器740を介して居室機スピーカ750へ伝送され、これにより、居室機スピーカ750から警告音声が出力される(ステップ30b)。
【0017】また、防犯信号S3aを検出した居室機CPU720は、防犯センサ110aが防犯信号S3aを発信した旨の情報と居室60aの居室番号の情報とを含有する警告信号S5aを管理室親機80に出力する(ステップ40b)。
【0018】かかる警告信号S5aは、居室機幹線I/F回路710、幹線L20および管理室親機幹線I/F回路810を経由して管理室親機CPU820へ伝達される。
【0019】次に、図16のステップ20cにおいて、管理室親機CPU820に対する警告信号S5aの入力の有無が判断され、警告信号S5aにおいて警告信号S5aが検出されないと、ステップ20cに戻り、管理室親機CPU820において警告信号S5aが検出されると、管理室親機CPU820から管理室警報信号S6aおよび居室番号信号S7aが出力され、前者の管理室警報信号S6aが管理室親機スピーカ駆動回路840を介して管理室親機スピーカ830へ伝送され(ステップ30c)、また、後者の居室番号信号S7aが表示装置850へ伝送される(ステップ40c)これにより、管理室親機スピーカ830から警告音声が出力され、また、表示装置850に警告音声が出力している居室60aの部屋番号が表示される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような構成のインターホン装置においては、住戸や居室のの扉が不審者によって開扉されたときに警報が発報されることから、住戸等内の住人は、住戸等の扉が開扉される前においては、不審者の侵入を認識することができず、ひいては、不審者に対して警告することもできないため、不審者の住戸等内への侵入を防止することができないという難点があった。
【0021】本発明は、このような難点を解決するためになされたもので、住戸の住人や集合住宅の管理人に対して、住戸内や集合住宅のエントランス内に不審者が居ることを知らせると共に、不審者に対しては警告音の発報により、不審者の住戸内や集合住宅のエントランス内への侵入を未然に防止することが可能なインターホン装置の提供することを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明のインターホン装置は、住戸の玄関先に設けられ子機および子機に接続され住戸の敷地内での人体を検知する人体検知センサと、住戸に設けられ子機と通話が可能なインターホン親機とを備え、子機は、音声を出力する子機スピーカを有し、インターホン親機は、音声を出力する親機スピーカと、子機スピーカ、親機スピーカから警告音声を出力するための音声合成を行なう音声ROMとを有し、インターホン親機は、人体検知センサが敷地内での人体の存在を検知することで人体検知信号が子機を経由してインターホン親機に伝達されてから予め設定された時間の経過後に音声ROMを制御して警告音声信号を発生させて子機スピーカおよび親機スピーカより警告音声を出力し敷地内に居る不審者に対して警告し、且つ住戸の住人に対して不審者の存在への注意を促すためのインターホン親機CPUを有することを特徴としている。
【0023】また、本発明のインターホン装置は、人体検知センサが敷地内での人体の存在を検知することで人体検知信号が子機を経由してインターホン親機に伝達されてから予め設定された時間より短い時間の経過後に音声ROMを制御して予備警告音声信号を発生させて親機スピーカより予備警告音声を出力し、住戸の住人に対して不審者の存在への注意を促すものであることを特徴としている。
【0024】また、本発明のインターホン装置は、住戸の玄関先に設けられ子機および子機に接続され住戸の敷地内での人体を検知する人体検知センサと、住戸に設けられ子機と通話が可能なテレビドアホン親機とを備え、子機は、敷地内での人体を撮像するカメラ装置と、音声を出力する子機スピーカとを有し、テレビドアホン親機は、音声を出力する親機スピーカと、子機スピーカ、親機スピーカから警告音声を出力するための音声合成を行なう音声ROMと、カメラ装置で撮像された画像を表示するモニタ装置とを有し、テレビドアホン親機は、人体検知センサが人体の存在を検知することにより人体検知信号が子機を経由してテレビドアホン親機に伝達されてから予め設定された時間の経過後に音声ROMを制御して警告音声信号を発生させて子機スピーカおよび親機スピーカより警告音声を出力し敷地内にいる不審者に対して警告し、且つ住戸の住人に対して不審者の存在への注意を促すと同時に、カメラ装置およびモニタ装置を制御して玄関先の画像をモニタ装置に表示して住戸の住人に伝達するための親機CPUを有することを特徴としている。
【0025】また、本発明のインターホン装置における親機CPUは、人体検知センサが敷地内での人体の存在を検知することで人体検知信号が子機を経由してインターホン親機に伝達されてから予め設定された時間より短い時間の経過後に音声ROMを制御して予備警告音声信号を発生させて親機スピーカより予備警告音声を出力し、住戸の住人に対して不審者の存在への注意を促すものであることを特徴としている。
【0026】また、本発明のインターホン装置は、集合住宅のエントランスに設けられた集合玄関機と、集合住宅の各居室に設けられ集合玄関機と通話が可能な居室機と、集合住宅の管理室に設けられ集合玄関機および居室機と通話が可能な管理室親機とを制御機により幹線を経由して接続し、集合玄関機、管理室親機は、それぞれ音声を出力する集合玄関機スピーカ、管理室親機スピーカを有し、制御機には、エントランスに設けられエントランスでの人体を検知する人体検知センサが接続され、集合玄関機スピーカ、管理室親機スピーカ、集合玄関機に外設した外設スピーカから警告音声を出力するための音声合成を行なう音声ROMを有し、制御機は、人体検知センサが人体の存在を検知することにより人体検知信号が制御機に伝達されてから予め設定された時間の経過後に音声ROMを制御して警告音声信号を発生させ幹線を経由して集合玄関機スピーカおよび外設スピーカより警告音声を出力してエントランスにいる不審者に対して警告すると同時に、幹線を経由して警告信号を管理室親機に送信し、管理室親機スピーカより警告音を鳴動させ、且つ管理室親機に設けた表示装置に不審者の存在する旨を表示させ集合住宅の管理人に対して不審者の存在への注意を促すための制御機CPUを有することを特徴としている。
【0027】また、本発明のインターホン装置における制御機CPUは、人体検知センサがエントランス内での人体の存在を検知することで人体検知信号が子機を経由してインターホン親機に伝達されてから予め設定された時間より短い時間の経過後に音声ROMを制御して予備警告音声信号を発生させて管理室親機スピーカより予備警告音声を出力し、集合住宅の管理人に対して不審者の存在への注意を促すものであることを特徴としている。
【0028】本発明のインターホン装置によれば、住戸や集合住宅のエントランス内に不審者が居る場合、子機スピーカおよび親機スピーカ等から警告音声が出力されることから、不審者に対して警告することができると共に住戸内の住人や集合住宅の管理人に対して住戸や集合住宅のエントランス内に不審者が居ることを知らせることができ、ひいては、不審者の住戸や集合住宅のエントランス内への侵入を未然に防止することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインターホン装置を適用した好ましい実施の形態例について、図面を参照して詳述する。
【0030】[実施例1]図1は、本発明のインターホン装置を戸建住宅に適用した場合のブロック図を示している。同図において、本発明のインターホン装置は、住戸の玄関先1に設置される子機2と、住戸の居室内に設置されるインターホン親機3と、住戸の敷地内で人体を検知する人体検知センサ4とを備えている。
【0031】子機2は、インターホン親機3とのインターフェース回路である親機I/F回路21と、この親機I/F回路21に接続され、音声を出力する子機スピーカ22とを備えている。
【0032】インターホン親機3は、子機2とのインターフェース回路である子機I/F回路31と、インターホン親機3の制御を行う親機CPU32と、音声合成を行なう音声ROM33と、音声信号を増幅する増幅器34と、音声を出力する親機スピーカ35と、タイマ36とを備えている。ここで、親機CPU32は、子機I/F回路31、音声ROM33およびタイマ36に接続され、音声ROM33には増幅器34を介して親機スピーカ35が接続されている。また、音声ROM33は、子機I/F回路31に接続され、この子機I/F回路31には伝送路L1および親機I/F回路21を介して子機スピーカ22および人体検知センサ4が接続されている。
【0033】次に、このような構成のインターホン装置の動作について、図2のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0034】図1において、住戸の玄関先1の敷地内に不審者が侵入すると、人体検知センサ4から人体検知信号S1が発信され、この人体検知信号S1が親機I/F回路21、伝送路L1および子機I/F回路31を経由して親機CPU32へ伝達される。ここで、図2のステップ2aにおいて、親機CPU32に対する人体検知信号S1の入力の有無が判断され、親機CPU32において人体検知信号S1が検出されないと、タイマ36がリセットされて(ステップ3a)、ステップ2aに戻り、親機CPU32において人体検知信号S1が検出されると(ステップ2a)、タイマ36によるカウントが開始される(ステップ4a)。
【0035】そして、ステップ5aにおいて、タイマ36によるカウントの値が予め設定された時間T1(例えば約60秒)(以下「第1の時間T1」という。)を経過していない場合は、ステップ2aに戻り、第1の時間T1を経過している場合は、ステップ6aにおいて、音声ROM33が制御され、音声ROM33より警告音声信号S2が出力される。
【0036】かかる警告音声信号S2は、増幅器34を介して親機スピーカ35へ、子機I/F回路31、伝送路L1および親機I/F回路21を介して子機スピーカ22へそれぞれ伝送される。これにより、親機スピーカ35および子機スピーカ22からそれぞれ警告音声が出力され、敷地内に居る不審者に対して警告がなされると共に、住戸の住人に対して住戸の敷地内に不審者が居ることが報知される。
【0037】図3は、実施例1のインターホン装置の他の実施例における親機CPUのフローチャートを示している。なお、同図において、図1および図2と共通する部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0038】この実施例においては、親機CPU32において人体検知信号S1が検出されると(ステップ2b)、タイマ36によるカウントが開始され(ステップ4b)、ステップ5bにおいて、タイマ36によるカウントの値が第1の時間T1より短い時間T2(例えば約30秒)(以下「第2の時間T2」という。)を経過していない場合はステップ2bに戻り、第2の時間T2を経過している場合は、音声ROM33が制御され、音声ROM33より予備警告音声信号S3が出力される(ステップ6b)。かかる予備警告音声信号S3は、増幅器34を介して親機スピーカ35へ伝送される。これにより、親機スピーカ35から警告音声が出力され、住戸の住人に対して住戸の敷地内に不審者が居ることが報知され、予め住戸の住人に対して注意が喚起される。
【0039】次に、ステップ7bにおいて、親機CPU32に対する人体検知信号S1の入力の有無が判断され、親機CPU32において人体検知信号S1が検出されないと、タイマ36がリセットされて(ステップ3b)、ステップ2bに戻り、親機CPU32において人体検知信号S1が検出されると(ステップ7b)、タイマ36によるカウントが継続される(ステップ8b)。
【0040】そして、ステップ9bにおいて、タイマ36によるカウントの値が第1の時間T1を経過していない場合はステップ7bに戻り、第1の時間T1を経過している場合は、ステップ10bにおいて、音声ROM33が制御され、音声ROM33より警告音声信号S2が出力される。
【0041】かかる警告音声信号S2は、前述の実施例と同様に、増幅器34を介して親機スピーカ35へ、子機I/F回路31、伝送路L1および親機I/F回路21を介して子機スピーカ22へそれぞれ伝送される。これにより、親機スピーカ35および子機スピーカ22からそれぞれ警告音声が出力され、敷地内に居る不審者に対して警告がなされると共に、住戸の住人に対して住戸の敷地内に不審者が居ることが報知される。
【0042】[実施例2]図4は、本発明のインターホン装置の他の実施例に係るブロック図、図5は、同インターホン装置におけるフローチャートを示している。なお、図4および図5において、図1および図2と共通する部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0043】実施例2においては、子機2aの親機I/F回路21にカメラ装置23がさらに接続され、テレビドアホン親機3aの親機CPU32にモニタ装置37がさらに接続されている。
【0044】実施例2においては、実施例1と同様に、親機CPU32において人体検知信号S1が検出されると(ステップ2c)、タイマ36によるカウントが開始され(ステップ4c)、ステップ5cにおいて、タイマ36によるカウントの値が第1の時間T1を経過していない場合はステップ2cに戻り、第1の時間T1を経過している場合は、音声ROM33が制御され、音声ROM33より警告音声信号S2が出力される(ステップ6c)。
【0045】かかる警告音声信号S2は、前述の実施例1と同様に、増幅器34を介して親機スピーカ35へ、子機I/F回路31、伝送路L1および親機I/F回路21を介して子機スピーカ22へそれぞれ伝送される。これにより、親機スピーカ35および子機スピーカ22からそれぞれ警告音声が出力され、敷地内に居る不審者に対して警告がなされると共に、住戸の住人に対して住戸の敷地内に不審者が居ることが報知される。
【0046】また、これと同時に、カメラ装置23およびモニタ装置37が制御されると共に、親機CPU32からモニタ起動信号S4が出力され、このモニタ起動信号S4がモニタ装置37へ伝送される(ステップ7c)。これにより、カメラ装置23で撮像された不審者の映像がモニタ装置37に表示される。
【0047】図6は、実施例2のインターホン装置の他の実施例における親機CPUのフローチャートを示している。なお、同図において、図1〜図5と共通する部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0048】この実施例においては、前述の実施例(図3の実施例)と同様に、ステップ5dにおいて、タイマ36によるカウントの値が第2の時間T2を経過していない場合はステップ2dに戻り、第2の時間T2を経過している場合は、音声ROM33が制御され、音声ROM33より予備警告音声信号S3が出力され(ステップ6d)、この予備警告音声信号S3は、増幅器34を介して親機スピーカ35へ伝送される。これにより、親機スピーカ35警告音声が出力され、住戸の住人に対して住戸の敷地内に不審者が居ることが報知され、予め住戸の住人に対して注意が喚起される。
【0049】また、ステップ7dにおいて、親機CPU32において人体検知信号S1が検出されないと、タイマ36がリセットされて(ステップ3d)、ステップ2dに戻り、親機CPU32において人体検知信号S1が検出されると(ステップ7d)、タイマ36によるカウントが継続され(ステップ8d)、ステップ9dにおいて、タイマ36によるカウントの値が第1の時間T1を経過していない場合はステップ7dに戻り、第1の時間T1を経過している場合は、音声ROM33が制御され、音声ROM33より警告音声信号S2が出力される(ステップ10d)。
【0050】かかる警告音声信号S2は、前述の実施例(図5の実施例)と同様に、親機スピーカ35および子機スピーカ22へそれぞれ伝送され、これにより、親機スピーカ35および子機スピーカ22からそれぞれ警告音声が出力され、敷地内に居る不審者に対して警告がなされると共に、住戸の住人に対して住戸の敷地内に不審者が居ることが報知される。また、これと同時に、モニタ起動信号S4がモニタ装置37へ伝送され(ステップ11d)、これにより、カメラ装置23で撮像された不審者の映像がモニタ装置37に表示される。
【0051】[実施例3]図7は、本発明のインターホン装置を集合住宅に適用した場合の実施例を示している。
【0052】同図において、実施例3に係るインターホン装置は、集合住宅のエントランス5に設置される人体検知センサ51、外設スピーカ52および集合玄関機6と、集合住宅の各居室にそれぞれ設置される居室機7a、7b、…と、管理室等の共用部に設置される管理室親機8および制御機9とを備えている。
【0053】集合玄関機6は、幹線L2とのインターフェース回路である集合玄関機幹線I/F回路61と、集合玄関機6の制御を行う集合玄関機CPU62と、集合玄関機スピーカ63と、集合玄関機スピーカ63を駆動させる集合玄関機スピーカ駆動回路64とを備えている。ここで、集合玄関機CPU62は、集合玄関機幹線I/F回路61および集合玄関機スピーカ駆動回路64に接続され、集合玄関機スピーカ駆動回路64には集合玄関機スピーカ63および外設スピーカ52が接続されている。
【0054】管理室親機8は、幹線L2とのインターフェース回路である管理室親機幹線I/F回路81と、管理室親機CPU82と、音声を出力する管理室親機スピーカ83と、管理室親機スピーカ83を駆動させる管理室親機スピーカ駆動回路84と、音声が出力している居室の部屋番号を表示する表示装置85とを備えている。ここで、管理室親機CPU82は、管理室親機幹線I/F回路81、管理室親機スピーカ駆動回路84および表示装置85に接続され、管理室親機幹線I/F回路81には幹線L2が、管理室親機スピーカ駆動回路84には管理室親機スピーカ83がそれぞれ接続されている。
【0055】制御機9は、幹線L2とのインターフェース回路である制御機幹線I/F回路91と、制御機9の制御を行う制御機CPU92と、音声警報音の音源である音声ROM93と、人体検知センサ51とのインターフェース回路である人体検知センサI/F回路94と、タイマ95とを備えている。ここで、制御機CPU92は、制御機幹線I/F回路91、音声ROM93、人体検知センサI/F回路94およびタイマ95に接続され、人体検知センサI/F回路94には人体検知センサ51が、音声ROM93には制御機幹線I/F回路91を介して幹線L2がそれぞれ接続されている。
【0056】次に、このような構成のインターホン装置の動作について、図8〜図10のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、図7〜図10において、図1〜図6と共通する部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0057】図7において、集合住宅のエントランス5に不審者が侵入すると、人体検知センサ51から人体検知信号S5が発信され、この人体検知信号S5が人体検知センサI/F回路94を経由して制御機CPU92へ伝達される。ここで、図8のステップ2eにおいて、制御機CPU92に対する人体検知信号S5の入力の有無が判断され、制御機CPU92において人体検知信号S5が検出されないと、タイマ95がリセットされて(ステップ3e)、ステップ2eに戻り、制御機CPU92において人体検知信号S5が検出されると(ステップ2e)、タイマ95によるカウントが開始される(ステップ4e)。
【0058】そして、ステップ5eにおいて、タイマ95によるカウントの値が第1の時間T1を経過していない場合は、ステップ2eに戻り、第1の時間T1を経過している場合は、ステップ6eにおいて、音声ROM93が制御され、音声ROM93より警告音声信号S6が出力される。
【0059】かかる警告音声信号S6は、制御機幹線I/F回路91、幹線L2および集合玄関機幹線I/F回路61を経由して集合玄関機CPU62へ伝達される(ステップ7e)。
【0060】ここで、図9のステップ2fにおいて、集合玄関機CPU62に対する警告音声信号S6の入力の有無が判断され、集合玄関機CPU62において警告音声信号S6が検出されないと、ステップ2fに戻り、集合玄関機CPU62において警告音声信号S6が検出されると、集合玄関機CPU62から起動信号S7が出力され(ステップ3f)、このこの起動信号S7が集合玄関機スピーカ駆動回路64を介して集合玄関機スピーカ63および外設スピーカ52へそれぞれ伝送される。
【0061】これにより、集合玄関機スピーカ63および外設スピーカ52から警告音声が出力される。
【0062】また、ステップ7eにおいて、警告音声信号S6を出力した制御機CPU92は、ステップ8eにおいて、管理室親機8に警告信号S8を出力する。
【0063】かかる警告信号S8は、制御機幹線I/F回路91、幹線L2および管理室親機幹線I/F回路81を経由して管理室親機CPU82へ伝達される。
【0064】ここで、図10のステップ2gにおいて、管理室親機CPU82対する警告信号S8の入力の有無が判断され、管理室親機CPU82において警告信号S8が検出されると、管理室親機CPU82から管理室警報信号S10およびエントランス信号S9が出力され、前者の管理室警報信号S10が管理室親機スピーカ駆動回路84を介して管理室親機スピーカ83へ伝送され、また、後者のエントランス信号S9が表示装置85へ伝送される(ステップ3g)。
【0065】これにより、管理室親機スピーカ83から警告音声が出力され、また、表示装置85にエントランス5に不審者が存在している旨が表示される。
【0066】図11は、実施例3のインターホン装置の他の実施例における制御器CPUのフローチャートを示している。なお、同図において、図7〜図10と共通する部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0067】この実施例においては、制御機CPU92において人体検知信号S5が検出されると(ステップ2h)、タイマ95によるカウントが開始され(ステップ4h)、ステップ5hにおいて、タイマ95によるカウントの値が第2の時間T2を経過していない場合はステップ2hに戻り、第2の時間T2を経過している場合は、音声ROM93が制御され、音声ROM93より予備警告音声信号S11が出力される(ステップ6h)。
【0068】かかる予備警告音声信号S11は、前述の警告信号S8と同様の経路を経由して管理室親機CPU82へ伝達され、ひいては、管理室親機CPU82の制御により、管理室親機スピーカ83から警告音声が出力される。これにより、エントランス5内に不審者が居ることが報知され、予め集合住宅の管理人に対して注意が喚起される。
【0069】次に、ステップ7hにおいて、制御機CPU92対する人体検知信号S5の入力の有無が判断され、制御機CPU92において人体検知信号S5が検出されないと、タイマ95がリセットされて(ステップ3h)、ステップ2hに戻り、制御機CPU92において人体検知信号S5が検出されると(ステップ7h)、タイマ95によるカウントが継続される(ステップ8h)。
【0070】そして、ステップ9hにおいて、タイマ95によるカウントの値が第1の時間T1を経過していない場合はステップ7hに戻り、第1の時間T1を経過している場合は、ステップ10hにおいて、音声ROM93が制御され、音声ROM93より警告音声信号S6が出力される。
【0071】かかる警告音声信号S6は、前述の実施例(図9の実施例)と同様にして、集合玄関機6へ伝送される(ステップ11h)。これにより、前述の実施例と同様に、集合玄関機スピーカ63および外設スピーカ52から警告音声が出力される。
【0072】また、ステップ10hにおいて、警告音声信号S6を出力した制御機CPU92は、ステップ12hにおいて、警告信号S8を出力する。
【0073】かかる警告信号S8は、前述の実施例(図10の実施例)と同様にして、管理室親機8へ伝送される(ステップ12h)。これにより、前述の実施例と同様に、管理室親機スピーカ83から警告音声が出力され、また、表示装置85にエントランス5に不審者が存在している旨が表示される。
【0074】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明のインターホン装置によれば、人体検知センサにより不審者の存在を認識して住戸の住人や集合住宅の管理人に対して通知することができ、また、不審者に対しては警告音の発報により威嚇することができることから、不審者の住戸内や集合玄関のエントランス内への侵入を未然に防止することができる。




 

 


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