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発明の名称 プレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システム及びそのプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−303255(P2003−303255A)
公開日 平成15年10月24日(2003.10.24)
出願番号 特願2002−105519(P2002−105519)
出願日 平成14年4月8日(2002.4.8)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武 (外2名)
【テーマコード(参考)】
5B019
【Fターム(参考)】
5B019 GA10 KA04 
発明者 高野 一利
要約 課題
携帯端末から行う予定の変更や取り消しをスケジュール管理システムに反映させ、変更に要するユーザの負担を軽減する。

解決手段
ユーザ管理処理部111が、ユーザの意志決定により設定される、3つのプレゼンスを保持し、予定情報処理部112がユーザのログインを受信してスケジュール管理システム4からスケジュールを取得し、経路情報処理部114が、取得したスケジュールにある予定時刻、予定場所などの情報と経路探索システム5を用いて、ユーザの現在地から次の予定場所までの経路情報と予定に間に合うための出発時刻を計算する。通知処理部113が、予定変更ためのユーザの意思表示を受け、システム内で保持しているプレゼンスと出発時刻、予定開示時刻、予定終了時刻を加味して予定情報をユーザの携帯端末に通知する。
特許請求の範囲
【請求項1】 携帯端末、スケジュール管理システム、経路探索システムとは通信網を介して接続される、プレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システムであって、前記携帯端末を介して発せられるユーザIDに基づき前記スケジュール管理システムから該当するユーザスケジュールを取得する予定情報処理手段と、前記ユーザスケジュールの予定開始時点において、予定場所と予定開始時刻を抽出し、前記経路探索システムから前記予定開始時刻に最適な出発時刻と移動経路情報を計算して出力する経路情報処理手段と、前記移動経路情報並びに出発時刻を含むスケジュールをユーザの意思決定により設定されるプレゼンス変更時刻に前記携帯端末へ配信する通知処理手段と、を備えたことを特徴とするプレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システム。
【請求項2】 前記通知処理手段は、前記携帯端末を介して「前の予定を延長する」ユーザの意思決定を受け、前記経路情報処理手段から再計算された次の予定の出発時刻を受信し、前記次の予定の出発時刻を延長可能な終了時間に設定して前記予定情報処理手段に対して予定終了時刻の変更を依頼し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知すると共に、前記プレゼンスに「仕事」をセットして前記要求のあった携帯端末へスケジュールを通知することを特徴とする請求項1に記載のプレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システム。
【請求項3】 前記通知処理手段は、前記携帯端末を介して通知される「次の予定の延長を行う」ユーザの意思表示を受けて警告を通知し、前記携帯端末を介し、「予定を後にシフトする」ユーザの意思表示を受けたときに、前記予定情報処理手段へ予定終了時刻変更と次の予定開始時刻変更を依頼し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知して前記プレゼンスを「仕事」にセットして前記携帯端末に予定を通知し、前記携帯端末を介し「次の予定を取り消す」ユーザの意思表示を受けたときに、前記予定情報処理手段へ、予定終了時刻変更、次の予定取り消し、次々の予定取り消しを依頼すると共に、前記経路情報処理手段から出発時刻を取得して当該出発時刻を延長可能な終了時間に設定し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知すると共に、前記プレゼンスを「仕事」にセットして前記携帯端末に予定を通知すること、を特徴とする請求項1に記載のプレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システム。
【請求項4】 前記通知処理手段は、前記携帯端末を介して通知される出発時刻に「乗り遅れ」を示すユーザの意思表示を受けて、前記経路情報処理手段から再計算された現在時刻を起点とした出発時刻を受信し、前回の出発時刻と今回の出発時刻の差を遅刻時間とする警告を通知し、前記携帯端末を介し、「予定を後にシフトする」ユーザの意思表示を受けたときに、前記予定情報処理手段に予定終了時刻変更を依頼し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知すると共に、前記経路情報処理手段から経路情報を取得して前記携帯端末へ出発時刻を通知し、前記携帯端末を介し、「予定を取り消す」ユーザの意思表示を受けたときに、前記予定処理手段へ、予定取り消し、次の予定取得を依頼し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知して前記プレゼンスに「待機」をセットし、前記携帯端末に対し次の予定を通知すること、を特徴とする請求項1に記載のプレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システム。
【請求項5】 前記通知処理手段は、前記携帯端末を介して通知される予定の開始確認に基づき「何もしない」ユーザの意思表示を受けて前記携帯端末に警告を通知し、前記携帯端末を介して「予定を取り消す」ユーザの意思表示を受けて、前記予定情報処理手段に、予定取り消し、次の予定取得を依頼し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知すると共に、前記プレゼンスに「待機」をセットし、前記携帯端末へ前記取得した次の予定を通知し、前記携帯端末を介して「次の出発時刻まで待つ」ユーザの意思表示を受けて、前記予定情報処理手段へ次の予定取り消しを依頼し、次の予定取得後、前記経路情報処理手段から得られる再計算された次の予定の出発時刻を前記開始確認のための終了時間に設定し、前記携帯端末へその開始確認を通知し、前記携帯端末を介して「次の予定を取り消す」ユーザの意思表示を受けて、前記予定処理手段に次の予定取り消し、次々の予定取得を依頼し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知し、前記経路情報処理手段から得られる再計算された次々の予定の出発時間を前記開始確認のための終了時刻に設定し、前記携帯端末へその開始確認を通知すること、を特徴とする請求項1に記載のプレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システム。
【請求項6】 携帯端末、スケジュール管理システム、経路探索システムとは通信網を介して接続される、プレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システムに用いられるプレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更プログラムであって、前記携帯端末を介して発せられるユーザIDに基づき前記スケジュール管理システムから該当するユーザスケジュールを取得する予定情報処理ステップと、前記ユーザスケジュールの予定開始時点において、予定場所と予定開始時刻を抽出し、前記経路探索システムから前記予定開始時刻に最適な出発時刻と移動経路情報を計算して出力する経路情報処理ステップと、前記移動経路情報並びに出発時刻を含むスケジュールをユーザの意思決定により設定されるプレゼンス変更時刻に前記携帯端末へ配信する通知処理ステップと、をコンピュータに実行させるプレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更プログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、携帯端末を用い社内のグループウェアをアクセスしてスケジュール管理する際に用いて好適な、プレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システム及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスケジュール管理システムは、予定が近づいたことを知らせるアラーム(予定通知)機能を事前に人手により設定する必要がある。例えば、会議開始の30分前に予定が近づいたことを音やポップアップメッセージで知らせる。
【0003】ところで、オフィスにあるデスクトップPC等、スケジュール管理システムにアクセスして常にスケジュールが確認、変更できる状況にあれば、予定通知時刻の変更や再設定は可能である。しかしながら、ノートPCやPDA(Personal Digital Assistants)等、外出先で携帯端末を利用する場合、煩雑な手順を経なければ社内のスケジュール管理システムを利用することができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】外出先から社内への通信環境は、社内での通信環境と比べると非常に貧弱であり、予定通知時刻の変更や再設定が困難である。また、携帯端末の場合、スケジュール管理システムの予定通知時刻を再設定、もしくは把握することは貧弱な表示機能と入力装置のため非常に困難である。また、スケジュール通り予定が進まなかった場合、予定の変更や関係者への通知、キャンセル等を人手で行う場合がある。予定が長引いた場合、次の予定に影響を与えない範囲で予定の延長が可能であるか知るには、複数の予定を手作業で参照して検討する必要があり、作業に手間を要していた。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、スケジュール管理システムからユーザスケジュールを抽出し、当該スケジュールに従い経路探索システムから移動のために最適な経路情報並びに時刻情報を得、この経路情報並びに時刻情報を含むスケジュールをユーザの意思決定により設定されるプレゼンス変更時刻に携帯端末へ配信することにより、スケジュール情報の二重投入を不要とし、開始時刻の誤認や予定終了時間超過などスケジュールの消化に悪影響を及ぼす事態を未然に防ぐことのできる、プレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システム及びそのプログラムを提供することを目的とする。また、現在時刻と次の予定開始時刻と出発時間とを加味して経路情報を再探索した結果を通知し、ユーザに携帯端末を介し、変更、取り消しのための契機を与え、当該変更、取り消しした予定を反映させることのできるプレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システム及びそのプログラムを提供することも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決するために本発明は、携帯端末、スケジュール管理システム、経路探索システムとは通信網を介して接続される、プレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システムであって、前記携帯端末を介して発せられるユーザIDに基づき前記スケジュール管理システムから該当するユーザスケジュールを取得する予定情報処理手段と、前記ユーザスケジュールの予定開始時点において、予定場所と予定開始時刻を抽出し、前記経路探索システムから前記予定開始時刻に最適な出発時刻と移動経路情報を計算して出力する経路情報処理手段と、前記移動経路情報並びに出発時刻を含むスケジュールをユーザの意思決定により設定されるプレゼンス変更時刻に前記携帯端末へ配信する通知処理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明において、前記通知処理手段は、前記携帯端末を介して「前の予定を延長する」ユーザの意思決定を受け、前記経路情報処理手段から再計算された次の予定の出発時刻を受信し、前記次の予定の出発時刻を延長可能な終了時間に設定して前記予定情報処理手段に対して予定終了時刻の変更を依頼し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知すると共に、前記プレゼンスに「仕事」をセットして前記要求のあった携帯端末へスケジュールを通知することを特徴とする。
【0008】また、本発明において、前記通知処理手段は、前記携帯端末を介して通知される「次の予定の延長を行う」ユーザの意思表示を受けて警告を通知し、前記携帯端末を介し、「予定を後にシフトする」ユーザの意思表示を受けたときに、前記予定情報処理手段へ予定終了時刻変更と次の予定開始時刻変更を依頼し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知して前記プレゼンスを「仕事」にセットして前記携帯端末に予定を通知し、前記携帯端末を介し「次の予定を取り消す」ユーザの意思表示を受けたときに、前記予定情報処理手段へ、予定終了時刻変更、次の予定取り消し、次々の予定取り消しを依頼すると共に、前記経路情報処理手段から出発時刻を取得して当該出発時刻を延長可能な終了時間に設定し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知すると共に、前記プレゼンスを「仕事」にセットして前記携帯端末に予定を通知すること、を特徴とする。
【0009】また、本発明において、前記通知処理手段は、前記携帯端末を介して通知される出発時刻に「乗り遅れ」を示すユーザの意思表示を受けて、前記経路情報処理手段から再計算された現在時刻を起点とした出発時刻を受信し、前回の出発時刻と今回の出発時刻の差を遅刻時間とする警告を通知し、前記携帯端末を介し、「予定を後にシフトする」ユーザの意思表示を受けたときに、前記予定情報処理手段に予定終了時刻変更を依頼し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知すると共に、前記経路情報処理手段から経路情報を取得して前記携帯端末へ出発時刻を通知し、前記携帯端末を介し、「予定を取り消す」ユーザの意思表示を受けたときに、前記予定処理手段へ、予定取り消し、次の予定取得を依頼し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知して前記プレゼンスに「待機」をセットし、前記携帯端末に対し次の予定を通知すること、を特徴とする。
【0010】また、本発明において、前記通知処理手段は、前記携帯端末を介して通知される予定の開始確認に基づき「何もしない」ユーザの意思表示を受けて前記携帯端末に警告を通知し、前記携帯端末を介して「予定を取り消す」ユーザの意思表示を受けて、前記予定情報処理手段に、予定取り消し、次の予定取得を依頼し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知すると共に、前記プレゼンスに「待機」をセットし、前記携帯端末へ前記取得した次の予定を通知し、前記携帯端末を介して「次の出発時刻まで待つ」ユーザの意思表示を受けて、前記予定情報処理手段へ次の予定取り消しを依頼し、次の予定取得後、前記経路情報処理手段から得られる再計算された次の予定の出発時刻を前記開始確認のための終了時間に設定し、前記携帯端末へその開始確認を通知し、前記携帯端末を介して「次の予定を取り消す」ユーザの意思表示を受けて、前記予定処理手段に次の予定取り消し、次々の予定取得を依頼し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知し、前記経路情報処理手段から得られる再計算された次々の予定の出発時間を前記開始確認のための終了時刻に設定し、前記携帯端末へその開始確認を通知すること、を特徴とする。
【0011】本発明によれば、ユーザが予定上どのような状態にあるかを表現するために、「仕事」、「待機」、「移動」の3つのプレゼンスを保持する。予定情報処理部は、ユーザがシステムにログインすると、スケジュール管理システムからスケジュールを取得し、経路情報処理部が、取得したユーザのスケジュールにある予定時刻、予定場所などの情報と経路探索システムを用いて、ユーザの現在地から次の予定場所までの経路情報と予定に間に合うための出発時刻を計算する。そして、通知処理部が、システム内で保持しているプレゼンスと出発時刻、予定開示時刻、予定終了時刻を加味して予定情報をユーザの携帯端末に通知する。
【0012】通知処理部は、更に、予定変更、取り消しのためのユーザの意思表示を受けて、現時刻と次の予定開始時刻と出発時刻を加味して経路情報を再探索することを指示し、要求のあった携帯端末に、他の予定に及ぼす影響を最小限とする情報を通知する。また、携帯端末に通知する予定情報の中に、ユーザの意志(予定変更取消)を表明する項目を上記に従い計算し、僅かな操作で携帯端末からの予定変更取消を可能にし、スケジュール反映させることができる。すなわち、ユーザの意志(予定変更取り消し)を反映した予定情報をスケジュール管理システムに提供すると共に、予定の参加者と管理者に対して変更取消が発生した旨を自動的に通知する。
【0013】上記した課題を解決するために本発明は、携帯端末、スケジュール管理システム、経路探索システムとは通信網を介して接続される、プレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システムに用いられるプレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更プログラムであって、前記携帯端末を介して発せられるユーザIDに基づき前記スケジュール管理システムから該当するユーザスケジュールを取得する予定情報処理ステップと、前記ユーザスケジュールの予定開始時点において、予定場所と予定開始時刻を抽出し、前記経路探索システムから前記予定開始時刻に最適な出発時刻と移動経路情報を計算して出力する経路情報処理ステップと、前記移動経路情報並びに出発時刻を含むスケジュールをユーザの意思決定により設定されるプレゼンス変更時刻に前記携帯端末へ配信する通知処理ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のプレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システムを実現する通信インフラの構成を説明するために引用した図である。図1において、1は、本発明のプレゼンス対応型情報連動予定通知システム(以下、単に予定通知システム1という)であり、所在地DB11、ユーザDB12、通知DB13の各種データベースを含む。このプレゼンス対応型情報連動予定通知システムが、上述のプレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システムに相当する。2は携帯端末であり、IP(Internet Protocol)ネットワーク等の通信網3を介して予定通知システム1に接続される。4はスケジュール管理システム、5は同じく経路探索システムであり、IPネットワーク等の通信網あるいは専用の社内通信網6を介し、予定通知システム1に接続される。
【0015】予定通知システム1は、携帯端末を介して発せられるユーザIDに基づきスケジュール管理システム4から該当するユーザスケジュールを取得し、ユーザスケジュールの予定開始時点において、予定場所と予定開始時刻を抽出し、経路探索システム5から予定開始時刻に最適な出発時刻と移動経路情報を得、この移動経路情報並びに出発時刻を含むスケジュールをユーザの意思決定により設定されるプレゼンス変更時刻に要求のあった携帯端末へ配信する。
【0016】具体的には、図2に基本動作シーケンス図が示されるように、予定通知システム1は、携帯端末2を介してユーザIDを受信して当該ユーザIDに相当するユーザ情報をスケジュール管理システム4に供給する(a、b)。そしてスケジュール管理システム4からユーザスケジュールを抽出し(c)、当該スケジュールに従い経路探索システム5から移動のために最適な経路情報並びに時刻情報を得(d、e)、経路情報並びに時刻情報を含む予定情報をプレゼンス変更時刻に携帯端末2へ配信する(f)。
【0017】一方、携帯端末2を介してユーザから変更要求が発せられた場合(g)、スケジュール管理システム4に対してスケジュール変更を指示すると共に、次のスケジュール取得要求を発行し(h)、一方、経路探索システム5に対し、再経路探索要求を発行する(h’)。そして、スケジュール管理システム4から次のスケジュールを得(i)、また、経路探索システム5から再経路探索結果を得(i’)、要求のあった携帯端末2に対して新予定情報を通知する(j)。また、予定の参加者、予定の管理者の携帯端末2に対しても変更通知を行う(k)。なお、図2で各矢印に付された英数記号は、図1に示される矢印に付されたそれぞれに対応するものとする。
【0018】図3は、図1に示す予定通知システムの内部構成を機能展開して示したブロック図である。以下に示す各ブロックは、具体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成され、CPUがメモリに記録されたプログラムを読み出し実行することによりそのブロックが持つ機能を実現するものとする。
【0019】本発明のプレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システムは、ユーザ管理処理部111と、予定情報処理部112と、通知処理部113と、経路情報処理部114で構成される。
【0020】ユーザ管理処理部111は、ユーザが予定上どのような状態にあるかを表現するために、「仕事」、「待機」、「移動」の3つのレゼンスを保持し、その遷移を制御する機能を持つ。また、予定情報処理部112は、携帯端末2を介して発せられるユーザIDに基づきスケジュール管理システム4から該当するユーザスケジュールを取得する機能を持ち、経路情報処理部114は、ユーザスケジュールの予定開始時点において、予定場所と予定開始時刻を抽出し、経路探索システム5から予定開始時刻に最適な出発時刻と移動経路情報を計算して出力する機能を持つ。
【0021】一方、通知処理部113は、移動経路情報並びに出発時刻を含むスケジュールをユーザの意思決定により設定されるプレゼンス変更時刻に携帯端末2へ配信する機能を持ち、例えば、携帯端末2を介して「前の予定を延長する」ユーザの意思決定を受け、経路情報処理部114から再計算された次の予定の出発時刻を受信し、次の予定の出発時刻を延長可能な終了時間に設定して予定情報処理部112に対して予定終了時刻の変更を依頼し、プレゼンスに「仕事」をセットして携帯端末2へスケジュールを通知する。
【0022】通知処理部113は、携帯端末2を介して通知される「次の予定の延長を行う」ユーザの意思表示を受けて警告を通知し、携帯端末2を介し、「予定を後にシフトする」ユーザの意思表示を受けたときに、予定情報処理部112へ予定終了時刻変更と次の予定開始時刻変更を依頼し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知すると共にプレゼンスを「仕事」にセットして携帯端末2に予定を通知する。一方、携帯端末2を介し「次の予定を取り消す」ユーザの意思表示を受けたときに、予定情報処理部112へ、予定終了時刻変更、次の予定取り消し、次々の予定取り消しを依頼すると共に、経路情報処理部114から出発時刻を取得して当該出発時刻を延長可能な終了時間に設定し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知すると共に、プレゼンスを「仕事」にセットして携帯端末2に予定を通知する。
【0023】通知処理部113は、また、携帯端末2を介して通知される出発時刻に「乗り遅れ」を示すユーザの意思表示を受けて、経路情報処理部114から再計算された現在時刻を起点とした出発時刻を受信して前回の出発時刻と今回の出発時刻の差を遅刻時間とする警告を通知する。そして、携帯端末2を介し、「予定を後にシフトする」ユーザの意思表示を受けたときに、予定情報処理部112に予定終了時刻変更を依頼し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知すると共に、経路情報処理部114から経路情報を取得して携帯端末2へ出発時刻を通知する。一方、携帯端末2を介し、「予定を取り消す」ユーザの意思表示を受けたときに、予定情報処理部112へ、予定取り消し、次の予定取得を依頼し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知してプレゼンスに「待機」をセットし、携帯端末2に対し次の予定を通知する。
【0024】通知処理部113は、更に、携帯端末2を介して通知される予定の開始確認に基づき「何もしない」ユーザの意思表示を受けて携帯端末2に警告を通知する。そして、携帯端末2を介して「予定を取り消す」ユーザの意思表示を受けて、予定情報処理部112に、予定取り消し、次の予定取得を依頼し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知すると共に、プレゼンスに「待機」をセットし、携帯端末2へ取得した次の予定を通知する。
【0025】一方、携帯端末2を介して「次の出発時刻まで待つ」ユーザの意思表示を受けて、予定情報処理部112へ次の予定取り消しを依頼し、次の予定取得後、経路情報処理部114から得られる再計算された次の予定の出発時刻を開始確認のための終了時間に設定し、携帯端末2へその開始確認を通知する。また、携帯端末2を介して「次の予定を取り消す」ユーザの意思表示を受けて、予定情報処理部112に次の予定取り消し、次々の予定取得を依頼し、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知し、経路情報処理部114から得られる再計算された次々の予定の出発時間を開始確認のための終了時刻に設定し、携帯端末2へその開始確認を通知する。
【0026】所在地DB12、ユーザDB13、通知DB14のデータフィールド構造を図4に示す。所在地DB12は、場所、最寄り駅、駅からの所要時間の各データフィールドから成る。また、ユーザDB13は、ユーザID、パスワード、スケジュール管理システム4にアクセスするためのID、スケジュール管理システム用パスワード、プレゼンス、現在地、予定管理者の連絡先の各データフィールドから成る。更に、通知DB14は、ユーザID、予定件名、予定場所、予定開始時刻、予定終了時刻、予定参加者の連絡先、次予定案件名、次予定場所、次予定開始時刻、次予定終了時刻、次予定参加者の連絡先、出発時刻、到着時刻、経路情報の各データフィールドから成る。
【0027】図5〜図12は、本発明のプレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システムの動作を説明するために引用した図である。図5〜図7は、ユーザプレゼンスの状態遷移例、図8〜図12は、それぞれの遷移例に対応した表示画面の遷移を示す。以下、図5〜図12を参照しながら説明する。
【0028】ユーザプレゼンスの状態遷移の一例を図5に示す。予定通知システム1のユーザ情報管理部111は、ユーザのスケジュールから、「仕事」、「待機」、「移動」の3つのプレゼンスを遷移、保持している。「仕事」は、ユーザが予定通り仕事を行っている状態を示し、予定終了時刻に次の予定が通知されることによりユーザプレゼンスが「待機」に遷移する。「待機」は、ユーザが予定の仕事を終え、次の予定場所への移動を待っている状態を示し、予定場所への出発時刻に出発時刻と経路が通知されることによりユーザプレゼンスが「移動」に遷移する。「移動」は、ユーザが予定場所へ移動中の状態を示し、予定開始時刻に予定開始、終了時刻等が通知されることによりユーザプレゼンスが「仕事」に遷移する。なお、デフォルト状態において、ユーザプレゼンスは「仕事」から始まり、「待機」で終了するものとする。
【0029】ユーザプレゼンスにおける他の状態遷移の例を図6に示す。図5に示す遷移は自動であったのに対し、図6に示す状態遷移は、ユーザの意思表示による。すなわち、予定通知システム1は、ユーザのスケジュールから、「仕事」、「待機」、「移動」の3つのプレゼンスを保持し、例えば、予定より早く行動したい等、ユーザの意思に連動して自動的にプレゼンスを遷移させている。
【0030】すなわち、「仕事」は、ユーザが予定通り仕事を行っている状態を示し、ユーザは、「予定が早く終了したので次の情報が欲しい」と意思表明したときに、次の予定が通知されることによりユーザプレゼンスが「待機」に遷移する。「待機」は、ユーザが予定の仕事を終え、次の予定場所への移動を待っている状態を示し、ユーザは「予定より早く出発したい」と意思表明したときに、出発時刻と経路を再計算して通知されることによりユーザプレゼンスが「移動」に遷移する。「移動」は、ユーザが予定場所へ移動中の状態を示し、ユーザは、「開始時刻より早く予定を開始したい」と意思表示したときに、予定開始時刻を変更して開始、終了時刻等が通知されることによりユーザプレゼンスが「仕事」に遷移する。
【0031】ユーザプレゼンスにおける更に他の状態遷移の例を図7に示す。ここでは、予定通知システム1は、ユーザのスケジュールから、「仕事」、「待機」、「移動」の3つのプレゼンスを保持し、例えば、予定通り行動がなされていない場合のユーザの意思を反映してプレゼンスを遷移させている。
【0032】すなわち、「仕事」は、ユーザが予定通り仕事を行っている状態を示し、ユーザは、「まだ予定が開始していない」と意思表明したときに、ユーザに予定開始時刻を問合せて開始時刻の変更または予定を取り消すことによりユーザプレゼンスが「移動」に遷移する。「移動」は、ユーザが予定場所へ移動中の状態を示し、ユーザは、「まだ移動できない」と意思表示したときに、次の予定を変更または取り消し、出発時刻と経路を再探索して、新たな出発時刻と経路を通知したときに、ユーザプレゼンス「待機」に遷移する。「待機」は、ユーザが予定の仕事を終え、次の予定場所への移動を待っている状態を示し、ユーザは「まだ予定が終了していない」と意思表明したときに、終了時刻を再設定または次の予定を取り消し、終了時刻等を通知したときにユーザプレゼンス「仕事」に遷移する。
【0033】図5、図6、図7の状態遷移のそれぞれに対応して表示される携帯画面への表示イメージの遷移を、図8、図9、図10〜図12に示す。図10〜図12は、いずれも予定通り行動していないユーザの意思を反映した異常系の画面イメージを示したものであり、ユーザプレゼンスの状態遷移で説明した終了遅れ、電車等への乗り遅れ、開始遅れのそれぞれの場合における画面イメージが示されている。図中、丸枠内に付された番号は、画面が遷移する順番を示し、画面下にアンダラインが付されてある部分が選択指定されることにより、ユーザの意思が反映される。
【0034】図13〜図27は、図1、図3、図4に示す本発明実施形態の動作を説明するために引用した詳細動作シーケンス図であり、いずれも、プレゼンス遷移時における、携帯端末2、予定通知システム1(ユーザDB13、通知処理部113、通知DB14、予定情報処理部112、経路情報処理部114、所在地DB15)、経路探索システム5、スケジュール管理システムの動作シーケンスを示す。
【0035】図13は、「開始」→「仕事」→「待機」への自動系のプレゼンス遷移、図14は、「待機」→「移動」への自動系のプレゼンス遷移、図15は、「移動」→「仕事」→「待機」→「終了」への自動系のプレゼンス遷移における動作シーケンスを示す。また、図16は、「待機」→「移動」への意思系のプレゼンス遷移、図17は、「移動」→「仕事」への意思系のプレゼンス遷移、図18は、「仕事」→「待機」への意思系のプレゼンス遷移を示す。
【0036】更に、図19は、「待機」→「仕事1」への異常系終了遅れの場合におけるプレゼンス遷移、図20は、「待機」→「仕事2」への異常系終了遅れの場合におけるプレゼンス遷移、図21は、「待機」→「仕事2’」への異常系終了遅れの場合におけるプレゼンス遷移、図22は、「移動」→「待機1」への異常系乗り遅れの場合におけるプレゼンス遷移、図23は、「移動」→「待機1’」への異常系乗り遅れの場合におけるプレゼンス遷移を示す。また、図24は、「仕事」→「移動1」への異常系開始遅れの場合におけるプレゼンス遷移、図25は、「仕事」→「移動2」への異常系開始遅れの場合におけるプレゼンス遷移、図26は、「仕事」→「移動2’」への異常系開始遅れの場合におけるプレゼンス遷移、図27は、「仕事」→「移動2’’」への異常系開始遅れの場合におけるプレゼンス遷移の動作シーケンスを示す。
【0037】図28〜図34は、図1、図3、図4に示す本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートであり、図28〜図32は通知処理部113、図33は予定情報処理部112、図34は経路情報処理部114の動作を示し、具体的にはいずれも本発明におけるプレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更プログラムの処理手順を示す。以下、図28〜図34に示すフローチャートを参照しながら、図1、図3、図4に示す本発明実施形態の動作について詳細に説明する。
【0038】図28において、通知処理部113は、まず、予定情報処理部112から予定情報登録完了を受信し(S281)、通知DB14から予定情報を取得する(S282)。そして、ユーザ管理処理部111を介してプレゼンスを「待機」に設定し(S283)、予定情報を要求のあった携帯端末2に通知する(S284)。次に、通知処理部113は、その予定情報から予定場所と開始時刻を抽出し(S285)、経路情報処理部5へその予定場所と開始時刻を送信する(S286)。そして、経路情報処理部114から出発時刻を受信(S287)して出発時刻か否かを判断する(S288)。
【0039】ここで時間監視を行い、出発時間に至った場合、通知DB14から経路情報を取得し(S289)、ユーザ管理処理部111を介してプレゼンスを「移動」に設定する(S290)。次に、出発時刻と経路情報を要求のあった携帯端末2に通知して(S291)、更に、予定開始時刻か否かを判断する(S292)ここでも時間監視を行い、予定開始時刻に至った場合、プレゼンスとして「仕事」をセットする(S293)。そして、開始時刻、終了時刻、仕事情報を、要求のあった携帯端末2に通知する(S294)。また、予定終了時刻か否かを判断し(S295)、時間監視の結果、予定終了時刻に至ったことが確認された場合、予定情報処理部112へ次のスケジュール取得を依頼して(S296)、ユーザから終了要求を受信するまでステップS281以降の処理を繰返す。
【0040】図29以降を使用して変更等ユーザの意思が反映される場合の通知処理部113の動作につき、携帯端末2へ次の予定を通知して以降の説明を行う。図29において、通知処理部113は、ユーザの意思表示につき携帯端末2を介して取り込み、ここでは、「前の予定を延長する」ユーザの意思決定を受け(S301、S302)、経路情報処理部114から再計算された次の予定の出発時刻を受信する(S303、S304)。そして、次の予定の出発時刻を延長可能な終了時間に設定して(S305)、携帯端末2へその終了時刻変更を通知し(S306)、更に、ユーザの意思決定をあおぐ(S307)。ここでは、ユーザが携帯端末2を介して「延長する」を選択し、これが取り込まれたものとする。このことにより、通知処理部113は、予定情報処理部112に対して予定終了時刻の変更を依頼し(S308)、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知する(S309)。そして、プレゼンスに「仕事」をセットして要求のあった携帯端末2へスケジュールを通知する(S310、S311)。
【0041】図30において、通知処理部113は、携帯端末2へ次の予定を通知(S321)して以降、ユーザの意思を取り込み(S322)、携帯端末2を介して通知される「次の予定の延長を行う」ユーザの意思表示を受けて警告を通知する(S323)。更に、携帯端末2を介し、「予定を××分だけ後にシフトする」ユーザの意思表示を受けたときに(S324)、予定情報処理部112へ予定終了時刻変更と次の予定開始時刻変更を依頼し(S325)、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知(S326)して前記プレゼンスを「仕事」にセット(S327)して携帯端末2に予定を通知する(S328)。
【0042】一方、S324にて携帯端末2を介し「次の予定を取り消す」ユーザの意思表示を受けたときに、通知処理部113は、予定情報処理部112へ、予定終了時刻変更、次の予定取り消し、次々の予定取り消しを依頼する(S329)と共に、経路情報処理部114から出発時刻を取得して当該出発時刻を延長可能な終了時間に設定し(S330、S331)、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知する(S326)と共に、プレゼンスを「仕事」にセット(S327)して携帯端末2に予定を通知する(S328)。
【0043】図31において、通知処理部113は、携帯端末2へ出発を通知(S341)して以降、ユーザに意志表示を促がす(S342)。ここで携帯端末2を介して通知される出発時刻に「乗り遅れ」を示すユーザの意思表示を受けて、経路情報処理部114から再計算された現在時刻を起点とした出発時刻を受信し(S343、S344)、前回の出発時刻と今回の出発時刻の差を遅刻時間とする警告を通知する(S345、S346)。
【0044】次に、携帯端末2を介し、「予定を後にシフトする」ユーザの意思表示を受けたときに(S347)、通知処理部113は、予定情報処理部112に予定終了時刻変更を依頼し(S348)、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知(S349)すると共に、経路情報処理部114から経路情報を取得(S350)して携帯端末2へ出発時刻を通知する(S351)。一方、S347において、携帯端末2を介し、「予定を取り消す」ユーザの意思表示を受けたときに、通知処理部113は、予定情報処理部112へ、予定取り消し、次の予定取得を依頼し(S352)、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知する(S353)。そしてプレゼンスに「待機」をセットし(S354)、携帯端末2に対し次の予定を通知する(S355)。
【0045】図32において、通知処理部113は、携帯端末2へ開始確認を通知(S361)して以降、ユーザに意志表示を促がす(S362)。ここで、携帯端末2を介して通知される予定の開始確認に基づき「何もしない」ユーザの意思表示を受けて携帯端末2に警告を通知する(S363)。更に、携帯端末2を介して「予定を取り消す」ユーザの意思表示を受け、通知処理部113は、予定情報処理部112に、予定取り消し、次の予定取得を依頼し(S365)、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知すると共に、プレゼンスに「待機」をセットする(S366、S367)。そして、携帯端末2へ取得した次の予定を通知する(S368)。
【0046】一方、S364にて通知処理部113は、携帯端末2を介して「次の出発時刻まで待つ」ユーザの意思表示を受けて、予定情報処理部112へ次の予定取り消しを依頼し(S369)、通知DB14から次の予定取得する(S370)。そして、経路情報処理部114から得られる再計算された次の予定の出発時刻を開始確認のための終了時間に設定し(SS371、S372、373)、携帯端末2へその開始確認を通知する(S374)。また、S364にて通知処理部113は、携帯端末2を介して「次の予定を取り消す」ユーザの意思表示を受けて、予定情報処理部112に、次の予定取り消し、次々の予定取得を依頼し(S375)、予定参加者と予定管理者に変更内容を通知する(S376)。そして、経路情報処理部114から得られる再計算された次々の予定の出発時間を前記開始確認のための終了時刻に設定し(S377、S378、S379)、携帯端末2へその開始確認を通知する(S380)。
【0047】予定情報処理部112、及び経路情報処理部114の動作がそれぞれ図33、図34に示されている。図33において、予定情報処理部112は、まず、ユーザ管理処理部111からスケジュール取得依頼を受信する(S401)。このことにより、予定情報処理部112は、スケジュール管理システム4からログインを受信したユーザのIDに基づき当該ユーザのスケジュールを取得し(S402)、そのスケジュールから、予定場所、開始時刻、終了時刻、予定内容等の情報を抽出する(S403)。そして、その各情報を通知DB14に登録して(S404)、通知処理部113へ予定情報登録完了を送信する(S405)。次に、通知処理部113から次のスケジュール取得依頼を受信し(S406)、ユーザから終了要求が発せられるまでS402以降の処理を繰返す。
【0048】図34において、経路情報処理部114は、まず、通知処理部113から、目的地、到着または出発時刻を受信する(S411)。そして、ユーザDB13から現在地を取得し(S412)、更に、所在地DB12から、現在地と予定場所の最寄り駅、駅からの所要時間を取得し(S413)、それら情報を経路探索システム5に送信する(S414)。ここでは、出発地として現在地の最寄駅、目的地として予定場所の最寄駅、出発時刻として、現時刻と、所要時間または到着時刻、あるいは予定開始時刻から所要時間を減算した時刻を送信する。次に、経路情報処理部114は、経路探索システム5から、出発時刻、到着時刻、経路情報を取得し(S415)、通知DB14に登録する(S416)。そして、通知処理部113に、駅からの所要時間を加味した出発時刻を送信し(S417)、ユーザから終了要求が発せられるまでS411以降の処理を繰返す。
【0049】なお、図28〜図34にフローチャートで示した動作は、図13〜図27に動作シーケンス図としても示されており、説明が重複するため、ここでの説明は省略する。
【0050】以上説明のように本発明は、情報連動予定通知部11を構成するユーザ管理処理部111が、ユーザのスケジュールとユーザの意志決定により設定される、「仕事」、「待機」、「移動」の3プレゼンス(ユーザの予定上における状態情報)を保持し、予定情報処理部112は、ユーザがシステムにログインすると、スケジュール管理システム4からスケジュールを取得し、経路情報処理部114が、取得したユーザのスケジュールにある予定時刻、予定場所などの情報と経路探索システム5を用いて、ユーザの現在地から次の予定場所までの経路情報と予定に間に合うための出発時刻を計算する。そして、通知処理部113が、システム内で保持しているプレゼンスと出発時刻、予定開示時刻、予定終了時刻を加味して予定情報をユーザの携帯端末2に通知する。
【0051】通知処理部2は、更に、予定変更、取り消しのためのユーザの意思表示を受けて、現時刻と次の予定開始時刻と出発時刻を加味して経路情報を再探索することを指示し、要求のあった携帯端末に、他の予定に及ぼす影響を最小限とする情報を通知する。また、携帯端末2に通知する予定情報の中に、ユーザの意志(予定変更取消)を表明する項目を上記に従い計算し、僅かな操作で携帯端末2からの予定変更取消を可能にし、スケジュールに反映させることができる。すなわち、ユーザの意志(予定変更取り消し)を反映した予定情報をスケジュール管理システムに提供すると共に、予定の参加者と管理者に対して変更取消が発生した旨を自動的に通知する。このことにより、スケジュール情報の二重投入を不要とし、開始時刻の誤認や予定終了時間超過などスケジュールの消化に悪影響を及ぼす事態を未然に防ぐことのでき、また、現在時刻と次の予定開始時刻と出発時間とを加味して経路情報を再探索した結果を通知し、ユーザに携帯端末を介し、変更、取り消しのための契機を与え、当該変更、取り消しした予定をスケジュールに反映させることができる。
【0052】なお、図1、図3に示す、スケジュール管理システム4、経路探索システム5、ユーザ管理処理部111、予定情報処理部112、通知処理部113、経路情報処理部114ののそれぞれで実行される手順をコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本発明のプレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システムが実現されるものとする。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウアを含むものである。
【0053】更に、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0054】また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0055】以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0056】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、スケジュール管理システムや経路探索システムの利用ユーザは、本発明におけるプレゼンス対応型情報連動予定通知並びに変更システムを用いることにより、人手による予定通知時刻の設定が不要となり、また、ユーザは、自動的に予定を携帯端末で受信することができる。また、会社等におけるスケジューリングが携帯端末で容易に確認できるため、携帯端末にスケジュール情報を入力する必要がない。
【0057】更に、予定時刻と予定場所を基に経路情報を計算し、最適な出発時刻に予定情報を自動的に携帯端末へ配信することができるため、ユーザのプレゼンスを加味した最適な予定情報が提供でき、表示容量の少ない携帯端末に最適な予定情報提供の仕組みを提供できる。更に、予定開始時刻や予定終了時刻に予定情報が通知されるため、開始時刻の誤認や予定終了時間超過など予定に悪影響及ぼす事態を未然に防ぐことができる。また、携帯端末から予定の変更取り消しができ、その内容がスケジュールに反映され、変更、取り消しに関係する予定の参加者と管理者に自動で通知されため、変更にかかるユーザの負担が大幅に軽減される。更に、前の予定が変更となった場合、次の予定に影響を与えない範囲で予定が変更可能であり、次の予定や出発時刻を加味して予定情報を自動的に算出して、変更、取り消しをユーザが選択できるため、僅かな操作で適切なスケジュール変更が可能になる。




 

 


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