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ユーザの個人情報を秘匿しつつサプライヤに対して物品又はサービスを要求することができるシステム - 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
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発明の名称 ユーザの個人情報を秘匿しつつサプライヤに対して物品又はサービスを要求することができるシステム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−296637(P2003−296637A)
公開日 平成15年10月17日(2003.10.17)
出願番号 特願2002−103431(P2002−103431)
出願日 平成14年4月5日(2002.4.5)
代理人 【識別番号】100095371
【弁理士】
【氏名又は名称】上村 輝之
【テーマコード(参考)】
5B085
【Fターム(参考)】
5B085 AE00 BA06 BG02 BG07 
発明者 谷野 英昭
要約 課題
ユーザの個人情報を秘匿しつつサプライヤに対して物品又はサービスを要求することができるようにする。

解決手段
匿名配送支援サーバ7は、ユーザIDに対応した匿名IDを発行し、且つ、ユーザIDに対応した氏名及び住所を、匿名IDと対応付けて記憶する。ユーザは、商品の配送をサプライヤに依頼するときは、ユーザ端末1を用いて、配送先の代わりに匿名IDをサプライヤサーバ5に入力する。サプライヤは、サプライヤサーバ5に入力された匿名IDを宅配業者端末3に送信する。宅配業者端末3は、受信した匿名IDに対応した氏名及び住所を匿名配送支援サーバ3から取得し、その氏名及び住所に、サプライヤの商品を配送する。
特許請求の範囲
【請求項1】 ユーザの個人情報を秘匿しつつサプライヤに対して物品又はサービスを要求することができるシステムであって、ユーザがサプライヤから物品又はサービスを受けるために必要となる前記ユーザの個人情報に対応した個人情報識別コードを生成する識別コード生成手段と、前記ユーザの個人情報を前記ユーザの個人情報識別コードに対応付けて記憶し、前記ユーザの個人情報を前記サプライヤに対して秘匿するユーザ個人情報記憶手段と、前記ユーザの個人情報識別コードを前記ユーザへ出力する識別コード出力手段と、前記ユーザが前記サプライヤに物品又はサービスを要求する場合に前記ユーザから入力された前記ユーザの個人情報識別コードを受けるユーザ入力識別コード受け手段と、前記ユーザから入力された前記ユーザの個人情報識別コードに対応した前記ユーザの個人情報を、前記ユーザ個人情報記憶手段から取得して、前記ユーザが要求した物品又はサービスに関する商的処理を行う前記サプライヤ以外の業者へ提供するユーザ個人情報提供手段とを備えるシステム。
【請求項2】 前記ユーザの個人情報には、前記ユーザの氏名及び住所、前記ユーザの口座番号、及び、前記ユーザのクレジットカード番号のうちの少なくとも一つが含まれており、前記サプライヤ以外の業者は、配送業者、金融機関、及び、収納代行業者のうちの少なくとも一つである請求項1記載のシステム。
【請求項3】 前記ユーザ個人情報記憶手段から前記個人情報識別コードが取得された後、所定のタイミングで、前記ユーザ個人情報記憶手段において記憶されている、前記取得された個人情報識別コードを無効にする又は消去する識別コード無効/消去手段を更に備える請求項1記載のシステム。
【請求項4】 ユーザ所望の配送先情報を秘匿しつつサプライヤに対して物品又はサービスを要求することができるシステムであって、サプライヤから物品の物品識別コードを受けたユーザから、前記物品の配送先情報と前記物品識別コードとの入力を受ける配送先情報/識別コード入力手段と、前記入力された配送先情報と物品識別コードとを記憶し、前記入力された配送先情報を前記サプライヤに対して秘匿する配送先情報/識別コード記憶手段と、前記入力された物品識別コードを前記サプライヤへ出力する物品識別コード出力手段と、前記入力された配送先情報を前記配送業者へ出力する配送先情報出力手段とを備え、それにより、前記配送業者が、前記物品識別コードに対応した前記物品を、前記サプライヤから受けて前記ユーザ所望の配送先に配送することが可能になるシステム。
【請求項5】 ユーザの個人情報を秘匿しつつサプライヤに対して物品又はサービスを要求することができる方法であって、ユーザがサプライヤから物品又はサービスを受けるために必要となる前記ユーザの個人情報に対応した個人情報識別コードを生成するステップと、前記ユーザの個人情報を前記ユーザの個人情報識別コードに対応付けてユーザ情報保存手段へ格納し、前記ユーザの個人情報を前記サプライヤに対して秘匿するステップと、前記ユーザの個人情報識別コードを前記ユーザへ出力するステップと、前記ユーザが前記サプライヤに物品又はサービスを要求する場合に前記ユーザから入力された前記ユーザの個人情報識別コードを受けるステップと、前記ユーザから入力された前記ユーザの個人情報識別コードに対応した前記ユーザの個人情報を、前記ユーザ情報保存手段から取得して、前記ユーザが要求した物品又はサービスに関する商的処理を行う前記サプライヤ以外の業者へ提供するステップとを有する方法。
【請求項6】 ユーザ所望の配送先情報を秘匿しつつサプライヤに対して物品又はサービスを要求することができる方法であって、サプライヤから物品の物品識別コードを受けたユーザから、前記物品の配送先情報と前記物品識別コードとの入力を受けるステップと、前記入力された配送先情報と物品識別コードとを記憶し、前記入力された配送先情報を前記サプライヤに対して秘匿するステップと、前記入力された物品識別コードを前記サプライヤへ出力するステップと、前記入力された配送先情報を前記配送業者へ出力するステップとを有し、それにより、前記配送業者が、前記物品識別コードに対応した前記物品を、前記サプライヤから受けて前記ユーザ所望の配送先に配送することが可能になる方法。
【請求項7】 ユーザがサプライヤから物品又はサービスを受けるために必要となる前記ユーザの個人情報に対応した個人情報識別コードを生成するステップと、前記ユーザの個人情報を前記ユーザの個人情報識別コードに対応付けてユーザ情報保存手段へ格納し、前記ユーザの個人情報を前記サプライヤに対して秘匿するステップと、前記ユーザの個人情報識別コードを前記ユーザへ出力するステップと、前記ユーザが前記サプライヤに物品又はサービスを要求する場合に前記ユーザから入力された前記ユーザの個人情報識別コードを受けるステップと、前記ユーザから入力された前記ユーザの個人情報識別コードに対応した前記ユーザの個人情報を、前記ユーザ情報保存手段から取得して、前記ユーザが要求した物品又はサービスに関する商的処理を行う前記サプライヤ以外の業者へ提供するステップとをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
【請求項8】 サプライヤから物品の物品識別コードを受けたユーザから、前記物品の配送先情報と前記物品識別コードとの入力を受けるステップと、前記入力された配送先情報と物品識別コードとを記憶し、前記入力された配送先情報を前記サプライヤに対して秘匿するステップと、前記入力された物品識別コードを前記サプライヤへ出力するステップと、前記入力された配送先情報を前記配送業者へ出力するステップとをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを利用して、物品又はサービスをサプライヤへ要求するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット等の通信ネットワークを利用して、商品又はサービスを販売したり、懸賞をかけたりすること等が行われている。ユーザは、商品、サービス、又は懸賞品等(以下、「商品」と総称する)が欲しい場合には、一般に、ユーザ端末を用いて、商品を提供するサプライヤのサーバ(以下、サプライヤサーバ)にアクセスし、サプライヤサーバに対して、氏名、住所、口座番号、クレジットカード番号等の個人情報を入力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、ユーザの個人情報がサプライヤに知られることになり、以後、サプライヤのマーケティング活動等により、ユーザは、不要なダイレクトメールや電話の勧誘等を受ける場合がある。
【0004】また、ユーザが入力した個人情報が漏洩する虞がある。このため、ユーザは、知らない企業からも、不要なダイレクトメールや電話の勧誘などを受ける虞がある。また、クレジットカード番号が悪意に使用されてしまう虞もある。
【0005】しかし、従来、このような状況をユーザから防ぐ仕組みは考えられていない。このため、ユーザがサプライヤサーバを利用することを躊躇してしまい、通信ネットワークを利用したビジネスを拡大することを阻害する要因になっている。
【0006】従って、本発明の目的は、ユーザの個人情報を秘匿しつつサプライヤに対して物品又はサービスを要求することができるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従うシステムは、ユーザの個人情報を秘匿しつつサプライヤに対して物品又はサービスを要求することができるシステムであって、ユーザがサプライヤから物品又はサービスを受けるために必要となるそのユーザの個人情報に対応した個人情報識別コードを生成する識別コード生成手段と、ユーザの個人情報をそのユーザの個人情報識別コードに対応付けて記憶し、ユーザの個人情報をサプライヤに対して秘匿するユーザ個人情報記憶手段と、ユーザの個人情報識別コードをユーザへ出力する識別コード出力手段と、ユーザがサプライヤに物品又はサービスを要求する場合にユーザから入力されたユーザの個人情報識別コードを受けるユーザ入力識別コード受け手段と、ユーザから入力されたユーザの個人情報識別コードに対応したユーザの個人情報を、ユーザ個人情報記憶手段から取得して、ユーザが要求した物品又はサービスに関する商的処理を行うサプライヤ以外の業者へ提供するユーザ個人情報提供手段とを備える。
【0008】ここで、ユーザ入力識別コード受け手段がユーザの個人情報識別コードを受けるまでのルートとしては、種々のルートが考えられる。例えば、ユーザから個人情報識別コードを受けたサプライヤからその個人情報識別コードを受けるルートや、或いは、ユーザから個人情報識別コードを受けたサプライヤから、サプライヤ以外の業者がその個人情報識別コードを受けて、そのサプライヤ以外の業者からその個人情報識別コードを受けるルートが考えられる。
【0009】好適な実施形態では、ユーザの個人情報には、ユーザの氏名及び住所、ユーザの口座番号、及び、ユーザのクレジットカード番号のうちの少なくとも一つが含まれており、サプライヤ以外の業者は、配送業者、金融機関、及び、収納代行業者のうちの少なくとも一つである。
【0010】好適な実施形態では、ユーザ個人情報記憶手段から個人情報識別コードが取得された後、所定のタイミングで、ユーザ個人情報記憶手段において記憶されている、その取得された個人情報識別コードを無効にする又は消去する識別コード無効/消去手段が更に備えられる。
【0011】本発明の第2の側面に従うシステムは、ユーザ所望の配送先情報を秘匿しつつサプライヤに対して物品又はサービスを要求することができるシステムであって、サプライヤから物品の物品識別コードを受けたユーザから、物品の配送先情報と物品識別コードとの入力を受ける配送先情報/識別コード入力手段と、入力された配送先情報と物品識別コードとを記憶し、ユーザから入力された配送先情報をサプライヤに対して秘匿する配送先情報/識別コード記憶手段と、ユーザから入力された物品識別コードをサプライヤへ出力する物品識別コード出力手段と、ユーザから入力された配送先情報を配送業者へ出力する配送先情報出力手段とを備える。それにより、配送業者が、物品識別コードに対応した物品を、サプライヤから受けてユーザ所望の配送先に配送することが可能になる。
【0012】本発明のシステムを構成する各機能はコンピュータにより実施することができるが、そのためのコンピュータプログラムは、ディスク型ストレージ、半導体メモリ及び通信ネットワークなどの各種媒体を通じてコンピュータにインストール又はロードすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施形態に係るシステムの全体を示す。
【0015】本実施形態では、ユーザが利用するコンピュータシステム(以下、ユーザ端末)1と、宅配業者が利用するコンピュータシステム(以下、宅配業者端末)3とがある。また、インターネット等の通信ネットワーク19上には、サプライヤサーバ5と、匿名配送支援サーバ7とが備えられる。
【0016】ユーザ端末1は、WWWブラウザを備えたコンピュータシステムであって、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、又は、PDA(Personal DigitalAssistants)等である。
【0017】宅配業者端末3も、ユーザ端末1と同様に、WWWブラウザを備えたコンピュータシステムであって、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、又は、PDA(Personal Digital Assistants)等である。
【0018】サプライヤサーバ5は、例えば、サプライヤが取扱う複数の商品のうち所望の商品の購入要求を受付ける電子的な店として機能するコンピュータシステムや、抽選で景品をプレンゼントする懸賞をかけてその懸賞の応募を受付ける機能を有したコンピュータシステムである。
【0019】匿名配送支援サーバ7は、ユーザ及び宅配業者から会員登録の要求を受けてそのユーザ及び宅配業者を会員として登録したり、会員となったユーザに対し後述の匿名IDを発行したり等を行う(匿名配送支援サーバ7の具体的な動作については後に詳述する)。
【0020】匿名配送支援サーバ7は、複数のデータベース(以下、データベースを「DB」と略記する)から成るDBシステム9を有する。DBシステム9には、ユーザDB11と、宅配業者DB13と、匿名DB15と、公開DB17とが備えられている。
【0021】ユーザDB11には、図2に示すように、各ユーザの個人情報、例えば、ユーザID、パスワード、氏名、住所、電話番号、及び電子メールアドレスがユーザ別(具体的には、会員となったユーザ別)に登録される。なお、後述するように、ユーザの氏名及び住所は、宅配業者の公開鍵で暗号化されて公開DB17に登録される(以下、暗号化された氏名及び住所を「暗号化配送先データ」と言う)。また、ユーザの氏名及び住所に対応したID(以下、匿名ID)が発行される。勿論、匿名IDを見ただけではそれに対応したユーザの氏名及び住所はわからないように、匿名IDは構成される。
【0022】宅配業者DB13には、図3に示すように、各宅配業者に関する宅配業者情報、例えば、宅配業者ID、宅配業者名、パスワード、及び宅配業者の公開鍵が宅配業者別(具体的には、会員となった宅配業者別)に登録される。上述したユーザの氏名及び住所は、各宅配業者の公開鍵で暗号化される(すなわち、暗号化配送先データの数は、会員として登録された宅配業者の数と同じ数になる)。
【0023】匿名DB15には、図4に示すように、各ユーザのユーザIDと、各ユーザの氏名及び住所に対応した匿名IDと、各ユーザの匿名IDが有効か無効かを示す有効/無効情報とが登録される。ここで、匿名IDが「有効」とは、その匿名IDを用いて商品の配送を依頼することができることを意味し、匿名IDが「無効」とは、その匿名IDを用いて商品の配送を依頼することができないことを意味する。
【0024】公開DB17には、図5に示すように、公開可能な情報、例えば、配送依頼に用いられた各匿名IDと、各匿名IDに対応した宅配業者ID、宅配業者名、及び暗号化配送先データとが格納される。ここで、各匿名IDに対しては、会員として登録された宅配業者の数と同じ数だけ、宅配業者ID、宅配業者名、及び暗号化配送先データが登録される。
【0025】この実施形態では、(1)準備フェーズ、(2)利用フェーズ、(3)配送・匿名ID消滅フェーズの3つのフェーズがある。これら3つのフェーズによって、本実施形態における一つの流れができる。以下、図6〜図8を参照して各フェーズについて説明する。
【0026】(1)準備フェーズ図6は、準備フェーズにおいて実行される動作の流れを示す。
【0027】ユーザ端末1は、ユーザの操作に従って、匿名配送支援サーバ7にアクセスし、所定の個人情報(すなわち、パスワード、氏名、住所、電話番号等)を入力する(ステップS1)。匿名配送支援サーバ7は、S1に応答してユーザID(具体的にはユーザの会員ID)を生成して、生成したユーザIDを含むユーザの個人情報をユーザDB11に登録すると共に(S2)、生成されたユーザIDをユーザ端末1に送信する(S3)。これにより、ユーザIDがユーザに通知される。
【0028】また、宅配業者端末3は、宅配業者における人間の操作に従って、匿名配送支援サーバ7にアクセスし、所定の宅配業者情報(すなわち、パスワード、宅配業者名、及び公開鍵など)を入力する(S4)。匿名配送支援サーバ7は、S4に応答して宅配業者ID(具体的には宅配業者の会員ID)を生成して、生成した宅配業者IDを含む宅配業者情報を宅配業者DB13に登録すると共に(S5)、生成された宅配業者IDを宅配業者端末3に送信する(S6)。これにより、宅配業者IDが宅配業者に通知される。
【0029】以上が、準備フェーズについての説明である。なお、図6には特に示していないが、ユーザIDが発行された後は、ユーザIDに対応した匿名IDが発行され、そのユーザIDと匿名IDが対応付けられて匿名DB15に格納される。
【0030】(2)利用フェーズ図7は、利用フェーズにおいて実行される動作の流れを示す。
【0031】この利用フェーズと、後述の配送・匿名ID消滅フェーズとにおいて、ユーザは、サプライヤに対して配送先情報を秘匿にした状態で、サプライヤが取扱っている商品の配送を所望の配送先に配送することを依頼することができる。
【0032】すなわち、まず、ユーザ端末1は、ユーザの要求に応じて、認証データ(例えば、ユーザID及びパスワード)を匿名配送支援サーバ7に送信する(S7−1)。匿名配送支援サーバ7は、ユーザ端末1からの認証データに基づいて認証処理を行う(S7−2)。具体的には、例えば、匿名配送支援サーバ7は、ユーザ端末1からのユーザID及びパスワードがユーザDB11に登録されているか否かをチェックし、登録されていれば認証OKとしてユーザ端末1のログインを認め、登録されていなければ認証NGとしてユーザ端末1のログインを認めないようにする。
【0033】ユーザ端末1は、匿名配送支援サーバ7にログインできた後、ユーザの操作に従って、匿名IDの取得を依頼する(S8)。匿名配送支援サーバ7は、S7−1で受けたユーザIDに対応した匿名IDを匿名DB15から取得し、取得した匿名IDをユーザ端末1に送信する(S9)。これにより、匿名IDが、ユーザ端末1にて記憶され、且つ、ユーザに通知される。
【0034】また、その後、匿名配送支援サーバ7は、ユーザ端末1に送信した匿名IDに対応したユーザIDを匿名DB15から取得し、且つ、取得したユーザIDに対応したユーザの氏名及び住所をユーザDB11から取得する。そして、匿名配送支援サーバ7は、取得した氏名及び住所を、宅配業者DB13に登録されている各宅配業者の公開鍵で暗号化し、各々の暗号化された氏名及び住所(つまり暗号化配送先データ)と、各宅配業者の宅配業者ID及び宅配業者名とを対応付けて公開DB17に登録する。これにより、前述したように、一つの匿名IDに対し、会員として登録された宅配業者の数と同じ数だけ、宅配業者ID、宅配業者名、及び暗号化配送先データが登録される。例えば、会員として登録された宅配業者の数が3つであれば、図9に示すように、一つの匿名IDに対して3つの宅配業者ID、宅配業者名、及び暗号化配送先データが登録される。
【0035】その後、ユーザ端末1は、ユーザの操作に従って、ユーザ所望のサプライヤサーバ5にアクセスし、サプライヤサーバ5に対し(例えば、サプライヤサーバ5が提供するWebページ上で)、所望の商品を指定すると共に、配送先情報(例えば、氏名及び住所)の代わりに匿名IDを入力する(S11)。なお、このとき、配送先情報の代わりに入力された情報が匿名IDであることをサプライヤサーバ5が認識できるような手段が用意されると良い。例えば、サプライヤサーバ5が提供するWebページに、配送先情報の代わりとして匿名IDを入力するための匿名ID入力欄が設けられ、ユーザ端末1は、匿名IDを入力する場合は、その匿名ID入力欄に入力するか、或いは別の手段として、ユーザ端末1は、匿名IDと共に所定のコードを入力する。これにより、サプライヤサーバ5は、配送先情報の代わりに入力された情報が匿名IDであることを認識できる。
【0036】サプライヤサーバ5は、ユーザ端末1から匿名IDが入力された後は、入力された匿名IDが有効であるか無効であるかの確認を行うために、ユーザ端末1からの匿名IDを匿名配送支援サーバ7に送信する(S12)。匿名配送支援サーバ7は、サプライヤサーバ5からの匿名IDに対応した有効/無効情報を匿名DB15から取得してサプライヤサーバ5に送信すると共に、サプライヤサーバ5からの匿名IDに対応した各宅配業者名を公開DB17から抽出し各宅配業者名のリストを生成してそれもサプライヤサーバ5に送信する(S13)。これにより、サプライヤサーバ5は、S11でユーザ端末1から入力された匿名IDが有効か無効かを確認することができ、且つ、ユーザに指定された商品の配送をどの宅配業者に依頼するかの選定を行うことができる。その選定は、サプライヤサーバ5が所定のアルゴリズムで行っても良いし、オペレータが任意に行っても良い。
【0037】以上が、利用フェーズについての説明である。
【0038】(3)配送・匿名ID消滅フェーズ図8は、配送・匿名ID消滅フェーズにおいて実行される動作の流れを示す。
【0039】利用フェーズの最後において、ユーザに指定された商品の配送をどの宅配業者に依頼するかが選定された後は、その商品と共に、匿名IDが宅配業者に送られる(S14)。その後、宅配業者端末3は、宅配業者における人間の操作に従って、認証データ(例えば宅配業者ID及びパスワード)を匿名配送支援サーバ7に送信して匿名配送支援サーバ7にログインし(S15−1、S15−2)、匿名配送支援サーバ7に対して、S14で送られて来た匿名IDを入力すると共に、その匿名IDに対応した配送先情報の取得を要求する(S16)。
【0040】その要求に応答して、匿名配送支援サーバ7は、S16で入力された匿名IDと、S15−1で受信した宅配業者IDとに対応した暗号化配送先データを公開DB17から取得し、取得した暗号化配送先データを、S16の要求元の宅配業者端末3に送信する(S17)。
【0041】宅配業者端末3は、匿名配送支援サーバ7から暗号化配送先データを受信したら、その暗号化配送先データを自分の秘密鍵で復号化する(S18)。これにより、商品の配送先、つまり、配送先であるユーザの氏名及び住所を配送業者が特定できる。その後、ユーザ指定の商品が、宅配業者から、特定された配送先に配送される。
【0042】また、暗号化配送先データが匿名配送支援サーバ7から宅配業者端末3に送信された後、所定のタイミングで、匿名配送支援サーバ7は、上述の利用フェーズにおいて一度使用された匿名ID(以下、「使用済み匿名ID」と言う)を無効にしても良いか否かの問い合わせをユーザ端末1に送信する(S20)。ユーザ端末1は、その問い合わせに応答して、使用済み匿名IDを無効にしても良いか否かを匿名配送支援サーバ7に対し入力する(S21)。
【0043】匿名配送支援サーバ7は、S20の問合せに応答して、ユーザ端末1から、使用済み匿名IDを無効にしても良い旨(図8には「OK」と表示)を受けたときは、匿名DB15内の、使用済み匿名IDに対応した有効/無効情報を「有効」から「無効」に切り換える(S22)。若しくは、匿名配送支援サーバ7は、ユーザ端末1から「OK」を受けたときは、使用済み匿名IDそれ自体を匿名DB15から消去する。また、それと共に、匿名配送支援サーバ7は、その使用済み匿名IDに対応した各々の宅配業者名、宅配業者ID、及び暗号化配送先データを公開DB17から消去する。
【0044】一方、匿名配送支援サーバ7は、S20の問合せに応答して、ユーザ端末1から、使用済み匿名IDを無効にしない旨(図8には「NG」と表示)を受けたときは、匿名DB15内の、使用済み匿名IDに対応した有効/無効情報を「有効」のまま維持する。
【0045】以上、上述した実施形態によれば、ユーザは、サプライヤサーバ5に対して、氏名及び住所の代わりに匿名IDを入力すれば、サプライヤが取扱う商品を受け取ることができる。匿名IDは、それを見ただけでは、それに対応した配送先情報を特定することができないようになっている。これにより、ユーザは、サプライヤに対して個人情報(特に配送先情報)を秘密にした状態で、サプライヤが取扱う商品を受け取ることができ、以って、不要なダイレクトメールや電話の勧誘等を受ける可能性を従来よりも少なくすることができる。また、これにより、サプライヤは、ユーザが従来よりも躊躇することなくサプライヤサーバに対して商品の要求や応募等をすることができるので、ユーザとの接点を増やすことができるという利益を受けることができる。さらに、これにより、宅配の需要も換気されて配送するべき荷物の数が増えるので、宅配業者も利益を受けることができる。
【0046】また、上述した実施形態によれば、一度利用された匿名IDは無効化(例えば消去)される。これにより、匿名IDがいつまでも残ることを防ぐことができるので、何らかの方法でその匿名IDに対応する暗号化配送先データが解読されてしまう虞を低減することができ、以って、不要なダイレクトメールや電話の勧誘等を受ける可能性を更に少なくすることができる。
【0047】以上が、本実施形態についての説明である。なお、上述した実施形態では、氏名及び住所だけでなく、ユーザの電話番号も一緒に暗号化しても良い。また、使用済み匿名IDは、所定のタイミングで自動的に消去されても良い。また、匿名DB15における使用済み匿名IDを無効化するタイミングは、S9の後であればどの時点も採用し得る。また、公開DB17における使用済み匿名IDを無効化するタイミングは、S17の後であればどの時点も採用し得る。また、支援サーバ7は、どこに設置されても良い(例えば、特定の第三者機関に設置されても良いし、配送業者に設置されても良い)。
【0048】また、上述した実施形態は、ユーザが依頼人として、所望の物品を所望の宛先に配送することをサプライヤに依頼する場合に応用することができ、それにより、依頼人及び受取人の双方の個人情報をサプライヤに秘匿にした状態で、所望の物品の配送をサプライヤに依頼できる。具体的には、例えば、上述した実施形態において、ユーザは、S8で、匿名配送支援サーバ7に対し、依頼人(つまりユーザ)の匿名IDと、受取人(つまり配送先)の匿名IDとの双方を要求する。匿名配送支援サーバ7は、その要求に応答して、依頼人の匿名IDと受取人の匿名IDとの双方を匿名DB15から取得してユーザに送信する(受取人の匿名IDは、受取人の氏名や住所等を検索キーにユーザDB11からユーザIDを取得した後で、そのユーザIDを検索キーに取得して良い)。ユーザは、物品の配送をサプライヤに依頼するときは、依頼人及び受取人の氏名及び住所等の代わりに、依頼人の匿名ID及び受取人の匿名IDの双方を入力する。以後の処理内容は、上述した実施形態の説明から当然に理解できる通りである。
【0049】また、上述した実施形態では、例えば以下のような変形例が考えられる。
【0050】すなわち、上述した実施形態では、コード化される情報は、ユーザの氏名及び住所から成る配送先情報に限らず、他の個人情報、例えば、クレジットカード番号でも良い。以下、その場合の例について説明する。
【0051】上述した準備フェースにおいて、ユーザは、ユーザ端末1を用いて、支援サーバ7に、商品の購入の際に利用するクレジットカードの番号を支援サーバ7に入力する。支援サーバ7は、ユーザ端末1からクレジットカード番号の入力を受けて、入力されたクレジットカード番号に対応した識別コード(以下、クレジットカード番号ID)を生成し、入力されたクレジットカード番号と、生成されたクレジットカード番号IDとを対応付けて所定のテーブル(以下、カード番号管理テーブル)に登録する。そして、支援サーバ7は、生成されたクレジットカード番号IDを、ユーザ端末1に通知する。
【0052】ユーザは、サプライヤに対して商品を注文する際、商品の決済をカード決済(収納代行機関を利用した決済)でする場合には、サプライヤサーバ5に対して、クレジットカード番号IDを入力する(なお、その際、ユーザは、クレジットカード番号ID入力欄があればその欄にクレジットカード番号IDを入力すれば良いし、その欄がなければ、クレジットカード番号IDであることをサプライヤサーバ5が認識するためのコードも合わせて入力すれば良い)。サプライヤサーバ5は、入力されたクレジットカード番号IDと、決済額(商品提供に必要な金額)とを、支援サーバ7に送信するか、或いは、そのIDに対応したクレジットカード番号が有効である収納代行機関の端末に送信する。支援サーバ7は、サプライヤサーバ5から受信した、或いは、収納代行機関の端末から受信したクレジットカード番号IDに対応したクレジットカード番号をカード番号管理テーブルから取得して、取得したクレジットカード番号と上記決済額とを収納代行機関に通知する。収納代行機関は、通知されたクレジットカード番号と決済額とに基づいて、決済の可否をサプライヤサーバ5へ通知する。サプライヤサーバ5は、それに応答して、商品の受注を承認して、その商品をユーザへ提供するための処理(例えば、上述した実施形態と同様の処理)を行う。
【0053】以上のようにすれば、クレジットカード番号をサプライヤに秘匿にした状態で商品を注文することができる。勿論、上述した実施形態及び変形例は、配送先情報やクレジットカード番号に限らず他の個人情報についても適用することができる。
【0054】ところで、商品の配送先をサプライヤに対して秘匿するという観点から、以下のような別の実施形態も考えられる。
【0055】すなわち、別の実施形態では、サプライヤサーバ5は、ユーザに商品を指定された場合には、その商品の識別コード(以下、商品ID)とサプライヤ情報(例えばサプライヤ名)とをユーザ端末1に送信する。ユーザ端末1は、ユーザ所望の配送先情報と共に、サプライヤサーバ5からの商品IDとサプライヤ情報とを宅配業者端末3に送信する。宅配業者端末3は、ユーザ端末1からのサプライヤ情報に基づいてサプライヤを特定し、特定したサプライヤのサプライヤサーバに対し、商品IDを送信する。サプライヤサーバ5は、宅配業者端末3からの商品IDに基づいて商品を特定する。特定された商品は、サプライヤから宅配業者3に届けられる。宅配業者3は、届けられた商品を、ユーザ端末1から宅配業者端末3が受信した配送先情報が表す配送先に配送する。
【0056】この別の実施形態でも、商品の配送先をサプライヤに対して秘匿することができる。
【0057】以上、本発明の好適な幾つかの実施形態を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。




 

 


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