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送信データ管理システム及び方法 - 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
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発明の名称 送信データ管理システム及び方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−218862(P2003−218862A)
公開日 平成15年7月31日(2003.7.31)
出願番号 特願2002−10059(P2002−10059)
出願日 平成14年1月18日(2002.1.18)
代理人 【識別番号】100103872
【弁理士】
【氏名又は名称】粕川 敏夫
【テーマコード(参考)】
5B083
5J104
【Fターム(参考)】
5B083 AA05 BB06 EE07 EE11 EF01 
5J104 AA08 AA10 JA01 LA01 MA01 NA12
発明者 鈴木 邦康
要約 課題
ネットワークを介して送信された送信データを、受信端末が記憶したことを検証できる仕組みを提供することを課題とする。

解決手段
検証端末1により受信端末3が受信した受信データの検証を行うシステムであって、受信端末3は、受信した送信データを記憶する記憶手段31と、記憶手段31に記憶された送信データから検証データを生成する検証データ生成手段33とを有し、検証端末1は、検証データ生成手段33が生成した検証データに基づいて、記憶手段31に記憶された送信データの検証を行う検証処理手段14を有することとした。
特許請求の範囲
【請求項1】 送信データを受信する受信端末と、前記受信端末に記憶された送信データの検証を行う検証端末とからなるシステムであって、上記受信端末は、受信した送信データを記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶された送信データから検証データを生成する検証データ生成手段と、を有し、上記検証端末は、上記検証データ生成手段が生成した検証データに基づいて、上記記憶手段に記憶された送信データの検証を行う検証処理手段を有する、ことを特徴とする送信データ管理システム。
【請求項2】 上記検証データ生成手段は、検証データとして上記記憶手段に記憶された送信データから圧縮データを生成し、上記検証処理手段は、送信データから生成された圧縮データと、上記検証データ生成手段が生成した圧縮データを比較することにより送信データの検証を行う、請求項1記載の送信データ管理システム。
【請求項3】 送信データを送信する送信端末と、送信データを受信する受信端末と、前記送信端末及び受信端末と通信可能な中継端末とを有する送信データ管理システムであって、上記送信端末は、送信データを上記受信端末及び中継端末に対して送信する送信手段を有し、上記受信端末は、受信した送信データを記憶する送信データ記憶手段と、上記送信データ記憶手段に記憶された送信データから、検証データを生成する検証データ生成手段と、を有し、上記中継端末は、上記送信端末から送信された送信データに基づいて、受信端末が生成した検証データの検証を行うことにより、受信端末に記憶された送信データの検証を行う検証手段を有する、ことを特徴とする送信データ管理システム。
【請求項4】 送信データを送信する送信端末と、送信データを受信する受信端末と、前記送信端末及び受信端末と通信可能な第三者機関端末とを有する送信データ管理システムであって、上記送信端末は、送信データから生成したハッシュ値を上記第三者機関端末へ送信して送信データの原本性を証明する証明データの発行を要求すると共に、送信データ及び第三者機関端末により発行された証明データを上記受信端末に送信する送信手段を有し、上記受信端末は、受信した送信データを記憶する送信データ記憶手段と、上記送信データ記憶手段に記憶された送信データから生成したハッシュ値及び受信した証明データを上記第三者機関端末に送信して検証要求を行う検証要求手段と、を有し、上記第三者機関端末は、上記送信端末から送信されたハッシュ値に基づいて証明データを発行する証明データ発行手段と、上記受信端末から送信されたハッシュ値が上記送信端末により生成されたハッシュ値に適合するか、及び上記検証要求された証明データの検証を行う検証手段と、を有する、ことを特徴とする送信データ管理システム。
【請求項5】 送信データを受信する受信端末と、上記送信データの検証を行う第三者機関端末と、上記受信端末及び第三者機関端末と通信可能に配置された中継端末と、を有する送信データ管理システムであって、上記受信端末は、上記中継端末から受信した送信データを記憶する送信データ記憶手段と、上記送信データ記憶手段に記憶された送信データからハッシュ値を生成し、生成したハッシュ値と、送信データの原本性を証明する証明データとを上記中継端末に送信するハッシュ生成手段と、を有し、上記中継端末は、送信データ又は送信データから生成したハッシュ値を上記第三者機関端末へ送信して証明データの発行を要求する証明データ発行要求手段と、上記発行された証明データと、送信者から提供された送信データを上記受信端末へ送信する送信手段と、上記受信端末から受け取ったハッシュ値及び証明データを上記第三者機関端末へ送信して検証の要求を行う検証要求手段と、を有し、上記第三者機関端末は、上記中継端末から送信された送信データ又はハッシュ値に基づいて証明データを発行する証明データ発行手段と、上記受信端末が生成したハッシュ値が上記送信データ又は上記送信端末により生成されたハッシュ値に適合するか、及び上記検証要求された証明データの検証を行う検証手段と、を有する、ことを特徴とする送信データ管理システム。
【請求項6】 コンピュータにより、受信した送信データを所定の記憶部に記憶する処理と、上記記憶部に記憶された送信データから検証データを生成する処理と、生成された検証データを検証する処理と、を行うことを特徴とする送信データ管理方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信データを受信した受信端末が、送信データを記憶したことを検証する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】書類の電子化に伴い、各種の書類が電子データによりやり取りされることが多くなっている。このような電子データによる書類を所定のネットワークを介してやり取りする場合、送信した電子データ(以下、「送信データ」という。)を受信者が受信したことを確認することが必要となっている。このような、電子データが受信者に送信されたことを確認するためのシステムとして、例えば図8に示すシステムが構築されている。図8に示した従来のシステムは、送信データを送信する送信端末2000と、送信された送信データを受け取る受信端末3000と、送信端末2000と受信端末3000の間で所定のネットワークを介して送信データ等の中継を行う中継サーバ1000から構成されている。
【0003】このように構成された従来のシステムでは、送信者が送信端末2000を使用して、送信データを中継サーバ1000に送信し、中継サーバ1000はこの送信データを保持する(S1001)。また、これと共に送信者は、電子メール等により受信者に対して送信データがある旨を通知する(S1002)。受信者は、送信者からの通知に基づいて、受信端末3000を使用して、中継サーバ1000が保持している送信データをダウンロードし、これを受信端末3000の所定の記憶部に記憶する(S1003、S1004)。中継サーバ1000は、受信者により送信データがダウンロードされた時点で送信者に対して、受信者が送信データの取得を完了した旨の通知を行い(S1005)、処理を終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のシステムでは送信データが受信者によりダウンロードされた時点で受信者が送信データを取得したものとしていた。そのため、例えば、ネットワークの障害等によりダウンロードの途中で送信データを全て受信できなかった場合や、間違った送信データを送信した場合など、受信者が正しい送信データをその端末に記憶していない場合であっても、送信者は送信完了と認識してしまうなどの問題があった。
【0005】これらの問題は、例えば、投資信託等の目論見書などのように、金融機関等のデータ送信者が、送信データ(目論見書)が受信者の端末に保存されたことを確認することが義務付けられているような場合に特に問題となっていた。
【0006】一方、受信者が受信したデータを確認するための最も簡単なやり方として、受信者が送信者に対して受信した受信データを送り返すということも考えられる。しかし、このやり方では送信者と受信者との間で送信データが往復することとなり、伝送処理に負荷がかかってしまい、無駄に処理時間がかかってしまうなどの問題があった。
【0007】本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、受信端末が記憶した送信データを検証する仕組みを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本発明の一の観点にかかる送信データ管理システムは、送信データを受信する受信端末と、前記受信端末に記憶された送信データの検証を行う検証端末とからなるシステムであって、上記受信端末は、受信した送信データを記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶された送信データから検証データを生成する検証データ生成手段とを有し、上記検証端末は、上記検証データ生成手段が生成した検証データに基づいて、上記記憶手段に記憶された送信データの検証を行う検証処理手段を有することを特徴とする。
【0009】上記検証データ生成手段は、上記検証データ生成手段は、検証データとして上記記憶手段に記憶された送信データから圧縮データを生成し、上記検証処理手段は、送信データから生成された圧縮データと、上記検証データ生成手段が生成した圧縮データを比較することにより送信データの検証を行うようにしてもよい。
【0010】本発明の第2の観点にかかる送信データ管理システムは、送信データを送信する送信端末と、送信データを受信する受信端末と、前記送信端末及び受信端末と通信可能な中継端末とを有する送信データ管理システムであって、上記送信端末は、送信データを上記受信端末及び中継端末に対して送信する送信手段を有し、上記受信端末は、受信した送信データを記憶する送信データ記憶手段と、上記送信データ記憶手段に記憶された送信データから、検証データを生成する検証データ生成手段とを有し、上記中継端末は、上記送信端末から送信された送信データに基づいて、受信端末が生成した検証データの検証を行うことにより、受信端末に記憶された送信データの検証を行う検証手段を有することを特徴とする。
【0011】本発明の第3の観点にかかる送信データ管理システムは、送信データを送信する送信端末と、送信データを受信する受信端末と、前記送信端末及び受信端末と通信可能な第三者機関端末とを有する送信データ管理システムであって、上記送信端末は、送信データから生成したハッシュ値を上記第三者機関端末へ送信して送信データの原本性を証明する証明データの発行を要求すると共に、送信データ及び第三者機関端末により発行された証明データを上記受信端末に送信する送信手段を有し、上記受信端末は、受信した送信データを記憶する送信データ記憶手段と、上記送信データ記憶手段に記憶された送信データから生成したハッシュ値及び受信した証明データを上記第三者機関端末に送信して検証要求を行う検証要求手段とを有し、上記第三者機関端末は、上記送信端末から送信されたハッシュ値に基づいて証明データを発行する証明データ発行手段と、上記受信端末から送信されたハッシュ値が上記送信端末により生成されたハッシュ値に適合するか、及び上記検証要求された証明データの検証を行う検証手段とを有することを特徴とする。
【0012】本発明の第4の観点にかかる送信データ管理システムは、送信データを受信する受信端末と、上記送信データの検証を行う第三者機関端末と、上記受信端末及び第三者機関端末と通信可能に配置された中継端末と、を有する送信データ管理システムであって、上記受信端末は、上記中継端末から受信した送信データを記憶する送信データ記憶手段と、上記送信データ記憶手段に記憶された送信データからハッシュ値を生成し、生成したハッシュ値と、送信データの原本性を証明する証明データとを上記中継端末に送信するハッシュ生成手段とを有し、上記中継端末は、送信データ又は送信データから生成したハッシュ値を上記第三者機関端末へ送信して証明データの発行を要求する証明データ発行要求手段と、上記発行された証明データと、送信者から提供された送信データを上記受信端末へ送信する送信手段と、上記受信端末から受け取ったハッシュ値及び証明データを上記第三者機関端末へ送信して検証の要求を行う検証要求手段とを有し、上記第三者機関端末は、上記中継端末から送信された送信データ又はハッシュ値に基づいて証明データを発行する証明データ発行手段と、上記受信端末が生成したハッシュ値が上記送信データ又は上記送信端末により生成されたハッシュ値に適合するか、及び上記検証要求された証明データの検証を行う検証手段とを有することを特徴とする。
【0013】本発明の一の観点にかかる送信データ管理方法は、コンピュータにより、受信した送信データを所定の記憶部に記憶する処理と、上記記憶部に記憶された送信データから検証データを生成する処理と、生成された検証データを検証する処理とを行うことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にかかる実施形態を説明する。図1に本発明の第1の実施形態にかかる送信データ管理システムの実施形態を示す。図1において、本実施形態の送信データ管理システムは、中継サーバ1と、1又は複数の送信端末2及び受信端末3が、インターネット等の所定のネットワークを介してそれぞれ接続可能に構成されている。
【0015】送信端末2は、送信ファイルを送信する送信者が使用する端末である。送信端末2は、コンピュータにより構成され、中継サーバ1及び受信端末3との間でインターネット等のネットワークを介してデータの送受信を行うことができる。
【0016】受信端末3は、送信ファイルを受信する受信者が使用する端末である。この受信端末3は、CPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行するコンピュータプログラムを記憶するRAM、ROMなどの内部メモリ及び、ハードディスク装置等の外部メモリにより、図1に示す送信ファイル記憶部31、データ送受信処理部32、ハッシュ生成部33の機能ブロックを実現している。送信ファイル記憶部31は、中継サーバ1を介して送信者から送信された送信ファイルを記憶する記憶部である。データ送受信処理部32は、送信端末2又は中継サーバ1との間でデータの送受信を行う。ハッシュ生成部33は、所定のハッシュアルゴリズムにより、送信ファイル記憶部31に記憶された送信ファイルから検証データとしてのハッシュ値を生成して、中継サーバ1に送信する。
【0017】中継サーバ1は本発明にかかる検証端末を構成する。この中継サーバ1は、CPUと、CPUが実行するコンピュータプログラムを記憶したRAM、ROM等の内部メモリ及びハードディスク装置等の外部記憶装置とにより、図1に示す機能ブロックを実現している。図1に示した中継サーバ1の機能ブロックは、ファイル情報記憶部11、ファイル管理部12、検証処理部13、送信結果処理部14から構成されている。
【0018】ファイル情報記憶部11は、送信者により提供された送信ファイル及びこれに関する情報を記憶することができる記憶部であり、図2に示すように、ファイル情報記憶部11には、送信者を識別するための送信者ID、受信者を識別するための受信者ID、送信ファイル及び処理状況が記憶できるようになっている。送信ファイルは、送信者から送信要求がされた送信ファイル名及び送信データを含む。処理状況は、送信ファイルが受信端末3に送信され、受信端末3の送信ファイル記憶部31に記憶されたか否かを表す情報である。なお、送信者ID及び受信者IDは、送信者又は受信者を識別できる情報であればよく、送信端末2又は受信端末3のアドレスデータなどであってもよい。
【0019】ファイル管理部12は、送信者から受け取った送信ファイル及びこれに関する送信先等の情報を受付けて、これをファイル情報記憶部11に記憶する。また、ファイル管理部12は、受信者からの送信ファイルの送信要求に応じて、要求された送信ファイルを受信端末3へ送信する。
【0020】検証処理部13は、受信端末3のハッシュ生成部33のハッシュアルゴリズムと同じハッシュアルゴリズムにより、ファイル情報記憶部11に記憶されている送信ファイルかからハッシュ値を生成することができる。また、検証処理部13は、この生成したハッシュ値と、受信端末3が生成した検証データとしてのハッシュ値を比較して、これらのハッシュ値が一致するか判別することにより、送信ファイル記憶部31に記憶された送信ファイルの検証を行う。
【0021】送信結果処理部14は、検証処理部13の判別結果をファイル情報記憶部11に記憶する。また、送信結果処理部14は、送信者に対する送信ファイルの送信結果を送信元である送信者に対して通知する。
【0022】次に、第1の実施形態にかかる送信ファイル管理方法について、図3を参照して説明する。まず、送信者が、送信端末2を使用して送信ファイルと、送信者ID及び受信者IDなどの情報を中継サーバ1へ送信するなどして提供すると、ファイル管理部12は、提供された送信ファイル等を受付け、これをファイル情報記憶部11に記憶する(S101)。また、送信者は、電子メール等により受信者に対して送信ファイルがある旨を通知する(S102)。これにより、受信者は送信者からの通知を契機に中継サーバ1に対して送信ファイルの取得を要求すると、ファイル管理部12はこの要求を受付け、ファイル記憶部11を参照して、当該受信者の受信者IDに対応して記憶される送信ファイルを受信端末3に送信する(S103)。なお、ファイル送信要求を受付けた際に、ファイル管理部12が受信者の検証を行うようにしてもよい。
【0023】データ送受信部32は、受信端末3が受信した送信ファイルを送信ファイル記憶部31に記憶する(S104)。送信ファイルの記憶が完了すると、ハッシュ生成部33は所定のハッシュアルゴリズムにより、送信ファイル記憶部33に記憶された送信ファイルからハッシュ値を生成し、生成したハッシュ値を中継サーバ1に送信する(S105)。
【0024】受信端末3からのハッシュ値を受付けると、検証処理部13はそのハッシュアルゴリズムによりハッシュ値を生成し、この生成したハッシュ値と、受信端末3から送信されたハッシュ値を比較して、これらのハッシュ値が一致するか否か判別する(S106)。
【0025】判別の結果、ハッシュ値が一致しない場合には、送信ファイル記憶部31に適正な送信ファイルが記憶されていない旨を送信者に通知するなどして処理を終了する。なお、ハッシュ値が一致しない場合、S103の処理に戻って、ファイル管理部12が受信端末3に対して送信ファイルを再度送信するようにしてもよい。
【0026】判別の結果、ハッシュ値が一致する場合には、送信ファイル記憶部31に適正な送信ファイルが記憶されたものとして、送信結果処理部14がファイル情報記憶部11の当該送信ファイルの処理状況を「保存済み」に更新する(S107)。また、送信結果処理部14は、送信が完了した旨を当該送信ファイルの送信者に通知して(S108)、処理を終了する。
【0027】以上のように、上述の第1の実施形態によれば、検証処理部13が、ハッシュ生成部33が送信ファイル記憶部31に記憶された送信ファイルに基づいて生成したハッシュ値と、検証処理部13が生成したハッシュ値とを比較することにより、受信端末3が正しい送信ファイルを受信し、これを送信ファイル記憶部31に記憶したことを確認できる。これにより、例えば、受信端末3が送信ファイルを取得する途中で、ネットワーク等の障害により正しい送信ファイルを取得できなかった場合であっても、中継サーバ1が受信端末3に正しいデータ記憶されていないことを確認できるようになり、送信者としては再度送信ファイルを送信するなどの処理を行うことができる。
【0028】また、ハッシュ値などの圧縮データを検証用データとして使用することにより、送信するデータ量を少なくすることができ、通信時間やネットワークへの負荷を軽減することができるし、セキュリティ性も向上させることができる。
【0029】次に、本発明にかかる第2の実施形態について、図4を参照して説明する。なお、上述の第1の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。図4において、第2の実施形態にかかる送信ファイル管理システムは、インターネット等のネットワークを介してそれぞれ接続可能に構成された中継サーバ100、送信端末200及び受信端末3と、送信端末200及び受信端末3に所定のネットワークを介して接続可能に構成された第三者機関端末400から構成されている。
【0030】送信端末200は、送信ファイルを送信する送信者が使用する端末であり、コンピュータにより構成され、中継サーバ1及び受信端末3との間でインターネット等のネットワークを介してデータの送受信を行うことができる。また、送信端末200は、ハッシュ生成部33と同じハッシュアルゴリズムにより、送信データからハッシュ値を生成することができ、これを第三者機関端末400に送信することにより、証明データの発行要求を行うことができる。
【0031】中継サーバ100は、CPUとCPUが実行するコンピュータプログラムを記憶するRAM、ROMなどの内部記憶装置及び、ハードディスク装置などの外部記憶装置により、ファイル情報記憶部101、ファイル管理部102、送信結果処理部103の各機能ブロックを構成する。
【0032】ファイル情報記憶部101は、送信ファイル及びこれに関する情報を記憶することができる記憶部である。このファイル情報記憶部101には、図5に示すように、送信者ID、受信者ID,送信ファイル、証明データ及び処理状況を記憶することができる。
【0033】ファイル管理部102は、送信者から送信された送信ファイル及び証明データを受付け、ファイル情報記憶部101に記憶する。また、ファイル管理部102は、受信者からの送信ファイルの取得要求に基づいて、送信ファイル及び証明データを受信端末3に送信する。送信結果処理部103は、第三者機関端末400による検証結果情報を取得し、これをファイル情報記憶部101に記憶する。また、送信結果処理部103は、送信ファイルの送信結果を送信者に対して電子メール等により通知する。
【0034】第三者機関端末400は、信頼のある第三者機関(Trusted Third Party)が管理する端末であり、本発明にかかる検証端末を構成している。この第三者機関端末400は、CPUと、CPUが実行するコンピュータプログラムを記憶するRAM、ROM等の内部メモリ及び、ハードディスク装置等の外部記憶装置により、図4に示した証明データ記憶部401、証明データ発行部402、検証処理部403の機能ブロックを構成する。
【0035】証明データ記憶部401には、送信端末200が送信ファイルから生成したハッシュ値及び、各送信ファイルの内容を証明する証明データが記憶できるようになっている。証明データは、登録された送信ファイルの原本性を証明するためのデータであって、この証明データとしては、例えば、登録ID、登録時間、送信ファイルのファイル識別情報などから構成される。
【0036】証明データ発行部402は、送信者から要求により、送信ファイルに基づいて証明データの発行処理を行う。この発行処理としては、例えば、証明データ発行部402が所定の規則に従い登録ID及びファイル識別情報を生成し、この生成した登録ID、ファイル識別情報、その発行時間などを証明データとして発行する。
【0037】検証処理部403は、証明データ記憶部401に記憶されている送信ファイルのハッシュ値と、受信端末3が生成した検証データとしてのハッシュ値を比較して、これらのハッシュ値が一致するか判別することにより、送信ファイル記憶部31に記憶された送信ファイルの検証を行う。また、検証処理部403は、受信端末3から送信された証明データが、証明データ記憶部401に記憶されている証明データに適合するか判別することにより、送信ファイルの原本性を検証する。
【0038】次に、第2の実施形態にかかる送信データ管理方法について、図4を参照して説明する。図4において、まず、送信者は、送信端末200により送信ファイルからハッシュ値を生成し、生成したハッシュ値を第三者機関端末400に送信することにより証明データの発行を要求する(S201)。
【0039】証明データ発行部402は、受信したハッシュ値を証明データ記憶部401に記憶すると共に、このハッシュ値などからファイル識別情報を生成するなどして証明データを発行し、この発行した証明データを証明データ記憶部401に記憶する(S202)。そして、証明データ発行部402は、発行した証明データを送信者に対して送信する(S203)。
【0040】送信者は、取得した証明データと送信ファイルを中継サーバ100へ送信するなどして提供すると、ファイル管理部102は受け取った送信ファイル及び証明データをファイル情報記憶部101に記憶する(S204)。また、送信者は受信者に対して、電子メールなどにより送信ファイルがある旨を通知する(S205)。
【0041】受信者は、当該通知に従って、中継サーバ100に対して送信ファイル及び証明データの取得を要求すると、ファイル管理部102は、ファイル情報記憶部101に記憶されている送信ファイル及び証明データを受信端末3に送信する(S206)。データ送受信処理部32は、受信した送信ファイル及び証明データを送信ファイル記憶部31に記憶する(S207)。ハッシュ生成部33は、所定のハッシュアルゴリズムに基づいて、送信ファイル記憶部301に記憶された送信ファイルからハッシュ値を生成し、生成したハッシュ値と証明データとを第三者機関端末400に送信して、送信ファイルの検証を要求する(S208)。
【0042】この検証要求に基づいて、検証処理部403は、証明データ記憶部401に記憶されている当該送信ファイルのハッシュ値と、受信端末3から送信されたハッシュ値を比較して、これらのハッシュ値が一致するか否か判別するこよりにより検証を行う(S209)
また、検証処理部403は、証明データ記憶部401に記憶されている証明データと受信端末3から送信された証明データを比較して判別することにより、送信ファイルの原本性を検証する(S210)。そして、検証処理部403は、これらの検証の結果を受信端末3に対して通知する(S211)。
【0043】データ送受信部32は、受信した検証結果を中継サーバ100に通知する(S212)。送信結果処理部103は、送信結果情報をファイル情報記憶部101の当該送信ファイルの処理状況を記憶すると共に、送信結果情報を送信元の送信端末2に通知して(S213)、処理を終了する。なお、検証の結果、受信端末3に正しい送信ファイルが記憶されていないと判別された場合には、ファイル管理部102が送信ファイル等を受信端末3に再度送信してもよい。
【0044】このように第2の実施形態によっても、第三者機関端末400の検証処理部403が、受信端末3の送信ファイル記憶部31に記憶された送信ファイルから生成されたハッシュ値を用いて送信ファイルの検証を行うようにしたことから、送信者は受信端末3の送信ファイル記憶部31に送信ファイルが記憶されたことを確認することができる。
【0045】また、本実施形態によれば、信頼できる第三者機関が証明データにより送信ファイルの原本性を確認することから、送信の途中で送信ファイルの内容が改ざんされた場合には、証明データにより送信ファイルが改ざんされたことを確認することができ、再度正しい送信ファイルを送信するなどの対応をとることができる。
【0046】なお、上述の第2の実施形態では、送信端末200が送信ファイルからハッシュ値を生成して、生成したハッシュ値を第三者機関端末400へ送信する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、送信端末200から第三者機関端末400に対して送信ファイル自体を送信しておき、受信端末3から検証要求があった時に、検証処理部403が送信ファイルに基づいてハッシュ値を生成し、受信端末3から送信されたハッシュ値の検証を行うようにしてもよく、任意である。
【0047】次に、本発明にかかる第3の実施形態について図6を参照して説明する。この第3の実施形態は、受信端末3が生成した検証データとしてのハッシュ値を、中継サーバ100を介して、第三者機関端末400に送信して検証を行うようにした実施形態であり、上述の第1の実施形態又は第2の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0048】本実施形態の中継サーバ100は、証明データ発行要求部104を有している。この証明データ発行要求部104は、ハッシュ生成部33と同じハッシュアルゴリズムにより、送信者から提供された送信ファイルからハッシュ値を生成し、生成したハッシュ値を第三者機関端末400に送信することにより、証明データの発行を要求する処理を行う。
【0049】次に、第3の実施形態にかかる送信データ管理方法について、図6を参照して説明する。図6において、まず、送信者は送信ファイルを中継サーバ100に送信するなどして提供すると共に(S301)、送信者は受信者に対して、電子メールなどにより送信ファイルがある旨を通知する(S302)。
【0050】証明データ発行要求部104は、ハッシュアルゴリズムにより提供された送信ファイルからハッシュ値を生成し、生成したハッシュ値を第三者機関端末400に送信することにより、証明データの発行を要求する(S303)。
【0051】証明データ発行部402は、受信したハッシュ値を証明データ記憶部401に記憶すると共に、このハッシュ値などからファイル識別情報を生成するなどして証明データを発行し、この発行した証明データを証明データ記憶部401に記憶する(S304)。そして、証明データ発行部402は、発行した証明データを中継サーバ100に対して送信する(S305)。
【0052】ファイル管理部102は、送信者から提供された送信ファイル、第三者機関端末400により発行された証明データをファイル情報記憶部101に記憶する(S306)。
【0053】また、S302の送信者からのメール等による通知に従って、受信者が中継サーバ100に対して送信ファイル取得を要求すると、ファイル管理部102は、ファイル情報記憶部101に記憶されている要求された送信ファイル及び証明データを受信端末3に送信する(S307)。データ送受信処理部32は、受信した送信ファイル及び証明データを送信ファイル記憶部31に記憶する(S308)。ハッシュ生成部33は、所定のハッシュアルゴリズムに基づいて、送信ファイル記憶部301に記憶された送信ファイルからハッシュ値を生成し、生成したハッシュ値と証明データを中継サーバ100に送信する(S309)。
【0054】ファイル管理部102は、受信端末3から送信されたハッシュ値とファイル情報記憶部101に記憶されている証明データとを第三者機関端末400に送信し、ハッシュ値の検証を要求する(S310)。
【0055】この検証要求に基づいて、検証処理部403は、証明データ記憶部401に記憶されている当該送信ファイルのハッシュ値と、受信端末3から送信されたハッシュ値を比較して、これらのハッシュ値が一致するか否か判別するこよりにより検証を行う(S311)
また、検証処理部403は、証明データ記憶部401に記憶されている認証データと受信端末3から送信された証明データを比較して判別することにより、送信ファイルの原本性を検証する(S312)。そして、検証処理部403は、これらの検証の結果を中継サーバ1に対して通知する(S313)。
【0056】送信結果処理部103は、通知された判別結果をファイル情報記憶部501に記憶すると共に、その結果を送信者に通知して(S314)、処理を終了する。なお、判別の結果、正しいファイルが受信端末3に記憶されていない場合には、ファイル管理部502が送信ファイルを再度受信端末3へ送信して、処理を繰り返すようにしてもよい。
【0057】このように、第3の実施形態によれば、第三者機関端末400の検証処理部403が、受信端末3の送信ファイル記憶部31に記憶された送信ファイルから生成されたハッシュ値を用いて送信ファイルの検証を行うようにしたことから、送信者は受信端末3の送信ファイル記憶部31に送信ファイルが記憶されたことを確認することができる。
【0058】また、第3の実施形態によれば、信頼ある第三者機関により送信ファイルの確認を行うようにしたことから、正しい内容の送信ファイルが受信端末3に記憶されたことを客観的に確認することができる。さらに、第3の実施形態によれば、受信端末3が第三者機関端末400との間での認証処理を行うわず、中継サーバ100が第三者機関端末400との間での処理を行うようにしたことから、受信端末3の負荷を軽減できる。
【0059】上述の第1から第3の実施形態では、データ圧縮アルゴリズムとしてハッシュ関数を使用する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。 例えば、ハッシュ関数にかえて、秘密鍵暗号方式又は公開鍵暗号方式などを用いてもよく、この場合、秘密鍵または公開鍵により送信ファイルを暗号化し、この暗号データを用いて上述の検証処理を行ってもよい。
【0060】また、上述の第1から第3の実施形態では、いずれも中継サーバを配置して処理を行う例について説明したが、中継サーバを配置せずに、中継サーバの各機能を送信端末又は第三者機関端末が行うようにしてもよい。また、各機能を所定の端末に適宜分散させて1つのシステムを構成してもよい。
【0061】また、送信者からの送信ファイル等の提供は、ネットワークを介して送信することにより行ってもよいし、また所定の記録媒体に送信ファイル等のデータを格納して提供してもよく任意である。また、受信者が複数存在する場合は、受信者毎にハッシュアルゴリズムを変えてもよい。
【0062】各実施形態にかかる中継サーバ、第三者機関端末は、専用装置であってもよいし、また、汎用のコンピュータとコンピュータプログラムを用いて実現してもよい。汎用のコンピュータを利用して実現する場合には、例えば、汎用のコンピュータに対して上述の動作を実行するためのコンピュータプログラムやこれを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体(FD、CD−ROM等)からコンピュータプログラムをインストールすることにより上述の処理を実行する各装置を構成するようにしてもよい。なお、上述の機能をOS(Operating System)が分担又はOSとアプリケーションプログラムの共同により実現する場合等には、OS以外の部分のみをコンピュータプログラムとして、またこのコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な媒体に格納してもよい。
【0063】また、中継サーバ又は第三者機関端末用の各コンピュータプログラムを搬送波に重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワークの掲示板(BBS)に当該プログラムを掲示し、これをネットワークを介して配信するようにしてもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OS制御下で他のアプリケーションプログラムと同様に実行させることにより上述の処理を実行させるようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、送信データが受信端末に記憶されたことを効率的に確認できる。




 

 


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