米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ

発明の名称 映像配信装置並びに映像配信プログラム、及び映像再生装置並びに映像再生プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−199072(P2003−199072A)
公開日 平成15年7月11日(2003.7.11)
出願番号 特願2001−389821(P2001−389821)
出願日 平成13年12月21日(2001.12.21)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武 (外2名)
【テーマコード(参考)】
5C053
5C064
【Fターム(参考)】
5C053 FA29 FA30 GB06 GB37 GB40 HA22 LA11 LA14 LA20 
5C064 BA07 BB10 BD02 BD08 BD16
発明者 于 冬 / 渡辺 真太郎 / 三部 靖夫
要約 課題
異なるビットレートで圧縮された高品質の静止画像を正確に取り出し、再生可能な、映像配信装置並びに映像配信プログラム、及び映像再生装置並びに映像再生プログラムを提供する。

解決手段
映像配信装置(ビデオサーバ1とフレームデータサーバ2)により配信される映像ストリームを通信ネットワーク経由で受信して再生する映像再生装置(プレーヤ3)であって、この映像再生装置は、映像再生中にポーズ指令を発行することにより、ポーズ中に再生された映像フレームに埋め込まれているフレーム識別情報(FPI:Frame Positioning Information)から、異なるビットレートで圧縮された同一映像フレームの配信を要求し、当該映像フレームの配信を受けて再生する映像再生部31を備える。
特許請求の範囲
【請求項1】 通信ネットワークを介して映像再生装置に映像ストリームを配信する映像配信装置であって、前記配信される映像の各フレームに、フレーム毎同期した識別情報を電子透かしによって埋め込み配信する映像ストリーム配信手段と、前記再生装置から発行されるポーズ要求指令を受信し、そのときに受信した前記識別情報に基づき該当の映像フレームを抽出し、ポーズ中の映像フレームとは異なるビットレートで圧縮された映像フレームを配信する要求映像フレーム配信手段、を備えたことを特徴とする映像配信装置。
【請求項2】 前記ポーズ中の映像フレームから、前記映像再生装置によってあらかじめ設定された、もしくは任意に設定されるフレーム送り間隔に従う複数の映像フレームを連続的に配信する要求映像フレーム連続配信手段、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の映像配信装置。
【請求項3】 通信ネットワークを介して映像再生装置に映像ストリームを配信する映像配信装置に用いられる映像配信プログラムであって、前記配信される映像の各フレームに、フレーム毎同期した識別情報を電子透かしによって埋め込み配信する映像ストリーム配信ステップと、前記再生装置から発行されるポーズ要求指令を受信し、そのときに受信した前記識別情報に基づき該当の映像フレームを抽出し、ポーズ中の映像フレームとは異なるビットレートで圧縮された映像フレームを配信する要求映像フレーム配信ステップ、をコンピュータに実行させる映像配信プログラム。
【請求項4】 映像配信装置により配信される映像ストリームを通信ネットワーク経由で受信して再生する映像再生装置であって、映像再生中にポーズ指令を発行することにより、前記ポーズ中に再生された映像フレームに埋め込まれているフレーム識別情報から、異なるビットレートで圧縮された同一映像フレームの配信を要求し、当該映像フレームの配信を受けて再生する映像再生手段、を備えたことを特徴とする映像再生装置。
【請求項5】 映像配信装置により配信される映像ストリームを通信ネットワーク経由で受信して再生する映像再生装置であって、前記映像再生中に発行されるポーズ指令に基づき、前記映像再生装置による映像配信の一時停止を要求する映像ストリーム配信停止要求手段と、前記ポーズ中に再生された映像フレームの中から電子透かしにより埋め込まれたフレーム識別情報を検出し、前記ポーズ中に再生された映像フレームとは異なるビットレートで圧縮された同一映像フレームの配信を要求する映像フレーム配信要求手段と、前記映像配信装置から配信される前記フレーム識別情報に基づく要求フレームの配信を受付け再生する要求映像フレーム再生手段と、を備えたことを特徴とする映像再生装置。
【請求項6】 前記ポーズ中に再生される映像フレームから、あらかじめ設定された、もしくは任意に設定されるフレーム送り間隔に従う複数の映像フレームを抽出し、前記抽出された映像フレームの配信を受けて連続再生する要求映像フレーム連続再生手段、を備えたことを特徴とする請求項5に記載の映像再生装置。
【請求項7】 映像配信装置により生成される映像ストリームを通信ネットワーク経由で受信して再生する映像再生装置に用いられる映像再生プログラムであって、前記映像再生中に発行されるポーズ指令に基づき、前記映像再生装置による映像配信の一時停止を要求する映像ストリーム配信停止要求ステップと、前記ポーズ中に再生された映像フレームの中から電子透かしにより埋め込まれたフレーム識別情報を検出し、前記ポーズ中に再生された映像フレームとは異なるビットレートで圧縮された同一映像フレームの配信を要求する映像フレーム配信要求ステップと、前記映像配信装置から配信される前記フレーム識別情報に基づく要求フレームの配信を受付け再生する要求映像フレーム再生ステップと、をコンピュータに実行させる映像再生プログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等の通信ネットワークを介して映像ストリームを配信し、再生する用途に用いて好適な、映像配信装置並びに映像配信プログラム、及び映像再生装置並びに映像再生プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビに閉じられていた動画の世界がインターネットの出現により大きく広がろうとしている。次世代画像圧縮方式であるMPEG4(Moving Picture Experts Group Phase4)の出現により、64kビット/秒〜2Mビット/秒に動画を圧縮可能となる。このMPEG4を使えば、有線、無線を問わず、あらゆるネットワークに動画を流すことが可能となり、比較的容量の小さなモバイル機器においても、テキストやグラフィックスと同様、動画が情報提供メディアの一つとして利用できるようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、インターネットやモバイル向け映像配信において、ネットワークの速度の制約から解像度と画質を落とした映像しか流せないことが多く、そのために再生された映像の中の文字が読めなかったり、あるいは絵の詳細が識別できなかったりすることが度々発生する。このとき、再生中の映像をポーズしても同じ画質の静止画像が表示されるだけで、静止画の細部を観察するのに必要な情報を提供することができなかった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、例えば、電子透かし技術を用いて動画の各フレームにフレーム識別情報を埋め込み、映像再生中にポーズボタンを押すことにより、異なるビットレートで圧縮された高品質の静止画像を正確に取り出し、再生可能な、映像配信装置並びに映像配信プログラム、及び映像再生装置並びに映像再生プログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決するために本発明は、通信ネットワークを介して映像再生装置に映像ストリームを配信する映像配信装置であって、前記配信される映像の各フレームに、フレーム毎同期した識別情報を電子透かしによって埋め込み配信する映像ストリーム配信手段と、前記再生装置から発行されるポーズ要求指令を受信し、そのときに受信した前記識別情報に基づき該当の映像フレームを抽出し、ポーズ中の映像フレームとは異なるビットレートで圧縮された映像フレームを配信する要求映像フレーム配信手段、を備えたことを特徴とする。
【0006】本発明によれば、映像ストリーム配信手段が、配信される映像の各フレームに、フレーム毎同期した識別情報を電子透かしによって埋め込み配信し、要求映像フレーム配信手段が、再生装置から発行されるポーズ要求指令を受信し、そのときに受信した識別情報に基づき該当の映像フレームを抽出し、ポーズ中の映像フレームとは異なるビットレートで圧縮された映像フレームを配信するため、高いビットレートで圧縮された同一映像フレームを配信することにより、映像再生装置側でより高品質の静止画像を再生可能な映像配信装置を提供することができる。
【0007】また、本発明において、前記ポーズ中の映像フレームから、前記映像再生装置によってあらかじめ設定された、もしくは任意に設定されるフレーム送り間隔に従う複数の映像フレームを連続的に配信する要求映像フレーム連続配信手段、を備えたことを特徴とする。
【0008】本発明によれば、要求映像フレーム連続配信手段が、ポーズ中の映像フレームから、映像再生装置によってあらかじめ設定された、もしくは任意に設定されるフレーム送り間隔に従う複数の映像フレームを連続的に配信するため、映像再生装置により配信された高品質の静止画像を連続再生可能な映像配信装置を提供することができる。特に、ライブ映像やスポーツ映像を再生中に、見たいシーン(静止画像)のみを連続コマ送り再生する際に利用者に利便性を提供できる。
【0009】上記した課題を解決するために本発明は、通信ネットワークを介して映像再生装置に映像ストリームを配信する映像配信装置に用いられる映像配信プログラムであって、前記配信される映像の各フレームに、フレーム毎同期した識別情報を電子透かしによって埋め込み配信する映像ストリーム配信ステップと、前記再生装置から発行されるポーズ要求指令を受信し、そのときに受信した前記識別情報に基づき該当の映像フレームを抽出し、ポーズ中の映像フレームとは異なるビットレートで圧縮された映像フレームを配信する要求映像フレーム配信ステップ、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0010】本発明によれば、上記した映像配信プログラムをコンピュータに実行させることにより、配信される映像の各フレームに、フレーム毎同期した識別情報を電子透かしによって埋め込み配信し、再生装置から発行されるポーズ要求指令を受信し、そのときに受信した識別情報に基づき該当の映像フレームを抽出し、ポーズ中の映像フレームとは異なるビットレートで圧縮された映像フレームを配信するため、高いビットレートで圧縮された同一映像フレームを配信することにより、映像再生装置側でより高品質の静止画像を再生可能となる。
【0011】上記した課題を解決するために本発明は、映像配信装置により配信される映像ストリームを通信ネットワーク経由で受信して再生する映像再生装置であって、映像再生中にポーズ指令を発行することにより、前記ポーズ中に再生された映像フレームに埋め込まれているフレーム識別情報から、異なるビットレートで圧縮された同一映像フレームの配信を要求し、当該映像フレームの配信を受けて再生する映像再生手段、を備えたことを特徴とする。
【0012】本発明によれば、映像再生手段が、ポーズ中に再生された映像フレームに埋め込まれているフレーム識別情報から、異なるビットレートで圧縮された同一映像フレームの配信を要求し、当該映像フレームの配信を受けて再生するため、高いビットレートで圧縮された同一映像フレームを配信することにより、より高品質の静止画像を再生可能とする映像再生装置を提供することができる。
【0013】上記した課題を解決するために本発明は、映像配信装置により配信される映像ストリームを通信ネットワーク経由で受信して再生する映像再生装置であって、前記映像再生中に発行されるポーズ指令に基づき、前記映像再生装置による映像配信の一時停止を要求する映像ストリーム配信停止要求手段と、前記ポーズ中に再生された映像フレームの中から電子透かしにより埋め込まれたフレーム識別情報を検出し、前記ポーズ中に再生された映像フレームとは異なるビットレートで圧縮された同一映像フレームの配信を要求する映像フレーム配信要求手段と、前記映像配信装置から配信される前記フレーム識別情報に基づく要求フレームの配信を受付け再生する要求映像フレーム再生手段と、を備えたことを特徴とする。
【0014】本発明によれば、映像ストリーム配信停止要求手段が、映像再生中に発行されるポーズ指令に基づき、映像再生装置による映像配信の一時停止を要求すると、ポーズ中に再生された映像フレームの中から電子透かしにより埋め込まれたフレーム識別情報を検出し、映像フレーム配信要求手段が、ポーズ中に再生された映像フレームとは異なるビットレートで圧縮された同一映像フレームの配信を要求すると、映像配信装置から配信されるフレーム識別情報に基づく要求フレームの配信を受付け再生するため、高いビットレートで圧縮された同一映像フレームの配信を受けて再生することにより、より高品質の静止画像を再生可能とする映像再生装置を提供することができる。
【0015】また、本発明において、前記ポーズ中に再生される映像フレームから、あらかじめ設定された、もしくは任意に設定されるフレーム送り間隔に従う複数の映像フレームを抽出し、前記抽出された映像フレームの配信を受けて連続再生する要求映像フレーム連続再生手段、を備えたことを特徴とする。
【0016】本発明によれば、要求映像フレーム連続再生手段が、ポーズ中に再生される映像フレームから、あらかじめ設定された、もしくは任意に設定されるフレーム送り間隔に従う複数の映像フレームを抽出し、抽出された映像フレームの配信を受けて連続再生することにより、特に、ライブ映像やスポーツ映像等において見たいシーンのみをコマ送りして連続再生が可能となり、利用者に利便性を与える映像再生装置を提供することができる。
【0017】上記した課題を解決するために本発明は、映像配信装置により生成される映像ストリームを通信ネットワーク経由で受信して再生する映像再生装置に用いられる映像再生プログラムであって、前記映像再生中に発行されるポーズ指令に基づき、前記映像再生装置による映像配信の一時停止を要求する映像配信一時停止要求ステップと、前記ポーズ中に再生された映像フレームの中から電子透かしにより埋め込まれたフレーム識別情報を検出し、前記ポーズ中に再生された映像フレームとは異なるビットレートで圧縮された同一映像フレームの配信を要求する映像フレーム配信要求ステップと、前記映像配信装置から配信される前記フレーム識別情報に基づく要求フレームの配信を受付け再生する要求フレーム再生ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0018】本発明によれば、上記した映像再生プログラムをコンピュータに実行させることにより、映像再生中に発行されるポーズ指令に基づき、映像再生装置による映像配信の一時停止を要求すると、ポーズ中に再生された映像フレームの中から電子透かしにより埋め込まれたフレーム識別情報を検出し、ポーズ中に再生された映像フレームとは異なるビットレートで圧縮された同一映像フレームの配信を要求すると、映像配信装置から配信されるフレーム識別情報に基づく要求フレームの配信を受付け再生するため、高いビットレートで圧縮された同一映像フレームの配信を受け再生することにより、より高品質の静止画像を再生することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明における映像配信装置並びに映像再生装置が接続される通信ネットワークシステムの接続構成例を示すために引用した図である。図1において、符号1はビデオサーバ、符号2はフレームデータサーバであり、映像ストリームデータ、静止画データのそれぞれを配信するもので、ここでは、ビデオサーバ1とフレームデータサーバ2で本発明の映像配信装置が構成される。ビデオサーバ1とフレームデータサーバ2は、インターネット4経由で携帯電話やパソコンから成る映像再生装置であるプレーヤ3に接続される。プレーヤ3には、WINDOWS(登録商標)のメディアプレーヤ、もしくは米国Real Networks社のリアルプレーヤが実装されるものとする。
【0020】ビデオサーバ1が配信する映像ストリームの中には、ソースとなる映像ストリームを構成するフレーム毎、電子透かし技術によりFPI(Frame PositioningInformation)情報が含まれる。ここで、FPI情報とは、タイムコードやタイムスタンプ、フレーム番号から成るフレームの識別情報をいう。ここでは、ビットレート20〜500kbpsでMPEG4により符号化された比較的低品質映像をインターネット4経由でプレーヤ3へ供給する。プレーヤ3は、利用者がポーズボタンを押すことで電子透かし技術に基づき埋め込まれたFPIを検出し、フレーデータサーバ2に対して高品質静止画データの要求を行う。このとき、同時に検出されたFPIを引き渡す。
【0021】フレームデータサーバ2では、あらかじめビットレートの異なる様々な同一映像ストリームが生成されており、プレーヤ3からの要求に基づき、高品質の映像ストリームの中から受信したFPIに従う同一フレームの静止画を抽出してプレーヤ3に配信する。ここでは、ビットレート500kbps〜22Mbps、MPEG1あるいは2で符号化された高品質静止画データを配信ものとする。プレーヤ3は、受信した高品質の静止画を画面上に表示し、利用者は、拡大等して細部の観察が可能になる。
【0022】図2、図3に、図1に示される映像配信装置(ビデオサーバ1とフレームデータサーバ2)、映像再生装置(プレーヤ3)の内部構成がそれぞれ機能展開され示されている。以下に示す各ブロックは、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成され、CPUがメモリに記録されたプログラムを読み出し、実行することによりそのブロックが持つ機能を実現するものとする。
【0023】図2において、映像配信装置は、通信インタフェース部10、映像ストリーム配信部11、要求映像フレーム配信部21、要求映像連続配信部22で構成される。通信インタフェース部10は、インターネット4とのインタフェースを司る部分であり、TCP/IP(Internet Protocol)が実装されるものとする。映像ストリーム配信部11は、配信される映像の各フレームに、フレーム毎同期した識別情報を電子透かしによって埋め込み配信する機能を持つ。
【0024】また、要求映像フレーム配信部21は、プレーヤ3から発行されるポーズ要求指令を受信し、そのときに受信した識別情報に基づき該当の映像フレームを抽出し、ポーズ中の映像フレームとは異なるビットレートで圧縮された映像フレームを配信する機能を持つ。更に、要求映像連続配信部22は、ポーズ中の映像フレームから、映像再生装置によってあらかじめ設定された、もしくは任意に設定されるフレーム送り間隔に従う複数の映像フレームを連続的に配信する機能を持つ。
【0025】図3において、映像再生装置は、通信インタフェース部30と、映像再生部31から構成される。通信インタフェース部30は、インターネット4とのインタフェースを司る部分であり、TCP/IP(Internet Protocol)が実装されるものとする。映像再生部31は、映像再生中にポーズ指令を発行することにより、ポーズ中に再生された映像フレームに埋め込まれているフレーム識別情報から、異なるビットレートで圧縮された同一映像フレームの配信を要求し、当該映像フレームの配信を受けて再生する機能を持ち、映像配信停止要求部311と、映像フレーム配信要求部312と、要求映像フレーム再生部313と、要求映像フレーム連続再生部314で構成される。
【0026】映像配信停止要求部311は、映像再生中に発行されるポーズ指令に基づき、映像再生装置による映像配信の一時停止を要求する機能を持ち、映像フレーム配信要求部312は、ポーズ中に再生された映像フレームの中から電子透かしにより埋め込まれたフレーム識別情報を検出し、ポーズ中に再生された映像フレームとは異なるビットレートで圧縮された同一映像フレームの配信を要求する機能を持つ。要求映像フレーム再生部313は、映像配信装置から配信されるフレーム識別情報に基づく要求フレームの配信を受付け再生する機能を持ち、要求映像フレーム連続再生部314は、ポーズ中に再生される映像フレームから、あらかじめ設定された、もしくは任意に設定されるフレーム送り間隔に従う複数の映像フレームを抽出し、抽出された映像フレームの配信を受けて連続再生する機能を持つ。
【0027】図4、図5は、図1〜図3に示す本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートであり、具体的には、本発明の映像配信プログラム、映像再生プログラムの処理手順を示す図である。以下、図4、図5に示すフローチャートを参照しながら、図1〜図3に示す本発明実施形態の動作について詳細に説明する。
【0028】図4において、まず、ビデオサーバ1は、電子透かし技術を利用してソースとなる映像の各フレームにフレームの位置を示す情報FPIを埋め込む(ステップS401)。フレームデータサーバ2は、FPIが埋め込まれた映像から用途に応じて、様々なビットレートの配信用映像ストリームを生成する。そして、ビデオサーバ1を利用して、映像ストリーム配信部11が要求された映像ストリームを利用者に配信する(ステップS402)。
【0029】一方、利用者は興味のあるところでプレーヤ3のポーズボタンを操作してビデオサーバ1に対し映像ストリームの配信の一時停止を要求するポーズ指令を発行することができる(ステップS403)。このとき、プレーヤ3は、ポーズのために停止中の静止画に埋め込まれたFPIを抽出し、フレームデータサーバ2に対して高品質の静止画フレームの配信を要求する。これを受信したフレームデータサーバ2は、要求映像フレーム配信部21により、フレーヤ3からのリクエストに応じてあらかじめ生成済みの高品質の映像ストリームから同じフレームの静止画像を抽出し、プレーヤ3に配信する(ステップS404)。
【0030】プレーヤ3では、受信した高品質の静止画を画面に表示し、利用者は拡大等した細部を観察することができる。プレーヤ3は、更に、コマ送り再生ボタンを操作することにより得られる静止画像をコマ送り再送可能である。即ち、フレームデータサーバ2は、プレーヤ3によりコマ送りボタンが操作されたとき(ステップS405)、要求映像フレーム連続配信部22がこれをコマ送り再生指令として受信し、ポーズ中の静止画像から始まる所定間隔のフレーム静止画像を複数抽出して配信する(ステップS406)。なお、ポーズ中の静止画像から始まるコマ送り間隔については利用者がプレーヤ3を操作することにより任意に設定することも考えられる。いずれにせよ、複数の映像フレームがプレーヤ3に配信され、再生される。
【0031】最後に、ビデオサーバ1は、ポーズが解除されたか否かをチエックし(ステップS407)、ポーズが解除された場合、再びビデオサーバ1による映像ストリームの配信が行われる(ステップS402)。
【0032】図5において、まず、ビデオサーバ1は、プレーヤ3に対して映像ストリームを利用者に配信する(ステップS402)。プレーヤ3側では、配信された映像ストリームを受信しながら再生し(ステップS501)、利用者は興味のあるところでポーズボタンを操作することにより、映像ストリーム停止要求部311を介してビデオサーバ1に対し映像ストリームの配信の一時停止を要求するポーズ指令を発行することができる(ステップS502)。このとき、プレーヤ3の映像フレーム配信要求部312は、ポーズのために停止中の静止画に埋め込まれたFPIを検出し、フレームデータサーバ2に対して高品質の静止画フレームの配信を要求する(ステップS503、S504)。
【0033】これを受信したフレームデータサーバ2は、プレーヤ3からのリクエストに応じてあらかじめ生成済みの高品質の映像ストリームから同じフレームの静止画像を抽出し、プレーヤ3に配信する。プレーヤ3では、要求映像フレーム再生部313で受信した高品質の静止画を画面に表示し、利用者は拡大等した細部を観察することができる(ステップS506)。プレーヤ3は、更に、コマ送り再生ボタンを操作することにより得られる静止画像をコマ送り再送可能である。即ち、利用者によりコマ送りボタンが操作されたとき(ステップS505)、要求映像フレーム連続再生部314がこれをコマ送り再生指令として送信し、フレームデータサーバ2によって配信される、ポーズ中の静止画像から始まる所定間隔のフレーム静止画像を複数受信し、連続再生する(ステップS507)。
【0034】なお、ポーズ中の静止画像から始まるコマ送り間隔については利用者がプレーヤ3を操作することにより任意に設定することも考えられる。いずれにせよ、複数の映像フレームがプレーヤ3に配信され、再生される。コマ送り再生により、特にライブ映像やスポーツ映像等において見たいシーンのみの連続再生が可能となり、利用者に利便性を与えることができる。最後に、利用者がプレーヤ3のポーズを解除したときに、ビデオサーバ1による映像ストリームの配信が再開され、これを受信した再生も再開する(ステップS501)。
【0035】以上説明のように、本発明は、例えば、電子透かし技術を利用して映像ストリーム(動画像)を構成する各フレームにFPIを埋め込むことで、同じ静止画像を、ビットレート、フレームレート、圧縮方式の異なる映像ストリームから正確に取り出す仕組みを提供するものである。なお、本発明実施形態において、ビデオサーバ1とフレームデータ配信サーバ2の組で映像配信装置を構成するものとして説明したが、ビデオサーバ1が単体でフレームデータサーバ2の機能を取り込んで映像配信装置を構成しても良い。
【0036】また、図2の通信インタフェース部10、映像ストリーム配信部11、要求映像フレーム配信部21、要求映像連続配信部22、図3の通信インタフェース部30、映像再生部31、映像ストリーム配信停止要求部311、映像フレーム配信要求部312、要求映像フレーム再生部313、要求映像フレーム連続再生部314のそれぞれで実行される手順をコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本発明の映像配信装置及び映像再生装置が実現されるものとする。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウアを含むものである。
【0037】更に、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0038】また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0039】以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0040】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、映像再生中にポーズボタンを操作することにより、例えば、64kbps〜200kbps等ネットワークのバンド幅の制約で低品質の映像しか配信できない環境でも、高品質の静止画を瞬時に再現でき、従来、識別できなかった画像の細部を観察できる。本発明は、モバイル向け映像配信に特に顕著な効果が得られる。なお、200kbps〜3Mbpsのブロードバンドでは、比較的クリアな映像が配信できる。この場合でも利用者は好みの画面でポーズボタンを操作することにより、より高精細の静止画像を取得できるため、芸術作品の鑑賞や超高精細の静止画販売にも利用可能である。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013