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発明の名称 情報配信サーバ、情報配信方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−141152(P2003−141152A)
公開日 平成15年5月16日(2003.5.16)
出願番号 特願2001−338468(P2001−338468)
出願日 平成13年11月2日(2001.11.2)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武 (外2名)
【テーマコード(参考)】
5B075
【Fターム(参考)】
5B075 KK07 KK34 KK40 ND20 NK46 PQ02 PR08 UU40 
発明者 石原 吉浩
要約 課題
ユーザに対してアンケートによる負担をかけることなく、ユーザの趣味や嗜好に応じた情報を送信することができる情報配信サーバを提供する。

解決手段
ユーザの端末から送信される書き込み情報を電子掲示板上に公開する情報配信サーバにおいて、ユーザの端末から送信されネットワーク上の電子掲示板に登録される書き込み情報から、この書き込み情報を構成するコンセプトを抽出する。そして、抽出されたコンセプトと掲示板情報データベースに記憶されたコンセプトを比較し、抽出されたコンセプトに一致するコンセプトの事例情報を掲示板情報データベースから読みだし、ユーザの端末に送信する。
特許請求の範囲
【請求項1】 端末から送信されネットワーク上の電子掲示板に登録される書き込み情報から前記書き込み情報を構成する要素を抽出するテキストマイニング処理手段と、前記ユーザに送信するための送信情報とキー情報とを対応づけて記憶する送信情報データベースと、前記テキストマイニング処理手段によって抽出される要素と前記送信情報データベースに記憶されるキー情報とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記キー情報に対応する送信情報を前記端末に送信する情報配信制御手段と、を有することを特徴とする情報配信サーバ。
【請求項2】 端末から送信される書き込み情報を電子掲示板上に公開する情報配信サーバであって、前記書き込み情報を構成する要素を抽出する第1のテキストマイニング処理手段と、前記第1のテキストマイニング処理手段によって抽出される要素と前記書き込み情報とを事例情報として記憶する掲示板情報データベースと、新たに端末から送信される書き込み情報から前記書き込み情報を構成する要素を抽出する第2のテキストマイニング処理手段と、前記第2のテキストマイニング処理手段の検出結果に基づいて、前記第2のテキストマイニング処理手段によって前記新たに端末から送信された書き込み情報から抽出された要素と前記掲示板情報データベースに記憶された事例情報の要素とを比較し、比較結果に基づいて、前記新たに送信された書き込み情報に応じた事例情報を送信対象の端末に送信する情報配信制御手段と、を有することを特徴とする情報配信サーバ。
【請求項3】 前記第2のテキストマイニング処理手段は、前記書き込み情報の内容が回答を要求する内容であるか否かを検出する書き込み属性検出手段を有し、前記情報配信制御手段は、書き込み属性検出手段の検出結果に基づき、前記書き込み情報の内容が回答を要求する内容である場合に、前記書き込み情報の回答に相当する事例情報を送信することを特徴とする請求項2記載の情報配信サーバ。
【請求項4】 前記第1のテキストマイニング処理手段は、前記書き込み情報内に前記要素が用いられている出現比率を演算し、前記第2のテキストマイニング処理手段は、前記新たに端末から送信される書き込み情報内に前記要素が用いられている出現比率を演算し、前記情報配信制御手段は、前記第1のテキストマイニング処理手段によって演算された出現比率と、前記第2のテキストマイニング処理手段によって演算された出現比率と、を比較し、出現比率の比較結果に基づいて事例情報を送信することを特徴とする請求項2または請求項3記載の情報配信サーバ。
【請求項5】 前記端末のユーザを識別するユーザIDと該ユーザIDに基づいて端末に送信した事例情報のIDとを対応づけて記憶する送信履歴データベースを有し、前記情報配信制御手段は、前記比較結果に基づいて事例情報を送信する場合に、送信する事例情報が送信対象の端末に対して過去に送信した履歴がある否かを前記送信履歴データベースから検出し、過去に送信した履歴がない場合に前記端末に事例情報を送信することを特徴とする請求項2から請求項5のうちいずれかに記載の情報配信サーバ。
【請求項6】 端末から送信される書き込み情報を電子掲示板上に公開する情報配信サーバにおける情報配信方法であって、前記端末から送信されネットワーク上の電子掲示板に登録される書き込み情報から前記書き込み情報を構成する要素を抽出し、前記端末に送信するための送信情報とキーワードとが対応づけて予め記憶されたデータベースを参照し、前記キーワードと前記抽出された要素とを比較し、前記比較した比較結果に基づいて、前記抽出された要素に対応するキーワードがある場合に、該キーワードに対応する送新情報を前記データベースから読み出して前記端末に送信することを特徴とする情報配信方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報配信サーバに係り、特に、電子掲示板を利用してユーザに情報を送信する情報配信サーバ、情報配信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ユーザの趣味や嗜好に応じた電子メールをサーバからユーザの端末に送信する情報配信サービスが提供されつつある。この情報配信サービスを行う場合、ユーザの趣味や嗜好を把握するために、サーバからユーザの端末にアンケートを送信し、ユーザに回答してもらっている。
【0003】一方、ネットワーク上に設けられたサーバを用いて、複数のユーザの端末から送信される書き込み情報を電子掲示板によって公開する電子掲示板サービスが提供されている。ユーザは、このサービスの電子掲示板に質問や要求を掲示し、他のユーザから掲示される回答を閲覧し、ユーザ間において情報交換を行い、コミュニケーションを図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の情報配信サービスにおいては、ユーザに対してアンケートを行った後、時間が経過すると、ユーザの趣味や嗜好が変化する場合がある。サービス提供者側としては、情報配信サービスの品質を向上させるために、定期的にアンケートをユーザの端末に配信し、ユーザの心境の変化を把握することが考えられるが、定期的にアンケートを配信すると、ユーザにとって、定期的にアンケートに回答しなければならず、煩雑な作業であるとともに、負担となってしまう。また、ユーザに対して負担をかけないように定期的なアンケートを行わないと、ユーザの興味のない電子メールをユーザ宛に送信してしまうこととなり、サービス提供者側にとって、情報配信サービスの品質が低下させてしまうことになり、これと同時に、ユーザにとって、サービスの利用価値が低下してしまうという問題点が生じてしまう。
【0005】他方、電子掲示板サービスにおいては、ユーザが質問や要求のコメントを電子掲示板に掲示しても、このコメントに回答してくれる他のユーザがいない場合、コメントを書き込んだユーザは、コメントに対する回答を得ることができなかった。これにより、ユーザにとってサービスの利用価値が低下してしまうという問題点がある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ユーザに対してアンケートによる負担をかけることなく、ユーザの趣味や嗜好に応じた情報を送信することができる情報配信サーバを提供することにある。また、本発明は、ユーザにとってサービスの利用価値を向上させることができる情報配信サーバ、情報配信方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は、端末から送信されネットワーク上の電子掲示板に登録される書き込み情報から前記書き込み情報を構成する要素を抽出するテキストマイニング処理手段と、前記ユーザに送信するための送信情報とキー情報とを対応づけて記憶する送信情報データベースと、前記テキストマイニング処理手段によって抽出される要素と前記送信情報データベースに記憶されるキー情報とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記キー情報に対応する送信情報を前記端末に送信する情報配信制御手段と、を有することを特徴とする。
【0008】また、本発明は、端末から送信される書き込み情報を電子掲示板上に公開する情報配信サーバであって、前記書き込み情報を構成する要素を抽出する第1のテキストマイニング処理手段と、前記第1のテキストマイニング処理手段によって抽出される要素と前記書き込み情報とを事例情報として記憶する掲示板情報データベースと、新たに端末から送信される書き込み情報から前記書き込み情報を構成する要素を抽出する第2のテキストマイニング処理手段と、前記第2のテキストマイニング処理手段の検出結果に基づいて、前記第2のテキストマイニング処理手段によって前記新たに端末から送信された書き込み情報から抽出された要素と前記掲示板情報データベースに記憶された事例情報の要素とを比較し、比較結果に基づいて、前記新たに送信された書き込み情報に応じた事例情報を送信対象の端末に送信する情報配信制御手段と、を有することを特徴とする。
【0009】また、本発明は、上述の情報配信サーバにおいて、前記第2のテキストマイニング処理手段は、前記書き込み情報の内容が回答を要求する内容であるか否かを検出する書き込み属性検出手段を有し、前記情報配信制御手段は、書き込み属性検出手段の検出結果に基づき、前記書き込み情報の内容が回答を要求する内容である場合に、前記書き込み情報の回答に相当する事例情報を送信することを特徴とする。
【0010】また、本発明は、上述の情報配信サーバにおいて、前記第1のテキストマイニング処理手段は、前記書き込み情報内に前記要素が用いられている出現比率を演算し、前記第2のテキストマイニング処理手段は、前記新たに端末から送信される書き込み情報内に前記要素が用いられている出現比率を演算し、前記情報配信制御手段は、前記第1のテキストマイニング処理手段によって演算された出現比率と、前記第2のテキストマイニング処理手段によって演算された出現比率と、を比較し、出現比率の比較結果に基づいて事例情報を送信することを特徴とする。
【0011】また、本発明は、上述の情報配信サーバにおいて、前記端末のユーザを識別するユーザIDと該ユーザIDに基づいて端末に送信した事例情報のIDとを対応づけて記憶する送信履歴データベースを有し、前記情報配信制御手段は、前記比較結果に基づいて事例情報を送信する場合に、送信する事例情報が送信対象の端末に対して過去に送信した履歴がある否かを前記送信履歴データベースから検出し、過去に送信した履歴がない場合に前記端末に事例情報を送信することを特徴とする。
【0012】また、本発明は、端末から送信される書き込み情報を電子掲示板上に公開する情報配信サーバにおける情報配信方法であって、前記端末から送信されネットワーク上の電子掲示板に登録される書き込み情報から前記書き込み情報を構成する要素を抽出し、前記端末に送信するための送信情報とキーワードとが対応づけて予め記憶されたデータベースを参照し、前記キーワードと前記抽出された要素とを比較し、前記比較した比較結果に基づいて、前記抽出された要素に対応するキーワードがある場合に、該キーワードに対応する送新情報を前記データベースから読み出して前記端末に送信することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による情報配信システムを図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態による情報配信システムの構成を示す概略ブロック図である。この図において、情報配信システムは、n台のユーザの端末10−1〜10−nと、m台の広告主の端末20−1〜20−mとが、ネットワーク100を介して情報配信サーバ1に接続される。
【0014】情報配信サーバ1のうち、テキストマイニング処理部3は、ユーザの端末10−1〜10−nから送信されるネットワーク100上の電子掲示板に公開するための書き込み情報を通信部2を介して受信し、受信した書き込み情報を構成する要素を抽出する。この書き込み情報を構成する要素を抽出する処理は、形態素解析によって行われる。形態素とは、これ以上に細かくすると意味がなくなってしまう最小の文字列であり、形態素解析とは、文章を形態素に文章を分解して文章から役立つ知識や情報を抽出する解析方法である。このテキストマイニング処理部1は、書き込み情報を形態素解析を行い、要素をコンセプトとして出力する。この要素は、単語であってもよい。
【0015】また、テキストマイニング処理部3は、書き込み情報の内容が回答を要求する内容であるか否かを検出する書き込み属性検出部31を有する。この書き込み属性としては、書き込み情報が質問であることを示す「質問」、書き込み情報が要求であることを示す「要求」、書き込み情報が否定であることを示す「否定」、質問、要求、否定のうち、いずれにも含まれない通常の書き込み情報であること示す「通常」がある。この書き込み属性は、書き込み情報の文章の語尾に基づいて検出され決定される。例えば、語尾が「教える」の場合は書き込み属性が「通常」であり、語尾が「教えて」の場合は書き込み属性が「要求」であり、語尾が「知っていますか」の場合は書き込み属性が「質問」である。また、「質問」と「要求」とが回答を要求する書き込み情報であることを示す属性に相当する。
【0016】また、テキストマイニング処理部3は、書き込み情報内においてコンセプトが用いられている出現比率を演算する。ここでいう出現比率とは、抽出されたコンセプトのうち、同じコンセプトが存在する個数と書き込み情報の文章内の全コンセプトの個数との比率である。このテキストマイニング処理部3が、上述の第1のテキストマイニング処理手段および第2のテキストマイニング処理手段に相当する。
【0017】掲示板情報データベース4は、図2に示すように、テキストマイニング処理部2によって抽出されるコンセプトと解析対象の書き込み情報とを対応づけて事例情報として記憶する。このコンセプトには、書き込み属性検出部31によって検出された、「質問」、「要求」、「否定」、「通常」のうちいずれか1つの書き込み属性が設定される。
【0018】また、この事例情報には、さらに、ユーザを識別するためのユーザID、書き込み情報の題名、書き込み情報を識別するための書き込みID、書き込み情報が登録された日時、テキストマイニング処理部3が演算した出現比率が対応づけられ記憶される。
【0019】個人情報データベース5は、電子掲示板のサービスを利用するユーザに関する情報を記憶する。この個人情報データベース5は、図3に示すように、ユーザID、ユーザの名前、生年月日、性別、コンセプトを対応づけて記憶する。この個人情報データベース5に記憶されるコンセプトは、ユーザの端末から送信される書き込み情報からテキストマイニング処理部3によって抽出されたコンセプトと検出結果とが順次追加されて記憶される。このコンセプトと検出結果は、追加された最新順に記憶される。
【0020】送信情報データベース6は、広告主の端末20−1〜20−mから送信されるコンテンツとコンテンツに設定されるキーワードを通信部2を介して受信し、記憶する。このコンテンツは、静止画像データ、動画像データ、音声データ、文字データのうち少なくとも1つによって構成され、例えば、広告、バナー広告、ホームページなどがある。この実施形態においては、バナー広告をコンテンツとして送信する場合について説明する。
【0021】この送信情報データベース6には、図4に示すように、コンテンツを依頼する広告主名、広告主の端末によって設定されるコンテンツのキーワード、該キーワード以外に類似するキーワードである類似キーワード、コンテンツを識別するコンテンツID、コンテンツ、が対応づけられて記憶される。なお、この実施形態では、送信情報データベース6のキーワードとコンテンツとの組み合わせ、および、掲示板情報データベース4に記憶されるコンセプトと書き込み情報との組み合わせが、上述のキー情報と送信情報との組み合わせに相当する。
【0022】図1に戻り、情報送信制御部8は、書き込み情報に応じた送信情報をユーザの端末に送信する。この送新情報は、送信情報データベース6に記憶されるコンテンツ、書き込み情報に応じた事例情報が含まれる。さらに詳細に説明すると、情報送信制御部8は、新たに受信した書き込み情報が、回答を要求する内容である場合に、書き込み情報の回答に相当する事例情報を掲示板情報データベース4から読み出して送信対象のユーザの端末に送信する制御を行う。すなわち、情報送信制御部8は、比較部7によって、書き込み属性が「質問」または「要求」であるか否かを検出し、「質問」または「要求」である場合に、新たにユーザの端末から送信された書き込み情報から抽出されたコンセプトと掲示板情報データベース4に記憶された事例情報のコンセプトとを比較し、比較結果に応じて事例情報を送信する。ここでは、回答を要求する内容である場合とは、書き込み属性が「質問」または「要求」である場合である。
【0023】また、比較部7は、テキストマイニング処理部3によってユーザの端末から新たに送信された書き込み情報から演算された各コンセプトの出現比率と、掲示板情報データベースに記憶された各コンセプトの出現比率とを比較する。また、比較部7は、広告などのコンテンツを送信する場合、テキストマイニング処理部3によって抽出されるコンセプトと送信情報データベース6に記憶されるキーワードとを比較する。
【0024】掲示板公開管理部9は、受信した書き込み情報に書き込みIDを付与する。また、掲示板公開管理部9は、ユーザの端末からの送信要求に基づいて、掲示板情報データベース4に記憶された書き込み情報を送信する。
【0025】次に、図1の構成における情報配信システムの動作について、図面を用いて説明する。図5は、ユーザの端末から送信された書き込み情報に対する回答となる電子メールを送信する場合について説明するためのフローチャートである。ここでは、既に過去に送信された書き込み情報がテキストマイニング処理部3によってコンセプトの抽出が行われ、抽出されたコンセプト毎に文章内における出現比率が演算され、抽出されたコンセプトおよび演算された出現比率が掲示板情報データベース4に記憶されているものとする。
【0026】まず、ユーザの端末10−1から電子掲示板のホームページにアクセスされ、新たな書き込み情報が図6(a)に示すような書き込みとして入力され送信されると、情報配信サーバ1の掲示板公開管理部9は、通信部2を介して書き込み情報とユーザIDとを受信し(ステップS11)、受信した書き込み情報に書き込みIDを付与し、テキストマイニング処理部3に出力する。
【0027】テキストマイニング処理部3は、掲示板公開管理部9から出力される書き込み情報を掲示板情報データベース4(図2符号(a))と個人情報データベース5(図3符号(g))とに記憶する(ステップS12)。そして、テキストマイニング処理部3は、掲示板公開管理部9から出力された書き込み情報からコンセプトを抽出し(ステップS13)、抽出したコンセプトを掲示板情報データベース4(図2符号(b))と個人情報データベース5(図3符号(h))とに記憶する(ステップS12)。ここでは、図2符号(a)の書き込み情報からコンセプトとして、「渋谷にあるラーメン」、「美味しいラーメン」、「教えて」が抽出される。
【0028】さらに、テキストマイニング処理部3は、抽出したコンセプトと図2符号(a)の書き込み情報とに基づいて、各コンセプトが書き込み情報内に出現する出現比率を演算し(ステップS14)、演算結果を掲示板情報データベース4に記憶する(図2符号(c))。さらに、テキストマイニング処理部3は、書き込み属性検出部31によって書き込み属性を検出し、検出された書き込み属性を設定する(ステップS15)。ここでは、抽出されたコンセプトに「教えて」が含まれているので、「要求」が設定される(図2符号(d))。
【0029】コンセプトが抽出され、出現比率の演算がされると、情報送信制御部8は、抽出されたコンセプトに設定された書き込み属性が「質問」または「要求」であるか否かを検出する(ステップS16)。「質問」または「要求」である場合、情報送信制御部8は、抽出されたコンセプトおよび出現比率と、過去の書き込み情報となる事例情報のコンセプトおよび出現比率とを比較部7によって比較する(ステップS17)。比較対象となる事例情報は、日時が最新のものから順に1つずつ比較される。
【0030】情報送信制御部8は、比較部7の検出結果に基づいて、抽出されたコンセプトおよび出現比率と、過去の書き込み情報のコンセプトおよび出現比率との類似度が予め設定された閾値以上であるか否かを検出する(ステップS18)。そして、類似度が閾値以上である事例情報を、書き込み情報に対応する回答として電子メールによってユーザの端末10−1に送信する(ステップS19)。
【0031】ここで、この類似度が閾値以上であるか否かの判断は、各抽出されたコンセプトおよび出現比率と、事例情報のコンセプトおよび出現比率とが一致する度合いを数値化し、この数値と閾値とを比較することにより行われる。一致度合いを数値化する一例としては、抽出されたコンセプトの出現比率が「35%」である場合、この出現比率に対し、一定範囲内にある出現比率(例えば、35±15%の出現比率)が設定されかつ一致するコンセプトの数をカウントし、カウント数を評点とする。そして、この評点が、例えば「5」に設定された閾値以上である場合に、回答に相当する事例情報としてユーザの端末10−1に送信する。例えば、図2に示す各事例情報に対して評点がそれぞれ算出された結果を図7に示す。ここでは、事例情報のうち、評点が「8」である符号(i)に示す事例情報が送信される。
【0032】次に、「質問」または「要求」ではない場合および、類似度が閾値以下である場合に、コンテンツを送信する動作について図8のフローチャートを用いて説明する。「質問」または「要求」ではない場合、および、類似度が閾値以下である場合、情報送信制御部8は、抽出され個人情報データベース5に記憶されたコンセプトと送信情報データベース6に記憶されたキーワードとを比較し(ステップS21)一致するコンセプトがあるか否かを検出する(ステップS22)。ここでは、個人情報データベース5に記憶されたコンセプト(図2符号(h))にあるコンセプト「渋谷にあるラーメン」に送信情報データベース6に記憶されたキーワード「ラーメン」が含まれているので、コンセプトが一致するとして検出され、キーワード「ラーメン」が設定されているコンテンツがユーザの端末10−1に送信される(ステップS25)。
【0033】一方、ステップS22において、一致するキーワードがない場合、情報送信制御部8は、抽出されたコンセプトと類似キーワードとを比較し(ステップS23)、一致する類似キーワードがあるか否かを検出する(ステップS24)。一致する類似キーワードがある場合、情報送信制御部8は、一致する類似キーワードのコンテンツをユーザの端末10−1に送信する(ステップS25)。
【0034】一方、一致する類似キーワードがない場合、デフォルトとして予め設定されている通常のコンテンツを送信する(ステップS26)。このように、事例情報と広告のコンテンツが送信されたユーザの端末10−1の画面には、図6(b)のような画面が出力される。この図6(b)に示すように、バナー広告(符号(j))とユーザからの書き込み情報に対する回答の事例情報(符号(k))とが出力される。
【0035】以上説明した実施形態によれば、ユーザの端末10−1から電子掲示板に登録された書き込み情報からコンセプトを抽出するとともに、出現比率を演算する。そして、演算された出現比率に対して所定の範囲内の出現比率であり、かつ、一致するコンセプトの個数を事例情報毎にカウントし、このカウント数が予め設定された閾値以上である事例情報をユーザの端末10−1に送信するようにしたので、書き込み情報に対する回答が電子掲示板に新たに登録されていなくても、ユーザの端末に回答に相当する事例情報を送信することができる。
【0036】また、上述の実施形態によれば、ユーザの端末10−1から電子掲示板に登録された書き込み情報からコンセプトを抽出し、抽出したコンセプトに一致するキーワードが設定された広告のコンテンツを送信するようにしたので、ユーザの趣味や嗜好を考慮した広告を配信することができる。
【0037】なお、上述の実施形態において、抽出されたコンセプトと事例情報のコンセプトとを比較する場合に、事例情報のコンセプトに類似するコンセプトを類似コンセプトとして登録する類似コンセプトデータベースを設けておき、抽出されたコンセプトと事例情報のコンセプトとが一致しない場合、この事例情報のコンセプトに類似する類似コンセプトを類似コンセプトデータベースから読み出し、再度コンセプトの比較を行うようにしてもよい。これにより、コンセプトの親和性を向上させることができる。
【0038】なお、上記実施形態においては、書き込み情報に対応する回答に相当する事例情報と、書き込み情報に応じた広告のコンテンツとを両方送信する場合について説明したが、必ずしも事例情報と広告のコンテンツとを両方送信する必要はなく、いずれか一方の送信情報を送信するようにしてもよい。例えば、ユーザの端末から、過去の書き込み情報から回答となる書き込み情報の検索要求があった場合に回答情報を送信するようにしてもよい。この場合、回答情報を送信する期限を設定するようにしてもよい。
【0039】次に、第2の実施形態について説明する。図9にこの第2の実施形態における情報配信サーバ1の構成を示す。この図において、図1の各部に対応する部分に同一の符号を付け、その説明を省略する。オブザベーションログデータベース32は、ユーザの端末が過去に掲示板情報データベース4にアクセスした履歴をアクセスログとして記憶する。オブザベーションログデータベース32が記憶するアクセスログの一例を図10に示す。この図に示すように、アクセスログには、ユーザID、アクセスした事例情報のIDとなる書き込みID、閲覧開始あるいは終了を示すアクション、閲覧した日時の情報が含まれる。
【0040】掲示板公開管理部9は、ユーザ端末からの要求に応じて、ユーザの端末から要求された書き込みIDと、このホームページに対するアクション、日時、ユーザIDをオブザベーションログデータベース32に記憶する。
【0041】情報送信制御部8は、比較部7の比較結果に応じた送信する事例情報が決定されると、この決定された事例情報に対し、ユーザが過去にアクセスした履歴があるか否かを検出する。この検出は、送信対象のユーザ端末のユーザIDをキーにし、決定された事例情報の書き込みIDがユーザIDと対応づけてオブザベーションログデータベース32に記憶されているか否かを検出することにより行われる。なお、情報送信制御部8は、事例情報の送信が完了すると、送信した事例情報のIDと送信対象のユーザの端末のユーザIDと送信日時をアクセス履歴としてオブザベーションログデータベース32に記憶する。このようにして、ユーザに対し、一度閲覧した事例情報を、書き込み情報の回答に相当する事例情報を送信しないようにする。これにより、ユーザにとって、同じ事例情報が何度も送信される煩わしさを解消することができる。
【0042】また、図1における情報配信サーバ1のテキストマイニング処理部3、書き込み属性検出部31、情報送信制御部8、比較部7の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより情報配信の管理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
【0043】また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
【0044】以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、端末から電子掲示板に登録された書き込み情報から要素を抽出し、抽出された要素と、キー情報と送信情報とが対応づけられて記憶されたデータベースを参照し、要素に対応するキー情報がある場合に、このキー情報に対応する送信情報を読み出して端末に送信するようにしたので、ユーザに対してアンケートを配信して回答してもらうという負担をかけることなく、ユーザの趣味や嗜好の変化に応じた送信情報を送信することができ、情報配信サービスの品質を向上させることができる。
【0046】また、この発明によれば、書き込み情報の事例情報に、この事例情報を構成する要素を抽出して対応づけて記憶しておき、新たに端末から送信される書き込み情報からこの書き込み情報を構成する要素を抽出し、抽出された要素と予め記憶された事例情報の要素とを比較し、比較結果に基づいて、新たに送信された書き込み情報に応じた事例情報を送信対象の端末に送信するようにしたので、新たに送信された書き込み情報に対し、他のユーザが回答となる書き込み情報を送信していなくとも、過去に登録された書き込み情報から回答に相当する事例情報を送信することができるので、サービス提供者側にとって、ユーザに対して利用価値を向上させたサービスを提供することができる。また、ユーザにとって、自身が登録した質問や要求に対する回答が電子掲示板に新たに登録されていなくても、回答に相当する情報を得ることができ、他のユーザとコミュニケーションをより深く図ることができる効果が得られる。
【0047】また、この発明によれば、書き込み情報の内容が回答を要求する内容であるか否かを検出し、書き込み情報の内容が回答を要求する内容である場合に、書き込み情報の回答に相当する事例情報を送信するようにしたので、ユーザに対し、あたかも他のユーザから自分宛に回答が届いたかのようにして情報を配信することができる。
【0048】また、この発明によれば、事例情報の書き込み情報内に用いられている要素の出現比率を演算し、新たに端末から送信される書き込み情報内に用いられている要素の出現比率を演算し、事例情報における要素の出現比率と、新たに端末から送信される書き込み情報における出現比率とを比較し、出現比率の比較結果に基づいて事例情報を送信するようにしたので、新たに端末から送信された書き込み情報に対して類似性の高い事例情報を送信することができる効果が得られる。
【0049】また、本発明は、事例情報を送信する場合に、送信する事例情報が送信対象の端末に対して過去に送信した履歴がある否かを検出し、過去に送信した履歴がない場合に端末に事例情報を送信するようにしたので、重複する事例情報を何度も同じユーザに送信することができる。これにより、ユーザに対して不要となる情報を除いて必要な情報のみを送信することができ、ユーザに対して利用価値をより向上させたサービスを提供することができる。




 

 


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