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発明の名称 情報提供方法とそのシステム、その端末及びそのサーバ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−219057(P2003−219057A)
公開日 平成15年7月31日(2003.7.31)
出願番号 特願2002−10345(P2002−10345)
出願日 平成14年1月18日(2002.1.18)
代理人 【識別番号】100067747
【弁理士】
【氏名又は名称】永田 良昭 (外1名)
【テーマコード(参考)】
5K025
5K101
【Fターム(参考)】
5K025 CC09 DD05 EE13 GG10 JJ16 
5K101 KK16 KK17 LL01 MM06 MM07 NN18 NN48 QQ07 RR12 TT06
発明者 野口 典子 / 北出 奨
要約 課題
この発明は、情報提供端末で検索したサービスの提供者に連絡を取りたいとき等に、その情報提供端末で直接架電できるようにして、サービスを検索して利用するサービスを決定し、料金の決済を行うまでの一連の経済活動をスムーズに行える利便性の高い情報提供端末とそのシステム、その方法及びそのサーバを提案することを目的とする。

解決手段
操作の入力を受付ける入力手段と、自機又は/及び他機の記憶手段に記憶のサービス提供に関するサービス情報を表示する表示手段と、予め設定された架電先と通話可能な通話手段とを備えた情報提供端末であって、前記入力手段で前記サービス情報を特定されたとき、該サービス情報の提供元に前記架電先を変更する架電先切替手段を備えた情報提供端末、情報提供方法とそのシステム、及び情報提供サーバであることを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】操作の入力を受付ける入力手段と、自機又は/及び他機の記憶手段に記憶のサービス提供に関するサービス情報を表示する表示手段と、予め設定された架電先と通話可能な通話手段とを備えた情報提供端末であって、前記入力手段で前記サービス情報を特定されたとき、該サービス情報の提供元に前記架電先を変更する架電先切替手段を備えた情報提供端末。
【請求項2】操作の入力を受付ける入力手段と、自機又は/及び他機の記憶手段に記憶のサービス提供に関するサービス情報を表示する表示手段と、予め設定された架電先と通話可能な通話手段とを備えた情報提供端末であって、前記記憶手段から任意のサービス情報を検索する検索手段と、前記入力手段で前記サービス情報を特定されたとき、該サービス情報の提供元に前記架電先を変更する架電先切替手段とを備えた情報提供端末。
【請求項3】前記サービス情報を管理するサーバが設けられ、該サーバと通信して前記サービス情報を取得する通信手段を備えた請求項1又は2記載の情報提供端末。
【請求項4】前記サービス情報の提供料金及び/又は前記通話手段の通話料金を徴収する決済手段を備えた請求項1、2又は3記載の情報提供端末。
【請求項5】入力手段で操作の入力を受付け、表示手段で自機又は/及び他機の記憶手段に記憶のサービス提供に関するサービス情報を表示すると共に、予め設定された架電先と通話手段で通話可能な情報提供方法であって、前記入力手段で特定された前記サービス情報の提供元に架電先切替手段で前記架電先を変更する情報提供方法。
【請求項6】サービス提供に関するサービス情報を記憶の記憶手段と、通信手段でネットワークに接続して該ネットワーク上の装置に対して前記サービス情報へのアクセスを許容する情報管理サーバと、前記サービス情報に通信手段でアクセスして表示手段に表示し、入力手段で前記サービス情報の特定を許容し、通話手段での架電先を予め設定された架電先から前記特定されたサービス情報の提供元に架電先切替手段で変更する情報提供端末とを設けた情報提供システム。
【請求項7】前記情報提供端末及び/又は前記情報管理サーバに、利用者及び/又は前記サービス情報提供業者から前記サービス情報の提供料金を徴収する決済手段を設けた請求項6記載の情報提供システム。
【請求項8】ネットワークに接続して通信する通信手段を備え、前記ネットワーク上の装置に対して、サービスの提供に関するサービス情報へのアクセスを許容する情報提供サーバ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば飲食店、宿泊施設、観光地、公共機関、交通機関などのサービス情報の案内を行うような情報提供方法とそのシステム、その端末及びそのサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような情報提供端末としては、入力手段での利用者の入力に基づいて、表示手段に前記サービス情報を表示する情報提供端末が存在している。この情報提供端末は、主にコンビニエンスストア、ショッピングセンター、郵便局、官公庁、銀行、駅などに設けられている。利用者は、前記情報提供端末を利用することで、例えば不慣れな土地であっても食事や宿泊の施設等に関する情報を検索する、普段利用しない官公庁に要件があるときに目的の課を検索するといったことができ、便利に活用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記情報提供端末は、検索して情報を得るという点では便利であるものの、検索した施設(例えば飲食店や官公庁の課)などに詳細情報の問い合わせや予約等の連絡をしようとする場合は、前記サービス情報に含まれている電話番号に、別途公衆電話や携帯電話等で番号を入力して電話する必要があった。
【0004】一方、このような情報提供端末にはトラブル対応用の受話器が設けられており、情報提供端末が故障した場合には、受話器を持つだけでトラブルに対応する保守センタに接続されるが、その受話器を利用して前記施設に連絡することは、機能面及び電話料金の課金の問題によりできなかった。
【0005】この発明は、情報提供端末で検索したサービスの提供者に連絡を取りたいとき等に、その情報提供端末で直接架電できるようにして、サービスを検索して利用するサービスを決定し、料金の決済を行うまでの一連の経済活動をスムーズに行える利便性の高い情報提供端末とそのシステム、その方法及びそのサーバを提案することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、操作の入力を受付ける入力手段と、自機又は/及び他機の記憶手段に記憶のサービス提供に関するサービス情報を表示する表示手段と、予め設定された架電先と通話可能な通話手段とを備えた情報提供端末又は情報提供方法であって、前記入力手段で前記サービス情報を特定されたとき、該サービス情報の提供元に前記架電先を変更する架電先切替手段を備えた情報提供端末又は情報提供方法であることを特徴とする。前記自機は、前記情報提供端末であることを含む。前記他機は、該ネットワーク上の装置に対して前記サービス情報へのアクセスを許容する情報管理サーバ、該情報管理サーバと接続したデータベースサーバ、又は/及びネットワーク上の他の装置であることを含む。
【0007】前記表示手段は、液晶ディスプレイ、ブラウン管ディスプレイであることを含む。前記入力装置は、タッチパネル、キーボード、テンキー、マウス型入力装置であることを含む。前記サービス情報は、レストラン、ホテル、テーマパーク等の施設で提供される販売、宿泊、利用などのサービス、官公庁で提供される各課での手続き受け付けなどのサービス、交通機関や流通業者で提供される物又は人の移動に関するサービス等に関する情報等であることを含む。前記情報提供端末は、駅やコンビニエンスストアなどに設置される情報提供端末、あるいは銀行などに設置されるATM(現金自動支払機)であることを含む。前記架電先切替手段は、通話手段の架電先を切替える制御装置であることを含む。
【0008】前記構成により、利用者は情報提供端末でサービス情報を検索して目的のサービスを抽出し、該サービスを提供する提供元(例えば官公庁であればその電話受付窓口)に、前記情報提供端末で直接架電して問い合わせや予約や購入等をすることができる。
【0009】好ましい実施の形態として、前記情報提供端末は、前記記憶手段から任意のサービス情報を検索する検索手段を備えることができる。前記検索手段は、入力された条件に基づいて記憶手段に記憶のサービス情報から前記条件と一致するサービス情報を検索する制御装置であることを含む。前記構成により、利用者は目的のサービス情報を検索することができる。
【0010】好ましい実施の形態として、前記情報提供端末は、前記サービス情報を管理するサーバが設けられ、該サーバと通信して前記サービス情報を取得する通信手段を備えた情報提供端末とすることができる。前記サーバは、インターネットサーバ、データベースサーバ等のサーバであることを含む。前記構成により、例えばインターネットに接続されたサーバからサービス情報を取得するといったことができ、情報提供端末が複数ある場合等に前記サーバでサービス情報をメンテナンスすれば、どの情報提供端末でもメンテナンスなしで最新のサービス情報を利用することができる。
【0011】好ましい実施の形態として、前記情報提供端末は、前記サービス情報の提供料金及び/又は前記通話手段の通話料金を徴収する決済手段を備えることができる。前記提供料金は、サービス情報の情報提供料、サービス情報掲載の手数料、広告料であることを含む。前記通話料金は、通話時間によって課金される料金であることを含む。前記決済手段は、クレジットカード方式、キャッシュカード方式、デビットカード方式、プリペイドカード方式、電子マネー方式、及び/又は、現金決済方式で使用されているICカード、磁気カード等の媒体を処理するカード処理装置であること、及び/又は、現金決済方式等で現金を直接に処理する現金処理装置であることを含む。
【0012】前記構成により、通話料や情報提供料、手数料、広告料などを利用者、サービス提供者等から徴収することができるため、フリーダイヤルではなく通話料が発生する電話番号に架電することができると共に、情報提供料を利用者から徴収して収益を上げることもできる。
【0013】またこの発明は、サービス提供に関するサービス情報を記憶の記憶手段と、通信手段でネットワークに接続して該ネットワーク上の装置に対して前記サービス情報へのアクセスを許容する情報管理サーバと、前記サービス情報に通信手段でアクセスして表示手段に表示し、入力手段で前記サービス情報の特定を許容し、通話手段での架電先を予め設定された架電先から前記特定されたサービス情報の提供元に架電先切替手段で変更する情報提供端末とを設けた情報提供システムとすることができる。
【0014】前記ネットワークは、インターネット、イントラネット、LAN(ローカルエリアネットワーク)であることを含む。前記サービス情報は、前記情報管理サーバに格納のサービス情報、該情報管理サーバと接続したデータベースサーバなどの装置に格納のサービス情報、ネットワーク上の装置に格納のサービス情報等であることを含む。
【0015】前記アクセスの許容は、例えば前記サービス情報を前記情報管理サーバ又は該情報管理サーバに接続のデータベースサーバ等に全て格納してアクセスを許容、例えば前記データベースサーバや前記ネットワーク上の装置に格納のサービス情報に、前記情報管理サーバがその都度アクセスして前記情報提供端末からのアクセスを許容する等の方法を含む。
【0016】これにより、情報提供端末は情報管理サーバからサービス情報を取得することができ、このサービス情報には、例えば情報管理サーバに記憶のサービス情報、例えば情報管理サーバに接続のデータベースサーバに記憶のサービス情報、例えばインターネット上の他のサーバ(例えばサービスプロバイダのサーバ)に格納のサービス情報などを含めることができる。
【0017】好ましい実施の形態として、前記情報提供端末及び/又は前記情報管理サーバに、利用者及び/又は前記サービス情報提供業者から前記サービス情報の提供料金を徴収する決済手段を設けることができる。前記決済手段は、クレジットカード方式、キャッシュカード方式、デビットカード方式、プリペイドカード方式、電子マネー方式、及び/又は、現金決済方式で使用されているICカード、磁気カード等の媒体を処理するカード処理装置であること、及び/又は、現金決済方式等で現金を直接に処理する現金処理装置であることを含む。
【0018】前記構成により、通話料が発生する電話番号に架電することができると共に、情報提供料等を利用者から徴収して収益を上げることができる。また、例えば情報管理サーバ側で電話料金を負担して決済し、通話料の発生する電話番号に利用者が無料で架電できるように設定することもできる。
【0019】またこの発明は、ネットワークに接続して通信する通信手段を備え、前記ネットワーク上の装置に対して、サービスの提供に関するサービス情報へのアクセスを許容する情報提供サーバとすることができる。前記サービス情報は、前記情報提供サーバに記憶のサービス情報、前記情報提供サーバに接続したデータベースサーバに記憶のサービス情報、前記ネットワークに接続した他のサーバに記憶のサービス情報などのサービス情報を含む。前記構成により、情報提供サーバでサービス情報を一元管理することができ、例えば複数の情報提供端末を備えた場合でも、全ての情報提供端末で最新のサービス情報を同条件で得ることができる。
【0020】
【発明の効果】この発明により、利用者は情報提供端末を操作するだけでサービス情報の検索とそのサービスの提供者への連絡が行えるようになり、情報提供端末の利便性が確実に向上する。
【0021】例えばサービスプロバイダなど、複数のサービス情報を管理しているサーバと管理サーバが通信し、そのサービス情報を情報提供端末で検索可能にすれば、利用者が検索できるサービス情報の量が増大する。このとき前記サービス情報を管理するサービスプロバイダは、管理しているサービスの提供者に対して手数料及び広告料の増加や、前記サービス情報へのアクセス手段の増加(つまり、インターネットからのアクセスに加えて情報提供端末からのアクセスを可能にする等)のアピール等を行うことができ、収入の増加を見込むことができる。
【0022】また、決済手段を備えることで、通話料、サービス情報提供料、手数料、広告料等を利用者、サービス提供者等から徴収することができ、従来はオートフォンで情報提供端末の故障などのトラブル対応にしか使用していなかった通話手段を、通話料が発生する電話番号へ架電可能にして通話手段としての利用価値を向上することができる。
【0023】また、サービス情報の検索とそのサービスの提供者への架電を1つの情報提供端末で可能にすることで、個々のサービス情報に対する閲覧回数と架電回数を合わせた詳細な分析用情報を蓄積することができる。この分析用情報を受けたサービスの提供者は、サービス情報の掲載内容の検討や効果の分析に役立てることができ、経営課題の一つである広告手段の検討の際に詳細な情報を得て精度の高い判断を行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。図1は、情報提供システム1のシステム構成図を表しており、本実施形態では、サービスを提供する提供者としてレストランが存在し、プロバイダが独自に管理するサービス情報をも利用し、利用者、通信業者、レストランに対して通話料や手数料等を徴収又は分配する。
【0025】情報提供システム1は、インターネット2に接続した情報提供端末30、プロバイダサーバ50及び管理サーバ60と、該管理サーバ60に接続した銀行サーバ58,68,88,98とで構成する。
【0026】前記情報提供端末30は、利用者が利用する端末であり、操作の入力やサービス情報の表示、架電及び決済処理を行う。前記プロバイダサーバ50は、プロバイダDB(データベース)51を有し、該プロバイダDB51にプロバイダが管理するサービス情報B(後述)を格納している。前記管理サーバ60は、情報DB61を有し、情報DB61に管理業者が管理するサービス情報A(後述)を格納している。
【0027】前記銀行サーバ58は、前記プロバイダが口座を開設している銀行のサーバであり、口座DB59を有して該口座DB59に前記プロバイダを含む口座情報を格納している。同様に、前記銀行サーバ68は前記管理業者の口座を、前記銀行サーバ88は電話間を接続して通話料を徴収する通信業者の口座を、前記銀行サーバ98はサービスを提供するレストランの口座をそれぞれ格納した口座DB69,89,99を有する。
【0028】なお、前記レストランは、前記管理業者に対してご利用予算や電話番号等のサービス情報の登録をあらかじめ依頼し、該サービス情報は前記サービス情報Aに追加されて前記情報DB61に格納されている。
【0029】また、前記各サーバ(50,58,60,68,88,98)は、内部に制御装置(図示せず)及び通信装置(図示せず)を備えており、前記各サーバ及び情報提供端末30の間で必要に応じて通信することができる。
【0030】以上の構成により、利用者が情報提供端末30を操作してサービス情報の検索をすると、管理サーバ60は、情報DB61に格納のサービス情報A及びプロバイダサーバ50のプロバイダDB51に格納のサービス情報Bから、検索条件と一致するサービス情報を抽出して前記情報提供端末30に送信できる。利用者は前記送信されたサービス情報の表示を見てその情報を得ることができると共に、サービス提供者、例えばレストランに架電して予約等の連絡をすることができ、情報提供端末30で通話料と情報提供料の精算ができる。
【0031】次に、図2に示す斜視図と共に、情報提供端末30の外観について説明する。情報提供端末30は、筐体の全体形状を縦長の略四角柱で普通人が立姿で操作し得る高さに形成し、その正面の上3分の1程度を、垂直よりわずかに上向きに傾斜させた上向き傾斜面、及び垂直よりわずかに下向きに傾斜させた下向き傾斜面で、上からこの順で形成する。
【0032】前記上向き傾斜面の中央には、接客操作/表示部33を備え、該接客操作/表示部33は、文字や絵等の画像を表示するディスプレイ33bに指でタッチした座標を検出するタッチパネル33aを重ねて形成する。接客操作/表示部33の直下には、操作パネル37を設けて暗証番号等の入力を行う入力装置を形成する。
【0033】前記接客操作/表示部33の左横には、通話を行うための受話器32aを備える。なお、通常時はこの受話器32aを上げるだけで保守センタに架電するように設定しており、前記保守センタでは、情報提供端末30をメンテナンスするメンテナンス要員等の要員が、例えばATM機能で発生したトラブル等の電話に対応するために待機している。
【0034】接客操作/表示部33の右下には、係員が情報提供端末30の内部をメンテナンス等するとき以外は筐体を開けられないようにロックする鍵穴48を備える。
【0035】前記下向き傾斜面の上側の両側部には、音を発声するスピーカ47,47を備え、前記下向き傾斜面の中央には、明細票を排出する明細票排出口38aを備えて、その右横に金額等の情報を記憶したカード3を挿入するカード挿入口35aを備える。前記下向き傾斜面の下部には、斜め上に向いた傾斜面をわずかに形成し、該傾斜面の中央近傍には、左側に硬貨入出口34a、右側に紙幣入出口34bを備える。
【0036】以上の構成により、利用者は、タッチパネル33a又は操作パネル37を操作して接客操作/表示部33(ディスプレイ33b)に表示されるサービス情報を閲覧し、目的のサービスの提供者にタッチパネル33a又は操作パネル37の操作で架電して受話器32aで通話し、硬貨入出口34aに硬貨を投入する、紙幣入出口34bに紙幣を投入する、又はカード挿入口35aにカード3を挿入するといった方法で、通話料及び情報提供料を支払う。
【0037】次に情報提供端末30の内部構造について、図3に示す回路ブロック図と共に説明する。CPUで構成する主制御部41は、情報提供端末30の内部に格納されており、プログラムに基づいて各処理部の制御を実行する。また、利用者の入力に基づいてサービス情報を検索する制御、及び架電先を変更する制御も実行する記憶装置44はハードディスクで構成し、前記主制御部41が各制御処理を実行するためのプログラムを記憶すると共に、前記主制御部41の制御に基づいて必要な情報の読書きを実行する。インターフェース31は、各処理部と前記主制御部41を接続しており、前記主制御部41からの制御信号を各処理部に伝達すると共に、各処理部からの処理信号を主制御部41に伝達する。
【0038】架電制御部32は、前記主制御部41と通信信号を送受信し、通常は受話器32aを取ると保守センタに架電して該保守センタと通話可能にするが、前記主制御部41に架電先を切替えられたときは切替えられた架電先と通話可能にする。接客操作/表示部33は、前述したようにタッチパネル33a及びディスプレイ33bとで構成され、利用者にタッチされた入力信号を主制御部41に送信する。また、主制御部41から受ける表示信号に従って、絵や文字などの画像を表示する。現金処理部34は、前記硬貨入出口34a及び紙幣入出口34bと接続しており、該硬貨入出口34aに投入された硬貨及び紙幣入出口34bに投入された紙幣の真偽判別、金種判別をし、その金額を入金信号として主制御部41に送信する入金処理を実行する。また、つり銭などの出金があるとき、主制御部41からの出金信号に基づいて、前記硬貨入出口34aから硬貨を、前記紙幣入出口34bから紙幣を払い出す出金処理も実行する。
【0039】カード処理部35は、前記カード挿入口35aから投入されたカード3に記憶の情報を読み取り、主制御部41にその読取信号を送信し、主制御部41からの書込信号に基づいて、前記カード3に記憶の情報に金額等を上書きしてカード3の情報を更新する。
【0040】通信制御部36は、前記主制御部41からの通信信号に基づいて管理サーバ60との通信を実行し、情報検索や決済に必要な通信処理を実行する。またこれに加えて、プロバイダサーバ50との通信をも実行し、プロバイダサーバ50のプロバイダDB51に記憶のサービス情報B(後述)へのアクセスを可能にする。
【0041】操作パネル37は、利用者による暗証番号などの入力を受けてその入力信号を主記憶部41に送信する。明細票処理部38は、主制御部41からの印字制御信号を受けて、通話料や情報提供料等の利用明細を印字し、前記明細票排出口38aから排出する。
【0042】ジャーナル処理部39は、主制御部41からの印字制御信号を受けて、利用者による通話料や情報提供料などの利用明細情報、サービス情報の閲覧履歴、架電履歴、支払履歴等の情報を記憶して蓄積する。
【0043】以上の構造により、利用者による情報提供端末30の操作は、接客操作/表示部33によって入力信号が認識され、該入力信号に基づいて、主制御部41が通信制御部36でインターネット2を介して管理サーバ60からサービス情報を受信する。利用者が目的のサービスを検索して接客操作/表示部33で架電指示をすると、該架電指示に対応して主制御部41が架電先を保守センタから前記サービスの提供者に変更して架電制御部32で架電し、通話が終了すると現金処理部34又はカード処理部35で通話料及び情報提供料の精算を行う。
【0044】次に、図4に示す回路ブロック図と共に、管理サーバ60の構造について説明する。なお、管理サーバ60はホストコンピュータであるため、その外観についての説明は省略する。
【0045】管理サーバ60の内部には、CPU、記憶装置(図示せず)からなる制御装置62を備え、該制御装置62は記憶装置に格納されたプログラムに基づいてCPUで各装置の制御を実行し、記憶装置を一時記憶領域として利用して各装置の制御を実行する。また、インターネット2を介して管理サーバ60にアクセスしてくる情報提供端末30などの各装置に対して、正規のアクセスであるかを確認し、サービス情報A(後述)へのアクセスを許容するか否かを判断する。
【0046】入力装置63は、キーボード及びマウス(図示せず)で構成し、システム管理者等の入力を入力信号として制御装置62に送信する。通信装置64は、インターネット2に接続されている各装置との通信を可能にし、制御装置62の通信信号によって通信を実行する。
【0047】ディスプレイ65は、制御装置62からの表示制御信号に従って情報を含む画像を表示する。情報DB61は、内部にサービス情報Aを格納しており、制御装置62のアクセス信号に従って前記サービス情報Aの読み書きを実行する。
【0048】以上の構造により、管理サーバ60は、入力装置63の入力等に基づいて情報DB61内のアクセス情報Aの追加、変更、削除を実行し、インターネット2に接続されている情報提供端末30等の各装置に対して、正規のアクセスであればサービス情報Aへのアクセスを許容する。また、プロバイダサーバ50(図1)にアクセスしてサービス情報Bの閲覧も行い、前記サービス情報Aのアクセスの許容のときにサービス情報Bのアクセスも許容する。
【0049】次に、図5に示す説明図と共に、管理サーバ60の情報DB61に格納のサービス情報Aについて説明する。サービス情報Aには、サービスを提供するレストランや観光地などに関する情報が格納されており、そのデータ構造は、ID:各サービスに割り当てた単一の識別番号を表す。
ジャンル:食事(レストラン)、観光、宿泊などのジャンルを表す。
区分:前記ジャンル内でさらに分類する区分(和食、フランス料理等)を表す。
都道府県:サービスの提供地の都道府県を表す。
市区町村:サービスの提供地の市区町村を表す。
予算:サービスの提供を受ける予算の目安を表す。
ランク:サービスの提供者の支払う広告料等で決定される優先順位を表す。
名称:サービスを提供する施設名等の名称を表す。
TEL:サービスの提供者の連絡窓口や代表連絡先などを表す。
その他:他にもサービスの提供者に関する詳細情報を格納する(図示省略)。
などの項目(フィールド)によって形成する。
【0050】なお、プロバイダサーバ50のプロバイダDB51に格納されるサービス情報Bも、前記サービス情報Aと同一の項目で形成するが、詳細な説明は省略する。以上のデータ構造により、サービス情報をジャンル、区分、都道府県、市区町村、予算等によって検索することが可能になる。
【0051】次に、図6に示す情報提供システム1の処理フロー図と共に、図7,8に表す情報提供端末30の画面イメージ説明図を参照して、情報提供システム1の動作について説明する。まず、情報提供端末30の接客操作/表示部33(ディスプレイ33b)には、図7の(A)に示すようにショッピングや食事などサービスのジャンルを選択させる選択ボタン33aを6つ表示した操作案内画面を表示し、利用者に選択させる(ステップn1)。
【0052】利用者によって例えば食事が選択されたとすると、接客操作/表示部33には図7の(B)に示すように検索画面が表示され、利用者に検索条件の入力・選択をさせる(ステップn2)。
【0053】ここで、前記検索画面には、都道府県を選択させるコンボボックス33b、市区町村を選択させるコンボボックス33c、フランス料理や和食などのタイプ(区分)を選択させるコンボボックス33d、予算の範囲を選択させるコンボボックス33eが表示されており、希望する項目を選択した後にOKボタン33fを押下されることで、次の情報検索・抽出処理に移行する。なお、戻るボタン33gを押下された場合は、一つ前の画面(すなわちステップn1)に戻るが、今回は京都府京都市のフランス料理、予算1,000〜15,000円という検索条件で検索したとする。
【0054】情報提供端末30の主制御部41は、前記検索条件を管理サーバ60に送信し、それを受けた管理サーバ60は、情報DB61に格納のサービス情報A、及びプロバイダサーバ50のプロバイダDB51に格納のサービス情報Bにアクセスし、前記検索条件に該当するサービス情報を抽出して、情報提供端末30に送信する(ステップn3)。
【0055】前記抽出されたサービス情報を受けた情報提供端末30は、図7の(C)に示すように、前記サービス情報を5件ずつ一覧表示する(ステップn4)。このとき、表示する順序はランクが高いもの、つまりランクAから順に表示する。なお、前記ランクは、プロバイダやレストラン等とサービス情報を掲載する契約を行う際に、どのランクで契約するかによって料金を設定し、支払い料金が多ければ高いランクに登録しておく。利用者は、表示変更ボタン33hをタッチして6〜10件目までを確認する等の操作を行い、表示されているフランス料理店の名称をタッチして、図7の(D)に示す詳細画面のようにそのフランス料理店の詳細な情報を表示し、利用者が好みに合うフランス料理店を選択する(ステップn5)。
【0056】利用者が、選択したフランス料理店に電話することを決定して、前記詳細画面の電話するボタン33iをタッチすると(ステップn6)、主制御部41はその利用者の操作に対応(応答)して架電先を保守センタから前記フランス料理店に変更し、架電制御部32に通信信号を送信して前記フランス料理店に電話をかける(ステップn7)。
【0057】このとき接客操作/表示部33には、図8の(E)に示すようにメッセージボックス33kに「受話器をお取りください。」と表示し、利用者に受話器32aを取らせる(ステップn8)。
【0058】電話がつながると、利用者と前記フランス料理店の店員との間で詳細情報の問い合わせや予約等の会話が行われ(ステップn9)、主制御部41は前記会話が終了して受話器32aが元の場所に置かれるまで待つ(ステップn10)。
【0059】受話器32aが元の場所に置かれると、主制御部41は、情報提供料及び通話料を計算する(ステップn11)。前記計算結果に基づいて、主制御部41は、図8の(F)に示すように利用者に通話料及び情報提供料の支払方法を選択させる支払方法選択画面を、接客操作/表示部33に表示させる(ステップn12)。
【0060】利用者が現金による支払を選択するため現金支払ボタン33lをタッチした場合は(ステップn14)、硬貨入出口34a(図1)及び紙幣入出口34bの蓋を開いて現金の投入が可能な状態にし、利用者の現金投入を受けて金額計算及びつり銭計算などの現金支払処理を行う(ステップn15)。
【0061】利用者にカード支払ボタン33mを選択された場合は、利用者によるカード挿入口35aへのカード3の挿入を受け、カード決済処理を行う(ステップn16)。
【0062】主制御部41は、明細票処理部38に利用料金やカード3の残金などを印字させた明細票を明細票排出口38a(図1)から排出し、ジャーナル処理部39で検索して閲覧されたサービス情報(つまり詳細表示されたフランス料理店)や架電されたサービス情報(つまり架電されたフランス料理店)等の情報を記憶すると共に印刷する(ステップn17)。以上のようにして、利用者がサービス情報を検索して目的のサービスを提供する提供者に架電し、料金を精算することができる。
【0063】次に、前記精算された料金を、通信業者等に分配等する流れについて、図9に示す説明図と共に説明する。管理業者は、サービス情報を掲載するための手数料、広告料をプロバイダ及びレストランから徴収し、利用者からは電話料金及び情報提供料を徴収して、電話会社に通話料を支払う。
【0064】前記プロバイダから徴収する手数料は、月々に一定金額を徴収する定額制とし、毎月決まった月に管理サーバ60が銀行サーバ58(図1)の口座DB59に格納している前記プロバイダの口座から引き落として、銀行サーバ68の口座DB69にある前記管理業者の口座に入金する。
【0065】前記レストランから徴収する手数料及び広告料も、前記プロバイダと同様に定額制として前記レストランの口座(口座DB99)から引き落とし、管理業者の口座に入金する。
【0066】通信業者に支払う電話料金は、架電制御部32で通話した時間と通話距離によって決定される通話料の蓄積による従量制として、月に一度管理サーバ60によって管理業者の口座(口座DB69)から通信業者の口座(口座DB89)に振り込む。プロバイダに対して管理業者からプロバイダ利用料を支払う場合は、インターネット接続に必要なプロバイダ利用料を、定額制として管理業者の口座(口座DB69)からプロバイダの口座(口座DB59)に振り込む。
【0067】また、レストランに対して管理業者から情報提供料を支払う場合は、有益な情報を公開したことによる情報提供料を、定額制として管理業者の口座(口座DB69)からレストランの口座(口座DB99)に振り込む。以上の処理により、各料金の徴収及び分配を管理サーバ60で実行し、関連業者への決済を自動で行う。
【0068】なお、前記各料金の課金方法は、従量制と定額制を相互に入替えても良い。また、利用者の支払う料金から情報提供料を削減して通話料だけにしてもよいし、通話料も徴収せずに無料にしても良い。このときは、プロバイダ及びレストランからの手数料や広告料の収入で通話料をまかなっても良いし、プロバイダ及びレストラン等の架電先の口座から通話料を徴収して、通信業者に振り込んでも良い。
【0069】また、プロバイダには逆に情報提供料を管理業者から支払うようにして、サービス情報が集まりやすいように構成しても良い。また、カード3を磁気によって情報を記憶する磁気カード、又はIC内部素子によって情報を記憶するICカード(接触型ICカード又は非接触型ICカード)とし、カード処理部35で前記磁気カード又は前記ICカードの情報を読書きできるように構成しても良い。なお、前記非接触型ICカードの場合は、情報の送受信を行うアンテナ、プログラム及び情報を格納するEEPROM、制御処理を実行するCPU等を備えた非接触カードで構成し、アンテナを介する通信によって起電力を得て動作を実行する。
【0070】また、決済の方法としては、ICカード、磁気カード等の媒体を処理するカード処理部35を使用するクレジットカード方式、キャッシュカード方式、デビットカード方式、プリペイドカード方式、電子マネー方式、及び/又は現金決済方式、及び/又は、現金を直接に処理する現金処理部34を使用する現金決済方式としても良い。前記クレジットカード方式等、カード処理部35を使用する決済方式であれば、利用者の口座がある銀行のサーバと管理サーバ60を接続し、利用者が通話料及び情報提供料を支払う際にキャッシュカードやクレジットカード等の媒体を利用できるように構成しても良い。
【0071】また、図6に仮想線で示すように、架電前にカード3を挿入するように利用者に要求しても良い。この場合、前述したステップn6で電話するボタン33iをタッチした後にカード3の提示を要求し(ステップn6a)、該カード3の提示後に架電すると共に該カード3を保持した状態で以降の処理を実行し、カード決済処理を終えてステップn17の明細書・ジャーナル印刷処理終了後、又はステップn15の現金支払処理終了後に、カード3を返却すればよい(ステップn17a)。
【0072】これにより、利用者が電話料金等の支払を失念することを防止し、電話料金及び情報料を確実に回収(決済)することができる。なお、カード3を磁気カードで構成した場合には、カード挿入口35aに挿入されたカード3を前記ステップn17aまで返却(排出)しない構成にすればよく、カード3を非接触のICカードで構成している場合には、該ICカードをロックして前記ステップn17aまで保持する構成にすればよい。これにより、カード3に記憶の金額情報や度数情報等の価値情報の残量が不足していてカード決済ができない場合であっても、現金決済が行われるまでカード3が返却されないこととなる。
【0073】また、管理サーバ60がアクセスするサービス情報を格納のサーバはプロバイダサーバ50に限らず、電話帳を発行している電話番号掲載業者のサーバや、求人情報を管理している仲介業者のサーバ等にアクセスするように構成しても良い。
【0074】また、複数のプロバイダ等と契約してプロバイダサーバ50及びプロバイダDB51を複数構成しても良いし、レストランに限らず様々なサービスを提供する提供者をサービス情報Aに登録しても良い。また、例えば前記レストランが独自にレストランサーバを持っているのであれば、インターネット2を介して前記レストランサーバに格納のサービス情報に管理サーバ60がアクセスするように構成しても良い。また、インターネット2は、イントラネットやLAN(ローカルエリアネットワーク)で構成しても良い。
【0075】また、プロバイダDB51に格納のサービス情報Bは、管理サーバ60の情報DB61に記憶のサービス情報Aに登録し、管理サーバ60はサービス情報Aだけをサービス情報として取り扱うように構成しても良い。これにより、利用者によるサービス情報検索時にプロバイダサーバ50と通信する必要が無くなり、検索速度を速めることができる。またこのとき、管理サーバ60にサーバ情報Aのメンテナンス機能を持たせ、プロバイダサーバ50などの端末からパスワードによってアクセス可能に形成すれば、プロバイダがサービス情報Aを直接更新することができる。
【0076】また、情報提供端末30は、管理サーバ60に格納の情報サービスA及び/又はプロバイダサーバ50に格納の情報サービスBに対して通信制御部36でアクセスし、前記情報提供端末30が検索条件の一致するサービス情報を直接取得するように構成しても良い。
【0077】また、検索項目には、最寄り駅、名称、詳細な住所等も含めて構成しても良い。また、例えばサービス情報に掲載されている宿泊施設に予約する場合、利用者が情報提供端末30を操作してオンラインで直接予約を行い、該情報提供端末30で宿泊料金を前払いできるように構成して、決済業務を代行しても良い。このときは、現金処理部34又はカード処理部35で宿泊料金を決済し、前記宿泊施設のサーバに予約情報及び入金情報を送信し、前記宿泊料金を宿泊施設の口座に振り込めばよい。これに伴って、カード3による支払の場合は、該カード3から氏名や住所等の個人情報を読み取り、該個人情報も合わせて送信すれば、チェックインの手続きを短縮できる利益がある。
【0078】この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、この発明のネットワークは、実施形態のインターネット2に対応し、以下同様に、自機は、情報提供端末30に対応し、通話手段は、架電制御部32に対応し、通信手段は、管理サーバ60の通信装置及び通信制御部64に対応し、表示手段は、接客操作/表示部33に対応し、入力手段は、接客操作/表示部33及び操作パネル37に対応し、決済手段は、現金処理部34、カード処理部35に対応し、制御手段、架電先切替手段、及び検索手段は、主制御部41に対応し、他機及びサーバは、プロバイダサーバ50及び管理サーバ60に対応し、情報管理サーバは、管理サーバ60に対応し、記憶手段は、情報DB61に対応するも、この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。




 

 


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