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発明の名称 動画像データの送信システム、同送信装置、同送信方式および同送信方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−230117(P2003−230117A)
公開日 平成15年8月15日(2003.8.15)
出願番号 特願2002−24602(P2002−24602)
出願日 平成14年1月31日(2002.1.31)
代理人 【識別番号】100084250
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 隆夫
【テーマコード(参考)】
5C063
5C064
【Fターム(参考)】
5C063 AB03 AB07 AB10 AC01 AC05 AC10 CA11 CA23 CA34 DA01 DA05 
5C064 AA01 AA06 AB04 AC12 AC16 AC18 AD02 AD08 AD14 AD16 AD18
発明者 横山 浩嗣
要約 課題
既成のメディアファイルの多種多様な動画像データを効率的に携帯電話機で再生可能なフォーマットで配信する。

解決手段
メディアファイル格納装置32は、任意のフォーマットで形成される動画像ファイルであるメディアファイル1、2、3を格納する。このメディアファイルを蓄積装置33が音声・画像のコーデック情報、およびメディアファイルを中間フォーマットデータとして蓄積する。メディアファイル制御装置30は、中間フォーマットデータおよび音声・画像のコーデック情報から音声・画像ビットストリームを多重生成し、インタフェース変換装置29が送信する。このことにより、メディアファイル1、2、3から読み出された、異なる形式の画像データ処理プロトコルで作成された画像データを、既成のテレビ携帯電話機25、26において再生可能とする。
特許請求の範囲
【請求項1】 動的送信画像を受信し再生するテレビ電話機能をもつ所定のテレビ携帯電話機と、任意のフォーマットで形成される動画像ファイルであるメディアファイルを格納するメディアファイル格納装置と、前記テレビ携帯電話機へ音声・画像ビットストリームを多重生成して送信する機能を有するインタフェース変換装置と、前記インタフェース変換装置へ中間フォーマットデータおよび音声・画像のコーデック情報を送信する機能を有するメディアファイル制御装置と、前記メディアファイル制御装置より音声・画像のコーデック情報を受信し、前記メディアファイル格納装置よりメディアファイルを受信し、該受信した前記音声・画像のコーデック情報、およびメディアファイルを中間フォーマットデータとして蓄積する蓄積装置とを有して構成され、前記携帯電話機において、異なる形式の画像データ処理プロトコルで作成された画像データの再生を可能としたことを特徴とする動画像データの送信システム。
【請求項2】 前記テレビ携帯電話機と接続し、相互に統合したネットワークを構成するテレビ携帯電話網をさらに有して構成されたことを特徴とする請求項1記載の動画像データの送信システム。
【請求項3】 前記テレビ携帯電話網と接続され、前記携帯電話機と無線での接続を行う交換機装置をさらに有して構成されたことを特徴とする請求項2記載の動画像データの送信システム。
【請求項4】 任意のフォーマットで形成される動画像ファイルであるメディアファイルを格納するメディアファイル格納手段と、動的送信画像を受信し再生するテレビ電話機能をもつ所定のテレビ携帯電話機へ音声・画像ビットストリームを多重生成して送信する機能を有するインタフェース変換手段と、前記インタフェース変換手段へ中間フォーマットデータおよび音声・画像のコーデック情報を送信する機能を有するメディアファイル制御手段と、前記メディアファイル制御手段より音声・画像のコーデック情報を受信し、前記メディアファイル格納手段よりメディアファイルを受信し、該受信した前記音声・画像のコーデック情報、およびメディアファイルを中間フォーマットデータとして蓄積する蓄積手段とを有して構成され、前記携帯電話機において、異なる形式の画像データ処理プロトコルで作成された画像データの再生を可能としたことを特徴とする動画像データの送信装置。
【請求項5】 前記中間フォーマットデータは、時間軸に対し先行する第1の音声フレームデータと後続する第2の音声フレームデータと、前記第1の音声フレームデータと前記第2の音声フレームデータとの間に平行して存する画像フレームデータを挟む形態で構成されたデータであることを特徴とする請求項4記載の動画像データの送信装置。
【請求項6】 前記データは、前記第1の音声フレームデータ、前記第2の音声フレームデータ、前記画像フレームデータの各々に、識別子が付与されて構成されたことを特徴とする請求項5記載の動画像データの送信装置。
【請求項7】 メディアファイル格納装置が任意のフォーマットで形成される動画像ファイルであるメディアファイルを格納し、インタフェース変換装置で中間フォーマットデータを多重生成した音声・画像ビットストリームを送信し、メディアファイル制御装置で前記インタフェース変換装置へ中間フォーマットデータおよび音声・画像のコーデック情報を送信し、前記メディアファイル制御装置より音声・画像のコーデック情報を受信し、前記メディアファイル格納装置よりメディアファイルを受信し、該受信した前記音声・画像のコーデック情報、およびメディアファイルを蓄積装置が中間フォーマットデータとして蓄積し、動的送信画像を受信し再生するテレビ電話機能をもつ所定のテレビ携帯電話機において、異なる形式の画像データ処理プロトコルで作成された画像データの再生を可能としたことを特徴とする動画像データの送信方式。
【請求項8】 前記テレビ携帯電話機とテレビ携帯電話網とを接続し、相互に統合したネットワークが構成されたことを特徴とする請求項7記載の動画像データの送信方式。
【請求項9】 前記中間フォーマットデータは、時間軸に対し先行する第1の音声フレームデータと後続する第2の音声フレームデータと、前記第1の音声フレームデータと前記第2の音声フレームデータとの間に並列して存する画像フレームデータを挟む形態で構成されたデータであることを特徴とする請求項7または8に記載の動画像データの送信方式。
【請求項10】 前記データは、前記第1の音声フレームデータ、前記第2の音声フレームデータ、前記画像フレームデータの各々に、識別子が付与されて構成されたことを特徴とする請求項9記載の動画像データの送信方式。
【請求項11】 任意のフォーマットで形成される動画像ファイルであるメディアファイルを格納するメディアファイル格納工程と、中間フォーマットデータを多重生成した音声・画像ビットストリームを送信するインタフェース変換工程と、前記インタフェース変換工程へ中間フォーマットデータおよび音声・画像のコーデック情報を送信するメディアファイル制御工程と、前記メディアファイル制御工程より音声・画像のコーデック情報を受信し、前記メディアファイル格納工程よりメディアファイルを受信し、該受信した前記音声・画像のコーデック情報、およびメディアファイルを中間フォーマットデータとして蓄積する蓄積工程と、動的送信画像を受信し再生するテレビ電話機能をもつ所定のテレビ携帯電話機において、異なる形式の画像データ処理プロトコルで作成された画像データの再生を可能としたことを特徴とする動画像データの送信方法。
【請求項12】 前記テレビ携帯電話機とテレビ携帯電話網とを接続し、相互に統合したネットワークが構成されたことを特徴とする請求項11記載の動画像データの送信方法。
【請求項13】 前記中間フォーマットデータは、時間軸に対し先行する第1の音声フレームデータと後続する第2の音声フレームデータと、前記第1の音声フレームデータと前記第2の音声フレームデータとの間に並列して存する画像フレームデータを挟む形態で構成されたデータであることを特徴とする請求項12記載の動画像データの送信方法。
【請求項14】 前記データは、前記第1の音声フレームデータ、前記第2の音声フレームデータ、前記画像フレームデータの各々に、識別子が付与されて構成されたことを特徴とする請求項13記載の動画像データの送信方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像データの送信システム、同送信装置、同送信方式および同送信方法に関し、特に、携帯端末等で画像データを取り扱う場合の動画像データの送信システム、同送信装置、同送信方式および同送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動画像データの送信システム、同送信装置、同送信方式および同送信方法は、たとえば、次世代携帯電話端末機器に適用され用いられる。従来の技術においても、テレビ携帯電話同士での通信時に作成される動画像データの送受信が可能である。
【0003】本発明と技術分野の類似する先願発明例1として、特開平8−46723号公報の「異種テレビ電話間相互通信システム」がある。本先願発明例1では、様々なプロトコルが存在するために、更新することが不可能であった異種テレビ電話同士を相互に更新可能にすることを目的としている。この目的において本先願発明例1では、「テレビ電話がn種類(3種類以上)のときには、システム内のプロトコル変換装置をn(n−1)の種類だけ作成しておき、DTMFの指示命令によりこれにあった接続となるように構成すればよい。」(段落0012の後段)としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の一般技術では、他の装置により作成された動画像を扱うメディアデータは、H.324プロトコルにより実現されるテレビ携帯電話機能を使用して再生することが不可能である。このため、動画像を扱うメディアファイルを再生する際に、ソフトウェアおよびメディアファイルを編集するために使用するメモリを、携帯端末へ実装する必要があるという問題を伴う。
【0005】上記の先願発明例1では、n種類のテレビ電話に対し、システム内のプロトコル変換装置をn(n−1)の種類だけ作成しておくとしている。このため、種類数に応じた多種類のプロトコル変換装置を装備しなければならなず、またプロトコル変換装置の変化への柔軟な対応性に欠ける問題点を有する。
【0006】本発明は、既成のテレビ携帯端末機へ既成のメディアファイルの多種多様な動画像データを効率的に携帯電話機で再生可能なフォーマットで配信する、動画像データの送信システム、同送信装置、同送信方式および同送信方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するため、本発明の動画像データの送信システムは、動的送信画像を受信し再生するテレビ電話機能をもつ所定のテレビ携帯電話機と、任意のフォーマットで形成される動画像ファイルであるメディアファイルを格納するメディアファイル格納装置と、テレビ携帯電話機へ音声・画像ビットストリームを多重生成して送信する機能を有するインタフェース変換装置と、インタフェース変換装置へ中間フォーマットデータおよび音声・画像のコーデック情報を送信する機能を有するメディアファイル制御装置と、メディアファイル制御装置より音声・画像のコーデック情報を受信し、メディアファイル格納装置よりメディアファイルを受信し、この受信した音声・画像のコーデック情報、およびメディアファイルを中間フォーマットデータとして蓄積する蓄積装置とを有して構成される。本構成の携帯電話機によれば、中間フォーマットデータとした異なる形式の画像データ処理プロトコルで作成された画像データの再生を、容易に可能としたことを特徴としている。
【0008】上記のテレビ携帯電話機と接続し、相互に統合したネットワークを構成するテレビ携帯電話網を、またテレビ携帯電話網と接続され、携帯電話機と無線での接続を行う交換機装置をさらに有して構成するとよい。
【0009】請求項4記載の動画像データの送信装置は、任意のフォーマットで形成される動画像ファイルであるメディアファイルを格納するメディアファイル格納手段と、動的送信画像を受信し再生するテレビ電話機能をもつ所定のテレビ携帯電話機へ音声・画像ビットストリームを多重生成して送信する機能を有するインタフェース変換手段と、インタフェース変換手段へ中間フォーマットデータおよび音声・画像のコーデック情報を送信する機能を有するメディアファイル制御手段と、メディアファイル制御手段より音声・画像のコーデック情報を受信し、メディアファイル格納手段よりメディアファイルを受信し、この受信した音声・画像のコーデック情報、およびメディアファイルを中間フォーマットデータとして蓄積する蓄積手段とを有して構成される。本構成の携帯電話機によれば、中間フォーマットデータとした、異なる形式の画像データ処理プロトコルで作成された画像データの再生を、容易に可能としたことを特徴とする。
【0010】また、上記中間フォーマットデータは、時間軸に対し先行する第1の音声フレームデータと後続する第2の音声フレームデータと、この第1の音声フレームデータと第2の音声フレームデータとの間に平行して存する画像フレームデータを挟む形態で構成されたデータであり、このデータを、第1の音声フレームデータ、第2の音声フレームデータ、画像フレームデータの各々に、識別子が付与されて構成するとよい。
【0011】請求項7記載の動画像データの送信方式は、メディアファイル格納装置が任意のフォーマットで形成される動画像ファイルであるメディアファイルを格納し、インタフェース変換装置で中間フォーマットデータを多重生成した音声・画像ビットストリームを送信し、メディアファイル制御装置でインタフェース変換装置へ中間フォーマットデータおよび音声・画像のコーデック情報を送信し、メディアファイル制御装置より音声・画像のコーデック情報を受信し、メディアファイル格納装置よりメディアファイルを受信し、この受信した音声・画像のコーデック情報、およびメディアファイルを中間フォーマットデータとして蓄積装置が蓄積する。この結果、動的送信画像を受信し再生するテレビ電話機能をもつ所定のテレビ携帯電話機において、異なる形式の画像データ処理プロトコルで作成された画像データの再生を容易に可能としたことを特徴とする。
【0012】また、上記テレビ携帯電話機とテレビ携帯電話網とを接続し、相互に統合したネットワークが構成され、中間フォーマットデータは、時間軸に対し先行する第1の音声フレームデータと後続する第2の音声フレームデータと、この第1の音声フレームデータと第2の音声フレームデータとの間に並列して存する画像フレームデータを挟む形態で構成されたデータであり、このデータを、第1の音声フレームデータ、第2の音声フレームデータ、画像フレームデータの各々に、識別子が付与されて構成するとよい。
【0013】請求項11記載の動画像データの送信方法は、任意のフォーマットで形成される動画像ファイルであるメディアファイルを格納するメディアファイル格納工程と、中間フォーマットデータを多重生成した音声・画像ビットストリームを送信するインタフェース変換工程と、インタフェース変換工程へ中間フォーマットデータおよび音声・画像のコーデック情報を送信するメディアファイル制御工程と、メディアファイル制御工程より音声・画像のコーデック情報を受信し、メディアファイル格納工程よりメディアファイルを受信し、この受信した音声・画像のコーデック情報、およびメディアファイルを中間フォーマットデータとして蓄積する蓄積工程とを有する。本送信方法の動的送信画像を受信し再生するテレビ電話機能をもつ所定のテレビ携帯電話機において、異なる形式の画像データ処理プロトコルで作成された画像データの再生を容易に可能としたことを特徴とする。
【0014】また、上記テレビ携帯電話機とテレビ携帯電話網とを接続し、相互に統合したネットワークが構成され、中間フォーマットデータは、時間軸に対し先行する第1の音声フレームデータと後続する第2の音声フレームデータと、この第1の音声フレームデータと第2の音声フレームデータとの間に並列して存する画像フレームデータを挟む形態で構成されたデータであり、このデータを、第1の音声フレームデータ、第2の音声フレームデータ、画像フレームデータの各々に、識別子が付与されて構成するとよい。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明による動画像データの送信システム、同送信装置、同送信方式および同送信方法の実施の形態を詳細に説明する。図1から図12を参照すると、本発明の動画像データの送信システム、同送信装置、同送信方式および同送信方法の一実施形態が示されている。これらの図において、図1から図3は、本発明の動画像データの送信システム、同送信装置、同送信方式および同送信方法の実施形態に適用されるデータ処理部を説明するためのブロック構成図であり、図1が通信システムを、図2がメディアファイル制御装置のより詳細な構成例を、図3がインタフェース変換装置のより詳細な構成例を、それぞれ示している。また、図4から図12は、通信処理例を示す図であり、図4が動画像データから中間フォーマットデータへの構成手順例を概念的に示した図であり、図5〜図12が前記構成手順例を表したフローチャートである。
【0016】(システム構成例)本実施形態における動画像データの送信システム、同送信装置、同送信方式および同送信方法は、本変換方式により生成される中間フォーマットを使用することにより、H.324端末(テレビ携帯電話またはテレビ携帯電話機)へ送出する音声・画像ビットストリームを、MPEG、ASF等の様々な形式で構成されるメディアファイルから生成することを可能とするものである。尚、本明細書中において上記の中間フォーマットとは、各種フォーマットの異なるメディアファイルの画像データを、一旦統一された中間のフォーマットとする当該フォーマットを言う。本中間フォーマットは、テレビ携帯電話25、26が再生可能な多重化プロトコル形式のデータに変換が容易なフォーマットである。
【0017】図1の通信システム構成図の各部について説明する。本図1に示す通信システムは、テレビ携帯電話(または、テレビ携帯電話機)25、26、交換機装置27、28、インタフェース変換装置29、メディアファイル制御装置30、テレビ携帯電話網31、メディアファイル格納装置32、蓄積装置33、および、メディアファイル1、2、3、の各部を有して構成される。
【0018】テレビ携帯電話25、26は、動画像によるテレビ電話機能をもつ携帯電話装置である。この動画像によるテレビ電話機能を持たせるために、低ビット・レートのマルチメディア通信のための多重化プロトコルであるH.223多重化プロトコル、およびマルチメディア通信のための制御プロトコルであるH.245通信制御プロトコルの制御機能を装備している。尚、H.223多重化プロトコル、H.245通信制御プロトコル、他の、本願発明明細書中で用いる用語の概要を以下に記す。
【0019】「もう一つのパケット多重化方式H.223は、GSTNテレビ電話システム用に開発されたもので、多重化のためのMUX(Multiplex)レイヤ、情報メディア・ストリームへのアダプテーション・レイヤ(AL)から構成されます。ALには、AL1(制御あるいはデータ情報用)、AL2(音声情報用)、AL3(映像情報用)があり、誤り検出、シーケンス番号、再送などの点で異なった機能を持っています。H.233の特徴の一つは、低ビット・レートでとくに問題となるパケット化遅延を、一つのMUXパケットの中に複数メディア情報を入れて解決していることです。」(通信プロトコル辞典/発行所;株式会社アスキー/517頁)
【0020】「H.245はパケット多重を用いるオーディオ・ビジュアル通信のために開発された通信制御プロトコルで、多くのシステムに共通に使われます。能力やコマンドを送るたびに確認信号(AVK、NACK)を得て次のメッセージを送る確認型の手順を構成しているのが特徴です。処理が複雑にはなりますが、双方の端末の状態遷移が明確になり確実な通信が実行できます。制御方法は、ASN.1(Abstract Syntax Notation 1,3.5.1参照)で表したシンタックス、その意味を規定するセマンティックス、メッセージの交換順序を定めた手順、に明確に分けて記述されています。手順はSDL(Specification and Description Language、仕様記述言語)で記述された図で表現されています。」(通信プロトコル辞典/発行所;株式会社アスキー/518〜519頁)
【0021】GSTNシステムH.324に関して、下記の文献記載があります。「通常のアナログ電話網はGSTN(General Switched Telephone Network)と称されます。世界中どこででもアクセス可能で、どこでもつながる点が他のネットワークにない特徴です。提供されるチャネルはアナログ電話帯域ですが、端末にモデムを設置することによって現在では28.8kbpsまでのディジタル交換ネットワークとして使うことができます。GSTNによるオーディオ・ビジュアル通信システムは、H.324で規定されます。」(通信プロトコル辞典/発行所;株式会社アスキー/521)
【0022】MPEGに関して、下記の文献記載があります。「MPEG(Moving Picture Experts Group、動画像符号化専門家グループ)はSC29の中で動画像の標準化を行っているグループのニックネームですが、ここで作成されたISO/IEC 11172標準とISO/IEC 13818標準をさす言葉として広く使われています。前者の標準はMPEG1、後者の標準はMPEG2と呼ばれ、マルチメディアといえばMPEGなくしては語れないほどよく知られた標準となりました。」(通信プロトコル辞典/発行所;株式会社アスキー/531)
【0023】交換機装置27および交換機装置28は、テレビ携帯電話25またはテレビ携帯電話26よりのメディアファイル再生指示を受信する機能、メディアファイル再生指示をメディアファイル制御装置30へ伝送する機能、およびテレビ携帯電話25またはテレビ携帯電話26より動画像蓄積指示を受信する機能、動画像蓄積指示をメディアファイル制御装置30へ伝送する機能、テレビ携帯電話25またはテレビ携帯電話26とインタフェース変換装置29間でやり取りされる呼情報を送受信する機能を有する。
【0024】インタフェース変換装置29は、H.223多重化プロトコル・H.245通信制御プロトコルの制御機能、テレビ携帯電話25またはテレビ携帯電話26より音声・画像ビットストリームを受信・解析・分離する機能、およびテレビ携帯電話25またはテレビ携帯電話26へ音声・画像ビットストリームを多重生成・送信する機能、メディアファイル制御装置30へ送出する中間フォーマットデータを中継する機能、メディアファイル制御装置30より中間フォーマットデータを受信し、解析・分解する機能、メディアファイル制御装置30へ送出するメディアファイル情報を生成する機能を有する。
【0025】メディアファイル制御装置30は、テレビ携帯電話25またはテレビ携帯電話26よりメディアファイル再生指示を受信する機能、テレビ携帯電話25またはテレビ携帯電話26より動画像蓄積指示を受信する機能、インタフェース変換装置29へ蓄積開始指示を送信する機能、インタフェース変換装置29へ中間フォーマットデータ、および音声・画像のコーデック情報を生成・送信する機能、インタフェース変換装置29より中間フォーマットデータ、および音声・画像のコーデック情報を受信する機能、蓄積装置33へ中間フォーマットデータ、および音声・画像のコーデック情報を送信する機能、メディアファイル格納装置32よりメディアファイルを取得・受信する機能を有する。
【0026】テレビ携帯電話網31は、テレビ携帯電話25、26間を接続し、相互に統合したネットワークを構成する。メディアファイル格納装置32は、メディアファイル1またはメディアファイル2、3を格納する機能、メディアファイル制御装置30よりメディアファイル取得指示を受信する機能、メディアファイル制御装置30へ取得指示されたメディアファイルを送信する機能を有する。蓄積装置33は、メディアファイル制御装置30より中間フォーマットデータ、および音声・画像のコーデック情報を受信する機能、メディアファイル制御装置30より蓄積開始指示を受信する機能、メディアファイル制御装置30より蓄積するファイルを受信し蓄積する機能を有する。なお、メディアファイル1、2、3は、任意のフォーマットで形成される動画像ファイルである。
【0027】図2は、本発明の動画像データの送信システム、同送信装置、同送信方式および同送信方法の実施形態が適用されるテレビ携帯電話機のメディアファイル制御装置30の構成例を示すブロック図である。このメディアファイル制御装置は、図1中のメディアファイル制御装置30に該当する。本図3のメディアファイル制御装置30の各構成部について以下に説明する。
【0028】図2において、メディアファイル制御装置30は、メディアファイル1、2、3、ファイル入力処理部4、メディアファイル解析処理部5、メディアファイル分離処理部6、再生タイミング解析処理部7、音声フレーム解析処理部8、画像フレーム解析処理部9、中間フォーマット構成処理部10、メディアファイル情報処理部11、送信処理部12の各部を有して構成される。
【0029】上記構成部のメディアファイル1、メディアファイル2、およびメディアファイル3は、任意のフォーマットで形成される動画像ファイルである。ファイル入力処理部4は、入力されたメディアファイルの形式を識別する機能と、メディアファイルの形式に対応するメディアファイル解析処理部5へメディアファイルを送信する機能を有する処理ブロックである。
【0030】メディアファイル解析処理部5は、受信したメディアファイルのヘッダ情報を解析する機能と、解析したメディアファイルに含まれるメディアデータをメディアファイル分離処理部6へ送信する機能と、メディアファイルを構成する音声コーデックおよび画像コーデック情報を抽出する機能と、抽出した音声・画像コーデック情報をメディアファイル情報処理部11へ送信する機能とを有する処理ブロックである。
【0031】メディアファイル分離処理部6は、受信したメディアファイルの解析・展開・フレームデータの抽出・配置順番制御を行う再生タイミング解析処理部7と、抽出された各音声フレームデータおよび各画像フレームデータの解析・調整・識別子付与を行う音声フレーム解析処理部8と、画像フレーム解析処理部9とを有する機能ブロックである。これら各構成部のより詳細な機能の内容を以下に記す。
【0032】再生タイミング解析処理部7は、受信したメディアファイルを解析し、再生されるイメージにて音声フレームデータおよび画像フレームデータを同一時間軸上に展開し、各音声フレームデータおよび画像フレームデータの送出順番制御を行い、各フレームデータを抽出する機能を有している。また、抽出された各音声フレームデータおよび画像フレームデータを、音声フレーム解析処理部8および画像フレームデータ解析処理部9へ引き継ぐ機能を有する処理ブロックである。
【0033】音声フレーム解析処理部8は、受信した各音声フレームデータを解析し、H.324における音声・画像ビットストリームへ対応した形式への調整を行う機能と、各音声フレームデータへ音声を示す識別子の付与を行う機能と、再生タイミング解析処理部7により解析された中間フォーマットへの配置順を保持する機能と、中間フォーマット構成処理部10へデータを引き継ぐ機能とを有する処理ブロックである。
【0034】画像フレーム解析処理部9は、受信した各画像フレームデータを解析し、H.324における音声・画像ビットストリームへ対応した形式への調整を行う機能と、各画像フレームデータへ画像を示す識別子の付与を行う機能と、再生タイミング解析処理部7により解析された中間フォーマットへの配置順を保持する機能と、中間フォーマット構成処理部10へデータを引き継ぐ機能とを有する処理ブロックである。
【0035】中間フォーマット構成処理部10は、音声フレーム解析処理部8および画像フレーム解析処理部9より受信した調整・識別子付与が行われた各フレームデータを、再生タイミング解析処理部7により解析され送出順番制御が行われた配置順に基づき中間フォーマットへの配置を行い、中間フォーマットを生成する機能を有する処理ブロックである。メディアファイル情報処理部11は、メディアファイル解析処理部5により解析・抽出され、受信したメディアファイルに含まれる音声・画像コーデック情報を、送出相手とのインタフェースへ対応したフォーマットへ変換する機能と、送信処理部12へ生成したインタフェースフォーマットを引き継ぐ機能とを有する処理ブロックである。送信処理部12は、送信相手へデータを送出する機能を有する処理ブロックである。
【0036】図3の各部について説明する。受信処理部13は、受信したデータを解析し、メディアファイル情報処理部14、H.223多重化プロトコル分離処理部17、中間フォーマット解析・分離処理部19へ、データの振り分けを行う機能を有する処理ブロックである。
【0037】メディアファイル情報処理部14は、中間フォーマット生成時に、メディアファイルに含まれる音声・画像コーデック情報より生成されたメディアファイル情報を解析し、H.245ネゴシエーション情報バッファ16への格納を行う機能を有する処理ブロックである。
【0038】H.245通信制御プロトコル処理部15は、H.245通信制御プロトコルに基づき、H.223多重化プロトコル分離処理部17より受信したH.245データの解析・制御、およびH.223多重化プロトコル多重処理部18へ送出するレスポンスの作成を行う機能を有する処理ブロックである。
【0039】H.245ネゴシエーション情報バッファ16は、H.245通信制御プロトコル処理部15により、H.245通信制御プロトコルに基づき行われたネゴシエーションによって得た情報、メディアファイルに含まれる音声・画像コーデック情報より生成されたメディアファイル情報を格納するメモリである。
【0040】H.223多重化プロトコル分離処理部17は、H.223多重化プロトコルに基づき、受信処理部13より受信したデータをH.223分離・解析する機能と、分離したデータをH.245通信制御プロトコル処理部15および送出タイミング処理部21へ振り分けを行う機能と、を有する処理ブロックである。
【0041】H.223多重化プロトコル多重処理部18は、H.223多重化プロトコルに基づき、送出タイミング処理部21またはH.245通信制御プロトコル処理部15より受信したデータを、H.223多重する機能およびこの多重したデータを送信処理部24へ引き継ぐ機能、を有する処理ブロックである。
【0042】中間フォーマット解析・分離処理部19は、メディアファイルにより生成された中間フォーマットデータを解析し、識別子による分離制御を行う機能、および分離した各音声フレームデータ、画像フレームデータの順番制御を行い、送出タイミング処理部21へ引き継ぐ機能を有する処理ブロックである。
【0043】中間フォーマット多重・生成処理部20は、音声・画像ビットストリームよりH.223分離され、識別子を付与された後に、受信した各音声フレームデータおよび画像フレームデータを受信した順に中間フォーマットへ配置して、中間フォーマットデータを生成する機能を有する処理ブロックである。
【0044】送出タイミング処理部21は、中間フォーマットより分離した音声・画像フレームデータ受信時に、各フレームデータの送出順番制御を行う機能と、音声フレームバッファ22および画像フレームバッファ23へ各フレームデータを格納し、送出時に取り出してH.223多重化プロトコル多重処理部18へ引き継ぐ機能と、音声・画像ビットストリームより分離した音声・画像フレームデータ受信時に各フレームデータの送出順番制御を行う機能と、音声フレームバッファ22および画像フレームバッファ23へ各フレームデータを格納し、送出時に取り出して中間フォーマット多重・生成処理部20へ引き継ぐ機能と、を有する処理ブロックである。
【0045】音声フレームバッファ22は、音声・画像ビットストリーム、中間フォーマットを形成する音声フレームデータを一時的に格納するメモリである。画像フレームバッファ23は、音声・画像ビットストリームおよび中間フォーマットを形成する画像フレームデータを、一時的に格納するメモリである。送信処理部24は、メディアファイル情報処理部14と、H.223多重化プロトコル多重処理部18と、中間フォーマット多重・生成処理部20より受信したデータを送出相手へ送信する機能とを有する処理ブロックである。
【0046】メディアファイル制御装置30において、中間フォーマット生成時に、任意の形式で構成されるメディアファイル1またはメディアファイル2、3がファイル入力処理部4へ入力されると、ファイル入力処理部4では入力されたメディアファイルの形式に該当するメディアファイル解析処理部5へメディアファイルを送信する。メディアファイル解析処理部5においては、メディアファイルのヘッダ情報等の解析を行い、解析されたメディアデータをメディアファイル分離処理部6へ引き継ぐ。また、メディアファイル解析処理部5においてメディアファイルを構成する音声または画像コーデックの情報を取り出し、メディアファイル情報を生成する。生成されたメディアファイル情報は、メディアファイル情報処理部11へと引き継がれ、中間フォーマットを送出する相手へのインタフェースフォーマットに変換された後、送信処理部12を介して中間フォーマットを送出する相手へと送信される。
【0047】中間フォーマット生成時、メディアファイル分離処理部6において、受信されたメディアデータを再生タイミング解析処理部7により解析し、音声フレームデータ、画像フレームデータを、同一時間軸上に配置した場合の順番にてデータを配置させる。このことで、各音声フレームデータおよび各画像フレームデータの中間フォーマットへ配置させる順序を決定し、各音声フレームデータおよび各画像フレームデータをそれぞれ音声フレーム解析処理部8、画像フレーム解析処理部9にて解析し、H.324における音声・画像ビットストリームへ対応した音声フレームデータ、画像フレームデータへの調整、音声フレームデータ・画像フレームデータを示す識別子の付与を行う。本処理の後、中間フォーマット構成処理部10への引継を行う。
【0048】中間フォーマット構成処理部10では、音声フレーム解析処理部8および画像フレーム解析処理部9により、調整および識別子付与が行われた各音声フレームデータおよび各画像フレームデータを受信すると、再生タイミング解析処理部7により解析された中間フォーマットへの配置順序により再構成する。このことで中間フォーマットデータを生成し、生成された中間フォーマットデータを送信処理部12へ引き継ぐことにより、相手への送出が行われる。
【0049】中間フォーマットデータよりH.324端末への音声・画像ビットストリーム生成時に、メディアファイル情報処理部14において受信処理部13を介してメディアファイルを構成する音声または画像コーデックの情報を含むメディアファイル情報を受信すると、通信の開始時に行い獲得されたH.245通信制御プロトコルによるネゴシエーション情報と共に、H.245ネゴシエーション情報バッファ16へメディアファイル情報を格納する。
【0050】中間フォーマットデータよりH.324端末への音声・画像ビットストリーム生成時に、中間フォーマット解析・分離処理部19において受信処理部13を介して中間フォーマットデータを受信すると、中間フォーマットデータに含まれる各音声・画像フレームデータを識別子により識別し、各音声フレームおよび各画像フレームを配置順に分離し、送出タイミング処理部21へ送信を行う。送出タイミング処理部21においては、中間フォーマットより分離され受信した各音声フレームデータおよび各画像フレームデータを、受信順による音声・画像の同期を崩さない順番制御を行うことで、音声フレームバッファ22および画像フレームバッファ23への格納を行う。
【0051】送出タイミング処理部21により音声フレームバッファ22へバッファリングされた各音声フレームデータは、H.245ネゴシエーション情報バッファ16に格納されたネゴシエーション情報、伝送路の伝送速度、メディアファイル情報に含まれる音声コーデック情報より算出された音声送出タイミング毎に、1フレームずつ音声フレームバッファ22から取り出され、H.223多重化プロトコル多重処理部18へ送信されて、H.223多重された音声ビットストリームを生成する。
【0052】画像フレームバッファ23に格納された各画像フレームデータについては、音声・画像の同期を崩さない順番制御により2つの音声フレームデータ間に順序される画像フレームデータを全て取り出し、1つ目の音声フレームデータを送出後、2つ目の音声フレームデータを送出するタイミングまでの間に、H.223多重化プロトコル多重処理部18へ送信することで、H.223多重された画像ビットストリームの生成を行う。
【0053】H.324端末(携帯電話機)からの音声・画像ビットストリームより中間フォーマットデータ生成時に、メディアファイル情報処理部14において、H.245通信制御プロトコル処理部15により通信のネゴシエーションが行われた際に取得し、H.245ネゴシエーション情報バッファ16へ格納されたネゴシエーション情報からメディアファイル情報を生成する。この生成されたメディアファイル情報は、送信処理部24を介して相手へ送信される。
【0054】H.324端末からの音声・画像ビットストリームより中間フォーマットデータ生成時に、H.223多重化プロトコル分離処理部17において、受信処理部13を介して音声・画像ビットストリームを受信すると、H.223多重化プロトコルに準拠した分離処理を受信したデータ順に行い、各音声フレームデータおよび各画像フレームデータを分離した順に送出タイミング処理部21へ送出する。
【0055】送出タイミング処理部21において、音声・画像ビットストリームより分離され受信した各音声フレームデータおよび各画像フレームデータを、受信順による音声・画像の同期を崩さない順番制御を行い、各フレームデータへ音声・画像フレームデータを示す識別子を付与する。このことで、中間フォーマット多重・生成処理部20へ引き継ぐ。送信タイミング処理部21より各音声フレームデータおよび各画像フレームデータを引き継がれた中間フォーマット多重・生成処理部20では、中間フォーマット形式に従い受信した順にて各フレームデータをまとめ、中間フォーマットを生成し、送信処理部24への送信を行う。
【0056】(実施例)図1において、テレビ携帯電話25より交換機装置27、テレビ携帯電話網31を介して、インタフェース変換装置29との通信が開始されると、H.245通信制御プロトコルに準拠される通信のネゴシエーションがテレビ携帯電話25とインタフェース変換装置29との間で開始される。
【0057】インタフェース変換装置29においては、受信処理部13を介しH.223多重化プロトコル分離処理部17に通信のネゴシエーション情報が受信されると、H.223多重化プロトコルにより多重化されたデータを分離し、H.245通信制御プロトコル処理部15へ送信する。
【0058】H.245通信制御プロトコル処理部15においては、ネゴシエーション情報の送受信制御を行い、確立された通信のネゴシエーション情報を、H.245ネゴシエーション情報バッファ16へ格納する。H.245通信制御プロトコル処理部15において送出されたネゴシエーション情報は、H.223多重化プロトコル多重処理部18へ送信され、H.223多重化プロトコルにより多重化された後、送信処理部24を介して外部への送信が行われる。
【0059】テレビ携帯電話25より交換機装置27、テレビ携帯電話網31、インタフェース変換装置29を介して、再生を行いたいメディアファイルの指定を行うメディアファイル再生指示が、メディアファイル制御装置30に対し送信される。
【0060】メディアファイル制御装置30において、メディアファイル再生指示を受信すると、任意のフォーマットで形成され動画像をメディアとして扱うメディアファイル1、または、メディアファイル2、3を格納するメディアファイル格納装置32より、指定されたメディアファイルの取得が行われる。
【0061】メディアファイル制御装置30においては、中間フォーマット生成時に、メディアファイル格納装置32より取得した任意の形式で構成されるメディアファイル1またはメディアファイル2,3がファイル入力処理部4へ入力されると、ファイル入力処理部4では入力されたメディアファイルの形式に該当するメディアファイル解析処理部5へメディアファイルを送信する。メディアファイル解析処理部5においては、メディアファイルのヘッダ情報等の解析を行い、解析されたメディアデータをメディアファイル分離処理部6へ引き継ぐ。また、メディアファイル解析処理部5において、メディアファイルを構成する音声または画像コーデックの情報を取り出し、メディアファイル情報を生成する。この生成されたメディアファイル情報は、メディアファイル情報処理部11へと引き継がれ、送信処理部12において、インタフェース変換装置29への送信が行われる。
【0062】インタフェース変換装置29において、メディアファイル制御装置30より送出されたメディアファイルを構成する音声または画像コーデック情報を含むメディアファイル情報を、メディアファイル情報処理部14において受信処理部13を介して受信すると、通信の開始時に行い獲得されたH.245通信制御プロトコルによるネゴシエーション情報と共に、H.245ネゴシエーション情報バッファ16へメディアファイル情報を格納する。
【0063】中間フォーマット生成時に、メディアファイル制御装置30においては、メディアファイル分離処理部6へ受信されたメディアデータを再生タイミング解析処理部7により解析し、音声フレームデータ、画像フレームデータを同一時間軸上に配置した場合の順番にてデータを配置させる。このことで、各音声フレームデータおよび各画像フレームデータの中間フォーマットへ配置させる順序を決定する。各音声フレームデータおよび各画像フレームデータは、それぞれ音声フレーム解析処理部8、画像フレーム解析処理部9にて解析され、H.324における音声・画像ビットストリームへ対応した音声フレームデータ、画像フレームデータへ調整が行われ、音声フレームデータ・画像フレームデータを示す識別子の付与を行った後、中間フォーマット構成処理部10への引継を行う。
【0064】中間フォーマット構成処理部10では、音声フレーム解析処理部8および画像フレーム解析処理部9により調整と識別子付与とが行われた各音声フレームデータおよび各画像フレームデータを受信すると、再生タイミング解析処理部7により解析された中間フォーマットへの配置順序により再構成する。このことで、中間フォーマットデータを生成し、生成された中間フォーマットデータを送信処理部12へ引き継ぐことにより、インタフェース変換装置29への送出が行われる。
【0065】インタフェース変換装置29において、メディアファイル制御装置30より受信した中間フォーマットデータよりH.324端末への音声・画像ビットストリーム生成時に、中間フォーマット解析・分離処理部19において受信処理部13を介して中間フォーマットデータを受信すると、中間フォーマットデータに含まれる各音声・画像フレームデータを識別子により識別し、各音声フレームおよび各画像フレームを配置順に分離し、送出タイミング処理部21へ送信を行う。送出タイミング処理部21において、中間フォーマットより分離され受信した各音声フレームデータおよび各画像フレームデータを、受信順による音声・画像の同期を崩さない順番制御を行う。このことで、音声フレームバッファ22、画像フレームバッファ23への格納を行う。
【0066】送出タイミング処理部21により、音声フレームバッファ22へバッファリングされた各音声フレームデータは、H.245ネゴシエーション情報バッファ16に格納されたネゴシエーション情報、伝送路の伝送速度、メディアファイル情報に含まれる音声コーデック情報より算出された音声送出タイミング毎に、1フレームずつ音声フレームバッファ22から取り出され、H.223多重化プロトコル多重処理部18へ送信されて、H.223多重された音声ビットストリームを生成する。
【0067】画像フレームバッファ23に格納された各画像フレームデータについては、音声・画像の同期を崩さない順番制御により、2つの音声フレームデータ間に配置される画像フレームデータを全て取り出し、1つ目の音声フレームデータを送出後、2つ目の音声フレームデータを送出するタイミングまでの間に、H.223多重化プロトコル多重処理部18へ送信する。このことで、H.223多重された画像ビットストリームの生成を行う。H.223多重化プロトコル多重処理部18により生成された音声・画像ビットストリームは、送信処理部24へ送信され、テレビ携帯電話網31、交換機装置27を介し、テレビ携帯電話25へ送出される。
【0068】動画像蓄積時に、テレビ携帯電話25より交換機装置27、テレビ携帯電話網31、インタフェース変換装置29を介してメディアファイル制御装置30に対し動画像蓄積指示が送出され、指示が行われたメディアファイル制御装置30では、蓄積装置33、インタフェース変換装置29への蓄積開始指示が同時に行われる。メディアファイル制御装置30より上記の蓄積開始指示を受けると、蓄積装置33ではテレビ携帯電話25の加入者固有の情報を保持し、蓄積の準備が行われる。
【0069】動画像蓄積時、インタフェース変換装置29において、メディアファイル制御装置30より蓄積開始指示を受信すると、テレビ携帯電話網31、交換機装置27を介して、テレビ携帯電話25との間で音声・画像ビットストリーム受信の前手順となる、H.245通信制御プロトコルに準拠される通信のネゴシエーションが開始される。
【0070】図3に基づいて動画像蓄積時に、インタフェース変換装置29における通信のネゴシエーションが完了すると、メディアファイル情報処理部14におけるH.245通信制御プロトコル処理部15により通信のネゴシエーションが行われた際に取得し、H.245ネゴシエーション情報バッファ16へ格納されたネゴシエーション情報から、メディアファイル情報を生成する。生成されたメディアファイル情報は、送信処理部24を介してメディアファイル制御装置30への送信が行われる。
【0071】動画像蓄積時、インタフェース変換装置29におけるH.223多重化プロトコル分離処理部17において、受信処理部13を介して音声・画像ビットストリームを受信すると、H.223多重化プロトコルに準拠した分離処理を受信したデータ順に行い、各音声フレームデータおよび各画像フレームデータを分離した順に送出タイミング処理部21へ送出する。送出タイミング処理部21において、音声・画像ビットストリームより分離され受信した各音声フレームデータおよび各画像フレームデータを、受信順による音声・画像の同期を崩さない順番制御を行い、各フレームデータへ音声・画像フレームデータを示す識別子を付与する。このことで、中間フォーマット多重・生成処理部20へ引き継ぐ。
【0072】送信タイミング処理部21より各音声フレームデータおよび各画像フレームデータを引き継がれた中間フォーマット多重・生成処理部20では、中間フォーマット形式に従い受信した順に各フレームデータをまとめ、中間フォーマットを生成し、送信処理部24へ送信を行う。送信処理部24において、受信した中間フォーマットデータは、受信順にメディアファイル制御装置30へ送信が行われる。
【0073】動画像蓄積時、メディアフォーマット制御装置30において、インタフェース変換装置29より生成された中間フォーマットデータ、音声・画像コーデック情報を受信すると、蓄積装置33へ送信を行う。蓄積装置33においては、受信したこれら中間フォーマットデータ、メディアファイル情報を、加入者固有の情報と結びつけて蓄積を行う。
【0074】(動作例)次に、図1、図2、図3のブロック図、中間フォーマットデータの構成手順例を説明するための概念図である図4、および図5から図13のフローチャートを参照して本実施例の全体動作例について詳細に説明する。なお、図5から図13のフローチャートは、独立した機器毎に個々の独立動作手順の処理1〜処理7をそれぞれに分別して示している。図4の中間フォーマットデータの構成手順例を説明するための概念図では、時間軸Tに対する上段部において従来の音声フレームデータ■、■、■と画像フレームデータ■〜■の送信手順例を表している。また、時間軸Tに対する下段部において上記従来の送信データに対する本実施例の中間フォーマットデータの構成手順例を表している。
【0075】図5〜図13は、図1に示した動画像データ送信システムと図4に示した画像データの中間フォーマットデータの構成例とに対応する、処理手順例を表したフローチャートである。図5および図9は、テレビ形態電話25の処理手順例として、処理1のステップA1〜A7/図5と、処理4のステップA49〜53/図9を示している。図6および図11は、メディアファイル制御装置30の処理手順例として、処理2のステップA8〜A22/図6と、処理6のステップA59〜A65/図11を示している。図7、図8、図12、図13は、インタフェース変換装置29の処理手順例として、処理3のステップA23〜A35/図7、およびステップA36〜A48/図8と、処理7のステップA66〜A77/図12、およびステップA78〜A85/図13を示している。図10は、蓄積装置33の処理手順例として処理5のステップA54〜A58を示している。
【0076】図4において、上段部における時間軸Tに対する従来の音声フレームデータ■と■と平行する画像フレームデータ■〜■が再構成され、下段部における時間軸Tに対する本実施例の中間フォーマットデータでは、データ全体の識別信号としてのHeaderおよび識別子に続き、識別子と音声フレームデータ■および識別子と音声フレームデータ■の間に、識別子と画像フレームデータ■、識別子と画像フレームデータ■、識別子と画像フレームデータ■、が配置されて構成されている。同様に、識別子と音声フレームデータ■および識別子と音声フレームデータ■の間に、識別子と画像フレームデータ■、が配置されて構成されている。このような中間フォーマットデータを構成し、この構成後のデータをテレビ電話25および/または26へ送信する手順例を以下に説明する。
【0077】図1において、テレビ携帯電話25より交換機装置27、テレビ携帯電話網31を介して、インタフェース変換装置29との通信が開始されると、H.245通信制御プロトコルに準拠される通信のネゴシエーションが、テレビ携帯電話25とインタフェース変換装置29との間で開始される(ステップA1/図5、ステップA23/図7)。
【0078】インタフェース変換装置29においては、図3に示す受信処理部13を介しH.223多重化プロトコル分離処理部17に通信のネゴシエーション情報が受信されると(ステップA24/図7)、H.223多重化プロトコルにより多重化されたデータを分離し(ステップA25/図7)、H.245通信制御プロトコル処理部15へ送信する。
【0079】図3に示すH.245通信制御プロトコル処理部15においては、ネゴシエーション情報の送受信制御を行い、確立された通信のネゴシエーション情報をH.245ネゴシエーション情報バッファ16へ格納する(ステップA26、A27/図7)。
【0080】H.245通信制御プロトコル処理部15から送出されたネゴシエーション情報は、H.223多重化プロトコル多重処理部18へ送信され(ステップA28/図7)、H.223多重化プロトコルにより多重化された後(ステップA29/図7)、送信処理部24を介して外部への送信が行われる(ステップA30/図7)。
【0081】H.245通信制御プロトコルに準拠される通信のネゴシエーションが完了すると(ステップA3/図5、ステップA31/図7)、テレビ携帯電話25より交換機装置27、テレビ携帯電話網31、インタフェース変換装置29を介して、再生を行いたいメディアファイルの指定を行うメディアファイル再生指示がメディアファイル制御装置30に対し送信される(ステップA4、A5/図5)。
【0082】メディアファイル制御装置30がメディアファイル再生指示を受信すると(ステップA8/図6)、任意のフォーマットで形成され動画像をメディアとして扱うメディアファイル1または、メディアファイル2、3を格納するメディアファイル格納装置32より指定されたメディアファイルの取得が行われる(ステップA9/図6)。
【0083】メディアファイル制御装置30においては、中間フォーマット生成時に、メディアファイル格納装置32より取得した任意の形式で構成されるメディアファイル1またはメディアファイル2,3がファイル入力処理部4へ入力されると(ステップA10/図6)、ファイル入力処理部4では入力されたメディアファイルの形式に該当するメディアファイル解析処理部5へメディアファイルを送信する(ステップA11、A12/図6)。メディアファイル解析処理部5においては、メディアファイルのヘッダ情報等の解析を行い(ステップA13/図6)、解析されたメディアデータをメディアファイル分離処理部6へ引き継ぐ。
【0084】メディアファイル解析処理部5において、メディアファイルを構成する音声または画像コーデックの情報を取り出しメディアファイル情報を生成した後、生成されたメディアファイル情報はメディアファイル情報処理部11へと引き継がれ、送信処理部12においてインタフェース変換装置29への送信が行われる(ステップA14/図6)。
【0085】インタフェース変換装置29において、メディアファイル制御装置30より送出されたメディアファイルを構成する音声または画像コーデック情報を含むメディアファイル情報を、メディアファイル情報処理部14において受信処理部13を介して受信すると(ステップA32/図7)、通信の開始時に獲得されたH.245通信制御プロトコルによるネゴシエーション情報と共に、H.245ネゴシエーション情報バッファ16へメディアファイル情報を格納する(ステップA33/図7)。
【0086】中間フォーマット生成時、図2に示したメディアファイル制御装置30においては、メディアファイル分離処理部6へ受信されたメディアデータを再生タイミング解析処理部7により解析し、音声フレームデータ、画像フレームデータを同一時間軸上に配置した場合の順番にて、データを配置させる。このことで、各音声フレームデータおよび各画像フレームデータの中間フォーマットへ配置させる順序を決定する(ステップA15/図6)。
【0087】各音声フレームデータおよび各画像フレームデータは、それぞれ音声フレーム解析処理部8、画像フレーム解析処理部9にて解析され、H.324における音声・画像ビットストリームへ対応した音声フレームデータ、画像フレームデータへ調整が行われ、音声フレームデータ・画像フレームデータを示す識別子の付与を行った後、中間フォーマット構成処理部10への引継を行う(ステップA16/図6)。
【0088】中間フォーマット構成処理部10では、音声フレーム解析処理部8および画像フレーム解析処理部9により調整、識別子付与が行われた各音声フレームデータおよび各画像フレームデータを受信すると、再生タイミング解析処理部7により解析された中間フォーマットへの配置順序により構成することで中間フォーマットデータを生成する(ステップA18、A19、A20、A21/図6)。この生成された中間フォーマットデータを送信処理部12へ引き継ぐことにより、インタフェース変換装置29への送出が行われ処理2を終了する(ステップA22/図6)。
【0089】インタフェース変換装置29において、メディアファイル制御装置30より受信した中間フォーマットデータよりH.324端末への音声・画像ビットストリーム生成時、中間フォーマット解析・分離処理部19において受信処理部13を介して中間フォーマットデータを受信すると(ステップA34/図7)、H.245ネゴシエーション情報バッファ16に格納された、H.245ネゴシエーション情報、伝送路の伝送速度、メディアファイル情報に含まれる音声コーデック情報を元に、音声送信タイミングを算出する(ステップA35/図7)。
【0090】中間フォーマット解析・分離処理部19において、中間フォーマットデータに含まれる各音声・画像フレームデータを識別子により識別し、各音声フレームおよび各画像フレームを配置順に分離し、送出タイミング処理部21へ送信を行う(ステップA36/図8)。送出タイミング処理部21においては、中間フォーマットより分離され受信した各音声フレームデータおよび各画像フレームデータを、受信順による音声・画像の同期を崩さない順番制御を行う。このことで、音声フレームバッファ22、画像フレームバッファ23への格納を行う(ステップA38、A39/図8)。
【0091】送出タイミング処理部21により音声フレームバッファ22へバッファリングされた各音声フレームデータは、算出された音声送出タイミング毎に1フレームずつ音声フレームバッファ22から取り出され(ステップA40、A41/図8)、H.223多重化プロトコル多重処理部18へ送信されてH.223多重された音声ビットストリームを生成する(ステップA42/図8)。画像フレームバッファ23に格納された各画像フレームデータについては、音声・画像の同期を崩さない順番制御により、2つの音声フレームデータ間に順序される画像フレームデータを全て取り出し(ステップA43、A44、A45/図8)、1つ目の音声フレームデータを送出後、2つ目の音声フレームデータを送出するタイミングまでの間にH.223多重化プロトコル多重処理部18へ送信する。このことで、H.223多重された画像ビットストリームの生成を行う(ステップA47/図8)。
【0092】H.223多重化プロトコル多重処理部18により生成された音声・画像ビットストリームは送信処理部24へ送信され(ステップA46、A48/図8)、テレビ携帯電話網31および交換機装置27を介し、テレビ携帯電話25へ送出され処理3を終了する。さらに、これをテレビ携帯電話25が音声・画像ビットストリーム受信し、動画像表示し処理1を終了する(ステップA6、A7/図5)。
【0093】動画像蓄積時に、テレビ携帯電話25より交換機装置27、テレビ携帯電話網31、インタフェース変換装置29を介してメディアファイル制御装置30に対し、動画像蓄積指示が送出され(ステップA49/図9)、指示が行われたメディアファイル制御装置30では、蓄積装置33、インタフェース変換装置29への蓄積開始指示が同時に行われる(ステップA59、A60、A61/図11)。
【0094】動画像蓄積時、蓄積装置33において、メディアファイル制御装置30より蓄積開始指示を受けると(ステップA54/図10)、蓄積装置33ではテレビ携帯電話25の加入者固有の情報を保持し、蓄積の準備が行われる(ステップA55、A56/図10)。
【0095】動画像蓄積時、インタフェース変換装置29において、メディアファイル制御装置30より蓄積開始指示を受信すると(ステップA66/図12)、テレビ携帯電話網31、交換機装置27を介して、テレビ携帯電話25との間で、音声・画像ビットストリーム受信の前手順となるH.245通信制御プロトコルに準拠される通信のネゴシエーションが開始される(ステップA50/図9、ステップA67/図12)。
【0096】インタフェース変換装置29においては、受信処理部13を介しH.223多重化プロトコル分離処理部17に通信のネゴシエーション情報が受信されると(ステップA51/図9、ステップA68/図12)、H.223多重化プロトコルにより多重化されたデータを分離し(ステップA69/図12)、H.245通信制御プロトコル処理部15へ送信する。
【0097】図3に示したH.245通信制御プロトコル処理部15においては、ネゴシエーション情報の送受信制御を行い、確立された通信のネゴシエーション情報をH.245ネゴシエーション情報バッファ16へ格納する(ステップA70、A71/図12)。
【0098】H.245通信制御プロトコル処理部15において送出されたネゴシエーション情報は、H.223多重化プロトコル多重処理部18へ送信され(ステップA72)、H.223多重化プロトコルにより多重化された後(ステップA73/図12)、送信処理部24を介して外部への送信が行われる(ステップA74/図12)。
【0099】動画像蓄積時、インタフェース変換装置29において、通信のネゴシエーションが完了すると(ステップA52/図9、ステップA75/図12)、メディアファイル情報処理部14においてH.245通信制御プロトコル処理部15により通信のネゴシエーションが行われた際に取得し、H.245ネゴシエーション情報バッファ16へ格納されたネゴシエーション情報からメディアファイル情報を生成する(ステップA76/図12)。生成されたメディアファイル情報は、送信処理部24を介してメディアファイル制御装置30への送信が行われる(ステップA77/図12)。
【0100】動画像蓄積時、インタフェース変換装置29では、H.223多重化プロトコル分離処理部17において受信処理部13を介して音声・画像ビットストリームを受信すると(ステップA53/処理4終了/図9、ステップA78/図13)、H.223多重化プロトコルに準拠した分離処理を受信したデータ順に行い(ステップA79/図13)、各音声フレームデータおよび各画像フレームデータを分離した順に送出タイミング処理部21へ送出する。
【0101】動画像蓄積時、送出タイミング処理部21において、音声・画像ビットストリームより分離され受信した各音声フレームデータおよび各画像フレームデータを、受信順による音声・画像の同期を崩さない順番制御を行い、各フレームデータへ音声・画像フレームデータを示す識別子を付与することで(ステップA80/図13)、中間フォーマット多重・生成処理部20へ引き継ぐ(ステップA81/図13)。
【0102】図3において、動画像蓄積時に、送信タイミング処理部21より各音声フレームデータおよび各画像フレームデータを引き継がれた中間フォーマット多重・生成処理部20では、中間フォーマット形式に従い、受信した順にて各フレームデータをまとめ中間フォーマットを生成し(ステップA82、A83/図13)、送信処理部24への送信を行う。送信処理部24において、受信した中間フォーマットデータは、受信順にメディアファイル制御装置30へ送信が行われ、処理7を終了する(ステップA84、A85/図13)。
【0103】動画像蓄積時、メディアフォーマット制御装置30において、インタフェース変換装置29より生成された中間フォーマットデータ、メディアファイル情報を受信すると(ステップA62、A63、A64/図11)、蓄積装置33へ送信を行い、処理6を終了する(ステップA65/図11)。蓄積装置33においては、受信したこれら中間フォーマットデータ、メディアファイル情報を、加入者固有の情報と結びつけて蓄積を行い、処理5を終了する(ステップA57、A58/図10)。
【0104】(効果)第1の効果は、中間フォーマットを用いることで、様々な形式で作成される動画像ファイルについて容易にサポート可能となることにある。その理由として、中間フォーマットを用いることで、中央に位置する装置にて同一のインタフェースに集約することが可能である。このため、システムに多数設置されるテレビ携帯端末を終端する装置においては、様々なファイル形式に対応したソフトウェアの必要もない。
【0105】第2の効果は、蓄積装置に格納された蓄積データ、またはメディアファイル格納装置に格納されるメディアファイルを、通信される各端末に対応したストリーミング送信が可能となる。その理由として、メディアファイルの変換時または蓄積時の、H.245ネゴシエーション時に得た情報よりメディアファイル情報を作成し、ストリーミング送信を行う際に参照することで、相手端末に合わせたデータの作成が可能となる。
【0106】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例である。ただし、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。また、上記の実施例において各種の応用・変化が可能である。例えば、画像は動的に送信される画像であり、いわゆる、動画像および静止画像のいずれでも良く、画像の種類を問わない。
【0107】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明の動画像データの送信システムは、任意のフォーマットで形成される動画像ファイルであるメディアファイルを格納し、音声・画像のコーデック情報、およびメディアファイルを中間フォーマットデータとして蓄積し、蓄積した中間フォーマットデータおよび音声・画像のコーデック情報を元に音声・画像ビットストリームを多重生成して送信する。この送信された音声・画像ビットストリームを動的送信画像を、所定のテレビ携帯電話機が受信し再生する。よって、従来のテレビ受信機能を持つ所定の携帯電話機において、異なる形式の画像データ処理プロトコルで作成された画像データの再生が可能となる。




 

 


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