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発明の名称 ファイル転送切り替え方式及びファイル転送切り替え方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−198605(P2003−198605A)
公開日 平成15年7月11日(2003.7.11)
出願番号 特願2001−395354(P2001−395354)
出願日 平成13年12月26日(2001.12.26)
代理人 【識別番号】100109313
【弁理士】
【氏名又は名称】机 昌彦 (外2名)
【テーマコード(参考)】
5K030
【Fターム(参考)】
5K030 GA03 HC01 HC14 HD06 LB08 MA04 MB00 MB01 
発明者 三浦 和明
要約 課題
転送効率の良いファイル転送を可能にする。

解決手段
保守端末1は、ノード4を保守する。基本網2は、デフォルトのファイル転送網である。予備網3は、基本網2のスループット低下時の切り替え時のファイル転送網である。ノード4において、要求受付部41は保守端末1からのコマンド投入を受け付ける。FTPクライアント処理部43は、コマンド投入を受け付けると該ノード側ハードディスクから保守端末側ハードディスクへFTPプロトコルによりファイルを転送し、FTPプロトコルによるファイル転送のスループットが予め定めた基準値以下の場合は前記基本網から前記予備網への切り替えを行う。スループット監視部46は、FTPクライアント処理部からの要求によりFTPプロトコルによるファイル転送のスループットを監視する。
特許請求の範囲
【請求項1】 ファイル転送切り替え方式において、ノードを保守する保守端末と、デフォルトのファイル転送側の基本網と、切り替え時のファイル転送側の予備網と、前記ノードを含んで構成され、前記ノードは前記保守端末からのコマンド投入を受け付ける要求受付部と、前記コマンド投入を受け付けると該ノード側ハードディスクから前記保守端末側ハードディスクへFTPプロトコルにより前記基本網を介してファイルを転送し前記ファイル転送中のスループットが予め定めた基準値以下になった場合は前記基本網から前記予備網への切り替えを行うFTPクライアント処理部と、前記FTPクライアント処理部からの要求により前記FTPプロトコルによるファイル転送の前記スループットを監視するスループット監視部を含んで構成されることを特徴とするファイル転送切り替え方式。
【請求項2】 前記スループット監視部は、前記ファイル転送の前記スループットをICMP信号を利用して監視することを特徴とする請求項1記載のファイル転送切り替え方式。
【請求項3】 前記スループット監視部は、前記ICMP信号のIPデータグラム形式のTTLフィールド(Time To Live)にはスループットが保証出来る上限値を設定して前記ICMP信号を前記保守端末宛に送出し、前記保守端末から受信した前記ICMPのタイプがタイプ11(時間超過データグラム)の場合はスループット値NGと判断し、前記ICMPのタイプがタイプ0(エコーパケット応答)を受信した場合はスループットOKであると判断することを特徴とする請求項1又は2記載のファイル転送切り替え方式。
【請求項4】 前記スループット監視部は、前記FTPクライアント処理部によるファイル転送が終了するまで、前記スループットの監視を行うことを特徴とする請求項1又は2又は3記載のファイル転送切り替え方式。
【請求項5】 ノードを保守する保守端末とデフォルトのファイル転送側の基本網と切り替え時のファイル転送側の予備網と前記ノードを含んで構成されるシステムにおけるファイル転送切り替え方法において、前記ノードは前記保守端末からのコマンド投入を契機に該ノード側ハードディスクから前記保守端末側ハードディスクへFTPプロトコルにより前記基本網を介してファイルを転送し前記ファイル転送中のスループットが予め定めた基準値以下になった場合は前記基本網から前記予備網への切り替えを行うことを特徴とするファイル転送切り替え方法。
【請求項6】 前記ノードは、前記ファイル転送の前記スループットをICMP信号を利用して監視することを特徴とする請求項5記載のファイル転送切り替え方法。
【請求項7】 前記ノードは、前記ICMP信号のIPデータグラム形式のTTLフィールド(Time To Live)にはスループットが保証出来る上限値を設定して前記ICMP信号を前記保守端末宛に送出し、前記保守端末から受信した前記ICMPのタイプがタイプ11(時間超過データグラム)の場合はスループット値NGと判断し、前記ICMPのタイプがタイプ0(エコーパケット応答)を受信した場合はスループットOKであると判断することを特徴とする請求項5又は6記載のファイル転送切り替え方法。
【請求項8】 前記ノードは、前記ファイル転送が終了するまで前記スループットの監視を行うことを特徴とする請求項5又は6又は7記載のファイル転送切り替え方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファイル転送のパス切り替えに関し、特にノード〜保守端末のFTPプロトコルによるファイル転送をICMP信号を利用して監視し、スループットによる別網回線への切り替えを行うファイル転送切り替え方式及びファイル転送切り替え方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、LAN環境で保守端末とノード間におけるFTPを用いたファイル転送が一般的に行われている。
【0003】この場合、同ノードは、LAN環境で網と接続する事により、遠隔の保守端末からのコマンド投入を契機にノード側HD(ハードディスク)−保守端末側HD間をFTPプロトコルによりファイルを転送している。
【0004】現状のシステムは、ファイル転送中にスループットが落ちた場合(例えば、ルータ故障等による迂回により、最短ルートを通らずにスループットが落ちる)でも、検出できないため継続して転送を行なう。
【0005】また、予備の別網回線を具備しているシステムもあるが、別網回線への切り替えのトリガは回線/コネクションの故障、送信タイムアウトのみでスループットは意識していない。
【0006】よって、転送は正常終了するが非常に転送時間が掛かる場合などがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、現状のFTPプロトコルによるファイル転送では、ファイル転送中にスループットが落ちた場合でも継続して転送を行なうため、転送は正常終了するが非常に転送時間が掛かる場合があるという問題がある。
【0008】本発明は、ノード〜保守端末のFTPプロトコルによるファイル転送のスループットを、ICMP信号を利用して監視し、スループットが基準値以上の場合は別網回線への切り替えを行うファイル転送切り替え方式及びファイル転送切り替方法を提供することを目的とする。
※ICMP:インタネット制御メッセージプロトコルとして、RFCで定義されているP層のサポート的なプロトコル。IP中のヘッダにカプセル化されており、以下のタイプが定義されている。
(0:エコー応答、3:着信先到達不可能、4:始点抑制、5:リダイレクト、8:エコー要求、11:時間超過データグラム、12:データグラムパラメータ異常、13:タイムスタンプ要求、14:タイムスタンプ応答、15:情報要求、16:情報応答、17:アドレスマスク要求、18:アドレスマスク応答)
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、ファイル転送切り替え方式において、ノードを保守する保守端末と、デフォルトのファイル転送側の基本網と、切り替え時のファイル転送側の予備網と、前記ノードを含んで構成され、前記ノードは前記保守端末からのコマンド投入を受け付ける要求受付部と、前記コマンド投入を受け付けると該ノード側ハードディスクから前記保守端末側ハードディスクへFTPプロトコルにより前記基本網を介してファイルを転送し前記ファイル転送中のスループットが予め定めた基準値以下になった場合は前記基本網から前記予備網への切り替えを行うFTPクライアント処理部と、前記FTPクライアント処理部からの要求により前記FTPプロトコルによるファイル転送の前記スループットを監視するスループット監視部を含んで構成されることを特徴とする。
【0010】本願の第2の発明は、第1の発明の前記スループット監視部は、前記ファイル転送の前記スループットをICMP信号を利用して監視することを特徴とする。
【0011】本願の第3の発明は、第1又は2の発明の前記スループット監視部は、前記ICMP信号のIPデータグラム形式のTTLフィールド(Time To Live)にはスループットが保証出来る上限値を設定して前記ICMP信号を前記保守端末宛に送出し、前記保守端末から受信した前記ICMPのタイプがタイプ11(時間超過データグラム)の場合はスループット値NGと判断し、前記ICMPのタイプがタイプ0(エコーパケット応答)を受信した場合はスループットOKであると判断することを特徴とする。
【0012】本願の第4の発明は、第1又は2又は3の発明の前記スループット監視部は、前記FTPクライアント処理部によるファイル転送が終了するまで、前記スループットの監視を行うことを特徴とする。
【0013】本願の第5の発明は、ノードを保守する保守端末とデフォルトのファイル転送側の基本網と切り替え時のファイル転送側の予備網と前記ノードを含んで構成されるシステムにおけるファイル転送切り替え方法において、前記ノードは前記保守端末からのコマンド投入を契機に該ノード側ハードディスクから前記保守端末側ハードディスクへFTPプロトコルにより前記基本網を介してファイルを転送し前記ファイル転送中のスループットが予め定めた基準値以下になった場合は前記基本網から前記予備網への切り替えを行うことを特徴とする。
【0014】本願の第6の発明は、第5の発明の前記ノードは、前記ファイル転送の前記スループットをICMP信号を利用して監視することを特徴とする。
【0015】本願の第7の発明は、第5又は6の発明の前記ノードは、前記ICMP信号のIPデータグラム形式のTTLフィールド(Time To Live)にはスループットが保証出来る上限値を設定して前記ICMP信号を前記保守端末宛に送出し、前記保守端末から受信した前記ICMPのタイプがタイプ11(時間超過データグラム)の場合はスループット値NGと判断し、前記ICMPのタイプがタイプ0(エコーパケット応答)を受信した場合はスループットOKであると判断することを特徴とする。
【0016】本願の第8の発明は、第5又は6又は7の発明の前記ノードは、前記ファイル転送が終了するまで前記スループットの監視を行うことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施の形態を示すブロック図である。
【0019】図1を参照すると、本実施の形態は、ノードを保守する保守端末1、デフォルトのファイル転送側の基本網2、切り替え時のファイル転送側の予備網3、及びノード4より構成され、LAN環境により接続されている。
【0020】ノード4では、ファイル転送の起動を受け付ける要求受付部41と、FTP動作に必要な保守端末のアドレス、アカウント名、パスワードを予め端末名毎に管理している端末情報管理データ部42、FTPクライアント処理を行うFTPクライアント処理部43、転送ファイルが格納されているHD装置部44、HDのファイル読み書きの制御を行うHDアクセス制御部45、ICMP制御及びスループット値を管理するスループット監視部46により構成される。
【0021】次に、本発明の実施の形態の動作について図面を参照して説明する。
【0022】図2は、本発明におけるファイル転送開始準備処理を示す動作フロー図、図3は、本発明におけるファイル転送処理を示す動作フロー図、図4は、本発明におけるスループット監視処理を示す動作フロー図である。
1.ファイル転送開始までの準備処理(図2参照)
ステップ1;保守端末1より、ファイル転送起動コマンドを投入する。コマンドのパラメータとしては、転送するファイル名、転送端末名、スループット保証有無とする。
【0023】ステップ2;コマンドを受信したノード4側の要求受付部41にて、コマンドパラメータの転送端末名をキーに、端末情報管理データ部42よりFTPクライアント処理に必要な保守端末のアドレス、アカウント名、パスワードを収集する。
【0024】要求受付部41では、コマンド情報及び収集した端末情報をFTPクライアント処理部43に引き継ぎ制御を渡す。
【0025】ステップ3;起動されたFTPクライアント処理部43では、各網分(基本網及び予備網)のプロセス並列で保守端末に向けて、別プロセスと重複しない様にクライアントポートの確保、FTP制御用コネクション/FTPデータ転送用コネクションの確立を行い、ファイル転送可となるまでクライアント処理を行う。
【0026】FTPクライアント処理部43の各プロセスがファイル転送可となった時点でHDアクセス制御部45に、転送ファイル名を引き継ぎ、ファイル転送開始要求を行う。
【0027】ステップ4;コマンド指定がスループット保証有り指定かを判定する。スループット保証なしの場合はステップ6へ行く。
【0028】ステップ5;スループット保証有りの場合はスループット監視部46を起動してステップ6へ行く。
2.ファイル転送処理(図3参照)
ステップ6;転送ファイルのサイズの確認を行い転送サイズが無い場合は同プロセスは終了させる。
【0029】ステップ7;HDアクセス制御部45では、指定ファイルをLANで許容する転送サイズ分だけHD装置44より読み取りバッファにコピーし、FTPクライアント処理部43にバッファを引き継ぐ。
【0030】ステップ8;FTPクライアント処理部43では受信したバッファを基本網2のスループットが落ちてなければ基本網2側へ、スループットが落ちている場合は予備網3へ送信処理を行う。
3.スループット監視処理(図4参照)
ステップ9;スループット監視部46でスループット監視有りの場合、ICMP信号タイプ8(エコーパケット)を編集する。
【0031】また、同ICMP信号のIPデータグラム形式のTTLフィールド(TimeTo Live)にはスループットが保証出来る上限値を設定し保守端末1宛に送出する。
【0032】ステップ10;ICMP信号送出後は対応するICMP信号の待ち受け動作を行う。
【0033】ステップ11;受信したICMPのタイプを確認する。
【0034】ステップ12;ICMP信号タイプ11(時間超過データグラム)を受信した場合はスループット値規定値以下と判断しスループットNGをテーブル設定する。
【0035】ステップ13;ICMP信号タイプ0(エコーパケット応答)を受信した場合はスループットOKをテーブル設定する。
【0036】ステップ14;プロセス1のファイル転送処理自体が終了している場合は同プロセス2も終了させ、ファイル転送中の場合はステップ9の動作より繰り返す。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ノード〜保守端末のFTPプロトコルによるファイル転送のスループットを、ICMP信号を利用して監視し、スループットが基準値以下の場合は別網回線への切り替えを行うようにしたことにより、転送効率の良いファイル転送が可能となる効果がある。




 

 


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