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発明の名称 ユニファイドメッセージングシステム、そのサービスシナリオ実行方法及びサービスシナリオ実行プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−32367(P2003−32367A)
公開日 平成15年1月31日(2003.1.31)
出願番号 特願2001−211802(P2001−211802)
出願日 平成13年7月12日(2001.7.12)
代理人 【識別番号】100084250
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 隆夫
【テーマコード(参考)】
5B076
5K015
5K024
5K026
【Fターム(参考)】
5B076 DD05 
5K015 AA06 AA08
5K024 AA71 BB02 DD01 FF06
5K026 AA03 BB04 CC04 CC07 EE07 FF02 GG12
発明者 岡山 知毅
要約 課題
ソフトウェアアーキテクチャーを取り入れることでノードの独立化を図り、汎用性及び拡張性のあるサービスシナリオを実行するユニファイドメッセージングシステム、そのサービスシナリオ実行方法及びサービスシナリオ実行プログラムを提供する。

解決手段
サービス制御装置におけるサービスシナリオ処理の細分化により処理の簡略化や共通化を図り、複数のサービスシナリオや汎用プロトコルを使用したサービスを可能とし、サービス毎にサービスシナリオを保持することで、サービスの早期リリースを可能とする。また、サービス毎にサービスシナリオを入れ替えることでサービスの追加、削除、変更を容易とする。
特許請求の範囲
【請求項1】 サービスを制御するシステムとサービスを実行するシステムとからなる複数のシステム間の通信機能を有することを特徴とするユニファイドメッセージングシステム。
【請求項2】 前記通信機能は、前記サービスを制御するシステムと前記サービスを実行するシステムとの間で同期通信または非同期通信を行うことを特徴とする請求項1記載のユニファイドメッセージングシステム。
【請求項3】 前記通信機能は、前記サービスを制御するシステムと前記サービスを実行するシステムとの複数のシステム間で同期または/および非同期通信を行うことを特徴とする請求項1記載のユニファイドメッセージングシステム。
【請求項4】 前記通信機能は、前記サービスを制御するシステムと前記サービスを実行するシステムとの間で、汎用的なインターネットプロトコルまたは専用プロトコルを用いて通信を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のユニファイドメッセージングシステム。
【請求項5】 前記通信機能は、前記サービスを制御するシステムと前記サービスを実行するシステムとの間で、複数の通信プロトコルを用いて通信を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のユニファイドメッセージングシステム。
【請求項6】 前記サービス毎のシナリオをサービスシナリオファイルとして複数保持することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のユニファイドメッセージングシステム。
【請求項7】 前記サービスシナリオファイルのカスタマイズによりサービスの追加や変更を行うことを特徴とする請求項6記載のユニファイドメッセージングシステム。
【請求項8】 前記サービスシナリオファイルによるサービスを複数同時に実行することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のユニファイドメッセージングシステム。
【請求項9】 前記複数保持されるサービスシナリオファイルを切り替えてサービスを実行することを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載のユニファイドメッセージングシステム。
【請求項10】 前記サービスを実行するための処理を細分化することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のユニファイドメッセージングシステム。
【請求項11】 前記細分化された処理を実行するドライバを有することを特徴とする請求項10記載のユニファイドメッセージングシステム。
【請求項12】 前記細分化した処理のカスタマイズにより処理の追加、削除、変更を行うことを特徴とする請求項10または11記載のユニファイドメッセージングシステム。
【請求項13】 ユニファイドメッセージングシステムにおいて、複数のサービス部品と、前記複数のサービス部品の実行順序を定義した複数のサービスシナリオと、前記複数のサービスシナリオにより定義された実行順序に基づいて前記複数のサービス部品を実行するサービスシナリオドライバと、前記サービスシナリオの実行を制御するサービスシナリオ実行制御と、を備えるサービス制御装置を有し、前記サービス部品は、処理内容に基づいて細分化及び共通化され、前記サービスシナリオは、提供する前記サービス部品毎または共通化された一連の処理毎に定義されていることを特徴とするユニファイドメッセージングシステム。
【請求項14】 複数のサービス部品と、前記複数のサービス部品の実行順序を定義した複数のサービスシナリオと、前記複数のサービスシナリオにより定義された実行順序に基づいて前記複数のサービス部品を実行するサービスシナリオドライバと、前記サービスシナリオの実行を制御するサービスシナリオ実行制御と、を備えるサービス制御装置を具備するユニファイドメッセージングシステムのサービスシナリオ実行方法であって、交換機を介して加入者からのサービス開始要求を受信する受信ステップと、前記受信ステップにより受信した前記サービス開始要求に従って、サービスの実行可否や実行すべきサービス内容を分析する分析ステップと、前記分析ステップによる分析結果に基づいて、サービス実行に必要なサービスシナリオを選択する選択ステップと、前記選択ステップにより選択されたサービスシナリオを実行する実行ステップと、を有することを特徴とするユニファイドメッセージングシステムのサービスシナリオ実行方法。
【請求項15】 処理内容に基づいて細分化及び共通化された複数のサービス部品と、前記複数のサービス部品の実行順序を定義した複数のサービスシナリオと、前記複数のサービスシナリオにより定義された実行順序に基づいて前記複数のサービス部品を実行するサービスシナリオドライバと、前記サービスシナリオの実行を制御するサービスシナリオ実行制御と、を備えるサービス制御装置を具備したユニファイドメッセージングシステムにおけるサービスシナリオ実行プログラムであって、前記サービス制御装置に、交換機を介して加入者からのサービス開始要求を受信する受信処理と、前記受信処理により受信した前記サービス開始要求に従って、サービスの実行可否や実行すべきサービス内容を分析する分析処理と、前記分析処理による分析結果に基づいて、サービス実行に必要なサービスシナリオを選択する選択処理と、前記選択処理により選択されたサービスシナリオを実行する実行処理と、を実行させることを特徴とするサービスシナリオ実行プログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニファイドメッセージングシステム、そのサービスシナリオ実行方法及びサービスシナリオ実行プログラムに関し、特に複数のプロトコルを使用して複数のシステムとの通信を行うことによるサービスを実現し、また多種多様なサービスを同時に実行すること並びにサービスの変更を容易に行うユニファイドメッセージングシステム、そのサービスシナリオ実行方法及びサービスシナリオ実行プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のマルチメディアシステムにおける対話式音声再生サービスシステムの概略構成を示すブロック図であり、図5は従来の音声再生サービスシステムにおける処理を示すシーケンスチャートである。
【0003】図4において、従来のマルチメディアシステムにおける対話式音声再生サービスシステムの構成は、サービス制御装置41と、交換機42と、2M−HW回線43と、時分割SW44と、8M−HW回線45と、PB受信装置46と、音声再生装置47と、RHUB48と、を有して構成される。
【0004】サービス制御装置41は、交換機42との通信に共通線信号方式No.7(SS7)によるインタフェースを有している。
【0005】音声再生装置47は、サービス制御装置41とRHUB48を経由し10Base−TによってLAN接続されており、サービスに必要なシステムガイダンスや加入者によって蓄積された音声や肉声ガイダンスを音声再生装置47内にて保持し、サービス制御装置41からの要求により音声の再生や蓄積を行う。
【0006】PB受信装置46は、サービス制御装置41とRHUB48を経由し10Base−TによってLAN接続されており、サービス制御装置41からのPB受信要求に従い、一定時間内に加入者の操作により入力されるPB信号を検出し、サービス制御装置41への通知を行う。
【0007】時分割SW44は、サービス制御装置41とRS232Cによってシリアル接続されており、サービス制御装置41からの要求により指定された交換機42側の通話路である2M−HW回線43と、音声再生装置47及びPB受信装置48との通話路である8M−HW回線45と、を物理的に捕捉し、音声再生経路及びPB受信経路を確保する。
【0008】図4と図5を用いて対話型音声再生サービスの処理シーケンスを以下に説明する。交換機42からの共通線信号(No.7)の送受信を経てサービス制御装置41により各装置への処理要求を行い、サービスを実現する。加入者から交換機42への接続を契機に当該交換機42から送信されるIAM信号をサービス制御装置41にて受信し、IAM信号の受信を契機にサービス制御装置41は、サービスに必要な装置(時分割SW44、PB受信装置46、音声再生装置47)のリソースをパス設定処理によって確保する。サービスに必要なリソースを確保したサービス制御装置41は、交換機42にACM信号、ANM信号を送信してサービス開始の準備が完了したことを通知する(ステップS51)。
【0009】サービス制御装置41は、ANM信号の送信完了を契機に、音声再生装置47に対し、加入者へPB入力を促す音声(ガイダンス)再生要求を送信する。この音声再生要求を受信した音声再生装置47は、2M−HW回線43を経由して音声(ガイダンス)を再生し、音声再生が終了した時点で音声再生終了をサービス制御装置41に通知する(ステップS52)。
【0010】サービス制御装置41は、音声(ガイダンス)再生終了を契機にPB受信装置46にPB受信要求を送信する。PB受信装置46は、加入者により入力されるPB信号を待ち受け、PB信号を受信するとPB受信通知をサービス制御装置41に送信する(ステップS53)。
【0011】PB受信通知を受信したサービス制御装置41は、PB信号の指定に対応した音声やガイダンスを指定し、音声再生装置47に音声再生要求を送信する。音声再生要求を受信した音声再生装置47は、2M−HW回線43を経由して交換機42に音声を送出する(ステップS54)。
【0012】サービス制御装置41は、サービスの完了、もしくは交換機42から当該サービス制御装置41に対してのREL信号の送信による切断を契機に、サービス実行のために確保していたリソースを解放する。このため、サービス制御装置41は、時分割SW44、PB受信装置46、音声再生装置47のそれぞれにパス解放処理を要求し、全てのリソース(パス)解放後、交換機42に対して呼解放の応答であるRLC信号を送信する(ステップS55)。
【0013】図5に示すシーケンス処理におけるサービス制御装置41及びPB受信装置46、音声再生装置47のサービスシナリオ実行制御は、交換機42からの共通線信号インタフェース(No.7)及び時分割SW44とのRS232Cによるシリアルインタフェースを除き、全ての信号の送受信にUDP(ユーザ・データグラム・プロトコル)を使用した独自のプロトコルによる通信によりサービスを実現している。
【0014】従来のマルチメディアシステムにおけるサービスシナリオの実行は、受信したイベントとサービス状態の組み合わせによって決定されるタスク処理を実行するものである。タスク処理は、各受信イベントとサービス状態に対応した固有の処理となっているため、処理の細分化や共通化がされておらず、他のタスク処理への転用ができない。また、サービスシナリオの実行は、受信したイベントとサービス状態の組み合わせにより実行するタスク処理が決定するため、シリアルに同期した処理にのみ対応可能であった。さらに、受信イベントとサービス状態の定義、タスクの定義は一つのサービスシナリオファイルに統合されており、サービスの追加や拡張は全て同一のファイルをメンテナンスすることで実施するものであった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のマルチメディアシステムにおける音声メッセージサービスシステムは、TCPやUDPを利用した独自のプロトコルによる通信を実現しており、サービス固有のタスク処理、サービスシナリオ実行となってしまうため、汎用性及び拡張性に乏しいという問題があった。
【0016】また、サービスシナリオ、タスク処理の細分化や共通化が行われていないため、他システム、他ベンダとの接続や新しいサービスの導入に対して即応できないという問題があった。
【0017】さらに、従来のシステムでは、サービスシナリオファイルが1ファイルに統合されていたため、サービスの追加や削除などの変更を行う場合に、既存のサービスシナリオファイルの修正が必要であり、システム品質の低下やメンテナンスが難解であるという問題があった。
【0018】本発明は、上記問題点を解消するために成されたものであり、以下の目的を備えるものである。
【0019】本発明の第1の目的は、今後の拡張が見込まれるユニファイドメッセージングシステムにおいて、既存システムに見られる汎用性、拡張性に乏しいサービス固有のタスク処理やサービスシナリオの実行から、ソフトウェアアーキテクチャーに取り入れることによりノードの独立化を図ると共に、汎用性および拡張性のあるサービスシナリオを実現可能とするユニファイドメッセージングシステム、そのサービスシナリオ実行方法及びサービスシナリオ実行プログラムを提供することにある。特にサービス基盤である通信処理においては、固有のプロトコルに限定されてしまう既存システムの通信処理から、汎用インターネットプロトコルの利用を可能とすることにより、汎用性のあるサービスシナリオ実行を可能とする。
【0020】本発明の第2の目的は、既存システムにおけるサービスシナリオ、タスク処理の細分化や共通化が行われていないことによる新しいサービスへの対応遅延の問題を解決するために、サービスシナリオの細分化及び共通化により、提供サービスの機能追加や多種多様なサービスの追加、削除といった変更を容易に行うことが可能であり、サービスの早期リリースが行えるユニファイドメッセージングシステム、そのサービスシナリオ実行方法及びサービスシナリオ実行プログラムを提供することにある。
【0021】本発明の第3の目的は、従来のサービスシナリオ実現システムでのサービスシナリオの1ファイル統合によるサービス追加の難解化の問題を解決するために、サービスシナリオの細分化及び共通化により、提供サービスの機能追加や新しいサービスの追加による既存サービスへの影響を少なくし、安定したサービスの提供ができ、メンテナンスも容易に行えるユニファイドメッセージングシステム、そのサービスシナリオ実行方法及びサービスシナリオ実行プログラムを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、サービスを制御するシステムとサービスを実行するシステムとからなる複数のシステム間の通信機能を有することを特徴とする。
【0023】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、通信機能は、サービスを制御するシステムとサービスを実行するシステムとの間で同期通信または非同期通信を行うことを特徴とする。
【0024】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、通信機能は、サービスを制御するシステムとサービスを実行するシステムとの複数のシステム間で同期または/および非同期通信を行うことを特徴とする。
【0025】請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明において、通信機能は、サービスを制御するシステムとサービスを実行するシステムとの間で、汎用的なインターネットプロトコルまたは専用プロトコルを用いて通信を行うことを特徴とする。
【0026】請求項5記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明において、通信機能は、サービスを制御するシステムとサービスを実行するシステムとの間で、複数の通信プロトコルを用いて通信を行うことを特徴とする。
【0027】請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の発明において、サービス毎のシナリオをサービスシナリオファイルとして複数保持することを特徴とする。
【0028】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、サービスシナリオファイルのカスタマイズによりサービスの追加、削除、変更を行うことを特徴とする。
【0029】請求項8記載の発明は、請求項1から7のいずれか1項に記載の発明において、サービスシナリオファイルによるサービスを複数同時に実行することを特徴とする。
【0030】請求項9記載の発明は、請求項6から8のいずれか1項に記載の発明において、複数保持されるサービスシナリオファイルを切り替えてサービスを実行することを特徴とする。
【0031】請求項10記載の発明は、請求項1から9のいずれか1項に記載の発明において、サービスを実行するための処理を細分化することを特徴とする。
【0032】請求項11記載の発明は、請求項10記載の発明において、細分化された処理を実行するドライバを有することを特徴とする。
【0033】請求項12記載の発明は、請求項10または11記載の発明において、細分化した処理のカスタマイズにより処理の追加、削除、変更を行うことを特徴とする。
【0034】請求項13記載の発明は、ユニファイドメッセージングシステムにおいて、複数のサービス部品と、複数のサービス部品の実行順序を定義した複数のサービスシナリオと、複数のサービスシナリオにより定義された実行順序に基づいて複数のサービス部品を実行するサービスシナリオドライバと、サービスシナリオの実行を制御するサービスシナリオ実行制御と、を備えるサービス制御装置を有し、サービス部品は、処理内容に基づいて細分化及び共通化され、サービスシナリオは、提供するサービス部品毎または共通化された一連の処理毎に定義されていることを特徴とする。
【0035】請求項14記載の発明は、複数のサービス部品と、複数のサービス部品の実行順序を定義した複数のサービスシナリオと、複数のサービスシナリオにより定義された実行順序に基づいて複数のサービス部品を実行するサービスシナリオドライバと、サービスシナリオの実行を制御するサービスシナリオ実行制御と、を備えるサービス制御装置を具備するユニファイドメッセージングシステムのサービスシナリオ実行方法であって、交換機を介して加入者からのサービス開始要求を受信する受信ステップと、受信ステップにより受信したサービス開始要求に従って、サービスの実行可否や実行すべきサービス内容を分析する分析ステップと、分析ステップによる分析結果に基づいて、サービス実行に必要なサービスシナリオを選択する選択ステップと、選択ステップにより選択されたサービスシナリオを実行する実行ステップと、を有することを特徴とする。
【0036】請求項15記載の発明は、処理内容に基づいて細分化及び共通化された複数のサービス部品と、複数のサービス部品の実行順序を定義した複数のサービスシナリオと、複数のサービスシナリオにより定義された実行順序に基づいて複数のサービス部品を実行するサービスシナリオドライバと、サービスシナリオの実行を制御するサービスシナリオ実行制御と、を備えるサービス制御装置を具備したユニファイドメッセージングシステムにおけるサービスシナリオ実行プログラムであって、サービス制御装置に、交換機を介して加入者からのサービス開始要求を受信する受信処理と、受信処理により受信したサービス開始要求に従って、サービスの実行可否や実行すべきサービス内容を分析する分析処理と、分析処理による分析結果に基づいて、サービス実行に必要なサービスシナリオを選択する選択処理と、選択処理により選択されたサービスシナリオを実行する実行処理と、を実行させることを特徴とする。
【0037】〈作用〉本発明は、サービスシナリオ処理の細分化により処理の簡略化や共通化を図り、複数のサービスシナリオや汎用プロトコルを使用したサービスを可能とし、サービス毎にサービスシナリオを保持することで、サービスの早期リリースを可能とし、サービス毎にサービスシナリオを入れ替えることでサービスの追加、削除、変更が容易となる。
【0038】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照しながら本発明の実施形態であるユニファイドメッセージングシステム、そのサービスシナリオ実行方法及びサービスシナリオ実行プログラムを詳細に説明する。図1から図3に、本発明に係るユニファイドメッセージングシステム、そのサービスシナリオ実行方法及びサービスシナリオ実行プログラムの実施の形態を示す。
【0039】図1は、本発明の実施形態であるユニファイドメッセージングシステムにおけるソフトウェアアーキテクチャの概念図である。図1において、ユニファイドメッセージングシステムにおけるソフトウェアアーキテクチャとして、サービス部品11と、サービスシナリオ12と、サービスシナリオドライバ13と、サービスシナリオ実行制御14と、を有している。
【0040】サービス部品11は、イベント(システム内外との通信に使用する一意の番号)の送信やデータの書き込みや読み出し処理、送信イベントのデータ編集等の個別処理を行う。
【0041】サービスシナリオ12は、サービス実行に必要な複数のサービス部品を実行する順番を定義する。
【0042】サービスシナリオドライバ13は、サービスシナリオ12で定義されたサービス部品を順番に実行する。
【0043】サービスシナリオ実行制御14は、サービスの決定やイベントの受信、サービス全体の制御を行い、サービスシナリオ実行の中心である。
【0044】図1に示すように、サービス部品11は、細分化、共通化されており、また、サービスシナリオ12は、提供サービス毎あるいは共通化された一連の処理毎に定義されている。
【0045】サービス部品11は、処理内容により細分化及び共通化されており、大きく7つに分類され、以下のように定義される。分類1は、サービスシナリオ実行制御14にて受信したイベントに設定されているデータの分析やイベント結果に対応した処理を実行する「イベント結果判定部品群」である。分類2は、受信したイベントの結果やサービス状態をサービスシナリオ実行制御にて保持する又は保持したデータを参照する「データ設定/参照部品群」である。分類3は、サービスシナリオ実行制御14にて保持したデータを参照し、サービスの状態遷移や分岐を決定する「状態判定部品群」である。分類4は、各種通信プロトコルに対応し、イベント送信用のデータを設定する「イベント編集部品群」である。分類5は、各種プロトコルに対応したイベントの送信処理を行う「イベント送信部品群」である。分類6は、サービスのトラヒック状況や異常発生状況の統計を収集する「サービストラヒック収集部品群」である。分類7は、課金に必要な情報を収集する「課金情報収集部品群」である。
【0046】図2は、本発明におけるサービスシナリオ決定までの処理例を示すフローチャートである。図2において、まず、サービスシナリオを実行するサービスシナリオ実行制御14は、サービスコントロールポイント(交換機)からのサービス開始要求(呼接続要求)を受信する(ステップS21)。
【0047】サービスシナリオ実行制御14は、サービス開始要求を受信すると、サービスの実行可否や実行すべきサービスを分析する(ステップS22)。続いてサービスシナリオ実行制御14は、サービスの分析結果によりサービス実現に必要なサービスシナリオを選択して決定する(ステップS23)。
【0048】サービスシナリオを決定したサービスシナリオ実行制御14は、サービスシナリオドライバ13にてサービスシナリオ12で定義されるサービス部品を実行する順番(シナリオA〜D)に基づいて(ステップS24a〜24d)、サービス部品11を実行することにより、サービスシナリオを実行する(ステップS25)。
【0049】図3は、本発明におけるサービスシナリオ構成および処理実行までの模式図である。図3を用いてサービスシナリオドライバによるサービスシナリオ部品処理実行を説明する。サービスシナリオは、サービス毎に3つのテーブルから構成される。サービスシナリオの3つのテーブルとは、該当するサービス中に受信すべきイベントかどうかを判断するための定義であるイベント分析テーブル31、受信したイベントとサービスの経過状況(状態)により実行すべき処理があるか判定して決定するシナリオテーブル32、実行するサービス部品とその順序を定義したタスクテーブル33である。
【0050】サービスシナリオドライバは、受信したイベントをキーにしてイベント分析テーブル31を参照し、受信すべきイベントか判定する(ステップS31)。受信すべきイベントであった場合、シナリオテーブル32を参照し、サービスの経過状況(状態)とイベントをキーにタスクテーブルを決定する(ステップS32)。サービスシナリオドライバは、決定したタスクテーブル33を参照し(ステップS33)、実行すべきサービス部品をタスクテーブル33の順序に基づいて実行する(ステップS34)。
【0051】なお、上述する実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能である。例えば、本実施形態においては、音声によるサービスを説明しているが、これに限定するものでなく、例えば、映像などのサービスを提供することも可能である。また、本発明の実施形態であるユニファイドメッセージングシステムにおける動作制御は、サービス制御装置において、不図示のROMなどに格納されているプログラムをCPUにより読み出され、RAMなどのワークエリアを用いて上述する処理が実行されるものである。
【0052】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明の第1の効果は、独立ノードとしての呼処理ソフトウェアアーキテクチャーを確立することにより、汎用インターネットプロトコルの利用に即応可能であり、汎用性のあるシステム、拡張性のあるサービスを提供することができる。
【0053】本発明の第2の効果は、提供サービスの機能追加や多種多様なサービス追加が容易に行え、サービスの早期リリース可能とし、顧客のニーズに応えることができる。
【0054】本発明の第3の効果は、サービスの機能追加や新しいサービスの追加がシナリオファイルの修正のみで行えるため、既存サービスへの影響が少なく、安定したシステム提供ができる。
【0055】本発明の第4の効果は、サービスを実現するにあたり、他のシステムとの通信に使用するプロトコルに依らずサービスシナリオを構築することができる。
【0056】本発明の第5の効果は、複数システムとの通信を行った場合においても、サービスシナリオに定義する部品の処理を対応させることで非同期の処理に対応することができる。
【0057】本発明の第6の効果は、3つのテーブルで構成されるサービスシナリオを複数保持することにより、同時に複数のサービスを実行することができる。
【0058】本発明の第7の効果は、サービスシナリオがサービス毎に独立しているので、シナリオファイルの入れ替えや追加により、サービスの変更や追加を容易に行うことができる。




 

 


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