米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 日本電気通信システム株式会社

発明の名称 発信者情報転送システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−32366(P2003−32366A)
公開日 平成15年1月31日(2003.1.31)
出願番号 特願2001−217107(P2001−217107)
出願日 平成13年7月17日(2001.7.17)
代理人 【識別番号】100097113
【弁理士】
【氏名又は名称】堀 城之
【テーマコード(参考)】
5K024
5K067
5K101
【Fターム(参考)】
5K024 AA79 CC11 DD01 GG01 GG10 
5K067 AA21 BB04 DD13 DD16 DD17 DD19 DD20 DD23 EE02 EE10 EE16 FF03 FF07 FF13 FF23 FF25 FF31 GG01 GG11 HH11 HH17 HH22 KK15
5K101 KK14 LL12 MM07 PP03 TT02
発明者 伊藤 成一
要約 課題
携帯電話機と警察消防台が通話中に発信者番号と位置情報をPB信号に変換して警察消防台に転送する。

解決手段
発信加入者が携帯電話機1から110番又は119番をダイヤルすると、交換機4は無線基地局2から受信した起呼信号より発信者番号と位置情報を取り出し、メモリ42に記憶させ、警察消防用トランク45を経由して警察消防台5に接続する。携帯電話機1と警察消防台5が通話中に、交換機4は発信者番号と位置情報をPB信号送出回路43aを使用して通話中の回線にPB信号として送出する。PB信号受信回路51は受信したPB信号を数字情報に変換し、データ変換装置52へ伝え、データ変換装置52はこの数字情報を位置情報データベース53を用いて位置情報に変換し、ディスプレー55に表示させる。
特許請求の範囲
【請求項1】 移動体通信端末が交換機を介して所定の通信端末に発信者情報を転送する発信者情報転送システムであって、前記交換機は、前記移動体通信端末からの起呼信号から発信者情報を取り出す発信者情報取得手段と、前記発信者情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶された前記発信者情報を、押しボタン信号に変換する第1の変換手段と、前記移動体通信端末と前記通信端末とが通信中に、前記第1の変換手段によって変換された前記押しボタン信号を前記通信端末に送信する送信手段とを備え、前記通信端末は、前記交換機の前記送信手段によって送信された前記押しボタン信号を前記発信者情報に変換する第2の変換手段を備えることを特徴とする発信者情報転送システム。
【請求項2】 前記発信者情報は、前記移動体通信端末の発信者番号、前記交換機配下の所定の無線基地局がカバーするゾーンのゾーン番号と、前記交換機のルーチング番号とからなることを特徴とする請求項1に記載の発信者情報転送システム。
【請求項3】 前記第2の変換手段によって変換された前記発信者情報を表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の発信者情報転送システム。
【請求項4】 前記ゾーン番号に対応する位置情報を記憶する位置情報記憶手段をさらに備え、前記表示手段は、前記発信者番号及び前記位置情報を表示することを特徴とする請求項3に記載の発信者情報転送システム。
【請求項5】 移動体通信端末が交換機を介して所定の通信端末に発信者情報を転送する発信者情報転送方法であって、前記交換機は、前記移動体通信端末からの起呼信号から発信者情報を取り出す発信者情報取得ステップと、前記発信者情報を記憶する記憶ステップと、前記記憶ステップにおいて記憶された前記発信者情報を、押しボタン信号に変換する第1の変換ステップと、前記移動体通信端末と前記通信端末とが通信中に、前記第1の変換ステップにおいて変換された前記押しボタン信号を前記通信端末に送信する送信ステップとを備え、前記通信端末は、前記交換機の前記送信ステップにおいて送信された前記押しボタン信号を前記発信者情報に変換する第2の変換ステップを備えることを特徴とする発信者情報転送方法。
【請求項6】 移動体通信端末が交換機を介して所定の通信端末に発信者情報を転送する発信者情報転送システムを制御する発信者情報転送プログラムであって、前記交換機に、前記移動体通信端末からの起呼信号から発信者情報を取り出す発信者情報取得ステップと、前記発信者情報を記憶する記憶ステップと、前記記憶ステップにおいて記憶された前記発信者情報を、押しボタン信号に変換する第1の変換ステップと、前記移動体通信端末と前記通信端末とが通信中に、前記第1の変換ステップにおいて変換された前記押しボタン信号を前記通信端末に送信する送信ステップとを実行させ、前記通信端末に、前記交換機の前記送信ステップにおいて送信された前記押しボタン信号を前記発信者情報に変換する第2の変換ステップを実行させることを特徴とする発信者情報転送プログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発信者情報転送システムに関し、特に、発信先に発信者情報を転送する発信者情報転送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の緊急通報システムの一例が、特開昭63−299659号に記載されている。この従来の緊急通報システムは、図6に示すように、交換機602と警察又は消防609の番号受信装置604と、データ送受信制御装置605と、加入者情報記憶システム(SIFSシステム)607と、地図情報変換装置606と、受付台608と、受付台608のディスプレー680と、受付台608のキーボード681とから構成されている。このような構成を有する従来の緊急通報システムは次のように動作する。
【0003】即ち、発信加入者が電話機601から、110番又は119番をダイヤルすると、交換機602及び消防警察トランク603から、警察又は消防609の番号受信装置604に接続される。番号受信装置604において受信準備がされると、交換機602に応答信号が返送される。交換機602はMF出センダトランク(図示省略)等を使用してトランク603を通して発信加入者番号を多周波信号又は押しボタン信号(PB信号)等により送出して、その後に発信電話機601とトランク603とを接続する。
【0004】番号受信装置604は発信加入者番号を受信すると、データ送受信制御装置605を起動して受信した発信加入者番号を送出する。データ送受信制御装置605はSIFSシステム607にアクセスするためにデータ送受信装置672を起動する。SIFSシステム607では、受信した発信加入者番号を対応する電話機の設置されている所在位置情報に変換する。
【0005】所在位置情報が得られたら、データ送受信装置672はこの所在位置情報をデータ送受信制御装置605に送り返す。データ送受信制御装置605は得られた所在位置情報を地図情報変換装置606に送り込み、所在位置情報を地図上の位置に変換する。地図情報変換装置606は、予め地図と所在位置情報の組み合わせを記憶しているものであり、所在位置情報が入力されれば、対応する位置を地図上に変換する。地図情報変換装置606は、データ送受信制御装置605に地図情報及び発信加入者位置情報を返送する。データ送受信制御装置605はこれらの情報を受付台608に送り、受付台608に設置されたデータ端末のディスプレー680に地図情報が表示される。これにより、通報した発信加入者の位置をディスプレー680に可視表示することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の緊急通報システムには次のような問題点があった。第1の問題点は、上述した従来の技術を携帯電話機における自動交換システムに適用する場合、発信加入者番号だけでは発信者が緊急通報を行った位置が特定できないということである。その理由は、携帯電話機は発信者番号だけでは存在位置が確定できないためである。
【0007】第2の問題点は、従来の技術を携帯電話自動交換システムに適用した場合、警察消防台によって得られた携帯電話機の位置情報は、必ずしも正しい位置情報とは限らないということである。その理由は、携帯電話機から緊急通報してきた発呼者が、通話中に自動車等で移動している可能性があるためである。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、通話中に発信者情報を押しボタン信号を用いて送信することにより、発信者情報を簡単かつ正確に転送することができるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発信者情報転送システムは、移動体通信端末が交換機を介して所定の通信端末に発信者情報を転送する発信者情報転送システムであって、交換機は、移動体通信端末からの起呼信号から発信者情報を取り出す発信者情報取得手段と、発信者情報を記憶する記憶手段と、記憶手段によって記憶された発信者情報を、押しボタン信号に変換する第1の変換手段と、移動体通信端末と通信端末とが通信中に、第1の変換手段によって変換された押しボタン信号を通信端末に送信する送信手段とを備え、通信端末は、交換機の送信手段によって送信された押しボタン信号を発信者情報に変換する第2の変換手段を備えることを特徴とする。また、発信者情報は、移動体通信端末の発信者番号、交換機配下の所定の無線基地局がカバーするゾーンのゾーン番号と、交換機のルーチング番号とからなるようにすることができる。また、第2の変換手段によって変換された発信者情報を表示する表示手段をさらに備えるようにすることができる。また、ゾーン番号に対応する位置情報を記憶する位置情報記憶手段をさらに備え、表示手段は、発信者番号及び位置情報を表示するようにすることができる。請求項5に記載の発信者情報転送方法は、移動体通信端末が交換機を介して所定の通信端末に発信者情報を転送する発信者情報転送方法であって、交換機は、移動体通信端末からの起呼信号から発信者情報を取り出す発信者情報取得ステップと、発信者情報を記憶する記憶ステップと、記憶ステップにおいて記憶された発信者情報を、押しボタン信号に変換する第1の変換ステップと、移動体通信端末と通信端末とが通信中に、第1の変換ステップにおいて変換された押しボタン信号を通信端末に送信する送信ステップとを備え、通信端末は、交換機の送信ステップにおいて送信された押しボタン信号を発信者情報に変換する第2の変換ステップを備えるようにすることができる。請求項6に記載の発信者情報転送プログラムは、移動体通信端末が交換機を介して所定の通信端末に発信者情報を転送する発信者情報転送システムを制御する発信者情報転送プログラムであって、交換機に、移動体通信端末からの起呼信号から発信者情報を取り出す発信者情報取得ステップと、発信者情報を記憶する記憶ステップと、記憶ステップにおいて記憶された発信者情報を、押しボタン信号に変換する第1の変換ステップと、移動体通信端末と通信端末とが通信中に、第1の変換ステップにおいて変換された押しボタン信号を通信端末に送信する送信ステップとを実行させ、通信端末に、交換機の送信ステップにおいて送信された押しボタン信号を発信者情報に変換する第2の変換ステップを実行させることを特徴とする。本発明に係る発信者情報転送システムにおいては、交換機は、移動体通信端末からの起呼信号から発信者情報を取り出し、発信者情報を記憶し、記憶された発信者情報を、押しボタン信号に変換し、移動体通信端末と通信端末とが通信中に、変換された押しボタン信号を通信端末に送信する。通信端末は、交換機から送信された押しボタン信号を発信者情報に変換する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の発信者情報転送システムを応用した緊急通報システムの一実施の形態の原理的網構成例を示す図である。本実施の形態は、携帯電話機1と、無線基地局2と、交換機4と、警察消防台(以下では、適宜、警察台と記載する)5とから構成されている。ゾーン3は、無線基地局2がカバーするゾーンである。ゾーン3には各々のゾーン固有の識別番号としてのゾーン番号が割り振られており、交換機4についても各々の交換機固有の識別番号としてのルーチング番号が割り振られているものとする。
【0011】交換機4は、各部を制御する中央処理装置41と、各種情報を記憶するメモリ42と、移動通信用信号装置43と、PB信号を送出するPB信号送出回路43aと、時分割制御を行う時分割通話路装置46と、自動車両方向トランク(両方向トランク)44と、警察消防用トランク45とにより構成されている。自動車両方向トランク(両方向トランク)44は、無線基地局2と交換機4との間で音声回線(通話回線)を接続するためのものであり、警察消防用トランク45は、交換機4と警察台5との間で通話回線を接続するためのものである。
【0012】警察台5は、PB信号受信回路51と、データ変換装置52と、位置情報データベース53と、受付台56と、ディスプレー55とにより構成されている。
【0013】この構成において、発信加入者(以下では適宜、発信者と記載する)が携帯電話機1から110番又は119番をダイヤルすると、起呼信号が無線基地局2を介して交換機4に送信される。交換機4の中央処理装置41は、無線基地局2から受信した起呼信号から、発信者番号及びゾーン番号を取り出し、メモリ42に記憶させる。
【0014】次に、交換機4は、警察消防用トランク45を経由して警察台5に接続する。携帯電話機1と警察台5が通信状態に遷移した後、交換機4では、PB信号送出回路43aが、メモリ42に記憶させておいた発信者番号、ゾーン番号、及びメモリ42に予め記憶済みの交換機4の識別番号であるルーチング番号を、通信中(通話中)の回線にPB信号(押しボタン信号)に変換して送出する。
【0015】警察台5のPB信号受信回路51は、PB信号送出回路43aから送出されたPB信号を受信すると、受信したPB信号を数字等からなる数字情報に変換し、データ変換装置52に供給する。データ変換装置52は、PB信号受信回路51より供給された数字情報から、発信者番号と、交換機4のルーチング番号と、発信者が在圏するゾーンのゾーン番号とを抽出する。そして、交換機4のルーチング番号と、発信者が在圏するゾーンのゾーン番号とから、位置情報データベース53を用いて、発信者の位置を示す位置情報に変換し、それぞれの情報をディスプレー55に表示する。
【0016】次に、図2のシーケンス図を参照して、本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。まず、携帯電話機1(この例の場合、発信者番号は09012345678)が交換機4(この例の場合、ルーチング番号は1234)配下の無線基地局2がカバーするゾーン3(この例の場合、ゾーン番号は0001)に在圏している状態で、110番をダイヤルすると、無線基地局2から交換機4に対して、呼設定信号SETUP201が送出される。
【0017】呼設定信号SETUP201には、信号要素として、発信者番号09012345678と、ゾーン番号0001がマッピングされている。呼設定信号SETUP201を受信した交換機4の中央処理装置41は、呼設定信号SETUP201を構成する発信者番号とゾーン番号を抽出し、メモリ42に供給し、記憶させる。
【0018】交換機4は、その後、従来の携帯電話機1からの110番発信のシーケンスに則って通信中状態に遷移させる。即ち、交換機4は、携帯電話機1からの呼設定信号SETUP201を受信すると、CALL PROC信号を基地局(BS)2に送信し、警察台5に起動信号を送信する。次に、PROG信号を基地局2に送信し、警察台5からの応答を受信し、CONN信号を基地局2に送信する。これにより、携帯電話機1と警察台5との間に通話回線が接続され、通話中となる。
【0019】このようにして、通信中の状態に遷移した後、交換機4のPB信号送出回路43aは、中央処理装置41の制御下、メモリ42に記憶していた携帯電話機1の発信者番号、交換機4のルーチング番号、携帯電話機1が在圏するゾーンのゾーン番号をPB信号に変換して警察台5に送出する。
【0020】交換機4からPB信号を警察台5に送信する手順は、図2の202に示す通りである。即ち、交換機4は、PB信号を構成する発信者番号、ルーチング番号、ゾーン番号をこの順番で1桁ずつ送出し、各情報の間には区切りとして情報転送終了を示す「#」に対応するPB信号を1回ずつ送出する。この例の場合、発信者番号09012345678に対応するPB信号を送出した後、情報転送終了を示す「#」に対応するPB信号を1回だけ送出する。次に、ルーチング番号1234に対応するPB信号を送出した後、情報転送終了を示す「#」に対応するPB信号を1回だけ送出する。最後に、ゾーン番号0001に対応するPB信号を送出した後、情報転送終了として「#」に対応するPB信号を1回だけ送出する。
【0021】警察台5のPB信号受信回路51は、交換機4より送出されたPB信号を受信し、受信したPB信号を数字と情報転送終了を示す「#」からなるデータに変換して、データ変換装置52に供給する。データ変換装置52は、情報転送終了を示す「#」が転送されるまでに送られてきた数字のデータを図示せぬメモリに蓄積する。最初の「#」が転送されてきたら、蓄積された数字は発信者番号であると判定し、ディスプレー55に発信者番号に対応する表示データを供給し、画面に発信者番号を表示させる。
【0022】データ変換装置52は、次の(2回目の)「#」が転送されるまでに送られてきた数字のデータをメモリに蓄積し、2回目の「#」が転送されてきたとき、1回目の「#」から2回目の「#」までの間に受信した数字のデータは、交換機4のルーチング番号に対応するものであると判定する。さらに、データ変換装置52は、3回目の「#」が転送されるまでに送られてきた数字のデータをメモリに蓄積し、3回目の「#」が転送されてきたとき、2回目の「#」から3回目の「#」までの間に受信した数字のデータは、携帯電話機1が在圏するゾーンのゾーン番号に対応するものであると判定する。
【0023】データ変換装置52は、メモリに記憶しておいて交換機4のルーチング番号と、発信者の携帯電話機1が在圏するゾーンのゾーン番号を、位置情報データベース53に供給する。位置情報データベース53は、データ変換装置52から供給された交換機4のルーチング番号と、発信者の携帯電話機1が在圏するゾーンのゾーン番号とから、携帯電話機1の位置を決定し、地図上での位置を示す位置情報に変換し、データ変換装置52に供給する。データ変換装置52は、位置情報データベース53より供給された位置情報に基づいて、ディスプレー55に携帯電話機1の周辺の地図情報を表示させるとともに、携帯電話機1の位置を示す所定のマークを地図情報に重ねて表示させる。
【0024】上記実施の形態においては、発信者が携帯電話機1を用いて110番をダイヤルした後、警察台5と通信中の間、携帯電話機1が移動しない場合について説明したが、以下では、発信者が携帯電話機1を用いて110番をダイヤルした後、警察台5と通話中に携帯電話機1が移動する場合に、携帯電話機1の位置を示す位置情報を警察台5に転送する方法について、図面を参照して説明する。
【0025】図3は、携帯電話機401aが、交換機A(402a)配下の無線基地局A(403a)がカバーするゾーンA(404a)から、交換機B(402b)配下の無線基地局B(403b)がカバーするゾーンB(404b)へ移動した場合の例を示している。この例では、交換機A(402a)のルーチング番号は1111、交換機B(402b)のルーチング番号は1112であり、ゾーンA(404a)のゾーン番号は0001、ゾーンB(404b)のゾーン番号は0002である。なお、携帯電話機401a、無線基地局A(403a)、無線基地局B(403b)、交換機A(402a)、交換機B(402b)、警察台(警察消防台)405の構成及び動作は、図1に示した携帯電話機1、無線基地局2、交換機4、警察台5の構成及び動作とそれぞれ基本的には同一であるので、その説明は適宜省略する。
【0026】図4は、図3に示したように、携帯電話機401aがゾーンA(404a)からゾーンB(404b)に移動したときの制御シーケンスである。図4に示したように、交換機A(402a)は、無線基地局A(403a)から送信されてきたチャネル切替要求信号を受信する。チャネル切替要求信号には、携帯電話機401aが移動した先の交換機B(402b)のルーチング番号B(この例では1112)、及びゾーンB(404b)のゾーン番号bbbb(この例では0002)がマッピングされている。交換機A(402a)は、メモリ(図1のメモリ42に相当する)に、この2種類の情報(ルーチング番号とゾーン番号)を記憶させる。
【0027】その後、図4に示したシーケンスに則って、交換機B(402b)、交換機A(402a)、及び警察台405との間が通信中となる。即ち、交換機A(402a)は、チャネル切替IAM信号を交換機B(402b)に送信し、交換機B(402b)はACM信号を交換機A(402a)に送信する。そして、交換機B(402b)は、ゾーンB(404b)をカバーする無線基地局B(403b)にチャネル設定信号を送信し、無線基地局B(403b)は、チャネル設定を行い、チャネル設定完了信号を交換機B(402b)に送信する。このチャネル設定完了信号を受信した交換機B(402b)は、交換機A(402a)にANM信号を送信する。これにより、携帯電話機1は、交換機B(402b)及び交換機A(402a)を介して警察台405と通信中(通話中)の状態となる。
【0028】携帯電話機1が、交換機B(402b)及び交換機A(402a)を介して警察台405と通話中の状態となった後、交換機A(402a)は、警察台405に対して、メモリに記憶していた交換機B(402b)のルーチング番号、及びゾーンB(404b)のゾーン番号を、PB信号送出回路(図1のPB信号送出回路43aに相当する)を用いて、PB信号に変換して通話中の回線を介して警察台405に送出する。
【0029】交換機A(402a)からPB信号を送信する手順は、図4に示すように、携帯電話機1が移動し、在圏するゾーンが変わり、位置が変更されたことを示す「*」に対応するPB信号を送出した後、1桁ずつ、ルーチング番号に対応するPB信号、ゾーン番号に対応するPB信号の順番で送出し、各情報の間には区切りとして「#」に対応するPB信号を1回送出する。ゾーン番号に対応するPB信号を送出した後、情報転送終了として「#」に対応するPB信号を1回送出する。
【0030】このようにして、発信者が携帯電話機401aを用いて移動中に110番又は119番をダイヤルした場合であっても、警察消防台405と通話中に、携帯電話機401aの発信者番号、移動先のゾーンのゾーン番号、及び移動先のゾーンをカバーする無線基地局を配下とする交換機のルーチング番号を、PB信号によって警察消防台405に通話中の回線を介して転送することができる。
【0031】以上説明したように、本実施の形態は次のような効果を奏する。即ち、携帯電話機1から110番通報又は119番通報があったとき、警察消防台5のディスプレー55に、発信者番号及び位置情報を表示することができることである。また、携帯電話機1が警察消防台5と通話中に移動した場合であっても、移動した先の位置情報を表示することができることである。その理由は、携帯電話機1が移動中であっても、通話中に、通話中の回線を介したPB信号の送受信により、発信者番号及び位置情報を警察消防台5へ転送することができるためである。
【0032】なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る発信者情報転送システムによれば、交換機は、移動体通信端末からの起呼信号から発信者情報を取り出し、発信者情報を記憶し、記憶された発信者情報を、押しボタン信号に変換し、移動体通信端末と通信端末とが通信中に、変換された押しボタン信号を通信端末に送信する。また、通信端末は、交換機から送信された押しボタン信号を発信者情報に変換するようにしたので、発信者情報を簡単かつ正確に転送することができる。また、移動体通信端末が移動中であっても、正しい発信者情報を送信することができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013