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発明の名称 音声メッセージシステム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−32363(P2003−32363A)
公開日 平成15年1月31日(2003.1.31)
出願番号 特願2001−212744(P2001−212744)
出願日 平成13年7月12日(2001.7.12)
代理人 【識別番号】100103090
【弁理士】
【氏名又は名称】岩壁 冬樹 (外1名)
【テーマコード(参考)】
5K015
5K024
5K030
【Fターム(参考)】
5K015 AA06 GA02 
5K024 AA72 BB02 BB05 CC11 FF06 GG01 GG12
5K030 HA06 HB01 HC01
発明者 染谷 一成
要約 課題
回線交換網を介して受信した音声メッセージをメールサーバ内にある複数のメールボックスに格納する場合に、システムにおける負荷の増大を抑えることができる音声メッセージシステムを提供する。

解決手段
回線交換網1から受信した音声メッセージをIPパケットに変換する音声/パケット変換部3と、音声/パケット変換部3からのIPパケットを音声ファイルであるWAVファイルに変換するWAVファイル変換部4と、WAVファイル変換部4からのWAVファイルをメール形式の音声メールデータに変換し、音声メールデータおよびその格納先を示す複数のアカウントをSMTPによってメールサーバ8に対して送信するメール変換部5とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】 音声メッセージを送信した加入者からの音声メッセージを受信して蓄積し、音声メッセージを要求した加入者に対して蓄積されている音声メッセージを送信する音声メッセージシステムにおいて、各加入者に対応したアカウント毎のメールボックスを有するメールサーバと、音声メッセージを、送信した加入者からの音声メッセージをメール形式に変換して、一のデータ送信で複数のアカウントに対応した各メールボックスへのデータ蓄積を指示しうるプロトコルで、前記メールサーバに送信する音声/メール変換手段とを備えたことを特徴とする音声メッセージシステム。
【請求項2】 音声/メール変換手段は、SMTPを実装し、SMTPによってメール形式の音声メッセージをメールサーバに送信する請求項1記載の音声メッセージシステム。
【請求項3】 音声/メール変換手段は、加入者を収容する回線交換網から受信した音声信号をIPパケット化する音声/パケット変換部と、前記音声/パケット変換部からのIPパケットをWAVファイルに変換するWAVファイル変換部と、前記WAVファイル変換部からのWAVファイルをメール形式に変換した後、SMTPによってメールサーバに送信するメール変換部とを含む請求項2記載の音声メッセージシステム。
【請求項4】 音声/メール変換手段は、音声/パケット変換部、WAVファイル変換部およびメール変換部に動作指示を与えるシステム制御部を含む請求項3記載の音声メッセージシステム。
【請求項5】 システム制御部は、音声メッセージをメールサーバに送信させるためのサービスシナリオを有し、前記サービスシナリオに従って音声/パケット変換部、WAVファイル変換部およびメール変換部に動作指示を与える請求項4記載の音声メッセージシステム。
【請求項6】 加入者電話番号とアカウントとの対応を示す情報を有するディレクトリサーバを含み、システム制御部は、音声メッセージを送信した加入者から送信された加入者電話番号を示す情報にもとづいて前記ディレクトリサーバから、メールボックスに対応したアカウント示す情報を入力し、その情報をメール変換部に与える請求項5記載の音声メッセージシステム。
【請求項7】 音声/パケット変換部は、音声メッセージの送信を希望する加入者からPB信号を受信したら、PB信号による番号情報をシステム制御部に出力し、前記システム制御部は、前記番号情報にもとづいて加入者電話番号を示す情報を認識する請求項6記載の音声メッセージシステム。
【請求項8】 システム制御部は、音声メッセージの受信を希望する加入者からの着信を検出すると、メール変換部に対してメールボックスからメール形式のWAVファイルを入力してWAVファイルを出力するように指示を与え、WAVファイル変換部に対して前記メール変換部からのWAVファイルをIPパケット化して出力するように指示を与え、音声/パケット変換部に対して前記WAVファイル変換部からのIPパケットを音声信号に変換して回線交換網に送信するように指示を与える請求項5から請求項7のうちのいずれか1項に記載の音声メッセージシステム。
【請求項9】 WAVファイル変換部は、音声ガイダンスデータを保持し、システム制御部は、音声メッセージの送信または受信を希望する加入者からの着信を検出すると、前記WAVファイル変換部に対して、音声ガイダンスデータをIPパケット化して音声/パケット変換部に出力するように指示を与える請求項8記載の音声メッセージシステム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回線交換網を介して受信した音声メッセージをメールサーバ内の複数のメールボックスに格納する音声メッセージシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】回線交換網を介して受信した加入者からの音声メッセージをメールサーバ内の複数のメールボックスに格納する音声メッセージシステムが存在する。そのような音声メッセージシステムは、一般に、回線交換網から情報を受信してシステム内の装置に対して種々の指示を送信するシステム制御部および回線交換網から受信した音声メッセージをメール形式に変換してメールボックスに格納させるメール変換部を備えている。メール変換部とメールサーバとの間は、LANで接続されているのが一般的である。
【0003】そのような音声メッセージシステムでは、ある加入者からの音声メッセージをメールボックス内に格納する場合には、メール変換部は、IMAP(Internet Message Access Protocol)を用いて音声メッセージを複数のメールボックス内に格納する。以下、その動作について、図4を用いて説明する。図4は、従来の音声メッセージシステムの動作を説明するためのシーケンス図である。
【0004】システム制御部は、メール変換部に対してメッセージ格納指示を送信するとともに、加入者によって指示された音声メッセージの格納先であるメールボックスを示す複数のアカウントをメール変換部に対して送信する(ステップS101)。メール変換部は、格納先毎に、メールサーバにログインし(ステップS102)、システム制御部から受信したアカウントに基づいて音声メッセージを格納するメールボックスを選択し(ステップS103)、選択したメールボックスに音声メッセージを格納し(ステップS104)、最後にメールサーバからログアウトする(ステップS105)。メール変換部は、格納先毎の音声メッセージの格納動作(ステップS102〜S105)をアカウント数分並列に実行することによって、音声メッセージを複数のメールボックスに格納させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の音声メッセージシステムでは、音声メッセージを複数のメールボックスに格納する際には、各格納先に対する格納動作を並列に実行する場合には、システム内に並列処理に必要なリソースを十分に確保する必要がある。即ち、システム内に、並列処理のために、メール変換部等のリソースを複数備えておく必要がある。
【0006】また、各格納先に音声メッセージを格納させる毎に、ログインからログアウトまで一連の処理を行う必要がある。そのため、音声メッセージの宛先が増えれば増えるほど、障害遭遇確率が高くなるので、複雑な障害対策を施さなければならないことがある。
【0007】さらに、従来の音声メッセージシステムでは、音声メッセージを複数のメールボックスに格納する場合に、各格納先に対する格納動作を並列に実行し、かつ、格納先毎に、ログインからログアウトまでの一連の動作をする必要があるので、システム内の負荷が増加するとともに、LANにおける負荷も増加する。そのため、LANの容量を増加させたり、メール変換部を多数搭載する必要がある場合がある。例えば、LANの本数を増加させたり、LANとLANとを接続するためのHUBの台数を増加させる場合がある。
【0008】そこで、本発明は、回線交換網を介して受信した音声メッセージをメールサーバ内にある複数のメールボックスに格納する場合に、システムにおける負荷の増大を抑えることができる音声メッセージシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による音声メッセージシステムは、各加入者に対応したアカウント毎のメールボックスを有するメールサーバと、音声メッセージを、送信した加入者からの音声メッセージをメール形式に変換して、一のデータ送信で複数のアカウントに対応した各メールボックスへのデータ蓄積を指示しうるプロトコルで、メールサーバに送信する音声/メール変換手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】音声/メール変換手段は、SMTPを実装し、SMTPによってメール形式の音声メッセージをメールサーバに送信する。このようにすれば、音声/メール変換手段は、一度の送信動作によって、加入者からの音声メッセージを複数のメールボックスに格納させることができる。
【0011】音声/メール変換手段は、加入者を収容する回線交換網から受信した音声信号をIPパケット化する音声/パケット変換部と、音声/パケット変換部からのIPパケットをWAVファイルに変換するWAVファイル変換部と、WAVファイル変換部からのWAVファイルをメール形式に変換した後、SMTPによってメールサーバに送信するメール変換部とを含む。
【0012】音声/メール変換手段は、音声/パケット変換部、WAVファイル変換部およびメール変換部に動作指示を与えるシステム制御部を含む。
【0013】システム制御部は、音声メッセージをメールサーバに送信させるためのサービスシナリオを有し、サービスシナリオに従って音声/パケット変換部、WAVファイル変換部およびメール変換部に動作指示を与える。
【0014】加入者電話番号とアカウントとの対応を示す情報を有するディレクトリサーバを含み、システム制御部は、音声メッセージを送信した加入者から送信された加入者電話番号を示す情報にもとづいてディレクトリサーバから、メールボックスに対応したアカウント示す情報を入力し、その情報をメール変換部に与える。
【0015】音声/パケット変換部は、音声メッセージの送信を希望する加入者からPB信号を受信したら、PB信号による番号情報をシステム制御部に出力し、システム制御部は、番号情報にもとづいて加入者電話番号を示す情報を認識する。
【0016】システム制御部は、音声メッセージの受信を希望する加入者からの着信を検出すると、メール変換部に対してメールボックスからメール形式のWAVファイルを入力してWAVファイルを出力するように指示を与え、WAVファイル変換部に対してメール変換部からのWAVファイルをIPパケット化して出力するように指示を与え、音声/パケット変換部に対してWAVファイル変換部からのIPパケットを音声信号に変換して回線交換網に送信するように指示を与える。
【0017】WAVファイル変換部は、音声ガイダンスデータを保持し、システム制御部は、音声メッセージの送信または受信を希望する加入者からの着信を検出すると、WAVファイル変換部に対して、音声ガイダンスデータをIPパケット化して音声/パケット変換部に出力するように指示を与える。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明による音声メッセージシステムの実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明による音声メッセージシステムの一構成例を示すブロック図である。
【0019】図1に示す音声メッセージシステムは、回線交換網1、音声/パケット変換部3、WAVファイル変換部4、メール変換部5、システム制御部6、ディレクトリサーバ7およびメールサーバ8を備えている。回線交換網1は、加入者が使用する加入者端末2と情報の送受信を行う。加入者端末2は、例えば、携帯電話機等の移動体端末である。音声メッセージシステムは、例えば、移動体通信サービスを提供する通信事業者によって運営されているメールセンタ内に設置される。
【0020】システム制御部6は、回線交換網1、音声/パケット変換部3、WAVファイル変換部4、メール変換部5およびディレクトリサーバ7に接続されている。音声/パケット変換部3は、回線交換網1およびWAVファイル変換部4に接続されている。WAVファイル変換部4は、音声/パケット変換部3およびメール変換部5に接続されている。メール変換部5は、メールサーバ8およびWAVファイル変換部4に接続されている。なお、メール変換部5とメールサーバ8との間は、LANで接続されている。メールサーバ8は、SMTP(Simple Male Transfer Protocol)によって情報を受信する機能を有する。
【0021】メールサーバ8は、内部に、メールデータを格納するためのメールボックスを各加入者毎に備えている。ディレクトリサーバ7は、加入者の電話番号およびその加入者に対応したメールボックスのアカウントを各加入者毎に管理している。ディレクトリサーバ7は、電話番号およびメールボックスのアカウントをリスト形式で管理している。なお、図1には1つのメールサーバ8が示されているが、メールサーバは複数設けられていてもよい。
【0022】音声/パケット変換部3は、回線交換網1からDTI(Data TrunkInterface)を介して受信したデータをIPパケットに変換してRTP(Real time Transport Protocol)を用いてWAVファイル変換部4に対して送信する。また、WAVファイル変換部4から受信したIPパケットを音声信号に変換してDTIを介して回線交換網1に対して送信する。
【0023】WAVファイル変換部4は、音声/パケット変換部3から受信したIPパケットをWAVファイル(音声ファイル)に変換してメール変換部5に対して送信する。また、メール変換部5から受信したWAVファイルをIPパケットに変換してRTPを用いて音声/パケット変換部3に対して送信する。WAVファイル変換部4は、加入者に対して音声によって種々の案内や指示を通知するためのガイダンスデータを保持している。
【0024】メール変換部5は、システム制御部6からの指示に応じて、WAVファイル変換部4から受信したWAVファイルをメール形式に変換したデータである音声メールデータに変換してメールサーバ8内のメールボックスに格納させる。また、メール変換部5は、システム制御部6からの指示に応じて、メールサーバ8内のメールボックスから音声メールデータを読み出し、その音声メールデータをWAVファイルに変換してWAVファイル変換部4に対して送信する。
【0025】システム制御部6には、加入者端末2から受信した音声メッセージを格納(録音)させ、既に格納されている音声メッセージを再生して加入者端末2に対して送信させるためのサービスシナリオが組み込まれている。システム制御部6は、回線交換網1から受信した信号とサービスシナリオに基づいて、ディレクトリサーバ7から情報を読み出したり、また、音声/パケット変換部3、WAVファイル変換部4およびメール変換部5に対して指示を送信したりする。
【0026】なお、メール変換部5には、回線交換網1から受信した音声メッセージを複数のメールボックスに格納させるための音声メッセージ格納プログラムが組み込まれている。メール変換部5は、音声メッセージ格納プログラムに基づいて、音声メッセージおよびその音声メッセージの格納先を示す複数のアカウントを一度にメールサーバ8に送信する。また、音声/パケット変換部3、WAVファイル変換部4、メール変換部5およびシステム制御部6は、音声/メール変換手段の構成要素である。
【0027】次に、図1に示す音声メッセージシステムの動作について説明する。図2および図3は、音声メッセージシステムの動作を説明するためのシーケンス図である。
【0028】まず、ある加入者からの音声メッセージを複数のメールボックスに格納(ブロードキャスト)する動作から説明する。
【0029】加入者は、加入者端末2において予め決められた電話番号(例えば、#○△等)をダイヤルすることによって、音声メッセージシステムに対して音声メッセージの送信要求を行う。すると、システム制御部6は、回線交換網1を介して加入者端末2からの着信信号を受信する(ステップS1)。システム制御部6は、回線交換網1から受信したNo.7信号(IAM、ACM、CPG、ANM、REL、RLC等の呼制御信号)に基づいて着信を検出する。
【0030】システム制御部6は、音声/パケット変換部3、WAVファイル変換部4およびメール変換部5に対してパス接続を指示する(ステップS2)。すると、WAVファイル変換部4は、音声/パケット変換部3およびメール変換部5との間のパス設定を行う。同時に、音声/パケット変換部3およびメール変換部5は、WAVファイル変換部4との間のパス設定を行う。従って、音声/パケット変換部3からメール変換部5に至るパスが形成される。
【0031】システム制御部6は、加入者に対して音声メッセージの宛先の電話番号をPB(Push Button)で入力することを促すためのガイダンスデータをIPパケットに変換する指示をWAVファイル変換部4に対して行う(ステップS3)。WAVファイル変換部4は、そのガイダンスデータをIPパケットに変換して音声/パケット変換部3に対して送信する(ステップS4)。音声/パケット変換部3は、そのIPパケットを音声信号に変換して加入者端末2に対して送信する(ステップS5)。例えば、音声/パケット変換部3は、「音声メッセージの宛先の電話番号を入力してください。」といったような音声ガイダンスを加入者に対して通知する。
【0032】加入者は、加入者端末2において、「090−○△□×・・・・・」といったように音声メッセージの宛先の電話番号を入力する。このとき、加入者は、宛先として音声メッセージシステムにおける他の加入者の電話番号を指定する。すると、音声/パケット変換部3は、加入者端末2からPB信号が送信されたことを検出し(ステップS6)、PB信号検出の旨をシステム制御部6に対して送信する(ステップS7)。
【0033】システム制御部6は、回線交換網1を介して加入者端末2からのPB信号を受信し、そのPB信号を分析することによって、音声メッセージの宛先の電話番号を割り出す(ステップS8)。そして、その電話番号に対応するメールボックスのアカウントをディレクトリサーバ7に対して問い合わせる(ステップS9)。即ち、システム制御部6は、ディレクトリサーバ7から宛先に対応するメールボックスのアカウントを入力する。
【0034】システム制御部6は、音声/パケット変換部3およびWAVファイル変換部4に対して音声メッセージ録音開始を指示する(ステップS10)。また、システム制御部6は、音声メッセージ録音開始を指示する前に、加入者に対して音声メッセージの録音を開始することを通知するためのガイダンスデータの変換指示をWAVファイル変換部4に対して行ってもよい。そして、WAVファイル変換部4は、音声/パケット変換部3を介して「音声メッセージの録音を開始します。ピーという発信音が鳴りましたら、30秒以内にメッセージをお話ください。」といったような音声ガイダンスを加入者に対して通知してもよい。
【0035】加入者は、加入者端末2において、音声メッセージの内容を発声する。音声/パケット変換部3は、回線交換網1を介して加入者からの音声メッセージを受信し、その音声パケットをIPパケットに変換してWAVファイル変換部4に対して送信する(ステップS11)。WAVファイル変換部4は、音声/パケット変換部3から送信されるIPパケットを蓄積する(ステップS12)。
【0036】システム制御部6は、停止の条件が成立すると、WAVファイル変換部4に対して音声メッセージの録音停止を指示する(ステップS13)。すると、WAVファイル変換部4は、蓄積していたIPパケットをWAVファイルに変換してメール変換部5に対して送信する(ステップS14)。また、システム制御部6は、音声/パケット変換部3に対しても録音停止を指示してもよい。システム制御部6は、ステップS9で入力した音声メッセージの宛先に対応したメールボックスのアカウントをメール変換部5に対して送信する(ステップS15)。
【0037】メール変換部5は、WAVファイル変換部4から受信したWAVファイルを音声メールデータに変換する。そして、メール変換部5は、音声メールデータおよびシステム制御部6から受信したアカウントをSMTPにてメールサーバ8に対して送信し、メールサーバ8は、その音声メールデータおよびアカウントに基づいて、発信元である加入者から指示された宛先に対応するアカウントのメールボックスに音声メールデータを格納する(ステップS16)。加入者が複数の他の加入者の電話番号を指定した場合には、メール変換部5は、音声メールデータおよび複数のアカウントを一度にメールサーバ8に対して送信し、メールサーバ8は、その音声メッセージおよびアカウントに基づいて音声メールデータの格納動作を行う。そのため、メール変換部5は、メールサーバ8に対する送信動作を一度行うことによって、メールサーバ8内の複数のメールボックス内に音声メールデータを格納させることができる。
【0038】次に、メールボックス内に蓄積されている音声メールデータを再生して加入者に対して送信する場合の動作について説明する。
【0039】メールボックス内に蓄積されている音声メールデータの再生を希望する加入者(発信元)は、加入者端末2から音声メッセージシステムに対して電話する。システム制御部6は、回線交換網1を介して加入者端末2からの着信を検出する(ステップS17)。
【0040】システム制御部6は、音声/パケット変換部3、WAVファイル変換部4およびメール変換部5に対してパス接続を指示する(ステップS18)。すると、ステップS2の場合と同様に、音声/パケット変換部3からメール変換部5に至るパスが形成される。
【0041】システム制御部6は、WAVファイル変換部4に対して加入者に対して音声メッセージを再生することを通知するためのガイダンスデータのIPパケットへの変換を指示する(ステップS19)。
【0042】WAVファイル変換部4は、システム制御部6によって指示されたガイダンスデータをIPパケットに変換して音声/パケット変換部3に対して送信する(ステップS20)。音声/パケット変換部3は、WAVファイル変換部4から受信したIPパケットを音声信号に変換して加入者端末2に対して送信する(ステップS21)。例えば、音声/パケット変換部3は、「あなた様宛ての音声メッセージを再生します。」といったような音声ガイダンスを加入者に対して行う。
【0043】システム制御部6は、回線交換網1から受信した信号に基づいて、発信元である加入者端末2の電話番号を割り出し、その電話番号に対応したメールボックスのアカウントをディレクトリサーバ7に対して問い合わせる(ステップS22)。即ち、システム制御部6は、ディレクトリサーバ7から発信元である加入者に対応したメールボックスのアカウントを取得する。システム制御部6は、例えば、回線交換網1からのNo.7信号方式におけるIAM信号を解析することで、発信元の加入者電話番号を割り出す。
【0044】システム制御部6は、発信元である加入者に対応したメールボックスのアカウントをメール変換部5に対して送信する(ステップS23)。メール変換部5は、システム制御部6から受信したアカウントに基づいて、メールサーバ8から発信元である加入者宛ての音声メールデータを入力する(ステップS24)。メール変換部5は、例えば、IMAPを用いてメールサーバ8から音声メールデータを入力する。そして、メール変換部5は、入力した音声メールデータをWAVファイルに変換してWAVファイル変換部4に対して送信する。
【0045】システム制御部6は、音声/パケット変換部3およびWAVファイル変換部4に対して音声メッセージの再生を指示する(ステップS25)。WAVファイル変換部4は、メール変換部5から受信したWAVファイルをIPパケットに変換して音声/パケット変換部3に対して送信する(ステップS26)。音声/パケット変換部3は、そのIPパケットを音声信号に変換して加入者端末2に対して送信する(ステップS27)。即ち、発信元である加入者宛ての音声メッセージを再生する。
【0046】以上のように、本実施の形態によれば、メール変換部5からメールサーバ8への情報の送受信にSMTPが使用されることにより、メール変換部5は、メールサーバ8に対する一度の送信動作によって、音声メッセージ(音声メールデータ)を複数のメールボックスに格納させることができるので、従来のシステムのように、格納動作を並列に実行させる必要がない。そのため、新たにリソースを追加することなしに、既存のリソースを有効に活用することによって、音声メッセージを複数のメールボックスに格納させることができる。
【0047】また、メール変換部5は、メールサーバ8に対する一度の送信動作によって、音声メールデータを複数のメールボックスに格納させることができるので、格納先が増えたとしても、障害遭遇確率が大きくなることはない。即ち、格納先数に影響されない定常的な耐障害性を得ることができる。
【0048】さらに、音声メールデータを複数のメールボックスに格納させる場合に、並列動作が不要になるので、システム内の負荷を軽減させることができるとともに、LANにおける負荷も軽減させることができる。従って、LANの小容量化を測ることができるとともに、メール変換部5の搭載数を増加させる必要が無くなる。例えば、LANの本数を削減したり、LANとLANとを接続するためのHUBの台数を削減させることができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、音声メッセージシステムは、各加入者に対応したアカウント毎のメールボックスを有するメールサーバと、音声メッセージを、送信した加入者からの音声メッセージをメール形式に変換して、一のデータ送信で複数のアカウントに対応した各メールボックスへのデータ蓄積を指示しうるプロトコルで、メールサーバに送信する音声/メール変換手段とを備えた構成としたので、音声/メール変換手段は、一度の送信動作によって、音声メッセージを複数のメールボックスに格納させることができる。従って、システムにおける負荷を軽減させることができる。




 

 


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