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発明の名称 着信者課金方式および着信者課金方法ならびにその制御プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−8789(P2003−8789A)
公開日 平成15年1月10日(2003.1.10)
出願番号 特願2001−185067(P2001−185067)
出願日 平成13年6月19日(2001.6.19)
代理人 【識別番号】100082935
【弁理士】
【氏名又は名称】京本 直樹 (外2名)
【テーマコード(参考)】
5K024
5K025
5K051
【Fターム(参考)】
5K024 AA62 GG01 GG03 GG05 
5K025 AA04 CC01 CC07 EE16 EE17 FF15
5K051 FF01 FF06 FF23 HH03 HH18
発明者 村松 秀樹
要約 課題
着信側の交換機に多量の局データを保持させず且つ特定のサービス電番を使用することなしに発信者を識別して着信者課金を実現し、サービスのバリエーションを拡大する。

解決手段
LS402がLS401からアドレス信号を受信し自局落ち呼か否かを判定し、自局落ち呼である場合着信加入者300が着信者課金サービスの契約加入者であるか否かを判定する。契約加入者である場合には、LS402は、IN網のSCP501に接続してIDP信号を送信し着呼時に受信した発信加入者番号がこのサービスの適用加入者であるか否かを問い合わせその結果を受信し、加入者300と接続しこの端末から応答信号を受信したとき着信者課金呼である場合には、LS401に送出する応答信号にこの着信者課金呼を示すパラメータを設定する。
特許請求の範囲
【請求項1】 発信側の加入者が通話手段として用いる発呼加入端末と、前記発呼加入端末を収容する発信側加入者交換機と、前記発信側加入者交換機に接続し前記発呼加入端末が発呼したときの課金処理を行う課金装置と、着信側の加入者が通話手段として用いると共に着信者課金サービスが契約される場合には適用対象の発呼加入端末を予め通信網を介し操作入力により登録する着呼加入端末と、前記着呼加入端末から通信網を介し受信する指示信号に基づいて加入者サービス情報を出力するゲートウェイと、前記ゲートウェイの出力情報に基づき着信者課金サービスのためのデータベースに対し登録あるいは更新制御を行うと共に着信加入者番号および発信加入者番号に基づき前記データベースを検索し当該着信呼が着信者課金サービスの適用呼か否かを判定しその結果と付加サービスを合わせて行う場合当該の指示信号とを出力するサービス制御ポイントと、着信加入者番号を受信しこの番号が着信者課金サービスに加入している対象者か否かを判定し加入対象であると判定した場合にはこの着信加入者番号とこの着呼時に受信した発信加入者番号とを前記サービス制御ポイントに送出しその問い合わせ結果に基づき課金先情報を前記発信側加入者交換機へ送出する着信側加入者交換機とを備えることを特徴とする着信者課金方式。
【請求項2】 発信側の加入者が通話手段として用いる発呼加入端末と、前記発呼加入端末を収容する発信側加入者交換機と、前記発信側加入者交換機に接続し前記発呼加入端末が発呼したときの課金処理を行う課金装置と、着信側の加入者が通話手段として用いると共に着信者課金サービスが契約される場合には適用対象の発呼加入端末を予め通信網を介し操作入力により登録する着呼加入端末と、前記着呼加入端末から通信網を介し受信する指示信号に基づいて加入者サービス情報を出力するゲートウェイと、前記ゲートウェイの出力情報に基づき着信者課金サービスのためのデータベースに対し登録あるいは更新制御を行うと共に着信加入者番号および発信加入者番号に基づき前記データベースを検索し当該着信呼が着信者課金サービスの適用呼か否かを判定しその結果と付加サービスを合わせて行う場合当該の指示信号とを出力するサービス制御ポイントと、着信加入者番号を受信しこの番号が着信者課金サービスに加入している対象者か否かを判定し加入対象であると判定した場合にはこの着信加入者番号とこの着呼時に受信した発信加入者番号とを出力する着信側加入者交換機と、前記着信側加入者交換機から受信した情報を前記サービス制御ポイントに送出しその問い合わせ結果に基づき課金先情報を前記発信側加入者交換機へ送出する中継交換機とを備えることを特徴とする着信者課金方式。
【請求項3】 サービス交換ポイントとして機能する着信側加入者交換機とネットワーク内の交換機のサービス制御を行うサービス制御ポイントとを用いたインテリジェントネットワークにおける着信側加入者交換機での着信者課金方法であって、着信側加入者交換機が発信側加入者交換機からアドレス信号を受信し自局落ち呼か否かを判定し、自局落ち呼である場合着信加入者が着信者課金サービスの契約加入者であるか否かを判定し、契約加入者である場合にはサービス制御ポイントに接続してIDP信号を送信し着呼時に受信した発信加入者番号がこのサービスの適用加入者であるか否かを問い合わせその結果と付加サービスを合わせて行う場合当該の指示信号とを受信し、着呼加入端末と接続しこの端末から応答信号を受信したとき着信者課金呼である場合には、発信側加入者交換機に送出する応答信号にこの着信者課金呼を示すパラメータを設定することを特徴とする着信者課金方法。
【請求項4】 サービス交換ポイントとして機能する着信側加入者交換機とネットワーク内の交換機のサービス制御を行うサービス制御ポイントとを用いたインテリジェントネットワークにおけるサービス制御ポイントでの着信者課金方法であって、サービス制御ポイントが着信側加入者交換機からIDP信号を受信し着信者課金サービス呼か否かを判定し、着信者課金サービス呼の場合にはデータベースを参照し予め登録した加入者であるか否かを着信加入者番号を基に検索し、登録加入者である場合には着呼時に受信した発信加入者番号と検索した登録加入者のデータとを照合し、この照合結果当該の発信加入者番号が存在する場合には、適用する付加サービス情報を含め着信者課金での呼処理継続を着信側加入者交換機に指示し、当該発信加入者番号が存在しない場合には、発信者課金での呼処理継続を着信側加入者交換機に指示することを特徴とする着信者課金方法。
【請求項5】 情報端末を用いブラウザを起動して通信網およびゲートウェイを介し着信者課金サービス提供事業者が運営するホームページにアクセスし、ユーザIDおよびパスワードを入力してログインした後、実行する処理を選択しこの選択が、登録データの確認である場合には登録内容を前記情報端末に表示し、登録データの変更である場合には変更対象の画面を前記情報端末に表示させて、所定の変更情報操作入力を行わせ、登録データの削除である場合には削除対象の画面を前記情報端末に表示させて、所定の削除情報操作入力を行わせ、登録データの追加である場合には追加対象の画面を前記情報端末に表示させて、所定の追加情報操作入力を行わせることを特徴とする請求項4記載の着信者課金方法。
【請求項6】 サービス交換ポイントとして機能する着信側加入者交換機とネットワーク内の交換機のサービス制御を行うサービス制御ポイントとを用いたインテリジェントネットワークにおける着信側加入者交換機での着信者課金制御プログラムであって、着信側加入者交換機が発信側加入者交換機からアドレス信号を受信し自局落ち呼か否かを判定する処理と、自局落ち呼である場合着信加入者が着信者課金サービスの契約加入者であるか否かを判定する処理と、契約加入者である場合にはサービス制御ポイントに接続してIDP信号を送信し着呼時に受信した発信加入者番号がこのサービスの適用加入者であるか否かを問い合わせる処理と、その結果と付加サービスを合わせて行う場合当該の指示信号とを受信する処理と、着呼加入端末と接続しこの端末から応答信号を受信したとき着信者課金呼である場合には、発信側加入者交換機に送出する応答信号にこの着信者課金呼を示すパラメータを設定する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする着信者課金制御プログラム。
【請求項7】 サービス交換ポイントとして機能する着信側加入者交換機とネットワーク内の交換機のサービス制御を行うサービス制御ポイントとを用いたインテリジェントネットワークにおけるサービス制御ポイントでの着信者課金制御プログラムであって、サービス制御ポイントが着信側加入者交換機からIDP信号を受信し着信者課金サービス呼か否かを判定する処理と、着信者課金サービス呼の場合にはデータベースを参照し予め登録した加入者であるか否かを着信加入者番号を基に検索する処理と、登録加入者である場合には着呼時に受信した発信加入者番号と検索した登録加入者のデータとを照合する処理と、この照合結果当該の発信加入者番号が存在する場合には、適用する付加サービス情報を含め着信者課金での呼処理継続を着信側加入者交換機に指示し、当該発信加入者番号が存在しない場合には、発信者課金での呼処理継続を着信側加入者交換機に指示する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする着信者課金制御プログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は課金方式に関し、特に通話料金を着信者側に課金する着信者課金方式および着信者課金方法ならびにその制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電話サービスの多様化が進み、既存サービスとの差別化が求められている。中でも代表的な電話サービスの一つである通話料金を着信者側が負担するフリーコールは、サービス契約者が現在も増加中でこのサービスを識別する電番として「0120」だけでなく「0800」も使用されるようになってきている。但し、この従来の着信者課金方式では、発信者側はいかなる加入者であろうと当該の着信者に課金する方式となっている。一方、着信側の交換機で発信者を識別して予め登録した発信加入者の場合に着信者課金とする方式が、例えば、特開平4―51650号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の着信者課金方式のうち前者では、発信者からみれば予め定めた着信者課金識別用の電番をダイヤルしなければならず、この電番を加入者は保有しておく必要があり、さらに、着信者からみるとサービスを適用する発信者を限定することができない。また、後者の方式では、着信者の識別情報,発信者の識別情報を着信側の交換機で保持し、課金先の選定もこの交換機で行う必要がある。通常、これに関連するデータ量のうち圧倒的に発信者情報が多くなり着信側の交換機だけでこの課金方式を実現する場合には、多量のデータを保持させることになり望ましくない。さらに、既存のインテリジェントネットワーク(以下、IN網と呼称する)との組み合わせにより、サービスのバリエーションが求められている。
【0004】本発明の目的は、着信側の交換機に多量の局データを保持させず且つ特定のサービス電番を使用することなしに発信者を識別して着信者課金を実現し、サービスのバリエーションを拡大することができる着信者課金方式および着信者課金方法ならびにその制御プログラムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の着信者課金方式は、発信側の加入者が通話手段として用いる発呼加入端末と、前記発呼加入端末を収容する発信側加入者交換機と、前記発信側加入者交換機に接続し前記発呼加入端末が発呼したときの課金処理を行う課金装置と、着信側の加入者が通話手段として用いると共に着信者課金サービスが契約される場合には適用対象の発呼加入端末を予め通信網を介し操作入力により登録する着呼加入端末と、前記着呼加入端末から通信網を介し受信する指示信号に基づいて加入者サービス情報を出力するゲートウェイと、前記ゲートウェイの出力情報に基づき着信者課金サービスのためのデータベースに対し登録あるいは更新制御を行うと共に着信加入者番号および発信加入者番号に基づき前記データベースを検索し当該着信呼が着信者課金サービスの適用呼か否かを判定しその結果と付加サービスを合わせて行う場合当該の指示信号とを出力するサービス制御ポイントと、着信加入者番号を受信しこの番号が着信者課金サービスに加入している対象者か否かを判定し加入対象であると判定した場合にはこの着信加入者番号とこの着呼時に受信した発信加入者番号とを前記サービス制御ポイントに送出しその問い合わせ結果に基づき課金先情報を前記発信側加入者交換機へ送出する着信側加入者交換機とを備える。
【0006】本発明の着信者課金方式は、発信側の加入者が通話手段として用いる発呼加入端末と、前記発呼加入端末を収容する発信側加入者交換機と、前記発信側加入者交換機に接続し前記発呼加入端末が発呼したときの課金処理を行う課金装置と、着信側の加入者が通話手段として用いると共に着信者課金サービスが契約される場合には適用対象の発呼加入端末を予め通信網を介し操作入力により登録する着呼加入端末と、前記着呼加入端末から通信網を介し受信する指示信号に基づいて加入者サービス情報を出力するゲートウェイと、前記ゲートウェイの出力情報に基づき着信者課金サービスのためのデータベースに対し登録あるいは更新制御を行うと共に着信加入者番号および発信加入者番号に基づき前記データベースを検索し当該着信呼が着信者課金サービスの適用呼か否かを判定しその結果と付加サービスを合わせて行う場合当該の指示信号とを出力するサービス制御ポイントと、着信加入者番号を受信しこの番号が着信者課金サービスに加入している対象者か否かを判定し加入対象であると判定した場合にはこの着信加入者番号とこの着呼時に受信した発信加入者番号とを出力する着信側加入者交換機と、前記着信側加入者交換機から受信した情報を前記サービス制御ポイントに送出しその問い合わせ結果に基づき課金先情報を前記発信側加入者交換機へ送出する中継交換機とを備える構成としてもよい。
【0007】本発明の着信者課金方法は、サービス交換ポイントとして機能する着信側加入者交換機とネットワーク内の交換機のサービス制御を行うサービス制御ポイントとを用いたインテリジェントネットワークにおける着信側加入者交換機での着信者課金方法であって、着信側加入者交換機が発信側加入者交換機からアドレス信号を受信し自局落ち呼か否かを判定し、自局落ち呼である場合着信加入者が着信者課金サービスの契約加入者であるか否かを判定し、契約加入者である場合にはサービス制御ポイントに接続してIDP信号を送信し着呼時に受信した発信加入者番号がこのサービスの適用加入者であるか否かを問い合わせその結果と付加サービスを合わせて行う場合当該の指示信号とを受信し、着呼加入端末と接続しこの端末から応答信号を受信したとき着信者課金呼である場合には、発信側加入者交換機に送出する応答信号にこの着信者課金呼を示すパラメータを設定する。
【0008】本発明の着信者課金方法は、サービス交換ポイントとして機能する着信側加入者交換機とネットワーク内の交換機のサービス制御を行うサービス制御ポイントとを用いたインテリジェントネットワークにおけるサービス制御ポイントでの着信者課金方法であって、サービス制御ポイントが着信側加入者交換機からIDP信号を受信し着信者課金サービス呼か否かを判定し、着信者課金サービス呼の場合にはデータベースを参照し予め登録した加入者であるか否かを着信加入者番号を基に検索し、登録加入者である場合には着呼時に受信した発信加入者番号と検索した登録加入者のデータとを照合し、この照合結果当該の発信加入者番号が存在する場合には、適用する付加サービス情報を含め着信者課金での呼処理継続を着信側加入者交換機に指示し、当該発信加入者番号が存在しない場合には、発信者課金での呼処理継続を着信側加入者交換機に指示する構成としてもよく、情報端末を用いブラウザを起動して通信網およびゲートウェイを介し着信者課金サービス提供事業者が運営するホームページにアクセスし、ユーザIDおよびパスワードを入力してログインした後、実行する処理を選択しこの選択が、登録データの確認である場合には登録内容を前記情報端末に表示し、登録データの変更である場合には変更対象の画面を前記情報端末に表示させて、所定の変更情報操作入力を行わせ、登録データの削除である場合には削除対象の画面を前記情報端末に表示させて、所定の削除情報操作入力を行わせ、登録データの追加である場合には追加対象の画面を前記情報端末に表示させて、所定の追加情報操作入力を行わせる。
【0009】本発明の着信者課金制御プログラムは、サービス交換ポイントとして機能する着信側加入者交換機とネットワーク内の交換機のサービス制御を行うサービス制御ポイントとを用いたインテリジェントネットワークにおける着信側加入者交換機での着信者課金制御プログラムであって、着信側加入者交換機が発信側加入者交換機からアドレス信号を受信し自局落ち呼か否かを判定する処理と、自局落ち呼である場合着信加入者が着信者課金サービスの契約加入者であるか否かを判定する処理と、契約加入者である場合にはサービス制御ポイントに接続してIDP信号を送信し着呼時に受信した発信加入者番号がこのサービスの適用加入者であるか否かを問い合わせる処理と、その結果と付加サービスを合わせて行う場合当該の指示信号とを受信する処理と、着呼加入端末と接続しこの端末から応答信号を受信したとき着信者課金呼である場合には、発信側加入者交換機に送出する応答信号にこの着信者課金呼を示すパラメータを設定する処理とをコンピュータに実行させる。
【0010】本発明の着信者課金制御プログラムは、サービス交換ポイントとして機能する着信側加入者交換機とネットワーク内の交換機のサービス制御を行うサービス制御ポイントとを用いたインテリジェントネットワークにおけるサービス制御ポイントでの着信者課金制御プログラムであって、サービス制御ポイントが着信側加入者交換機からIDP信号を受信し着信者課金サービス呼か否かを判定する処理と、着信者課金サービス呼の場合にはデータベースを参照し予め登録した加入者であるか否かを着信加入者番号を基に検索する処理と、登録加入者である場合には着呼時に受信した発信加入者番号と検索した登録加入者のデータとを照合する処理と、この照合結果当該の発信加入者番号が存在する場合には、適用する付加サービス情報を含め着信者課金での呼処理継続を着信側加入者交換機に指示し、当該発信加入者番号が存在しない場合には、発信者課金での呼処理継続を着信側加入者交換機に指示する処理とをコンピュータに実行させる構成としてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0012】本発明の着信者課金方式における第1の実施の形態を示す図1を参照すると、システムは、発信側の加入者が通話手段として用いる発呼加入端末(以下、加入者と呼称)100,200と、これら加入者を収容する発信側の加入者交換機(Local Switch:以下、発LSと呼称)401と、発LS401に接続し加入者100,200が発呼したときの課金処理を行う課金装置700と、着信側の加入者が電話端末301を通話手段として用いると共に着信者課金サービスが契約される場合には適用対象の加入者を予め通信網,例えばインターネットを介しパソコン302から操作入力により登録する着呼加入端末(以下、加入者と呼称)300と、加入者300のパソコン302から通信網を介し受信する指示信号に基づいて加入者サービス情報を出力するインターネットゲートウェイ(Internet Gate Way system:以下、IGWと呼称)601と、IN網に設けられIGW601の出力情報に基づき着信者課金サービスのためのデータベース502に対し登録あるいは更新制御を行うと共に着信加入者番号および発信加入者番号に基づきデータベース502を検索し当該着信呼が着信者課金サービスの適用呼か否かを判定しその結果を出力するサービス制御ポイント(Service Control Point:以下、SCPと呼称)501と、着信加入者番号を受信しこの番号が着信者課金サービスに加入している対象者か否かを判定し加入対象であると判定した場合にはこの着信加入者番号とこの着呼時に受信した発信加入者番号とをSCP501に送出しその問い合わせ結果に基づき課金先情報を発LS401へ送出しサービス交換ポイントとして機能する着信側の加入者交換機(Service Switching Point:以下、着LS(SSP)と呼称)402とを備える。着LS402は、INサブシステムSSP機能を搭載し、SCPとのインタフェースにINAP(IN Application Protocol)を使用する。また、加入者データとして本サービスに加入していることを意味するデータを持つ。
【0013】次に、図1を参照して呼処理手順と着信者課金対象加入者の登録/解除手順を説明する。この場合、加入者300が本着信者課金サービスに契約(加入)済みとし、加入者100は着信者課金対象、加入者200は登録非対象として以下に説明する。
【0014】始めに、加入者100より加入者300に対して発呼した場合、着LS402において加入者300が本サービス加入者であるかを、加入者データより判定する。加入者300がサービス対象であるので、本呼をIN呼として扱いSCP501に対してイニシャル・ディテクション・ポイント(Initial Detection Point:IDP)信号を送出する。このIDPは、一般的なIN呼処理の開始のオペレーションで、SSPがSCPに対し送出するものである。
【0015】SCP501では付設するデータベース502より、加入者100が着信者課金対象の加入者として登録済みであるか照合を行う。照合の結果、加入者100は登録済みであるので、必要に応じて(SCP501の指示により)加入者100に対して着信者課金である旨を通知する等のガイダンスの送出を行う。また、照合の結果をSCP501より着LS(SSP)402に通知し、着LS402は加入者300への接続を行う。着LS402は、加入者300より応答信号を受信時、前位局に送出するANM信号に着信者課金呼を明示的に示すパラメータを設定する。
【0016】一方、発LS401は、着信者課金を示すANM信号を受信し、その情報を保持する。発LS401では通話終了後課金情報を課金設備700に送出する際、課金先加入者(加入者300)を含む課金情報を設定し送出する。課金設備700は本通話の通話料金を加入者300に請求するよう処理を行う。
【0017】次に、加入者200より加入者300に対して発呼した場合、着LS402において加入者300が本サービス加入者であるかを、加入者データより判定する。加入者300がサービス対象であるので、本呼をIN呼として扱いSCP501に対してIDPを送出する。
【0018】SCP501は付設のデータベース502より、加入者200が着信者課金対象の加入者として登録済みであるか照合を行う。照合の結果加入者200は非対象であるので、照合の結果をSCP501より着LS(SSP)402に通知を行う。以下は通常呼(発信者課金呼)として処理を行う。
【0019】次に、着信者課金対象加入者の登録/解除を行う場合、サービスを契約する加入者300が各自のパソコン302等よりインターネット接続を行い、本サービス提供事業者が運用するホームページにアクセスを行う。インターネット経由でIN設備のIGW502へ接続を行い、データの追加登録/変更/解除を行う。変更を受け付けたIGW502は随時SCP501に対してデータベース502の更新を行う。
【0020】図2は本発明の着信者課金方式における第1の実施の形態信号シーケンス図である。以下に図2を参照して動作を詳細に説明する。なお、図2における各種メッセージ信号は周知のものなので、個々の説明は省略する。
【0021】本発明の着信者課金方式を実現するにあたり、着LS402にて予めサービスの加入登録を行う。具体的には、着LS402の保守者が、加入者300の加入者番号(XXX−XXXXXX)に対する加入者データに本サービスへの加入を登録する。データとしては、現在の本サービスへの加入/非加入のみが判別可能であればよく、データサイズは1バイトあればよい。この登録を行うことにより、加入者300への着信時、着LS402にて後述のサービスを起動する契機と成り得る。
【0022】始めに、加入者100が0XXX−XXXXXXをダイヤルし、加入者300に対して発呼すると、加入者300を収容する着LS402にルーティングされてくる。着LS402では、加入者100よりダイヤルされた番号(先頭の0は除く)をキーに、自局内で所持している加入者データの照合を行う(処理1)。照合を行う際、対象となるデータは上述の本サービスへの加入/非加入を示すデータである。
【0023】照合の結果、加入者300(XXX−XXXXXX)が本サービスに加入中であることが識別されると、SCP501に対して発信者(加入者100)の電話番号(YYY−YYYYYY)が着信者課金対象の加入者として登録されているか問い合わせを行う。その時、着LS402からSCP501にはINAP信号のIDPオペレーションにて問い合わせを行い、信号内には本サービスによる問い合わせであることがSCP側で識別できるサービスキー(SSP−SCP間で意識を合わせる)と、発番号(加入者100)と、着番号(加入者300)の情報を必須とする。IDPオペレーションを受信したSCP501は、サービスキーよりサービスを識別し(処理2)、SCP501が以後の動作指示を着LS402に対して行う。
【0024】図2では、サービス拡張例として、発信者(加入者100)が着信者課金対象の加入者であることが問い合わせ結果により識別できたので、発信者(加入者100)に対して「本通話の通話料は着信者の負担となります」等の案内ガイダンスを送出するよう、SCP501が着LS402に対して指示を行っている例を示している。図2に示すCTRは、Connect To Resourceの略称で、使用する特殊リソース(ここでは音源装置を想定)への接続を指示し、PAは、Play Announcementの略称で、接続するガイダンス(アナウンス)を指示するもので、ガイダンスの種別や送出時間、回数等を指示する。また、SRRは、Specialized Resource Reportの略称で、前述のPAへの応答を示し、PAで指示したガイダンスの送出が終了したことをSSPからSCPへ通知している。
【0025】CTR+PAは通常、マルチコンポーネントといわれるもので、一つの信号ユニット内に複数のコンポーネントをまとめたものである。INAPはトランザクション機能応用部(Transaction Capabilities Application Part:TCAP)の上位に位置するプロトコルである。したがって、ここでのCTR+PAというのは、SCPとSSPとの間で送出される信号ユニット数は一つであるが、INAPレベルで信号分析すると二つの信号となる。また、CPGは、周知のISUPの信号名で、Call Progress messageの略称である。図2のシーケンスでは、ACMを発信局に返送する前にガイダンスの接続を行う例を示している。そのため、通常、ACMを返送することにより開かれる逆方向の通話パスを、先に解放してやる必要がある。そこで着LS(SSP)では、SCPよりCTR+PAを受けた時点で逆方向パスを開くためにCPGの送出を行っている。
【0026】次に、SCP501は着LS402に対して発信者(加入者100)が着信者課金対象の加入者であることを通知する(処理3)。図2ではCNTWA(Continue With Argument)オペレーションにて呼処理の継続を指示すると共に、照合結果を本オペレーション内に含めて通知する。着LS402は、SCP501からのCTNWAオペレーションの受信を契機に、加入者300への接続を行う。また、本通話の課金先の情報を着LS402で記憶しておく(処理4)。着側加入者300より応答信号を受信すると、処理4で記憶した課金先情報を前位局に送出するANM信号に載せて発LS401に通知する(処理5)。発LS401では、処理5で受信した課金先情報を記憶しておく。
【0027】通話終了後、発LS401は本通話の課金情報(Call Detail Record:以下CDRと呼称)を作成する。その際に処理5で記憶した情報をCDRに含める(処理6)。発LS401は処理6で作成したCDRを課金設備700に送出する。課金設備700は本通話のCDRを課金先情報に従い、着信者課金呼として処理を行う。
【0028】図3にパソコン302においての処理フローを示す。本実施の形態ではインターネットへの接続はパソコンからと記述しているが、パソコンに制限するものではなく、他の同等のものであってもよい。
【0029】始めに、パソコンよりブラウザを起動し、インターネット経由で本サービス提供事業者が運営するホームページにアクセスする(ステップ20:S20と呼称、以下同様)。ログイン画面にてログインしユーザID(着信者電話番号もしくはサービス提供事業者が付与する番号)、パスワードを入力する(S21)。
【0030】正常にログイン後(S22)、実行したい処理を選択する(S23)。選択肢として、登録データの表示/変更/削除/追加/ログオフ等を用意する(S25〜S33)。
【0031】S25〜S33にて変更/削除/追加が選択された場合は、必要な情報の入力を行う画面を表示し入力を促す。入力されたデータの正常性をチェックし、NGであればNG画面を表示し再度入力を促す。表示が選択された場合は、登録済みデータの表示を行い(S24)、ログオフが選択された場合は、本更新処理へのログインが解除される(S34)。
【0032】次に、図4に着LS402における本サービス呼を扱う際の処理フローを示す。図4では発信側の加入者100と着信側の加入者300が異なる加入者交換機に収容されている場合を示している。
【0033】始めに、着LS402が呼を受け付けると(S40)、受け付けた呼が自局内の加入者への着信呼であるのかを判定する(S41)。YESの場合には本サービス対象の可能性があり次の処理に進み、NOの場合には本サービス対象外であり通常呼として処理する(S42)。
【0034】次に、着番号より加入者データを検索し、着信者300が本サービス加入者であるかを判定する(S43)。YESの場合には本サービス対象の可能性があり次の処理に進み、NOの場合には本サービス対象外であり通常呼として処理する。着信者300が本サービス加入者である場合、SCP501に対して、発信者が着信者課金対象であるかの問い合わせを行い(S44)、その結果を受信し、記憶する(S45)。
【0035】着LS402では、S44での問い合わせ結果に関わらず加入者300への接続を行う(S46)。ただし、SCP501より切断を指示された際には指示に従う。着信者より応答信号を受信した時(S47)、S45にて記憶した情報より本通話の課金先が着信者であるかを判定する(S48)。YESの場合には前位局に通知すべく次の処理に進み、NOの場合には通常呼として処理する。課金先が着信者である場合には、着信者課金呼である旨を含むANM信号を編集し発LS401に送出する(S49)。
【0036】次に、SCP501での処理を図5を参照して説明する。
【0037】SSPよりIDPを受信し(S50)、その受信情報のサービスキーよりサービスを識別する(S51)。S51で、他サービスの場合にはそれに該当するINサービスを起動し(S52)、本サービスと判別されたならば、IDPオペレーションの着番号をキーに着信者課金対象の加入者番号の検索を行い(S53)、検索した登録データの有無をチェックする(S54)。データが無い場合にはSSPにConinueオペレーションを送出して呼処理の継続を指示し(S55)、データが有る場合には、次の処理に進む。
【0038】検索結果と発番号を照合し(S56)、一致するデータの有無をチェックする(S57)。データが無い場合には、発信者課金としてSSPにContinueオペレーションを送出またはCNTWAオペレーションにて発信者課金であることを通知し、呼処理の継続を指示する(S58)。一方、データが有った場合には、着信者課金としてSSPにCNTWAオペレーションにて着信者課金であることを通知し、呼処理継続を指示する(S59)。
【0039】図6を参照すると、本発明の着信者課金方式における第2の実施の形態が示されている。システムは、加入者100,200と、LS401と、課金装置700と、電話端末301およびパソコン302を有する加入者300と、IGW601と、SCP501と、着信加入者番号を受信しこの番号が着信者課金サービスに加入している対象者か否かを判定し加入対象であると判定した場合にはこの着信加入者番号とこの着呼時に受信した発信加入者番号とを出力するLS402と、LS402から受信した情報をSCP501に送出しその問い合わせ結果に基づき課金先情報をLS401へ送出しサービス交換ポイントとして機能する着信側の中継交換機TS(SSP)403とを備える。本システムにおいては、TS403以外は第1の実施の形態で示した各部と同様機能なので説明を省略する。TS403は、INサブシステムSSP機能を搭載し、SCPとのインタフェースにINAP(IN Application Protocol)を使用する。また、着LS402は加入者データとして本サービスに加入していることを意味するデータを持つ。
【0040】次に、図6参照して呼処理手順を説明する。この場合、加入者登録状態の前提条件は、第1の実施の形態と同様なので、説明を省略する。
【0041】始めに、加入者100より加入者300に対して発呼した場合、着LS402はルーティングされてきた本呼を加入者300に接続する。着LS402は、加入者300を呼び出し、前位局にACM(アドレス完了信号)を送出すると共に加入者300が本サービス加入者であるかを加入者データより判定し、加入中であることを通知するパラメータを送出するACMに含める。
【0042】TS(SSP)403はこのACMを受信することにより、本呼をIN呼として扱いSCP501に対してIDPを送出する。SCP501では付設のデータベース502より、加入者100が着信者課金対象の加入者として登録済みであるか照合を行う。
【0043】一方、着LS402は加入者300より応答信号を受信し、TS(SSP)403にANM(応答メッセージ)を送出する。この時TS(SSP)403は前位局にANMを送出しない。照合の結果をSCP501よりTS(SSP)403に通知し、TS403は前位局にANMを送出する。その際、着信者課金呼を明示的に示すパラメータを設定する。
【0044】発LS401では、着信者課金を示すANMを受信し、その情報を保持する。また、発LS401では通話終了後、課金情報を課金設備700に送出する際、課金先加入者(加入者300)を含む課金情報を設定し送出する。課金設備700では、本通話の通話料金を加入者300に請求するよう処理を行う。
【0045】次に、加入者200より加入者300に対して発呼した場合、着LS402はルーティングされてきた本呼を加入者300に接続する。着LS402は加入者300を呼び出し、前位局にACMを送出する。加入者300が本サービス加入者であるかを加入者データより判定し、加入中であることを通知するパラメータを送出するACMに含める。
【0046】TS(SSP)403は 前述のACMを受信することにより、本呼をIN呼として扱いSCP501に対してIDPを送出する。SCP501では所持するデータベース502より、加入者200が着信者課金対象の加入者として登録済みであるか照合を行う。着LS402は加入者300より応答信号を受信し、TS(SSP)403にANMを送出する。この時TS(SSP)403は前位局にANMを送出しない。照合の結果加入者200は非対象であるので、照合の結果をSCP501よりTS(SSP)403に通知を行う。以下は、通常呼(発信者課金呼)として処理を行う。
【0047】図7は本発明の着信者課金方式における第2の実施の形態信号シーケンス図である。以下に図7を参照して動作を詳細に説明する。
【0048】始めに、加入者100が0XXX−XXXXXXをダイヤルし、加入者300に対して発呼すると、加入者300を収容する着LS402にTS(SSP)403を経由しルーティングされてくる。着LS402では加入者300(端末301)に接続すると共に加入者100よりダイヤルされた番号(先頭の0は除く)をキーに、自局内で所持している加入者データの照合を行う(処理11)。照合の結果加入者300(XXX−XXXXXX)が本サービスに加入中であることが識別され、その結果を前位局に送出するACMメッセージ内に含める。
【0049】TS(SSP)403は、SCP501に対して発信者(加入者100)の電話番号(YYY−YYYYYY)が着信者課金対象の加入者として登録されているか問い合わせを行う(処理12)。その時、TS(SSP)403からSCP501にはINAP信号のIDPオペレーションにて問い合わせを行い、信号内には本サービスによる問い合わせであることがSCP側で識別できるサービスキー(SSP−SCP間で意識を合わせる)と、発番号(加入者100)と、着番号(加入者300)の情報を必須とする。IDPオペレーションを受信したSCP501は、サービスキーよりサービスを識別し、TS(SSP)403に対して発信者(加入者100)が着信者課金対象の加入者であることを通知する(処理13)。
【0050】図7では、CNTWA(Continue With Argument)オペレーションにて呼処理の継続を指示すると共に、照合結果を本オペレーション内に含めて通知する。TS(SSP)403は、SCP501よりCNTWAオペレーションを受信時、本オペレーションに含まれている照合結果を前位局に送出するANM信号に載せて発LS401に通知する(処理14)。
【0051】発LS401では、処理14で受信した課金先情報を記憶しておく。通話終了後、発LS401は本通話の課金情報(CDR)を作成する。その際、記憶した課金先情報をCDRに含める(処理15)。発LS401は処理15で作成したCDRを課金設備700に送出する。課金設備700は本通話のCDRを課金先情報に従い、着信者課金呼として処理を行う。
【0052】なお、本第2の実施の形態では、SSP機能を着LSに持たさず(持っていても良いが、本サービスを実施する上では使用しない)、中継階梯の交換機に持たせる。ただし、本サービスの加入/非加入を識別する加入者データは第2の実施の形態同様、着LSで持つ。これにより、着LSでSCPへの問い合わせを行わないため、着LSの負荷が軽減され、また、加入者を収容する通信事業者以外の中継交換設備しか所有していない事業者でも本サービスを実現することが可能となる。ただし、着LSとSSP機能を有する交換機との間で、本サービスの加入/非加入を通知するためのインタフェースが確立されていることが条件となる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、予め定めた着信者課金識別用の電番をダイヤルせずに且つ、着信者課金サービスを適用する発信者を限定することができ、利便性に富む。また、発信者の識別情報を着信側の交換機で保持する必要が無く、課金先の判定をサービス制御ポイントで行うので、着信側の交換機の負荷を軽減することができる。さらに、既存のインテリジェントネットワークとの組み合わせにより、サービスのバリエーションをより拡大することができる。




 

 


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