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発明の名称 ファクシミリ通信方法及びファクシミリ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−259101(P2003−259101A)
公開日 平成15年9月12日(2003.9.12)
出願番号 特願2002−57624(P2002−57624)
出願日 平成14年3月4日(2002.3.4)
代理人 【識別番号】100085501
【弁理士】
【氏名又は名称】佐野 静夫
【テーマコード(参考)】
5C075
【Fターム(参考)】
5C075 BA90 BB11 GG09 
発明者 森田 由郎 / 相沢 文男 / 曽根 正樹 / 西山 昌宏
要約 課題
本発明は、ポーリング受信の要求が成されたとき、ポーリング送信を行う送信側に通信費用が負担されるようなファクシミリ通信方法及びファクシミリ装置を提供することを目的とする。

解決手段
ファクシミリ装置Bが、ファクシミリ装置Aから送信されるCIG、DTCを受信し、ポーリング受信の要求を確認すると、DCNを送信して回線を切断した後、CIGより認識されたファクシミリ装置Aの電話番号をダイヤルしてファクシミリ装置Aとの通信を確立する。その後、ファクシミリ装置Aによって要求された原稿の画像データを送信する。
特許請求の範囲
【請求項1】 他のファクシミリ装置より呼出信号を受信し、該他のファクシミリ装置に対して原稿の送信を行うファクシミリ通信方法において、前記他のファクシミリ装置の電話番号情報を受信して記録した後に、回線を切断する第1ステップと、回線切断後、前記第1ステップで記録した前記電話番号情報より得られる電話番号にダイヤルすることで、前記他のファクシミリ装置に対して通信接続を要求する第2ステップと、前記他のファクシミリ装置との回線が接続されると、前記原稿の送信を行う第3ステップと、によって構成されることを特徴とするファクシミリ通信方法。
【請求項2】 前記第1ステップにおいて、前記他のファクシミリ装置から送信される前記他のファクシミリ装置の電話番号情報を受信した後に、前記原稿の送信を要求する送信要求信号を受信することで、前記他のファクシミリ装置によって前記原稿の送信が要求されていることを確認するとともに、受信した前記電話番号情報を記録することを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ通信方法。
【請求項3】 前記他のファクシミリ装置に送信する前記原稿が複数備えられるとともに、前記第1ステップにおいて、前記他のファクシミリ装置が送信を要求する原稿を示す信号を受信することで、送信する原稿を認識し、前記第3ステップにおいて、前記第1ステップで認識した原稿を前記他のファクシミリ装置に送信することを特徴とする請求項2に記載のファクシミリ通信方法。
【請求項4】 前記他のファクシミリ装置に送信する前記原稿が更新されるとき、前記第1ステップにおいて、前記他のファクシミリ装置から更新後の前記原稿の送信を要求するための信号を受信することで、前記第3ステップにおいて、前記他のファクシミリ装置に対して、更新後の前記原稿を送信することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のファクシミリ通信方法。
【請求項5】 前記第1ステップにおいて、前記他のファクシミリ装置に割り当てられたパスワードを示す信号を受信し、受信した該信号より確認されたパスワードが正当なものであるか否か判断し、前記パスワードが正当なものであるとき、前記他のファクシミリ装置との回線を切断して、前記第2ステップ以降の動作を行うことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載のファクシミリ通信方法。
【請求項6】 前記第1ステップにおいて、前記他のファクシミリ装置の発呼動作が行われることで、前記他のファクシミリ装置から呼出信号を受信した交換機から送信される前記他のファクシミリ装置の電話番号情報を受信することで、受信した前記電話番号情報を記録することを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ通信方法。
【請求項7】 前記第1ステップにおいて、記録した前記電話番号情報より確認される前記他のファクシミリ装置の電話番号が、予め設定された特定の電話番号の一つである場合、前記他のファクシミリ装置との回線を切断して、前記第2ステップ以降の動作を行うことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のファクシミリ通信方法。
【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれかのファクシミリ通信方法を用いて、前記原稿の送信を要求する前記他のファクシミリ装置に対して、前記原稿の送信を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部より画像データの送信要求があったときに画像データを送信するポーリング機能を備えたファクシミリ装置及びインターネットファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ通信を用いて、予め配信元となるインターネットファクシミリ装置を含むファクシミリ装置に蓄積された原稿を受信する、ポーリング通信が行われている。このようなポーリング通信が利用されることによって、送信者側は、そのファクシミリ装置に蓄積した情報の取得を所望する受信者に対してのみ、送信することが可能となる。よって、送信者側は、一般に公開するための情報をファクシミリ装置に蓄積させることができる。
【0003】このようなポーリング機能を利用した通信が行われるとき、図5のタイミングで各信号が2台のファクシミリ装置間で送受信される。まず、ポーリング受信側のファクシミリ装置Aにおいて、ポーリング送信側となるファクシミリ装置Bの電話番号がダイヤルされると、呼出信号が送信される発呼動作が行われるとともに、CNG(Calling Tone)が送信される。そして、ファクシミリ装置Bがファクシミリ通信が行われることを認識すると、CED(Called Tone)がファクシミリ装置Aに送信される。
【0004】このようにしてファクシミリ装置A,Bの間で通信接続が確立されると、ファクシミリ装置Bから、ファクシミリ装置Bの機能や電話番号を表すNSF(Non-Standard Facilities)、CSI(Called Subscriber Identification)、DIS(Digital Identification Signal)が送信される。そして、ファクシミリ装置Aから、ファクシミリ装置Aの電話番号を表すCIG(Calling subscriber identification)及びポーリング受信を要求する信号であるDTC(Digital Transmit Command)が送信されると、ファクシミリ装置Bがファクシミリ装置Aよりポーリング受信の要求があることを認識する。
【0005】そして、ポーリング受信が要求されたことを認識したファクシミリ装置Bより、ファクシミリ装置Bの電話番号及び送信条件を示すTSI(Transmitting Subscriber Identification)及びDCS(Digital Command Signal)が送信された後、通信のテスト信号であるTCF(Training Check Field)が送信される。このTCFを受信したファクシミリ装置AにおいてTCFに誤りが確認されなかったとき、正常に送信動作が行われたことを示すCFR(Confirmation to Receive)がファクシミリ装置Bに送信される。
【0006】CFRを受信したファクシミリ装置Bは、画像メモリに格納していた送信原稿となる画像データを読み出して、符号化して変調した後、ファクシミリ装置Aに送信する。そして、EOP(Pertial Page Signal - End Of Procedure)がファクシミリ装置Bより送信されて画像データ全てを送信したことを知らせた後、ファクシミリAより、正しく画像信号を受信したことを示すMCF(Message Confirmation)が送信されると、ファクシミリ装置BよりDCN(Disconnect)が送信されて回線が切断される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このようなポーリング通信が行われる際、ポーリング受信を要求する受信側より、ポーリング通信の送信原稿を格納する送信側に対して、電話をかけることとなるため、送信原稿が送信されるまでにかかる通信費用は、受信側で負担する必要があった。よって、送信側が無料で情報提供する意志があっても、必然的に受信側に通信費用がかかってしまうという問題がある。
【0008】このような問題を鑑みて、本発明は、ポーリング受信の要求が成されたとき、ポーリング送信を行う送信側に通信費用が負担されるようなファクシミリ通信方法及びファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1に記載のファクシミリ通信方法は、他のファクシミリ装置より呼出信号を受信し、該他のファクシミリ装置に対して原稿の送信を行うファクシミリ通信方法において、前記他のファクシミリ装置の電話番号情報を受信して記録した後に、回線を切断する第1ステップと、回線切断後、前記第1ステップで記録した前記電話番号情報より得られる電話番号にダイヤルすることで、前記他のファクシミリ装置に対して通信接続を要求する第2ステップと、前記他のファクシミリ装置との回線が接続されると、前記原稿の送信を行う第3ステップと、によって構成されることを特徴とする。
【0010】このようなファクシミリ通信方法において、請求項2に記載するように、前記第1ステップにおいて、前記他のファクシミリ装置から送信される前記他のファクシミリ装置の電話番号情報を受信した後に、前記原稿の送信を要求する送信要求信号を受信することで、前記他のファクシミリ装置によって前記原稿の送信が要求されていることを確認するとともに、受信した前記電話番号情報を記録するようにしても構わない。即ち、このとき、他のファクシミリ装置よりCIGを受信してその電話番号が確認されるととともに、DTCを受信することでポーリング受信が要求されていることが確認される。
【0011】このとき、請求項3に記載するように、前記他のファクシミリ装置に送信する前記原稿が複数備えられるとともに、前記第1ステップにおいて、前記他のファクシミリ装置が送信を要求する原稿を示す信号を受信することで、送信する原稿を認識し、前記第3ステップにおいて、前記第1ステップで認識した原稿を前記他のファクシミリ装置に送信するようにしても構わない。よって、送信する原稿によって、通信費用を送信側が負担するか、受信側が負担するか設定することができる。
【0012】又、請求項4に記載するように、前記他のファクシミリ装置に送信する前記原稿が更新されるとき、前記第1ステップにおいて、前記他のファクシミリ装置から更新後の前記原稿の送信を要求するための信号を受信することで、前記第3ステップにおいて、前記他のファクシミリ装置に対して、更新後の前記原稿を送信するようにしても構わない。
【0013】更に、請求項5に記載するように、前記第1ステップにおいて、前記他のファクシミリ装置に割り当てられたパスワードを示す信号を受信し、受信した該信号より確認されたパスワードが正当なものであるか否か判断し、前記パスワードが正当なものであるとき、前記他のファクシミリ装置との回線を切断して、前記第2ステップ以降の動作を行うようにしても構わない。
【0014】上述の請求項3〜請求項5のようなファクシミリ通信方法において、送信する原稿を示す信号、更新後の原稿の送信を要求するための信号、パスワードのそれぞれを、Fコードによって符号化された信号としても構わない。
【0015】又、請求項1に記載のファクシミリ通信方法において、請求項6に記載するように、前記第1ステップにおいて、前記他のファクシミリ装置の発呼動作が行われることで、前記他のファクシミリ装置から呼出信号を受信した交換機から送信される前記他のファクシミリ装置の電話番号情報を受信することで、受信した前記電話番号情報を記録するようにしても構わない。このとき、ナンバーディスプレイサービスを利用して、他のファクシミリ装置の電話番号を認識することができるとともに、他のファクシミリ装置との通信が接続される前に回線を切断するために、他のファクシミリ装置の操作者である受信側に通信費用が全く負担されることがない。
【0016】上述のファクシミリ通信方法において、請求項7に記載するように、前記第1ステップにおいて、記録した前記電話番号情報より確認される前記他のファクシミリ装置の電話番号が、予め設定された特定の電話番号の一つである場合、前記他のファクシミリ装置との回線を切断して、前記第2ステップ以降の動作を行うようにしても構わない。よって、取得した電話番号より送信相手先を判断し、送信相手先によって、通信費用を送信側が負担するか、受信側が負担するか設定することができる。
【0017】又、請求項8に記載のファクシミリ装置は、請求項1〜請求項7のいずれかのファクシミリ通信方法を用いて、前記原稿の送信を要求する前記他のファクシミリ装置に対して、前記原稿の送信を行うことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】<第1の実施形態>本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態のファクシミリ装置の内部構成を示すブロック図である。図2は、本実施形態のファクシミリ装置のポーリング送信動作を示すタイムチャートである。
【0019】図1のファクシミリ装置は、装置全体の制御を行う主制御部1と、画像データの符号化を行う符号化部2と、受信信号の復号化を行う復号化部3と、信号の変復調を行うモデム4と、ファクシミリと電話との間での電話回線との接続の切り換えを行うNCU(Network Control Unit)5と、各種情報を格納するためのメモリ6と、ポーリング送信用の送信原稿の画像データを格納するための画像メモリ7とを備える。
【0020】このような構成のファクシミリ装置のポーリング送信について、図2を参照して以下に説明する。尚、図2において、図5で用いられる信号と同一の信号については、その詳細な説明は省略する。まず、ポーリング受信側となるファクシミリ装置Aより、呼出信号がポーリング送信側となるファクシミリ装置Bに送信された後、CNGが送信される。そして、図1の構成のファクシミリ装置BのNCU5で、このCNGを受信すると、ファクシミリ通信が行われることが認識され、CEDをファクシミリ装置Aに送信する。以下、ファクシミリ装置Bは、モデム4で変復調を行うとともにNCU5で信号の送受信を行う。
【0021】このようにしてファクシミリ装置A,B双方の間で通信接続が成されると、ファクシミリ装置Bから、NSF、CSI、DISが送信される。これに対して、ファクシミリ装置Aから、CIG及びDTCが送信されると、ファクシミリ装置Bは、ファクシミリ装置Aの電話番号を確認するとともに、ポーリング受信が要求されていることを確認する。
【0022】このようにポーリング受信が要求されたことが確認されると、ファクシミリ装置Bにおいて、CIGより確認したファクシミリ装置Aの電話番号をメモリ7に記録した後、DCNをファクシミリ装置Aに送信して回線を切断する。そして、ファクシミリ装置A,B間の通信が切断された後、所定時間が経過すると、ファクシミリ装置Bにおいて、メモリ6に記録されたファクシミリ装置Aの電話番号を読み出し、このファクシミリ装置Aの電話番号をダイヤルすることによって、呼出信号を送信した後、CNGを送信する。
【0023】CNGを受信したファクシミリ装置AよりCEDが送信されて、ファクシミリ装置A,B双方の間で通信接続が確立されると、モデムの種類、送受信する原稿の記録紙幅、通信スピードなどを示すファクシミリ装置Aの機能を表すDISがファクシミリ装置Aより送信される。そして、ファクシミリ装置Bの機能を表すDCSがファクシミリ装置Bより送信された後、TCFが送信されてファクシミリ装置Aの受信状態が確認される。
【0024】そして、正確に受信されたことを表すCFRがファクシミリ装置Aより送信されると、CFRを受信したファクシミリ装置Bにおいて、画像メモリ7に格納していた送信原稿となる画像データが読み出されて、符号化部2で符号化された後にモデム4で変調されて、NCU5から電話回線を通じてファクシミリ装置Aに送信される。そして、ファクシミリ装置Bより画像データが全て送信されると、EOPが送信された後、ファクシミリ装置Aより、MCFが送信されて正しく画像信号を受信したことが示される。そして、ファクシミリ装置BよりDCNが送信されて回線が切断される。
【0025】このように、本実施形態では、ポーリング受信が要求されると、CIGなどの要求元のファクシミリ装置の電話番号を示す信号からポーリング受信の要求を行ったファクシミリ装置の電話番号を認識する。その後、一度、回線が切断された後、改めて、ポーリング送信を行うために呼出動作が行われる。よって、本実施形態のファクシミリ装置によると、ポーリング原稿の送信側に通信費用がかかるようにすることができる。
【0026】<第2の実施形態>本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態において、第1の実施形態と同様、図1の構成のファクシミリ装置となる。よって、装置の構成については、その詳細な説明は省略する。図3は、本実施形態のファクシミリ装置のポーリング送信動作を示すタイムチャートである。尚、図3において、図2で用いられる信号と同一の信号については、その詳細な説明は省略する。
【0027】まず、ポーリング受信側となるファクシミリ装置Aにおいて、ポーリング送信側となるファクシミリ装置Bの電話番号がダイヤルされて、呼出信号が送信されて、交換機Cにおいて呼出信号が受信されると、ファクシミリ装置Bを起動させるための受信側起動信号が交換機Cからファクシミリ装置Bに送信される。このようにして受信側起動信号がファクシミリ装置BのNCU5で受信されると、通信接続が要求されることを認識し、NCU5より受信側起動信号を受信したことを示す一次応答信号を送信する。
【0028】そして、交換機Cにおいて、一次応答信号を受信すると、ファクシミリ装置Aの電話番号情報をファクシミリ装置Bに送信する。そして、ファクシミリ装置Bが、ファクシミリ装置Aの電話番号情報をNCU5で受信すると、ファクシミリ装置Aの電話番号をメモリ6に格納するとともに、電話番号情報の受信を示す受信完了信号を送信せずに、通信を切断する。このように、発呼元の電話番号情報を獲得するナンバーディスプレイサービスを利用して、ファクシミリ装置Aの電話番号を確認する。
【0029】尚、以下の動作についても交換機Cが信号の送受信をファクシミリ装置A,Bの間で行っているが、交換機Cを介してファクシミリ装置A,Bからの信号がそのまま送信されるので、以下の通信動作では交換機Cを省略する。
【0030】このようにして、ファクシミリ装置Aの電話番号をメモリ6に格納して通信を切断した後、所定時間が経過すると、ファクシミリ装置Bにおいて、メモリ6に記録されたファクシミリ装置Aの電話番号を読み出し、ファクシミリ装置Aに対して、呼出信号を送信した後、CNGを送信する。その後、第1の実施形態と同様、ファクシミリ装置AからCED、DISが送信された後、ファクシミリ装置BからDCS、TCFが送信される。
【0031】そして、ファクシミリ装置AからのCFRを受信すると、ファクシミリ装置Bから画像メモリ7に格納していた送信原稿となる画像データがファクシミリ装置Aに送信される。そして、ファクシミリ装置Bより画像データが全て送信されると、EOPが送信された後、ファクシミリ装置AよりMCFが送信され、最終的に、ファクシミリ装置BよりDCNが送信されて回線が切断され、通信が終了する。
【0032】このように、本実施形態によると、ナンバーディスプレイサービスを利用することで、送信原稿を要求するファクシミリ装置の電話番号を、通信接続されてファクシミリ装置間での信号の送受信が開始される前に認識される。そして、通信が開始される前に通信を切断した後、認識した電話番号にダイヤルして、送信原稿を送信する。よって、送信原稿の受信側は、通信費用が一切かかることなく、送信原稿を受信することができる。
【0033】<第3の実施形態>本発明の第3の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態において、第1の実施形態と同様、図1の構成のファクシミリ装置となるとともに、図2又は図5のタイムチャートによるポーリング送信動作を行う。
【0034】本実施形態のファクシミリ装置は、メモリ6内に、ポーリング受信を要求するファクシミリ装置において、図2のように通信を切断してダイヤルするファクシミリ装置の電話番号が格納される。即ち、このメモリ6内に格納されている電話番号と一致するファクシミリ装置より、ポーリング受信が要求されたとき、図2のように通信を切断して、このファクシミリ装置にダイヤルして、ポーリング送信原稿を送信する。
【0035】即ち、第1の実施形態と同様、図2又は図5のようにして、ファクシミリ装置A,B間で通信接続された後、ファクシミリ装置AよりCIG、DTCが送信されて、ファクシミリ装置Bがポーリング受信の要求を確認するととともに、CIGよりファクシミリ装置Aの電話番号を認識する。このとき、CIGより認識された電話番号が、メモリ6内に格納された電話番号の一つと一致するか否かが確認される。
【0036】このとき、メモリ6内に格納された電話番号の一つと一致するとき、図2のタイムチャートに従い、回線を切断した後、CIGより得られた電話番号にダイヤルしてファクシミリ装置Aに呼出信号を送信する。その後、ファクシミリ装置A,B間で通信接続が確立されると、ファクシミリ装置A,Bの各装置の機能状態が確認された後、ファクシミリ装置Aの受信状態が確認される。
【0037】そして、ファクシミリ装置AからのCFRをファクシミリ装置Bが受信すると、画像メモリ7に格納された送信原稿となる画像データがファクシミリ装置Aに送信される。その後、EOPが送信された後、ファクシミリ装置AよりMCFが送信され、最終的に、ファクシミリ装置BよりDCNが送信されて回線が切断され、通信が終了する。
【0038】又、CIGより得られた電話番号が、メモリ6内に格納された電話番号全てと一致しなかった場合、図5のタイムチャートに従い、ファクシミリ装置BからTSI及びDCSが送信されて送信条件が確認された後、ファクシミリ装置Aの受信状態が確認される。その後、CFRをファクシミリ装置Bが受信すると、送信原稿となる画像データがファクシミリ装置Aに送信される。そして、EOPが送信された後、MCFがファクシミリ装置Bで受信されると、DCFが送信されて通信が終了する。
【0039】このように、本実施形態では、特定の電話番号のファクシミリ装置からポーリング受信が要求されたときのみ、一度、回線が切断した後、改めて、ポーリング送信を行うために呼出動作を行う。よって、特定の受信者に対してのみ、送信側による通信費用の負担とすることができる。
【0040】尚、本実施形態において、CIG及びDTCがファクシミリ装置Aより送信されるとき、ITU−T(国際電気通信連合・電気通信標準化部門)で規定されているFコードによるパスワードがファクシミリ装置Aよりファクシミリ装置Bに送信されることによって、ファクシミリ装置Aに対して、図2のような方式でのポーリング送信原稿の送信が許可されるようにしても構わない。このようにすることで、図2のような動作によるポーリング受信の受信者の認証を行う際の安全性が向上する。
【0041】又、第2の実施形態のように、ナンバーディスプレイサービスによって、ファクシミリ装置Aの電話番号を認識する場合においても、ファクシミリ装置Bが認識した電話番号をメモリ6内に記録した電話番号と比較して、一致する電話番号がある場合に、図3のタイムチャートに従って動作を行うようにしても構わない。このとき、認識した電話番号がメモリ6内の電話番号と一致しない場合は、ファクシミリ装置Bは、交換機Cに、ファクシミリ装置Aの電話番号の受信をしたことを示す受信完了信号を送信した後、交換機Cから呼出信号を受信する。そして、ファクシミリ装置Bより二次応答信号が交換機Cに送信されると、ファクシミリ装置AからCNGがファクシミリ装置Aに送信され、以下、従来と同様、図5のタイムチャートで表される通信動作を行う。
【0042】<第4の実施形態>本発明の第4の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態において、第1の実施形態と同様、図1の構成のファクシミリ装置となるとともに、図2又は図5のタイムチャートによるポーリング送信動作を行う。
【0043】本実施形態のファクシミリ装置は、画像メモリ7内に、複数のポーリング送信原稿の画像データが格納される。このポーリング送信原稿には、図2のような手順で送信される送信原稿と、図5のような手順で送信される送信原稿とがあり、いずれの送信原稿であるか確認するための送信原稿用テーブルがメモリ6内に格納される。
【0044】又、画像メモリ7に格納された複数の送信原稿の画像データは、第3の実施形態で使用されたFコードによるSEP(選択ポーリング信号:Selectve Polling)がポーリング受信側のファクシミリ装置より送信されることによって選択される。このとき、送信原稿用テーブルには、各送信原稿に対するSEPのコードが格納される。
【0045】即ち、画像メモリ7に送信原稿の画像データda〜dfが格納されているとき、図4のように、各画像データda〜dfに対するSEPのコードがca〜cfとなる。又、画像データda〜dfのうち、画像データda,dbが図2の手順に従って送信される画像データである。尚、図4において、図2の手順で送信される画像データda,dbが「○」で表され、図5の手順で送信される画像データdc〜dfが「×」で表される。
【0046】第1の実施形態と同様、ファクシミリ装置BがCIG、DTCを受信してポーリング受信を確認するとき、ファクシミリ装置Aより送信原稿を設定するためのSEPが送信される。よって、ファクシミリ装置Bは、メモリ6より図4の送信原稿用テーブルを読み出して、受信したSEPより、送信する送信原稿とその送信手順を確認する。
【0047】即ち、例えば、ファクシミリ装置Bが、コードcbのSEPを受信したとき、メモリ6内の送信原稿用テーブルより、画像データdbが要求されていることを確認するとともに、図2の手順で送信することが認識される。そして、第2の実施形態と同様、一度、回線を切断した後、CIGより得られた電話番号にダイヤルして、画像データdbをファクシミリ装置Aに送信する。
【0048】又、例えば、ファクシミリ装置Bが、コードcdのSEPを受信したとき、メモリ6内の送信原稿用テーブルより、画像データddが要求されていることを確認するとともに、図5の手順で送信することが認識される。そして、従来と同様、回線を接続したまま、画像データddをファクシミリ装置Aに送信する。
【0049】このように、本実施形態では、特定の送信原稿のポーリング受信が要求されたときのみ、一度、回線が切断した後、改めて、ポーリング送信を行うために呼出動作を行う。よって、特定の送信原稿の送信にのみ、送信側による通信費用の負担とすることができる。
【0050】尚、本実施形態において、更に、第3の実施形態のように、受信したCIGより認識したファクシミリ装置Aの電話番号より、図2のような手順でポーリング送信動作を行うか、図5のような手順でポーリング送信動作を行うか、決定するようにしても構わない。又、CIG、DTCを受信するときに、パスワードが受信されるようにしても構わない。
【0051】又、第1、第3、第4の実施形態において、ポーリング受信を要求するファクシミリ装置から、例えば、Fコードを利用して、送信原稿の画像データが更新された最新のデータが送信されるような信号が送信されるようにしても構わない。このようにすることで、例えば、送信原稿の画像データが毎日更新される場合、ポーリング受信を要求するファクシミリ装置が、前日のデータと同一のデータを受信することを避けることができる。
【0052】又、ファクシミリ装置が、PC(Personal Computer)などの他の端末装置とネットワーク回線を通じてデータの送受信を行うための通信インターフェースを有し、ポーリング送信原稿の画像データが、この通信インターフェースによってデータの送受信を行う端末装置の記録媒体に記録されているものとしても構わない。このとき、ポーリング受信が要求されると、通信インターフェースによって端末装置と通信を行い、画像データを獲得して画像メモリに一時的に記録した後、ポーリング送信を行う際に、この画像データを、ポーリング受信を要求したファクシミリ装置に送信する。
【0053】
【発明の効果】本発明によると、ポーリング機能などによる原稿の送信が要求されたとき、送信相手先との回線を切断した後に、送信相手先へ発呼動作を行って送信要求された原稿を送信するため、従来のポーリング機能を利用した通信において送信相手先に負担される通信費用を送信側に負担させることができる。又、ナンバーディスプレイサービスにより送信相手先の電話番号を確認することで、送信相手先に通信費用が全くかからないようにすることができる。
【0054】又、送信する原稿によって、回線を切断した後に発呼して原稿の送信を行うか否かが設定されるので、送信する原稿によって、通信費用を送信側が負担するか、受信側が負担するか設定することができる。更に、送信相手先によって、回線を切断した後に発呼して原稿の送信を行うか否かが設定されるので、送信相手先によって、通信費用を送信側が負担するか、受信側が負担するか設定することができる。




 

 


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