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発明の名称 ファクシミリ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−259062(P2003−259062A)
公開日 平成15年9月12日(2003.9.12)
出願番号 特願2002−51919(P2002−51919)
出願日 平成14年2月27日(2002.2.27)
代理人 【識別番号】100085501
【弁理士】
【氏名又は名称】佐野 静夫
【テーマコード(参考)】
5C062
5C075
【Fターム(参考)】
5C062 AA02 AB22 AB38 AB42 AC04 AC22 AF00 AF03 AF06 AF07 
5C075 CF09 FF90
発明者 森田 由郎 / 相沢 文男 / 曽根 正樹 / 西山 昌宏
要約 課題
本発明は、送信者毎の通信を管理するための記録媒体の容量を少なくすることができるファクシミリ装置を提供することを目的とする。

解決手段
送信動作を行うたびに、送信者コードより送信者を確認すると共に、その送信動作にかかる送信時間及び送信原稿の送信頁数を計測する。そして、計測した送信時間及び送信原稿の送信頁数を、メモリ内の送信履歴テーブルに記録した送信者コードより確認される送信者の集計された送信時間及び総頁数に累積するとともに、送信回数が1回計数されて、再び、送信履歴テーブルに記憶される。
特許請求の範囲
【請求項1】 他の通信装置と信号の送受信を行う通信制御部と、受信した画像信号に基づいて原稿を記録紙に印字する出力部と、各種情報を記録するメモリとを有するファクシミリ装置において、前記メモリに、送信者毎の送信回数を記録する送信履歴テーブルが備えられ、他の通信装置に画像信号の送信を行う際に、送信する該画像信号の送信者が確認されることによって、確認された送信者に対する前記送信履歴テーブル内の送信回数が計数され、複数回分の通信結果を表す通信管理レポートの出力が求められたとき、前記送信履歴テーブル内に記録された送信者毎の送信回数を通信結果とした前記通信管理レポートを出力することを特徴とするファクシミリ装置。
【請求項2】 他の通信装置と信号の送受信を行う通信制御部と、受信した画像信号に基づいて原稿を記録紙に印字する出力部と、各種情報を記録するメモリとを有するファクシミリ装置において、前記メモリに、送信者毎に累積された送信時間を記録する送信履歴テーブルが備えられ、他の通信装置に画像信号の送信を行う際に、送信する該画像信号の送信者が確認されるとともに送信時間が計測されることによって、確認された送信者に対する前記送信履歴テーブル内の送信時間に計測された送信時間が加算され、複数回分の通信結果を表す通信管理レポートの出力が求められたとき、前記送信履歴テーブル内に記録された送信者毎の送信時間を通信結果とした前記通信管理レポートを出力することを特徴とするファクシミリ装置。
【請求項3】 他の通信装置と信号の送受信を行う通信制御部と、受信した画像信号に基づいて原稿を記録紙に印字する出力部と、各種情報を記録するメモリとを有するファクシミリ装置において、前記メモリに、送信者毎に累積された送信原稿の総頁数を記録する送信履歴テーブルが備えられ、他の通信装置に画像信号の送信を行う際に、送信する該画像信号の送信者が確認されるとともに送信原稿の頁数が計測されることによって、確認された送信者に対する前記送信履歴テーブル内の総頁数に計測された頁数が加算され、複数回分の通信結果を表す通信管理レポートの出力が求められたとき、前記送信履歴テーブル内に記録された送信者毎の送信原稿の総頁数を通信結果とした前記通信管理レポートを出力することを特徴とするファクシミリ装置。
【請求項4】 前記通信管理レポートが全送信者に対する通信結果を内容として含むとともに、前記出力部より前記通信管理レポートが印字出力されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のファクシミリ装置。
【請求項5】 画像信号の記録又は画像の読み込みを行うとともにネットワークを介して通信可能な端末装置と通信を行うために、該ネットワークと接続されたインターフェースを有し、該インターフェースより前記端末装置に対して前記通信管理レポートが送信されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のファクシミリ装置。
【請求項6】 前記端末装置が複数であり、該各端末装置が前記送信履歴テーブルにおける複数の送信者それぞれに対応しているとともに、前記通信管理レポートの内容に、少なくとも、該通信管理レポートの出力が要求された前記端末装置に対応した送信者の通信結果を含み、該通信管理レポートの出力が要求された前記端末装置に対して、前記インターフェースより該通信管理レポートが送信されることを特徴とする請求項5に記載のファクシミリ装置。
【請求項7】 前記通信管理レポートが全送信者に対する通信結果を内容として含むことを特徴とする請求項5に記載のファクシミリ装置。
【請求項8】 前記端末装置を前記ネットワークを介して管理するサーバーと前記ネットワークを介して通信するとともに、前記通信管理レポートが全送信者に対する通信結果を内容として含み、該通信管理レポートを前記インターフェースより前記ネットワークを介して前記サーバーに送信することを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれかに記載のファクシミリ装置。
【請求項9】 前記通信管理レポートを所定日時の経過毎に出力することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載のファクシミリ装置。
【請求項10】 前記通信管理レポートを、前記ファクシミリ装置が所定回数送信動作を行う毎に出力することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載のファクシミリ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信動作の詳細をユーザーに知らせるための通信管理レポートを出力する通信管理機能を備えたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ装置には、相手先への通信が正常に行われたか否かを確認するための通信管理機能が設けられている。この通信管理機能には、所定の通信回数毎に各通信の通信結果を確認するための通信管理レポートを印字する通信管理レポート機能がある。この通信管理レポート機能を用いて、一度に複数の通信結果を通信管理レポートに出力し、通信管理レポートに表示された通信日時と送信先相手より確認したい通信を認識し、その通信が正常に行われたか否かを確認することができる。
【0003】このような機能を有するファクシミリ装置において、一台のファクシミリ装置が複数の送信者によって操作され、ファクシミリ装置が成されることがある。更に、ファクシミリ装置がLAN(Local Area Network)などで接続されることで、ネットワーク管理がなされ、複数の送信者によって一台のファクシミリ装置が利用され、外部にファクシミリ送信が成される。これらのような場合において、送信者毎に複数の通信結果を確認するために、送信者毎の通信管理レポートを出力するための機能がファクシミリ装置に備えられる。このような送信者毎の通信管理レポートの出力機能を、以下、「部門管理レポート機能」と呼ぶ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の部門管理レポート機能では、ファクシミリ送信にかかった送信時間やページ数の集計を各送信者毎に行うことがなかった。そのため、部門管理レポートを確認することで、改めて各送信者毎に、送信時間やページ数の集計を行う必要があった。又、記録媒体の容量に制限があるため、送信履歴情報全てを記録した場合、記録する件数にも制限ができる。よって、記録件数の制限を超えた場合、送信履歴情報が古いものから順に記録媒体から消去されてしまうため、送信時間やページ数の集計を行えない場合もある。
【0005】このような問題を鑑みて、本発明は、送信者毎の通信を管理するための記録媒体の容量を少なくすることができるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1に記載のファクシミリ装置は、他の通信装置と信号の送受信を行う通信制御部と、受信した画像信号に基づいて原稿を記録紙に印字する出力部と、各種情報を記録するメモリとを有するファクシミリ装置において、前記メモリに、送信者毎の送信回数を記録する送信履歴テーブルが備えられ、他の通信装置に画像信号の送信を行う際に、送信する該画像信号の送信者が確認されることによって、確認された送信者に対する前記送信履歴テーブル内の送信回数が計数され、複数回分の通信結果を表す通信管理レポートの出力が求められたとき、前記送信履歴テーブル内に記録された送信者毎の送信回数を通信結果とした前記通信管理レポートを出力することを特徴とする。
【0007】又、請求項2に記載のファクシミリ装置は、他の通信装置と信号の送受信を行う通信制御部と、受信した画像信号に基づいて原稿を記録紙に印字する出力部と、各種情報を記録するメモリとを有するファクシミリ装置において、前記メモリに、送信者毎に累積された送信時間を記録する送信履歴テーブルが備えられ、他の通信装置に画像信号の送信を行う際に、送信する該画像信号の送信者が確認されるとともに送信時間が計測されることによって、確認された送信者に対する前記送信履歴テーブル内の送信時間に計測された送信時間が加算され、複数回分の通信結果を表す通信管理レポートの出力が求められたとき、前記送信履歴テーブル内に記録された送信者毎の送信時間を通信結果とした前記通信管理レポートを出力することを特徴とする。
【0008】又、請求項3に記載するファクシミリ装置は、他の通信装置と信号の送受信を行う通信制御部と、受信した画像信号に基づいて原稿を記録紙に印字する出力部と、各種情報を記録するメモリとを有するファクシミリ装置において、前記メモリに、送信者毎に累積された送信原稿の総頁数を記録する送信履歴テーブルが備えられ、他の通信装置に画像信号の送信を行う際に、送信する該画像信号の送信者が確認されるとともに送信原稿の頁数が計測されることによって、確認された送信者に対する前記送信履歴テーブル内の総頁数に計測された頁数が加算され、複数回分の通信結果を表す通信管理レポートの出力が求められたとき、前記送信履歴テーブル内に記録された送信者毎の送信原稿の総頁数を通信結果とした前記通信管理レポートを出力することを特徴とする。
【0009】上述の各ファクシミリ装置によるとおいて、通信管理レポートが出力されることによって、各送信者の送信回数、送信時間、送信原稿の総頁数それぞれが認識できるため、各送信者の利用頻度を認識することができる。又、メモリ内には、累積された各送信者の送信回数、送信時間、送信原稿の総頁数それぞれが記録されるのみであるため、その容量を低減することができる。
【0010】このようなファクシミリ装置において、請求項4に記載するように、前記通信管理レポートが全送信者に対する通信結果を内容として含むとともに、前記出力部より前記通信管理レポートが印字出力されるようにしても構わない。
【0011】又、請求項5に記載するように、画像信号の記録又は画像の読み込みを行うとともにネットワークを介して通信可能な端末装置と通信を行うために、該ネットワークと接続されたインターフェースを有し、該インターフェースより前記端末装置に対して前記通信管理レポートが送信されるようにしても構わない。このようにすることで、PCやスキャナや他のファクシミリ装置などの端末装置より画像信号がネットワークより与えられて、送信動作を行う場合についても対応できる。
【0012】このとき、請求項6に記載するように、前記端末装置が複数であり、該各端末装置が前記送信履歴テーブルにおける複数の送信者それぞれに対応しているとともに、前記通信管理レポートの内容に、少なくとも、該通信管理レポートの出力が要求された前記端末装置に対応した送信者の通信結果を含み、該通信管理レポートの出力が要求された前記端末装置に対して、前記インターフェースより該通信管理レポートが送信されるようにしても構わない。
【0013】又、請求項7に記載するように、前記通信管理レポートが全送信者に対する通信結果を内容として含むようにしても構わない。このとき、各端末装置毎に、その端末装置を利用する送信者用に通信管理レポートの表示形式を変更するようにしても構わない。
【0014】又、請求項8に記載するように、前記端末装置を前記ネットワークを介して管理するサーバーと前記ネットワークを介して通信するとともに、前記通信管理レポートが全送信者に対する通信結果を内容として含み、該通信管理レポートを前記インターフェースより前記ネットワークを介して前記サーバーに送信するようにしても構わない。
【0015】上述のようなファクシミリ装置において、請求項9に記載するように、前記通信管理レポートを所定日時の経過毎に出力するようにしても構わないし、請求子10に記載するように、前記通信管理レポートを、前記ファクシミリ装置が所定回数送信動作を行う毎に出力するようにしても構わない。このようにすることで、定期的に通信管理レポートを出力することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】<第1の実施形態>本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態のファクシミリ装置の内部構成を示すブロック図である。
【0017】図1のファクシミリ装置は、装置全体の制御を行う主制御部1と、信号の送受信及び変復調及び送信信号への符号化及び受信信号の復号化を行う通信制御部2と、入力を行うための操作キー及びタッチパネルを含む操作部3と、電話番号や機能などの表示を行うLCDなどの表示部4と、受信された原稿の表示を行うために画像信号を処理するとともに光電変換素子より読みとった原稿を画像信号に変換する画像信号入出力処理部5と、通信制御部2で受信した画像信号及び画像信号入出力処理部5で読みとられた画像信号を一時的に格納する画像メモリ6と、複数の電話番号や送信履歴や受信履歴などを格納するメモリ7とを有する。
【0018】このようなファクシミリ装置において、正常に画像信号が送信先のファクシミリ装置に送信された場合の動作について説明する。まず、画像信号入出力処理部5に設けられたCCD(Charge Coupled Device)によって、送信者が設置した送信原稿を読み込むと、画像信号に変換するとともに画像メモリ6に格納する。そして、操作部3のダイヤルキーが操作されることによって送信相手先の電話番号及び送信者を示す送信者コードの入力が行われる。このとき読み込まれた原稿の頁数及び送信相手先の電話番号及び送信者コードが画像信号が記録された画像メモリ6のアドレスと共にメモリ7に記録される。
【0019】上述のように、ファクシミリ装置が直接操作されることによって、送信相手先の電話番号及び送信者コード及び画像信号がそれぞれ記録されると、送信先のファクシミリ装置へCNG(Calling Tone)を通信制御部2を通じて送信する。このCNGを受信した送信先のファクシミリ装置が着呼したことを示すためのCED(Called Station Identification)を通信制御部2で受信する。
【0020】その後、送信先のファクシミリ装置からNSF(Non-Standard Facilities)、CSI(Called Staion Identification)、DIS(Digital IdentificationSignal)を受信するとともに、送信先のファクシミリ装置へNSS(Non-Standard Facilities Set-up)、TSI(Transmitting Station Identification)、DCS(Digital Command Signal)を送信することによって、送信先のファクシミリ装置とともに、それぞれの装置の機能の識別が行われる。
【0021】このように送受信双方で装置の機能の識別が終了すると、送信先のファクシミリ装置へTCF(Training Check Field)を送信して、正常に送信されるか否かのトレーニングがなされたとき、正常に送信されていると判断され、CFR(Confirmation to Receive)が送信先のファクシミリ装置から送信されると、通信可能な状態となる。このように通信可能な状態となった後、画像メモリ6に格納された画像信号を読み出し、通信制御部2でデータ圧縮して符号化した後に変調し、送信先のファクシミリ装置へ通信回線を通じて送信する。
【0022】その後、送信原稿の最終ページとなる画像信号を送信して、送信先のファクシミリ装置へEOP(End Of Procedure)を送信すると、送信先のファクシミリ装置で正しく画像信号が受信された場合は、送信先のファクシミリ装置から送信されるMCF(Message Confirmation)を受信する。そして、MCFを受信すると、送信先のファクシミリ装置に対して、DCN(Disconnect)を送信して回線の切断を知らせるとともに、回線を切断する。このとき、画像信号の送信時間が不図示のカウンタなどによって測定される。
【0023】そして、このように画像信号の送信動作が行われると、メモリ7内の図2のような送信履歴テーブルより、送信動作を行われる際に得られた送信コードと一致する送信コードの送信者に対する送信時間及び総頁数及び送信回数が読み出される。尚、この図2の送信履歴テーブルには、各送信者毎に集計された送信時間及び総頁数及び送信回数が、送信コードとともに記録されている。尚、図2では、送信者A〜Eに対して、送信コード1〜5が割り振られているものとする。
【0024】その後、測定された送信時間及びメモリ7に記録された送信原稿の頁数を、確認した送信時間及び総頁数に加算するとともに、確認した送信回数を1つ計数することによって1回分加算する。このようにして新たに生成された送信時間及び総頁数及び送信回数を図2の送信履歴テーブルに書き込む。
【0025】即ち、例えば、送信者Aが送信コード1を入力して、送信時間34秒で原稿の頁数が2頁の画像信号を送信したとき、図2の送信履歴テーブルより送信コード1を確認することで、まず、送信者Aに対して記録された送信時間2分20秒及び頁数9頁及び送信回数5回が読み出される。そして、読み出した送信時間及び頁数及び送信回数に加算することで、送信時間2分54秒及び総頁数11頁及び送信回数4回として、図2の送信履歴テーブルの送信者Aの領域に書き込まれる。
【0026】上述のような通信が行われる際、正常に通信が行われた場合、送信履歴テーブルの送信時間及び総頁数及び送信回数の更新が成される。又、上述のような通信が行われる際、所定時間CEDを受信しなかった場合、送信先のファクシミリ装置と通信接続が不可能であったことが認識され、送信履歴テーブルの送信時間及び総頁数の更新は成されず、送信回数のみが更新される。更に、CEDを受信して回線が接続された後、送信先のファクシミリ装置との信号の送受信が正常に行われず回線が切断された場合は、送信先のファクシミリ装置で正常な通信が行われなかったことが認識され、送信履歴テーブルの総頁数の更新は成されず、送信時間及び送信回数が更新される。
【0027】このようにして送信履歴テーブルが、操作部3が操作されて送信動作を行うたびに更新される。そして、操作部3が操作されて、通信管理レポートの出力要求が成されたとき、メモリ7内の図2のような送信履歴テーブルが読み出されて、図3のような各送信者毎に表示形式を変更した通信管理レポートが印字された記録紙が出力される。この通信管理レポートが出力後、送信履歴テーブルの各送信者毎の送信時間及び総頁数及び送信回数が全て0となるように初期化される。尚、このとき、表示形式については、図4のように、各送信者コードと表示形式を照合するための表示形式テーブルをメモリ7内に格納し、この表示形式テーブルに従って設定される。
【0028】更に、通信管理レポートにおける表示形式は、図3のように、特殊表示として、マークとともに表示するようにしても構わないし、白黒反転して表示するようにしても構わないし、太字や斜体文字を用いて表示するようにしても構わない。更に、ファクシミリ装置がカラー印字が可能である場合、特殊表示として、表示する色を設定して、設定した色で表示するようにしても構わない。
【0029】<第2の実施形態>本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。図5は、本実施形態のファクシミリ装置の内部構成を示すブロック図である。尚、図5のファクシミリ装置において、図1のファクシミリ装置と同一の目的で使用する部分については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0030】図5のファクシミリ装置は、図1のファクシミリ装置に、PC(Personal Computer)やスキャナ等を含む画像データを保持可能な他の装置とLAN接続するためのインターフェース8が付加された構成となる。このようなファクシミリ装置100が、図6のように、LAN回線102を通じて、複数のPC101とLAN接続される。尚、本実施形態では、PCとLAN接続されるものとするが、スキャナ等の画像データの記録及び通信が可能な装置であれば他の装置とLAN接続されていても構わない。
【0031】PC101から送信者がファクシミリ装置100にLAN回線102を通じてアクセスし、送信したい画像信号をLAN回線102を通じてファクシミリ装置100に送信したとき、まず、インターフェース8を通じてアクセス元のPC101より送信者を示す送信者コードを確認する。この送信者コードは、PC101に割り当てられたコード(例えば、IPアドレス)でアクセス動作を行うときに必ず送信されるコードであっても構わないし、又、送信者によってPC100が操作されることで入力されるものであっても構わない。
【0032】そして、アクセス元のPC101より送信された画像信号と送信相手先電話番号をインターフェース8を通じて受信すると、画像信号を画像メモリ6に格納するとともに、送信相手先の電話番号及び送信者コードを画像信号が記録された画像メモリ6のアドレスと共にメモリ7に記録する。このように画像メモリ6に画像信号を格納する際、この画像信号によって印字出力する際に頁の切り換えを行うために、頁を切り換えるための情報が各頁間の画像信号の間に記録される。
【0033】よって、このように頁切り換えを行うための情報が画像メモリ6に記録されるため、インターフェース8を通じて受信した画像信号を画像メモリ6に記録する際に、その画像信号による原稿の頁数が確認され、上述の送信相手先の電話番号及び送信者コードと同様、メモリ7に記録される。
【0034】そして、PC101より画像信号が送信された後、ファクシミリ送信を行うように指示する信号をインターフェース8で受信すると、第1の実施形態と同様の送信動作が開始する。この送信動作が終了すると、第1の実施形態と同様、図2の送信履歴テーブルの更新が行われる。尚、この送信動作及び送信履歴テーブルの更新動作については、第1の実施形態と同様のため、詳細な説明は省略する。
【0035】1.通信管理レポート出力の第1例このような送信動作を行うファクシミリ装置における通信管理レポート出力の第1例を、以下に説明する。上述のようにして、送信動作が行われる毎にファクシミリ装置100の送信履歴テーブルの更新が行われているとき、PC101が操作されて、通信管理レポートの出力を指示する信号が送信されると、ファクシミリ装置100は、通信管理レポートの作成を主制御部1で行う。
【0036】即ち、第1の実施形態と同様、メモリ7内の図2のような送信履歴テーブルを読み出すと、図3のような各送信者毎に表示形式を変更した通信管理レポートを作成し、インターフェース8より、ファクシミリ装置100とLAN回線102を介して接続されたPC101全てに送信する。その後、メモリ7内の送信履歴テーブルを初期化する。よって、ファクシミリ装置100と接続されたPC101全てに通信管理レポートが送信され、図3のような通信管理レポートをディスプレイなどに表示再生することができる。
【0037】尚、本例では、ファクシミリ装置100と通信可能な全てのPC101に通信管理レポートが送信されるものとしたが、ファクシミリ装置100と通信可能なPC101の一つがサーバーとしての役目を持ち、サーバーとなるPC101から通信管理レポートの出力要求が成されるとともに、サーバーとなるPC101にのみ通信管理レポートが送信されるようしても構わない。このとき、サーバー以外のPC101からサーバーとなるPC101にアクセスがなされ、通信管理レポートの情報を得ることができるようにしても構わない。
【0038】又、本例のように、各PC101に通信管理レポートを送信する際、それぞれの送信者に対する送信履歴のみを送信するようにしても構わない。即ち、このとき、送信者BのPC101に通信管理レポートが送信されるとき、送信者Bの送信履歴が図2の送信履歴テーブルより読み出されて、送信者BのPC101に送信されると、図7のような通信管理レポートが画面に再生される。
【0039】又、それぞれの送信者に対する送信履歴が記載される領域が通信管理レポートの最上部となるようにしても構わない。即ち、このとき、送信者BのPC101に通信管理レポートが送信されるとき、送信者Bの送信履歴が読み出された後、送信者A,C,D,Eの順に送信履歴が読み出されて、送信者BのPC101へ送信するための通信管理レポートが生成される。
【0040】そして、図8のように送信者B,A,C,D,Eの順に送信履歴が記載された通信管理レポートが、送信者BのPC101で再生される。よって、送信者Aに対しては、図3のような通信管理レポートが出力される。尚、このとき、いずれのPCに送信される通信管理レポートにおいても、表示形式が、送信者毎に記載される順番によって決定されるものとしても構わない。即ち、いずれのPCに送信される通信管理レポートにおいても、例えば、図3及び図8のように、通常の表示形式、白黒反転した表示形式、太字による表示形式、符号を付加する表示形式、斜体文字による表示形式の順に設定される。
【0041】2.通信管理レポート出力の第2例次に、ファクシミリ装置の通信管理レポート出力の第2例を説明する。上述の第1例と同様、PC101が操作されて、通信管理レポートの出力を指示する信号が送信されると、ファクシミリ装置100は、通信管理レポートの作成を主制御部1で行う。このとき、上述のようにファクシミリ送信を指示する場合と同様、PC101から送信者コードが送信される。
【0042】よって、PC101からの送信者コードをインターフェース8で受信したファクシミリ装置100は、送信者コードから送信者を確認することができる。そして、確認した送信者に対する送信時間及び総頁数及び送信回数を、メモリ7内の送信履歴テーブルより読み出すと、インタフェース8から通信管理レポート出力の要求をしたPC101へ送信する。このように、本例では、各送信者から通信管理レポートの要求がある毎に、各送信者の送信履歴を通信管理レポートとして各送信者のPCに送信するとともに、送信した送信履歴を初期化する。
【0043】即ち、送信者AのPC101から通信管理レポートの出力要求があったとき、ファクシミリ装置100は、送信コード1を受信するため、送信者Bからの要求であることを認識する。その後、図2の送信履歴テーブルの送信者Bの領域に記録された送信時間1分28秒及び頁数4頁及び送信回数3回が読み出された後、インターフェース8から送信者BのPC101に送信される。よって、PC101に通信管理レポートとして、図7のような画面が再生される。
【0044】又、本例において、第1例と同様、送信コードから通信管理レポートの送信要求のある送信者が認識できるため、その送信者に対する送信履歴が通信管理レポートの最上部となるようにして、送信者全員の送信履歴が記載された通信管理レポートがPC101に送信されるようにしても構わない。即ち、送信者Bによって通信管理レポートの送信要求が成されたとき、第1例と同様、図8のような通信管理レポートが送信され、送信者Bの操作するPC101で再生される。又、このとき、送信者Aによって送信要求が成されると、図3のような通信管理レポートが送信され、送信者Aの操作するPC101で再生される。
【0045】尚、本例において、通信管理レポートの送信が要求された送信者毎に通信管理レポートを作成するため、要求される度に要求した送信者に対する送信履歴の初期化を行うようにしても構わない。又、通信管理レポートの送信要求とは別に、送信履歴の初期化を要求しなければ送信履歴が初期化されず、この送信履歴の初期化が要求されると、全ての送信者の送信履歴が初期化されるものとしても構わない。このとき、PCより送信履歴の初期化要求を行うようにしても構わないし、ファクシミリ装置が直接操作されることによって送信履歴が初期化されるようにしても構わない。
【0046】<第3の実施形態>本発明の第3の実施形態について、図面を参照して説明する。図9は、本実施形態のファクシミリ装置の内部構成を示すブロック図である。尚、図9のファクシミリ装置において、図5のファクシミリ装置と同一の目的で使用する部分については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0047】図9のファクシミリ装置は、図5のファクシミリ装置に、時間を計測するためにタイマ9が付加された構成となる。尚、本実施形態のファクシミリ装置は、第2の実施形態と同様、図6のように、LAN回線102を通じて複数のPC101とLAN接続が成されるものとする。又、本実施形態のファクシミリ装置の送信動作及び送信履歴テーブルの更新動作については、第2の実施形態と同様となるため、その詳細な説明は省略する。
【0048】更に、通信管理レポートの出力動作は、第2の実施形態の第1例と同様となる。即ち、全ての送信者に対する通信管理レポートが作成されてPC101に送信された後、送信履歴テーブル内の全ての内容が初期化される。このとき、通信管理レポートの作成動作及びPC101への送信動作は、第2の実施形態の第1例と同様となるので、詳細な説明は省略する。よって、以下に、本実施形態のファクシミリ装置の通信管理レポートの出力タイミングについて、説明する。
【0049】本実施形態のファクシミリ装置100では、まず、メモリ7内に通信管理レポートを出力するための所定時間が記録される。そして、操作部メモリ7内の送信履歴テーブル内の全ての内容が初期化されるとき、タイマ9も共に初期化される。そして、タイマ9が時間の計測を開始する。そして、タイマ9が計測した時間がメモリ7内に記録された所定時間と等しくなったことが確認されたとき、メモリ7内の送信履歴テーブルが読み出されて、第2の実施形態の第1例と同様にして、通信管理レポートが作成されてPC101に送信される。その後、上述したように、メモリ7内の送信履歴テーブル及びタイマ9が初期化される。
【0050】よって、一度、ファクシミリ装置100より通信管理レポートが出力されると、出力された時から所定の日時が経過したときに、この所定の日時が経過する間の通信履歴による通信管理レポートが生成されて、PC101に出力される。尚、本実施形態では、LAN接続されたPCに対して通信管理レポートが送信されるものとしたが、第1の実施形態と同様、ファクシミリ装置自身より通信管理レポートが印字出力されるようにしても構わない。
【0051】<第4の実施形態>本発明の第4の実施形態について、図面を参照して説明する。図10は、本実施形態のファクシミリ装置の内部構成を示すブロック図である。尚、図10のファクシミリ装置において、図5のファクシミリ装置と同一の目的で使用する部分については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0052】図10のファクシミリ装置は、図5のファクシミリ装置に、送信回数を計測するためにカウンタ10が付加された構成となる。即ち、本実施形態では、第3の実施形態のタイマ9の代わりにカウンタ10が設けられた構成となり、所定の日時の経過によって通信管理レポートの出力を行うのではなく、所定回数、送信動作が行われたときに通信管理レポートの出力を行う。よって、メモリ7には、通信管理レポートを出力するための所定の送信回数が記録される。尚、このときの送信回数は、ファクシミリ装置自身が送信動作を行った送信回数で、送信者それぞれに対する送信回数と異なる。
【0053】以上より、ファクシミリ装置の送信動作及び送信履歴テーブルの更新動作及び通信管理レポートの出力動作については、第3の実施形態と同様となる。よって、以下に、本実施形態のファクシミリ装置の通信管理レポートの出力タイミングについて、説明する。
【0054】本実施形態のファクシミリ装置100では、操作部メモリ7内の送信履歴テーブル内の全ての内容が初期化されるとき、カウンタ10も共に初期化される。そして、ファクシミリ装置100が送信動作を行う毎に、カウンタ10が送信回数を計数する。そして、カウンタ10が計数した送信回数がメモリ7内に記録された所定の送信回数と等しくなったことが確認されたとき、通信管理レポートが作成されてPC101に送信される。その後、上述したように、メモリ7内の送信履歴テーブル及びカウンタ10が初期化される。
【0055】よって、一度、ファクシミリ装置100より通信管理レポートが出力されると、出力された時から所定回数の送信動作が行われたときに、この所定回数の送信動作が行われる間の通信履歴による通信管理レポートが生成されて、PC101に出力される。尚、本実施形態では、LAN接続されたPCに対して通信管理レポートが送信されるものとしたが、第1の実施形態と同様、ファクシミリ装置自身より通信管理レポートが印字出力されるようにしても構わない。
【0056】尚、上述の各実施形態では、通信管理レポートに送信者毎に送信履歴が記載されるものとしているが、複数の送信者を1つのグループとして、各グループ毎にその送信履歴が記載されるものとしても構わない。このとき、送信者コードが各グループ毎に設定されるとともに、送信履歴テーブルには、各グループ毎の送信履歴が記録される。
【0057】
【発明の効果】本発明によると、通信管理レポートが出力されることによって、各送信者の送信回数、送信時間、送信原稿の総頁数それぞれが認識できるため、各送信者の利用頻度を認識することができる。又、メモリ内に記録する送信履歴が、従来のように送信毎にその送信情報が追加されて記録されるのではなく、送信回数、送信時間、送信原稿の総頁数それぞれが累積されて記録されるため、一定の容量しか使用することがなく、メモリの容量を低減することができる。




 

 


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