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発明の名称 ファクシミリ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−234885(P2003−234885A)
公開日 平成15年8月22日(2003.8.22)
出願番号 特願2002−379938(P2002−379938)
出願日 平成9年2月18日(1997.2.18)
代理人 【識別番号】100086391
【弁理士】
【氏名又は名称】香山 秀幸
【テーマコード(参考)】
5C062
5C075
5K036
【Fターム(参考)】
5C062 AA02 AA14 AA16 AB21 AB22 AB38 AB41 AB42 AC03 AC04 AC22 AC29 AC30 AC38 AC58 AE02 AE07 AE15 AF01 AF03 BC03 
5C075 BA08 BB07 BB11 CF02 CF09 EE02 EE06
5K036 AA15 DD01 DD25 EE13 JJ04 JJ05 JJ12
発明者 森 俊浩 / 柴田 浩一 / 大山 昌一 / 松尾 浩一 / 杉本 哲哉
要約 課題
この発明の目的は、受信者にとって不要な原稿ができるだけ受信されないようにできるファクシミリ装置を提供することにある。

解決手段
ファクシミリ装置において、着呼の呼び出しがあったときに、コーラIDを検出するための検出手段、検出手段によってコーラIDが検出された場合には、受信処理を行なう手段、ならびに検出手段によってコーラIDが検出されなかった場合には、受信処理を禁止する手段を備えている。
特許請求の範囲
【請求項1】 着呼の呼び出しがあったときに、コーラIDを検出するための検出手段、検出手段によってコーラIDが検出された場合には、受信処理を行なう手段、ならびに検出手段によってコーラIDが検出されなかった場合には、受信処理を禁止する手段、を備えているファクシミリ装置。
【請求項2】 着呼の呼び出しがあったときに、コーラIDを検出する検出手段、検出されたコーラIDを記憶装置に記憶する手段、ならびに通信結果を示すレポートを出力する際に、記憶装置に記憶されたコーラIDをレポートに付加して出力する手段、を備えているファクシミリ装置。
【請求項3】 送信先を誤って原稿が送られてきた場合に、その旨を送信元に通知するための通知指令を入力するための入力手段、間違いを通知するためのメッセージが予め記憶された第1の記憶手段、着呼の呼び出しがあったときに、コーラIDを検出する検出手段、検出されたコーラIDを記憶するための第2の記憶手段、ならびに入力手段によって通知指令が入力されたときに、第2の記憶手段に記憶された最新のコーラIDによって表される送信元に、第1の記憶手段に記憶されたメッセージを送信する手段、を備えているファクシミリ装置。
【請求項4】 受信原稿データを記憶するための第1記憶手段、親展受信したい送信元のFAX番号が予め記憶された第2記憶手段、着呼の呼び出しがあったときに、コーラIDを検出する検出手段、検出されたコーラIDが第2記憶手段に記憶されているFAX番号のいずれかと一致するか否かを判別する判別手段、ならびに検出されたコーラIDが第2記憶手段に記憶されているFAX番号のいずれかと一致する場合には、受信された原稿データを印字出力せずに、第1記憶手段に記憶させる手段、ならびに検出されたコーラIDが第2記憶手段に記憶されているFAX番号のいずれかと一致しない場合には、受信された原稿データを印字出力させる手段、を備えているファクシミリ装置。
【請求項5】 パーソナルコンピュータに直接に接続されているファクシミリ装置において、所定の送信元のFAX番号が予め記憶された記憶手段、着呼の呼び出しがあったときに、コーラIDを検出する検出手段、検出されたコーラIDが記憶手段に記憶されているFAX番号のいずれかと一致するか否かを判別する判別手段、ならびに判別結果に応じて、受信された原稿データを印字出力またはパーソナルコンピュータに転送する手段、を備えているファクシミリ装置。
【請求項6】 ポーリング送信原稿が保持されているポーリング送信側ファクシミリ装置のFAX番号が予め記憶された記憶手段、着呼の呼び出しがあったときに、コーラIDを検出する検出手段、検出されたコーラIDが記憶手段に記憶されているFAX番号のいずれかと一致するか否かを判別する判別手段、ならびに検出されたコーラIDが記憶手段に記憶されているFAX番号のいずれかと一致した場合には、回線が切断された後に、上記検出されたコーラIDによって表される送信元に対して、ポーリング通信を行なう手段、を備えているファクシミリ装置。
【請求項7】 現在までに通常手順によって受信した送信元ファクシミリ装置のFAX番号および能力を記憶するための記憶手段、着呼の呼び出しがあったときに、コーラIDを検出する検出手段、検出されたコーラIDが記憶手段に記憶されているFAX番号のいずれかと一致するか否かを判別する第1判別手段、検出されたコーラIDが記憶手段に記憶されているFAX番号のいずれかと一致した場合には、当該送信元ファクシミリ装置からの通信が通常手順によるものか、短縮化手順によるものかを判別する第2判別手段、ならびに当該送信元ファクシミリ装置からの通信が短縮化手順によるものである場合には、上記検出されたコーラIDに基づいて当該送信元ファクシミリ装置の能力を特定し、特定した当該送信元ファクシミリ装置の能力に基づいて、通信モードを決定した後、短縮化手順による通信を実行する手段、を備えているファクシミリ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アナログ電話回線を使用したG3ファクシミリ装置においては、受信した後でないと、発信元が特定できなかった。最近になって、NTTは、発信電話番号サービスを開始し、受信前においても発信元を特定できるようになった。この発信電話番号サービスは、受信前に、コーラIDと呼ばれる発信元電話番号がNTTから送られるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(1)いたずらFAX、広告等の受信者にとって不要な原稿がファクシミリ通信によって送られてくることがある。
【0004】この発明の第1の目的は、受信者にとって不要な原稿ができるだけ受信されないようにできるファクシミリ装置を提供することにある。
【0005】(2)ファクシミリ装置では、通信が行なわれる毎に、または通信回数が一定数に達する毎に、通信日時、通信モード、通信枚数、通信結果(正常、異常)等を示す通信結果レポートを出力するものがある。
【0006】この発明の第2の目的は、受信した相手先のFAX番号を通信結果レポートに含めることができるファクシミリ装置を提供することにある。
【0007】(3)ファクシミリ通信によって誤った相手先に原稿を送付した場合、間違い電話とは異なり、送信元のオペレータは誤った相手先に原稿を送付したことに気がつきにくい。
【0008】この発明の第3の目的は、送信先を誤って原稿が送られてきた場合に、簡単な操作でその旨を送信元に通知できるようになるファクシミリ装置を提供することにある。
【0009】(4)自社のファクシミリ装置どうし間における通信機能として、親展通信機能と呼ばれる機能がある。この親展通信機能は、特定の者以外の第3者に内容が知られたくない原稿を送信する場合において利用されるものであって、受信側ファクシミリ装置は親展通信モードで原稿を受信すると、記録紙に出力することなくメモリに原稿データを記憶し、上記特定の者がパスワードを入力するとメモリに記憶されている原稿データが出力されるというものである。
【0010】この親展通信機能は、勧告化されているファクシミリ通信手順では規定されていないため、自社のファクシミリ装置どうし間での独自通信のみに限定されている。
【0011】この発明の第4の目的は、親展通信機能と同様な機能を、自社のファクシミリ装置どうし間のみならず、自社以外のファクシミリ装置との通信においても実現できるようになるファクシミリ装置を提供することにある。
【0012】(5)ファクシミリ装置を、RS232、IEEE1284等によりパーソナルコンピュータ(PC)に接続し、ファクシミリ装置で受信した原稿をファクシミリ装置で出力せずにPCに転送して、PCに表示させたり、PCで印刷させたりする、PCFAX機能というものがある。
【0013】この発明の第5の目的は、特定の相手先から送られてきた原稿または特定の相手先以外の相手先から送られてきた原稿を、自動的にPCに転送することができるようになるファクシミリ装置を提供することにある。
【0014】(6)送信側ファクシミリ装置の操作で送信を開始させるのではなく、受信側ファクシミリ装置からの操作により、送信側ファクシミリ装置に送信を開始させるというポーリング通信機能というものがある。
【0015】この機能を利用すると、受信側ファクシミリ装置に電話料金が課金される。この機能では、送信側ファクシミリ装置に電話料金は課金されないが、送信側ファクシミリ装置が原稿を送信するためには、受信側ファクシミリ装置からの発呼が必要となる。このため、ポーリング受信機能においては、送信側ファクシミリ装置のオペレータが好きな時刻に原稿データを送出することはできない。
【0016】この発明の第6の目的は、送信側ファクシミリ装置が受信側ファクシミリ装置に原稿を送付したいことを簡単に知らせることができ、これにより、受信側ファクシミリ装置が送信側ファクシミリ装置に対して、ポーリング通信機能を用いて原稿データを受信することができるファクシミリ装置を提供することにある。る。
【0017】(7)一度通信が成功したファクシミリ装置間では、次の通信からは通信の前手順を大幅に簡略化し、通信自体にかかる時間を短縮するという短縮通信機能というものがある。
【0018】従来においては、前手順を簡略化するためには、送信側ファクシミリ装置は、受信側ファクシミリ装置の能力を記憶しておく必要がある。また、前手順を簡略化するためには、送信側ファクシミリ装置は、受信側ファクシミリ装置の能力以上の能力を持っている必要がある。
【0019】この理由は、従来においては、受信側ファクシミリ装置からは送信側ファクシミリ装置を特定することはできないため、送信側毎の能力を記憶することができなかった。このため、受信側ファクシミリ装置は、自己の最大能力の設定でしか待機することができなかった。このため、送信側ファクシミリ装置は、受信側ファクシミリ装置の能力に合わせて送信を行なうことが必要であった。
【0020】この発明の第7の目的は、簡略化手順で通信を行なう場合に、お互いの能力を考慮した通信モードで通信が行なえるようになるファクシミリ装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明による第1のファクシミリ装置は、着呼の呼び出しがあったときに、コーラIDを検出するための検出手段、検出手段によってコーラIDが検出された場合には、受信処理を行なう手段、ならびに検出手段によってコーラIDが検出されなかった場合には、受信処理を禁止する手段を備えているものである。
【0022】この発明による第2のファクシミリ装置は、着呼の呼び出しがあったときに、コーラIDを検出する検出手段、検出されたコーラIDを記憶装置に記憶する手段、ならびに通信結果を示すレポートを出力する際に、記憶装置に記憶されたコーラIDをレポートに付加して出力する手段を備えているものである。
【0023】この発明による第3のファクシミリ装置は、送信先を誤って原稿が送られてきた場合に、その旨を送信元に通知するための通知指令を入力するための入力手段、間違いを通知するためのメッセージが予め記憶された第1の記憶手段、着呼の呼び出しがあったときに、コーラIDを検出する検出手段、検出されたコーラIDを記憶するための第2の記憶手段、ならびに入力手段によって通知指令が入力されたときに、第2の記憶手段に記憶された最新のコーラIDによって表される送信元に、第1の記憶手段に記憶されたメッセージを送信する手段を備えているものである。
【0024】この発明による第4のファクシミリ装置は、受信原稿データを記憶するための第1記憶手段、親展受信したい送信元のFAX番号が予め記憶された第2記憶手段、着呼の呼び出しがあったときに、コーラIDを検出する検出手段、検出されたコーラIDが第2記憶手段に記憶されているFAX番号のいずれかと一致するか否かを判別する判別手段、ならびに検出されたコーラIDが第2記憶手段に記憶されているFAX番号のいずれかと一致する場合には、受信された原稿データを印字出力せずに、第1記憶手段に記憶させる手段、ならびに検出されたコーラIDが第2記憶手段に記憶されているFAX番号のいずれかと一致しない場合には、受信された原稿データを印字出力させる手段を備えているものである。
【0025】この発明による第5のファクシミリ装置は、パーソナルコンピュータに直接に接続されているファクシミリ装置において、所定の送信元のFAX番号が予め記憶された記憶手段、着呼の呼び出しがあったときに、コーラIDを検出する検出手段、検出されたコーラIDが記憶手段に記憶されているFAX番号のいずれかと一致するか否かを判別する判別手段、ならびに判別結果に応じて、受信された原稿データを印字出力またはパーソナルコンピュータに転送する手段を備えているものである。
【0026】この発明による第6のファクシミリ装置は、ポーリング送信原稿が保持されているポーリング送信側ファクシミリ装置のFAX番号が予め記憶された記憶手段、着呼の呼び出しがあったときに、コーラIDを検出する検出手段、検出されたコーラIDが記憶手段に記憶されているFAX番号のいずれかと一致するか否かを判別する判別手段、ならびに検出されたコーラIDが記憶手段に記憶されているFAX番号のいずれかと一致した場合には、回線が切断された後に、上記検出されたコーラIDによって表される送信元に対して、ポーリング通信を行なう手段を備えているものである。
【0027】この発明による第7のファクシミリ装置は、現在までに通常手順によって受信した送信元ファクシミリ装置のFAX番号および能力を記憶するための記憶手段、着呼の呼び出しがあったときに、コーラIDを検出する検出手段、検出されたコーラIDが記憶手段に記憶されているFAX番号のいずれかと一致するか否かを判別する第1判別手段、検出されたコーラIDが記憶手段に記憶されているFAX番号のいずれかと一致した場合には、当該送信元ファクシミリ装置からの通信が通常手順によるものか、短縮化手順によるものかを判別する第2判別手段、ならびに当該送信元ファクシミリ装置からの通信が短縮化手順によるものである場合には、上記検出されたコーラIDに基づいて当該送信元ファクシミリ装置の能力を特定し、特定した当該送信元ファクシミリ装置の能力に基づいて、通信モードを決定した後、短縮化手順による通信を実行する手段を備えているものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
【0029】図1は、ファクシミリ装置の基本的な構成を示している。
【0030】ファクシミリ装置は、CPU1によって制御される。CPU1は、そのプログラム等を記憶するROM2、画像データ、その他の必要なデータを記憶するRAM3を備えている。RAM3は、蓄電池等によりバックアップされている。
【0031】CPU1には、原稿画像を読み取るためのスキャナ部4、受信された画像を印刷するためのプリント部5、各種の操作および設定ならびに各種の案内表示を行なう操作表示部6、モデム7等が接続されている。モデム7には、NCU8が接続されている。NCU8には、公衆電話回線(図示略)が接続されている。
【0032】ところで、NTTは、発信電話番号サービスを開始し、受信前においても発信元を特定できるようになった。この発信電話番号サービスは、受信前に、コーラIDと呼ばれる発信元電話番号がNTTから送られるものである。
【0033】コーラIDとは、発信電話番号を含む情報をいい、ITU−T勧告V23に準拠したモデム信号として電話回線にて送られる。この実施の形態によるファクシミリ装置は、コーラIDを検出する機能を備えている。つまり、回線から着呼の呼び出しがあると、NCU8にて呼び出し信号が検知され、CPU1に知らされる。CPU1はモデム7に対して、コーラIDの検知を行なう設定をする。モデム7は回線から送られてくるコーラIDを検知しCPU1に知らせる。
【0034】〔1〕第1の実施の形態の説明第1の実施の形態に係るファクシミリ装置は、いたずらFAX、広告等の受信者にとって不要な原稿をできるだけ受信しないようにできるファクシミリ装置に関するものである。
【0035】図2は、ファクシミリ装置の動作手順を示している。
【0036】常時は、着呼があるか否かが監視されているとともに(ステップ41)、オペレータによる送信操作があるか否かが監視されている(ステップ42)。オペレータによる送信操作があった場合には、送信処理が行なわれる(ステップ43)。
【0037】着呼があったときには、コーラIDの検出処理が行なわれる(ステップ44)。そして、コーラIDが検出されると(ステップ45でYES)、FAX受信処理が行なわれる(ステップ46)。コーラIDが検出されなかったときには(ステップ45でNO)、FAX受信処理を行なうことなくステップ41に戻る。
【0038】つまり、NTTの発信電話番号サービスにおいては、所定のサービス拒否操作を行なうことにより、相手に自己の番号を知らさないようにすることもできる。第4の実施の形態では、送信元が上記サービス拒否操作を行なった場合には、いたずらFAX等の可能性が高いと判定し、このような受信を受け付けないようにしたものである。
【0039】〔2〕第2の実施の形態の説明第2の実施の形態に係るファクシミリ装置は、受信した相手先のFAX番号を通信結果レポートに含めることができるファクシミリ装置に関するものである。
【0040】図3は、ファクシミリ装置の動作手順を示している。
【0041】常時は、着呼があるか否かが監視されているとともに(ステップ51)、オペレータによる送信操作があるか否かが監視されている(ステップ52)。オペレータによる送信操作があった場合には、送信処理が行なわれる(ステップ53)。
【0042】着呼があったときには、コーラIDが検出される(ステップ54)。そして、FAX受信処理が行なわれる(ステップ55)。そして、通信結果レポートに検出されたコーラID(送信元FAX番号)が書き込まれて出力される(ステップ56)。
【0043】なお、通信回数が所定回数に達したときに出力される管理レポートに、受信通信において検出されたコーラIDを書き込むようにしてもよい。
【0044】〔3〕第3の実施の形態の説明第3の実施の形態に係るファクシミリ装置は、送信先を誤って原稿が送られてきた場合に、簡単な操作でその旨を送信元に通知できるようになるファクシミリ装置に関するものである。
【0045】操作表示部には、送信先を誤って原稿が送られてきた場合に、その旨を送信元に通知する際に操作される間違い通知キーが設けられている。また、ROMまたはRAMには、たとえば、”あなたからの原稿が間違って送られてきました。”といったメッセージを含む画像(以下、間違い通知用画像という)が予め記憶されている。
【0046】図4は、ファクシミリ装置の動作手順を示している。
【0047】常時は、着呼があるか否か、オペレータによる送信操作があるか否か、間違い通知キーが操作されたか否かが監視されている(ステップ61、62、63)。オペレータによる送信操作があった場合には、送信処理が行なわれる(ステップ64)。
【0048】着呼があったときには、コーラIDが検出され(ステップ65)、検出されたコーラIDがRAMに記憶される(ステップ66)。そして、FAX受信処理が行なわれる(ステップ67)。
【0049】受信した原稿が送信先を誤って送られてきた場合において、その旨を送信元に通知したいときには、オペレータは間違い通知キーを操作する。間違い通知キーが操作されると、ステップ63でYESとなり、ステップ68に進む。ステップ68では、上記ステップ66でRAMに記憶されたコーラIDに対して、ROMまたはRAMに予め記憶されている間違い通知用画像が送信される。
【0050】第3の実施の形態によれば、送信先を誤って原稿が送られてきた場合に、間違い通知キーを操作するといった簡単な操作でその旨を送信元に通知できるようになる。
【0051】〔4〕第4の実施の形態の説明第4の実施の形態に係るファクシミリ装置は、親展通信機能と同様な機能を、自社のファクシミリ装置どうし間のみならず、自社以外のファクシミリ装置との通信においても実現できるようになるファクシミリ装置に関するものである。
【0052】RAMには、親展受信を行いたい相手先のFAX番号(以下、親展受信用相手先FAX番号という)を記憶する領域が設けられている。オペーレータが親展受信を行いたい相手先のFAX番号を入力すると、RAM内の上記領域にオペレータによって入力されたFAX番号が親展受信用相手先FAX番号として格納される。
【0053】図5は、ファクシミリ装置の動作手順を示している。
【0054】常時は、着呼があるか否かが監視されているとともに(ステップ71)、オペレータによる送信操作があるか否かが監視されている(ステップ72)。オペレータによる送信操作があった場合には、送信処理が行なわれる(ステップ73)。
【0055】着呼があったときには、コーラIDが検出され(ステップ74)、検出されたコーラIDがRAM内の親展受信用相手先FAX番号のいずれかと一致するか否かが判別される(ステップ75)。検出されたコーラIDがRAM内の親展受信用相手先FAX番号のいずれとも一致しない場合には、通常の受信処理が行なわれ、記録紙に受信原稿データが記録されて出力される(ステップ76)。
【0056】検出されたコーラIDがRAM内の親展受信用相手先FAX番号のいずれかと一致した場合には、親展受信処理が行なわれ、RAM内に受信原稿データが格納される(ステップ77)。この場合には、受信原稿データは記録紙に記録されない。
【0057】親展受信処理によってRAM内に格納された受信原稿データは、オペレータによって予め登録されているパスワードが入力されて、所定の操作が行なわれたときに、記録紙に受記録されて出力される。
【0058】〔5〕第5の実施の形態の説明第5の実施の形態に係るファクシミリ装置は、特定の相手先から送られてきた原稿または特定の相手先以外の相手先から送られてきた原稿を、自動的にパーソナルコンピュータに転送することができるようになるファクシミリ装置に関するものである。
【0059】ファクシミリ装置は、RS232、IEEE1284等によりパーソナルコンピュータ(PC)に接続されている。ファクシミリ装置のRAMには、受信した原稿データを出力することなく、PCに転送したい相手先のFAX番号(以下、PC転送用相手先FAX番号という)を記憶する領域が設けられている。オペーレータがPCに転送したい相手先のFAX番号を入力すると、RAM内の上記領域にオペレータによって入力されたFAX番号がPC転送用相手先FAX番号として格納される。
【0060】図6は、ファクシミリ装置の動作手順を示している。
【0061】常時は、着呼があるか否かが監視されているとともに(ステップ81)、オペレータによる送信操作があるか否かが監視されている(ステップ82)。オペレータによる送信操作があった場合には、送信処理が行なわれる(ステップ83)。
【0062】着呼があったときには、コーラIDが検出され(ステップ84)、検出されたコーラIDがRAM内のPC転送用相手先FAX番号のいずれかと一致するか否かが判別される(ステップ85)。検出されたコーラIDがRAM内のPC転送用相手先FAX番号のいずれとも一致しない場合には、通常の受信処理が行なわれ、記録紙に受信原稿データが記録されて出力される(ステップ86)。
【0063】検出されたコーラIDがRAM内のPC転送用相手先FAX番号のいずれかと一致した場合には、PC転送モードによる受信処理が行なわれ、受信原稿データがPCに転送される(ステップ87)。この場合には、受信原稿データは記録紙に記録されない。
【0064】上記第5の実施の形態では、PCに転送したい相手先のFAX番号(PC転送用相手先FAX番号)がRAMに登録されているが、逆に、PCに転送せずにファクシミリ装置で受信原稿を出力したい相手先のFAX番号(以下、PC転送禁止用相手先FAX番号という)をRAMに登録しておいてもよい。
【0065】この場合には、上記ステップ85において、検出されたコーラIDがRAM内のPC転送禁止用相手先FAX番号と比較され、検出されたコーラIDがRAM内のPC転送禁止用相手先FAX番号のいずれかと一致した場合には、通常の受信処理が行なわれる。検出されたコーラIDがRAM内のPC転送禁止用相手先FAX番号のいずれとも一致しなかった場合には、PC転送モードによる受信処理が行なわれ、受信原稿データがPCに転送される。
【0066】〔6〕第6の実施の形態の説明第6の実施の形態に係るファクシミリ装置は、送信側ファクシミリ装置が受信側ファクシミリ装置に原稿を送付したいことを簡単に知らせることができ、これにより、受信側ファクシミリ装置が送信側ファクシミリ装置に対して、ポーリング通信機能を用いて原稿データを受信することができるファクシミリ装置に関するものである。
【0067】ポーリング受信側ファクシミリ装置のRAMには、ポーリング送信原稿が保持されているポーリング送信側ファクシミリ装置のFAX番号(以下、ポーリング送信側FAX番号という)を記憶する領域が設けられている。オペレータによる操作によって、ポーリング送信側FAX番号が予めRAM内の上記領域に登録されている。ポーリング送信側ファクシミリ装置は、自己が保持している原稿を、ポーリング受信側ファクシミリ装置によるポーリング通信処理によって、ポーリング受信側ファクシミリ装置に受信させたいときには、ポーリング受信側ファクシミリ装置に単に発呼を行なう。
【0068】図7は、ポーリング受信側ファクシミリ装置の動作手順を示している。
【0069】常時は、着呼があるか否かが監視されているとともに(ステップ91)、オペレータによる送信操作があるか否かが監視されている(ステップ92)。オペレータによる送信操作があった場合には、送信処理が行なわれる(ステップ93)。
【0070】着呼があったときには、コーラIDが検出され(ステップ94)、検出されたコーラIDがRAM内のポーリング送信側FAX番号のいずれかと一致するか否かが判別される(ステップ95)。検出されたコーラIDがRAM内のポーリング送信側FAX番号のいずれとも一致しない場合には、通常の受信処理が行なわれ、記録紙に受信原稿データが記録されて出力される(ステップ96)。
【0071】検出されたコーラIDがRAM内のポーリング送信側FAX番号のいずれかと一致した場合には、電話回線が切断されるまで待機する(ステップ97)。電話回線が切断されると、ステップ94で検出されたコーラIDで表されるFAX番号をポーリング送信側ファクシミリ装置として、ポーリング通信が行なわれる(ステップ98)。つまり、当該ポーリング受信側ファクシミリ装置からポーリング送信側ファクシミリ装置に発呼が行なわれ、送信側ファクシミリ装置から原稿データが当該ポーリング受信側ファクシミリ装置に送られてくる。
【0072】〔7〕第7の実施の形態の説明第7の実施の形態に係るファクシミリ装置は、簡略化手順で通信を行なう場合に、お互いの能力を考慮した通信モードで通信が行なえるようになるファクシミリ装置に関するものである。
【0073】ファクシミリ装置のRAMには、通常手順による受信モードでの受信が行なわれる毎に、その際に検出されたコーラID(送信元ファクシミリ装置のFAX番号:以下、受信済相手先FAX番号という)と、送信元ファクシミリ装置の通信速度、符号化方法、原稿サイズ、解像度等の能力とが記憶される。
【0074】図8は、受信側ファクシミリ装置の動作手順を示している。
【0075】常時は、着呼があるか否かが監視されているとともに(ステップ101)、オペレータによる送信操作があるか否かが監視されている(ステップ102)。オペレータによる送信操作があった場合には、送信処理が行なわれる(ステップ103)。
【0076】着呼があったときには、コーラIDが検出される(ステップ104)。次に、検出されたコーラIDがRAM内の受信済相手先FAX番号のいずれかと一致するか否かが判別される(ステップ105)。検出されたコーラIDがRAM内の受信済相手先FAX番号のいずれとも一致しない場合には、送信側ファクシミリ装置からは通常手順による送信モードで送信が行なわれてきているはずであるので、通常手順による受信処理が行なわれる(ステップ106)。通常手順による受信処理が終了すると、上記ステップ104で検出されたコーラIDが受信済相手先FAX番号としてRAMに記憶されるとともに、当該受信済相手先FAX番号に関連して送信元ファクシミリ装置の能力がRAMに記憶される(ステップ107)。
【0077】検出されたコーラIDがRAM内の受信済相手先FAX番号のいずれかと一致した場合には、送信側ファクシミリ装置の送信モードが通常手順による送信モードであるか短縮手順による送信モードかが判別される(ステップ108)。
【0078】送信側ファクシミリ装置の送信モードが通常手順による送信モードである場合には、ステップ106に移行し、通常手順による受信処理が行なわれる。通常手順による受信処理が終了すると、上記ステップ104で検出されたコーラIDが受信済相手先FAX番号としてRAMに記憶されるとともに、当該受信済相手先FAX番号に関連して送信元ファクシミリ装置の能力がRAMに記憶される(ステップ107)。
【0079】上記ステップ108において、送信側ファクシミリ装置の送信モードが短縮手順による送信モードであると判別された場合には、上記ステップ104で検出されたコーラIDに対応する能力(当該送信元ファクシミリ装置の能力)に基づいて、通信モードが決定された後(ステップ109)、短縮手順による受信処理が行なわれる(ステップ110)。
【0080】図9は、短縮手順によるファクシミリ通信の伝送手順の一例を示している。図9において括弧付き番号は、シーケンス番号を示している。
【0081】送信側ファクシミリ装置から受信側ファクシミリ装置に対する発呼が行われるとともに(シーケンスNO.1)、短縮手順により通信を行なう旨を伝えるトーン信号( 第1制御信号) を受信側ファクシミリ装置に送信する(シーケンスNO.2)。
【0082】回線が接続され、受信側ファクシミリ装置が第1制御信号を受信すると、受信側ファクシミリ装置は、確認した旨を示すトーン信号( 第2制御信号) を送出する(シーケンスNO.3)。
【0083】送信側ファクシミリ装置は、第2制御信号を受信すると、ファクシミリメッセージを送る旨を表すトーン信号( 第3制御信号) を送出する(シーケンスNO.4)。この後、送信側ファクシミリ装置は、画像データ等のファクシミリメッセージを送出する(シーケンスNO.5)。
【0084】送信側ファクシミリ装置は、全てのファクシミリメッセージを送出すると、手順終了信号(EOP)を送出する(シーケンスNO.6)。受信側ファクシミリ装置は、手順終了信号(EOP)を受信すると、メッセージ確認信号(MCF)を送出する(シーケンスNO.7)。送信側ファクシミリ装置は、メッセージ確認信号(MCF)を受信すると、切断命令信号(DCN)を送出する(シーケンスNO.8)。
【0085】
【発明の効果】この発明によれば、受信者にとって不要な原稿ができるだけ受信されないようにすることができる。
【0086】この発明によれば、受信した相手先のFAX番号を通信結果レポートに含めることができるようになる。
【0087】この発明によれば、送信先を誤って原稿が送られてきた場合に、簡単な操作でその旨を送信元に通知できるようになる。
【0088】この発明によれば、親展通信機能と同様な機能を、自社のファクシミリ装置どうし間のみならず、自社以外のファクシミリ装置との通信においても実現できるようになる。
【0089】この発明によれば、特定の相手先から送られてきた原稿または特定の相手先以外の相手先から送られてきた原稿を、自動的にPCに転送することができるようになる。
【0090】この発明によれば、送信側ファクシミリ装置が受信側ファクシミリ装置に原稿を送付したいことを簡単に知らせることができ、これにより、受信側ファクシミリ装置が送信側ファクシミリ装置に対して、ポーリング通信機能を用いて原稿データを受信することができるようになる。
【0091】この発明によれば、簡略化手順で通信を行なう場合に、お互いの能力を考慮した通信モードで通信が行なえるようになる。




 

 


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