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発明の名称 プリントシステムおよびプリント方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−114772(P2003−114772A)
公開日 平成15年4月18日(2003.4.18)
出願番号 特願2001−310394(P2001−310394)
出願日 平成13年10月5日(2001.10.5)
代理人 【識別番号】100087701
【弁理士】
【氏名又は名称】稲岡 耕作 (外2名)
【テーマコード(参考)】
2C061
5B021
【Fターム(参考)】
2C061 CG15 HJ08 HN15 HP00 
5B021 AA02 BB00 BB04 CC05
発明者 堀畑 勝史
要約 課題
出張先の事業所や公共の場に設置された任意のプリンタを利用して、ノートパソコン等の携帯情報機器の有するデータをプリントアウトできるシステムが望まれていた。

解決手段
プリンタ1に携帯情報機器3と通信を行うための双方向近距離無線手段と、プリンタ1のプリンタドライバを設ける。携帯情報機器3には、プリンタ1と通信を行うための双方向近距離無線手段を設ける。そして携帯情報機器3のデータをプリンタ1でプリントアウトしたい時には、プリンタ1と携帯情報機器3とを双方向近距離無線手段を用いて接続し、まず、プリンタ1に記憶されたプリンタドライバを携帯情報機器3へ送り、携帯情報機器3では、そのプリンタドライバを用いてプリントアウトするデータをプリンタ1へ送信する。これにより、携帯情報機器3は任意のプリンタ1を用いてデータのプリントアウトができる。
特許請求の範囲
【請求項1】お互いにケーブルなどで接続されていないプリンタおよび携帯情報機器を有するプリントシステムであって、前記プリンタは、前記携帯情報機器と通信を行うための双方向近距離無線手段と、当該プリンタのプリンタドライバが格納された記憶手段とを有し、前記携帯情報機器は、前記プリンタと通信を行うための双方向近距離無線手段と、前記プリンタによりデータをプリントアウトしたい時であって、前記プリンタのプリンタドライバがないときに、前記双方向近距離無線手段を用いて、プリンタの記憶手段からプリンタドライバを取得し、続いてプリントアウトするデータをプリンタへ送信するプリントアウト制御手段とを有することを特徴とするプリントシステム。
【請求項2】前記プリントアウト制御手段は、プリントアウトするデータ送信が終了した後、前記取得したプリンタドライバを削除することを特徴とする、請求項1記載のプリントシステム。
【請求項3】公共の場に設置されたプリンタドライバが内蔵されたプリンタを利用するプリント方法であって、前記プリンタと携帯情報機器とが双方向近距離無線手段で通信を行えるようにし、携帯情報機器に前記プリンタのプリンタドライバがない時は、前記双方向近距離無線通信によってプリンタに内蔵されたプリンタドライバを携帯情報機器へ送って携帯情報機器にプリンタドライバをインストールし、インストールしたプリンタドライバを用いてプリントすべきデータを携帯情報機器から前記プリンタへ前記双方向近距離無線通信によって送信し、プリント完了後、携帯情報機器にインストールしたプリンタドライバをアンインストールし、前記プリント処理に関連して、プリントに要した費用をプリンタ管理者に支払うことを特徴とするプリント方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタおよび携帯情報機器を有するプリントシステムおよびそれを用いたプリント方法に関し、特に、公共の場に設置されており、誰でも使用可能なプリンタを用いて携帯用のノートパソコン等のデータをプリントアウトするためのシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】出張先などにノートパソコンを携帯して行った時、ノートパソコンに入っているデータをプリントアウトしたい時がある。出張先に設置されたプリンタを利用して、ノートパソコンのデータをプリントアウトしようとした時、設置されているプリンタのプリンタドライバがノートパソコンにインストールされていない場合には、そのプリンタを用いてデータのプリントアウトができない。
【0003】かかる不具合を解消するために、(A)新たにプリンタドライバをインストールする必要がなく、常にプリンタの処理能力に応じた印刷を可能とする技術(特開2001−166896号)、(B)ノートパソコンに複数種類のプリンタドライバをインストールしておき、接続するプリンタ装置に応じたプリンタドライバを自動選択する技術(特開平7−168682号)、(C)エミュレーション用のファームウェアを複数用意しておいて、プリンタに合わせて送信する技術(特開平8−123635号)等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記いずれの先行技術においても、出張先などで、そこに設置されたプリンタを使用して、ノートパソコンのデータを自由にプリントアウトすることができない場合がある。なぜなら、(A)の技術では、データのビットマップへの展開が必要で、そのためのメモリ容量不足が生じることがあり、しかも手間がかかる場合がある。また(B)の技術では、予めインストールしておいたプリンタドライバが出張先のプリンタに適合しない場合には対応することができない。さらに(C)の技術でも、ノートパソコンのメモリ容量の制限から、プリンタに合わせたファームウェアがない場合には対応することができない。
【0005】この発明は、上述の背景のもとに、従来技術の有する課題を解決するためになされたものである。この発明の目的は、任意のプリンタを利用して、ノートパソコン等の携帯情報機器の有するデータをプリントアウトすることのできるプリントシステムおよびプリント方法を提供することを目的とする。またこの発明は、公共の場に設置されたプリンタを利用して、プリンタが付属されていないノートパソコン等の携帯情報機器のデータをプリントアウトすることのできるプリントシステムおよびプリント方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項1記載の発明は、お互いにケーブルなどで接続されていないプリンタおよび携帯情報機器を有するプリントシステムであって、前記プリンタは、前記携帯情報機器と通信を行うための双方向近距離無線手段と、当該プリンタのプリンタドライバが格納された記憶手段とを有し、前記携帯情報機器は、前記プリンタと通信を行うための双方向近距離無線手段と、前記プリンタによりデータをプリントアウトしたい時であって、前記プリンタのプリンタドライバがないときに、前記双方向近距離無線手段を用いて、プリンタの記憶手段からプリンタドライバを取得し、続いてプリントアウトするデータをプリンタへ送信するプリントアウト制御手段とを有することを特徴とするプリントシステムである。
【0007】請求項2記載の発明は、前記プリントアウト制御手段は、プリントアウトするデータ送信が終了した後、前記取得したプリンタドライバを削除することを特徴とする、請求項1記載のプリントシステムである。請求項3記載の発明は、公共の場に設置されたプリンタドライバが内蔵されたプリンタを利用するプリント方法であって、前記プリンタと携帯情報機器とが双方向近距離無線手段で通信を行えるようにし、携帯情報機器に前記プリンタのプリンタドライバがない時は、前記双方向近距離無線通信によってプリンタに内蔵されたプリンタドライバを携帯情報機器へ送って携帯情報機器にプリンタドライバをインストールし、インストールしたプリンタドライバを用いてプリントすべきデータを携帯情報機器から前記プリンタへ前記双方向近距離無線通信によって送信し、プリント完了後、携帯情報機器にインストールしたプリンタドライバをアンインストールし、前記プリント処理に関連して、プリントに要した費用をプリンタ管理者に支払うことを特徴とするプリント方法である。
【0008】この発明によれば、プリンタと携帯情報機器(ノートパソコン、電子手帳、携帯電話機等)とが、双方向近距離無線手段(たとえばBluetooth (商標))で通信可能になっている。従って、プリンタと携帯情報機器とは、ケーブル等で接続することなく、お互いに通信を行うことができる。よって、プリンタおよび携帯情報機器に、接続ケーブル用のコネクタを設ける必要がない。特に、プリンタは、公共の場等に設置されている場合、不特定多数の人が利用することから、ケーブル接続用コネクタ等がある場合には、物的な破損事故が生じやすいが、無線技術を導入したので、かかる破損事故を未然に防止できる。
【0009】携帯情報機器がプリンタドライバを有さない場合、プリンタの記憶手段に格納されているプリンタドライバを取得することができる。この取得は、たとえば携帯情報機器からプリンタにプリンタドライバの送信をリクエストし、プリンタがそのリクエストに応じてドライバを携帯情報機器へ送信するという手順で行えばよい。近距離無線手段は、双方向通信が可能であるから、上記のやりとりを行える。
【0010】プリンタドライバを取得した携帯情報機器は、そのプリンタドライバを用いてプリントアウトしたいデータを、通常のプリントジョブとしてプリンタへ送信する。そしてプリント終了後にはプリンタからのジョブ終了通知を受信する。これらのやりとりも近距離無線手段により行う。そして好ましくは、プリント処理終了後は、携帯情報機器には上記プリンタのプリンタドライバは必要がないから、そのプリンタドライバをアンインストールする。これにより携帯情報機は、使用可能なメモリ領域をより多く保持した状態になり、不必要なプリンタドライバが累積されていくことはない。
【0011】また、プリンタが公共の場、たとえばコンビニ、ホテル、駅などに設置され、その使用に伴い使用料が必要なものの場合は、上記のプリント処理に関連して、プリンタ管理者に対して料金を支払うようにすればよい。料金は、プリント用紙のサイズ、プリント枚数その他により定めればよい。この発明によれば、プリンタが内蔵されていない携帯情報機器、特にソフトウェアとしてのプリンタドライバも内蔵されていない携帯情報機器のデータを、公共の場や取引先等に設置されたプリンタを利用してプリントアウトすることができる、利便性の高いプリントシステムおよびプリント方法を提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明をする。図1は、この発明の一実施形態に係るプリントシステムの特徴を説明するための図解図である。このシステムに含まれるプリンタには、プリンタドライバのファイルが格納されている。このプリンタを使用しようとするたとえばノートパソコンは、その使用に先立ち、プリンタと双方向近距離無線技術(たとえばBluetooth (商標))を利用して通信を行い、プリンタに格納されているプリンタドライバのファイルを自己の装置にインストールする。これにより、ノートパソコンは、プリンタを使用可能になる。
【0013】この手順を行う際、ノートパソコンに図1で示す画面を表示させる。すなわち、プリンタのプリンタドライバファイルが見えるようにし、そのファイルをドラッグしてノートパソコン側にコピー転送する機能を利用することにより、容易にプリンタドライバをインストールすることができる。なお、プリント処理後は、ノートパソコンにインストールされたプリンタドライバは不要であるから、自動的にアンインストールされるようにするのが好ましい。
【0014】図2は、この発明の一実施形態に係るプリントシステムの構成を示すブロック図である。このシステムでは、プリンタ1には通信モジュール2が備えられており、当該通信モジュール2内にはファームウェアとしてプリンタドライバが内蔵されている。通信モジュールとしては双方向近距離無線通信の行えるもの、たとえばBluetooth (商標)が好ましい。また、プリンタドライバは、通信モジュール2内ではなく、プリンタ内のメモリに格納されていてもよい。
【0015】ノートパソコン3には、プリンタの通信モジュール2と通信の可能な通信モジュール4が備えられている。そしてプリンタ1とノートパソコン3とは、通信モジュール2,4を介して双方向近距離無線通信が可能である。図3は、プリンタ1とノートパソコン3との間の無線通信処理の流れを示す図である。図3に示すように、まず、ノートパソコン3は、プリンタ1に対してプリンタ1の動作に適合するプリンタドライバをリクエストする。このリクエストに応じ、プリンタ1は通信モジュール2内にストアされているプリンタドライバのデータを転送する。それを受け取ったノートパソコン3では、プリンタドライバをインストールして、プリンタ1を利用することができる状態となる。
【0016】そして無線通信によりノートパソコン3からプリンタ1に対して通常のプリントジョブが送られ、プリンタ1はそのジョブに従ってプリント動作を行う。またプリンタ1ではジョブの終了通知をノートパソコン3に送り、それに応じてノートパソコン3ではプリンタドライバをアンインストールする。図4は、公共の場、たとえばコンビニに設置されたプリンタを用いたプリントサービスの手順を、図2に示すシステムで行う場合のフローチャートである。
【0017】図4の流れに従って説明する。まず、ノートパソコン3の所有者はプリンタ1にノートパソコン3を近づけ、通信モジュール4,2を用いて双方向近距離無線通信によりノートパソコン3とプリンタ1とを無線接続する(ステップS1)。この状態で、プリンタ1からノートパソコン3に対してサービスを受けるかの問い合わせが行われ(ステップS2)、ノートパソコン3の所有者はサービスを受ける旨の信号をノートパソコン3からプリンタ1へ与える。
【0018】すると、プリンタ1からノートパソコン3に対して料金および支払の説明等がなされ(ステップS3)、その内容で納得であれば、ノートパソコン3の所有者は、ノートパソコン3から了解した旨の信号をプリンタ1へ与える(ステップS4)。その後、ノートパソコン3はプリンタ1に対してプリンタドライバの転送を要求し、それに応じてプリンタ1からプリンタドライバがノートパソコン3へ送られ、ノートパソコン3にプリンタドライバがインストールされる(ステップS5)。
【0019】そしてインストールされたプリンタドライバを用いて、印刷データがプリンタ1へ送信され(ステップS6)、プリンタ1ではその送られてきたデータをプリントアウトする。さらに印刷を行う場合には、ステップS6の動作が繰返される(ステップS6→S7→S6)。そして印刷終了時には、ノートパソコン3にインストールされたプリンタドライバがアンインストールされ(ステップS8)、プリント料金がノートパソコン3に送られて表示される(ステップS9)。この時同時に、プリンタ1側でも、プリント料金が表示されるのが好ましい。
【0020】その後無線接続が切断される(ステップS10)。料金の支払は、たとえば、プリンタ1において、プリントアウトされた用紙の排出ボックスに鍵がかかっていて、その鍵をプリンタ1の管理者が料金支払を条件に開く等のやり方が考えられる。プリンタ管理者は、プリンタ1に表示されているプリント料金を確認し、その料金をノートパソコン3の所有者から受け取った後、プリントアウトされた用紙をノートパソコン3の所有者に渡すようにすることができる。
【0021】あるいは、ノートパソコン3とプリンタ1との無線接続中に、ノートパソコンの識別番号(IDコード)等をプリンタ1が受信して、その識別番号に基づき、ノートパソコンの所有者の銀行口座等から利用料金を自動的に引き落とすような構成にしてもよい。この実施例では、或るプリンタ1を利用してプリントを行った後、ノートパソコン3にインストールされているプリンタドライバが自動的に削除(アンインストール)される構成であるから、ノートパソコン3の中に不要になったプリンタドライバが累積されることがない。従ってノートパソコン3は、不要なプリンタドライバのためにメモリ領域が占領されたり、動作が遅くなったりすることがない。
【0022】上述の説明では、携帯情報機器がノートパソコンであるとして説明したが、ノートパソコン以外に、電子手帳、携帯電話機その他の携帯情報機器であっても、この発明によれば、任意のプリンタを利用して携帯情報機器に記憶されたデータを自由にプリントアウトすることができる。この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。




 

 


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