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発明の名称 画像形成装置の管理システム、画像形成装置、ホストコンピュータ、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−67166(P2003−67166A)
公開日 平成15年3月7日(2003.3.7)
出願番号 特願2001−256934(P2001−256934)
出願日 平成13年8月27日(2001.8.27)
代理人 【識別番号】100107397
【弁理士】
【氏名又は名称】勝又 弘好
【テーマコード(参考)】
2C061
2H027
5B021
5C062
【Fターム(参考)】
2C061 AP01 AP03 AP04 HH01 HH03 HJ08 HV02 HV35 
2H027 EE07 EJ13 EK03 HA04 HA10 ZA07
5B021 AA19 BB04 BB10 EE04 NN17
5C062 AA05 AA12 AA13 AA29 AA37 AB38 AC41 AC42 AC43 AC55 AC58 AF02 BA04 BB03
発明者 柳楽 二郎 / 脇海道 高宏 / 正井 克典
要約 課題
複写機の故障状態を迅速且つ正確にサービスマンに伝達できるようにする。

解決手段
複写機1の故障が故障診断手段5によって検出されると、その検出結果に対応する故障データが記憶手段11から読み出され、その故障データがメール機能部でメール形式に変更される。そして、このメール形式の故障データに、記憶手段11から読み出された故障管理用ホストコンピュータ4のメールアドレスとサービスマンのPHS9のメールアドレスが添付されて送信データが作成され、その送信データがPHS通信手段2でメールサーバー19に送信される。サービスマンは、メールサーバー19からのメール着信信号に基づき、メールサーバー19にアクセスし、メールサーバー19からメール形式の故障データを取り寄せ、故障データの内容を見ることができる。
特許請求の範囲
【請求項1】 画像形成装置の通信手段,ホストコンピュータの通信手段及びサービスマンの無線電話がメールサーバーを介してメールの送受信ができるように構成された画像形成装置の管理システムであって、前記画像形成装置は、故障を検出する故障診断手段と、この故障診断手段と前記通信手段の作動を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記故障診断手段が故障を検出すると、その検出結果に対応する故障データを記憶手段から読み出し、その読み出した故障データをメール機能部でメール形式に変更し、このメール形式の故障データに記憶手段から読み出したホストコンピュータ及びサービスマンの無線電話のアドレスを添付して送信データを作成し、この送信データを前記画像形成装置の通信手段でメールサーバーに送信することを特徴とする画像形成装置の管理システム。
【請求項2】 画像形成装置とホストコンピュータが通信手段を介して各種データを送受信できるように構成され、前記ホストコンピュータとサービスマンの無線電話がメールサーバーを介してメールの送受信ができるように構成された画像形成装置の管理システムであって、前記画像形成装置の制御手段は、故障診断手段が故障を検出すると、この故障診断手段で検出した故障内容を示すデータを記憶手段から読み出し、その読み出したデータを前記通信手段で前記ホストコンピュータに送信し、前記ホストコンピュータは、前記画像形成装置側から送信された前記データを受信すると、その受信データをメール機能部でメール形式に変更し、記憶手段からサービスマンの無線電話のアドレスを読み出して、その読み出したアドレスを前記メール形式のデータに添付して送信データを構成し、その送信データをメールサーバーに送信することを特徴とする画像形成装置の管理システム。
【請求項3】 各種データを送受信する通信手段と、故障を検出する故障診断手段と、これら通信手段や故障診断手段の作動を制御する制御手段と、を備えた画像形成装置であって、前記制御手段は、前記故障診断手段が故障を検出すると、その検出結果に対応する故障データを記憶手段から読み出し、その読み出した故障データをメール機能部でメール形式に変更し、このメール形式の故障データに前記記憶手段から読み出したホストコンピュータ及びサービスマンの無線電話のアドレスを添付して送信データを作成し、この送信データを前記通信手段でメールサーバーに送信することを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】 各種データを送受信する通信手段や故障を検出する故障診断手段の作動制御をする画像形成装置の制御手段に、前記故障診断手段が故障を検出すると、その検出結果に対応する故障データを記憶手段から読み出すステップと、その読み出した故障データをメール機能部でメール形式に変更するステップと、このメール形式の故障データに前記記憶手段から読み出したホストコンピュータ及びサービスマンの無線電話のアドレスを添付して送信データを作成するステップと、この送信データを前記通信手段でメールサーバーに送信するステップと、を実行させるためのプログラム。
【請求項5】 各種データを送受信する通信手段や故障を検出する故障診断手段の作動制御をする画像形成装置の制御手段に、前記故障診断手段が故障を検出すると、その検出結果に対応する故障データを記憶手段から読み出すステップと、その読み出した故障データをメール機能部でメール形式に変更するステップと、このメール形式の故障データに前記記憶手段から読み出したホストコンピュータ及びサービスマンの無線電話のアドレスを添付して送信データを作成するステップと、この送信データを前記通信手段でメールサーバーに送信するステップと、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項6】 画像形成装置と通信手段を介して各種データを送受信できるように構成され、サービスマンの無線電話とメールサーバーを介してメールの送受信ができるように構成されたホストコンピュータであって、前記画像形成装置から送信された故障データを受信すると、その受信した故障データをメール機能部でメール形式の故障データに変更し、このメール形式の故障データに記憶手段から読み出したサービスマンの無線電話のアドレスを添付して送信データを作成し、その送信データをメールサーバーに送信することを特徴とするホストコンピュータ。
【請求項7】 画像形成装置と通信手段を介して各種データを送受信できるように構成され、サービスマンの無線電話とメールサーバーを介してメールの送受信ができるように構成されたホストコンピュータに、前記画像形成装置から送信された故障データを受信すると、その受信した故障データをメール機能部でメール形式の故障データに変更するステップと、このメール形式の故障データに記憶手段から読み出したサービスマンの無線電話のアドレスを添付して送信データを作成するステップと、その送信データをメールサーバーに送信するステップと、を実行させるためのプログラム。
【請求項8】 画像形成装置と通信手段を介して各種データを送受信できるように構成され、サービスマンの無線電話とメールサーバーを介してメールの送受信ができるように構成されたホストコンピュータに、前記画像形成装置から送信された故障データを受信すると、その受信した故障データをメール機能部でメール形式の故障データに変更するステップと、このメール形式の故障データに記憶手段から読み出したサービスマンの無線電話のアドレスを添付して送信データを作成するステップと、その送信データをメールサーバーに送信するステップと、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機,プリンタ,ファクシミリ,印刷機等の画像形成装置、この画像形成装置の検針や故障管理を遠隔地のコンピュータで行う画像形成装置の管理システム、この画像形成装置の管理システムを構成するホストコンピュータ、これら画像形成装置,ホストコンピュータの制御用のプログラム、及びそのようなプログラムを記録したフロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,MOディスク,CDROM等の記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像形成装置とその画像形成装置のメンテナンス等を担当する営業所のホストコンピュータ(検針用ホストコンピュータ)とを電話回線で接続し、画像形成装置から送信されるカウント情報などのデータを検針用ホストコンピュータで受け取り、その受信データを検針用ホストコンピュータ側で解析表示する画像形成装置の管理システムが知られている。
【0003】この従来の画像形成装置の管理システムにおいては、画像形成装置が故障すると、その故障通知が画像形成装置側からサービスセンターのホストコンピュータ側へ自動的に送信され、その故障通知がホストコンピュータ側の故障管理リストに記録されると共に、モニタに表示され、ホストコンピュータのオペレータが画像形成装置の故障状態を把握できるようになっている。そして、ホストコンピュータのオペレータが、修理担当のサービスマンに画像形成装置の故障状態を知らせると共に、その修理担当のサービスマンに故障した画像形成装置の修理を依頼するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従来の画像形成装置の管理システムにおいて、修理担当のサービスマンへの故障通報及び修理依頼は、ホストコンピュータのオペレータ(人手)によって行われているため、通報を忘れたり、故障状態を正確に伝えることができない場合があった。
【0005】そこで、本発明は、画像形成装置の故障を迅速且つ正確に伝えるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、画像形成装置の通信手段,ホストコンピュータの通信手段及びサービスマンの無線電話がメールサーバーを介してメールの送受信ができるように構成された画像形成装置の管理システムに関するものである。そして、前記画像形成装置は、故障を検出する故障診断手段と、この故障診断手段と前記通信手段の作動を制御する制御手段と、を備えている。このうち、前記制御手段は、前記故障診断手段が故障を検出すると、その検出結果に対応する故障データを記憶手段から読み出し、その読み出した故障データをメール機能部でメール形式に変更し、このメール形式の故障データに記憶手段から読み出したホストコンピュータ及びサービスマンの無線電話のアドレスを添付して送信データを作成し、この送信データを前記画像形成装置の通信手段でメールサーバーに送信するようになっている。
【0007】請求項2の発明は、画像形成装置とホストコンピュータが通信手段を介して各種データを送受信できるように構成され、前記ホストコンピュータとサービスマンの無線電話がメールサーバーを介してメールの送受信ができるように構成された画像形成装置の管理システムに関するものである。そして、前記画像形成装置の制御手段は、故障診断手段が故障を検出すると、この故障診断手段で検出した故障内容を示すデータを記憶手段から読み出し、その読み出したデータを前記通信手段で前記ホストコンピュータに送信するようになっている。また、前記ホストコンピュータは、前記画像形成装置側から送信された前記データを受信すると、その受信データをメール機能部でメール形式に変更し、記憶手段からサービスマンの無線電話のアドレスを読み出して、その読み出したアドレスを前記メール形式のデータに添付して送信データを構成し、その送信データをメールサーバーに送信するようになっている。
【0008】請求項3の発明は、各種データを送受信する通信手段と、故障を検出する故障診断手段と、これら通信手段や故障診断手段の作動を制御する制御手段と、を備えた画像形成装置に関するものである。そして、この画像形成装置の前記制御手段は、前記故障診断手段が故障を検出すると、その検出結果に対応する故障データを記憶手段から読み出し、その読み出した故障データをメール機能部でメール形式に変更し、このメール形式の故障データに前記記憶手段から読み出したホストコンピュータ及びサービスマンの無線電話のアドレスを添付して送信データを作成し、この送信データを前記通信手段でメールサーバーに送信するようになっている。
【0009】請求項4の発明は、各種データを送受信する通信手段や故障を検出する故障診断手段の作動制御をする画像形成装置の制御手段に、以下のような各ステップを実行させるプログラムに関するものである。すなわち、本発明は、前記故障診断手段が故障を検出すると、その検出結果に対応する故障データを記憶手段から読み出すステップと、その読み出した故障データをメール機能部でメール形式に変更するステップと、このメール形式の故障データに前記記憶手段から読み出したホストコンピュータ及びサービスマンの無線電話のアドレスを添付して送信データを作成するステップと、この送信データを前記通信手段でメールサーバーに送信するステップと、を画像形成装置の制御手段に実行させるためのプログラムに関するものである。
【0010】請求項5の発明は、各種データを送受信する通信手段や故障を検出する故障診断手段の作動制御をする画像形成装置の制御手段に、以下のような各ステップを実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。すなわち、本発明は、前記故障診断手段が故障を検出すると、その検出結果に対応する故障データを記憶手段から読み出すステップと、その読み出した故障データをメール機能部でメール形式に変更するステップと、このメール形式の故障データに前記記憶手段から読み出したホストコンピュータ及びサービスマンの無線電話のアドレスを添付して送信データを作成するステップと、この送信データを前記通信手段でメールサーバーに送信するステップと、を画像形成装置の制御手段に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0011】請求項6の発明は、画像形成装置と通信手段を介して各種データを送受信できるように構成され、サービスマンの無線電話とメールサーバーを介してメールの送受信ができるように構成されたホストコンピュータに関するものである。そして、この発明のホストコンピュータは、前記画像形成装置から送信された故障データを受信すると、その受信した故障データをメール機能部でメール形式の故障データに変更し、このメール形式の故障データに記憶手段から読み出したサービスマンの無線電話のアドレスを添付して送信データを作成し、その送信データをメールサーバーに送信するようになっている。
【0012】請求項7の発明は、画像形成装置と通信手段を介して各種データを送受信できるように構成され、サービスマンの無線電話とメールサーバーを介してメールの送受信ができるように構成されたホストコンピュータに、以下のような各ステップを実行させるためのプログラムに関するものである。すなわち、本発明は、前記画像形成装置から送信された故障データを受信すると、その受信した故障データをメール機能部でメール形式の故障データに変更するステップと、このメール形式の故障データに記憶手段から読み出したサービスマンの無線電話のアドレスを添付して送信データを作成するステップと、その送信データをメールサーバーに送信するステップと、をホストコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
【0013】請求項8の発明は、画像形成装置と通信手段を介して各種データを送受信できるように構成され、サービスマンの無線電話とメールサーバーを介してメールの送受信ができるように構成されたホストコンピュータに、以下のような各ステップを実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。すなわち、本発明は、前記画像形成装置から送信された故障データを受信すると、その受信した故障データをメール機能部でメール形式の故障データに変更するステップと、このメール形式の故障データに記憶手段から読み出したサービスマンの無線電話のアドレスを添付して送信データを作成するステップと、その送信データをメールサーバーに送信するステップと、をホストコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。
【0015】[第1の実施の形態]図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の管理システムの概略構成を示すものである。
【0016】この図1に示すように、画像形成装置としての複写機1は、内蔵するPHS通信手段2により営業所のホストコンピュータ(サービスセンターのホストコンピュータと区別するため、検針用ホストコンピュータと称する)3とサービスセンターのホストコンピュータ(営業所のホストコンピュータと区別するため、故障管理用ホストコンピュータと称する)4に対して送受信できるようになっている。なお、検針用ホストコンピュータ3と故障管理用ホストコンピュータ4は、それぞれターミナルアダプタ(TA)を介してISDN回線に接続されており、複写機1側のPHS網に接続されるようになっている。また、検針や修理を担当する各営業所A,Bの検針用ホストコンピュータ3,3に接続される複数の複写機1,1は、各営業所を統括管理するサービスセンターの故障管理用ホストコンピュータ4に接続されるようになっている。また、各営業所A,BのサービスマンのPHS9は、メール機能を備えており、複写機1,サービスマンが所属する営業所の検針用ホストコンピュータ3やサービスセンターの故障管理用ホストコンピュータ4に接続されるようになっている。そして、複写機1,検針用ホストコンピュータ2,故障管理用ホストコンピュータ4及びサービスマンのPHS9は、メールサーバー19を介してメールの送受信ができるようになっている。
【0017】図2は、画像形成装置の管理システムを構成する複写機,検針用ホストコンピュータ及び故障管理用ホストコンピュータの各制御ブロック図を示すものである。
【0018】複写機1は、原稿を読み取るための露光手段と、この露光手段によって読み取った画像をトナー像にするための感光体や現像器等からなる画像形成手段と、この画像形成手段によって形成されたトナー像を転写紙に転写するための転写域に配置された転写手段と、その転写域に転写紙を供給する給紙手段と、転写紙に転写されたトナー像を加熱・加圧して転写紙に定着させる定着手段と、を備えている。また、複写機1は、この図2に示すように、複写機1の各部の故障やジャム(紙詰まり)等を検知するための各種センサを有する故障診断手段5と、複写機本体の上部に配置された操作パネルのキーボード,タッチパネル,操作ボタン等の入力手段6と、複写機の作動に関わる各種データや機能選択画面等を表示する液晶表示装置等の表示手段(第1の表示手段)7と、検針用ホストコンピュータ3や故障管理用ホストコンピュータ4とのデータの送受信を可能にするPHS通信手段2と、これらPHS通信手段2や故障診断手段5等を作動制御する制御手段8と、を備えている。
【0019】制御手段8は、制御プログラムにしたがって演算処理を実行するCPU10、制御プログラム等を格納するROMや演算結果等を格納する読み書き可能なRAMからなる記憶手段11、メールの送受信を可能にするメール機能部M1、及び入出力インターフェース(図示せず)を備えたマイクロコンピュータによって構成されている。なお、複写機本体内にハードディスク等の外部記憶装置が設置されている場合には、その外部記憶装置にも制御手段8が接続されている。ここで、記憶手段11には、通信先アドレス(例えば、検針用ホストコンピュータ3、故障管理用ホストコンピュータ4及びサービスマンのPHS9のアドレス)や故障データが記憶されている。また、メール機能部M1は、記憶手段から読み出した故障データをメール形式に変更するようになっている。
【0020】検針用ホストコンピュータ3は、複写機1の検針やメンテナンス等のサービスを提供する営業所に設置されており、制御プログラムにしたがって演算処理を実行するCPU12と、制御プログラム等を格納するROMや演算結果等を格納する読み書き可能なRAMからなる記憶手段13と、メールの送受信を可能にするメール機能部M2と、図示しない入出力インターフェースとを備えている。そして、この検針用ホストコンピュータ3は、ハードディスク等の外部記憶装置14と、入力用のキーボードや操作ボタン等の入力手段15と、複写機1とのデータの送受信を可能にする通信手段16と、CRTや液晶表示装置等の表示手段17とに図示しない入出力インターフェースを介して接続されている。
【0021】故障管理用ホストコンピュータ4は、複数の営業所を統括するサービスセンターに設置されている。なお、サービスセンターは、各複写機1,1の故障(例えば、帯電器の電圧異常等のトラブルであって、ユーザーが簡単に解決できないようなトラブル)の通報を一括して受信し、故障が発生した複写機1を担当する営業所に修理のためのサービスマンの派遣を指示するようになっている。
【0022】この故障管理用ホストコンピュータ4は、制御プログラムにしたがって演算処理を実行するCPU18と、制御プログラム等を格納するROMや演算結果等を格納する読み書き可能なRAMからなる記憶手段20と、メールの送受信を可能にするメール機能部M3と、図示しない入出力インターフェースを備えている。そして、この故障管理用ホストコンピュータ4は、ハードディスク等の外部記憶装置22と、入力用のキーボード(入力手段)23と、複写機とのデータの送受信を可能にする通信手段24と、CRTや液晶表示装置等の表示手段(第2の表示手段)25とに図示しない入出力インターフェースを介して接続されている。
【0023】以上のように構成された画像形成装置の管理システムの故障検出時の動作を、図3のフローチャート図を参照して説明する。なお、図3は、複写機1の故障検出時の動作を示すフローチャート図である。
【0024】複写機1の電源が投入されると、制御手段8が故障診断手段5を作動させて、複写機1の故障の有無を検出する(ステップS1)。
【0025】故障診断手段5が故障を検知すると、制御手段8は、故障に応じた故障検出データを記憶手段11から読み出す(ステップS2)。なお、この場合、制御手段8は、サービスマンによる修理が完了するまで複写動作を停止させる。
【0026】次いで、制御手段8は、記憶手段11から読み出した故障データをメール機能部M1でメール形式に変更する(ステップS3)。そして、制御手段8は、記憶手段11から読み出した故障管理用ホストコンピュータ4のメールアドレス及びサービスマンのPHS9のメールアドレスをメール形式の故障データに添付して送信データを作成する(ステップS4)。
【0027】次いで、制御手段8は、その送信データをPHS通信手段2でメールサーバー19に送信する(ステップS5)。そして、この送信データがメールサーバー19に蓄積されると、メールサーバー19は、各送信先アドレスに基づき、故障管理用ホストコンピュータ4及びサービスマンのPHSにメールが届いていることを知らせる信号を発する。
【0028】故障管理用ホストコンピュータ4のオペレータは、メールサーバー19からの信号に基づき、メールサーバー19にアクセスして、メールサーバー19に蓄積された複写機1からのメール形式の故障データを故障管理用ホストコンピュータ4に受け取る。また、PHSを所持するサービスマンは、メールサーバー19からの信号に基づき、メールサーバー19にアクセスして、メールサーバー19に蓄積された複写機1からのメール形式の故障データをPHS9に受け取る。したがって、故障した複写機1の修理を担当するサービスマンには、サービスセンターへの故障通報と同時に、複写機1の故障データがメールという形式によって伝達されることになる。しかも、サービスマンに伝達される複写機1の故障データは、複写機1から直接発信されたものであり、サービスセンターのオペレータを介して伝達されるものでないから、正確なものである。なお、メールは、電子メールとボイスメールのいずれでもよい。そして、電子メールは、故障管理用ホストコンピュータ4に接続された表示手段25やPHS9の表示部等に表示され、ボイスメールは、故障管理用ホストコンピュータ4のスピーカやPHS9のスピーカで聞くことになる。
【0029】以上のように、本実施の形態によれば、複写機1の故障データは、サービスセンターの故障管理用ホストコンピュータ4及びサービスマンのPHS9に向けてメール形式で発信される。そのため、故障した複写機1の修理を担当するサービスマンは、複写機1の故障データを迅速に知ることができる。また、サービスマンがメールサーバー19から受け取る故障データは、複写機1から直接発信されたメール形式の故障データであって、サービスセンターのオペレータを介して送信されたものでないため、複写機1の故障状態を正確に表現したものである。そのため、サービスマンは、複写機1の故障状態を正確に把握でき、迅速且つ的確な修理作業を行うことが可能になる。
【0030】また、本実施の形態に係る画像形成装置の管理システムは、複写機1の通信手段としてPHS通信手段2を採用しているため、複写機1に電話線を接続する必要がなくなり、複写機1の設置場所の自由度が増すと共に、FAX機能を備えていない複写機1にも広く適用することが可能になる。
【0031】[第2の実施の形態]図4は、本発明の第2の実施の形態を示すものであり、複写機1において故障が検出された場合の故障管理用ホストコンピュータの動作を説明するフローチャート図である。
【0032】複写機1において、制御手段8は、故障診断手段5が故障を検出すると、その検出結果に対応する故障データを記憶手段11から読み出し、その読み出した故障データをPHS通信手段2で故障管理用ホストコンピュータ4に送信するようになっている(図1及び図2参照)。
【0033】故障管理用ホストコンピュータ4は、図1,図2及び図4に示すように、複写機1側から送信された故障データを受信すると(ステップS11)、その受信した故障データをメール機能部M3でメール形式に変更し(ステップS12)、そのメール形式の故障データに記憶手段20から読み出したサービスマンのPHS9のメールアドレスを添付して送信データを作成する(ステップS13)。そして、故障管理用ホストコンピュータ4は、その送信データを通信手段24でメールサーバー19に送信する(ステップS14)。
【0034】この故障管理用ホストコンピュータ4からの送信データがメールサーバー19に蓄積されると、メールサーバー19からサービスマンのPHS9にメールの着信を知らせる信号が発信される。
【0035】サービスマンは、PHS9にメール着信を知らせる信号が入ると、メールサーバー19にアクセスして、故障管理用ホストコンピュータ4から送信されたメール形式の故障データを受け取り、複写機1の故障状態を知ることができる。
【0036】このような構成の本実施の形態は、サービスセンターのオペレータからサービスマンに複写機1の故障状態を電話で知らせる従来例に比較し、複写機1の故障状態を迅速且つ正確にサービスマンに知らせることができる。
【0037】また、本実施の形態によれば、何等かの理由により、複写機1にメール機能部M1を設置できない場合に、故障管理用ホストコンピュータ4側にのみメール機能部M3を設置するだけで第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0038】(本発明のその他の変形例)なお、上述の実施の形態は、画像形成装置として複写機1を例示し、画像形成装置の管理システムを説明したが、これに限られず、画像形成装置として、ファクシミリ、ページプリンタ、これらの複合機、印刷機等に広く適用することができる。
【0039】また、上述の実施の形態において、サービスマンのPHS9に代えて、メール機能を備えた携帯電話を使用するようにしてもよい。
【0040】また、上述の実施の形態において、検針用ホストコンピュータ3にもメール機能部M2を設置し、複写機1,故障管理用ホストコンピュータ4,検針用ホストコンピュータ3及びサービスマンのPHS9との間でメール形式のデータの送受信ができるように構成してもよい(図2参照)
【0041】また、上述の実施の形態はサービスセンターと営業所が別々の場合を例示したが、サービスセンターが営業所を兼ねているような場合には、サービスセンターのホストコンピュータが故障管理用及び検針用のホストコンピュータとなる。
【0042】また、上述の実施の形態において、複写機1の通信手段としてPHS通信手段を例示したが、これに限られず、携帯電話機能を応用した通信手段を使用してもよく、また、複写機に電話回線を接続することができる場合には、一般の電話回線を利用した有線の通信手段を使用してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明は、画像形成装置の故障データがメール形式でサービスマンの無線電話に送信されるか、又は画像形成装置の故障データがホストコンピュータでメール形式に変更されてサービスマンの無線電話に送信されるようになっているため、画像形成装置の故障状態をサービスセンターのオペレータを介してサービスマンに伝達する従来例に比較して、画像形成装置の故障状態を迅速且つ正確にサービスマンに伝えることが可能になる。したがって、サービスマンによる画像形成装置の故障修理が迅速且つ的確に行われることになる。




 

 


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