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発明の名称 携帯通信端末
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−264611(P2003−264611A)
公開日 平成15年9月19日(2003.9.19)
出願番号 特願2002−66228(P2002−66228)
出願日 平成14年3月12日(2002.3.12)
代理人 【識別番号】100085235
【弁理士】
【氏名又は名称】松浦 兼行
【テーマコード(参考)】
5K027
5K067
【Fターム(参考)】
5K027 AA11 BB01 EE15 FF03 FF21 HH26 
5K067 AA21 BB04 DD13 EE02 FF28 FF31
発明者 祐川 正純
要約 課題
バイブレータの振動により着信を報知する携帯電話端末では、胸のポケットなどに携帯電話端末を入れていると、突然の着信により驚かされることがある。

解決手段
着信時はレギュレータ10はレギュレータ制御信号dに基づきオンに制御される。バイブレータ制御部11は、レギュレータ10からのレギュレータ出力信号(電源電圧)bを、制御部3からのバイブレータ制御信号aに応じてレベルが変化する駆動電圧cを発生する。バイブレータ制御信号aは、キー操作部6により指定された振動強さに応じた信号を出力する。バイブレータ12は、バイブレータ制御部11からの駆動電圧cのレベルに応じた強さで着信時に振動して着信を報知する。これにより、バイブレータ12は、バイブレータ制御信号aによってその振動の強さが制御される。
特許請求の範囲
【請求項1】 着信時にバイブレータを振動させて着信を報知する携帯通信端末において、前記バイブレータの互いに異なる複数の振動強さのうち、任意の一の振動強さを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された振動強さで前記バイブレータを振動させる振動制御手段とを有することを特徴とする携帯通信端末。
【請求項2】 着信時にバイブレータを振動させて着信を報知する携帯通信端末において、前記バイブレータの互いに異なる複数の振動強さのうち、任意の一の振動強さ又は前記複数の振動強さの段階的変化を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された振動強さ又は前記段階的変化で前記バイブレータを振動させる振動制御手段とを有することを特徴とする携帯通信端末。
【請求項3】 前記バイブレータは、入力されたバイブレータ駆動信号のレベルに応じた強さで振動する構成であり、前記振動制御手段は、前記選択手段により選択された振動強さ又は前記段階的変化に対応したレベルの前記バイブレータ駆動信号を発生する手段であることを特徴とする請求項2記載の携帯通信端末。
【請求項4】 着信時に、バイブレータ駆動信号のレベルに応じた強さでバイブレータを振動させて着信を報知する携帯通信端末であって、着信時に信号を出力するレギュレータと、前記バイブレータの振動強さとして予め用意した、互いに異なる複数の振動強さのうち、任意の一の振動強さを選択する選択手段と、前記レギュレータの出力信号を入力として受け、該レギュレータの出力信号を、前記選択手段により選択された振動強さに応じたレベルに制御して、前記バイブレータ駆動信号として前記バイブレータへ出力するバイブレータ制御手段とを有することを特徴とする携帯通信端末。
【請求項5】 着信時に、バイブレータ駆動信号のレベルに応じた強さでバイブレータを振動させて着信を報知する携帯通信端末であって、着信時に信号を出力するレギュレータと、前記バイブレータの振動強さとして予め用意した、互いに異なる複数の振動強さのうち、任意の一の振動強さ又は前記複数の振動強さの段階的変化を選択する選択手段と、前記レギュレータの出力信号を入力として受け、該レギュレータの出力信号を、前記選択手段により選択された振動強さ又は前記段階的変化に応じたレベルに制御して、前記バイブレータ駆動信号として前記バイブレータへ出力するバイブレータ制御手段とを有することを特徴とする携帯通信端末。
【請求項6】 前記バイブレータ制御手段は、前記レギュレータから前記バイブレータへ供給されるバイブレータ駆動信号伝送路に直列に設けられた複数個の抵抗器と、該複数個の抵抗器のそれぞれに並列に接続され、前記バイブレータ制御手段からの制御信号に応じて互いに独立してオン又はオフに制御される複数個のスイッチ手段とよりなり、前記レギュレータの出力信号に対して前記複数個のスイッチ手段のオンとオフの組み合わせに応じた一又は二以上の抵抗器による電圧降下を生じさせて、前記選択手段により選択された振動強さ又は前記段階的変化のレベルの前記バイブレータ駆動信号を出力することを特徴とする請求項4又は5記載の携帯通信端末。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯通信端末に係り、特に着信報知手段としてバイブレータを有する携帯電話端末等の携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】PDC(Personal Digital Cellular)やPHS(Personal Handyphone System)などの携帯電話端末では、一般的にはスピーカからの音により着信を報知しているが、受講中、観劇中、乗車中、会議中など周囲の人間に着信音が迷惑になる環境下では、無音により着信を報知するために、バイブレータの振動により着信を報知することが従来より広く行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のバイブレータの振動により着信を報知する方法は、静かな場所等で無音にて着信を報知する方法として極めて有効である反面、胸のポケットなどに携帯電話端末を入れていると、突然の着信により驚かされることがあるという問題がある。また、従来の携帯電話端末ではバイブレータの振動の強さは、様々な使用環境を考慮してある程度大きな値に設定されているため、着信時のバイブレータ駆動に比較的大きな電力を消費してしまい、バッテリの使用時間を短くしてしまうという問題もある。
【0004】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、突然の着信により驚かされること無くバイブレータの振動により着信を報知し得る携帯通信端末を提供することを目的とする。
【0005】また、本発明の他の目的は、バッテリを長寿命とし得る携帯通信端末を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明は着信時にバイブレータを振動させて着信を報知する携帯通信端末において、バイブレータの互いに異なる複数の振動強さのうち、任意の一の振動強さを選択する選択手段と、選択手段により選択された振動強さでバイブレータを振動させる振動制御手段とを有する構成としたものである。この発明では、着信時のバイブレータの振動強さを任意に設定することができる。
【0007】また、上記の目的を達成するため、本発明は着信時にバイブレータを振動させて着信を報知する携帯通信端末において、バイブレータの互いに異なる複数の振動強さのうち、任意の一の振動強さ又は複数の振動強さの段階的変化を選択する選択手段と、選択手段により選択された振動強さ又は段階的変化でバイブレータを振動させる振動制御手段とを有する構成としたものである。この発明では、着信時のバイブレータの振動を段階的に変化させることができるため、振動強さを小さな強さから漸次大きな強さとなるように変化させることができる。
【0008】また、上記の目的を達成するため、本発明は着信時に、バイブレータ駆動信号のレベルに応じた強さでバイブレータを振動させて着信を報知する携帯通信端末であって、着信時に信号を出力するレギュレータと、バイブレータの振動強さとして予め用意した、互いに異なる複数の振動強さのうち、任意の一の振動強さを選択する選択手段と、レギュレータの出力信号を入力として受け、レギュレータの出力信号を、選択手段により選択された振動強さに応じたレベルに制御して、バイブレータ駆動信号としてバイブレータへ出力するバイブレータ制御手段とを有する構成としたものである。この発明では、レギュレータの出力信号のレベルを制御することにより、バイブレータの振動強さを選択された振動強さに制御することができる。
【0009】ここで、上記のバイブレータ制御手段を、レギュレータの出力信号を入力として受け、レギュレータの出力信号を、選択手段により選択された振動強さ又は段階的変化に応じたレベルに制御して、バイブレータ駆動信号としてバイブレータへ出力する構成とした場合は、バイブレータの振動強さを段階的に変化させることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になる携帯通信端末の一実施の形態のブロック図を示す。本実施の形態は、携帯電話端末の例で、図示しない基地局との間で、アンテナ1を介して無線部2と無線通信を行う。無線部2は送信時は制御部3からの音声データ等の入力信号を所定の信号形態に変調し、受信時は受信した信号を復調する。制御部3はこの携帯電話端末を統括的に制御する。メモリ4は、制御部3の制御用プログラムや電話帳その他必要なデータの記憶を行う。
【0011】表示部5は制御部3の制御の下に、電話番号、メッセージその他各種の表示を行う。キー操作部6は電話番号や文字などの入力は勿論の事、本実施の形態では着信報知手段として、バイブレータ12を選択した場合にその動作モードも選択入力可能とされている。マイク7は、送話音声を音声信号に変換して制御部3に供給する。レシーバ8は、制御部3から供給される受信音声信号を電気−音響変換して、相手方の受話音声を発音する。スピーカ9は、制御部3から供給される着信用音声信号を電気−音響変換して、着信音を発音する。
【0012】レギュレータ10は一定電圧を発生する電源回路で、制御部3からのレギュレータ制御信号dに基づき動作がオン又はオフに制御される。着信時はレギュレータ10はレギュレータ制御信号dに基づきオンに制御される。バイブレータ制御部11は、本実施の形態特有の回路で、レギュレータ10からのレギュレータ出力信号(電源電圧)bを、制御部3からのバイブレータ制御信号aに応じてレベルが変化する駆動電圧cを発生する。
【0013】バイブレータ12は、例えば直流モータにより構成されており、バイブレータ制御部11からの駆動電圧(バイブレータ駆動信号)cのレベルに応じた強さで着信時に振動して着信を報知する。これにより、バイブレータ12は、バイブレータ制御信号aによってその振動の強さが制御される。
【0014】図2は本発明の要部をなすバイブレータ制御部11の一実施の形態の構成図を示す。同図において、バイブレータ制御部11は、レギュレータ10の出力端とバイブレータ12の入力端の間に直列に接続された第1の抵抗器(抵抗値R1)111及び第2の抵抗器(抵抗値R2)112と、第1の抵抗器111に並列に接続された第1のスイッチ(SW)手段113と、第2の抵抗器112に並列に接続された第2のスイッチ(SW)手段114とより構成されている。
【0015】第1の抵抗器111の抵抗値R1は、第2の抵抗器112の抵抗値R2よりも大なる値に設定されている。また、第1のSW手段113及び第2のSW手段114は、制御部3から供給されるバイブレータ制御信号a1及びa2により、互いに独立にオン又はオフに制御され、オンの時には並列に接続されている抵抗器111又は112をバイパスする(両端を短絡する)。
【0016】このバイブレータ制御信号a1及びa2により、第1のSW手段113及び第2のSW手段114がオン又はオフに制御されることにより、レギュレータ出力信号bのレベルが可変され、バイブレータ駆動信号(駆動電圧)cとして出力される。なお、バイブレータ駆動信号(駆動電圧)cは、第1の抵抗器111の抵抗値R1と第2の抵抗器112の抵抗値R2の各値と組み合わせにより、自由に設定できる。
【0017】次に、本実施の形態の動作について説明する。図1の構成の携帯電話端末の使用者がキー操作部6を操作して着信報知手段として、バイブレータ12を選択した場合(マナーモード)、制御部3は表示部5のメニュー画面にて複数の振動の強さを表示させて、使用者に任意の振動の強さを選択可能とする。ここでは、マナーモード時は、表1に示すように、「微弱」、「弱」、「中」、「強」及び「スイープ」の5通りの中から一つを選択できるものとする。なお、「スイープ」は、振動の強さを「微弱」から「強」までの上記の4つの振動の強さを段階的に変化させるモードである。
【0018】
【表1】

【0019】制御部3から出力されるレギュレータ制御信号dは、図3(A)及び表1に示すように、マナーモードが選択されていないときには、着信の有無に関係なく常時オフとされるため、バイブレータ12は振動しないが、マナーモードが選択されているときには、着信時にはオンとされる。
【0020】また、マナーモード時の振動の強さ(バイブレータモード)として図3(E)に示すように「微弱」が選択されているときには、バイブレータ制御信号a1及びa2はそれぞれ図3(B)及び(C)と表1に示すように第1のSW手段113と第2のSW手段114をそれぞれオフとするため、バイブレータ12の電源ラインに第1の抵抗器111と第2の抵抗器112とが直列に接続されることから、レギュレータ出力信号bに対する抵抗による電圧降下が最大となり、バイブレータ制御部11から出力されるバイブレータ駆動信号cは図3(D)に示すように、最も低い電圧となる。このため、バイブレータ12は最も小さな強さで振動して着信を報知する。
【0021】また、バイブレータモードとして図3(E)に示すように「弱」が選択されているときには、制御部3はバイブレータ制御信号a1及びa2により、図3(B)、(C)及び表1に示すように第1のSW手段113をオフ、第2のSW手段114をオンとするため、バイブレータ12の電源ラインに抵抗値が大きい方の第1の抵抗器111が接続されることから、レギュレータ出力信号bに対する抵抗による電圧降下が比較的大きく、バイブレータ駆動信号cは図3(D)に示すように、低い電圧となる。これにより、バイブレータ12は小さな強さで振動して着信を報知する。
【0022】また、バイブレータモードとして図3(E)に示すように「中」が選択されているときには、制御部3はバイブレータ制御信号a1及びa2により、図3(B)、(C)及び表1に示すように第1のSW手段113をオン、第2のSW手段114をオフとするため、バイブレータ12の電源ラインに抵抗値が小さい方の第2の抵抗器112が接続されることから、レギュレータ出力信号bに対する抵抗による電圧降下が比較的小さく、バイブレータ駆動信号cは図3(D)に示すように、比較的大なる電圧となる。これにより、バイブレータ12は比較的大きな強さで振動して着信を報知する。このバイブレータ12の振動の強さ「中」は、例えば従来のバイブレータの振動の強さと略同程度である。
【0023】また、バイブレータモードとして図3(E)に示すように「強」が選択されているときには、制御部3はバイブレータ制御信号a1及びa2により、図3(B)、(C)及び表1に示すように第1のSW手段113及び第2のSW手段114を共にオンとするため、バイブレータ12の電源ラインには第1の抵抗器111及び第2の抵抗器112が共にバイパスされて何も接続されていないことと等価となることから、レギュレータ出力信号bに対する抵抗による電圧降下が無く、レギュレータ出力信号bは図3(D)に示すように、そのままバイブレータ駆動信号cとして出力される。これにより、バイブレータ12は最大の強さで振動して着信を報知する。
【0024】従って、本実施の形態によれば、使用者が胸のポケットに携帯電話端末を入れておくような、バイブレータ12の振動が敏感に人体に感じられるようなときには、予めバイブレータモードとして「微弱」あるいは「弱」を選択しておくことにより、着信時にバイブレータ12の振動により驚くような現象を防止することができる。また、バイブレータ12の消費電力は、振動の強さに対応するため、この場合は消費電力を従来に比べて低減できる。
【0025】他方、コートのポケットなどの、バイブレータ12の振動が人体にあまり敏感に感じられないような場所に携帯電話端末を収納して携行するような場合は、予めバイブレータモードとして「中」あるいは「強」を選択しておくことにより、着信時のバイブレータ12の振動の強さを従来と同程度、あるいはそれ以上の強さに設定できるので、着信時の振動を確実に感じることができる。
【0026】更に、本実施の形態では、バイブレータモードとして「スイープ」を選択できる。このバイブレータモードとして「スイープ」が選択されているときには、制御部3は、表1に示すように第1のSW手段113をオフ、オフ、オン、オンの順番で、かつ、第2のSW手段114をオフ、オン、オフ、オンの順番で、互いに同期して一定周期(任意の長さに設定可能)で切り替えるバイブレータ制御信号a1及びa2を出力するため、バイブレータ駆動信号cのレベルは図3(D)に示すように段階的に大きくなり、バイブレータ12の振動の強さは「微弱」、「弱」、「中」、「強」の順番で時間の経過と共に段階的に大きくなるように振動して着信を報知する。
【0027】バイブレータモードとして、この「スイープ」を選択した場合も、振動の強さが段階的に大きくなるので、従来のように着信時に突然大きな強さでバイブレータが振動することで使用者が驚く現象を防止することができる。
【0028】なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、バイブレータ制御部11は、3つ以上の抵抗器を直列に接続すると共に、各抵抗器に並列にスイッチを接続した構成でもよい。この場合は、より細かなバイブレータの振動強さのコントロールができる。
【0029】また、複数のレベルのバイブレータ駆動信号発生器の出力を切り替える構成も可能であり、更には、バイブレータ制御部11によるバイブレータ駆動信号cのレベル制御動作と同様の動作を、制御部3のソフトウェア動作により行うことも可能である。また、バイブレータの構成によっては、バイブレータ駆動信号の周波数により振動強さを可変することも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、着信時のバイブレータの振動強さを任意に設定できるようにしたため、着信時に突然大きな強さでバイブレータが振動することで使用者が驚く現象を防止することができる。
【0031】また、本発明によれば、着信時のバイブレータの振動強さを段階的に変化できるようにしたため、振動強さを小さな強さから漸次大きな強さとなるように変化させることで、着信時に突然大きな強さでバイブレータが振動して使用者が驚く現象を防止することができる。
【0032】更に、本発明によれば、着信時のバイブレータの振動強さを従来よりも弱い振動強さで振動させることができるため、振動の強さに対応した電力消費を行うバイブレータによる電力消費を従来よりも低減することができ、これにより携帯通信端末のバッテリを長寿命化することができ、あるいはバッテリの使用時間を長くすることができる。




 

 


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