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発明の名称 携帯電話機の位置登録方法と、それを用いた携帯電話機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−218767(P2003−218767A)
公開日 平成15年7月31日(2003.7.31)
出願番号 特願2002−9821(P2002−9821)
出願日 平成14年1月18日(2002.1.18)
代理人 【識別番号】100075306
【弁理士】
【氏名又は名称】菅野 中
【テーマコード(参考)】
5K027
5K067
【Fターム(参考)】
5K027 AA11 BB01 GG02 GG08 MM04 
5K067 AA43 BB04 DD19 DD27 EE02 EE10 JJ52 JJ64 JJ68 KK05
発明者 菊地 一晃
要約 課題
携帯電話機の電源をオフにした状態でも、継続的に位置情報を報告できる位置登録方法とそれを用いた携帯電話機を提供する。

解決手段
外部電池16は携帯電話機の電源を供給する。タイマ部14内の位置登録タイマは、操作部12から携帯電話機の電源をオフにすると同時に計時を開始し、予め設定された一定時間経過後に制御部13と無線部11の電源をオンにする。これにより無線部11は、基地局からの信号を受信して受信データを取得し、制御部13は、この受信データを基にして基地局の位置情報の変化を判定する。位置情報が変化していない場合には、制御部13と無線部11の電源を直ちにオフにし、位置情報が変化している場合には位置登録を行った後、制御部13と無線部11の電源をオフする。制御部13と無線部11の電源がオフになると同時に位置登録タイマを再起動し、以降、継続的に位置登録動作を繰り返し実行する。
特許請求の範囲
【請求項1】 制御部と無線部と操作部と位置登録タイマと、携帯電話機に電源を供給する外部電池を備えた携帯電話機において、操作部からの携帯電話機の電源オフの操作を検出すると同時に位置登録タイマを起動し、位置登録タイマの計時中は、操作部からの電源オン操作の割込処理を監視し、割込処理が発生した場合には、携帯電話機の電源オンを行い処理を終了し、割込処理が発生せずに、位置登録タイマがタイムアウトした場合には、制御部の電源をオンし、制御部の制御により無線部の電源を直ちにオンし、無線部より入力する基地局の受信データを取得し、制御部により基地局の位置情報の変化の有無を判断し、位置情報の変化が検出されない場合は、無線部と制御部の電源をオフし、前記位置登録タイマを起動する処理に戻り、位置情報に変化が検出された場合は、位置登録動作を行った後、無線部と制御部の電源のオフを行い、前記位置登録タイマを起動する処理に戻ることを特徴とする携帯電話機の位置登録方法。
【請求項2】 前記携帯電話機が、さらに、内部電池と、内部電池と外部電池を切り替える切替スイッチを有し、前記操作部からの携帯電話機の電源オフの操作を検出する処理において、前記外部電池が使用可能な状態にあるか否かを判断し、外部電池が使用可能の場合には、操作部から携帯電話機の電源オフの操作を待って以降の処理に移行し、外部電池が使用不能と判断された場合には、切替スイッチを介して外部電池を内部電池に切り替えて直ちに以降の処理に移行することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機の位置登録方法。
【請求項3】 制御部と無線部と操作部と外部電池と位置登録タイマとを備えた携帯電話機であって、外部電池は携帯電話機の電源を供給し、位置登録タイマは、操作部から携帯電話機の電源をオフすると同時に計時を開始し、予め設定された一定時間経過後に制御部と無線部の電源をオンし、無線部は、基地局からの信号を受信して受信データを取得し、制御部は、受信データを基に基地局の位置情報の変化を判定し、位置情報が変化していない場合には、制御部と無線部の電源を直ちにオフし、位置情報が変化している場合には位置登録を行った後、制御部と無線部の電源をオフし、制御部と無線部の電源がオフになると同時に位置登録タイマが再起動されることを特徴とする携帯電話機。
【請求項4】 内部電池と、内部電池と外部電池を切り替える切替スイッチを有し、前記外部電池が所定の電源電圧を供給できないと判定された場合に、外部電池を内部電池に自動的に切り替え、前記制御部と無線部の電源を内部電池から供給することを特徴とする請求項3に記載の携帯電話機。
【請求項5】 位置登録タイマの計時中に、操作部から携帯電話機の電源オンの操作がなされた場合には、携帯電話機の電源をオンすると同時に位置登録タイマの動作を終了することを特徴とする請求項3に記載の携帯電話機。
【請求項6】 前記位置登録タイマが、予め設定された一定時間経過後に制御部と無線部の電源をオンにした時点では、無線部の送信回路は起動されず、受信回路のみが起動され、基地局の位置情報に変化が検出された場合にのみ無線部の送信回路も起動されることを特徴とする請求項3に記載の携帯電話機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機の位置登録方法と、それを用いた携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機からの位置登録情報を基に携帯電話機の位置情報を把握する無線電話システムにおいては、従来、携帯電話機の電源がオフになった場合には、その携帯電話機が捉える基地局が変わっても位置登録動作が実行できず、携帯電話機の位置を基地局に認識させることができなくなった。したがって、無線電話システムとしては、携帯電話機の位置が停止しているのか、電源が切れているのかが判別できないため、実際には携帯電話機の位置が移動していても、同一の場所にいるように認識していた。
【0003】携帯電話機の電源をオフにした状態から、位置判定動作に移行する制御方式としては、例えば、特開平11−041168号公報(先行例1)に、携帯電話機が基地局のサービス圏外にある場合に、その電源をオフにして携帯電話機の省電力化を図る技術が開示されている。
【0004】先行例1は、電源切断期間の経過後に電源スイッチをオンし、サービス圏外でオフするタイマ回路と、タイマ回路の制御の下で電源を投入/切断する電源スイッチを備え、受信した情報から位置登録情報を検出し、位置登録情報の受信状態の判定及び現在位置がシステムのサービス圏内か圏外かの判断を行い、現在位置が携帯電話システムのサービス圏外と認定された場合、タイマ回路により電源スイッチをオフし、電源切断期間経過後に電源スイッチをオンして自動的に電源投入を行うようにしたものである。
【0005】これにより、携帯電話機がサービス圏外にある場合における携帯電話機の省電力化が達成できるとともに、電源の再投入を自動的に行うことによりサービス圏内に移行したか否かを周期的に判定できることになる。先行例1において、携帯電話機の電源をオフの状態にしておく目的は、サービス圏外にある間の無効な電力消費を削減することにある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯電話機の普及に伴い、省電力化の目的以外にも、特定の建物や乗物、特定の環境下では携帯電話機の電源をオンにしておくことが規制される場合も少なくない。このような状況においては、携帯電話機の電源をオフにした状態のままで、いかにして、携帯電話機の位置登録を精度良く行うかが重要な課題となる。また、無線電話システムとしては、携帯電話機の位置登録情報に基づいて、使用者の現在位置を特定するような各種アプリケーションも開発されつつあり、正確な位置登録は益々不可欠となってくる。
【0007】本発明の目的は、上記のような課題を解決し、携帯電話機の電源をオフにした状態でも、位置情報を報告し続けることにより、無線電話システムが継続的に位置情報を把握することができ、位置情報の精度を上げることができる位置登録方法とそれを用いた携帯電話機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため、本発明による本発明による携帯電話機の位置登録方法は、制御部と無線部と操作部と位置登録タイマと、携帯電話機に電源を供給する外部電池を備えた携帯電話機において、操作部からの携帯電話機の電源オフの操作を検出すると同時に位置登録タイマを起動し、位置登録タイマの計時中は、操作部からの電源オン操作の割込処理を監視し、割込処理が発生した場合には、携帯電話機の電源オンを行い処理を終了し、割込処理が発生せずに、位置登録タイマがタイムアウトした場合には、制御部の電源をオンし、制御部の制御により無線部の電源を直ちにオンし、無線部より入力する基地局の受信データを取得し、制御部により基地局の位置情報の変化の有無を判断し、位置情報の変化が検出されない場合は、無線部と制御部の電源をオフし、前記位置登録タイマを起動する処理に戻り、位置情報に変化が検出された場合は、位置登録動作を行った後、無線部と制御部の電源のオフを行い、前記位置登録タイマを起動する処理に戻るものである。
【0009】また、前記携帯電話機が、さらに、内部電池と、内部電池と外部電池を切り替える切替スイッチを有し、前記操作部からの携帯電話機の電源オフの操作を検出する処理において、前記外部電池が使用可能な状態にあるか否かを判断し、外部電池が使用可能の場合には、操作部から携帯電話機の電源オフの操作を待って以降の処理に移行し、外部電池が使用不能と判断された場合には、切替スイッチを介して外部電池を内部電池に切り替えて直ちに以降の処理に移行するものである。
【0010】また、本発明による携帯電話機においては、制御部と無線部と操作部と外部電池と位置登録タイマとを備えた携帯電話機であって、外部電池は携帯電話機の電源を供給し、位置登録タイマは、操作部から携帯電話機の電源をオフすると同時に計時を開始し、予め設定された一定時間経過後に制御部と無線部の電源をオンし、無線部は、基地局からの信号を受信して受信データを取得し、制御部は、受信データを基に基地局の位置情報の変化を判定し、位置情報が変化していない場合には、制御部と無線部の電源を直ちにオフし、位置情報が変化している場合には位置登録を行った後、制御部と無線部の電源をオフし、制御部と無線部の電源がオフになると同時に位置登録タイマが再起動されるものである。
【0011】また、内部電池と、内部電池と外部電池を切り替える切替スイッチを有し、前記外部電池が所定の電源電圧を供給できないと判定された場合に、外部電池を内部電池に自動的に切り替え、前記制御部と無線部の電源を内部電池から供給するものである。
【0012】また、位置登録タイマの計時中に、操作部から携帯電話機の電源オンの操作がなされた場合には、携帯電話機の電源をオンすると同時に位置登録タイマの動作を終了するものである。
【0013】また、前記位置登録タイマが、予め設定された一定時間経過後に制御部と無線部の電源をオンにした時点では、無線部の送信回路は起動されず、受信回路のみが起動され、基地局の位置情報に変化が検出された場合にのみ無線部の送信回路も起動されるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図により説明する。
【0015】(第1の実施の形態)図1は、本発明による携帯電話機の第1の実施の形態に係わるブロック構成図である。第1の実施の形態による携帯電話機は、携帯電話機全体の動作制御を行う制御部13と、無線信号の送受信を行い送受信データを制御部13との間で入出力する無線部11と、携帯電話機内の各種設定および動作指定を行う操作部12と、各種情報の表示を行う表示部15と、携帯電話機の電源がオフされた時点から以降の計時を行うタイマ部14と、携帯電話機の電源の外部電池16を有している。
【0016】本発明の第1の実施の形態について、図1および図2を用いて動作の詳細を説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態の動作フローチャートである。
【0017】操作部12からの携帯電話機の電源オフ(ステップ21)が検出されると、タイマ部14内に置かれた位置登録タイマが起動される(ステップ22)。位置登録タイマの計時中は、操作部12からの電源オン操作の割込処理が発生するか否かの判断待ち状態となる(ステップ23)。操作部12からの電源オンの割込発生があった場合には、携帯電話機の電源オンを行い(ステップ32)、位置登録タイマの計時を停止し処理を終了する。
【0018】操作部12からの電源オンの割込が発生せずに、タイマ部14の位置登録タイマがタイムアウトする(ステップ24)と制御部13の電源をオンにし(ステップ25)、制御部13の制御で無線部11の電源もオンにする(ステップ26)。次いで、無線部11より入力される基地局の受信データを取得し(ステップ27)、制御部13で基地局の位置情報が変化していないかの判断を行う(ステップ28)。
【0019】位置情報の変化がない場合は、位置登録を更新する必要がないため、ステップ29をスキップしてステップ30に飛び、無線部の電源をオフにし(ステップ30)、次いで、制御部の電源もオフにし(ステップ31)、ステップ22の位置登録タイマの開始に戻る。
【0020】位置情報に変化があった場合は、位置登録動作を行い(ステップ29)、その後、無線部の電源をオフにし(ステップ30)、制御部の電源もオフにし(ステップ31)、ステップ22の位置登録タイマの開始に戻る。
【0021】図3は、図2の処理ステップを時間軸上で示したタイムチャートである。
【0022】図3において、操作部12で電源オフの操作が実行されると、タイマ部14の位置登録タイマがカウントを開始し、時間t1までカウントしてカウントを終了する。なお、図3中、■はカウント開始事象を表し、■は時間t1後のカウント終了事象を表わしている。
【0023】時間t1後に位置登録タイマがカウントを終了した時点で、まず制御部13の電源がオンとなり、制御部13の制御で直ちに無線部11の電源がオンとなり、無線部11の受信回路が起動されて、基地局からの信号の受信を行う。
【0024】基地局の位置情報に変化がないと無線部11の送信回路は起動されず、制御部13の制御で無線部11の電源をオフにした後、制御部13自身も電源オフとなる。これと同時に位置登録タイマの計時を開始し、t1後には再び制御部13と無線部11が起動されて受信動作が実行される。
【0025】基地局の位置情報に変化があると、無線部11の送信回路が起動され、位置登録動作を行った後に、無線部11と制御部13の電源はオフとなる。この処理の過程で、操作部15より電源オンの割込処理が入力されるとタイマ部14の位置登録タイマの動作を終了し、制御部13、無線部11の受信回路、表示部15の電源が立ち上がり、携帯電話機は待ち受け動作に移行する。
【0026】以上の処理手順により、基地局の位置情報の変化の検出と位置登録動作に必要な最低限の回路を短時間だけ電源オンとすることにより、継続的に位置登録を精度良く行いながら、総体的には携帯電話機の電源オフの要求条件を満たすことが可能となる。
【0027】また、本方式によれば、位置変化のない停止状態においては、送信回路が起動されることはないため、携帯電話機の送信電力に対する規制が厳しい病院等の医療機関の施設内などにおいても、携帯電話機の電源をオフしておくことにより何ら問題なく携帯電話機を所持できるものである。
【0028】(第2の実施の形態)図4は、本発明による携帯電話機の第2の実施の形態に係わるブロック構成図である。
【0029】図4に示すように、第2の実施の形態による携帯電話機は、第1の実施の形態と同様に、無線部11、操作部12、制御部13、タイマ部14、表示部15および携帯電話機の電源を供給する外部電池16とを備えている他に、携帯電話機の電源を供給する内部電池42と、携帯電話機の電源オフ時に外部電池16が取り外された場合や、外部電池16の電池電圧が低下し携帯電話機が使用できない場合に、供給電源を外部電池16から内部電池42に切り替える切替スイッチ43を備えている。
【0030】図5は、本発明の第2の実施の形態に係わる動作フローチャートである。第2の実施の形態では、図2に示した第1の実施の形態の動作フローチャートにおけるスタートからステップ21までの処理を、図5に示す動作フローチャートで置き換えて動作する。
【0031】外部電池16が取り外されている場合や、外部電池16の出力電圧が低下している場合など、外部電池16が使用不能な状態にないかを判断し(ステップ51)、外部電池16が使用可能の場合には,操作部12からの携帯電話機の電源オフ操作による外部電池16からの携帯電話機の電源をオフする処理(ステップ52)を検出して、図2の第1の実施の形態の動作フローチャートにおけるステップ22に移行して以降の動作を継続する。
【0032】外部電池16が使用不可能と判断された場合には、切替スイッチ43を介して供給電源を外部電池16から内部電池42に切り替え(ステップ53)、直ちに図2の第1の実施の形態の動作フローチャートにおけるステップ22に移行して以降の動作を継続する。
【0033】以上により、外部電池16が使用可能な場合には、外部電池16からの電源をオフすることにより、第1の実施の形態と同様の処理手順で動作し、外部電池16の電源を使用して、位置登録動作を実行し、外部電池16が使用不能の状態においても、内部電池42に切り替えることよりに、必要最小限の電力を用いて位置登録動作を継続することが可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、携帯電話機の電源をオフ操作した後も、一定時間経過毎に継続的に位置登録動作を行うので、携帯電話機の位置情報を常に把握することができる。
【0035】また、携帯電話機の位置が変化しないときには、位置登録のための送信動作は発生しないので、携帯電話機の電源をオフして送信が規制されている場所に留まっている場合においても、一貫して本発明による位置登録方法を適用することができる。




 

 


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