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発明の名称 携帯電話端末装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−78604(P2003−78604A)
公開日 平成15年3月14日(2003.3.14)
出願番号 特願2001−264234(P2001−264234)
出願日 平成13年8月31日(2001.8.31)
代理人 【識別番号】100078237
【弁理士】
【氏名又は名称】井出 直孝 (外1名)
【テーマコード(参考)】
5K027
5K067
【Fターム(参考)】
5K027 AA11 LL02 
5K067 AA26 BB04 EE02 HH23 KK15 LL01 LL14
発明者 川田 仁美
要約 課題
携帯電話端末装置単体で、携帯電話端末装置の制御部の動作をトレースし、制御部が正常に動作しているか否かの検証を行う。

解決手段
携帯電話端末装置にトレースデータ収集機能を搭載する。携帯電話端末装置の使用時に、制御部が処理するアドレス値、このアドレス値への書込みまたは読出しを行うデータ値、タイミング値を含むトレースデータをメモリ部に記憶させ、それを表示部あるいは外部の装置に出力する。
特許請求の範囲
【請求項1】 無線信号の送受信を行なう無線部と、データを表示する表示部と、データを入力するキー入力部と、各部の制御を行なう制御部とを含む携帯電話端末装置において、前記制御部は、自己がデータを書込みまたは読出しを行なったときのアドレス値と、当該アドレスへの書込みまたは読出しを行なったデータ値と、このデータ値の前記アドレスへの書込みまたは読出しが行なわれたタイミング値とを含むトレースデータを収集する手段を備え、前記トレースデータを格納するメモリ部を備えたことを特徴とする携帯電話端末装置。
【請求項2】 操作入力によりトレースすべきアドレスを設定する手段が設けられ、前記収集する手段は、当該設定されたアドレスについて前記制御部の複数の処理ステップのトレースデータを収集する手段を備えた請求項1記載の携帯電話端末装置。
【請求項3】 操作入力によりトレースすべきアドレスを設定する手段が設けられ、前記収集する手段は、当該設定されたアドレスについて前記制御部の一つの処理ステップ毎のトレースデータを収集する手段を備えた請求項1記載の携帯電話端末装置。
【請求項4】 前記メモリ部は、新たなトレースデータの書込みを行なう余地が無いときに、新たなトレースデータの書込みを行なうときには、最も古いトレースデータから順に削除する手段を備えた請求項1記載の携帯電話端末装置。
【請求項5】 前記制御部を外部の装置に接続する外部インタフェース手段を備えた請求項1記載の携帯電話端末装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は携帯電話端末装置に利用する。特に、携帯電話端末装置の開発、評価、問題点発生の際の調査に利用するためのトレースデータを収集する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話端末装置の開発、評価、問題発生の際の調査には、携帯電話端末装置の制御部に携帯電話開発用のボードや評価用のボードを接続し、このボード上にデバック環境やロジックアナライザを形成して制御部のデータ処理状況を観測することが行なわれる。
【0003】データ処理状況の観測には、制御部がメモリ部にデータを書込みまたは読出しを行なったときのアドレス値と、当該アドレスへの書込みまたは読出しを行なったデータ値と、このデータ値の前記アドレスへの書込みまたは読出しが行なわれたタイミング値とを含むトレースデータを収集することが有用である。
【0004】このような従来の関連技術は、例えば、特開2000−132420号公報、特開平5−274385号公報、特開平7−28666号公報、特開平7−73045号公報、特開平8−55043号公報、特開平8−263324号公報、特開平11−282722号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の携帯電話端末装置の開発、評価、問題発生の際の調査時に、携帯電話端末装置の制御部内のトレースデータを取得するためには、携帯電話開発用あるいは評価用ボードを使用し、デバック環境やロジックアナライザなどを準備しなければならない。
【0006】しかし、大規模な工場や研究所内で、携帯電話端末装置の開発、評価、問題発生の際の調査を行なう場合には、トレースデータを取得するための大掛かりな装置を準備することができるが、小規模なサービスセンタや営業所内では、トレースデータを取得するための大掛かりな装置を準備することができない。
【0007】したがって、携帯電話端末装置の問題発生の際に、例えば、制御部の動作が正常であるか否かの簡単な試験をしたいときにも小規模なサービスセンタや営業所内でトレースデータを取得することは困難である。
【0008】すなわち、携帯電話端末装置の問題発生時に、現場でこれに即応することは困難であり、必ずいったん、工場や研究所に製品を送り、ここで対応することになる。これにより対応が遅れることは回避できず、現場におけるトレースデータの取得の実現が望まれている。
【0009】本発明は、このような背景に行なわれたものであって、携帯電話端末装置単体で、携帯電話端末装置の制御部の動作をトレースすることができ、制御部が正常に動作しているか否かの検証を行うことができる携帯電話端末装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、携帯電話端末装置にトレースデータ収集機能を搭載したことを特徴とする。例えば、携帯電話端末装置の使用時に、制御部が処理するアドレス値、このアドレスへの書込みまたは読出しを行うデータ値およびそのタイミング値を含むトレースデータをメモリ部に記憶させ、それを表示部あるいは外部の装置に出力することにより、制御部の動作を確認できる。
【0011】すなわち、本発明は、無線信号の送受信を行なう無線部と、データを表示する表示部と、データを入力するキー入力部と、各部の制御を行なう制御部とを含む携帯電話端末装置である。
【0012】ここで、本発明の特徴とするところは、前記制御部は、自己がデータを書込みまたは読出しを行なったときのアドレス値と、当該アドレスへの書込みまたは読出しを行なったデータ値と、このデータ値の前記アドレスへの書込みまたは読出しが行なわれたタイミング値とを含むトレースデータを収集する手段を備え、前記トレースデータが格納されるメモリ部を備えたところにある。
【0013】これにより、携帯電話端末装置単体で、携帯電話端末装置の制御部の動作をトレースすることができ、制御部が正常に動作しているか否かの検証を行うことができる。
【0014】操作入力によりトレースすべきアドレスを設定する手段が設けられ、前記収集する手段は、当該設定されたアドレスについて前記制御部の複数の処理ステップのトレースデータを収集する手段を備えてもよいし、あるいは、操作入力によりトレースすべきアドレスを設定する手段が設けられ、前記収集する手段は、当該設定されたアドレスについて前記制御部の一つの処理ステップ毎のトレースデータを収集する手段を備えてもよい。
【0015】これにより、複数の処理ステップの一連の処理の流れを検証することもできるし、一つの処理ステップ毎に処理の正常性を検証することもできる。
【0016】前記メモリ部は、新たなトレースデータの書込みを行なう余地が無いときに、新たなトレースデータの書込みを行なうときには、最も古いトレースデータから順に削除する手段を備えることが望ましい。
【0017】これにより、メモリ容量が限られた携帯電話端末装置内のメモリ部を用いて所望するトレースデータを効率よく得ることができる。
【0018】前記制御部を外部の装置に接続する外部インタフェース手段を備えることもできる。これにより、外部の装置からトレースすべきアドレスを設定したり、携帯電話端末装置が収集したトレースデータを利用して詳細なデータ分析を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明実施例の携帯電話端末装置を図1〜図5を参照して説明する。図1は本発明の携帯電話端末装置のブロック構成図である。図2は本発明第一実施例のトレースデータ取得手順を示すフローチャートである。図3は本発明の取得トレースデータ変換例を示す図である。図4は本発明の取得トレースデータ出力例を示す図である。図5は本発明第二実施例のトレースデータ取得手順を示すフローチャートである。
【0020】本発明は、図1に示すように、無線信号の送受信を行なう無線部2と、データを表示する表示部8と、データを入力するキー入力部6と、各部の制御を行なう制御部5とを含む携帯電話端末装置である。
【0021】ここで、本発明の特徴とするところは、制御部5は、自己がデータを書込みまたは読出しを行なったときのアドレス値と、当該アドレスへの書込みまたは読出しを行なったデータ値と、このデータ値の前記アドレスへの書込みまたは読出しが行なわれたタイミング値とを含むトレースデータを収集し、このトレースデータが格納されるメモリ部3を備えたところにある。
【0022】制御部5には、図示しない記憶領域が有り、制御部5は、処理の過程でこの記憶領域に対してデータの書込みまたは読出しを行う。トレースデータは、この記憶領域に対するデータの書込みまたは読出しの際のアドレス値およびタイミング値およびデータ値を収集したものである。
【0023】キー入力部6からの操作入力によりトレースすべきアドレスを設定することにより、制御部5は、設定されたアドレスについて制御部5の複数の処理ステップのトレースデータを収集することもできるし、あるいは、キー入力部6からの操作入力によりトレースすべきアドレスを設定することにより、制御部5は、設定されたアドレスについて制御部5の一つの処理ステップ毎のトレースデータを収集することもできる。
【0024】また、メモリ部3は、新たなトレースデータの書込みを行なう余地が無いときに、新たなトレースデータの書込みを行なうときには、最も古いトレースデータから順に削除する。
【0025】また、図4に示すように、制御部5を外部接続端末29のような外部の装置に接続する外部インタフェース4を備える。
【0026】以下では、本発明実施例をさらに詳細に説明する。
【0027】本発明の携帯電話端末装置は、図1に示すように、アンテナ1、無線部2、メモリ部3、外部インタフェース4、制御部5、キー入力部6、表示部8、音声コーデック9、スピーカ10、マイク11からなる。アンテナ1は電波を送受信し、無線部2はその電波を変調または復調する。
【0028】制御部5は、制御部5内のアドレスに、特定のデータの書込みまたは読出しを行った際にトレースデータを取得し、取得したトレースデータをメモリ部3に格納する。メモリ部3は取得したトレースデータを保存する。外部インタフェース4は、メモリ部3に格納したトレースデータを制御部5が外部接続端末29へ伝達する際の接続部分となる。
【0029】キー入力部6には、特殊キー7があり、特殊キー7が押下されることにより、トレースデータ取得機能開始または停止タイミングを制御部5に伝達する。表示部8は、取得トレースデータなどの情報を表示する。音声コーデック9は制御部5から得たデジタル音声信号をディジタル・アナログ変換してスピーカ10に伝え、マイク11からのアナログ音声信号をアナログ・ディジタル変換して制御部5に伝える。
【0030】本発明のトレース機能により、制御部5が処理するアドレス値、アドレスへの書込みまたは読出しを行うデータ値、タイミング値を含むトレースデータをメモリ部3に記憶し、それを表示部8に出力することにより、制御部5の動作をトレースすることができ、携帯電話の開発、評価、問題発生の際の評価時に、制御部5が正常に動作しているかどうかの検証を行うことができる。また、トレース対象とする制御部5のアドレスとトリガ条件を任意に設定することができる。
【0031】(第一実施例)本発明第一実施例のトレースデータ取得手順を図2のフローチャートを参照して説明する。キー入力部6の特殊キー7が押下され(S13)、トレースデータ取得用アドレス設定後(S14、S15)、トレースデータ取得を開始する(S16)。トリガ設定有りの場合には(S20)、トリガの検出(S21)、もしくは、特殊キー7押下まで(S22)、制御部5がメモリ部3にトレースデータを格納することで、トレースデータ取得動作を継続する(S19)。メモリ部3の取得トレースデータ格納用メモリ容量がオーバーした場合には(S17)、先入れ先出し方式で、最も古いトレースデータから削除する(S18)。トリガ設定無しの場合には(S20)、特殊キー7が押下されるまで(S22)、トレースデータ取得動作を継続する(S19)。トレースデータ取得動作を終了した場合には、メモリ部3に格納されたトレースデータを制御部5が分かりやすいデータに変換し(S23)、表示部8に出力する(S24)。
【0032】ここで、取得したトレースデータの変換方法例を図3にて説明する。トレース用の制御部5のアドレス設定25が、FFFF00h〜FFFF0Fh、FFFFF0h〜FFFFFFhで、トリガ条件がFFFF02hに02hを書込みの場合を例に示す。特殊キー7押下により、トレースデータ取得開始後、トリガ条件を満足し、トレースデータ取得を終了すると、メモリ部3に、トレースデータ26が格納されている。格納されたトレースデータ26を時間、アドレス、書込みまたは読出し、データ毎に分別してデータ27とし、16進数で格納された時間や書込みまたは読出しを分かりやすく変換するとデータ28になる。
【0033】また、図4に示すように、外部インタフェース4を経由して、外部接続端末29と接続した場合には、図2に示すフローチャートのステップ24で変換したトレースデータを制御部5が表示部8に出力する他に、外部インタフェース4を介して、変換後の取得トレースデータを外部接続端末29に出力することができる。
【0034】(第二実施例)本発明第二実施例のトレースデータ取得手順を図5のフローチャートを参照して説明する。該当する制御部5のアドレスに、制御部5がアクセスする度に、トレース状況を表示部8に出力することで、制御部5の動作を1ステップずつトレースする機能も備える。
【0035】キー入力部6の特殊キー7が押下され(S30)、トレースデータ取得用制御部5のアドレス設定後(S31、S32)、制御部5の1ステップ毎のトレースデータ取得を開始する(S33)。トレースデータを取得し(S34)、表示部8にトレースデータ出力を行い(S35)、トレースデータ取得動作を継続する場合には(S36)、再度特殊キー7を押下する(S37)。他は第一実施例と同様である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、携帯電話端末装置の開発、評価、問題発生の際の調査時、携帯電話端末装置単体で、携帯電話端末装置の制御部の動作をトレースすることができ、制御部が正常に動作しているか動作の検証を行うことができる。




 

 


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