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先入れ先出し方式による上書きから保護された画像であることを識別するメタデータを有する電子画像をダウンロードするカメラ及びその方法 - イーストマン コダック カンパニー
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発明の名称 先入れ先出し方式による上書きから保護された画像であることを識別するメタデータを有する電子画像をダウンロードするカメラ及びその方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−179848(P2003−179848A)
公開日 平成15年6月27日(2003.6.27)
出願番号 特願2002−250262(P2002−250262)
出願日 平成14年8月29日(2002.8.29)
代理人 【識別番号】100075258
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 研二 (外1名)
【テーマコード(参考)】
2H104
5C022
5C052
5C053
【Fターム(参考)】
2H104 AA18 
5C022 AA13 AC00 AC12 AC18 AC69
5C052 GA02 GA03 GA07 GA09 GB01 GB09 GC05 GE05
5C053 FA08 FA27 GA11 GB06 GB40 HA22 HA30 JA24 LA01 LA06 LA11
発明者 ネイサン ジェイ ロマノ / ステファン ジー マロイ デソルメオクス
要約 課題
カメラ内において先入れ先立ち方式による上書きから以前に保護された個々の画像であることを識別するメタデータを有する電子画像をダウンロードするカメラ、方法、及びシステムを提供する。

解決手段
この方法では、第1の複数の電子画像をカメラ10に取り込み、カメラ10のメモリ112を一杯に満たす。次に、第2の複数の電子画像をカメラ10に取り込む。個々のタグを1つ以上の電子画像に選択的に割り当てる。第2の複数の電子画像の取り込み中、メモリ112内でタグ無し画像を先入れ先出し方式によって置き換え、タグ付き画像をメモリ112内に保持する。タグ付き画像とタグ無し画像を一緒にダウンロードして、ダウンロードした1組の画像をカメラ10の外部に提供する。タグ付き電子画像に対応するダウンロードした画像はタグを保持する。
特許請求の範囲
【請求項1】 電子画像を管理する方法であって、第1の複数の電子画像をカメラに取り込む工程と、前記第1の複数の電子画像で前記カメラ内のメモリを満たす工程と、前期メモリを満たす工程に続いて、第2の複数の電子画像を前記カメラ内に取り込む工程と、タグを有するタグ付き画像とタグを有さないタグ無し画像とを定めるために、1つ以上の前記電子画像に個々のタグを選択的に割り当てる工程と、前記第2の複数の電子画像の取り込み工程中に、前記メモリ内の前記タグ無し画像を先入れ先出し方式に基づいて置き換える工程と、前記置き換え工程中に、前記メモリ内の前記タグ付き画像を保持する工程と、前記タグ付き電子画像と前記タグ無し電子画像とを一緒にダウンロードして、1組のダウンロードした画像を前記カメラの外部に提供する工程と、前記タグ付き電子画像に対応する前記ダウンロードした画像に前記タグを保持する工程と、を含む電子画像を管理する方法。
【請求項2】 写真用フィルムユニットと共に使用するハイブリッド電子フィルムカメラであって、筐体と、前記筐体内に設けられ、一連の電子画像を取り込む電子撮影ユニットと、前記筐体内において前記電子撮影ユニットと機能的な関係をもって設けられ、前記電子画像を保存し、所定の保存容量を有するメモリと、前記筐体上に設けられ、タグを有する前記画像をタグ付き画像として定めるために、前記メモリ内の前記電子画像から選択された電子画像に電子タグを選択的につけ、タグを有さない画像をタグ無し画像として定めるために、前記タグの各々を選択的に外すタグセレクタと、前記メモリ及び前記タグセレクタと機能的に接続し、前記タグ付き画像の置き換えを防止し、前記一連の電子画像が前記保存容量を超えた場合に、前記メモリ内の前記タグ無し画像を先入れ先出し方式によって置き換えるメモリマネージャと、前記メモリに機能的に接続し、前記メモリ内の前記全タグ付き画像と前記全タグ無し画像とを一緒にダウンロードするために選択的に使用できる通信ポートと、を有するハイブリッド電子フィルムカメラ。
【請求項3】 写真用システムであって、カメラを有し、前記カメラは、筐体と、前記筐体内に設けられ、一連の電子画像を取り込む電子撮影ユニットと、前記筐体内において前記電子撮影ユニットと機能的な関係をもって設けられ、前記電子画像を保存し、所定の保存容量を有するメモリと、前記筐体上に設けられ、タグを有する前記画像をタグ付き画像として定めるために、前記メモリ内の前記電子画像から選択された電子画像に電子タグを選択的につけ、タグを有さない画像をタグ無し画像として定めるために、前記タグの各々を選択的に外すタグセレクタと、前記メモリ及び前記タグセレクタと機能的に接続し、前記タグ付き画像の置き換えを防止し、前記一連の電子画像が前記保存容量を超えた場合に、前記メモリ内の前記タグ無し画像を先入れ先出し方式によって置き換えるメモリマネージャと、前記メモリに機能的に接続し、前記メモリ内の前記全タグ付き画像と前記全タグ無し画像とを一緒にダウンロードするために選択的に使用できる通信ポートと、前記タグ付き及びタグ無し画像の前記ダウンロードを受信するために機能的に接続され、前記画像及び前記タグの印を表示するモニタを有する画像操作手段と、を有する写真用システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真及び写真装置に関し、特に、ダウンロードされた画像のうち、先入れ先出し方式による上書きから以前に保護された画像であるかを識別するメタデータを有するカメラ及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイブリッド電子フィルムカメラによれば、撮影者は、シーン(scene)画像(特定のシーンの光学的画像)を、写真フィルム上には潜像として収録し、メモリには電子画像としてデジタル化して保存できる。電子画像は、着脱可能なメモリユニットを取り出す等によって上書き又は消去されるまで、メモリに保存される。また、電子写真は、コンピュータその他の装置にダウンロードすることで、その後の処理に使用できるようになる。通常、撮影者は、カメラのメモリに保存された電子画像を見ることができる。問題は、撮影者のニーズや期待を満たすために、如何にしてメモリを管理するかである。
【0003】問題の1つは、フィルムにおいて撮影できる枚数と、メモリにおいて電子画像用に使用できる記憶容量とは同じであるかもしれないし、同じではないかもしれないことにある。その理由の1つは、カメラはフレーム数が異なるフィルムに対応できるが、メモリの大きさは固定されていたり、フィルム交換とは異なる方法で取り替えられるからである。幾つかのハイブリッドカメラにおける別の理由は、このようなカメラはフィルム画像と、それに対応する電子画像と、を両方とも同時に撮影することもできるし、電子画像だけを撮影することもできることにある。つまり多くの場合、カメラに装填されたフィルムに収録されている潜像の数と、カメラメモリに現在保存されている電子画像の数と、は異なっている。
【0004】撮影者は、その時点でカメラに装填されているフィルムに収録されている潜像に対応するカメラメモリに保存された電子画像を全て見たいと思うだろう。しかし、カメラメモリに保存された電子画像のうち、カメラに装填されているフィルムに収録された潜像に対応していない電子画像をどう扱うかという問題は簡単なものではない。これらの電子画像は、対応するフィルム画像を撮影せずに撮影したか、カメラから既に取り出されたフィルムに収録された潜像に対応する画像である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】撮影者が無期限に再確認したいであろう電子画像を全て残しておく程の大きなメモリをハイブリッドカメラに装填することは現状では現実的でない。従って、カメラの使用中に、メモリに保存した電子画像の幾つかを消去しなければならない。このための上書きは、先入れ先出し(FIFO)に基づいて行うことができる。
【0006】しかし、この方法は、カメラに装填されているフィルムに収録されたフィルム画像に対応する電子画像を見るために必要なメモリは静的ではない、という点を考慮していない。つまり、この方法は、全ての電子画像を均等に扱っており、それぞれの電子画像に対する撮影者の興味の度合いが異なるかもしれない、という点を考慮していない。例えば、撮影者は、ある電子画像は後でダウンロードして使いたいと思っているかもしれないが、別の電子画像は使うつもりが無いかもしれない。
【0007】従って、撮影者が以前に興味を持っていたことを示す印を保持する画像をダウンロードする、改良されたハイブリッド電子フィルムカメラ及びその方法を提供することが望ましい。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の広範囲な態様によれば、カメラ内において先入れ先出し方式による上書きから以前に保護された個々の画像であることを識別するメタデータを有する電子画像をダウンロードするカメラ、方法及びシステムを提供する。この方法では、第1の複数の電子画像をカメラに取り込み、カメラのメモリを一杯に満たす。次に、第2の複数の電子画像をカメラに取り込む。個々のタグを1つ以上の電子画像に選択的に振分ける。第2の複数の電子画像の取り込み中、メモリ内でタグ無し画像を先入れ先出し方式によって置き換え、タグ付き画像をメモリ内に保持する。タグ付き画像とタグ無し画像を一緒にダウンロードして、1組のダウンロードした画像をカメラの外部に提供する。タグ付き電子画像に対応するダウンロード画像はタグを保持する。
【0009】カメラ内において、画像に対する撮影者の興味を示し、先入れ先出し方式による上書きを防止するために割り当てられたメタデータタグを保持する画像をダウンロードする、改良されたハイブリット電子フィルムカメラ及びその方法を提供することが本発明の有利な効果である。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、複数の異なるカメラ及びその方法の特徴を説明する。これらの特徴の全て又は多くを併せ持つ特定の実施形態に沿って以下の説明を行う。より少ない数の特徴や他の特徴を併せ持つ別の実施形態も説明する。また、これら以外の実施形態も当業者には明白であろう。
【0011】本明細書では、カメラ10の各々は、特定シーンの保存画像と、同じシーンの評価画像とを提供する。保存画像と評価画像は、同時に撮影される。保存画像は、後に、仕上げ処理、焼き付け、長期若しくは比較的長期の使用に供される。評価画像は撮影後直ちに表示でき、ユーザはこれを見ることができる。
【0012】本明細書で開示するカメラ10の中には、シーン画像として初期電子画像を撮影する電子画像形成手段を1つ有する実施形態のカメラもある。この場合、この初期電子画像から、保存画像及び評価画像の両方を生成する。評価画像は、オリジナル電子画像から低解像度の派生画像をサブサンプルして生成される。低解像度派生画像は、同一譲渡人による米国特許第5,164,831号「ELECTRONIC STILL CAMERA PROVIDING MULTI−FORMAT STORAGE OF FULL AND REDUCED RESOLUTION IMAGES」(Kuchta等)によって開示された方法によって提供できる。
【0013】好適である実施形態では、カメラ10は、保存画像撮影ユニット14と、別個の評価画像撮影ユニット16と、を有する撮影システム12を有する。2個の異なる撮影ユニット14、16は多様な形式をとることができ、互いに完全に分離した装置とすることも、幾つかの構成要素を共有することもできる。評価画像撮影ユニット16はシーン画像を電子的に撮影するので電子画像撮影ユニット16とも呼ばれる。保存画像撮影ユニット14は画像を撮影して、フィルム18に保存する。
【0014】本明細書において「フィルム18」とは、媒体の変化を伴って又は伴わずに、保存目的で画像を保存する又は保存できる媒体、又は、媒体を使用するために物理的に関連する特徴をいう。各フィルム18は、複数の保存画像を保存することができる。フィルム型のフィルム18では、媒体20は写真用フィルムストリップ20aである。フィルム型のフィルム18aの支持構造22は、通常、遮光性があり、例えば、フィルムストリップ20aが巻かれたスプール22aと、フィルムストリップ20a及びスプール22aを含むキャニスタ22bとを含む。一方、電子型のフィルム18では、媒体20は着脱可能な保存媒体である。保存媒体を用いて、保存画像をデジタル形式に変換して、仕上げ、焼き付け、その他の目的に使用する。写真用フィルム18等のデジタルフィルム18は、カメラ10から取り出すことができる。使用するデジタル媒体の種類や、光学、磁気、電子等といった情報を保存する方式は決定的なものではない。例えば、デジタルフィルムはフロッピー(登録商標)ディスク、CD、DVD、テープカセット、フラッシュメモリカード又はスティック等でも良い。
【0015】評価画像撮影ユニット16は電子画像を撮影する。保存画像撮影ユニット14は、撮影した画像を写真用フィルムに収録する写真用フィルム画像撮影ユニット14aでも良い。あるいは、保存画像撮影ユニット14と評価画像撮影ユニット16とは異なる2台の電子撮影ユニットでも良い。2台の電子撮影ユニットを有する適切なデジタルカメラの例は、米国特許第5,926,218号「ELECTRONIC CAMERA 10 WITH DUAL RESOLUTION SENSORS」(スミス等)に開示されている。このカメラ10は、撮影者の選択、撮影媒体において使用できる保存容量又は他の基準に基づいて、フィルム画像撮影ユニット14a又は電子撮影ユニットのいずれかを、保存画像撮影ユニット14として使用できる。例えば、スイッチ(図示せず)を設けて、フィルム撮影モードと電子撮影モードとを切り替えできるようできる。
【0016】本明細書では、フィルム18aは、保存画像を潜像として保存する写真用フィルムであり、フィルム18内において磁気的、光学的、又は両方によって追加情報を選択的に保存するものという観点において本発明を総括的に説明する。これ以外の種類のフィルム18にも同様の考察を適用できる。例えば、個々の保存画像に対するデジタルメモリの単位はフィルムフレームに対応する(以下で詳述する)。
【0017】本明細書で開示するカメラ10の特徴は、保存媒体18である写真用フィルム型のフィルム18を用いて画像を撮影する保存画像撮影ユニット14と、評価画像を撮影する電子画像ユニット16とを有するハイブリッドカメラ10に対して特に利点がある。しかし、これに制限されるものではない。具体的な実施形態における利点は、特定の特徴を実行する簡単な実施によって容易に明らかになるだろう。
【0018】図1〜図4を参照すると、カメラ10は、撮影システム12を保持する筐体24を有する。撮影システム12は、写真用フィルム20aを使用する保存画像撮影ユニット14と、画像を電子的に撮影する評価画像撮影ユニット16とを有する。撮影者がシャッタリリース26を作動させると、対象画像(特定画像の光学画像)が潜像としてフィルム20aのフレーム28に取り込まれ、評価画像撮影ユニット16の電子アレイ画像形成手段30に少なくとも1つの電子画像が取り込まれる。1つ以上の電子画像をデジタル的に処理し、1つ以上の派生画像を生成する。この派生画像は筐体24に装着された画像ディスプレイ32に表示することができる。
【0019】本明細書では、アナログ形式で取り込まれ、デジタル処理され、他の変更を受けていない電子画像を、「オリジナル電子画像」とする。さらに変更を受けた後は、「派生画像」という。つまり、派生画像は、オリジナル画像に比べて変更を受けている。これによって、ディスプレイ、特定のフィルム構造に対する補正や出力媒体に対する適合を行うことができる。これらの変更処理において、電子画像ファイルにメタデータを加えても良いし、又は加えなくても良い。本明細書では、保存画像として仕上げ処理するために予想される形態に適合した派生画像を「確認画像」とする。1枚のオリジナル電子画像から1枚以上の派生画像が生成できる。本明細書では、予想される仕上げ処理とは無関係に所定の方法によって生成され、確認画像とは異なる派生画像を「評価画像」とする。評価画像には、予想される仕上げ処理や後処理に適合した変更が施されても良い。
【0020】制御システム34は、コントローラ36(マイクロコンピュータともいう)を含み、デジタル信号プロセッサ38をさらに含む。これらは、カメラ10の他の構成要素を制御し、派生画像に関する処理を行う。
【0021】カメラ筐体24は、撮影ユニット14、16や他の構成要素の構造を支持し、保護する。カメラ10の筐体24は、特定の用途に対する要求やスタイルに対する要求を満たすために変形することができる。シャーシ44を覆うように結合する前面カバー40と背面カバー42を有することが便利である。カメラ10の構成要素の多くはシャーシ44に装着することができる。
【0022】フィルムドア46及び跳ね上げ式電子フラッシュユニット48は、前背面カバー40、42及びシャーシ44に回転可能に連結される。フラッシュユニット48を、部分的に前面カバー40を覆う位置から跳ね上げて、撮影レンズ50のカバーを外すと、カメラ10は使用できる状態になる。フラッシュユニット48を跳ね上げると、通常開いている主電源スイッチ51が閉じ、カメラ10の電源が入る。使用する主電源スイッチ51の種類や動作方法は、所望通りに変えることができる。主電源スイッチ51を介して繋がれる電源53は、通常、1つ以上のバッテリからなる。
【0023】フィルム画像撮影ユニット14は、フィルムホルダ52を有する。カメラの使用中、フィルムホルダ52はフィルム18を保持する。図3及び図4に示すカメラ10において、フィルムホルダ52はシャーシ44の一部である。フィルムホルダ52の構成は、使用するフィルム18の種類と関連するが、それ以外は決定的なものではない。
【0024】フィルムホルダ52は一対のフィルムチェンバ54、56と、これらの間で後側に向けて開口する露光フレーム58とを含む。フィルム18が有するキャニスタ22bは、フィルムチェンバ54、56の一方に収容される。フィルムストリップ20aは、キャニスタ22bに保持されるスプロール22aに巻きついている。カメラの使用中、フィルムストリップ20aは露光フレーム58を横切って延び、他方のフィルムチェンバ56内に収容されたフィルムロール60に巻き込まれる。露光フレーム58は開口部62を有し、これを介して、撮影毎に光画像はフィルムのフレーム28を露光する。
【0025】カメラの使用中、フィルム送り機構64によってフィルムストリップ20aが、フィルムのキャニスタ22bから引き出されるように送られ、フィルムチェンバ56内のフィルムロール60に巻き込まれた後、キャニスタ22bに戻される。図示するように、フィルム送り機構64は電気モータ66(フィルムロールスプール68内にある)を有するが、これ以外の種類の電動又は手動の送り機構を採用しても良い。フィルムストリップの露光は、フィルムを送る過程で行っても良いし、巻き戻す過程で行っても良い。
【0026】図3及び図4に示すカメラ10はフィルムを再装填でき、電動フィルム送り機構を備える。カメラ10はアドバンストフォトシステム(APS)フィルムカートリッジを採用している。また、これ以外の種類の1室又は2室を有するフィルムカートリッジや、ロールフィルムを用いることもできる。カメラ10にフィルムを再装填できることが好適である。カメラ10は、フィルムの種類やフィルムフレームの数を検出するためにIX−DXコードリーダ67を有する。
【0027】APSフィルムストリップ20aは透明磁気オーバレイ(図示せず)を有し、このために、注文されたプリント枚数やプリントの縦横比等といった多様なメタデータを、露光済みフレーム28の各々に隣接する磁気情報トラックに沿って記録する磁気記録性能を備える。フィルムストリップ20aは、通常、不透明なフィルムカートリッジに収容されており、15、25、40回の露光が行えるものが入手できる。ユーザが選んだ情報を含むメタデータは、フレーム毎に異なるかもしれない。カメラ10は、フィルムストリップ20aに隣接する場所にデータレコーダ70を備え、メタデータを記録する。図3及び図4に示すAPSカメラ10は、フィルム加圧プラテン72内の開口部に磁気ヘッドとして装着されたデータレコーダ70を有し、フィルムカートリッジから引き出されて露光されたフィルムが移動する際に、露光済みフレーム28の各々に隣接する磁気情報トラックに沿って、メタデータを磁気的に記録する。フィルム加圧プラテン72は、フィルムフレーム28が露光フレーム58の位置で露光される際の平面性を保つ役割をする。
【0028】本明細書で開示するカメラ10は、APSフィルムにも、磁気層へのメタデータの記録にも限定されない。カメラによってメタデータを光学的に記録することは、情報を記録する他の手段(フィルムキャニスタに付いたメモリ媒体の使用等)と同様に当業者にとって周知技術である。APSカメラやフィルムによって提供されるメタデータ等の情報は、当業者に周知である任意の手段によって読み書きできる。
【0029】フィルムストリップ20aのフレーム28を1枚ずつ露光フレーム58に一時的に位置決めして、保存画像用の露光を行う。各フィルムフレームの露光が終了するとロールスプール68が回転し、最後に露光されたフレーム28を、ロールスプール68に巻きついた露光済みフィルムロール60に巻き込むと共に、新しい未露光のフレーム28が露光フレーム58に位置決めされる。フィルム送り機構64によってフィルムロールスプール68を回転させると、フィルムストリップ20aがフィルムカートリッジから引き出されて、1フレーム増加分(フレーム幅より僅かに大きい)ずつ送られる。フィルム送りは、コントローラ36によって制御される。フィルムストリップ20aのほぼ全長を露光すると、すなわち全ての使用可能なフレーム28が露光されると、フィルムカートリッジ内のフィルムスプール22aの先端部の空洞内に突出するスピンドル(図示せず)をフィルム送り機構64によって適切なギア列(図示せず)を用いて連続回転させて、露光済みフィルムの長さをフィルムカートリッジ内に巻き戻す。
【0030】ユーザが選んだ情報をメタデータとしてフィルムストリップ20aに磁気的に記録するために、データレコーダ70の読取りヘッド(図示せず)に磁場が発生している間に、フィルムストリップ20a上の1本以上の磁気トラックを適切な速度で動かして、データレコーダ70を通過させる。この記録処理は、フィルムフレーム28毎にフィルムストリップ20aを送りながら、段階的に行うことができる。あるいは、全てのフィルムフレームの露光が終わるまでデータをカメラ10内のメモリに保存しておき、全てのデータを1本の継続的なパスに記録することもできる。全てのフィルムフレームの露光を終え、メタデータを記録し、フィルムストリップ20aをフィルムキャニスタ22bに収容して遮光したら、フィルムドア46を操作してカメラ10からフィルム18を取り出すことができる。
【0031】電子画像撮影ユニット16は、画像形成ドライバ74によって駆動される電子アレイ画像形成手段30を有する。電子アレイ画像形成手段30は、撮影されてフィルムストリップ20aに収録される潜像に対応して、撮影動作の度に1つ以上の電子画像を取り込むように構成されている。多様な種類の電子アレイ画像形成手段30を用いることができるが、入手可能な数種類の固体素子画像形成手段の1つであれば非常に好適である。
【0032】一般的に使用される非常に人気が高い固体素子画像形成手段の1つに、電荷結合素子CCDがある。入手可能な数種類のCCDのうち、2つのCCDを用いれば容易に電子シャッタを実現できるので好適である。1つはフレーム転送CCDである。フレーム転送CCDは、光活性により電荷を発生し、感光性を有さない遮光領域に全画像電荷を移動する。この領域は、電子画像をサンプリングするために記録される。もう1つはインターライン転送CCDである。これも電荷を移動することでシャッタ動作を行う。しかし、このCCDでは各画像ラインの上又は下の領域に電荷を移動するので、画像形成ラインと同数の保存領域がある。次に、保存ラインを適切な方法で遮断する。これらのCCDはそれぞれ利点と欠点を有するが、本発明ではいずれのCCDも問題なく使用できる。一般的なCCDは、クロックドライバ、アナログ信号プロセッサ−アナログ/デジタル変換機(「A/Dコンバータ114」ともいう)として動作する構成要素を有する。
【0033】CMOS技術によって製造した電子画像センサを用いることもできる。簡単に実行できる固体素子の製造処理によって容易に形成でき、電源を1つ使った使用に適するため、この種類の画像形成手段は魅力的である。さらに、この処理によれば、周辺回路を同じ半導体ダイと一体的に形成できる。例えば、CMOSセンサは、クロックドライバと、A/Dコンバータ114と、1つICに一体的に形成されたその他の構成要素とを有することができる。使用できる第3の種類のセンサは、電荷注入デバイス(CID)である。このセンサは、読取りのために電荷をデバイスの外にシフトしない点で、上述のセンサとは異なる。つまりこのセンサでは、電荷をピクセル内部で移動させることで、読取りを行うことができる。このため、アレイ内においていずれのピクセルも変更することなく読取りができる。このデバイスの外部シャッタを切れば、画像を損なわずに、アレイの読み出しを繰り返し行うことができる。シャッタ動作は外部シャッタを用いて行うことができる。外部シャッタが無ければ、基板内に再結合のための電荷を注入して行うことができる。
【0034】電子画像撮影ユニット16は3色画像を撮影する。1つの画像形成手段を3色又は4色フィルタと共に使用することが好適だが、複数の単色画像形成手段とフィルタとを使用することもできる。適切な3色フィルタは当業者には周知であり、通常、画像形成手段に含まれて一体的な構成要素となっている。便宜上、本明細書では、3色フィルタ(別途に図示せず)を備える1つの画像形成手段30を有する実施形態との関連において、カメラ10を説明する。しかし、同様の考察は、複数の単色画像形成手段を用いたカメラと同様、3色以上を使用するカメラにも適用できることが分かる。
【0035】図2を主として参照すると、カメラ10は、筐体24に装着された1枚以上のレンズによる光学システム76を有する。図では、光学システム76を破線と幾つかのレンズ要素群とによって示す。図示した構成は一例にすぎず、これに限定されるものではない。光学システム76は、光を、露光フレーム58及び電子アレイ画像形成手段30に向ける。さらに、光学的ビューファインダ78を通してユーザにも光を向けることが好適である。
【0036】画像形成手段30は露光フレーム58から間隔をあけて配置される。そして、光学システム76は、第1のパス(点線80で示す)に沿って光を露光フレーム58に向け、第2のパス(点線82で示す)に沿って光を電子アレイ画像形成手段30に向ける。両方のパス80、82は、カメラ10前方における被写体の画像面の位置で収束する。図2において、光学システム76は、画像形成手段レンズユニット86とビューファインダレンズユニット88との両方を有する組合せレンズユニット84を有する。組合せレンズユニット84は、部分透過ミラー90を有する。部分透過ミラー90は、第2の光パス82を、画像形成手段サブパスと、ビューファインダサブパスとに再分割する。画像形成手段サブパスは画像形成手段30に達し、ビューファインダサブパスは、全反射ミラー92を介して、再度方向を変えられた後にアイピースを通って撮影者に達する。
【0037】光学システム76は上記以外の構成でも良い。例えば、ビューファインダレンズユニット88と、画像形成手段レンズユニット86と、撮影レンズ50とが完全に別個でも良い(図示せず)。あるいは、組合せレンズユニット84は、撮影レンズ50と画像形成手段レンズユニット86との両方を備えても良い(図示せず)。これ以外の光学的なシステムも考えられる。
【0038】多くのカメラ10では、ビューファインダ78の視界と、保存画像撮影ユニット14の視界とが異なる。ビューファインダ78によって描写されるシーンは、通常、保存画像撮影ユニット14の視界の80〜95%である。この差があるために、端の方に見える画像の内容も含めて、撮影者が見る物の全てが確実に保存画像に収まる。ここでは、カメラ10のビューファインダの視野は、保存画像撮影ユニット14の視野と100%一致するものとして説明及び図示する。これは、本発明を説明するための便宜上であって、カメラ10のビューファインダ78は、他に説明する特徴を変えずに、保存画像撮影ユニット14の視野の80〜95%に制限できる。
【0039】図2の実施形態を再度参照すると、撮影レンズ50は電動ズームレンズであり、1つ以上の可動要素がズームドライバ94によって1つ以上の静止要素と相対的に駆動される。組合せレンズユニット84も、ズームドライバ94によって1つ以上の静止要素と相対的に駆動される1つ以上の可動要素を有する。2つのズームドライバ94は、同時にズームするように連結されている。この連結は、機械的(図示せず)又はズームドライバ94に信号を送る制御システム34によって行い、ユニットのズーム要素を焦点距離の同じ範囲、又は相応の範囲内で、同時に移動させる。
【0040】制御システム34は、コントローラ36を含み、例えば、RAMやデータ操作及び一般的なプログラム実行を行うための他のメモリを有する埋込み型マイクロプロセッサ等を含む適切な構造を有するマイクロコンピュータとすることができる。
【0041】図2の実施形態の撮影レンズ50も自動焦点である。自動焦点システムは、センサを備えるレンジファインダ96を有する。レンジファインダ96は、直接又は制御システム34を介して、焦点ドライバ100を操作し、撮影レンズ50が有する1つ以上の焦点合わせ可能要素(別個に図示せず)を移動する。レンジファインダ96は、パッシブ、アクティブ、又はその組合せでも良い。
【0042】撮影レンズ50は、例えば、単焦点のマニュアルフォーカシング又は固定焦点等の簡単なものでも良いが、好適ではない。ビューファインダレンズユニット88及び画像形成手段レンズユニット86の一方又は両方が固定焦点距離を有しても良いし、異なる焦点距離の間でズームしても良い。画像形成手段30に対しては、光学的ズームに替えて、又はこれと組み合わせて、デジタルズーム(デジタル画像の拡大であって、光学的ズームと同等)を用いても良い。実際の撮影前に、光学的ビューファインダ78に替えて、又はこれと組み合わせて、画像形成手段30と画像ディスプレイ32とを光学的ビューファインダ78として使用しても良い。これは、デジタルスチルカメラで通常行う方法と同様である。しかし、この方法はバッテリの使用量を大幅に増やすので、最近では好まれていない。
【0043】カメラ10は上記以外の方法でも使用できるが、保存画像はユーザが所望する仕上げ処理が施された画像又は他の最終的な画像の元になるものである。従って、派生画像が保存画像と同じ品質である必要は無い。そのため、画像形成手段30と、光を画像形成手段30に向ける光学システム76の一部とを、より小さく、簡単、軽量に製造できる。例えば、撮影レンズを可変焦点にする一方で、画像形成手段レンズユニット86を固定焦点、又は異なる範囲において焦点合わせを行ったり、より少ない数の焦点位置の間で焦点合わせを行うこともできる。
【0044】フィルムシャッタ102は露光フレーム58への光路を遮断し、画像形成手段シャッタ104は画像形成手段30への光路を遮断する。絞り板106を両方のパス80、82に設けることができる。シャッタ102、104は、それぞれ開状態と閉状態を切り替えることができる。「シャッタ」という用語は、広義では、フィルムストリップ20a又は画像形成手段30への光路に沿って光を通過させて画像を撮影し、それ以外の時には光を通過させない機能を提供する物理的及び/又は論理的な要素を意味する。従って「シャッタ」は、あらゆる種類の機械的、電気機械的なシャッタを含むが、これら限定されるわけではない。また「シャッタ」は、フィルム送り機構や、フィルム又は画像形成手段30を単純に光路内外に移動する同様の機構を含まない。「シャッタ」は、コントローラ36の制御下で画像形成動作の開始と停止を行う電子アレイ画像形成手段のコンピュータソフトウェア及びハードウェア特徴を含む。
【0045】好適である実施形態において、フィルムシャッタ102は機械的又は電気機械的であり、画像形成手段シャッタ104は機械的又は電子的である。図では、画像形成手段シャッタ104を破線で示し、機械的な画像形成手段シャッタの位置及び電子的なシャッタの機能の両方を表す。CCDを用いる場合、画像形成手段30の電子シャッタは、感光性を有さない場所に設けた遮光抵抗下で蓄積電荷を移動することによって実現できる。これは、フレーム転送CCDにおけるフルフレームであり、インターライン転送CCDにおける平行ラインとすることができる。適切な装置及び手順は同業者には周知である。CIDを用いる場合、露光の初めに各ピクセルの電荷を基板に注入し、露光の終わりに各ピクセルの電荷を読み出す。ここで問題が生じる。つまり、最初に電荷を読み出したピクセルは、最後に電荷を読み出したピクセルよりも露光時間が短くなる。この相違量は、全アレイを読み出すために必要な時間に相当する。これは、全体の露光時間及び全アレイの読み出しに必要な最大の時間に依存する。
【0046】CMOS画像形成手段は、通常、ローリングシャッタと呼ばれる方法でシャッタが切られる。この方法を使うCMOS画像形成手段は好適ではない。なぜなら、共通のシャッタ時間のために個々のラインを遮断するが、各ラインの露光時間はシーケンシャルに開始されるためである。これは、露光時間が短い場合においては、動いている被写体が歪んでしまうことを意味する。水平の動きの場合、上下方向の特徴物は、ライン毎の露光による時間的な差のために斜行する画像となる。CMOS画像形成手段は、別の方法でもシャッタを切ることができ、米国特許第5,986,297号に開示されている。単フレーム撮影モードと呼ばれるこの方法では、全てのピクセルが露光時間中に電荷を集積できる。露光の終了時には、全ピクセルがデバイスの浮動拡散へ同時に送られる。このように、ラインによる順次読み出しが可能である。
【0047】画像ディスプレイ32は、筐体24の外側に、好適にはカメラ10の裏面と向き合うように装着される。画像ディスプレイ32は、画像形成手段ディスプレイドライバ108によって駆動され、オン状態になると確認画像を表示するので、焼き付けた画像や他の最終的な画像の予想される見え方を事前に確認できる。電子アレイ画像形成手段30は、信号ライン110によって、制御システム34を介して、画像ディスプレイ32に接続される。画像ディスプレイ32は、光画像(「表示画像」ともいう)を生成し、ユーザはこの光画像を見ることができる。
【0048】上述のように、制御システム34は、コントローラ36、メモリ112、アナログ−デジタルコンバータ114(「A/Dコンバータ114」とも称される)(この用語は、アナログ信号プロセッサ及び増幅器を有する構成要素も含む)及びデジタル信号プロセッサ38を含む。以下で詳述するように、他の構成要素を設けることもできる。制御システム34の適切な構成要素は当業者には周知である。他の箇所で述べるように、制御システム34を変更することは実用的である。コントローラ36は、マイクロコンピュータやマイクロプロセッサ等の単体の構成要素、又は同等の機能を有する分散配置された複数の構成要素として実現できる。プロセッサや他の構成要素に対しても、同様の考慮を適用できる。同様に、別個のユニットとされた構成要素を組み合わせたり、共有したりする実施形態とすることもできる。
【0049】撮影したアナログ電子画像を増幅し、A/Dコンバータ114によってデジタル電子画像に変換する。変換された画像をデジタル信号プロセッサ38で処理して、メモリ112に保存する。
【0050】「メモリ112」とは、半導体メモリ又は磁気メモリ等に設けられた物理的メモリに含まれる適切な容量の1つ以上の論理ユニットを示す。メモリは、例えば、フラッシュEPROMメモリ等の内部メモリ、CompactFlashカード等の着脱可能メモリ、又はこれらの組合せでも良い。「メモリ112」は、フィルム18とは別個である。つまり、幾つかの実施形態では、カメラがメモリ112とフィルム18の両方を有する。
【0051】信号ライン110は、画像形成手段30、コントローラ36、プロセッサ38、画像ディスプレイ32、他の電子構成要素を接続するデータバスとして動作することが好適である。
【0052】コントローラ36及びデジタル信号プロセッサ38は、画像を保存するためのメモリと同じ物理的なメモリ112に保存されたソフトウェアによっても制御できるが、ROM又はEPROMファームウェアメモリ等といった、専用メモリ(図示せず)に保存されたファームウェアによって制御することが好適である。あるいは、メモリに別個の専用ユニットを設けて、他の機能をサポートすることもできる。
【0053】それぞれの電子画像は、露光済みフィルムフレーム28上の潜像に対応する。これらの画像は、処理後、フィルム露光に続いてフィルムストリップ20aをフレーム1枚ずつ移動する毎に、個別にメモリ112に保存される。メモリ112は、制限された数の電子画像を保存する連続的な画像保存容量を有する。本明細書では便宜上、1台のカメラ10に保存される電子画像は、通常、全て同じサイズ又は、ほぼ同じサイズであるとする。これは好適な実施形態における場合であるが、これに限定されるわけではない。
【0054】図示する実施形態は、最大50枚の電子画像を保存できるスペースを有する。この数は、現在入手できるAPSフィルムに収められる潜像の最大数、つまり40を上回っている。露光して潜像を形成すると、フィルムストリップ20aを送ってフレームを進める。1つ以上のセンサ116がこれを検出し、コントローラに信号を送る。これに対してコントローラ36は、メモリ112に保存されたフレームカウント(フィルムストリップ20aに残った、露光可能なフレーム28の枚数)を1減少する。フレームカウントは0から増やしても良いし、フィルムストリップ20aが15枚、25枚、40枚のいずれの撮影ができる長さを有するかに応じて、15、25、40等から減らしても良い。現在のフレームカウントを情報ディスプレイ118に表示する。図3及び図4に示すカメラでは、フィルムストリップ20aに形成されたフィルムパーフォレーション120の連続した対を検知する同形のフィルムパーフォレーションセンサ対がフィルム加圧プラテン72内のそれぞれのポケット内に装填され、コントローラに接続されている。
【0055】電子画像をメモリ112に保存する方法は決定的なものではない。本明細書では便宜上、個々の単画像アドレス又はブロック「1」〜「50」がメモリ112内に割り当てられているとして、電子画像の保存について説明する。フレームカウントと一貫した、撮影した電子画像に対するそれぞれのフレーム番号をメモリ112内の単画像アドレス「1」〜「50」に保存する。メモリ112の単画像アドレスに保存された電子画像は個々にアクセスでき、画像ディスプレイ32に個別に表示される。
【0056】カメラ10は通信ポート124を有する。メモリ112に保存された電子画像は、コントローラ36の制御下で、USBプロトコル等の通信プロトコルを使い、この通信ポート124を介して、コンピュータやネットワークやデジタルアプライアンス等の画像形成手段126(コンピュータとして図1にのみ図示)にダウンロードされる。カメラ10は、随意で、電子画像を個別にダウンロードすることもできるが、ダウンロードの度にメモリ112内の画像を全てダウンロードすることが好適である。これは、好適な実施形態において電子画像は比較的小さく、ダウンロードの所用時間は比較的短いので、これを考えれば、所望の画像がダウンロードされない可能性や、ダウンロードに必要なステップ数を増やして画像のダウンロードに必要な時間を増やすよりも、全ての画像をダウンロードしてから不必要な画像を破棄する方が、ユーザにとって好ましいからである。
【0057】コントローラ36は、電子構成要素間での信号ライン110に沿った画像転送を容易にし、必要に応じて他の制御機能も実現する。コントローラ36は、全ての電子構成要素に対して、タイミング関係における制御信号を生成するタイミング生成回路(図示せず)を有する。
【0058】個々のカメラ10に対する較正値をEEPROM等の較正メモリ(図示せず)に保存し、コントローラ36に供給する。コントローラ36は、1つ以上のメモリ112、ズームドライバ94、焦点ドライバ100、画像形成ドライバ74、画像表示ドライバ108、絞りドライバ132、フィルム及び画像形成手段シャッタドライバ134、136を含むドライバを操作する。コントローラ36は、フラッシュ機能を行うフラッシュユニットのフラッシュ回路137に接続される。
【0059】上述の回路は、当業者には周知である多様な方法によって変更できることが分かるだろう。また、本明細書において物理的な回路の観点から説明した多様な特徴は、ファームウェア、ソフトウェアの機能、又はこれらの組合せとしても実現できる。コントローラ36を1つの構成要素として図示しているが、これは図示する上での便宜上に過ぎない。コントローラ36は、分散した場所に配置され、同等の機能を有する複数の構成要素としても実現できる。また、同様の考察は、プロセッサ38や他の構成要素に対しても適用できる。同様に、本明細書においては別個のユニットとして図示した構成要素を組み合わせたり、共有できる実施形態もある。
【0060】メモリ112に保存されるデジタル電子画像はプロセッサ38によってアクセスされ、必要な派生画像を生成するように変更される。画像ディスプレイ32に派生画像を表示する処理の一貫として、カメラ10は派生画像を変更し、特定のディスプレイの特性に適合するように較正しても良い。例えば、ディスプレイ、画像形成手段、電子撮影ユニット又は他の構成要素のグレースケール、色領域又はホワイトポイントに関する性能の差に対処するために各画像を変更する変換を行うことができる。全ての確認画像を表示できるディスプレイを選ぶことが好適であるが、より制約があるディスプレイを用いることもできる。その場合、確認画像を表示する際には、画像やコントラストレベルや確認画像が提供する情報の一部を省く較正を行う。
【0061】派生画像も、同様に、フルデジタルカメラにおいて画像が強調されるように、変更できる。例えば、補完やエッジ強調化を行うことができる。ここで制約として、派生画像は仕上げ処理を施した保存画像と対応するため、派生画像が対応する保存画像と相違しないように強調化を制限する必要がある。保存画像が電子画像であれば、確認画像も保存画像も同様に強調化できる。電子保存画像に対するデジタル処理は、JPEG圧縮、ファイルフォーマッティング等のファイル変換に関連する変更を含むことができる。
【0062】強調化によって、選択した仕上げ処理チャネルの出力特性に適合するように、派生画像を較正することができる。仕上げ処理に関連する調整は、撮影媒体の特定のユニットに対してどのような仕上げ処理を施すかを事前に知っていることが前提となる。これらの情報を事前に知るためには、特定の撮影媒体ユニットに対する仕上げ処理の選択肢を限定したり、適用できる全ての仕上げ処理を標準化したり、コントロールパッドに関する特性を入力するスイッチを設定する等によって、ユーザに仕上げ処理を選択させれば良い。こうした指定があれば、特定の仕上げ処理の選択肢を用いる旨を指示でき、派生画像にその処理を適用した場合の効果を、直接的又は間接的に示す準備ができる。撮影媒体ユニットに関する指示は、当業者には周知である多様な方法によって、適用できる。例えば、磁気コードや光学コードを使用する方法である。
【0063】派生画像は、必要になる前又は必要とされた場合に、処理速度や使用可能なメモリの制限の中で所望通りに電子画像から生成できる。メモリ112の大きさを最小限にするために、電子画像を処理して低解像度の画像として保存した後に次の画像を電子アレイ画像形成手段30から読み出すことができる。
【0064】異なる種類の画像ディスプレイ32を使用できる。例えば、画像ディスプレイ32は、液晶ディスプレイ(「LED」)でも、ブラウン管ディスプレイでも、有機ELディスプレイ(「OELD」、有機発光ダイオード「OLED」ともいう)でも良い。
【0065】画像ディスプレイ32を筐体24の背部又は上部に装着して、撮影者が撮影直後に簡単に見られるようにすることが好適である。1つ以上の情報ディスプレイ118を筐体24に設けて、残りフィルムやバッテリ状態、プリント形式(C,H,P等)、フラッシュ状態又はプリント枚数等のカメラ情報を撮影者に対して表示できる。本明細書では便宜上、1つの情報ディスプレイ118が設けられているものとして説明するが、情報ディスプレイ118及び画像ディスプレイ32を別個のディスプレイ装置として設けても良いし、共通のディスプレイ装置の連続した部分としても良い。情報を画像に重ね合わせたり、画像を入れ替え(図示せず)たりして画像ディスプレイ32に表示する場合は、情報ディスプレイ118を省略することができる。これらのディスプレイを別個に設ける場合、情報ディスプレイドライバ138によって情報ディスプレイ118を操作する。
【0066】図3及び図4に示す実施形態では、画像ディスプレイ32を筐体24の背面に、また、情報ディスプレイ118を画像ディスプレイ32に隣接する筐体24の部分に、それぞれ配設し、これら2個のディスプレイ32、118を撮影者が同時に見ることができる1つのユーザインターフェイス140の一部を構成するようにしている。画像ディスプレイ32と情報ディスプレイ118とは、事実上のディスプレイ(図示せず)としての光学的ビューファインダ78を介して見ることができるように、代わりに又は追加的に設けても良い。
【0067】画像ディスプレイ32は、スイッチ操作による要求に応じて作動する(図示せず)。再度スイッチを操作するか、シャッタリリース26を少し押すと、画像ディスプレイ32がオフになる。タイマを使って自動的に画像ディスプレイ32をオフにしてバッテリを節約しても良い。タイマはコントローラ36の機能として実現することができる。画像ディスプレイ32が作動している時には、別のユーザコントローラ144を使って、以前撮影した画像を順番に見ることができる。
【0068】図3及び図4を参照すると、カメラ10のユーザインターフェイス140は画像ディスプレイ32及び情報ディスプレイ118の他に、シャッタリリース26及びレンズユニットのズームを制御する「ズームイン/アウト」トグル142と、他のユーザコントローラ144とを有する。シャッタリリース26によって両シャッタ102、104を操作する。撮影時、ユーザがシャッタリリース26を作動させるとシャッタリリース26が設定状態から中間状態になり、さらに解放状態になる。シャッタリリース26は、通常、押されることによって作動する。本明細書では便宜上、「第1のストローク」による初期押圧によって第1のスイッチS1が作動し、シャッタリリース26が設定状態から中間状態になり、続いて「第2のストローク」による押圧によって第2のスイッチS2が作動し、シャッタリリース26が中間状態から解放状態になるシャッタボタンとして、シャッタリリース26を説明する。当業者には周知である他の2ストロークシャッタと同様に、第1のストロークによってオートフォーカス、自動露出、フラッシュユニット読み出し等といった露光を定めるカメラ構成要素を作動させ、第2のストロークによって保存画像の撮影を作動させる。
【0069】図2では、シャッタリリース26を第1ストロークまで押すと、撮影レンズ50及び組合せレンズユニット84の各々は、レンジファインダ96からコントローラ36に送信された被写体距離データに基づいて検出された被写体距離に、焦点合わせされる。コントローラ36も、ズームドライバ又はズームセンサ(図示せず)から、撮影レンズ50、84がどの焦点距離に設定されているかを示すデータを受信する。カメラ10も、リーダ67を用いて、装填されているフィルム18aのフィルム感度を検出し、この情報をコントローラ36に送信する。カメラ10は、光メータとして動作する機能(後述)から、画像明度(Bv)を取得する。画像明度及び他の露光パラメータをコントローラ36内のアルゴリズムに対して提供される。このアルゴリズムによって、焦点が合った距離、シャッタスピード及び絞りを検出し、画像形成手段30から供給されたアナログ信号を増幅するために最適のゲイン設定を検出する。これらの値に対する適切な信号を、コントローラ36のモータドライバインターフェイス(図示せず)を介してドライバに送信する。ゲイン設定はA/Dコンバータ114に送信される。
【0070】カメラ10は、画像形成手段30及び別の検出器146(図2において破線で示す)の一方又は両方を用いて、周囲の光を検出する。検出器146は、周囲光検出器ドライバ148を有する。周囲光検出器ドライバ148は、1つ又は複数のセンサ(図示せず)を制御する。評価画像撮影ユニット16を用いて周囲光を検出する実施形態もある。これらの実施形態では、保存画像を撮影する前に1つ以上の電子画像を撮影する。このように、事前に撮影した1つ以上の画像から得られる撮影電子画像データをサンプリングして、このデータからシャッタスピードの自動設定や絞り設定等のシーンパラメータを決定する。これらの予備電子画像は、撮影システム12を予備モードに設定している間であれば、一連の動作で撮影できる。例えば、第1のストロークの間にシャッタリリース26を作動させ、その位置に維持している間に予備画像を撮影できる。この予備画像の撮影は、シャッタリリース26をスタンドバイ位置に戻すか、第2のストロークを行って保存画像を撮影すると終了する。予備電子画像をメモリ112に保存しておくこともできるが、他に説明が無い限り、通常は、これに変わる電子画像を撮影すると次々に破棄してメモリ112の使用を軽減する。予備画像を画像ディスプレイ32に供給し、撮影者が実際の撮影を行う前の構図決め等に活用しても良い。しかし、画像ディスプレイ32をこのように電子ビューファインダ78として使用するとエネルギー使用が大幅に増加するため、好適ではない。
【0071】電子撮影ユニットを組み立て中に既知の値を用いて較正し、明るさを測定できるようにする。例えば、コントローラ36は、マルチスポットライトメータに用いられる測光アルゴリズムと同じ種類のアルゴリズムを用いて、予備画像中に見られるデータを処理できる。この手順を後続の予備画像の各々に対して繰り返す。個別のピクセル又はピクセル群が、マルチスポットライトメータに使用される個々のセンサの代わりをする。例えば、コントローラ36は、ピクセル対ピクセルの比較を、最大値が見つかるまで繰り返すことで画像のピーク照度強度を検出できる。同様に、画像の全てのピクセルに関する算術的な平均として全体的な強度を検出できる。測定アルゴリズムの多くによれば、画像形成手段30の、例えば「上部中間領域」といった選択領域のみに関する平均値、又は積分値を求めることができる。また、多数の領域を評価し、各領域に対して異なる重み付けを行って、全体的な値を求める方法がある。例えば、中央重点システムでは、中央部のピクセルを周辺部のピクセルより強く重み付けする。カメラ10は、中央重点式やスポット測光といった異なる方法を手動で切替ることができる。また、カメラ10は、シーンの内容に対する評価に基づいて測光方法を自動選択できる。例えば、上方に水平に広がる明るい領域があればこれを空であると解釈し、画像の他の部分に比べてより特別な重みを与える。
【0072】中程度の光の状態では、画像形成手段30は1つの予備画像に基づいて測光やカラーバランス測定を行う。より極端な光の状態は、許容できる電子画像が撮影されるまで露光パラメータを変えながら撮影した一連の予備電子画像を用いて処理できる。このように、パラメータを変更しながら行う方法は決定的なものではない。
【0073】シーンの明るさの値を受信すると、コントローラ36は、これをフラッシュ作動点と比較する。もし、光のレベルがフラッシュ作動点より低ければ、ユーザが手動でフラッシュをオフに設定していない限り、コントローラ36はフラッシュユニット48によって最大の照明を行う。これらの方法に相当する適切なアルゴリズムや特徴は当業者にとって周知である。
【0074】第2のスイッチS2は、シャッタリリース26が第2のストロークまで、さらに押された場合に作動する。第2のスイッチS2が作動すると、フィルムシャッタ102が作動し、潜像をフレーム28に収録する処理が開始される。フィルムシャッタ102は、本明細書において「保存画像露光時間間隔」と称する一瞬の間だけ開かれる。画像形成手段シャッタ104も作動し、保存画像露光時間間隔の一瞬の間だけ開き、初期電子画像を撮影する。
【0075】カメラ10からフィルム18を取り出すには、フィルムドア46をあけてフィルム18を取り出す。カメラ10はフィルム検出器又は信号化手段150を有する。これは、フィルム18がカメラ10内に装填されていてフィルムドア46が閉じている場合に、コントローラ36に信号を送る。これに応じてコントローラ36は、情報ディスプレイ118に対して、フィルム18が装填されているか否か、フィルムドアが閉じているか否かを示すアイコン等の印(図示せず)を表示させる。
【0076】画像ディスプレイ32を用いれば、撮影したばかりの画像の品質を検証したり、以前に撮影した画像を見たりできる。こうした機能のためにユーザコントローラ144が設けられている。図に示すカメラ10では、確認ボタン152を押して、撮影したばかりの保存画像の確認画像にアクセスする。この動作によって画像ディスプレイ32が作動する。画像ディスプレイ32の作動中は、新たな撮影ができなくなる。ユーザは、ユーザコントロール(図示せず)を用いて画像を順番にたどることで、最後に撮影した画像から、以前に撮影した画像まで、表示を代えていくことができる。画像表示の作動中に「ズームイン/アウト」トグル142を用いてこの機能を行う実施形態もある。保存画像から作成される最終画像の特徴の中には、確認画像を見ながら変更できる特徴もある。これについて以下で詳述する。
【0077】図示する実施形態において、カメラメモリ112が、フィルム18のフィルムフレーム28の各々に対応する電子画像を保存するために十分な容量を有することが好適である。なぜなら、ユーザは、フィルム18の画像を一度に見ることができる。フィルム18の容量は各々異なるので、メモリ112は、最大の容量を有するフィルム18のフィルムフレーム28の各々に対応する電子画像を保存するために十分な容量が必要である。このため、容量が少ないフィルム18を使用する場合には、メモリ112の容量が余る。カメラ10のメモリ112が、最大の容量を有するフィルム18に対してさえも、これを超える十分な容量を有することが好適である。
【0078】そのように過剰な容量があれば、ユーザは、以前に使用したフィルム18の保存画像に対応する電子画像も見ることができる。フィルム18の潜像に対応する撮影電子画像は、そのフィルム18をカメラ10から除去する際にはメモリ112から消去されないが、メモリ112が一杯になった時に、最も以前に撮影した電子画像を、最後に撮影した電子画像によって上書きする(新しい画像を1つ保存するためにメモリ112内に十分な容量が必要であれば、古い画像を2つ消去しても良い)。画像を上書きする順番は、先入れ先出し方法が、在庫管理等における多くの実務に対応しており、本明細書でも「FIFO」として言及する。
【0079】メモリ112は、その容量が1本以上のフィルムロールの画像より多くの電子画像を保持できる程十分に大きいので、2種類の電子画像を保持する。すなわち、カメラ10に現在装填されているフィルム18の露光済みフレーム28の潜像に対応する現在の電子画像と、カメラ10に以前装填されて露光された1〜2本のフィルム18の露光済みフレーム28における潜像に対応する過去の電子画像と、を保持する。このように、現在及び過去の電子画像の両方を保持することによって、ユーザは常に、例えば、最初のフィルムを取り出した後に、2本目のフィルムを使って撮影している間であっても、メモリの容量制限内であれば最新の電子画像シリーズを見ることやダウンロードすることもできる。
【0080】先入れ先出し方式による電子画像の上書きから画像を選択的に除外する図1、図5及び図7〜図9を参照すると、上書きされていない場合は、電子画像をカメラ10のメモリ112からダウンロードできる。しかし、ユーザがダウンロードしたい所望の画像があるが、これらの画像をダウンロードする前に数本のフィルムを使った場合に問題が生じる。すなわち、上述の自動的なFIFO画像置換ルーチンでは、ダウンロードしたい所望の画像の幾つか又は全てを、ダウンロード前に上書きする可能性がある。FIFOの削除周期のために生じるこのような影響は、カメラ10のメモリ112を大きくすれば解決できる。しかし、この方法はコスト増になり、同様の問題を先送りしているに過ぎない。
【0081】この問題をより好ましく解決するためには、ユーザが、カメラ10のメモリ112に保存された画像から選んだ画像に除外タブ(単に「タブ」とも示す)を選択的に割り当てる。このようにして得られたタグ付き画像を自動的なFIFO方式による置き換え処理から除外し、タグが付いていない画像に対してFIFO方式の置き換えを行う。
【0082】図5を参照すると、まず、第1の複数の電子画像を撮影する(154)。このグループの画像によってカメラ10のメモリ112は十分に一杯になる。次に、第2の複数の電子画像を撮影する(156)。第1の画像を撮影した後(図では右にずらして示す)、第1又は第2の複数の電子画像を撮影している間に(154,156)、ユーザは所望の画像を選択してタグを付ける(158)。
【0083】メモリ112に保存された電子画像にタグを付けた後、タグ付き画像は、タグ無し画像をFIFO方式によって置き換えられる間(162)、失効する(タグが外される)まで保持される(160)。これらのタグは、各電子画像をカメラ10からダウンロードする際に自動的に失効とされるが(164)、それまでは保持される。ユーザは、タグを付けた後の任意の時に個々のタグを選択的に失効させることもできる(図5に図示せず)。特定の実施形態では、タグ付き画像は、撮影日から1年とか、タグを付けた日から半年等といったある期間が経過した場合にも失効する(図示せず)。
【0084】いずれの場合も、タグの失効はFIFO置き換えと関係が無く、新規画像の撮影とも独立して行われる。タグが外された場合においても、その電子画像を直ちにメモリ112から消去せず、日付順にタグ無し画像のFIFO列に加える。その後、そのタグ無し画像が最も古いタグ無し画像となり、かつ、新規の電子画像のためにスペースが必要になった際に上書きされる。
【0085】図5に示すように、電子画像の撮影(154、156)、タグ付け(158)、タグの失効(164)といった処理の全てを、標準的な同一の期間内に行うことができる。従って、電子画像にタグを付け外しするので、第1のグループに属する電子画像の数、つまり、メモリ112が一杯になる前に撮影できる電子画像の数は増減する。現時点で装填されているフィルム18のフレームの各々に対応する電子画像に対するメモリスペースが確保されていることが望ましい。これは、除外画像としてタグを付けることができる電子画像の数を固定数に制限することによって実現できる。そうすれば、常に、いずれのタグ付き画像も上書きすること無く、現在装填されているフィルム18の露光フレーム28に対応する全ての電子画像をメモリ112に保存するために十分な容量をメモリ112内に確保できる。例えば、タグ付き画像の数を10個に制限しても良い。そうすれば、40枚の露光ができるフィルムに収められた全ての画像を、50ブロックの容量を有するメモリ112に保存できる。この場合、メモリ112に保存されたタグ無し電子画像の最大数は、任意時のタグ付き画像の数、つまり0個〜10個を、50から減じた数となる。従って、保存されたタグ無し画像の最大数は40個〜50個となる。25枚のフィルムを使用する場合、使用できるタグ付き画像の数が変わらず10個であれば、タグ無し画像の数も40個〜50個である。しかし、現在使用しているフィルムの全ての画像に対するメモリスペースが確保され、さらに、以前に使用したフィルムの画像の幾つかに対してもメモリ容量が確保される。
【0086】タグの添付や失効は、各電子画像が画像ディスプレイ32に表示されている間に、タグセレクタ166を作動させて行う。タグセレクタ166は専用又は共用のユーザコントローラ144であり、これを押すことによって、表示された電子画像にタグをつけたり、外したりできる。図7〜図9は、情報ディスプレイ118を用いてボタン144aを指定することによって提供されるユーザコントローラ144を示す。図7では、電子画像から得られた確認画像が画像ディスプレイに表示されている。この特定の電子画像にはタグがついておらず、使用できるタグが残っている。コントローラは、情報ディスプレイに対して、画像にタグを付けることができるユーザコントローラ144aを指定させる。図8の確認画像はタグ付き電子画像である。情報ディスプレイはコントローラによって、画像のタグを失効させるユーザコントローラ144bを提供するように構成されている。図9の電子画像にはタグが付いていないが、既に最大数のタグ付き画像が使われている。従ってコントローラは、情報ディスプレイに対してタグ付き画像の印を灰色で塗りつぶして表示させており、関連するボタン144aは操作不能になっている。タグ付き画像は印168によって識別する。印168は、画像ディスプレイ32に重ね書きしても良いし、情報ディスプレイ118に表示しても良いし、その両方でも良い。例えば、この印は「タグ」又は「ロック」等の文字によるメッセージでも良いし、同じ効果のアイコンでも良い。
【0087】以前に撮影した画像をカメラ10によって見る場合、時系列又は他の順番によって全ての画像を見られるようにしても良いし、時系列又は他の順番によってタグ付き又はタグ無し画像のみを見られるようにしても良い。ズームトグルを使用して、画像間を移動することができる。カメラ10に装填されたフィルムと関連しない電子画像については、その画像が現在装填されているフィルムロールの画像ではないことを示す印(図示せず)を、画像ディスプレイに表示することができる。また、プリント数等といったAPS仕上げ処理に関連する特徴は変更の対象とならない。
【0088】タグセレクタ166は、メモリマネージャに接続する。メモリマネージャは、別個の構成要素でも良いが、コントローラ36のソフトウェア及びハードウェアの特徴によって提供されることが最も便利である。メモリマネージャは、FIFO列を制御し、タグ付き画像をFIFO列から排除する。メモリマネージャは、通信ポート124と機能的に接続し、通信ポート124を介して画像ファイルをダウンロードする際に、メモリ112ライタに信号を送ってタグを失効させる。メモリマネージャもクロック170を有する。クロック170を使って、メモリ112内の異なる電子画像に対する期限切れを検出する。
【0089】図12を参照すると、「タグ172」は、適切な制御システム34のソフトウェア及びハードウェアと協働して、メモリ112に記録された画像ファイルの消去/上書きを防止する電子画像ファイル174の特徴といえる。すなわち、タグ172は、個々の画像ファイルに関連する画像メタデータの一種であり、示された機能を提供する。図示するファイルは、ヘッダ176と、特定の画像に対するデータ178も有している。
【0090】APSフィルム等のフィルム18によれば、撮影者は、各画像に対してプリント数を設定できる選択権を有する。そのフィルム18をカメラ10から取り出す場合に、プリント数が0に設定された、除外タブを有さない電子画像をFIFO列の先頭に移動できる。この処理は、各ファイルに関連する日付を変更すれば実行できる。これは、メモリ112からファイルを自動的に消去する処理と同等の処理である。この処理によれば、プリント数が0でない画像の上書きの順番が遅くなる。
【0091】カメラ10は、関連するフィルム画像を伴わない電子画像としてシーンを撮影することを最適に可能にする。このように電子画像のみの場合、撮影時に自動的にタグをつけることもできる。一旦撮影したら、このように電子画像のみの画像も、タグ付きの他の画像と同様の方法で処理する。
【0092】上書きされないように保存する電子画像の数を動的にする図1及び図6〜図12を参照すると、使用できるタグ付き画像の数を固定せずに、動的に変えることで、現在装填されているフィルム18及びメモリ112の容量を用いて使用できるタグ付き画像の最大数を実現できる。例えば、メモリ112が電子画像50枚分の容量を有し、そのカメラにおいて使用できるフィルム18の最大露光数が15,25又は40枚であるとすると、15枚撮影できるフィルムを使用する場合には35枚の電子写真にタグを付けることができる。25枚撮影できるフィルムを使用する場合には25枚、40枚撮影できるフィルムを使用する場合には10枚の電子写真に対して、それぞれタグを付けることができる。所望であれば、もちろん、メモリの容量とフィルムフレーム数との差より小さい数のタグ付き画像を提供することもできる。
【0093】この方法で動作するために、カメラ10は、フィルム18が装填されると、実行できる露光数を検出する。最近では、こうした情報がバーコード等の形式で記録されているフィルム18もある。APSフィルムを用いた場合、キャニスタ22bの端部にあるデータディスク(図示せず)が円形バーコードの形式で、そのフィルム18上に露光できる枚数を示している。カメラ10は、リーダ67を有する。リーダ67は、フィルム18に記載された露光数を示す標識を読取って、この情報をコントローラ36に伝えることができる。APSフィルム18の場合、リーダ67は赤外線発光センサ対の形状であるバーコードリーダでも良い。
【0094】APSカメラ10の中には、途中交換機能(「MRC」、「MRI」という場合もある)を使用できるものもある。これらのカメラ10は、フィルム18を用いて実行できる露光の数を検出し、さらに、既に露光されたフィルムフレーム28の数も検出する。MRC機能を有するカメラ10では、フィルム18のフィルムフレーム28の総数ではなく、未露光のフィルムフレーム28の数に基づいて、使用可能なタグ付き電子画像の数を決めることができる。あるいは、全て未露光であるフィルム18が装填された場合と同様の方法で、使用可能なタグ付き電子画像の数を検出することもできる。現在では、後者の方法が好適である。ユーザを混乱させる可能性が少ないためである。本明細書では便宜上、使用できるフィルムフレーム28を全て露光してからフィルム18を取り出す場合に限って説明する。
【0095】現在装填されているフィルム18によって使用できるタグ付き画像の最大数を検出するためには、カメラ10は、カメラメモリ112の容量を知らなくてはならない。タグ付き画像として可能な最大数は、メモリ112の容量と現在装填されているフィルム18のフレーム28に対して使用できる容量との差に等しい。
【0096】メモリの容量は、カメラの総メモリの一部として人為的に定めることができる。メモリ112を他の構成要素と共用している場合には、この方法を採用する必要があるだろう。
【0097】メモリ112の容量は、分析のために、カメラが撮影した電子画像の各々を保持できる単位容量又は再分割部に分けることができる。この分析によると、電子画像に対する容量に換算した場合のメモリ容量の数が分かる。カメラが撮影した電子画像の全てが、最初から、又は標準化された圧縮処理の後において同じ大きさであれば、メモリの容量は、メモリの物理的な容量を電子画像の単位容量で単純に除算することで算出される。この計算は最初に行っても良いし、必要に応じてコントローラが行っても良い。
【0098】圧縮効果の差、その他の理由のために、カメラが保存する電子画像の大きさが必ずしも同じとは限らない場合であっても、カメラは同じ計算を行うことができる。しかし、この計算は、標準サイズの電子画像に基づいて行わなければならない。従って、処理を省くために、標準サイズの電子画像を、これまでに撮影した画像に基づいて推測するのではなく、事前に規定しておくことが好適である。整数換算した容量を検出するために用いた分析的分割の残り分に相当する部分を使用すれば、標準サイズより僅かに大きな画像が1〜2枚あった場合にも対処できる程の多少の余裕を確保できる。また、保存した画像の大きさが著しく異なる場合や、他の理由でメモリを大きくしたい場合は、容量を1又は2個のユニット分減らせば、この余裕を大きくできる。
【0099】メモリの容量を、カメラの総メモリに対する任意の一部である電子画像単位に換算した整数に設定できる。この処理は、コントローラによって行うことができ、例えば、着脱可能な物理的メモリ112を、異なる容量のメモリ構成要素と交換できる場合に、有益である(メモリ112及びデジタルフィルム18は同じ構成要素を共用できるが、これらは、保存された画像の性質やこれらの画像が入力された使用目的に基づいて区別される。メモリ112に対して着脱可能な構成要素を使用すると必要以上に複雑になるので、好適ではない。)。
【0100】タグ付き画像の数が、メモリの全容量を用いた場合に使用できるであろう数より小さい数に設定されている実施形態では、タグ付き画像の数は動的である。タグ数と使用可能なフィルムフレームの数との合計は一定に保たれる。この合計は、最大数のフィルムフレームを有するフィルムを用いた場合に、そのカメラにおいて使用できる最大のタグ数を表す。例えば、標準サイズの電子画像を60枚分保存できる最大容量を有するカメラでは、タグとフィルムフレームとの合計を50に制限できる。使用できるフィルムが15、25、40個のフィルムフレームを有していれば、タグの最大数は35である。15枚の露光ができるフィルムが装填されていれば、最大35個のタグが使用できる。25枚の露光ができるフィルムが装填されていれば、最大25個のタグが使用できる。
【0101】図6に示す方法を参照して、第1のフィルム18をカメラ10に装填する(180)。第1のフィルム18は、第1の数のフレーム28を露光できる。この第1の数をリーダ67が検出し、コントローラに知らせる。続いて、コントローラは、上述のようにタグの数を設定する(184)。
【0102】タグの数は、第1の数に対する予め定められた端数である。上述の実施形態において、15枚の露光ができるフィルム18を用いた場合にタグの数は35であり、25枚の露光の場合は25であり、40枚の露光の場合は10である。
【0103】複数の電子画像を撮影し(186)、カメラ10のメモリ112に保存する(188)。ユーザが個々のタグを1個以上の電子画像に選択的に割り当てて、タグ付き画像を生成する。第1のフィルム18を取り出し(192)、第2のフィルム18を装填する(194)。第2のフィルム18は、第2の数のフレーム28を露光できる。この第2の数をリーダ67が検出し(196)、コントローラ36に知らせる。
【0104】次に、コントローラ36は、第1のフィルム18と同様の基準でタグ数を再設定する(198)。従って、上書きが防止された画像の数は動的であり、現在装填されているフィルム18と相関関係がある。
【0105】コントローラ36は、タグ付き画像の数を総計する。この総計を、再設定後のタグ数と比較する。タグ数がタグ付き画像の数より少ない場合は、警告を表示する(200)。
【0106】カメラの使用中、コントローラ36が、新たな電子画像を保存する前にタグ付き画像の数を検出することで、その時のタグ付き画像の総計を管理することが便利である。また、所望であれば、メモリ112が一杯になった後に新規の画像を保存する場合にのみ、新規の画像の保存前にコントローラ36がタグ付き画像の総計を求めることもできる。この方法は少しだけ複雑であるが、画像撮影の当初に必要な処理を軽減する。
【0107】警告は、任意の方法で行うことができる。例えば、印を表示したり、カメラ10のスピーカ(図示せず)を使って音声メッセージを出力したり、その両方を行っても良い。警告は、ユーザが簡単に理解できるものが好適である。このため、単純な警告灯等は望ましくない。文字によるメッセージや簡単に理解できるアイコン等の警告が好適である。警告印は、画像ディスプレイ32又は情報ディスプレイ118の一方又は両方に表示できる。図10に示す警告メッセージの一例は、このまま次の25枚の露光を行えば、タグ付き画像を上書きしてしまうことを示している。このメッセージはダウンロードを勧めており、ユーザに対して、ボタンを押して確認画像を表示して画像を確認することや、タグを失効する等の必要に応じた選択権を与えている。さらに、このメッセージは、ユーザがタグ付き画像の上書きに(「ハイ」ボタンを押すことによって)同意して処理を進めることができるようにもしている。新規の画像を撮影する度に、タグ付き画像が上書きされて「25」という数が減少する一方で、このメッセージが繰り返される。
【0108】警告を行う目的は、このままでは、以前に撮影したタグ付き電子画像のタグが失効し、上書きされ、新たに撮影した電子画像によってFIFOに基づいて上書きされるであろうことを、ユーザに伝えることである。警告メッセージは、新たなフィルム18を使って撮影を続ける間に上書きされるであろうタグ付き画像の数を示すことが好適である。こうすれば、ユーザは、直面する問題を良く理解できるからである。
【0109】警告メッセージに対してユーザは、幾通りかの方法で応じることができる。すなわち、ユーザは第2のフィルム18を取り出し、第2のフィルム18の露光数より少ない、好適には第1のフィルム18と同じ露光数の、交換用フィルム18を装填することができる。又は、警告が発せられた場合に、次のフィルム画像を撮影する前に直ちに電子画像をダウンロードする方法もある。また、ユーザが、カメラ10に保存された電子画像を確認して、タグ付き画像の総数が現在のタグ数と一致するようにタグを変更することもできる。より便利にするために、上述の警告が対話式であっても良い。この場合、ユーザが、図10の画像編集ボタン144cを押すと、図7〜図9に示すように画像が編集モードで表示される。各画像を一巡した後にユーザは、図8に示すユーザコントローラ144bを押して、画像中の1つのタグを失効させることができる。次にディスプレイは、露光数が1少ない以外は図10に示す警告メッセージと類似の警告メッセージを表示する。以後、新しいフィルムの全画像に対して使用できるスペースが確保されるまで、又は、ユーザがこれ以上はどのタグも外さずに処理を進めることを(図10に示す「ハイ」ボタンを押す)決定するまで、タグを外す度に上書きされるタグ付き画像の数をカウントダウンしながら、この警告メッセージを繰り返す。又は、ユーザが、シャッタリリース26を途中まで押すか、「入力」ボタン(別個に図示せず)等の、その機能を実現する他のボタン144を押すことによって編集モードから出た場合にのみ、上書きされるタグ付き画像の正確なカウント数を示すように修正された警告メッセージを繰り返す。
【0110】警告メッセージに対応する他の方法として、ユーザは、最も古いタグ付き画像のタグを失効することに同意する。この対応は、ユーザが、図10に示すような特定のボタンを作動させることでも良く、新たな画像を撮影する1つ以上の動作を行うことでも良い。これらの動作を行ってユーザが同意を示すと、メモリ112モジュールに信号が送られる。これに応じてメモリ112ジュールは、最も古いタグ付き画像のタグを外す。次に、新たに撮影した画像を保存する。この処理を、タグ付き画像の総数が現在のタグ数と一致するまで、新たな画像を撮影する度に繰り返すことができる。
【0111】このようなタグ数の変更は、過剰なタグ付き画像を、撮影日順でFIFO列の最後に加える効果がある。タグ無し画像の第1のFIFO列に続く、過剰なタグ付き画像の第2のFIFO列と考えることができる。
【0112】先入れ先出し方式による上書きから除外された画像であることを示すメタデータを有する電子画像のダウンロード図1、図11及び図12を参照して、カメラ10及び方法の特定の実施形態では、通信ポート124を介して電子画像をダウンロードして、パソコン、ネットワークに接続された装置又はデジタル装置等の画像形成手段126に取り込む。画像操作手段は、ダウンロードした画像を視覚化するコンピュータモニタ202を含み、デジタル編集、プリント、仕上げ処理等といったダウンロードした画像を、何らかの方法で操作するために必要なソフトウェア及びハードウェアを含む。
【0113】この実施形態では、画像のダウンロードに際して、タグ付き画像もタグ無し画像も含めた、カメラ10内の全ての電子画像をダウンロードする。ダウンロードした画像174は、FIFO方式による電子画像の置き換え処理において上書きの対象外とされたタグ付き画像であることを示すためにカメラ10内で使用されたタグ172を保持する。これらのタグ172は、画像操作手段によって識別できる。また、当業者にとって周知である適切なソフトウェアを用いて、電子画像と関連する他のメタデータと同様の方法で、それぞれの電子画像と併せてユーザに表示できる。
【0114】図1に示すようなシステムは、カメラ10と、パソコン等の画像形成手段126とを有する。画像形成手段126は、通信ポート124に接続され、又は、接続できる。このカメラ10は、ダウンロードのために、コントローラ36が各々の画像ファイル174の中にメタデータとしてタグ172を含む画像データを送信する点において上述のカメラと異なる。図12は、ダウンロードした画像を概略的に示す。この画像は、ヘッダ176、データ178及びタグ172を有する。
【0115】ダウンロードした画像やタグを画像操作手段が表示する方法は決定的なものではない。ダウンロードした画像を、個別に表示しても良いし、グループで表示しても良い。タグは、説明文又はアイコン等の印によって示すことができる。例えば、図11に示す4つのダウンロードした画像204においては、「タグ」206という文字を重ね書きすることで、それぞれの画像に付けられたタグを示す。アイコンや他の印を用いても良い。
【0116】どんな形状であれタグを用いれば、カメラ10内で上書きから除外される画像がどれであるかを、画像操作手段上で簡単に示すことができる。この情報は、ユーザにとって有益である。なぜなら、カメラ10内で上書きから除外された画像が分かるからである。ダウンロードした画像がカメラ10内でタグが付けられた画像であるという情報は、この画像がある時点において重要だと考えられていたことを端的に表すことになる。すなわち、ダウンロードした特定の画像がタグ無し画像より重要であって、より注意深く扱いたいであろうことをユーザに示唆する。ユーザは、ダウンロードした画像を構成、焼き付け又は他の処理を行うにあたって、この情報を利用できる。これは複数の撮影者によって画像を撮影する場合に、特に重要である。すなわち、どの撮影者が画像をダウンロードしようとも、タグが付いた画像は他の撮影者にとって重要な画像であることが分かり、それらの画像を保存でき、又は、この情報に従ってって処理できる。
【0117】この方法の利点は、これが非常に簡単な「YES/NO」形式の決定であること、及び、容量制限のために撮影中に既にユーザが行った決定を二次利用していることである。この方法は組織的なスキームではない。すなわち、上書きから保護されるか否かの2つの区分のみであり、これらの区分によって画像内容を相違させる必要は無い。撮影は、あわただしく混乱した状況の中で行われる場合が多い。体系付けや分類を行う決定に比べ、保存するか否かという簡単な決定はより簡単に行うことができる。
【0118】現在装填されているフィルムの画像に対応して、先入れ先出し方式による上書きから自動的に除外された電子画像を有するカメラ及びその方法図13〜図17を参照して、上述のカメラ及びその方法を変形する場合、カメラメモリに保存された1サブセットの電子画像を、先入れ先出し方式による上書きから自動的に除外する。メモリ容量を越えた場合には、電子画像の他のサブセットにおける画像をFIFOに基づいて上書きする。このサブセットを定める特徴は、対応するフィルム画像の有無にある。すなわち、電子画像のみの画像を保持する一方で、容量が必要になった場合に、対応するフィルム画像を有する電子画像を上書きすることができる。好適である実施形態においては、メモリに保存された電子画像のうち、現在装填されているフィルムの潜像に対応する電子画像をFIFOに基づく上書きから自動的に除外する。メモリの許容量を超えた場合には、カメラに装填されているフィルムに対応するフィルム画像が収録されていない電子画像のサブセットをFIFOに基づいて上書きする。このフィルムを取り出す際には、対応する電子画像を撮影の日時順でFIFO列に移動する。
【0119】ここでも「容量」という用語を、本明細書の他の部分と同じ意味で用いている。特定のカメラのメモリの容量に対して、上記と同じ考察を行う。メモリの容量が、予想されるフィルムに収録された各潜像に対応する電子画像を保存するために十分な大きさであることが好適である。APSフィルムの場合、予想されるフィルムは15、25又は40個のフィルムフレームを有するので、40以上の電子画像を十分に保存できる容量を有するメモリが好適である。予想されるフィルム画像の最大数に応じた電子画像を保持するために必要な容量を越える過剰容量を有することがより好適である。この場合、フィルムの全画像に対する電子画像に加えて、電子画像のみの画像も幾つか保存できるためである。
【0120】図17は、この変形されたカメラを示す。このカメラは、上述のカメラと類似するが、不必要な特徴を排除することで簡素化されている。例えば、タグセレクタを削除している。このカメラは、上述の特徴と上記の変形の特徴とを併せ持つことができるが、タグと自動除外の機能を同じカメラにおいて採用すると、ユーザを混乱させるため好適でない。
【0121】図17において、カメラ10は、フィルム検出器又は信号化手段150を有する。これは、フィルムホルダ内にフィルム18があり、かつフィルムドア46が閉じている場合に、コントローラ36に信号を送る。コントローラは、この信号を、以前フィルムホルダに装填されていたフィルムが取り出され、他のフィルムが代わりに装填されたことを示す指標とする。又は、上記の特徴に加えて、このカメラはリーダ67を有しても良い。リーダ67は、最初のフィルムを読み出し、フィルムが存在しないことを読み出し、次のフィルムがカメラに装填されたことを読み出すことによって、同様の機能を実現できる。
【0122】コントローラは、フィルムがカメラ内に装填されている場合、カメラのメモリに保存された電子画像を保持画像に分類する。一方、フィルムがカメラ内に装填されていない場合、非保持画像に分類する。さらに、装填されていたフィルムが取り出された場合、保持画像を非保持画像に分類し直す。コントローラによって、保持画像がFIFOに基づいて上書きされないように保護し、非保持画像をFIFOに基づいて上書きさせる方法は決定的なものではない。コンピュータに使用された広範な書き込み防止スキームや、他のハードウェアを用いることができる。例えば、保持画像と非保持画像とを、メモリの異なる論理区分又は物理区分内において異なる保護をかけて保持し、必要に応じてこれらの区分間で交換することができる。保持画像を、上記と同様の方法によって保護することが好適である。上述の説明と異なる点は、ユーザが直接画像にタグを付けたり外したりする権限を持たないので、このカメラはタグセレクタを具備しないことである。図8の画像ディスプレイ32に示すように、「タグ」の有無を直接ユーザに示すことはできるが、この場合「タグ」という用語は解釈的でない。好適な方法を、図18及び図19に示す。これらの図において、ユーザインターフェイスは、表示された電子画像に対応するフィルムフレームを識別するメッセージ210か、カメラに現在装填されている(装填されている場合は)フィルムに対応するフィルムフレームが無い電子画像であることを示す他のメッセージ212を有する。
【0123】このカメラは、メモリ及びコントローラに機能的に接続する通信ポートを有する。上述のように、ネットワークに接続された装置又はローカル装置に接続することで、この通信ポートを介して電子画像をダウンロードする。このカメラを、画像のダウンロードによって全電子画像を非保持画像に変えるように構成することもできるが、簡単にするためには、電子画像をダウンロードしても、メモリ内において保持画像又は非保持画像とされている電子画像のステータスに影響させないことが好適である。
【0124】このカメラをさらに変形して、途中交換機能を設けることもできる。全てを撮影し切っていないフィルムを取り出して途中でフィルムを交換する場合、コントローラは、上記と同様の方法によって、フィルムの潜像に対応する電子画像にタグを付けることができる。すなわち、上述のように、タグを用いてタグ付き電子画像の上書きを防止する。このフィルムをカメラに再装填する場合にタグを外し、あたかもフィルムが一度も取り出されていないかのように、一度も取り出されていない場合と同様の方法によってフィルムの潜像に対応する電子画像を処理できる。これは、途中交換に際して、ユーザが、第1のフィルムから第2のフィルムに交換し、その後、第1のフィルムを再装填することを前提とする。これ以外の状況では、第1のフィルムが再装填された場合に、カメラがそれを識別できなくてはならない。識別番号を読取ることによってカメラ内のフィルムを識別することは、当業者にとって周知であり、多様な方法のいずれを用いても良い。例えば、リーダ67を用いてフィルム上の識別番号を読取ることができる。途中交換によってタグを付けたが、その後、対応するフィルムを再装填しない場合は、上述のように、所定の期間が経過した後にそのタグを失効することが好適である。
【0125】コントローラによって、途中交換時に、フィルムに収録された潜像に対応する電子画像の上書き防止を中断することが好適である。次に、途中交換されたフィルムの潜像に対応する電子画像を、撮影日時順でFIFO列に入れる。この方法は、タグを用いる方法より簡単で混乱し難いうえ、途中交換も可能にする。同様に、好適な他の方法は、カメラにおいて途中交換を行わないことである。便宜上、本明細書における説明を、途中交換を行わない実施形態に限定して行う。
【0126】カメラを、撮影動作毎に、フィルム画像とそれに対応する電子画像とを撮影するモードに限定することはできるが、ユーザが2つのモードの間でカメラを選択的に切り替えることが好適である。すなわち、フィルム画像と電子画像の両方を撮影するモードと、電子画像のみを撮影するモードである。図17に、この機能を実現する2位置モードスイッチ208を示す。電子画像のみの撮影モードにおいて撮影された画像は、対応する潜像を有さず、直ちにFIFO列に加えられる。また、フィルムに対応する画像が収録されている電子画像は、フィルムを取り出す際にFIFO列に加えられる。多数の列や複雑な列順番が考えられるが、簡単のために、FIFO列にある全電子画像が撮影順の日付及び時間を有することが好ましい。
【0127】又は、カメラに3つのモードを設けることもできる。フィルム画像及び電子画像を撮影するモード、電子画像のみを撮影するモード及びフィルム画像のみを撮影して電子画像を撮影しないモードである。しかし、この方法は好適ではない。このモードによれば、撮影後に確認画像を見るという利点が無いためである。
【0128】図13〜図16は、図17に示す変形されたカメラを用いた一連の画像の撮影における異なる4例を略図式で示している。これらの例では、カメラのメモリは、均一サイズの電子画像を7枚保持できる容量を有するものと規定し、フィルムは5枚の潜像を有するものと規定する。これらの数は説明のために決めたものであり、これに制限されるものではない。
【0129】図13を参照すると、「a」として示される第1の段階では、4枚のシーン画像をカメラで撮影する。これらの画像は画像ペアとして、フィルム潜像214と、これに対応してメモリに保存された電子画像216とを有する。図13の「b」段階では、電子画像及びフィルム画像として、さらに画像を撮影する。「c」段階では、フィルムを取り出し、第2のフィルムを装填する。これによって、これまでに撮影した5枚の潜像を取り出すことになるが、これらに対応する5枚の電子画像は残っている。続いて、第2のフィルムに、電子画像と潜像とのペアとして6番目のシーン画像を撮影する。「d」段階では、電子画像及びそれに対応するフィルム画像として、さらに画像を撮影する。これまでの撮影によってカメラのメモリの容量が一杯となる。この結果、「e」段階では、新たな画像を潜像及びこれに対応する電子画像として撮影すると、最も以前に撮影され、メモリに保存されていた電子画像が最後に撮影した電子画像と潜像画像の対の電子画像によって置き換えられる。図では、以前撮った画像が存在しないことを、参照番号218の×として示す。この処理を、最後の段階である「f」段階において繰り返す。
【0130】図14を参照すると、「a」段階では、4枚の潜像とそれらに対応する電子画像とが最初に表示される。続いて、対応する潜像画像が無い電子画像が撮影される。「b」段階でも、さらに、対応する潜像が無い電子画像が撮影される。「c」段階では、新たな画像ペアが撮影される。これまでの撮影によって、フィルムの容量が一杯になる。また、メモリの容量も電子画像で一杯となる。従って、次の「d」段階において、他の画像を潜像と電子画像との対として撮影すると、最も以前に撮影してメモリに保存していた電子画像が置き換えられる。この処理を「e」段階でも繰り返す。「f」段階では、対応する潜像が無い電子画像のみを撮影すると、この時点で最も以前に撮影してメモリに保存されていた電子画像が置き換えられる。
【0131】図15では、「a」段階では、第1の画像ペア、電子画像のみ、2組の画像ペア、2枚の電子画像のみ、別の画像ペアが次々に撮影される。この段階では、フィルムには4枚の潜像が収録されているが、メモリには7枚の電子画像が保存されて容量が一杯になっている。「b」段階では、さらに1枚電子画像のみ撮影する。ここで置き換えられる電子画像は、カメラ内に対応する潜像を有さない最も以前に撮影された電子画像である。「c」段階では、さらに1つの画像ペアを撮影し、カメラ内に対応する画像を有さない最も以前に撮影された電子画像が置き換えられる。これによって、フィルムは5枚の潜像を収録して一杯になった。「d」段階では、第1のフィルムを取り出して第2のフィルムを装填し、さらに1つの画像ペアを撮影する。ここで置き換えられる電子画像は、カメラ内に対応する潜像を有さない最も以前に撮影された電子画像である。フィルムを取り替えることで、最後に撮った電子画像以外の全電子画像について、対応する潜像がなくなる。「e」段階では、さらに1枚電子画像のみ撮影し、メモリに保存された最も以前に撮影された電子画像が置き換えられる。この処理を繰り返して、「f」段階においてさらに1つの画像ペアを撮影する。
【0132】図16では、「a」段階では、7枚の電子画像がメモリに保存されており、そのうちの3枚はフィルムに対応する潜像が収録されている。「b」段階では、さらに1枚の電子画像を撮影し、最も以前に撮影した電子画像を置き換える。「c」段階でもこの処理を繰り返す。「d」及び「e」段階では、さらに2つの画像ペアを撮影し、最も以前に撮影した画像から2つの電子画像を置き換える。「f」段階では、一杯になったフィルムを第2のフィルムと交換して、新たな画像ペアを撮影する。
【0133】本発明のその他の特徴1.電子画像を管理する方法であって、第1の複数の電子画像をカメラに取り込む工程と、前記第1の複数の電子画像で前記カメラ内のメモリを満たす工程と、前期メモリを満たす工程に続いて、第2の複数の電子画像を前記カメラ内に取り込む工程と、タグを有するタグ付き画像とタグを有さないタグ無し画像とを定めるために、1つ以上の前記電子画像に個々のタグを選択的に割り当てる工程と、前記第2の複数の電子画像の取り込み工程中に、前記メモリ内の前記タグ無し画像を先入れ先出し方式に基づいて置き換える工程と、前記置き換え工程中に、前記メモリ内の前記タグ付き画像を保持する工程と、前記タグ付き電子画像と前記タグ無し電子画像とを一緒にダウンロードして、1組のダウンロードした画像を前記カメラの外部に提供する工程と、前記タグ付き電子画像に対応する前記ダウンロードした画像に前記タグを保持する工程と、を含む電子画像を管理する方法。
【0134】2.上記1の方法において、前記1組のダウンロードした画像をコンピュータモニタに表示し、前記タグを有する前記ダウンロードした画像を識別する工程をさらに有する方法。
【0135】3.上記1の方法において、前記ダウンロードの前に、1つ以上の前記タグを選択的に失効させ、当該失効により前記タグ付き画像をタグ無し画像に再設定する工程をさらに有する方法。
【0136】4.上記1の方法において、前記電子画像の取り込み工程中、当該電子画像に対応する第1及び第2の複数の潜像を写真用フィルムに取り込む工程をさらに有する方法。
【0137】5.上記4の方法において、写真用フィルム上の前記第1及び第2の複数の潜像はそれぞれ第1及び第2フィルムユニット内にあって、前記第1の複数の潜像の取り込み工程の前に前記第1のフィルムユニットを前記カメラに装填する工程と、前記第1のフィルムユニットを取り出す工程と、前記取り出し工程に続く前記第2の複数の潜像の取り込み工程の前に、前記第2のフィルムユニットを装填する工程を含む方法。
【0138】6.上記1の方法において、前記ダウンロードに応じて、前記メモリ内の前記タグ付き画像の前記タグを失効させ、前記タグの失効により前記タグ付き画像をタグ無し画像として再設定する工程をさらに有する方法。
【0139】7.カメラ内の電子画像を管理する方法であって、第1の複数の電子画像に見合った保存容量を有する前記カメラ内のメモリに前記第1の複数の電子画像を順次保存する工程と、前記保存工程に続いて、第2の複数の電子画像を前記カメラに順次取り込む肯定と、タグを有するタグ付き画像とタグを有さないタグ無し画像とを定めるために、1つ以上の前記電子画像に個別のタグを選択的に割り当てる工程と、前記第2の複数の電子画像の取り込み工程中に、前記メモリ内の前記タグ無し画像の中の最も古いタグ無し画像を順次置き換える工程と、前記置き換え工程中に、前記メモリ内の前記タグ付き画像を保持する工程と、前記取り込み工程とは独立して1つ以上の前記タグを失効して、前記失効により前記タグ付き画像をタグ無し画像に再設定する工程と、前記タグ付き電子画像と前記タグ無し電子画像とを一緒にダウンロードして、1組のダウンロードした画像を前記カメラの外部に提供する工程と、前記タグ付き電子画像に対応する前記ダウンロードした画像に前記タグを保持する工程と、を有する電子画像を管理する方法。
【0140】8.上記7の方法において、前記1組のダウンロードした画像をコンピュータモニタに表示し、前記タグを有する前記ダウンロードした画像を識別する工程をさらに有する方法。
【0141】9.上記7の方法において、前記電子画像の取り込み工程中、当該電子画像に対応する第1及び第2の複数の潜像を写真用フィルムに取り込む工程をさらに有する方法。
【0142】10.写真用フィルムユニットと共に使用するハイブリッド電子フィルムカメラであって、筐体と、前記筐体内に設けられ、一連の電子画像を取り込む電子撮影ユニットと、前記筐体内において前記電子撮影ユニットと機能的な関係をもって設けられ、前記電子画像を保存し、所定の保存容量を有するメモリと、前記筐体上に設けられ、タグを有する前記画像をタグ付き画像として定めるために、前記メモリ内の前記電子画像から選択された電子画像に電子タグを選択的につけ、タグを有さない画像をタグ無し画像として定めるために、前記タグの各々を選択的に外すタグセレクタと、前記メモリ及び前記タグセレクタと機能的に接続し、前記タグ付き画像の置き換えを防止し、前記一連の電子画像が前記保存容量を超えた場合に、前記メモリ内の前記タグ無し画像を先入れ先出し方式によって置き換えるメモリマネージャと、前記メモリに機能的に接続し、前記メモリ内の前記全タグ付き画像と前記全タグ無し画像とを一緒にダウンロードするために選択的に使用できる通信ポートと、を有するハイブリッド電子フィルムカメラ。
【0143】11.上記10のカメラにおいて、前記筐体内に設けられ、前記電子画像に対応する複数の潜像を選択的に取り込むことができるフィルム撮影ユニットをさらに有するカメラ。
【0144】12.写真用システムであって、カメラを有し、前記カメラは、筐体と、前記筐体内に設けられ、一連の電子画像を取り込む電子撮影ユニットと、前記筐体内において前記電子撮影ユニットと機能的な関係をもって設けられ、前記電子画像を保存し、所定の保存容量を有するメモリと、前記筐体上に設けられ、タグを有する前記画像をタグ付き画像として定めるために、前記メモリ内の前記電子画像から選択された電子画像に電子タグを選択的につけ、タグを有さない画像をタグ無し画像として定めるために、前記タグの各々を選択的に外すタグセレクタと、前記メモリ及び前記タグセレクタと機能的に接続し、前記タグ付き画像の置き換えを防止し、前記一連の電子画像が前記保存容量を超えた場合に、前記メモリ内の前記タグ無し画像を先入れ先出し方式によって置き換えるメモリマネージャと、前記メモリに機能的に接続し、前記メモリ内の前記全タグ付き画像と前記全タグ無し画像とを一緒にダウンロードするために選択的に使用できる通信ポートと、前記タグ付き及びタグ無し画像の前記ダウンロードを受信するために機能的に接続され、前記画像及び前記タグの印を表示するモニタを有する画像操作手段と、を有する写真用システム。
【0145】13.上記12のシステムにおいて、前記筐体内に設けられ、前記電子画像に対応する複数の潜像を選択的に取り込むことができるフィルム撮影ユニットをさらに有する写真システム。




 

 


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