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発明の名称 ディスクカートリッジ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−77246(P2003−77246A)
公開日 平成15年3月14日(2003.3.14)
出願番号 特願2001−266242(P2001−266242)
出願日 平成13年9月3日(2001.9.3)
代理人 【識別番号】100078134
【弁理士】
【氏名又は名称】武 顕次郎
発明者 林 史朗 / 桑 忠弘
要約 課題
シャッターを開いたときにブリッジ部の湾曲が抑えられ、ひいてはドライブ装置の薄型化ができるディスクカートリッジを提供する。

解決手段
スライダー12のブリッジ部4と対向する側に凹溝13を設け、スライダー12がブリッジ部4と対向する位置にあるときに凹溝13がブリッジ部4の一部と係合してブリッジ部4の湾曲を矯正することを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】 カートリッジケースに開設されたヘッドウィンドウ部のドライブ装置挿入側端部に薄いブリッジ部を形成し、そのヘッドウィンドウ部を開閉するシャッターの開き方向と反対側に延びるスライダーを設けて、シャッターが全開状態の時に前記スライダーがブリッジ部と対向するディスクカートリッジにおいて、前記スライダーのブリッジ部と対向する側に凹溝を設け、スライダーがブリッジ部と対向する位置にあるときに凹溝がブリッジ部の一部と係合してブリッジ部の湾曲を矯正することを特徴とするディスクカートリッジ。
【請求項2】 請求項1記載のディスクカートリッジにおいて、前記ブリッジ部の長さ方向のほぼ中央部に突出部が設けられ、その突出部が前記凹溝と係合することを特徴とするディスクカートリッジ。
【請求項3】 請求項1または請求項2記載のディスクカートリッジにおいて、前記スライダーのシャッター全開時のブリッジ部と対向する部分の厚さが、ブリッジ部の厚さとほぼ等しいことを特徴とするディスクカートリッジ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクや磁気ディスク等の記録ディスクを内蔵するディスクカートリッジに係り、特にヘッドウィンドウ部のドライブ装置挿入側端部に、シャッター摺動部よりも薄いブリッジ部が形成されたディスクカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カートリッジケースのヘッドウィンドウ部に、シャッター摺動部よりも薄いブリッジ部が形成されたディスクカートリッジが知られている。図7はこの種ディスクカートリッジに用いるカートリッジケースの上面図、図8は図7のA方向から見た一部拡大正面図である。
【0003】図7に示すようにカートリッジケース1のドライブ装置挿入側には、シャッター(図示せず)が摺動する凹状のシャッター摺動部2が形成され、そこにヘッドウィンドウ3が開設されている。ディスクカートリッジがドライブ装置(図示せず)に挿入されると、シャッターは図7において左側に移動し、ヘッドウィンドウ3を開放する。ディスクカートリッジがドライブ装置から取り出された状態では、シャッターがヘッドウィンドウ3を被覆することで、内部に収納されている記録ディスク(図示せず)は外部から遮蔽される。
【0004】ヘッドウィンドウ3のドライブ装置挿入側端部には、図8に示すように、シャッター摺動部2から一段凹部となったブリッジ部4が形成されている。この薄いブリッジ部4は、ディスクカートリッジのドライブ挿入時、また、記録ディスク外周部の記録再生時に光学レンズおよび磁気ヘッドに接触しないように設けられたものである。
【0005】図9は、このディスクカートリッジをドライブ装置に挿入したときのブリッジ部4と光学レンズ5および磁気ヘッド6との位置関係を示した一部拡大正面図である。前述のようにヘッドウィンドウ3のドライブ装置挿入側端部に薄いブリッジ部4を設けることにより、光学レンズ5と磁気ヘッド6の間隔を狭くすることができ、ドライブ装置の薄型化が可能となる。
【0006】カートリッジケース1は図8に示すように第1ハーフケース7と第2ハーフケース8を重ね合わせて構成され、前記ブリッジ部4は、第1ハーフケース7側に形成された第1ハーフブリッジ部9と第2ハーフケース8側に形成された第2ハーフブリッジ部10を重ね合わせて構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスクカートリッジのブリッジ部4は図8に示すように、第1ハーフブリッジ部9と第2ハーフブリッジ部10を単に重ね合わせただけの構成であり、しかも両ハーフブリッジ部9,10は極めて薄いから、第1ハーフブリッジ部9と第2ハーフブリッジ部10が点線で示すように外側に凸に湾曲することがある。
【0008】そのためシャッターを開いたとき、光学レンズ5や磁気ヘッド6が第1ハーフブリッジ部9や第2ハーフブリッジ部10に当接することがあり、ブリッジ部9,10、光学レンズ5、磁気ヘッド6などの損傷をきたす。また、それを避けるため光学レンズ5と磁気ヘッド6の間隔を狭くすることができず、ブリッジ部4を設けた効果が十分に発揮されないという欠点があった。
【0009】本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、シャッターを開いたときにブリッジ部の湾曲が抑えられ、ひいてはドライブ装置の薄型化ができるディスクカートリッジを提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、本発明の第1の手段は、カートリッジケースに開設されたヘッドウィンドウ部のドライブ装置挿入側端部に薄いブリッジ部を形成し、そのヘッドウィンドウ部を開閉するシャッターの開き方向と反対側に延びるスライダーを設けて、シャッターが全開状態の時に前記スライダーがブリッジ部と対向するディスクカートリッジにおいて、前記スライダーのブリッジ部と対向する側に凹溝を設け、スライダーがブリッジ部と対向する位置にあるときに凹溝がブリッジ部の一部と係合してブリッジ部の湾曲を矯正することを特徴とするものである。
【0011】本発明の第2の手段は前記第1の手段において、前記ブリッジ部の長さ方向のほぼ中央部に突出部が設けられ、その突出部が前記凹溝と係合することを特徴とするものである。
【0012】本発明の第3の手段は前記第1の手段において、前記スライダーのシャッター全開時のブリッジ部と対向する部分の厚さが、ブリッジ部の厚さとほぼ等しいことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1ないし図3は本発明の第1の実施形態に係るディスクカートリッジを説明するための図で、図1はシャッターが全閉状態にあるときのディスクカートリッジの平面図、図2はシャッターが全開状態にあるときのディスクカートリッジの平面図、図3は図2B−B線上の拡大断面図、図4はシャッターが全閉状態にあるときのディスクカートリッジの斜視図である。
【0014】カートリッジケース1は第1ハーフケース7と第2ハーフケース8を重ね合わせたものからなり(図4参照)、例えばABS樹脂やポリカーボネート樹脂などの合成樹脂で射出成形されている。カートリッジケース1の上下両面には、シャッター11が摺動する広さの凹状のシャッター摺動部2が形成され、そこにヘッドウィンドウ3が開設されている(図2参照)。
【0015】ヘッドウィンドウ3のドライブ装置挿入側端部には、薄いブリッジ部4が形成されている。ブリッジ部4は第1ハーフケース7側に形成された第1ハーフブリッジ部9と第2ハーフケース8側に形成された第2ハーフブリッジ部10を重ね合わせて構成されている。
【0016】図1と図4に示すようにシャッター11には、それの開き方向とは反対側に延びるスライダー12が一体に連結されている。スライダー12は、例えばポリアセタール樹脂などの滑性に優れた合成樹脂で成形されている。
【0017】図3に示すようにこのスライダー12のブリッジ部4と対向する内側端縁には、ブリッジ部4(第1ハーフブリッジ部9と第2ハーフブリッジ部10)を挟む凹溝13が形成されている。この凹溝13は、図2に示すようにシャツター11の全開状態のときにブリッジ部4の全長を挟むに十分な長さに設計されている。
【0018】図1に示すシャッター11の全閉状態のとき、凹溝13はブリッジ部4から外れているが、シャッター11を開くと凹溝13の一方の端部がブリッジ部4を挟み始め、シャッター11の全開状態のときはブリッジ部4の全長を凹溝13で挟んだ状態になる。従ってブリッジ部4(第1ハーフブリッジ部9と第2ハーフブリッジ部10)が外側に湾曲していても、シャッター11の全開状態のときにはブリッジ部4(第1ハーフブリッジ部9と第2ハーフブリッジ部10)はスライダー12(凹溝13)により湾曲状態が矯正され、フラットな状態となる。
【0019】図3に示すようにスライダー12の両側面あるいは一方の側面にスライダー12にガイド溝が形成され、カートリッジケース1の内面に形成された凸状(図示せず)と係合している。
【0020】図5と図6は本発明の第2の実施形態を説明するための図で、図5はブリッジ部の平面図、図6はシャッター全開状態のときのブリッジ部とスライダーの係合状態を示す断面図である。
【0021】本実施形態の場合、図5に示すようにブリッジ部4(第1ハーフブリッジ部9と第2ハーフブリッジ部10)の長さ方向のほぼ中央部に薄い突出部15が形成され、図6に示すようにその突出部15をスライダー12の凹溝13で挟むことにより、ブリッジ部4(第1ハーフブリッジ部9と第2ハーフブリッジ部10)の湾曲状態を矯正している。
【0022】突出部15の両端にはテーパ状の案内部16が設けられ、凹溝13による突出部15の挟み動作をスムーズにしている。本実施形態ではテーパ状の案内部16を突出部15に設けたが、凹溝13の端部にテーパ状の案内部16を設けることもできる。
【0023】図6に示すように、スライダー12の厚さがブリッジ部4の厚さとほぼ等しく設計されている。このようにスライダー12の厚さを薄くしても、スライダー12は第1ハーフケース7と第2ハーフケース8の間にスライド可能に挟まれているから、シャッター11のスライドをスムーズにするというスライダー12の機能は十分に発揮できる。
【0024】前記実施形態ではシャッター11とスライダー12を別体に形成したが、両者を一体成形することも可能である。
【0025】前記実施形態は光−磁気ディスクカートリッジの例を説明したが、本発明は他の光ディスクカートリッジや磁気ディスクカートリッジにも適用可能である。
【0026】
【発明の効果】前述のように本発明は、カートリッジケースに開設されたヘッドウィンドウ部のドライブ装置挿入側端部に薄いブリッジ部を形成し、そのヘッドウィンドウ部を開閉するシャッターの開き方向と反対側に延びるスライダーを設けて、シャッターが全開状態の時に前記スライダーがブリッジ部と対向するディスクカートリッジにおいて、前記スライダーのブリッジ部と対向する側に凹溝を設け、スライダーがブリッジ部と対向する位置にあるときに凹溝がブリッジ部の一部と係合してブリッジ部の湾曲を矯正することを特徴とするものである。
【0027】このようにスライダーに設けた凹溝によりブリッジ部の湾曲が矯正されるから、シャッターを開いたとき、ドライブ装置側のヘッドなどがブリッジ部に衝突する心配がなく、ブリッジ部やヘッドなどの損傷が防止できる。
【0028】また、ブリッジ部の上下を挿通するヘッドなどの間隔が狭くでき、ひいてはドライブ装置の薄型化ができるディスクカートリッジの提供が可能となる。




 

 


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