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発明の名称 ディスクカートリッジ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−7021(P2003−7021A)
公開日 平成15年1月10日(2003.1.10)
出願番号 特願2001−188336(P2001−188336)
出願日 平成13年6月21日(2001.6.21)
代理人 【識別番号】100078134
【弁理士】
【氏名又は名称】武 顕次郎
発明者 藤田 稔
要約 課題
信頼性に優れたディスクカートリッジを提供する。

解決手段
光学的に情報を記録または再生可能なディスク状記録媒体2と、ディスク状記録媒体2を収納したカートリッジケース1を備えたディスクカートリッジにおいて、記ディスク状記録媒体2と対向するカートリッジケース1の内側表面または(および)カートリッジケース1の外側表面面に耐磨耗性被膜6を形成したことを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】 光学的に情報を記録または再生可能なディスク状記録媒体と、ディスク状記録媒体を収納したカートリッジケースを備えたディスクカートリッジにおいて、前記ディスク状記録媒体と対向する前記カートリッジケースの内側表面または(および)カートリッジケースの外側表面面に耐磨耗性被膜を形成したことを特徴とするディスクカートリッジ。
【請求項2】 請求項1記載のディスクカートリッジにおいて、前記ディスク状記録媒体の少なくともカートリッジケース内側表面と接触する表面に耐磨耗性被膜を形成したことを特徴とするディスクカートリッジ。
【請求項3】 請求項1または請求項2記載のディスクカートリッジにおいて、前記耐磨耗性被膜がダイヤモンドライクカーボンであることを特徴とするディスクカートリッジ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光ディスクや光−磁気ディスクなどのディスク状記録媒体を収納したディスクカートリッジに係り、特に大容量のディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、DVD(デジタルバーサタイルディスク)や光磁気ディスクなどの記録密度を上げる開発が行われ、これらはますます大容量化している。
【0003】この種の大容量の光ディスクは、例えばポリカーボネートなどの硬質樹脂成形品からなるカートリッジケースと、そのカートリッジケース内に収納されたディスク状記録媒体と、前記カートリッジケースに設けられたヘッド挿入孔を開閉するようにカートリッジケースに摺動可能に取り付けられたシャッタと、そのシャッタをヘッド挿入孔が閉じる位置に弾性付勢するばねとを備えている。
【0004】カートリッジケース内面に、中央付近にディスク状記録媒体の記録領域よりも内側の非記録領域でディスクを保持する当接リブが設けられている。ディスクカートリッジを駆動装置から排出するときや、運搬時または保管時、ディスク状記録媒体の前記非記録領域と当接リブを接触させることで、記録領域を保護するように構成している。
【0005】またディスク表面は、紫外線硬化樹脂などをコーティングし、ディスク表面の耐傷性を向上させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】大容量ディスクカートリッジは大容量データの書き込み/読み出しを行なう訳けであるが、データの書き込み/読み出しをストレスなく行うためには、データ転送速度を速くする必要がある。データ転送速度を速くするには、線記録密度を上げるかまたはディスクの回転を速くする必要がある。
【0007】線記録密度を上げて高密度化するには、例えば記録再生に使用するレーザーの波長を短くする方法があるが、レーザーの屈折率が大きくなるため、記録層と光学レンズの間隔を狭くしなければならなかった。
【0008】ディスクの回転数を上げると、駆動装置からディスクカートリッジを取り出すとき、駆動装置内でディスクが回転していたときの慣性力により、ディスクが回転した状態で取り出されることが考えられる。取り出されたディスクカートリッジ内部でディスクとディスクカートリッジ内面が接触し、ディスク表面またはカートリッジケース内側の表面が削られ、塵埃が発生するという問題があった。
【0009】ディスクの回転速度が速くなることと、ディスクの記録層から光学レンズまでの間隔が狭くなるため、ディスク上の微小な塵埃でも記録再生に影響を及ぼすことが考えられ、最悪は駆動装置の記録再生ヘッドの破壊に至る虞もあった。
【0010】そのため、駆動装置への装着/排出時、駆動装置とカートリッジケースの外側表面の摩擦によって生じる塵埃や、シャッタ摺動など可動部によって生じる塵埃も、抑制する必要があった。
【0011】本発明の目的は、塵埃による情報の記録再生のエラーまたは信頼性低下、さらに最悪は駆動装置のヘッド破壊という欠点を解消し、信頼性に優れたディスクカートリッジを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、本発明の第1の手段は、光学的に情報を記録または再生可能なディスク状記録媒体と、ディスク状記録媒体を収納したカートリッジケースを備えたディスクカートリッジにおいて、前記ディスク状記録媒体と対向する前記カートリッジケースの内側表面または(および)カートリッジケースの外側表面面に耐磨耗性被膜を形成したことを特徴とするものである。
【0013】本発明の第2の手段は前記第1の手段において、前記ディスク状記録媒体の少なくともカートリッジケース内側表面と接触する表面に耐磨耗性被膜を形成したことを特徴とするものである。
【0014】本発明の第3の手段は前記第1の手段または第2の手段において、前記耐磨耗性被膜がダイヤモンドライクカーボンであることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係るディスクカートリッジを図1とともに説明する。ディスクカートリッジは、上,下ほぼ同じ形状をしたハーフケース1a,1bからなるカートリッジケース1と、そのカートリッジケース1内に収納されたディスク状記録媒体2から主に構成されている。
【0016】カートリッジケース1(上,下ハーフケース1a,1b)は、例えばAS樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレンや、これらの材料を含むアロイ材の射出成形体で作られ、前記上下のハーフケース1a,1bは超音波溶着またはねじ締めなどによって接合されて、カートリッジケース1を構成している。
【0017】下ハーフケース1bのほぼ中央部にはスピンドル挿入孔3が形成され、このスピンドル挿入孔3のすぐ外周内面には環状の当接リブ4aが立設され、上ハーフケース1aの前記当接リブ4aと対応する位置には同じく当接リブ4bが垂設されている。この当接リブ4a,4bは、若干の隙間をあけてディスク状記録媒体2の内周側の非記録領域の部分と対向しており、ディスクカートリッジの運搬または保管などのときディスク状記録媒体2の記録領域がカートリッジケース1の内面と接触しないような構造となっている。
【0018】カートリッジケース1には図示しないがスピンドル挿入孔3と連通して、あるいは別個にヘッド挿入孔が設けられ、シャッタによってヘッド挿入孔は開閉される。さらにシャッタは、ばねによってヘッド挿入孔が閉じる方向に弾性的に付勢される。
【0019】ディスク状記録媒体2は、ポリカーボネートの成形基板を1枚または2枚貼り合わせて製作している。記録層は、相変化膜または光−磁気膜でディスク成形基板の外側または張り合わせ面側に設けられる。ディスク状記録媒体2の最も外側表面全体に、例えばダイヤモンドライクカーボン膜などの耐磨耗性被膜5が形成される。ダイヤモンドライクカーボン膜の形成には、CVD法またはスパッタリングを用いる。ディスク状記録媒体2上の耐磨耗性被膜5は、少なくともディスク状記録媒体2の内周面、外周面ならびに当接リブ4a,4bと対応する部分ならびにその周辺部に形成する必要がある。
【0020】カートリッジケース1の内側表面および外側表面のほぼ全体に、耐磨耗性被膜6が設けられる。耐磨耗性被膜6としては、ダイヤモンドライクカーボン膜または紫外線硬化形の硬質樹脂被膜などが用いられる。耐磨耗性被膜6には、適当量の潤滑剤を塗布あるいは混合することも可能である。ダイヤモンドライクカーボン膜の形成には、CVD法またはスパッタリングを用いる。
【0021】この耐磨耗性被膜6はカートリッジケース1上の少なくとも、スピンドル挿入孔3の周面、当接リブ4a,4bの部分、ディスク状記録媒体2の外周面と対向けする周壁内面、ディスクドライブ装置のローディスク機構と接触する外側表面部分などに形成する必要がある。
【0022】
【発明の効果】本発明は前述のように、光学的に情報を記録または再生可能なディスク状記録媒体と、ディスク状記録媒体を収納したカートリッジケースを備えたディスクカートリッジにおいて、前記ディスク状記録媒体と対向する前記カートリッジケースの内側表面または(および)カートリッジケースの外側表面面に例えばダイヤモンドライクカーボン膜のような耐磨耗性被膜を形成したことを特徴とするものである。
【0023】従って、塵埃による情報の記録再生のエラーまたは信頼性低下、また最悪は駆動装置のヘッド破壊という欠点を解消し、信頼性に優れたディスクカートリッジを提供することができる。




 

 


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