米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 村田機械株式会社

発明の名称 画像読取装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−152997(P2003−152997A)
公開日 平成15年5月23日(2003.5.23)
出願番号 特願2001−347950(P2001−347950)
出願日 平成13年11月13日(2001.11.13)
代理人 【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫 (外1名)
【テーマコード(参考)】
5B057
5C077
【Fターム(参考)】
5B057 BA11 CA02 CA08 CA16 CB02 CB06 CB16 CE12 
5C077 NP07 RR02 RR11 SS05
発明者 西岡 直樹
要約 課題
原稿の画像データに適した2値化パラメータにより該画像データの2値化を行い、所望の画像データを出力することができる画像読取装置を提供する。

解決手段
設定キー41a、41b、41cと、該設定キー41a、41b、41cそれぞれに読取モードとして割り当てられた(登録された)原稿の種類及びそれに適した2値化パラメータを記憶する登録読取モードテーブル71とを備え、設定キー41a、41b、41cのいずれかの押下によりその設定キーに割り当てられている読取モードの2値化パラメータにより原稿の画像データを2値化する。
特許請求の範囲
【請求項1】 操作可能なキーと、該キーに割り当てられた原稿の種類及び2値化パラメータを記憶する第1記憶手段と、前記キーの操作により該キーに割り当てられた2値化パラメータを前記第1記憶手段から読み出して設定する設定手段と、該設定手段により設定された2値化パラメータにより読み取った原稿の画像データを2値化する2値化手段とを備えることを特徴とする画像読取装置。
【請求項2】 複数の原稿の種類及び2値化パラメータを記憶する第2記憶手段と、前記キーに原稿の種類及び2値化パラメータを割り当てるべく、前記第2記憶手段からいずれかの原稿の種類及び2値化パラメータを読み出して前記第1記憶手段に登録する登録手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】 前記キーは複数であり、前記設定手段により既に設定されている2値化パラメータとは異なる2値化パラメータが割り当てられているキーが操作された場合に、前記設定手段により2値化パラメータの変更を行うことを報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の画像を読み取って画像データを出力する画像読取装置に関し、特に、原稿の画像に適した2値化パラメータに基づいて画像データを2値化する画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像読取装置において、原稿の画像を読み取って得られる画像データの白黒2値化を行う場合、画像データの画素毎に濃度を2値化パラメータと比較して、該2値化パラメータよりも高濃度の画素を0(黒)として出力し、該2値化パラメータよりも低濃度の画素を1(白)として出力する。
【0003】上述した画像読取装置において、2値化パラメータを1つだけ設定してある場合、例えば、鉛筆書きのような低濃度の原稿の画像を読み取って画像データの2値化を行うとき、前記2値化パラメータよりも低濃度の画素は白として出力されるため、鉛筆書き部分に対応する画素は白として出力されることがあり、このときには鉛筆書き部分は消えてしまうという問題がある。また、例えば、車検証のように文字部分の背景に文字よりも低濃度の地色、地紋を有する原稿の画像を読み取って画像データの2値化を行うとき、前記2値化パラメータよりも高濃度の画素は黒として出力されるため、前記背景の地色、地紋に対応する画素は黒として出力されることがあり、このときには文字部分と背景との判別ができなくなるという問題がある。
【0004】上述した問題を解決するために、例えば「濃く」「普通」「薄く」等の数段階の濃度を原稿に応じて設定するキーを備え、該キーそれぞれに対応する2値化パラメータを設定することによって、操作されるキーに対応した2値化パラメータに基づいて画像データの2値化を行う画像読取装置が普及している。該画像読取装置においては、鉛筆書きの原稿に対して、例えば「濃く」を設定することにより鉛筆書き部分は黒として出力することができる。また、文字部分の背景に地色、地紋を有する原稿に対しては、例えば「薄く」を設定することにより文字部分を黒として出力し、背景の地色、地紋を白として出力することによって、文字部分と背景とを判別することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述した数段階の濃度を原稿に応じて設定するキーを備える画像読取装置においては、原稿を読み取る前に、ユーザがいずれのキーにより濃度を設定した場合に所望の画像データが出力されるかを判別することが難しく、設定するキーを変更することにより調整を行いながら原稿の読み取りを何回か試みなければならない場合があり、この場合には所望の画像データが出力されるまでに労力及び時間がかかる。また、記録紙に前記画像データの記録を行う場合には、記録紙の無駄が生じる。
【0006】特に、証券会社において株券の写しを保管する場合、自社が発行する手形又は小切手の写しを保管する場合、社員に定期券を購入して配付する会社において定期券の写しを保管する場合、その他、業務上の必要から、車検証、保険証書、住民票、各種身分証明書等の写しを保管する場合等、背景に地色、地紋を有する原稿に記載されている原稿の文字部分のみを大量に画像読取装置にて読み取って、前記原稿の写しとして保管する事業所、組織等においては、読み取りを行う都度、原稿に適した濃度のキーを設定する必要があり、いずれのキーにより所望の画像データが出力されるかを判別することに時間がかかる場合、作業効率が悪い。
【0007】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、操作可能なキーと、該キーに割り当てられた原稿の種類及び2値化パラメータを記憶する記憶手段とを備えることにより、ユーザにより原稿に応じた2値化パラメータが割り当てられたキーを操作されると、原稿の画像データに適した2値化パラメータにより該画像データの2値化を行い、所望の画像データを出力することができる画像読取装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る画像読取装置は、操作可能なキーと、該キーに割り当てられた原稿の種類及び2値化パラメータを記憶する第1記憶手段と、前記キーの操作により該キーに割り当てられた2値化パラメータを前記第1記憶手段から読み出して設定する設定手段と、該設定手段により設定された2値化パラメータにより読み取った原稿の画像データを2値化する2値化手段とを備えることを特徴とする。
【0009】第1発明においては、ユーザは原稿に応じた2値化パラメータが割り当てられたキーを操作するだけで、原稿に適した2値化パラメータに基づいて原稿の画像データが2値化されるので、濃度の調整にかかる手間が省け、作業効率が上がり、また、記録紙の無駄が削減される。
【0010】第2発明に係る画像読取装置は、第1発明において、複数の原稿の種類及び2値化パラメータを記憶する第2記憶手段と、前記キーに原稿の種類及び2値化パラメータを割り当てるべく、前記第2記憶手段からいずれかの原稿の種類及び2値化パラメータを読み出して前記第1記憶手段に登録する登録手段とを備えることを特徴とする。
【0011】第2発明においては、ユーザは、記憶されている複数の2値化パラメータの中から頻繁に読み取りを行う原稿に応じた2値化パラメータを選択してキーに割り当てることができるので便利である。
【0012】第3発明に係る画像読取装置は、第1又は第2発明において、前記キーは複数であり、前記設定手段により既に設定されている2値化パラメータとは異なる2値化パラメータが割り当てられているキーが操作された場合に、前記設定手段により2値化パラメータの変更を行うことを報知する報知手段を備えることを特徴とする。
【0013】第3発明においては、2値化パラメータの変更が行われる場合にはその旨が報知されるので、誤って不適切な2値化パラメータに基づいて画像データの2値化が行われることを防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る画像読取装置を適用したファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0015】前記ファクシミリ装置は、制御部1、スキャナ部2、記録部3、操作部4、表示部5、ROM6、RAM7、画像メモリ8、NCU(Network Control Unit)91、モデム92、ネットワークインタフェース10、タイマ11等を備えている。
【0016】制御部1は、MPUで構成されており、バス12を介してファクシミリ装置の上述したハードウェアと接続されていて、ROM6に格納されたファクシミリ装置の動作に必要なコンピュータプログラムを実行し、所定の機能を果たす。
【0017】スキャナ部2は、原稿の読み取りを行い、読み取って得られた画像データを2値化パラメータ(単純2値化においては、閾値)に基づいて白黒2値化して出力する。記録部3は、電子写真方式の画像記録装置であって、ファクシミリ通信により受信した画像データ、又はスキャナ部2にて読み取った原稿の画像データを記録紙に記録する。
【0018】操作部4は、ファクシミリ装置を操作するために必要なテンキー、ファンクションキー等を備え、また、原稿の種類に適した2値化パラメータ(閾値)を設定するための第1設定キー41a、第2設定キー41b、第3設定キー41c、該設定キー41a、41b、41cそれぞれに読取モードとして、原稿の種類及びそれに適した2値化パラメータ(閾値)を割り当てる(登録する)設定登録キー42、読取モードの設定の変更を実行するエンターキー43、読取モードの設定の処理等を中止するストップキー44が含まれる。なお、読取モードを設定するためのキーとして3つの設定キー41a、41b、41cを備えるようにしたが、3つに限定するものでなく、少なくとも1つあればよい。
【0019】表示部5は液晶表示装置であり、ファクシミリ装置が待機中であることを報知する待機画面等、ファクシミリ装置の動作状態を報知する画面を表示したり、送信すべくスキャナ部2にて読み取った原稿の画像データ又は受信した画像データの表示を行う。また、表示部5は、設定登録キー42の押下により設定キー41a、41b、41cに読取モードを割り当てる(登録する)場合、割り当て(登録)を行うために必要な指示入力をユーザに対して要求する画面を表示し、さらに、本実施の形態のように複数の設定キー41a、41b、41cを備える場合、設定キー41a、41b、41cのいずれかの押下により読取モードの設定が変更されるときに、既に設定されている読取モードを変更することを報知する画面等を表示する。
【0020】ROM6は、上述したファクシミリ装置の動作に必要なコンピュータプログラムを格納すると共に、スキャナ部2にて読取モードが設定されていない場合の2値化処理(通常モード)に用いられる閾値Th0を記憶し、さらに、図3に示すような、2値化処理における通常モード以外の複数の読取モードとして原稿の種類(読取モード名)及びそれぞれに対応する閾値を記憶する読取モードテーブル61を含む。
【0021】各読取モードに対応して記憶される閾値は、それぞれ原稿の画像データを2値化するために適切な値が設定されている。例えば、図4に示すような画像データにおいて、鉛筆書きの原稿の濃度がピークAである場合、通常モードの閾値Th0に基づいて2値化を行うと、ピークAは閾値Th0よりも低濃度であるために、ピークAを白として出力するが、閾値Th0よりも低濃度側の、ピークAよりも低濃度側に、鉛筆モードとしての閾値Th1を設けることによって、閾値Th1に基づいて2値化を行うと、ピークAは閾値Th1よりも高濃度であるために、黒として出力することができる。
【0022】また、車検証の文字部分の濃度がピークB、背景の地色、地紋の濃度がピークCである場合、通常モードの閾値Th0に基づいて2値化を行うと、ピークB、Cは共に閾値Th0よりも高濃度であるために、ピークB、Cを共に黒として出力するが、閾値Th0よりも高濃度側のピークBとピークCとの間に、車検証モードとしての閾値Th2を設けることにより、閾値Th2に基づいて2値化を行うと、ピークBは閾値Th2よりも高濃度であるために、黒として出力し、ピークCは閾値Th2よりも低濃度であるために、白として出力することができる。
【0023】RAM7は、SRAM又はフラッシュメモリ等で構成され、ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。また、RAM7は、図5に示すような、設定キー41a、41b、41cそれぞれに対して読取モードテーブル61から読み出して登録される原稿の種類(読取モード名)及びそれに適した閾値を格納する登録読取モードテーブル71を含む。画像メモリ8は、DRAM等で構成され、送信又はコピーすべくスキャナ部2にて読み取った画像データ又は受信した画像データを蓄積する。
【0024】タイマ11は、設定キー41a、41b、41cに読取モードを割り当てる(登録する)処理及び設定キー41a、41b、41cの押下により読取モードを設定する処理において後述する所定の時間を計測する。モデム92は、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されている。また、モデム92は、NCU91と直接接続されている。NCU91は、ファクシミリ装置と電話回線等の回線L1との接続及び遮断の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム92を回線L1と接続する。ネットワークインタフェース10は、回線L2を介してサーバ装置101、クライアント装置102、又はインターネット等の通信網(図示せず)に接続するためのインタフェースである。
【0025】図2は、本発明に係るスキャナ部2の構成を示すブロック図である。スキャナ部2は、光電変換素子であるCCD21、A/D変換器22、シェーディング補正回路23、ガンマ補正回路24、2値化回路25、閾値レジスタ26、シリアル/パラレル変換器27を備える。
【0026】図示しない露光用光源から原稿へ照射された光の反射光をCCD21が受光し、原稿の濃度に応じたアナログ信号を出力する。A/D変換器22は、CCD21により出力されたアナログ信号の画像データを所定階調のデータにデジタル変換して出力する。シェーディング補正回路23は、デジタル変換された画像データを受けて、輝度ムラをなくすためのシェーディング補正を画素毎に行う。ガンマ補正回路24は、シェーディング補正が行われた画像データに対して、画像の濃淡を修正すべくガンマ補正を画素毎に行う。
【0027】ガンマ補正が行われた画像データに対して、2値化回路25は、閾値レジスタ26に格納された閾値よりも高濃度の画素を0(黒)に、低濃度の画素を1(白)に変換することによって、白黒の2値化を行う。閾値レジスタ26には、設定キー41a、41b、41cのいずれかが押下された場合、押下された設定キーに割り当てられている(登録されている)読取モードの閾値が登録読取モードテーブル71から読み出されて格納され、設定キー41a、41b、41cのいずれも押下されていない場合、製造時に設定された通常モードの閾値Th0が格納されている。2値化された画像データを、シリアル/パラレル変換器27はパラレルに変換して出力し、出力された画像データは画像メモリ8に蓄積される。
【0028】以下に、設定キー41a、41b、41cに読取モードを割り当てる(登録する)処理における制御部1の処理手順を、図6、図7、及び図8のフローチャートに基づいて説明する。
【0029】制御部1は、設定登録キー42が押下されるまで待機する(ステップS101)。ステップS101において、設定登録キー42が押下されると、制御部1は、タイマ11に計時を開始させ(ステップS102)、「登録する設定キーを押して下さい。」というメッセージを表示部5に表示する(ステップS103)。
【0030】そして、制御部1は、設定キー41a、41b、41cのいずれかが押下されたか否かを判定し(ステップS104)、押下されていないと判定した場合(ステップS104:NO)、登録の処理を中止すべくストップキー44が押下されたか否かを判定する(ステップS105)。ストップキー44が押下されていないと判定した場合(ステップS105:NO)、制御部1は、ステップS102にて計時を開始させてからの経過時間が所定の時間を超過したか否かを判定し(ステップS106)、所定の時間を超過していないと判定した場合(ステップS106:NO)、ステップS104に処理を戻す。
【0031】ステップS105において、ストップキー44が押下されたと判定した場合(ステップS105:YES)、及び、ステップS106において、経過時間が所定の時間を超過したと判定した場合(ステップS106:YES)、制御部1は、前記待機画面を表示部5に表示し(ステップS107)、処理を終了する。
【0032】ステップS104において、設定キー41a、41b、41cのいずれかが押下されたと判定した場合(ステップS104:YES)、制御部1は、登録読取モードテーブル71を参照することにより、押下された設定キーに読取モードが登録されているか否かを判定し(ステップS108)、登録されていると判定した場合(ステップS108:YES)、登録されている読取モード名を表示部5に表示する(ステップS109)。
【0033】ステップS108において、読取モードが設定されていないと判定した場合(ステップS108:NO)、及び、ステップS109において登録されている読取モード名を表示部5に表示した後、制御部1は、読取モードテーブル61に記憶されている読取モード名の一覧及び「読取モードを選択して下さい。」というメッセージを表示部5に表示する(ステップS110)。そして、制御部1は、タイマ11に計時を開始させ(ステップS111)、ユーザが操作部4の図示しないキーを押圧することにより読取モードのいずれかが選択されたか否かを判定し(ステップS112)、選択されていないと判定した場合(ステップS112:NO)、登録の処理を中止すべくストップキー44が押下されたか否かを判定する(ステップS113)。ストップキー44が押下されていないと判定した場合(ステップS113:NO)、制御部1は、ステップS111にて計時を開始させてからの経過時間が所定の時間を超過したか否かを判定し(ステップS114)、所定の時間を超過していないと判定した場合(ステップS114:NO)、ステップS112に処理を戻す。
【0034】ステップS113において、ストップキー44が押下されたと判定した場合(ステップS113:YES)、及び、ステップS114において、経過時間が所定の時間を超過したと判定した場合(ステップS114:YES)、制御部1は、前記待機画面を表示部5に表示して(ステップS115)、処理を終了する。
【0035】ステップS112において、読取モードのいずれかが選択されたと判定した場合(ステップS112:YES)、制御部1は、選択された読取モードの読取モード名及び閾値を読取モードテーブル61から読み出して登録読取モードテーブル71に格納し(ステップS116)、「登録完了しました。」というメッセージを表示部5に表示し(ステップS117)、前記待機画面を表示部5に表示し(ステップS118)、処理を終了する。
【0036】次に、読取モードを設定する処理における制御部1の処理手順を、図9及び図10のフローチャートに基づいて説明する。
【0037】制御部1は、設定キー41a、41b、41cのいずれかが押下されるまで待機する(ステップS201)。ステップS201において、設定キー41a、41b、41cのいずれかが押下されると、制御部1は、登録読取モードテーブル71を参照することにより、押下された設定キーに読取モードが登録されているか否かを判定し(ステップS202)、登録されていないと判定した場合(ステップS202:NO)、「押された設定キーには読取モードが登録されていません。」というメッセージを表示部5に表示して(ステップS203)、処理を終了する。
【0038】ステップS202において、押下された設定キーに読取モードが登録されていると判定した場合(ステップS202:YES)、制御部1は、既に設定キー41a、41b、41cのいずれかの押下により読取モードが設定されているか否かを判定し(ステップS204)、既に設定されていると判定した場合(ステップS204:YES)、既に設定されている読取モードと同じ読取モードを設定する設定キーが押下されたか否かを判定する(ステップS205)。同じ読取モードを設定する設定キーが押下されたと判定した場合(ステップS205:YES)、制御部1は、処理を終了する。
【0039】ステップS205において、既に設定されている読取モードとは異なる読取モードを設定する設定キーが押下されたと判定した場合(ステップS205:NO)、制御部1は、読取モードを変更することを報知すべく、「読取モードを変更してもよいですか?」というメッセージを表示部5に表示する(ステップS206)。そして、制御部1は、タイマ11に計時を開始させ(ステップS207)、読取モードの変更を中止すべくストップキー44が押下されたか否かを判定する(ステップS208)。ストップキー44が押下されていないと判定した場合(ステップS208:NO)、制御部1は、読取モードの変更を実行すべくエンターキー43が押下されたか否かを判定し(ステップS209)、エンターキー43が押下されていないと判定した場合(ステップS209:NO)、ステップS207にて計時を開始させてからの経過時間が所定の時間を超過したか否かを判定し(ステップS210)、所定の時間を超過していないと判定した場合(ステップS210:NO)、ステップS208に処理を戻す。
【0040】ステップS208において、ストップキー44が押下されたと判定した場合(ステップS208:YES)、及び、ステップS210において、経過時間が所定の時間を超過したと判定した場合(ステップS210:YES)、制御部1は、既に設定されている読取モード名を報知する待機画面を表示部5に表示し(ステップS211)、処理を終了する。
【0041】ステップS204において、未だ読取モードは設定されていないと判定した場合(ステップS204:NO)、及び、ステップS209において、エンターキー43が押下されたと判定した場合(ステップS209:YES)、制御部1は、押下された設定キーに登録された読取モードの閾値を登録読取モードテーブル71から読み出し(ステップS212)、読み出した閾値を閾値レジスタ26に格納し(ステップS213)、設定される読取モード名を報知する待機画面を表示部5に表示して(ステップS214)、処理を終了する。
【0042】なお、本実施の形態においては、設定キー41a、41b、41cに読取モードを割り当てる(登録する)場合、ROM6に含まれる読取モードテーブル61に記憶される読取モード名及び閾値を読み出し、設定キー41a、41b、41cに対応させて登録読取モードテーブル71に格納する形態としたが、回線L2を介してサーバ装置101、クライアント装置102、又はインターネット等の通信網上に存在するメーカのサーバ装置(図示せず)等に接続し、読取モードとして、前記装置内に記憶されている読取モード名及び閾値のテーブルをダウンロードし、登録読取モードテーブル71に格納する形態としてもよい。この場合、発行する組織により様式が異なる書類について組織別に読取モード名及び閾値のテーブルをサーバ装置101、クライアント装置102、又は前記メーカのサーバ装置内に記憶させておき、例えば、市町村により様式が異なる住民票について各々の市町村別に読取モード名及び閾値のテーブルを記憶させておき、前記読取モードを記憶するサーバ装置101、クライアント装置102、又は前記メーカのサーバ装置内よりダウンロードする形態とすることにより、ファクシミリ装置のROM6の容量を減らすことができる。また、ファクシミリ装置の製造時に読取モードテーブル61に記憶された読取モード名及び閾値に対して、製造後に閾値を変更したい場合にも対応可能である。
【0043】また、本実施の形態として、画像読取装置を適用したファクシミリ装置にて原稿を読み取る形態としたが、これに限定するものではなく、画像読取装置を適用したデジタルコピー機にて原稿を読み取って記録紙に画像データを記録する形態としてもよい。また、画像読取装置として記録部3を備えないフラットベッドスキャナ装置にて原稿を読み取って該フラットベッドスキャナ装置に接続されるコンピュータに読み取った画像データを蓄積、又は該コンピュータを介してプリンタにより記録紙に前記画像データを記録する形態であってもよい。
【0044】
【発明の効果】第1発明によれば、ユーザは原稿に応じた2値化パラメータが割り当てられたキーを操作するだけで、原稿に適した2値化パラメータに基づいて原稿の画像データが2値化されるので、濃度の調整にかかる手間が省け、作業効率が上がり、また、記録紙の無駄が削減される。
【0045】第2発明によれば、ユーザは、記憶されている複数の2値化パラメータの中から頻繁に読み取りを行う原稿に応じた2値化パラメータを選択してキーに割り当てることができるので便利である。
【0046】第3発明によれば、2値化パラメータの変更が行われる場合にはその旨が報知されるので、誤って不適切な2値化パラメータに基づいて画像データの2値化が行われることを防止することができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013