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インターネットファクシミリ装置 - 村田機械株式会社
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発明の名称 インターネットファクシミリ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−152947(P2003−152947A)
公開日 平成15年5月23日(2003.5.23)
出願番号 特願2002−86124(P2002−86124)
出願日 平成14年3月26日(2002.3.26)
代理人 【識別番号】100080182
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 三彦
【テーマコード(参考)】
5B021
5C062
5C075
5K101
【Fターム(参考)】
5B021 AA05 BB02 BB08 DD12 
5C062 AA02 AA29 AA30 AA35 AB42 AC03 AC08 AC23 AC38 BA00 BD00
5C075 AB90 CA04 CA90 CF01 FF03 FF90
5K101 KK01 KK02 NN18 NN19 NN21
発明者 谷本 好史
要約 課題
早急に原稿を確認したい場合や、きれいな画質で原稿を確認したい場合などの受信側のユーザーの意図を反映することのできるインターネットファクシミリ装置を提供すること。

解決手段
送信側インターネットファクシミリ装置からオリジナル画データのフォーマット情報と標準フォーマット画データを含む電子メールを受信した後に、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信し、送信側インターネットファクシミリ装置から前記受信能力情報に基づいて該装置が生成した高品質な画データを電子メールにて受信する機能を備えたインターネットファクシミリ装置において、先に受信した前記標準フォーマット画データを処理する処理手段と、前記処理手段による処理を設定する設定手段と、を備えたインターネットファクシミリ装置1B。
特許請求の範囲
【請求項1】 送信側インターネットファクシミリ装置からオリジナル画データのフォーマット情報と標準フォーマット画データを含む電子メールを受信し、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信した後に、送信側インターネットファクシミリ装置から前記受信能力情報に基づいて該装置が生成した高品質な画データを電子メールにて受信する機能を備えたインターネットファクシミリ装置において、先に受信した前記標準フォーマット画データを処理する処理手段と、前記処理手段による処理を設定する設定手段と、を備えることを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
【請求項2】 請求項1記載のインターネットファクシミリ装置において、前記処理手段による処理は、先に受信した標準フォーマット画データを印字出力せずに記憶装置に記憶することであること、を特徴とするインターネットファクシミリ装置。
【請求項3】 請求項1記載のインターネットファクシミリ装置において、前記処理手段による処理は、先に受信した標準フォーマット画データを記憶装置に記憶した後に、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信し、送信側インターネットファクシミリ装置から前記受信能力情報に基づいて該装置が生成した高品質な画データを電子メールにて受信して該高品質な画データを印字出力した後に、前記標準フォーマット画データを前記記憶装置から消去することであること、を特徴とするインターネットファクシミリ装置。
【請求項4】 送信側インターネットファクシミリ装置からオリジナル画データのフォーマット情報と標準フォーマット画データを含む電子メールを受信した後に、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信し、送信側インターネットファクシミリ装置から前記受信能力情報に基づいて該装置が生成した高品質な画データを電子メールにて受信する機能を備えたインターネットファクシミリ装置において、先に受信した前記標準フォーマット画データを印字出力した場合に、前記高品質な画データの要求を行わない処理をする処理手段を備えること、を特徴とするインターネットファクシミリ装置。
【請求項5】 前記処理手段による処理は、あらかじめ設定されている処理設定に基づいて行われるものであること、を特徴とする請求項1乃至4記載のインターネットファクシミリ装置。
【請求項6】 送信側インターネットファクシミリ装置からオリジナル画データのフォーマット情報と標準フォーマット画データを含む電子メールを受信し、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信した後に、送信側インターネットファクシミリ装置から前記受信能力情報に基づいて該装置が生成した高品質な画データを電子メールにて受信する機能と、受信画データの配信機能とを備えたインターネットファクシミリ装置において、標準フォーマット画データを受信し、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信する場合は、該標準フォーマット画データの配信を行わず、その後、高品質な画データを受信したときに、該高品質な画データのみを配信することを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
【請求項7】 標準フォーマット画データを受信し、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信する場合は、該標準フォーマット画データを記憶しておき、その後、高品質な画データを受信することができないと判断ときに、記憶した該標準フォーマット画データを配信することを特徴とする請求項6記載のインターネットファクシミリ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールにより画データの送受信を行うインターネットファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子メールで画データの送受信を行うインターネットファクシミリ装置においては、送受信の際に用いられる画データを、符号化形式がMH(ModifiedHuffman)、解像度が200dpi、記録紙サイズがA4のフォーマットに標準化し、この標準化した画データ(以下「標準フォーマット画データ」という)を電子メールに添付して送受信動作を行い、1度の電子メール送受信で画データの送受信が完了する方式が用いられてきた。この方式では、インターネットファクシミリ装置に、例えば200dpiより高い解像度やA4より大きな記録紙サイズなどの高品質な画データの送受信能力があったとしても、高品質な画データの送受信を行うことができなかった。そのため、送信側のインターネットファクシミリ装置と、受信側のインターネットファクシミリ装置の間で、受信側のインターネットファクシミリ装置が受信可能な解像度や記録紙サイズなどの画データのフォーマットに関する情報(以下「受信能力情報」という)を交換し、受信能力に応じた最適な高品質な画データを送受信する受信能力交換型インターネットファクシミリ装置が提案されている。
【0003】以下、受信能力交換型インターネットファクシミリ装置の画データの送受信における動作を、図16に示すシーケンス図に基づいて説明する。なお、電子メールによって通信可能に接続された送信側の受信能力交換型インターネットファクシミリ装置と受信側の受信能力交換型インターネットファクシミリ装置をそれぞれ、送信側受信能力交換型インターネットファクシミリ装置、受信側受信能力交換型インターネットファクシミリ装置という。
【0004】まず、送信側受信能力交換側インターネットファクシミリ装置は、原稿をオリジナル画データとして読み込み記憶する(T61)。このオリジナル画データは例えば、解像度が400dpi、記録紙サイズB4、符号化方式MRの高品質な画データである。
【0005】次に、送信側受信能力交換型インターネットファクシミリ装置は、前記オリジナル画データから標準フォーマット画データを作成し(T62)、オリジナル画データのフォーマット情報と受信能力情報を通知するよう促すメッセージを記述した電子メールに添付して受信側受信能力交換型インターネットファクシミリ装置に送信する(T63)。
【0006】一方、T63で送信された電子メールを受信した受信側受信能力交換型インターネットファクシミリ装置は、前記メッセージに従い、自装置の受信能力情報とと受信能力情報に応じたより高品質な画データの送信を要求するメッセージを記述した電子メールを送信側インターネットファクシミリ装置に返信する(T64)。
【0007】次に、T64で返信された電子メールを受信した送信側受信能力交換型インターネットファクシミリ装置は、該電子メールに記述された受信側能力交換型インターネットファクシミリ装置の受信能力情報を読み取り、記憶しているオリジナル画データから受信能力に応じた最適なフォーマットの高品質な画データを作成し(T65)、この高品質な画データを電子メールに添付して受信側受信能力交換型インターネットファクシミリ装置に送信する(T66)。
【0008】一方、T66で送信された電子メールを受信した受信側受信能力交換型インターネットファクシミリ装置は、該電子メールに添付されている高品質な画データを印字出力する(T67)こととなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したような受信能力交換型インターネットファクシミリ装置を利用すれば、受信側インターネットファクシミリ装置の受信能力に応じた最適なフォーマットの高品質な画データの送受信が可能となるメリットがある反面、標準フォーマット画データを添付した電子メール一度で送受信動作を終了する一般的なインターネットファクシミリ装置と比較すると、受信能力情報の通知などのためにやり取りされる電子メール数が増え、通信動作の開始から終了までの通信時間が増加することになる。
【0010】一方、画データを受信するユーザー(受信者)の意図は様々であり、原稿をきれいな画質で受信して確認したい場合もあれば、受信する原稿の画質は問わないが早急に受信して確認したい場合もある。それにもかかわらず、常に上記能力交換型インターネットファクシミリ装置を用いて高品質な画データを受信すれば、早急に原稿を受信して確認したいというユーザーの意図に反し、他方、一般的なインターネットファクシミリ装置により、標準フォーマット画データで受信すれば、きれいな画質で原稿を受信して確認したいというユーザーの意図に反することとなる。
【0011】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、ユーザーの意図に即した受信方法で画データを受信できるインターネットファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前項の目的を達するため、請求項1記載のインターネットファクシミリ装置は、送信側インターネットファクシミリ装置からオリジナル画データのフォーマット情報と標準フォーマット画データを含む電子メールを受信した後に、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信し、送信側インターネットファクシミリ装置から前記受信能力情報に基づいて該装置が生成した高品質な画データを電子メールにて受信する機能を備えたインターネットファクシミリ装置において、先に受信した前記標準フォーマット画データを処理する処理手段と、前記処理手段による処理を設定する設定手段とを備えたことを特徴としている。
【0013】請求項2記載のインターネットファクシミリ装置は、請求項1記載のインターネットファクシミリ装置において、前記処理手段による処理は、先に受信した標準フォーマット画データを印字出力せずに記憶装置に記憶することであることを特徴としている。
【0014】請求項3記載のインターネットファクシミリ装置は、請求項1記載のインターネットファクシミリ装置において、前記処理手段による処理は、先に受信した標準フォーマット画データを記憶装置に記憶した後に、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信し、送信側インターネットファクシミリ装置から前記受信能力情報に基づいて該装置が生成した高品質な画データを電子メールにて受信して該高品質な画データを印字出力した後に、前記標準フォーマット画データを前記記憶装置から消去することであることを特徴としている。
【0015】請求項4記載のインターネットファクシミリ装置は、送信側インターネットファクシミリ装置からオリジナル画データのフォーマット情報と標準フォーマット画データを含む電子メールを受信した後に、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信し、送信側インターネットファクシミリ装置から前記受信能力情報に基づいて該装置が生成した高品質な画データを電子メールにて受信する機能を備えたインターネットファクシミリ装置において、前記標準フォーマット画データを印字出力した場合に、前記高品質な画データの要求を行わない処理をする処理手段を備えたことを特徴としている。
【0016】請求項5記載のインターネットファクシミリ装置は、請求項1乃至4記載のインターネットファクシミリ装置において、前記処理手段による処理は、あらかじめ設定されている処理設定に基づいて行われるものであること、を特徴としている。
【0017】請求項6記載のインターネットファクシミリ装置は、送信側インターネットファクシミリ装置からオリジナル画データのフォーマット情報と標準フォーマット画データを含む電子メールを受信し、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信した後に、送信側インターネットファクシミリ装置から前記受信能力情報に基づいて該装置が生成した高品質な画データを電子メールにて受信する機能と、受信画データの配信機能とを備えたインターネットファクシミリ装置において、標準フォーマット画データを受信して、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信する場合は、該標準フォーマット画データの配信を行わず、その後、高品質な画データを受信したときに、該高品質な画データのみを配信することを特徴としている。
【0018】請求項7記載のインターネットファクシミリ装置は、標準フォーマット画データを受信して、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信する場合は、該標準フォーマット画データを記憶しておき、その後、高品質な画データを受信することができないと判断ときに、記憶した前記標準フォーマット画データを配信することを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明(第1の実施の形態)をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。なお、電子メールによって画データを受信する側のインターネットファクシミリ装置を受信側インターネットファクシミリ装置、画データを送信する側のインターネットファクシミリ装置を送信側インターネットファクシミリ装置という。
【0020】前記受信側インターネットファクシミリ装置と前記送信側インターネットファクシミリ装置は同様のハードウエア構成を備えている。すなわち、図1のブロック図に示すように、受信側インターネットファクシミリ装置1B,及び送信側インターネットファクシミリ装置1AはCPU(中央処理装置)2、RAM(ランダムアクセスメモリー)3、ROM(リードオンリーメモリー)4、コーデック5、モデム6、NCU(ネットワークコントロールユニット)7、読取部8、記録部9、操作部10、表示部11、LAN I/F(ローカルエリアネットワークインターフェース)12等を備えている。各装置は通信可能にバス13により接続されている。
【0021】前記CPU2は、前記ROM4に記憶された制御プログラムに基づいて、このインターネットファクシミリ装置1A、1Bを構成する各装置を制御する。
【0022】前記RAM3は、制御プログラムが実行時に必要とする一時的なデータを記憶するほか、標準フォーマット画データやより高品質な画データ、ファクシミリ番号データ、電子メールアドレス等を記憶する記憶装置として機能する。
【0023】前記ROM4は、ファクシミリの送受信手順や電子メール送受信手順等インターネットファクシミリ装置1A、1Bを制御するための制御プログラムを記憶している。
【0024】前記コ−デック5は、前記読取部8にて読取られた画データをMH(ModifiedHuffman)、MR(Modified Read)、MMR(Modified Modified Read)等の符号化方式にて符号化する符号化処理、もしくは受信した画データを復号化する復号化処理を行う。
【0025】前記モデム6は、例えばITU―T(国際電気通信連合電気通信標準化部会)の勧告V.34規格又はこれと同様のものに従った通信データの変調及び復調を行う。
【0026】前記NCU7は、PSTN(公衆交換電話網)14との回線の接続、切断を行う回線網制御装置である。
【0027】前記読取部8は、CCD(Charge Coupled Device)等のイメージセンサによって原稿の濃淡を読み取って、白黒2値に変換した画データを出力する。
【0028】前記記録部9は、例えば電子写真方式やインクジェット方式のものからなり、画データを記録紙上に印字出力する。例えば、前記読取部8で読み取られた原稿の画データやファクシミリ受信した画データ、受信した電子メールに添付された画データ等を前記CPU2の指示により、記録紙上に印字出力する。
【0029】前記操作部10は、例えばファクシミリ番号等を入力するためのテンキ−10a、短縮番号から発信するための短縮キー10b、原稿の読取り動作の開始等を行うためのスタートキー10c等を備えており、各種操作はこの操作部10により行われる。
【0030】前記表示部11は、LCD(液晶表示装置)又はCRTディスプレイ等の表示装置であり、ファクシミリ受信した画データや電子メールにより受信した画データの表示や、操作時のガイドメッセージの表示などを行う。
【0031】前記LAN I/F12は、LAN(ローカルエリアネットワーク)15A、15Bとの接続用I/Fであり、インターネットファクシミリ装置1A、1BとLAN15A,15Bとを通信可能に接続している。インターネットファクシミリ装置1A、1Bは、このI/Fを通じて電子メールの送受信等を行う。
【0032】前記インターネットファクシミリ装置1A、1BはG3方式等によって原稿の画データをファクシミリ送受信する機能を備えるほか、インターネット標準プロトコルであるTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を実装し、画データを添付した電子メールの送受信を行うことで、画データの送受信を行うインターネットファクシミリ機能を備えている。前記電子メールは例えば、MIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)形式の電子メールであり、画データがbase64で符号化されて添付されているものである。
【0033】次に、前記インターネットファクシミリ装置1A、1Bの動作を、例えば図2に示すネットワーク環境Aにおける動作において説明する。すなわち、前記受信側インターネットファクシミリ装置1BはLAN15Bを通じて、メールサーバ16B、クライアントPC17B、ルータ18Bと相互に通信可能に接続されており、送信側インターネットファクシミリ装置1Aは、LAN15Aを通じてメールサーバ16A、クライアントPC17A、ルータ18Aと相互に通信可能に接続されている。またLAN15AとLAN15Bはルータ18A,18Bを介してインターネット19により通信可能に接続されている。これにより、受信側インターネットファクシミリ装置1Bは、メールサーバ16A、16B、インターネット19等を通じて送信側インターネットファクシミリ装置1Aの送信した電子メールを受信することができ、該電子メールに添付された画データにより、画データの送受信を行うことができる。また受信側インターネットファクシミリ装置1Bは、PSTN14を通じてG3ファクシミリ20に画データをファクシミリ送信することができる。またファクシミリ受信した画データを受信側インターネットファクシミリ装置1Bで印字出力したり、LAN15Bを通じてクライアントPC17Bに配信したりすることができる。
【0034】次に、前記ネットワーク環境Aにおける前記インターネットファクシミリ装置1A、1B間のインターネットファクシミリの電子メール通信手順「単純モード」「送達確認モード」「受信能力交換モード」について図3に示すシーケンス図及び図4乃至図9に示す電子メールの記述例に基づいて説明する。
【0035】まず、図3(a)に示す単純モードは、送信側インターネットファクシミリ装置1Aから、例えば図4に示すような電子メールを送信し(T1)、受信側インターネットファクシミリ装置が該電子メールを受信して送受信動作を終了する。該電子メールはMIME形式の電子メールであり、相手先装置のあて先等からなる電子メールヘッダ情報21と、添付された画データ22からなる。該画データは標準フォーマット画データであり、受信側インターネットファクシミリ装置1Bで印字出力等される。
【0036】次に、図3(b)に示す送達確認モードは、送信側インターネットファクシミリ装置1Aが、例えば図5に示すような、送達を確認するため返信として返される電子メール(以下「送達確認メール」という)を返信するよう要求するメッセージ23(以下「送達確認要求メッセージ」という)を記述した電子メールに、標準フォーマット画データ22を添付したメールを作成して、受信側インターネットファクシミリ装置に送信する(T2)。図5の例では、送達確認要求メッセージ23は、「Disposition-Notification-To:」という記述による送達確認メールを要求していることを示す部分と「Sender@terminalA.ifax」という記述による送達確認メールを返信する送信側インターネットファクシミリ装置1Aのあて先からなる。
【0037】次に、受信側インターネットファクシミリ装置1Bは、前記送達確認要求メッセージ23に基づいて、送達確認メールを生成し、送信側インターネットファクシミリ装置1Aに返信する(T3)。
【0038】次に、図3(c)に示す受信能力交換モードによると、送信側インターネットファクシミリ装置1Aは、オリジナル画データから標準フォーマット画データを生成し、例えば図6に示すような、相手先装置からの所定の要求と受信能力情報の通知があった場合に高品質な画データを送信することを示すメッセージ24と、オリジナル画データのフォーマット情報25、及び標準画データのフォーマット情報26等を記述した電子メールに、標準フォーマット画データ22を添付し受信側インターネットファクシミリ装置1Bに送信する(T4)。
【0039】一方、この電子メールを受信した受信側インターネットファクシミリ装置1Bは、図7に示すような、高品質な画データの送付を要求するメッセージ27と自装置の受信能力情報28、及びこの電子メールの役割を説明する説明メッセージ29等を記述した電子メールを作成し、送信側インターネットファクシミリ装置1Aに返信する(T5)。
【0040】一方、T5の電子メールを受信した送信側インターネットファクシミリ装置1Aは、高品質な画データを要求する前記メッセージ27に従い、電子メールに記述された前記受信能力情報28に基づいて受信側インターネットファクシミリ装置1Bが受信可能な最適な高品質な画データを生成し、図8に示すような送達確認要求メッセージ30を含む電子メールに該高品質な画データ22Aを添付し、受信側インターネットファクシミリ装置1Bに送信する(T6)。
【0041】最後に、T6で送信されたメールを受信した受信側インターネットファクシミリ装置は、前記送達確認要求メッセージ30に従って、送達確認メールを作成し、送信側インターネットファクシミリ装置1Aに送信する(T7)。該送達確認メールは、例えば図9に示すように、この電子メールの役割を説明する説明メッセージ29Aと、電子メールが送達されたことを示すメッセージ31等からなる。なお、この受信能力交換モードにおいては、受信側インターネットファクシミリ装置1Bにおいて高品質な画データを必要としない場合等に高品質な画データの要求が行われない場合がある。この場合、前記T5乃至T7のうち、T5及びT6の手順、又はT5乃至T7の全ての手順が行われない。
【0042】次に、前記受信能力交換モードにおける受信側インターネットファクシミリ装置1Bの電子メール受信時の処理動作を図10に示すフローチャートに基づいて説明する。このフローチャートに基づいて説明される動作は、前記受信側インターネットファクシミリ装置1Bにおいて、ROM4に記憶された制御プログラムに基づいてCPU2が発行する制御命令に従って行われる。前記制御命令には、CPU2がユーザーによる操作部の操作による指示を読み取って発行する制御命令、あらかじめRAM3やROM4に設定されている処理指示を読み取って発行する制御命令が含まれ、設定した処理を行うようになっている。
【0043】まず、S1で電子メールを受信した受信側インターネットファクシミリ装置1Bは、該電子メールの内容を解析し、該電子メールがインターネットファクシミリに使用する電子メールであり、かつ前記受信能力交換モードのT4における標準フォーマット画データの添付された電子メールであるか否かを判断する(S2)。この判断は、例えば、受信した電子メールが図6に示したような電子メールであった場合は、オリジナル画データのフォーマット情報25が記述されているか否か、また自装置の受信能力情報の通知を行えばオリジナル画データを送信することを示すメッセージ24が記述されているか否か等を判断することである。S2で前記受信能力交換モードのT4における電子メールであると判断した場合は、ユーザーの処理指示やあらかじめ設定されている処理設定に基づいて標準フォーマット画データを印字出力するか否かを判断する(S3)。S3で標準フォーマット画データを印字出力すると判断した場合には標準フォーマット画データを記録部9で印字出力する(S4)。
【0044】S4で標準フォーマット画データを印字出力した次に、インターネットファクシミリ装置1Bは、ユーザーの処理指示やあらかじめ設定されている処理設定に基づいて高品質な画データを要求するか否かを判断し(S5)、高品質な画データを要求すると判断した場合には、図7に示したような自装置の受信能力情報28と高品質な画データを要求するメッセージ27を記述した電子メールを、送信側インターネットファクシミリ装置1Aに送信し、高品質な画データを要求する(S6)。次に、高品質な画データを要求したことを表示部11やクライアントPC17B等に表示してユーザーに通知し(S7)、受信能力交換モードのT4における電子メールを受信した場合の該電子メールの処理動作を終了し、受信能力交換モードのT6における高品質な画データの添付された電子メールの受信を期待する待機動作に移行する。もちろん、この待機動作は、別の画データを送受信することを妨げるものではない。
【0045】一方、S5において、高品質な画データを要求しないと判断した場合は、高品質な画データの要求を行わないことを表示部11やクラインアントPC17B等に表示してユーザーに通知する(S7)。この場合、前記受信能力交換モードにおける、高品質な画データの要求を行わない場合に該当し、一連の受信能力交換モードの送受信動作の終了となる。
【0046】一方、S3で標準フォーマット画データを印字出力しないと判断した場合には、標準フォーマット画データをRAM3に記憶し(S8)、高品質な画データを要求する電子メールを送信側インターネットファクシミリ装置1Aに送信し、高品質な画データを要求する(S9)。そして、高品質な画データを要求したことを表示部11やクライアントPC17Bに表示してユーザーに通知し(S10)、受信能力交換モードのT4における電子メールを受信した場合の該電子メールの処理動作を終了する。
【0047】一方、S2において、受信した電子メールが受信能力交換モードのT4における電子メールではないと判断した場合には、さらに、受信能力交換モードのT6における高品質な画データの添付された電子メールであるか否かの判断を行い(S11)、否と判断した場合には、その他の電子メールとしてエラー処理を行う(S12)。ここでその他の電子メールとは、添付ファイルとして画データを含まない電子メールなどのことを言う。また、エラー処理とは、例えば、その他の電子メールを破棄したり、ユーザーにその他の電子メールを受信したことを通知するため、表示部11にその旨を表示したりすることを言う。
【0048】一方、S11で受信能力交換モードのT6における電子メールであると判断した場合、ユーザーの処理指示、または後述する動作によって高品質な画データを印字出力しない旨の指示情報がRAM3に記憶されているか否かに基づいて、電子メールに添付されている高品質な画データを印字出力するか否かを判断し(S13)、印字出力しないと判断した場合には、必要であれば送達確認メールを送信して、一連の受信能力交換モードの送受信動作を終了する。
【0049】S13で、高品質な画データを印字出力すると判断した場合には、記録部9より高品質な画データを印字出力する(S14)。そして、標準フォーマット画データをRAM3に記憶しているか否かを判断し(S15)、記憶していないと判断した場合には、必要であれば送達確認メールを送信して、一連の受信能力交換モードの送受信動作の終了となる。
【0050】一方、S15で標準フォーマット画データを記憶している場合には、該標準フォーマット画データをRAM3から消去して破棄し(S16)、必要であれば送達確認メールを送信して、一連の受信能力交換モードの送受信動作の終了となる。
【0051】上述したS3、S5の各判断ステップにおいて、あらかじめ設定されている処理設定に基づいて判断するとは、例えば、図12に示すように各処理ごとに、処理を指示するための設定がユーザーの指示や受信側インターネットファクシミリ装置1Bの初期設定として設定テーブルTAとしてあらかじめ作成されてRAM3に記憶されており、各判断ステップの処理時に設定テーブルTAを参照し、この設定テーブルTAに基づく判断を行うことを示している。
【0052】図12に例示した設定テーブルTAによれば、S3における標準フォーマット画データを印字出力するか否かの判断の設定は、受信側インターネットファクシミリ装置1Bのデフォルト設定32が「印字出力する」に設定されているため、後述する例外設定33に該当しない場合は標準フォーマット画データを「印字出力する」と判断することになる。また例外設定33として送信側アドレス34、送信側ドメイン名35、期間指定36、通信毎設定37の各項目を設定することができるようになっており、受信した電子メールがこの例外設定33のいずれかに該当する場合はデフォルト設定32と逆の動作、すなわち、S3において「印字出力しない」と判断することになる。
【0053】さらに詳しく説明すると、例外設定33の送信側アドレス34として「SenderA@terminalB.ifax」、送信側ドメイン名35として「jp」と「abc.com」が設定されているため、受信した電子メールの送信側アドレス34が「SenderA@terminalB.ifax」である場合や、送信側ドメイン名35として「jp」や「abc.com」を持つ場合、S3での判断に際して「印字出力しない」と判断することになる。また期間指定36として「23:00-8:00 everyday」が設定されているため、電子メールを23:00から8:00までの時間帯において受信した場合は、S3の判断に際して「印字出力しない」と判断することになる。さらに通信毎設定37として「次受信」が設定されているため、次に電子メールを受信してS3での判断が必要となった場合に、S3での判断に際して「印字出力しない」と判断することになる。同様に、S5での判断に際しても、設定テーブルTAを参照して、この設定テーブルTAに基づく判断が行われることになる。
【0054】また、図13に示すような各判断ステップによる処理をスキップすることを設定する設定テーブルTBを設定しておき、この設定テーブルTBを参照することにより各判断ステップによる処理を選択できるようになっていてもよい。図13においては、S3における標準フォーマット画データ印字出力の判断の設定は、デフォルト設定32Aが「スキップする」に設定されてあり、例外設定33Aに該当しない場合は、S3における判断をスキップする(無条件で「Yes」と判断してS4の処理に移行する)こととなる。一方、例外設定33Aのいずれかに該当する場合、すなわち送信側アドレス34Aとして「SenderI@aaa.com」を持つ場合や、送信側ドメイン名35Aとして「jp」や「def.com」を持つ場合、また、期間指定36Aが「01/Jun/2 00:00 - 01/Jun/6 23:59」と設定されているため、2001年6月2日から6月6日の間に電子メールを受信した場合、また、通信毎設定37Aが「次受信」と設定されているため次回の電子メールの受信の場合のそれぞれに際して、S3での判断を行うことになる。この場合、S3での判断は上述のように、ユーザーの処理指示や設定テーブルTAの参照結果に基づいて行うことになる。
【0055】同様に、S5の判断ステップのデフォルト設定32Aは「スキップしない」に設定されてあり、例外設定33Aに該当しない場合は、S5の判断ステップを行うことになる。すなわち、S5での判断をユーザーの処理指示や設定テーブルTAの参照結果に基づいて行うことになる。
【0056】次に、受信側インターネットファクシミリ装置1Bが、上述の処理ステップS9において高品質な画データを要求する電子メール(受信能力交換モードのT5に該当する電子メール)を送信した場合に、送信側インターネットファクシミリ装置1Aから送信された高品質な画データの添付された電子メール(受信能力交換モードのT6に該当する電子メール)を受信することが期待される期間における、インターネットファクシミリ装置1Bの動作について、図11に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0057】まず、受信側インターネットファクシミリ装置1Bは、この高品質な画データを要求している間の期間に、ユーザーからの指示やあらかじめ設定されている処理設定などに基づく標準フォーマット画データの印字出力要求があるか否かを判断し(S21)、印字出力要求があると判断した場合には、S8でRAM3に記憶した標準フォーマット画データを記録部9で印字出力する(S23)。
【0058】S21で印字出力要求が無いと判断した場合には、次に、ユーザーからの指示やあらかじめ設定されている処理設定などに基づく標準フォーマット画データの表示要求があるか否かを判断し(S22)、表示要求があると判断した場合には、S8でRAM3に記憶した標準フォーマット画データを表示部11やクライアントPC17Bに表示する(S24)。
【0059】次に、S23で標準フォーマット画データを印字出力した場合、又はS24で標準フォーマット画データを表示した場合に、これらの出力動作以降に受信能力交換モードのT6における高品質な画データの添付された電子メールを受信した際に、該高品質な画データを印字出力するか否かを、ユーザーの指示やあらかじめ設定されている処理設定に基づいて判断し(S25)、印字出力しないと判断した場合にはその旨を指示情報としてRAM3に記憶し(S26)、上述の受信能力交換モードのT6における高品質な画データを添付した電子メールを受信した場合における該高品質な画データの印字出力の判断ステップS13において、S26でRAM3に記憶した指示情報をもとに、印字出力を行わないと判断させ、高品質な画データの印字出力を行わないようにする。
【0060】一方、S22で画データの表示要求がないと判断した場合は、次に、受信能力交換モードのT6における高品質な画データの添付された電子メールを受信した際に該高品質な画データを印字出力するか否かを、ユーザーの指示やあらかじめ設定されている処理設定に基づいて判断し(S27)、印字出力しないと判断した場合にはその旨を指示情報としてRAM3に記憶し(S28)、上述のS26の場合と同様に、受信能力交換モードのT6における高品質な画データを添付した電子メールを受信した場合における該高品質な画データの印字出力の判断ステップS13において、S28でRAM3に記憶した指示情報をもとに高品質な画データを印字出力しないようにする。なお、ここで高品質な画データを印字出力しないこととしたため、記憶している標準フォーマット画データを印字出力するか(S33)、表示するか(S34)をユーザーの指示やあらかじめ設定されている処理設定に基づいて判断し、標準フォーマット画データを記録部9で印字出力し(S35)、または、表示部11やクライアントPC17Bに表示して(S36)ユーザーが画データの確認を行うことができるようになっている。
【0061】一方、S27で高品質な画データを印字出力すると判断した場合、次に、ユーザーからの指示やあらかじめ設定されている処理設定などに基づいて、受信能力確認モードにおけるこの一連の送受信の処理を中断する要求があるか否かを判断し(S29)、否と判断した場合にはさらに電子メールによる通信に通信エラーがあるか否かを判断する(S30)。
【0062】さらに、S30で通信エラーがないと判断した場合には、受信能力交換モードのT6における高品質な画データを添付した電子メールを受信したか否かを判断する(S31)。ここで、受信能力交換モードのT6における高品質な画データを添付した電子メールを受信していた場合、このフローチャート図11における処理を終了し、電子メールを受信した場合の処理に移行する。すなわち、電子メールを受信した場合の受信処理フローチャート図10、さらに詳しく言えばS13乃至S16の処理に移行する。
【0063】一方、S31で高品質な画データを受信していなかった場合、次にあらかじめ設定されている受信能力交換モードのT6における高品質な画データを添付した電子メールを受信するまでの通信時間を越えている(タイムアウト)か否かを判断し(S32)、タイムアウトではないと判断した場合には、S29に戻って処理を繰り返す。
【0064】一方、S29で中断要求あり、またはS30で通信エラーあり、またはS32でタイムアウトであると判断した場合には、ユーザーの指示やあらかじめ設定されている処理設定に基づいて、標準フォーマット画データを印字出力するか否かを判断し(S33)、印字出力すると判断した場合には、記録部9より標準フォーマット画データを印字出力して(S35)、画データをユーザーに確認させ、ここでの処理を終了することになる。
【0065】また、ユーザーの指示やあらかじめ設定されている処理設定などに基づく画データの表示要求があるか否かを判断し(S34)、表示要求があると判断した場合には、表示部11やクライアントPC17Bに標準フォーマット画データを表示し(S36)、画データをユーザーに確認させ、ここでの処理を終了することになる。
【0066】なお、S21、S22、S25、S27、S29、S33、S34等における判断に際して、あらかじめ設定されている処理設定に基づいて判断するとは、前述の設定テーブルTAと同様の設定テーブルをあらかじめ設定してRAM3に記憶しておき、この記憶された設定テーブルを参照し、デフォルト設定と、送信側アドレスやドメイン名、期間指定、通信毎設定等に基づいて判断することを示している。また、設定テーブルTBと同様の設定テーブルを設定しておき、各判断ステップの実行を選択できるようになっていてもよいことも同様である。
【0067】また、図11では、判断ステップとしてS21、S22、S25、S27、S29、S30、S31、S32、S33,S34が示されているが、これら各判断ステップの一部を除外する構成としてもよい。すなわち、例えば、判断ステップS22および付随する処理ステップS24を除外して、S21を「否」と判断した場合には、S27の判断ステップに移行するような構成とし、標準フォーマット画データの表示要求を受け付けないような構成とすることもできる。
【0068】以下、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態に係る受信側インターネットファクシミリ装置1Cは、前述した第1の実施の形態に係る受信側インターネットファクシミリ装置1Bと同様のハードウエア構成及び機能を備え同様のネットワーク環境において使用されるものであるが、インターネットファクシミリ装置1C内にオペレータ等により予め設定される配信設定や受信した電子メール内に記載された情報等に従って宛先を決定し、配信する機能を備え、受信した画データを配信する場合に、後述する動作を実行する点で相違する。
【0069】前記インターネットファクシミリ装置1Cが受信した画データを配信する場合の動作について、図14及び図15に示すフローチャートに基づき説明する。なお、このフローチャートに基づき説明する動作も、受信側インターネットファクシミリ装置1CのROM4に記憶された制御プログラムに基づいてCPU2が発行する制御命令に従って行われる。
【0070】まず、画データが添付されたインターネットファクシミリとしての電子メールを受信すると(S101)、インターネットファクシミリ装置1Cの配信設定や受信電子メール内に記載された情報等に基づき添付された画データを配信するか否かを判断し(S102)、配信しない場合は、記録部8に出力して印刷したり、その他の処理を実行する(S103)。
【0071】一方、配信する場合は、前記受信能力交換モードのT4(図3)における標準フォーマット画データの添付された電子メールであるか否かを、第1の実施の形態において説明したようにして判断し(S104)、前記受信能力交換モードのT4における電子メールであると判断した場合は、自装置1Cの受信能力情報を記述した電子メールを返信するか否か、つまり、高品質な画データを要求するか否かを判断し(S105)、高品質な画データを要求すると判断した場合には、標準フォーマット画データをRAM3に記憶し(S106)、高品質な画データを要求する電子メールを送信側インターネットファクシミリ装置1Aに送信して高品質な画データを要求する(S107)。そして、高品質な画データを要求したことを表示部11やクライアントPC17Bに表示してユーザーに通知し(S108)、受信能力交換モードのT4(図3)における電子メールを受信した場合の該電子メールの処理動作を終了する。
【0072】一方、S105で高品質な画データを要求しないと判断したときは、受信した標準フォーマット画データを装置1C内の配信設定等に従って決められた宛先に配信し(S109)、標準フォーマット画データを配信したことを表示部11やクライアントPC17B等に表示してユーザーに通知する(S110)。なお、該動作は前記受信能力交換モードにおける、高品質な画データの要求を行わない場合に該当し、一連の受信能力交換モードの送受信動作が終了する。
【0073】一方、S104において、受信した電子メールが受信能力交換モードのT4における電子メールではないと判断した場合には、さらに、受信能力交換モードのT6における高品質な画データが添付された電子メールであるか否かの判断を行い(S111)、否と判断した場合には、その他の電子メールとしてエラー処理を行う(S112)。ここで、前記その他の電子メールは、添付ファイルとして画データを含まない電子メール等であり、又、前記エラー処理は、前記その他の電子メールを破棄したり、ユーザーに画データを含まない電子メールを受信したことを通知するため、表示部11にその旨を表示したりする処理等である。
【0074】一方、S111で受信能力交換モードの高品質な画データ送信(T6)における電子メールであると判断した場合は、受信した高品質な画データを装置1C内の配信設定等に従って決められた宛先に高品質な画データを配信する(S113)。そして、標準フォーマット画データをRAM3に記憶しているか否かを判断し(S114)、記憶していないと判断した場合には、必要であれば送達確認メールを送信して、一連の受信能力交換モードの送受信動作を終了する。
【0075】S113で標準フォーマット画データを記憶している場合には、該標準フォーマット画データをRAM3から消去して破棄し(S115)、必要であれば送達確認メールを送信して、一連の受信能力交換モードの送受信動作を終了する。
【0076】次に、受信側インターネットファクシミリ装置1Cが、上述の処理ステップS107において高品質な画データを要求する電子メール(受信能力交換モードのT5に該当する電子メール)を送信した場合に、送信側インターネットファクシミリ装置1Aから送信された高品質な画データが添付された電子メール(受信能力交換モードのT6に該当する電子メール)を受信することが期待される期間における、インターネットファクシミリ装置1Cの動作について、図15に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0077】インターネットファクシミリ装置1Cは、前記処理ステップS107において高品質な画データを要求する電子メールを送信した後、その要求した高品質な画データが受信されたか否かを定期的に確認し(S151)、要求した高品質な画データが受信されている場合は、確認動作を終了する。要求した高品質な画データが受信されていない場合は(S151:NO)、前記S107において送信した電子メールが相手先に届かなかった場合等、何らかの通信エラーがなかったかどうかを確認し(S152)、通信エラーがなかったと判断したときは、更に前記S107において電子メールを送信してから設定時間(該設定時間は、インターネットファクシミリ装置1Cの操作部10、クライアントPC17B等からユーザ等によって設定される)が経過しているか否かを判断し(S153)、設定時間が経過していないと判断したときは、前記処理ステップS151へ移行して上記動作を繰り返す。
【0078】一方、前記S152において通信エラーが発生していると判断したとき又は前記S153において設定時間が経過していると判断したときは、高品質な画データを受信することができないと判断して、前記S106において、RAM3に記憶した標準フォーマット画データを装置1C内の配信設定等に従って決められた宛先に配信する(S154)。
【0079】
【発明の効果】請求項1記載のインターネットファクシミリ装置は、送信側インターネットファクシミリ装置からオリジナル画データのフォーマット情報と標準フォーマット画データを含む電子メールを受信した後に、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信し、送信側インターネットファクシミリ装置から前記受信能力情報に基づいて該装置が生成した高品質な画データを電子メールにて受信する機能を備えたインターネットファクシミリ装置において、先に受信した前記標準フォーマット画データを処理する処理手段と、前記処理手段による処理を設定する設定手段とを備えたことを特徴としているため、ユーザーの受信意図に即するように前記標準フォーマット画データの処理を選択して設定しておくことで、ユーザーの意図に応じて、通信時間を節約したり、高品質な画データを受信するインターネットファクシミリ装置とすることができ、便利である。
【0080】請求項2記載のインターネットファクシミリ装置は、請求項1記載のインターネットファクシミリ装置において、前記処理手段による処理は、先に受信した標準フォーマット画データを印字出力せずに記憶装置に記憶することであることを特徴としているため、先に受信した標準フォーマット画データを必要に応じて表示または印字出力することができ、ユーザーの画データ参照に便利である。
【0081】請求項3記載のインターネットファクシミリ装置は、請求項1記載のインターネットファクシミリ装置において、前記処理手段による処理は、先に受信した標準フォーマット画データを記憶装置に記憶した後に、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信し、送信側インターネットファクシミリ装置から前記受信能力情報に基づいて該装置が生成した高品質な画データを電子メールにて受信して該高品質な画データを印字出力した後に、前記標準フォーマット画データを前記記憶装置から消去することであることを特徴としているため、高品質な画データの受信に時間がかかる場合や受信できなかった場合においても、記憶している標準フォーマット画データを参照でき、確実に画データを確認できるためユーザーにとって便利である。
【0082】請求項4記載のインターネットファクシミリ装置は、送信側インターネットファクシミリ装置からオリジナル画データのフォーマット情報と標準フォーマット画データを含む電子メールを受信した後に、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信し、送信側インターネットファクシミリ装置から前記受信能力情報に基づいて該装置が生成した高品質な画データを電子メールにて受信する機能を備えたインターネットファクシミリ装置において、前記標準フォーマット画データを印字出力した場合に、前記高品質な画データの要求を行わない処理をする処理手段を備えたことを特徴としているため、高品質な画データを必要としない場合に無駄な通信を行う必要がなくなり、通信時間が節約されることとなり有用である。
【0083】請求項5記載のインターネットファクシミリ装置は、請求項1乃至4記載のインターネットファクシミリ装置における、前記処理手段による処理が、あらかじめ設定されている処理設定に基づいて行われるものであること、を特徴としているため、例えば、送信元の送信元アドレスやドメイン名、または電子メールを受信した時期や通信毎に処理を設定しておくことができ、送信元や受信時期等に応じて、標準フォーマット画データを先に確認したり、高品質な画データを受信することが可能であり、ユーザーの受信意図を簡単な設定でより正確に反映することのできるインターネットファクシミリ装置とすることができ、便利である。
【0084】請求項6記載のインターネットファクシミリ装置は、受信画データの配信機能を備え、標準フォーマット画データを受信し、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信する場合は、該標準フォーマット画データの配信を行わず、その後、高品質な画データを受信したときに、該高品質な画データのみを配信するものであるので、内容が共通する標準フォーマット画データと高品質な画データの双方が同じ配信先に配信されることがなくなる。この結果、通信効率の向上が図られるとともに、配信先における記録紙の無駄な消費が防止される。
【0085】請求項7記載のインターネットファクシミリ装置は、標準フォーマット画データを受信し、自装置の受信能力情報を記述した電子メールを返信する場合は、該標準フォーマット画データを記憶しておき、その後、高品質な画データを受信することができないと判断ときに、記憶した該標準フォーマット画データを配信するものであるので、通信エラー等によって、高品質な画データを受信することができない場合でも、先に受信した標準フォーマット画データを配信用バックアップ画データとして利用することができる。




 

 


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