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発明の名称 請求、申込、および通知手続システムのサーバ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−30573(P2003−30573A)
公開日 平成15年1月31日(2003.1.31)
出願番号 特願2001−214098(P2001−214098)
出願日 平成13年7月13日(2001.7.13)
代理人 【識別番号】100083839
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 泰男
発明者 渡部 勝年 / 高塚 肇 / 井上 恭法 / 嶋崎 剛 / 伊勢田 正子 / 米 豊 / 坂本 早苗 / 新堀 英二 / 沼田 幹 / 吉田 幸司
要約 課題
信頼のおける本人認証を伴って手続を実行することが可能な手続システムを提供する。

解決手段
手続のための電子フォームを記憶する電子フォームデータベース11と、登録済みユーザについての個人情報及び本人認証情報を記憶した認証用データベース13と、手続の履歴を保存するログデータベース14と、ユーザ端末2から本人認証情報を受け取り本人認証処理を行う手段と、ユーザ端末から申込指示を受け取り、申込用電子フォームを電子フォームデータベースから取得する手段と、申込指示を行ったユーザの個人情報を認証用データベースから取得して申込用電子フォーム中に自動入力する手段と、自動入力後の申込用電子フォームをユーザ端末へ送信する手段と、申込用電子フォームの内容を示す内容ログ及び送信した日時を含む送信ログをログデータベースに保存するログ保存手段とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】 ネットワークを介してユーザ端末と接続された手続システムのサーバ装置において、種々の手続のための電子フォームを記憶する電子フォームデータベースと、手続の履歴を保存するログデータベースと、ユーザ端末から資料請求指示を受け取り、案内用電子フォームを電子フォームデータベースから取得するフォーム取得手段と、取得した案内用電子フォームを前記ユーザ端末へ送信する手段と、前記ユーザ端末へ送信した案内用電子フォームの内容を示す内容ログ及び前記案内用電子フォームデータをユーザ端末へ送信した日時を含む送信ログをログデータベースに保存するログ保存手段と、を備えるサーバ装置。
【請求項2】 登録済みユーザについての個人情報及び本人認証情報を記憶した認証用データベースと、ユーザ端末からある特定のユーザについての本人認証情報を受け取り、前記認証用データベース中に記憶された本人認証情報と比較することにより本人認証処理を行う手段と、前記資料請求指示を行った前記特定のユーザの個人情報を前記認証用データベースから取得して前記案内用電子フォーム中に自動入力する手段と、を備え、前記フォーム取得手段は、本人認証処理が正しく完了した場合に、前記案内用電子フォームを取得する請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】 ユーザ端末へ送信した前記案内用電子フォームがプリント装置によりプリントされた時に、前記プリント装置からプリントログを受信し、前記ログデータベースに保存する手段を備える請求項1又は2に記載のサーバ装置。
【請求項4】 ネットワークを介してユーザ端末と接続された手続システムのサーバ装置において、種々の手続のための電子フォームを記憶する電子フォームデータベースと、登録済みユーザについての個人情報及び本人認証情報を記憶した認証用データベースと、手続の履歴を保存するログデータベースと、ユーザ端末からある特定のユーザについての本人認証情報を受け取り、前記認証用データベース中に記憶された本人認証情報と比較することにより本人認証処理を行う手段と、本人認証処理が正しく完了した場合に、ユーザ端末から申込指示を受け取り、申込用電子フォームを電子フォームデータベースから取得する手段と、前記申込指示を行った前記特定のユーザの個人情報を前記認証用データベースから取得して前記申込用電子フォーム中に自動入力する手段と、前記自動入力後の申込用電子フォームを前記ユーザ端末へ送信する手段と、前記ユーザ端末へ送信された申込用電子フォームの内容を示す内容ログ及び前記申込用電子フォームをユーザ端末へ送信した日時を含む送信ログをログデータベースに保存するログ保存手段と、を備えるサーバ装置。
【請求項5】 ネットワークを介してユーザ端末と接続された手続システムのサーバ装置において、種々の手続のための電子フォームを記憶する電子フォームデータベースと、登録済みユーザについての個人情報及び本人認証情報を記憶した認証用データベースと、手続の履歴を保存するログデータベースと、ユーザ端末からある特定のユーザについての本人認証情報を受け取り、前記認証用データベース中に記憶された本人認証情報と比較することにより本人認証処理を行う手段と、本人認証処理が正しく完了した場合に、前記特定のユーザの個人情報を前記認証用データベースから取得し、取得した個人情報を含む利用明細データを作成すると、前記利用明細データを前記ユーザ端末へ送信する手段と、前記利用明細データの受領日時を含む受領ログを前記ユーザ端末から受信する手段と、前記ユーザ端末へ送信した利用明細データ内容を示す内容ログ、前記利用明細データをユーザ端末へ送信した日時を含む送信ログ、及び前記受領ログをログデータベースに保存するログ保存手段と、を備えるサーバ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを利用した手続システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及により、今まで紙の書類を使用して行われてきた様々の手続(届出、申込、申請、通知など。以下、単に「手続」と呼ぶことがある。)を電子化することが可能となっている。即ち、従来の書類に対応する電子フォームを利用し、電子書類データを作成して通信することにより、種々の手続を迅速かつ効率的に行うことができる。従って、例えば従来行われているクレジットカードの資料請求や発行などの手続も電子的に行うことが可能となりつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、インターネットを通じたデータの通信は、依然としてセキュリティ面の信頼性が十分ではない。従って、他人になりすまして手続を行う者の重要な個人情報を不正に閲覧・利用したり、不正な手続を行うなどの行為を防止するために、信頼のおける本人認証処理が不可欠となる。
【0004】本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、信頼のおける本人認証を伴って手続を実行することが可能な手続システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は、ネットワークを介してユーザ端末と接続された手続システムのサーバ装置において、種々の手続のための電子フォームを記憶する電子フォームデータベースと、手続の履歴を保存するログデータベースと、ユーザ端末から資料請求指示を受け取り、案内用電子フォームを電子フォームデータベースから取得するフォーム取得手段と、取得した案内用電子フォームを前記ユーザ端末へ送信する手段と、前記ユーザ端末へ送信した案内用電子フォームの内容を示す内容ログ及び前記案内用電子フォームデータをユーザ端末へ送信した日時を含む送信ログをログデータベースに保存するログ保存手段と、を備える。
【0006】上記のように構成されたサーバ装置によれば、サーバ装置はユーザ端末からの資料請求指示を受け取り、対応する案内用電子フォームを電子フォームデータベースから取得し、ユーザ端末へ送信する。また、サーバ装置は、案内用電子フォームの内容ログ及び送信ログをログデータベースに保存する。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のサーバ装置において、登録済みユーザについての個人情報及び本人認証情報を記憶した認証用データベースと、ユーザ端末からある特定のユーザについての本人認証情報を受け取り、前記認証用データベース中に記憶された本人認証情報と比較することにより本人認証処理を行う手段と、前記資料請求指示を行った前記特定のユーザの個人情報を前記認証用データベースから取得して前記案内用電子フォーム中に自動入力する手段と、を備え、前記フォーム取得手段は、本人認証処理が正しく完了した場合に前記案内用電子フォームを取得する。
【0008】これにより、登録済みユーザが予め取得した本人認証情報をサーバ装置へ送信すると、サーバ装置はそれを認証用データベース中に記憶された本人認証情報と比較して本人認証を行う。本人認証が適正に完了した場合に限り、その後の処理が行われる。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のサーバ装置において、ユーザ端末へ送信した前記案内用電子フォームがプリント装置によりプリントされた時に、前記プリント装置からプリントログを受信し、前記ログデータベースに保存する手段を備える。これにより、ユーザが電子フォームをプリントした事実及びその日時などをサーバ装置側で確認することができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、ネットワークを介してユーザ端末と接続された手続システムのサーバ装置において、種々の手続のための電子フォームを記憶する電子フォームデータベースと、登録済みユーザについての個人情報及び本人認証情報を記憶した認証用データベースと、手続の履歴を保存するログデータベースと、ユーザ端末からある特定のユーザについての本人認証情報を受け取り、前記認証用データベース中に記憶された本人認証情報と比較することにより本人認証処理を行う手段と、本人認証処理が正しく完了した場合に、ユーザ端末から申込指示を受け取り、申込用電子フォームを電子フォームデータベースから取得する手段と、前記申込指示を行った前記特定のユーザの個人情報を前記認証用データベースから取得して前記申込用電子フォーム中に自動入力する手段と、前記自動入力後の申込用電子フォームを前記ユーザ端末へ送信する手段と、前記ユーザ端末へ送信された申込用電子フォームの内容を示す内容ログ及び前記申込用電子フォームをユーザ端末へ送信した日時を含む送信ログをログデータベースに保存するログ保存手段と、を備える。
【0011】上記のように構成されたサーバ装置によれば、登録済みユーザが予め取得した本人認証情報をサーバ装置へ送信すると、サーバ装置はそれを認証用データベース中に記憶された本人認証情報と比較して本人認証を行う。本人認証が適正に完了した場合に限り、その後の処理が行われる。即ち、サーバ装置はユーザ端末からの申込指示を受け取り、対応する申込用電子フォームを電子フォームデータベースから取得すると共に、その登録済みユーザの個人情報を認証用データベースから取得し、申込用電子フォームに自動入力してユーザ端末へ送信する。また、サーバ装置は、申込用電子フォームの内容ログ及び送信ログをログデータベースに保存する。
【0012】請求項5に記載の発明は、ネットワークを介してユーザ端末と接続された手続システムのサーバ装置において、種々の手続のための電子フォームを記憶する電子フォームデータベースと、登録済みユーザについての個人情報及び本人認証情報を記憶した認証用データベースと、手続の履歴を保存するログデータベースと、ユーザ端末からある特定のユーザについての本人認証情報を受け取り、前記認証用データベース中に記憶された本人認証情報と比較することにより本人認証処理を行う手段と、本人認証処理が正しく完了した場合に、前記特定のユーザの個人情報を前記認証用データベースから取得し、取得した個人情報を含む利用明細データを作成すると、前記利用明細データを前記ユーザ端末へ送信する手段と、前記利用明細データの受領日時を含む受領ログを前記ユーザ端末から受信する手段と、前記ユーザ端末へ送信した利用明細データ内容を示す内容ログ、前記利用明細データをユーザ端末へ送信した日時を含む送信ログ、及び前記受領ログをログデータベースに保存するログ保存手段と、を備える。
【0013】上記のように構成されたサーバ装置によれば、登録済みユーザが予め取得した本人認証情報をサーバ装置へ送信すると、サーバ装置はそれを認証用データベース中に記憶された本人認証情報と比較して本人認証を行う。本人認証が適正に完了した場合に限り、その後の処理が行われる。即ち、サーバ装置はその登録済みユーザの個人情報を認証用データベースから取得し、それを含む利用明細データを作成してユーザ端末へ送信する。また、サーバ装置は、利用明細データの内容ログ及び送信ログ、並びにユーザ端末からの受領ログをログデータベースに保存する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
【0015】図1に、本発明の実施形態にかかる手続システムの概略構成を示す。本実施形態は、クレジットカードの利用に関する手続、具体的にはカード案内資料の請求、カード申込、カード利用明細の通知などの手続に関するものである。
【0016】図1において、手続を行うユーザの端末2と、クレジット会社の端末3と、銀行の端末4と、店頭プリント端末6と、ユーザとクレジット会社や銀行との間に入って本人認証を含む種々の手続を遂行するサーバ10とがインターネット1を介して接続されている。ユーザは、クレジットカードの申込を希望する個人などであり、ユーザ端末2として自宅や勤務先の端末装置を使用して手続を行う。なお、ユーザ端末2は、ユーザ個人が所持するICカード5との間でデータの読み書きを行うためのICカードリーダ(図示せず)を備える。
【0017】クレジット会社は、インターネット上のウェブサイトに情報を掲載してクレジットカードの紹介や契約手続などを行うが、その実体的運営はサーバを運営する企業Aに依頼している。また、銀行は、クレジットカードの利用代金の振替口座を指定する際に利用される。
【0018】サーバ10は、ユーザとクレジット会社などの間でインターネットを利用した手続を行う企業Aが運営するものであり、フォームデータベース(DB)11、プロセスDB12、認証用DB13、ログDB14に接続される。フォームDB11には各種手続において使用される電子フォームが保存されている。電子フォームとは、従来から使用されている紙の手続書類を電子化したデータである。サーバ10は、ユーザが指定した手続に必要な電子フォームや、ユーザに所定の情報や通知を提供するために必要な電子フォームをフォームDB11から読み出し、必要事項を自動入力などしてユーザ端末2へ送信する。
【0019】プロセスDB12は、各種手続において必要な処理及びその順序を含む手続プロセスデータを記憶している。サーバ10は、ユーザが特定の手続を指定すると、その手続に対応する手続プロセスデータをプロセスDB12から取得し、その手続プロセスデータに従って必要な処理を正しい順序で実行する。こうして、サーバ10は、ユーザが指定した手続に対応する電子フォームを利用して、その手続に対応する手続プロセスに従って各処理を実行することにより、インターネット1を利用して各種手続を実行する。
【0020】認証用DB13は、ユーザの個人情報及び本人認証情報を記憶している。本人認証処理については後述する。ログDB14は、ユーザとの間で送受信された電子フォームデータや実行された手続に関するログデータを保存する。
【0021】店頭プリント端末6は、コンビニエンスストアなどの店頭に設置されるものであり、他の各種機能を兼備することもできる。このプリント端末6は、例えばプリント用紙のサイズや用紙の種類などの要因でユーザが自宅のプリンタでプリントできない場合などに利用される。
【0022】次に、本人認証について説明する。本発明では、サーバ10がユーザの本人認証を行う点が特徴となっている。認証処理に関して、まず、ユーザは予めサーバ10を運営する企業Aに対して登録手続を行う。登録手続の際には、ユーザの氏名、住所、年齢、勤務先、その他の個人情報の他、運転免許証などの身分証明書を利用して本人確認を行う。この手続は、基本的にインターネットを介さず、郵便や対面手続などにより行う。これにより、登録時の本人確認が確実に行われる。
【0023】こうして、登録がなされると、企業Aからそのユーザに対して本人認証情報を記憶した記憶媒体、例えばICカード5が発行される。本人認証情報は、企業Aに登録済みのユーザを特定する情報であり、ユーザIDやパスワードのみならず、種々の形態のデータを使用することができる。こうしてユーザが企業Aに登録を完了すると、その登録済みユーザの個人情報及び本人認証情報が認証用DB13に保存される。
【0024】ユーザがサーバ10を介して何らかの手続を行う際には、基本的に本人認証処理が要求される。その際、ユーザはユーザ端末2に自分のICカード5を挿入し、本人認証処理を行う。ICカードに記憶されている本人認証情報はインターネット1を介してサーバ10に送られる。サーバ10は、送信されてきた本人認証情報を認証用DB13内に保存されているその登録済みユーザの本人認証情報と照合するなどの処理により、現在アクセスしている者が確かに登録済みユーザ自身であるか(つまり、他人が偽って不正にアクセスしているのではないか)を確認する。この本人認証処理が正しく完了することを条件に、その後の手続が実行可能となる。即ち、サーバ10が提供するサービスは、サーバ10への登録により本人であることが確認されたユーザのみが受けることができる。
【0025】次に、ユーザが本発明のシステムを利用する場合の処理について図2乃至5を参照して説明する。なお、以下の説明では、前提条件としてユーザが事前に前述のような企業Aに対する登録を行い、そのユーザの個人情報や本人認証情報が記憶されたICカード5を取得しているものとする。また、ユーザはがサーバ10の運営するサイトにおいて行う手続として、クレジットカードの資料請求、クレジットカード申込、利用明細通知の処理を行うものとする。
【0026】まず、ユーザはユーザ端末2を操作し、インターネット1を通じて企業Aがサーバ10を使用して運営するクレジットカード関連サイトへアクセスする(ステップS2)。ユーザが当該サイト上でメニューなどの選択を行うと、サーバ10はユーザに対して認証情報を要求する(ステップS4)。これに対して、ユーザは、自分のICカード5をユーザ端末2に挿入し、本人認証処理を指示する(ステップS6)。これに応じて、サーバ10は本人認証処理を実行する(ステップS8)。即ち、ユーザの指示に応じて、ユーザのICカード5内に記憶された個人情報及び本人認証情報が読み出され、サーバ10へ送信される。サーバ10は、受信した個人情報に対応する本人認証情報を認証用DB13内から読み出し、ユーザ端末2から受信した本人認証情報と照合する。両者が一致すれば、現在サーバ10のサイトにアクセスしているのが確かに登録ユーザ本人であることが確認される。この本人認証処理が正しく行われることを条件として、サーバ10はその後の処理を行う。なお、認証が正しく行われない場合は、サーバ10はその旨のメッセージなどを表示し、認証が正しく行われるようになるまでユーザに対するサービスを行わない。
【0027】次に、ユーザの本人認証が得られると、サーバ10はサービスメニューを表示する(ステップS10)。このメニューには、クレジットカードの「資料請求」と「申込」が含まれている。ユーザは、これらのいずれかを選択し(ステップS12、S16)、サーバ10は選択された方の処理を実行する(ステップS14、S18)。
【0028】まず、ユーザが資料請求を選択した場合について説明する。図3に資料請求処理のフローチャートを示す。資料請求処理では、まず、サーバ10がクレジットカード案内などの資料に対応する電子フォーム(以下、「カード案内フォーム」と呼ぶ。)をフォームDB11から取得する(ステップS20)。次に、そのカード案内フォーム中にユーザの個人情報を入力する欄がある場合には(例えば、申込書が添付されているなど)、そのユーザの個人情報を認証用DB13から取得する(ステップS22)。先に述べたようにユーザがサーバ10の運営するサイトへ入る際には本人認証が行われ、ユーザの個人情報は既に特定されているので、サーバ10は個人情報をカード案内フォームへ転記(自動入力)する。こうして、サーバ10側で既にわかっている個人情報を入力した状態でデータをユーザへ送信することにより、ユーザが入力を行う手間を省くことができる。
【0029】次に、サーバ10はこうして個人情報の入力が済んだカード案内フォームをユーザ端末2へ送信する(ステップS24)。そして、サーバ10は、以上の処理の履歴を保存する目的で、ユーザ端末2へ送信したデータ(即ち、当該ユーザの個人情報を入力済みのカード案内フォーム)、及び、ユーザに対して電子フォームなどのデータを送信した日時などを含む送信ログをログDB14に保存する(ステップS26)。この後、ユーザ端末2とサーバ10との接続は切断される。
【0030】ユーザはカード案内フォームを取得すると、これをプリントアウトする必要が生じることがある。資料として閲覧するのみであれば、データのまま端末2上で閲覧することもできるが、例えば添付の申込書を利用して申込を希望するような場合は、データをプリントアウトする必要が生じる。この場合、ユーザは当然ユーザ端末2に接続されたプリンタでプリントアウトすることができる(ステップS27)。但し、カード案内フォームの内容によっては、例えば申込書部分の紙サイズが標準とは異なり、特殊なサイズの紙を必要とするなど、ユーザ端末2に接続されたプリンタではプリントできない場合もある。そのような場合は、ユーザはコンビニエンスストアなどに設置された店頭プリント端末6を利用する。即ち、ユーザは自分のICカード5をもって店頭プリント端末6へ行き、ICカード5を端末に装着してプリントを行う。ユーザがプリント指示を行うと、店頭プリント端末6はまずそのユーザの本人認証処理を行う(ステップS28)。これは、図2のステップS4〜S8で行われたのと同一の手順で行われる。そして、本人認証が完了すると、ユーザはプリントすべきデータを特定する。すると、サーバ10はログDB14を参照してステップS26で保存したデータを取得し、店頭プリント端末6へ送信する。店頭プリント端末6はこれを受信し、適切な用紙を使用してプリントする。そして、そのデータのプリント日時を含むプリントログをサーバ10へ送信する(ステップS30)。ユーザ端末に接続されたプリンタ及び店頭プリント端末のいずれでプリントされた場合でも、サーバ10は、プリントログを受信し、ログDB14に記憶する(ステップS32)。
【0031】こうして、ユーザが店頭プリント端末6を使用してプリントした場合には、そのプリントログもサーバ10内のログDB14に記憶される。なお、ユーザ端末2に接続された自宅などのプリンタでカード案内データがプリントされた場合でも、ユーザ端末2からプリントログをサーバ10へ送信するように構成してもよい。また、プリントすべきカード案内フォームがユーザのICカード5に保存されている場合は、店頭プリント端末6がサーバ10からカード案内フォームを取得するステップを省略し、ICカード5内のカード案内フォームを使用してプリントを行ってもよい。その場合でも、店頭プリント端末6はプリントログをサーバ10へ送信するように構成することもできる。
【0032】こうして、プリント処理が完了すると、サーバ10はそのユーザに関連する個人データをクレジット会社の端末3へ送信する(ステップS34)。クレジット会社の端末3は、その個人データを受信して保存し(ステップS36)、潜在的な顧客情報などとして利用することができる。
【0033】なお、上記の例では、資料請求の場合でもユーザの認証処理を必須としているが、より多数の人にカード案内資料を提供するために、資料請求に限ってはユーザの認証処理を不要とするようにシステムを構成することもできる。その場合、図2のステップS2でサーバへ接続した後、ステップS4〜S8の認証に関連する処理は省略される。さらに、図3のステップS22、S24におけるユーザ個人情報の転記も省略される。
【0034】次に、ユーザがメニュー画面で申込を選択した場合の処理について図4を参照して説明する。ユーザが申込を選択すると、サーバ10はフォームDB11から申込用電子フォームを取得し(ステップS40)、次に認証用DB13からそのユーザの個人情報を取得し(ステップS42)、個人情報を申込用電子フォームに転記し、ユーザ端末2へ送信する(ステップS44)。これらの処理は、基本的に前述の資料請求処理のステップS20〜S24と同じである。
【0035】次に、ユーザは申込用電子フォームを受信して未入力の必要事項を入力し(ステップS46)、サーバ10へ送信する(ステップS46)。サーバ10は、申込用電子フォームを受信すると、例えばカード契約の約款を提示してユーザの同意を得るなど、他の必要なプロセスを実行する(ステップS48)。次に、サーバ10は、ユーザから受け取った申込用電子フォームから必要なデータを抽出して申込データを作成し、クレジット会社端末3と銀行端末4へ送信する(ステップS50)。ここでは、申込書電子フォームの入力事項のうち、カード利用代金の振替銀行口座を指定する部分が銀行向け申込データとなり、残りの部分がクレジット会社向け申込データとなる。
【0036】銀行は、受け取った申込データ中で指定された口座の有無や名義人などの確認を行い、クレジットカード会社はユーザの個人情報に基づいてカード会員条件の審査を行う(ステップS52)。そして、その結果がサーバ10へ送信される(ステップS54)。サーバは受け取った確認・審査結果に基づいて契約完了通知をユーザ端末56へ送信する。なお、この処理の方法は2つ考えられる。1つは、サーバ10が銀行に対する振替銀行口座の確認と、クレジットカード会社に対する審査依頼とを並列に行い、それぞれから確認を受け取る方法である。この場合、サーバ10は、銀行銀行とクレジット会社の両者から確認が得られた場合に限って契約処理を行う。もう1つの方法は、サーバ10がまず銀行へ口座確認を依頼し、確認データを銀行から受信すると、クレジット会社に対する審査依頼にそれを添付してクレジット会社へ送信する。クレジット会社は、口座確認データを受信したことを条件に、審査を行い、審査結果をサーバ10へ送信する。サーバ10は、審査結果の受信を条件に契約処理を行う。いずれの方法を採用するかは、サーバを運営する企業Aとクレジット会社との間の取り決めなどにより個別に決定することができる。
【0037】ユーザ端末2は契約完了通知を受け取り(ステップS56)、その受け取り日時などを示す受信ログをサーバ10へ送信する(ステップS58)。サーバ10は、受領ログを受け取り、それまでに行った処理についての各種のログをログDB14に保存する(ステップS60)。具体的には、ユーザ端末2へ送信した申込用電子フォームの内容を示す内容ログ、それまで行った申込手続において実行された必要な処理を示すプロセスログ、クレジット会社及び銀行の端末から受け取った口座確認や審査結果などを示すログ、ユーザが契約完了通知を受信したことを示す受領ログ、などを保存する。
【0038】次に、サーバ10は、クレジットカード契約を完了したユーザの個人情報をクレジット会社の端末3へ送信する(ステップS62)。クレジット会社はこの個人情報を契約者情報として保存する(ステップS64)。こうして、カード申込処理が終了する。
【0039】次に、カードユーザに対する通知処理について図5を参照して説明する。クレジットカードの利用に関しては、通常毎月の利用代金の請求書(利用明細)を利用者に通知することが行われる。本発明のシステムでは、この通知をサーバ10からユーザ端末2へオンラインで行う。
【0040】図5に通知処理の一例を示す。図5において、まず、クレジット会社は各カードユーザの当月の請求額などを計算し、通知データを作成しサーバ10へ送信する(ステップS70)。サーバ10は、通知データを受信し、一時的に保存する(ステップS72)。ユーザは、毎月の利用代金引き落とし日が近づくと、その月の引き落とし金額を確認するためにサーバ10の運営するサイトにアクセスする(ステップS74)。なお、サーバ10は、クレジットカード会社から通知データを取得した時点で、通知情報が閲覧可能である旨をユーザに電子メールなどで知らせることもできる。
【0041】ユーザはサイトへアクセスすると、まず、本人認証情報の入力を行う(ステップS76)。これは、前述の資料請求やカード申込処理の場合と同様にサーバ10のサイトで何らかの処理を行うための必要条件となる処理である。具体的には、ユーザはICカード5を利用することにより本人認証情報を入力する。サーバ10は、本人認証情報を受け取って認証用DB13を利用して本人認証処理を行う(ステップS78)。これも、前述の資料請求処理などと同様である。次に、サーバ10は本人認証が得られたユーザの個人情報を認証用DB13から取得し、ステップS72で保存した通知データに入力するなどして各ユーザ宛の通知データを作成し、送信する(ステップS80)。
【0042】ユーザ端末2は、通知データを受信し(ステップS82)、その受信日時などを含む受信ログをサーバ10へ送信する(ステップS84)。サーバ10は、ユーザ端末2から受信ログを受け取り(ステップS86)、その受信ログを含む各種ログをログDB14へ保存する(ステップS88)。具体的には、ユーザへ送信した通知データの内容ログ、通知データをユーザ端末2へ送信した日時などを含む送信ログ、ステップS86でユーザ端末2から受け取った受信ログ、ユーザへ通知データが用意されていることを知らせた電子メールの内容ログ及び送信ログ、などを保存する。こうして、通知処理が完了する。この処理では、ユーザが通知データを受信した時に受信ログがサーバ10へ送信されるので、サーバ10はその通知が確かにユーザにより受信されたことを確認することができるという利点がある。なお、このオンライン通知処理は、クレジットカード会社との間でオンライン通知を選択したユーザに対してのみ行われ、それ以外のユーザに対しては従来のように郵送による通知を行うことができる。
【0043】以上説明したように、本発明のシステムによれば、インターネットを利用してクレジットカードに関する種々の手続を効率的かつ安全に行うことができる。
【0044】上記の例ではサーバ10のサイトに入場する際に必ず本人認証が要求されるようになっているが、例えば資料請求など重要性の低いものについては本人認証を省略することもできる。また、そのような場合に本人認証をユーザIDとパスワードなどの簡易な個人情報で行うこともできる。
【0045】また、上記の例では本人認証情報を記憶する媒体としてICカードを例示しているが、これ以外の情報記憶可能な媒体を利用するように構成することもできる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、ユーザが予めサーバ側による認証登録を行って個人認証情報を取得し、この個人認証情報を利用して本人認証を行うことを条件にウェブサイト上での手続を実行するように構成したので、ユーザの重要な個人情報が漏れたり、本人以外の者が不正にアクセスして手続を行ったりするという問題を回避することができる。
【0047】また、ユーザが電子フォームなどを利用する手続を行う際には、サーバ側に予め登録された個人情報を反映した状態で電子フォームなどのデータがユーザに提供されるので、ユーザは容易かつ確実に手続を進めることができる。




 

 


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