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発明の名称 機能カードおよび機能カード活用システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−6584(P2003−6584A)
公開日 平成15年1月10日(2003.1.10)
出願番号 特願2001−189766(P2001−189766)
出願日 平成13年6月22日(2001.6.22)
代理人 【識別番号】100111659
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 聡
【テーマコード(参考)】
2C005
2G065
5B035
【Fターム(参考)】
2C005 MA28 MA40 MB10 PA40 QC20 
2G065 AA04 AB05 BA01 BC13 BC14 BC28 BC31 BC33 BC35 BD02 DA10 DA20
5B035 AA06 BB09 CA11
発明者 石田 晃司
要約 課題
携帯電話、PDA、ゲーム機、パソコン等の電子機器の汎用インターフェ一ス部と接続可能で、目的とする測定対象を測定できる測定部品を機能部品として備えた機能カードと、該機能カードを用いて、該機能カードから得られた目的とする測定対象のデータを利用する機能カード活用システムを提供する。

解決手段
インターフェース部と、機能カード特有の機能を持たせた機能部と、これらを関連付けて動作させるための回路部である周辺回路部とを有し、携帯電話、PDA、ゲーム機、パソコン等の電子機器の汎用インターフェ一ス部と接続可能な機能カードであって、前記機能部には、目的とする測定対象を測定できる測定部品を機能部品として備えている。
特許請求の範囲
【請求項1】 インターフェース部と、機能カード特有の機能を持たせた機能部と、これらを関連付けて動作させるための回路部である周辺回路部とを有し、携帯電話、PDA、ゲーム機、パソコン等の電子機器の汎用インターフェ一ス部と接続可能な機能カードであって、前記機能部には、目的とする測定対象を測定できる測定部品を機能部品として備えていることを特徴とする機能カード。
【請求項2】 請求項1において、目的とする測定対象が紫外線強度で、機能部品が紫外線センサであることを特徴とする機能カード。
【請求項3】 インターフェース部と、機能カード特有の機能を持たせた機能部と、これらを関連付けて動作させるための回路部である周辺回路部とを有し、携帯電話、PDA、ゲーム機、パソコン等の電子機器の汎用インターフェ一ス部と接続可能な機能カードで、前記機能部に、目的とする測定対象を測定できる測定部品を機能部品として備えている機能カードを用いて、該機能カードから得られる目的とする測定対象のデータを利用する機能カード活用システムであって、前記電子機器の汎用インターフェースを介して、機能カードにて測定したデータを受け取り、これを解析するデータ解析処理部を前記電子機器内に、あるいは、前記電子機器と交信できる他の箇所に備え、機能カードにて測定したデータを、前記汎用インターフェースを介して、データ解析処理部に送り、ここで送られてきた測定データを解析し、目的にあった対応策を引き出し、前記インターフェースを介して、機能カード所有者に回答する業務を行なうものであることを特徴とする機能カード活用システム。
【請求項4】 請求項3において、データ解析処理部がインターネット上の所定のコンピュータであることを特徴とする機能カード活用システム。
【請求項5】 請求項3ないし4において、目的とする測定対象が紫外線強度で、機能部品が紫外線センサであることを特徴とする機能カード活用システム。
【請求項6】 インターフェース部と、機能カード特有の機能を持たせた機能部と、これらを関連付けて動作させるための回路部である周辺回路部とを有し、携帯電話、PDA、ゲーム機、パソコン等の電子機器の汎用インターフェ一ス部と接続可能な機能カードで、前記機能部に、目的とする測定対象を測定できる測定部品を機能部品として備えている機能カードを用いて、該機能カードから得られる目的とする測定対象のデータを利用する機能カード活用システムであって、前記電子機器の汎用インターフェースを介して、機能カードにて測定したデータを、あるいは、測定したデータとそのデータの送り主である機能カードを利用するカード所有者の個人情報とを受け取り、これを製品開発利用やビジネス利用等2次的に利用するデータベース部および/またはデータ処理部を備え、前記汎用インターフェースを介して、機能カードから送られてきた測定したデータを、あるいは、測定したデータとそのデータの送り主である機能カードを利用するカード所有者の個人情報とを、製品開発利用やビジネス利用等2次的に利用するものであることを特徴とする機能カード活用システム。
【請求項7】 請求項6において、データベース部および/またはデータ処理部がインターネット上の所定のコンピュータであることを特徴とする機能カード活用システム。
【請求項8】 請求項6ないし7において、目的とする測定対象が紫外線強度で、機能部品が紫外線センサであることを特徴とする機能カード活用システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、PDA、ゲーム機、パソコン等の電子機器の汎用インターフェ一ス部と接続可能で、紫外線強度を測定できる紫外線測定機能部品を備えている機能カードと、該機能カードを活用する機能カード活用システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像、音声、文字等の複数の情報メディアをコンピュータを駆使して新しい情報として対話的に提供する、マルチメディアは、全世界規模に進展し、その基幹網も整備されてきた。特に日本では、インターネットにより、企業はもとより一般家庭への普及が加速し、情報のディジタル化が進んでいる。マルチメディアの核はパソコン等のコンピュータであるが、コンピュータ間でのデータのやりとりだけでなく、PDA(Personal DigitalAssistantsの略で携帯情報端末のこと)等の機器を用いた形態も盛んになってきており、機器間の垣根も取り払われ、映像、音声、文字は一体のものとなってきた。そして、パソコン、移動体通信機器、ネットワーク機器、民生機器の進化を支え、更に使い易くするために、IC分野でもデジタル化技術(MPEGデコーダ/エンコーダ、ATM−LAN用LSI等)、通信用のMMICや低電圧のフラッシュメモリ等の開発が急ピッチで進められている。
【0003】マルチメディアが全世界規模に進展し、情報技術の進歩が益々進む中で、カードによる決裁、個人の認証、種々コンテンツの供給等にカードが広く使われるようになってきた。ICカードは、磁気カードにかわるメディアで、マイコンやメモリ等のICを内蔵した名刺サイズのカードの総称であり、IDカードとして広く使われている。セキュリティー性が高い、メモリー容量が大きい、等の特徴を有する。カード自身に暗号機能を有するものもある。尚、マイコンを搭載し、演算機能、判断機能を有するカードをマイコンカードとも言う。そして、マイコンカードの機能に、表示機能、マニュアル入力機能、磁気カードとの兼用機能等を加えた多機能カードがあらわれ、最近では、カード端末機と非接触で信号の交換や電源の供給を受ける形態の種々の非接触カードが出ている。
【0004】一方、種々の目的で、コンピュータに対し、抜きさしを行なって使用するPCカード(Personal Computer カード)は、半導体メモリーの容量増加と低価格化、多岐にわたるI/O機能の集積化が進み、大容量メモリを搭載したICメモリーカード(フラッシュメモリー、DRAM、SRAM、等)およびI/Oカード(シリアル通信、パラレル通信等)が開発、商品化されている。また、専用の規格に準拠したSDカード(Secure Degitalカード)も、SDカード用のスロットを搭載したPDAに使用されるようになってきた。
【0005】また、主に産業用途として、物流物品管理カード、書籍管理カード等として開発されてきた非接触ICタグ搭載カードは、入退出管理カード、駐車場出入管理カード等にも応用されている。
【0006】このように、マルチメディアの進展、情報技術の進歩に伴い、種々のカードは、その目的に応じて使用されるようになり、更に、最近では、目的とする機能を行なうために、カードに所定の機能部を設けた、機能カードが提案されている。例えば、指紋等の個人の形態特徴を読み取るセンサを取り付け、認証データ取得機能を付けた機能カード等が本願出願人より提案、開発されている。
【0007】このような状況の下、紫外線強度、赤外線強度、各種ガス量、地震などの振動、音、温度、湿度、イオン濃度、流量、花粉量など目的とする量の取得を簡便にでき、これらの情報を利用できる方法が求められていた。例えば、近年、環境変化に伴ない、美容、健康の面からの個人レベルで、あるいは、農作物の成育面等から、紫外線強度の情報の取得の要求が大きくなってきている。紫外線(100〜400nm)は、殺菌への利用や人体におけるビタミンDの生成と関連するなどプラスの面がある反面、皮膚ガンや白内障の原因になったり、農作物の成育に悪影響するなどマイナスの面も合わせ持つ事が知られている。紫外線の中で、波長280nm〜320nmの紫外線であるB紫外線は、生物にとって有害であることから、一般に「有害紫外線」と呼ばれている。尚、100〜280nmの紫外線をC紫外線、280〜320nmの紫外線をB紫外線、320〜400nmをA紫外線と言う。車のフロントガラスなどでも、紫外線カット対策済みか否かで、あるいは、A紫外線とB紫外線では、透過率が大きく異なったりする。紫外線の強度は、季節、天候、時間帯、高度等によって、さまざまに変化すると言われているが、特に、高緯度地域では、オゾン層の破壊によるオゾンホール増大化が近年問題になってきている。そして、簡便に紫外線強度を測定する装置の開発、および紫外線強度の測定データを活用できるデータ活用システムが求められるようになってきた。多くの紫外線強度測定装置は持ち運びは可能であるが、日常の生活レベルで携帯するには、サイズや重さに問題がある。従来の紫外線測定装置の多くはポケットサイズ(例えば、株式会社シロ産業製のデジタル紫外線強度計、W70×H131×D20mm)であり、持ち運びは可能であるが、日常の生活レベルで携帯するには大型と言わざるを得ない。また小型、軽量なカード型(テレフォンカードサイズ)もあるが、これらは、データの測定がその場限りの一時的であったり、測定したデータが容易にコンピュータに取り込める方式ではなかったり、また測定データの処理内容が固定的であり、特定の目的にしか活用できないものであった。即ち、これらの紫外線強度を測定する装置の課題として、小型・軽量でなく携帯には適してなかったり、携帯型であっても測定データの処理内容が特定用途向けであり、さまざまなニーズヘ対応可能という柔軟性に欠けるという問題があった。小型ハンディタイプ製品では、株式会社タニタ製の紫外線チェッカー、UV−mira(UV−ミラ)や、テレフォンカードサイズの製品(有限会社アドバンスクラフトデザイン製のサンチェック紫外線計測カード)などがあるが、測定した結果を電子データ化してないため、容易に外部のコンピュータで処理したり、処理結果を活用することは出来なかった。即ち、コンピユータと容易に接続できる形態でなかった為、測定データを利用するには測定データを再度入力する手間がかかったり、大容量のデータ保管には向かなかったり、保管してあるデータを利用して対策を立てたりすることができなかった。また、インターネットとも直接接続していないため、別のシステムに設置されている解析機能を使って、その場ですぐ対策を引き出すことなどはできなっかった。また、コナミ社のUVテディのように、測定データをさらに処理し、その結果をユーザに返す製品もあるが、データの処理としては、装置本体に内蔵されている特定目的の処理を行う為、さまざまな用途に使用することはできなかった。即ち、測定機が他の機器との接続、とりわけさまざまな利用が可能になるインターネットと容易に接続できるようになっているシステンムはこれまでなかった。このように、何時でも、どこでも手軽に紫外線が測定できること、及び測定データをもとに、さまざまな目的に応じた対策を使用者に簡便に知らしめるシステムがなく、キメ細かな紫外線対策という意味では不充分であった。尚、紫外線強度の測定データをデータベース化したシステムとして、神奈川県の湘南工科大学や、株式会社資生堂のように、特定の地域で、特定の人(法人)が紫外線強度を測定したデータベースは存在したが、場所が限定されるか、数が少なく、多目的に活用する上では、データ内容が偏在していて、不充分であるという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、種々のカードが使用されるようになり、種々の機能カードも提案、開発されている状況下、紫外線強度のような目的とする情報を簡単に取得できる取得方法と、取得された情報を簡便に活用できる活用システムが求められていた。本発明は、これに対応したもので、具体的には、携帯電話、PDA、ゲーム機、パソコン等の電子機器の汎用インターフェ一ス部と接続可能で、目的とする測定対象を測定できる測定部品を機能部品として備えた機能カードと、該機能カードを用いて、該機能カードから得られた目的とする測定対象のデータを利用する機能カード活用システムを提供しようとするものである。これにより、機能カードの測定データに対応した回答を引き出すことができるシステムや、機能カードを介して集められた情報をデータベース化し、商品サービス、商品開発を行う2次システムを提供しようとするものである。特に、具体的には、各種電子機器の汎用インターフェースと接続可能な小型、軽量な紫外線測定装置を提供すること、および該測定装置で測定したデータを、電子機器のプロセッサに送り、処理し、個別用途にあった回答を引き出したり、さらには、装置が接続するネットワーク、とりわけインターネツトを利用して、全世界レベルであらゆる地域の紫外線測定を可能にし、大容量のデータの保管や、個別用途にあった回答を容易に引き出せるシステムを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の機能カードは、インターフェース部と、機能カード特有の機能を持たせた機能部と、これらを関連付けて動作させるための回路部である周辺回路部とを有し、携帯電話、PDA、ゲーム機、パソコン等の電子機器の汎用インターフェ一ス部と接続可能な機能カードであって、前記機能部には、目的とする測定対象を測定できる測定部品を機能部品として備えていることを特徴とするものである。そして、上記において、目的とする測定対象が紫外線強度で、機能部品が紫外線センサであることを特徴とするものである。具体的には、機能カードのインターフェース部を介して、外部機器と接続して機能部を機能させる機能カードで、機能カードのインターフェース部は、USB(Universal Serial Bus)、メモリーカード、PCカード(Personal Computer カード)、無線で通信するBluetoothなど規格化されているものや、他の汎用的なものに対応できるものが挙げられる。また、インターフェース部と周辺回路部が、SDカード規格に準拠するもので、周辺回路部に実質的にSDカードを実装したものが挙げられる。ここで、「周辺回路部にSDカードを実質的に実装する」とは、周辺回路部としてSDカードと実質的に同じ回路を形成しているという意味である。また、外部機器とは、携帯電話、PDA、ゲーム機、パソコン等の電子機器で汎用インターフェ一ス部を有するものであり、機能カードに接続する機器で、特に限定はされない。
【0010】本発明の機能カード活用システムは、インターフェース部と、機能カード特有の機能を持たせた機能部と、これらを関連付けて動作させるための回路部である周辺回路部とを有し、携帯電話、PDA、ゲーム機、パソコン等の電子機器の汎用インターフェ一ス部と接続可能な機能カードで、前記機能部に、目的とする測定対象を測定できる測定部品を機能部品として備えている機能カードを用いて、該機能カードから得られる目的とする測定対象のデータを利用する機能カード活用システムであって、前記電子機器の汎用インターフェースを介して、機能カードにて測定したデータを受け取り、これを解析するデータ解析処理部を前記電子機器内に、あるいは、前記電子機器と交信できる他の箇所に備え、機能カードにて測定したデータを、前記汎用インターフェースを介して、データ解析処理部に送り、ここで送られてきた測定データを解析し、目的にあった対応策を引き出し、前記インターフェースを介して、機能カード所有者に回答する業務を行なうものであることを特徴とするものであり、データ解析処理部がインターネット上の所定のコンピュータ(サーバーとも言う)であることを特徴とするものである。そして、上記において、目的とする測定対象が紫外線強度で、機能部品が紫外線センサであることを特徴とするものである。
【0011】あるいは、本発明の機能カード活用システムは、インターフェース部と、機能カード特有の機能を持たせた機能部と、これらを関連付けて動作させるための回路部である周辺回路部とを有し、携帯電話、PDA、ゲーム機、パソコン等の電子機器の汎用インターフェ一ス部と接続可能な機能カードで、前記機能部に、目的とする測定対象を測定できる測定部品を機能部品として備えている機能カードを用いて、該機能カードから得られる目的とする測定対象のデータを利用する機能カード活用システムであって、前記電子機器の汎用インターフェースを介して、機能カードにて測定したデータを、あるいは、測定したデータとそのデータの送り主である機能カードを利用するカード所有者の個人情報とを受け取り、これを製品開発利用やビジネス利用等2次的に利用するデータベース部および/またはデータ処理部を備え、前記汎用インターフェースを介して、機能カードから送られてきた測定したデータを、あるいは、測定したデータとそのデータの送り主である機能カードを利用するカード所有者の個人情報とを、製品開発利用やビジネス利用等2次的に利用するものであることを特徴とするものであり、データベース部および/またはデータ処理部がインターネット上の所定のコンピュータ(サーバーとも言う)であることを特徴とするものである。そして、上記において、目的とする測定対象が紫外線強度で、機能部品が紫外線センサであることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明の機能カードは、このような構成にすることにより、目的とする情報を簡単に取得でき、取得された情報の利用を可能としている。即ち、本発明の機能カード活用システムを構築できるものとしている。具体的には、インターフェース部と、機能カード特有の機能を持たせた機能部と、これらを関連付けて動作させるための回路部である周辺回路部とを有し、携帯電話、PDA、ゲーム機、パソコン等の電子機器の汎用インターフェ一ス部と接続可能な機能カードであって、前記機能部には、目的とする測定対象を測定できる測定部品を機能部品として備えていることにより、これを達成している。機能カードの目的とする測定対象としては、紫外線強度、赤外線強度、各種ガス量、地震などの振動、音、温度、湿度、イオン濃度、流量、花粉量などが挙げられ、機能部には、目的に対応し、目的とする測定対象を測定できる測定部品を機能部品として備えている。例えば、目的とする測定対象が紫外線強度である場合には、市販のフォトセンサG4358(浜松ホトニクス社製)等を機能部に配設する。尚、場合によっては、機能部に複数の機能部品を備えても良いが、周辺回路部には、これら複数の機能部品を正常に動作させる回路を備えることが要求される。
【0013】本発明の機能カード活用システムは、このような構成にすることにより、機能カードから得られた目的とする測定対象のデータを簡便に利用できる機能カード活用システムの提供を可能としている。例えば、目的とする測定対象が紫外線強度で、機能部にこれらの測定部品を備えた機能カードを用いた場合、携帯電話などに代表される電子機器の汎用インターフェ一ス部分と接続可能で小型、軽量な紫外線測定用機能カードと、測定したデータをもとに目的にあった処理を行い、さまざまな紫外線対策を知らしめるシステム、及び、集められた紫外線情報や個人に関する情報のデータベースを作成し、各種活用することができるシステムの提供を可能とする。データ解析処理部がインターネット上の所定のコンピュータ(サーバーとも言う)である場合には、データの解析を世界レベルで可能とし、世界中の機能カードの所有者に回答を提供できる。また同様に、データベース部および/またはデータ処理部がインターネット上の所定のコンピュータ(サーバーとも言う)である場合には、データの収集を世界レベルで可能で、世界のインターネットが使用できるどの場所においても、収集されたデータをもとに、2次的な利用ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例を挙げ、図に基づいて説明する。図1(a)は本発明の機能カードの実施の形態の1例の図で、図1(b)は図1に示す機能カードの汎用端末への接続状態を示した図で、図2(a)は本発明の機能カード活用システムの実施の形態の第1の例を実施するための、機能カード使用状態の図で、図2(b)は図1(a)のシステム構成図で、図3は本発明の機能カード活用システムの実施の形態の第2の例を実施するための概略構成を示した図で、図4は本発明の機能カード活用システムの実施の形態の第3の例を実施するための概略構成を示した図である。図1〜図3中、110は機能カード、111はインターフェース部、111aはインターフェース部領域、112は周辺回路部、112aは周辺回路部領域、112AはUSB−I/F基板、112BはFPGA基板、113は機能部、113aは機能部領域、113Aはフォトセンサ、120は汎用端末、120Aは携帯電話、120aは表示部、121はI/F回路部、122は周辺回路部、123はプロセッサ、124はドライバ、125はOS、126はソフトウエア(アプリケーションソフト)、128はスロット部、130はデータ解析処理部、141はデータ処理部、142はデータベース、160はインターネットである。尚、ここで、I/Fはインターフェースのことである。
【0015】先ず、本発明の機能カードの実施の形態の1例を図1(a)に基づいて説明する。本例の機能カードは、インターフェース部111と、機能カード特有の機能を持たせた機能部113と、これらを関連付けて動作させるための回路部である周辺回路部112とを有し、携帯電話、PDA、ゲーム機、パソコン等のUSB規格に準拠した汎用端末である電子機器の汎用インターフェ一ス部と接続可能な機能カードであり、目的とする紫外線強度の測定を行なうことができるフォトセンサ113Aを機能部品として備えているものであり、USB規格に準拠した汎用端末である電子機器の汎用インターフェース部と接続し、機能カードと電子機器側との間で信号の授受を行なうことができるものである。また、本例の機能カードにおいては、機能部113、配設用の領域113aを、インターフェース部領域111aおよび周辺回路部領域112aから分けて設けられ、配設された機能部は、回路的に、インターフェース部111と周辺回路部112から独立したものであり、周辺回路エリア112aにUSB基板とFPGA基板を搭載して周辺回路部112を形成している。勿論、インターフェース部111もUSB規格に準拠したものである。
【0016】機能部であるフォトセンサ113Aは、紫外線強度測定用のセンサで、市販のフォトセンサG4358(浜松ホトニクス社製)等が用いられる。周辺回路部112には、前述のように、FPGA基板が搭載されており、機能部を搭載した際に、その機能の処理に合せ、ソフト的にこれに対応できる。周辺回路部112は、測定した紫外線データを接続機器本体に送信したり、測定の指示を出したりするデータ処理機能部であり、測定したデータを処理するADコンバータやその他の周辺回路などで構成される。紫外線測定回路と信号処理回路を一体化した、株式会社ニコン製のPPSなどを使用してもよい。本例の機能カードは、目的とする紫外線強度の測定を機能に加え、汎用端未の備える機能(表示装置、スピーカー、プリンター、外部送信機能(電話、LAN、Internet網との接続)を組み合わせて使用でき、新しい応用を展開が期待できる。
【0017】本例の機能カード110は、図1(b)のように、そのインターフェース部111を汎用端末120のスロット部128に挿入し、接続した状態で、汎用端末120と信号に授受を行なう。この場合、汎用端末120のソフトウエア126に、紫外線強度データから日焼け度診断を行ない、対応をその表示部にて表示し回答するための、アプリケーションソフトが組み込まれていれば、機能カード所有者は、機能カード110からの紫外線強度データに対応した回答を、汎用端末120から得ることができる。
【0018】上記本例では、機能カードとして、目的とする紫外線強度測定に合せ、フォトセンサ113Aをその機能部に配設したが、変形例としては、目的とする測定対象に合せ、紫外線測定用のフォトセンサ113Aに代え、各種のセンサ部を取り付けたものが挙げられる。また、本例では、インターフェース部111としてUSB規格に準拠したものを用いているが、変形例としては、機能カードを携帯電話、PDA、ゲーム機、パソコン等のSDインターフェース規格に準拠した汎用端末である電子機器の汎用インターフェ一ス部と接続可能とする場合の、インターフェースとして、SDインターフェース規格に準拠したものを有する機能カードが挙げられる。また、機能部に、フォトセンサ113Aの他に、更に、RF基板を搭載し、非接触にて汎用端末と信号の授受が行なうことができるようにしても良い。
【0019】次いで、本発明の機能カード活用システムの実施の形態の第1の例を図2に基づいて説明する。第1の例は、汎用端末として携帯電話を用い、携帯電話内に設けられたデータ解析処理部を用いて、機能カードから送られてきた測定データの解析を行ない、測定データに対応した回答を、その表示部に示して回答するものである。人体の日焼け対策支援システムで、携帯電話のプロセッサを利用し、データ解析を行う例である。機能カード110を汎用端末としての携帯電話120Aに接続し、図2(a)のように、そのインターフェース部111を携帯電話120Aのスロット部に挿入した状態で、機能カード110の紫外線強度測定データが携帯電話120A側に送られ、携帯電話のアプリケーションソフトがデータ処理を行ない、データに対応した回答をその表示部120aに表示する。図2(b)は図1の状態の概略システム構成を示したものである。例えば、アプリケーション128には、JaVa言語による日焼け度診断ソフトが搭載され、汎用OS125としてはITORONあるいはJTORON等が用いられ、機能カード110をデバイスドライバ124にてITORONあるいはJTORONのOSで動作させる。本例では、回答をその表示部120aに表示するものとしたが、回答を携帯電話の音声によって行なっても、勿論良い。データの解析は、例えば、測定した強度、積算被爆量、ユーザ情報(氏名、年齢、性別、肌色タイブ等)、測定場所(海、山、市街地等)、時刻、内容(スポーツ、散歩、他)等を考慮して日焼け度を求めるもので、解析結果に合せ、化粧品の推薦や、日焼け後(今夜)の対策、アドバイス、今シーズン(今後)の注意事項、アドバイス等を回答とする。本例は、人体の日焼け対策支援システム以外にも、窓ガラスや、メガネレンズや、野菜成育用ビニールハウスなどの紫外線カット膜塗布支援システムとして利用できる。
【0020】次いで、本発明の機能カード活用システムの第2の例を、図3に基づいて説明する。第2の例は、図1に示す機能カード110を用い、紫外線強度を測定し、測定されたデータについて、インターネット160を介してデータ解析処理を行なうもので、データ解析処理部130側から回答は、インターネットを介して、機能カード110と接続する汎用端末である携帯電話120Aに送られてくるものである。本例も、人体の日焼け対策支援システムである。以下、簡単に、本例の処理を説明する。先ず、図1に示す機能カードを用い、紫外線強度を測定し、測定されたデータを汎用端末である携帯電話120Aの汎用インターフェース部を介して、携帯電話に送り、更に、携帯電話とインターネット160にて接続しているデータ解析処理部130に送る。次いで、データ解析処理部130は、送られてきたデータの解析を行ない、データに対応する回答をインターネット160を介して、携帯電話120A側に送る。次いで、携帯電話120Aは、データ解析処理部130から送られてきた回答を、表示部120aに表示する。これにより、機能カード110の所有者は、測定データに対応した回答を得ることができる。本例の場合も、第1の例と同様に測定データの解析が行なえ、測定データに対応した回答を得ることができ、人体の日焼け対策支援システム以外にも、窓ガラスや、メガネレンズや、野菜成育用ビニールハウスなどの紫外線カット膜塗布支援システムとして利用できるが、インターネットを介してのシステムであり、システム利用者と購入者の関連調査・解析による販売戦略立案への利用(ポイントカードなどによる購入者情報との組み合わせによる)が考えられる。
【0021】次いで、本発明の機能カード活用システムの第3の例を、図4に基づいて説明する。第3の例は、図1に示す機能カード110を用い、紫外線強度を測定し、測定されたデータを、インターネット160を介してデータ処理部141へ送り、ここでデータベース142を作成するものであり、データが蓄積されたデータベース142を更に2次利用するものである。以下、簡単に、本例の処理を説明する。先ず、図1に示す機能カードを用い、紫外線強度を測定し、測定されたデータを汎用端末である携帯電話120Aの汎用インターフェース部を介して、携帯電話に送り、更に、携帯電話とインターネット160にて接続しているデータ処理処理部141に送る。データ処理部141は、送られてきた測定データに必要に応じ所定の処理を行ない、データベース142を作成ないし更新する。このようにして、測定データのデータベース142の作成、データベース142の更新が行われる一方、データベース142のデータを必要とするデータベース利用者が、直接、あるいは、場合によっては、インターネット160を介して、測定データのデータベース142を、新製品開発利用、新ビジネスへの応用等にこれを2次利用する。2次利用として、世界レベルでの紫外線情報を元に、地域別、季節別、などの製品の開発(輸出品、海外旅行品等含む)やその販売ビジネスが行なえる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上記のように、携帯電話、PDA、ゲーム機、パソコン等の電子機器の汎用インターフェ一ス部と接続可能で、目的とする測定対象を測定できる測定部品を機能部品として備えた機能カードと、該機能カードを用いて、該機能カードから得られた目的とする測定対象のデータを利用する機能カード活用システムの提供を可能とした。特に、目的とする測定対象が紫外線強度で、機能部品が紫外線センサとした場合、小型、軽量な紫外線測定機能カードにより、何時でも、どこでも紫外線の測定が、安価で容易に行うことが可能になる。そして、測定した紫外線の影響をさまざまな形で解析して、測定後速やかに対策を引き出すことが可能になる。更に、インターネットと接続することにより、高速、大容量のデータ処理やデータの保管でき、全世界地域の紫外線の測定、状況閲覧が可能になり、対策立てや対策入手が可能になり、集められた紫外線情報、及び個人(法人)、地域情報などをもとに、個別条件、目的に適した製品開発、商品案内、広告などが可能になる。




 

 


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