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発明の名称 外部取付けオンライン取替え可能ファンモジュール装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−99158(P2003−99158A)
公開日 平成15年4月4日(2003.4.4)
出願番号 特願2002−212306(P2002−212306)
出願日 平成14年7月22日(2002.7.22)
代理人 【識別番号】100075513
【弁理士】
【氏名又は名称】後藤 政喜 (外1名)
【テーマコード(参考)】
5H607
5H609
【Fターム(参考)】
5H607 AA08 BB01 CC05 DD03 FF04 
5H609 BB01 BB15 PP01 PP16 QQ02 QQ12 RR05 RR32
発明者 ブラッドリー エドガー クレメンス / アンジェラ リザベット ミニチエロ
要約 課題
個別ファン装置をサーバー用電源を遮断せずに取り外すことができる、サーバーのような電気構成要素のためのファン冷却システムを提供する。

解決手段
空気流孔(214)を有するファン取付け面(210)が存在する電気構成要素に使用する冷却ファン装置(100)は、上面、第1の側面、外面および内面を有する外側前壁(112)と、後縁と、後部空気流開口(103)とを備えるハウジング(102)と、ファン羽根(122)を有し、ハウジング(102)に設置されている電気ファン(121)と、前記装置(100)を前記電気構成要素の外部取付け面(210)に直接取付けるための構造(170)と、を備える。
特許請求の範囲
【請求項1】空気流孔(214)を有するファン取付け面(210)が存在する電気構成要素に使用する冷却ファン装置(100)において、上面、第1の側面、外面および内面を有する外側前壁(112)と、後縁と、後部空気流開口(103)とを備えるハウジング(102)と、ファン羽根(122)を有し、ハウジング(102)に設置されている電気ファン(121)と、前記装置(100)を前記電気構成要素の外部取付け面(210)に直接取付けるための構造(170)と、を備えることを特徴とする装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械冷却ファンの分野に関し、更に詳細に記せば、コンピュータシステム用モジュール式オンライン取替え可能冷却ファン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気ファンは、コンピュータのような電子機器を冷却するのに広く使用されている。このことは熱に敏感な電子構成要素を効率よく動作させ、その損傷を防止するのに重要である。コンピュータを冷却するさまざまな構造およびシステムが知られている。公知の一つのシステムは、サーバーの用途に使用されているが、個別のファンをハウジングの内部に取付けている。これらのシステムでは、各ファンの電源回路は、必要な動作電力を得るのにコンピュータの電源回路に接続されている。これらの内部取付けファン装置は通常、各個別ファンの動作可能性状態を指示するのに発光ダイオードを備えている。これらのシステムについての懸念は、ファンが故障するとコンピュータの電源回路を故障ファンの保守のため遮断する必要があることである。更に、ダイオードがサーバーの内部に設置されているので、製品ハウジングを取り外さないとファンの状態を確認できない。
【0003】これらの問題に対する既知の解決方法は、外部取付けファンを使用することである。外部取付けファンは通常、取付け枠を装置筐体および電磁妨害(EMI)ガスケットの外側に取付けて不必要なEMIに対して保護する必要がある。
【0004】外部取付けファン装置についての懸念は、取り付け枠およびEMIガスケットが別々に設けられているため冷却に利用できる空気流貫通域が減るということである。米国特許第6,213,819B1号(’819)および米国特許第6,236,564B1号(’564)号は、ファンのための別々の取付け枠を有するファンを収納する取り外し可能ファンラックを開示している。たとえば、’819および’564特許の取付け枠は可能な通風貫通域を覆い、それにより空気流を阻止している。更に、これら外部取付けファン装置では、各ファンに対する電気的接続が担持体に直接取付けられるか、またはケーブル組立体を介して担持体に取付けられている。したがって、別々の取付け枠のあることおよび電気接続をユーザが操作することにより、特に冗長性およびオンライン取替え可能性が重要であるとき、これらファン装置の利用が複雑になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、個別ファン装置のオンライン取替えを考慮しており且つ、コンピュータサーバーのようなシステム構成要素とファン装置との間の空気流通路の通気域を極大にするファン冷却システムの必要性が存在する。
【0006】個別ファン装置をサーバー用電源を遮断せずに取り外すことができる、サーバーのような電気構成要素のためのファン冷却システムを提供するのが本発明の目的である。このようなモジュール式ファン冷却システムの通風域の効用を極大にするのが本発明の他の目的である。個別ファン装置の利用可能性状態の利用しやすい指示を提供することが本発明の更に他の目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、構成要素の取付け面に取り外し可能に取付けられたファン装置の配列を有するファン冷却システムを設けることによりこれらの問題の幾つかを解決するのに役立つ。冷却ファン装置は、電気構成要素の外囲器に、または外囲器から冷却空気流を与える電気機器に使用するために設けられている。各ファン装置は、ファン組立体、ファンハウジング、および装置を前記構成要素に取り付ける構造を備えている。電気ファンは、所定外径を有する経路を描いて回転することにより空気流を作るよう動作できるファン羽根を備えている。ファンハウジングは、正方形開放面を有し且つファン誘導空気流を前記ハウジングおよび面開口を通過させる開口のある相互に対向する壁を有する箱形ハウジングである。正方形ファン壁構造はその中心に、一定の直径を有する円形開口が設置されており、その外側に隅角領域が存在している。壁構造の円形開口の直径は、ファン羽根の外径よりわずかに大きい。ファンは、壁構造に取り付けられてファン組立体を形成している。ファンは壁構造円形開口と軸方向に整列して設置され、ファン誘導空気流がそこを通過できるようにしている。ファン組立体は、正方形開放面から内側に窪んでいる位置でハウジングの内部に固定されている。ハウジングは、その開放面がファン取り付け面に接触し、その面にある空気流孔の領域を囲むようにハウジングを電気機器に解放可能に固定する構造を備えている。前記孔の隅角領域部分は、ファン組立体の壁構造の隅角領域と長手方向に整列している部分と規定されている。ファン組立体と構成要素取り付け構造の隅角領域の孔との間のファン組立体誘導空気流は、介在構造により制約されず、したがって、通気空気流が極大になる。
【0008】代わりに、配列空気流孔を有する指防護部材を隅角領域孔をも有するハウジングの開放面に設置して、ファン組立体と機器取り付け板に設けられた対応する隅角領域孔との間の空気流を向上させることができる。
【0009】各ファン装置は更に、ハウジングと一体を成す電気コネクタを備え、ファン装置を電源および、ハウジングに取付けられてファンの動作可能性を指示するための発光ダイオードに取り外し可能に接続している。電気コネクタは、構成要素に形成されているコネクタと組合い可能に受けられて電力を個別装置に供給する。
【0010】本発明の他の長所および構成要素は、本仕様書の一部を構成し、本発明の例示実施形態を示して本発明の種々の目的および特徴を図解する付図と関連して行なう下記説明から明らかになるであろう。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を図1−図6を参照してここに説明する。本発明による外部取付けファン冷却システムを図5で一般に10で示してある。ファン冷却システム10は、システム構成要素の平面状取付け面210に個別に且つ解放可能に取付け得るファン装置100の配列を備えている。各ファン装置100は、ハウジング102、ファン組立体120、および取り付け面210に一般に示してあるファン装置を解放可能に取り付けるための構造を備えている。
【0012】図2を参照すると、ファン組立体120は、外径D1を有する経路を描いて回転することにより空気流を誘導するよう動作できるファン羽根122を有する電気ファン121を備えている。正方形ファン壁構造がファンの入口と出口(これは空気流の方向によって変わる)との間の圧力障壁として設けられている。好適実施形態では、ファン壁構造は、ファン羽根の外径D1にほぼ等しい直径D2を有する円形開口126が中心に設けられている円筒形ファンハウジング125により接続されている壁123、124の形態を成している。ファン121は、通常の方法で壁構造に固定され、ファン組立体120を形成し、壁構造の円形開口126と軸方向に整列してファン誘導空気流がそこを通過できるようにしている。ファン組立体120は更に、隅角領域を備えており、その例は隅角領域127、128である。ファン組立体120は、図3に示すように、正方形開放面103から内側に距離D3だけ後退した位置でハウジング102内に固定され、設置されている。
【0013】ハウジング102は、正方形開放面103を有する実質的に箱形の外囲器である。ハウジング102は更に、相互に対向する壁を備えているが、この壁は好適実施形態では、(図2Bに示すように)空気流開口118を備えたシステム構成要素から外向きの凸面の存在する前壁112の形態を成している。
【0014】本発明による冷却システム10は通常、排気ファンとして利用され、空気をコンピュータまたは他の器具または機械から引出す。したがって、ファン121は通常、ファン羽根122が後部空気流開口118に面するその空気取入側123を有するような向きにある。しかし、ファン羽根の空気取入側は、傷害または損傷の危険を生ずることがある。したがって、後壁指防護部材130を随意選択的に設けて空気流開口103の位置に設置することができる。後壁指防護部材130は通常、シート金属から製作され、空気流による妨害を極小にするよう構成されて動作する空気流孔132を備えている。
【0015】各装置は更に、ハウジング102と一体を成す電気コネクタ140を備え、オンライン取替え可能性を容易にしている。好適には、防護130を使用するとき、電気コネクタ140を防護130の内部に設置し、配線により電気ファン121に接続する。電気コネクタ140はシステム構成要素の取付け面にある電源コネクタ212と解放可能に組合うことができる。防護130を使用しないときは、電気コネクタおよび電源コネクタは、設計選択により示される構成および位置を有する。取付け面にはファン装置の配列を受ける電源コネクタの配列が設けられている。
【0016】外部ファン組立体では、電気接続は、電磁適合性(EMC)外囲器を貫通しなければならない。したがって、フィルタ付き電気コネクタを使用して電磁波がコネクタ配線を通ってシャーシの外側に放射しないようにしている。コンデンサフィルタ、フェライトフィルタ、または圧電フィルタ付きのコネクタのような既知のどんなフィルタ付きコネクタをも使用できる。
【0017】通常、構成要素の平面状取付け面210は単に、通常の機械筐体の壁または機械のシャーシの外面である。取付け面には、孔、穿孔、または空気溝が形成され、それを通して冷却空気が押出され、加熱空気が引出される。本発明による装置の長所は、取付け手段または電源コネクタにより機械ハウジング壁またはシャーシの外面に直接外部取付けできるということである。
【0018】ハウジング102は、これを表面210に解放可能に取付けるための構造を備えている。取付けロッド孔142が取付けロッド144に適応するよう前壁112に設けられている。好適には、取付けロッド144は、これを工具なしで締め付け、取り外しできるようにする撮み145を備えている。同様に、ファン組立体120は、取付けロッド孔146を備え、後壁指防護部材130は、取付けロッド切欠き148を備えている。
【0019】取付けロッド孔142、取付けロッド孔146、および取付けロッド切欠き148は共に、取付けロッド通路を形成し、これを通して取付けロッド144が挿入され、装置100をシステム構成要素の取付け面に取付ける。好適には、取付けロッド144は、ばね149によりばね負荷され、装置100を取付け面に便利に取付け、取り外しできるようにしている。図2Bは、本発明によるばね負荷撮み付き取付けロッド144の図を示す。好適には、取付けロッド144にはねじ付き先端151がある。代わりに、取付けロッド144を通常のねじ、好適には蝶ねじにして装置100を取付け面に取付けることができる。取付けクリップ153が、取付けロッド144を取付けロッド孔142 を通して挿入してから、その周りをはさむ。取付けクリップ153は、図3に示すように、ハウジング102の支持棚155に静置される支持タブ154を備えている。図1に示すように、前カバー112の外面114には好適に、隅に窪み152があり、それによりロッド頭145を前壁112の外面114の下または同一面の高さに置きながら、取付けロッドの頭145に容易に触れることができる。装置100に適用される取付けロッド144の様々な特徴は、装置100を取付け面で急速且つ容易に取付け、取り替える構造および方法を与える。
【0020】装置100は更に、装置100の動作状態を示す発光ダイオード(LED)を備えている。図1で、LED窓158が前壁112の最上部に設置されている。通常、LEDは正常動作時に緑色を示し、故障しかかっているとき黄色を点滅し、故障時に赤を点滅する。
【0021】図3に示すように、ハウジング102は、ファン組立体120を取り囲み、凸の前壁112を備えている。破線160、162はファン組立体の壁123、124を示し、開口103とファン組立体120との間に偏り距離Dを図示してある。前部隙間領域164がファン羽根123と前カバー112との間に設けられている。
【0022】図2−図3を参照して、後壁指防護部材130がハウジング102の後縁166に設置され、開口103を閉じていることに注目する。「サイレン」効果による雑音の発生を防止するのにハウジングは更に、ファンの空気取入側と孔または他の列孔を備えたゲートとの間に後部隙間領域168を備えている。後部隙間領域の最小距離は、設計選択の事項であり、空気速度および穿孔の大きさによって決まる。このため、破線162と後縁166の位置における後壁指防護部材130と後部隙間領域168との間の距離は、通常10mm以上であり、好適には15mm以上である。
【0023】ハウジング102、およびファン組立体120、および随意選択的に後壁指防護部材130は、ハウジング102の中でファン組立体120および後壁指防護部材130を組立るための協働の囲みを備えている。図3は、取付け面102の組合いタブレセプタクルに挿入するための挿入タブ170を示し、これは装置100を取付け面に取付ける間、整列を容易にする。
【0024】図4は、図2と同様ではあるが、装置100の種々な構成要素を組みつけた、装置100の後斜視図を示す。図4に描いた装置100は、オンラインモジュール式装置であり、コンピュータシステムに対してオンライン外部取付けおよび取替えができる。
【0025】図5は、本発明による複数の装置100が複数の取付け面210に取付けられているネットワークサーバーの後部外壁を示す。本発明による装置の長所は、このような複数の装置をシステムの隣接するまたは隣り合う表面に取付けることができ、それによりシステムの冗長正およびシステム表面積の有効利用が得られるということである。図5に示したように、各装置に容易に触れることができ、単に二つの取付けロッドを取り外し、モジュール式装置100を引出すことにより取り外すことができる。動作時、ネットワークサーバー200のようなコンピュータ装置がコネクタ領域202のコネクタに挿入されている多数のケーブルによりシステム内部に接続されている。従来技術で普通のシステムでは、ネットワークサーバー200の通気領域204の体積および表面積は、使用されない。対照的に、本発明によるシステムでは、装置100は領域204の下層機械シャーシ206に直接取り付けられている。
【0026】図6は、機械シャーシ206の取り付け面210の拡大図を示す。取り付け面210は、本発明による装置100の取り付けのため修正されている通常のシャーシ206の一部である。取り付け面210は、装置100の電気コネクタ140と組合って電気ファン121を電源に接続するための電源コネクタ212を備えている。
【0027】取り付け面210は、空気孔214を備え、それを通してネットワークサーバー200のような機械の内部から排気モードで動作するファン121により空気を引出す。ハウジング102が取り付け面210に取付けられると、ハウジング102の開放面103がファン取付け面210に接触し、ファン取付け面210の空気流孔214の領域211を取り囲む。孔214の隅角領域部分は、ハウジング102が取付け面210に取付けられたときファン組立対円筒形ハウジング126の軸方向位置に対応する円形破線239の外側ににある領域を備えている。さらに、隅角領域240−243は、前記ファン組立体120の前記隅角領域、たとえば、隅角領域240、241、242、および243と軸方向に整列している。したがって、前記ファン組立体120と前記隅角孔領域240−243との間のファン組立体誘導空気流は、ハウジング102が防護130の使用を省略する場合に見られるファンラック取付け構造(特許’564)のような介在構造により制約されない。防護130をハウジング102に設けると、円形破線254の外側にある孔により形成される防護隅角領域250−253(図4に示してある)が空気流を取付け面210上の対応する領域240−243に供給する。(破線254は組立体円筒形ハウジング126の軸方向位置に対応する。)防護130があっても無くても、取付け面210の隅角孔領域への空気流が、’564特許および’819特許に図示され説明されているもののような通常のファン取付け組立体に比較して向上することが認識されるであろう。
【0028】図2を参照して上に説明した後壁指防護部材130の空気流開口132は、所要空気流が空気溝214を通りやすくするパターンおよび大きさになっている。好適には、空気流穿孔132の寸法は、装置を機械から空気を引出す排気ファンとして使用するとき、空気溝214の寸法よりわずかに大きい。たとえば、空気溝214の円の直径が3mmであるとき、空気流列孔132の円の直径は約3.5mmである。
【0029】取付け面210は更に、取付けロッド144のねじ先端151が挿入してねじ込まれるねじ付き取付けロッド受け孔216を備えている。シャーシ206の取付け面210は、更に、ハウジング102の挿入タブ170を受ける受け孔218を備えている。挿入タブ170は、取付け面210に取付ける間、装置100が、特に、電気コネクタ140が電源コネクタ212と正しく整列しやすくする。
【0030】複数の装置100がネットワークサーバー200に冷却ファン冗長性を与えるのに使用される好適実施形態では、ハウジング102は、約13.3cmの垂直高さおよび約12.7cmの幅を有している。前から後までのハウジング102の奥行は、約8.9cmである。電気ファン121の公称直径は120mmである。
【0031】本発明による装置を代わりの実施形態で「押込み」ファンとして使用するとき、ファン羽根面の空気取入側は、前壁112の内側116である。その結果、羽根の危険の可能性のある空気取入側は露出しない。したがって、後壁指防護部材を備えることは装置にとってあまり重要でない。「サイレン」効果により発生する雑音を防止するのに、ハウジングの前壁と羽根の空気取入側との間の距離を10mm以上に、好適には15mm以上にしている。
【0032】図5に示したようなネットワークサーバー200のような機械の冷却を増大するには、本発明による複数の冷却ファン装置を機械の前部にあるシャーシの取付け面に取付ける。これら前部取付けファン装置は、空気を機械に押し込んで冷却を増大させる。装置が後壁指防護部材を備えていないとき、ファンを電源に接続する電気コネクタは通常、前壁の格子に隣接してハウジング内に一体形成されている。
【0033】図7は、本発明によるハウジングの代わりの実施形態の前面斜視図を示す。ハウジング302は、頂部304、第1の側面308、外面114および内面116を有する前部外壁312、後縁366、および後空気流開口318を備えている。ハウジング302は、第2の側面、下または後の壁を備えていない。前壁312は、図2を参照して上に説明したファンと同様の、通常のプロペラファンの直径に対応する格子317を備えている。ハウジングは好適に、プラスチック材料から構成され、通常、プラスチック射出成形プロセスにより製作される。ハウジング302は、これをファン組立体に取付けるためのプラスチッククリップまたは他の取付け手段を備えている。使用時、図2を参照して説明したファン組立体120と同様のファン組立体をハウジング302に設置するる。ハウジング302は、格子317の側面にLED開口357を備え、発光ダイオードを外から見えるようにしている。図8にハウジング302の後部立面図として示したように、ハウジング302は、格子317の側面にコネクタ区画339を備え、ハウジング302内のファンを電源に接続する電気コネクタを収容するようにしている。図7および図8に示したように、ハウジング302は、取付けロッド孔342を備え、それを通して取付けロッドを挿入し、ハウジング302を含む装置を機械の空気取入取付け面に取付ける。前カバー312には窪み352があり、それにより取付けロッドの頭部に触れやすくなっている。
【0034】ファン組立体を一つだけ備え、単一ファンの直径に対応する「足跡」または表面積を有する、本発明による装置の他の長所は、機能不全のファンを一つだけ隣接する取付け面にある他のファン装置の動作を中断せずに機械の取付け面から取り外すことができることである。装置の足跡は小さいので、図5に示したように、一つまたは二つの装置を取付け面を覆う装置の蓄電池から取り外しても機械を通る冷却空気流に重大な悪影響を与えない。
【0035】本発明による装置は、広範多様な用途で機械の冷却を行なうのに有効である。当業者には今や、本発明の概念から逸脱することなく、説明した特定の実施形態の多数の使用法および修正を行なうことができることは明らかであろう。また同等の構造およびプロセスを説明した構造およびプロセスの代わりに置き換えることができることも明らかであろう。本発明の範囲から逸脱することなく上述の実施形態に一定の変更を加えることができるので、上述の説明に含まれる、または付図に図示されたすべての主題事項を例示の意味に解釈し、限定する意味には解釈しないつもりである。したがって、本発明を、特許請求の範囲およびその同等事項にに記載した装置、システム、および組成により提示されている、または本来処理される各新規な特徴および特徴の新規な組合せを包含すると解釈するものとする。
【0036】ここに説明した実施形態は例示であって、本発明の範囲を限定するつもりはないことを理解すべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲に規定してある。本発明による実施形態は、ここではコンピュータシステムおよびその冷却に関連して特に説明してある。本発明による実施形態は、多数の他の形式の電子機器、電気的手段および電気機械を冷却するのに有効である。本発明による装置を本質的に発生する熱を除去しなければならない用途のさまざまな分野で冗長性およびオンライン取替え可能性をあたえるのに利用できることが明らかである。
【0037】本発明は以下に要約される。
【0038】1.空気流孔(214)を有するファン取付け面(210)が存在する電気構成要素に使用する冷却ファン装置(100)において、上面、第1の側面、外面および内面を有する外側前壁(112)と、後縁と、後部空気流開口(103)とを備えるハウジング(102)と、ファン羽根(122)を有し、前記ハウジング(102)に設置されている電気ファン(121)と、前記装置(100)を前記電気構成要素の外部取付け面(210)に直接取付けるための構造(170)と、を備えることを特徴とする装置。
【0039】2.前記ハウジング(102)内で前記ファンと前記後部空気流開口(103)との間に設置された後壁指防護部材(130)をさらに備えていることを特徴とする第1項に記載の装置。
【0040】3.前記空気流孔(214)の前記外部取付け面(210)が、前記外部取付け面(210)の孔と軸方向に整列し、且つ前記孔と等しい寸法であることを特徴とする第2項に記載の装置。
【0041】4.前記後壁指防護部材(130)がシート金属から構成されていることを特徴とする第3項に記載の装置。
【0042】5.前記装置を取付けるための構造が、前記装置(100)を機械の前記取付け面(210)に直接取付けるための、装置を貫く複数の取付けロッド(144)および複数の対応する取付けロッド通路(216)を備えていることを特徴とする第1項に記載の装置。
【0043】6.前記ファン(121)を電源に接続するための、前記ハウジングと一体を成すフィルタ付き電気コネクタ(140)を備えていることを特徴とする第1項に記載の装置。
【0044】7.冷却ファンを機械の外部に取付けるシステムであって、取付けロッド用孔(142)を有するハウジング(102)と、ファン羽根を有し、前記ハウジング(102)に設置されている電気ファン(122)と、取付けロッド受け(216)を有する機械の取付け面(210)と、複数の取付けロッド(144)と、を備え、前記ファンを有する前記ハウジング(102)が前記取付け面(210)に直接取付け可能であることを特徴とするシステム。
【0045】8.複数の空気流孔(214)を有する平面状ファン取付け面(210)が存在する電気構成要素に使用する冷却ファン装置(100)において、外径(D)を有する経路を描いて回転することにより空気流を作るように動作可能なファン羽根(122)を有する電気ファン(121)と、正方形の開放面(103)を有し、且つファン誘導空気流をハウジング(102)および前記開放面(103)を通過させる開口のある相互対向壁(112)を有する箱形ハウジング(102)と、前記ファン羽根の外径にほぼ等しい直径を有する円形開口(126)が中心に設けられている正方形ファン壁構造(123)と、を備え、前記ファン(121)が前記壁構造(123、124)に取付けられてファン組立体(120)を構成し、前記ファンは前記壁構造の前記円形開口(126)と軸方向に整列してファン誘導空気流が通過させ、前記ファン組立体は、隅角領域(127、128)を有し、前記正方形開放面(103)から内側に窪んでいる位置で前記ハウジング(102)の内部に固定されている正方形ファン壁構造(123)を有し、前記ハウジング(102)は、電気構成要素に解放可能に固定するための構造を有し、前記ハウジング(102)の前記開放面(103)が前記ファン取付け面(210)に接触して前記ファン取付け面(210)にある前記空気流孔の領域を閉じるようにしており、前記孔の隅角領域部分(242、243)は前記ファン組立体(120)の前記隅角領域(127、128)と長手方向に整列しており、前記ファン組立体(120)と前記隅角領域との間の前記ファン組立体誘導空気流は介在構造により制約されない、ことを特徴とする冷却ファン装置(100)。
【0046】9.電気構成要素の前記取付け面(210)に解放可能に取付けられた前記ファン装置(100)の配列を備えることを特徴とする第8項に記載の装置。




 

 


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