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発明の名称 ハードコピー媒体上にユーザが指定した素材をプリントする装置及び方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−69811(P2003−69811A)
公開日 平成15年3月7日(2003.3.7)
出願番号 特願2002−122956(P2002−122956)
出願日 平成14年4月24日(2002.4.24)
代理人 【識別番号】100099623
【弁理士】
【氏名又は名称】奥山 尚一 (外2名)
【テーマコード(参考)】
2C055
5B021
5B057
5C076
【Fターム(参考)】
2C055 JJ00 JJ06 
5B021 AA13 CC02 QQ02
5B057 AA11 CG01 CH02 CH11 CH16 CH20
5C076 AA01 AA14 AA17 BA02 BA09 CA08
発明者 マイケル・ジェイ・ジョンズ
要約 課題
簡単で安価で有形的な方法によりハードコピー媒体上にユーザが指定した素材をプリントする装置及び方法を提供する。

解決手段
少なくとも1つのユーザが指定した画像を、処理済み画像のデジタルファイル内へと入力し修正する画像処理プロセッサ113と、少なくとも一のユーザが指定したデジタルファイルをパターンへと変換するエンコーダ123と、画像処理プロセッサ113に接続され、エンコーダ123に接続され、前記ユーザが指定した画像を前記処理済み画像のデジタルファイルから前記ハードコピー媒体の第1の面上にプリントし、機械で読み取ることができる複数のマークとして前記ハードコピー媒体の第2の面上に前記パターンをプリントするプリント装置103とを含んでなる、少なくとも2つの面を有するハードコピー媒体上にユーザが指定した素材をプリントする装置及び方法を提供する。
特許請求の範囲
【請求項1】 少なくとも1つのユーザが指定した画像を、処理済み画像のデジタルファイル内へと入力し修正する画像処理プロセッサと、少なくとも一のユーザが指定したデジタルファイルをパターンへと変換するエンコーダと、前記画像処理プロセッサに接続され、該エンコーダに接続され、前記ユーザが指定した画像を前記処理済み画像のデジタルファイルから前記ハードコピー媒体の第1の面上にプリントし、機械で読み取ることができる複数のマークとして前記ハードコピー媒体の第2の面上に前記パターンをプリントするプリント装置とを含んでなる、少なくとも2つの面を有するハードコピー媒体上にユーザが指定した素材をプリントする装置。
【請求項2】 前記少なくとも一のユーザが指定したデジタルファイルのうちの第1のものが、前記処理済み画像のデジタルファイル及び前記エンコーダに接続して、前記少なくとも1つのユーザが指定したデジタルファイルのうちの第2のものとして、仕様に対する音声デジタルファイルを作成する音声プロセッサと、前記エンコーダに接続して、前記少なくとも1つのユーザが指定したデジタルファイルのうちの第3のものとして、仕様に対するデータのデジタルファイルを作成するデータプロセッサとをさらに含んでいる請求項1に記載の装置。
【請求項3】 少なくとも前記画像処理プロセッサにフォーマットするコマンドをユーザが入力することができるインターフェース装置をさらに含んでいる請求項1に記載の装置。
【請求項4】 少なくとも1つの画像ファイルを受け入れるステップと、ユーザが選択したデジタルファイルを符号化するステップと、前記受け入れた少なくとも1つの画像ファイルからの画像を、前記ハードコピー媒体の第1の表面上にプリントするステップと、機械で読み取ることができる複数のマークとして、前記ハードコピー媒体の第2の表面上に前記符号化したファイルをプリントするステップとを含んでなる、少なくとも2つの面を有するハードコピー媒体上にユーザが指定した素材を作成する方法。
【請求項5】 少なくとも1つの画像ファイルを受け入れる前記ステップが、記憶される画像ファイルの入力を選択するステップをさらに含んでいる請求項4に記載の方法。
【請求項6】 記憶される画像ファイルの入力を選択する前記ステップが、付随する音声ファイルへのリンクを提供するステップをさらに含んでいる請求項5に記載の方法。
【請求項7】 ユーザに関係するデジタルファイルとして符号化するために、デジタル音声ファイルの選択を受け入れるステップをさらに含んでいる請求項4に記載の方法。
【請求項8】 ユーザが選択したデジタルファイルとして符号化するために、前記少なくとも1つの画像ファイルの選択を受け入れるステップをさらに含んでいる請求項4に記載の方法。
【請求項9】 ユーザが選択したデジタルファイルとして符号化するために、入力データの選択を受け入れるステップをさらに含んでいる請求項4に記載の方法。
【請求項10】 前記ユーザが選択したデジタルファイルを符号化する前記ステップが、前記ユーザが選択したデジタルファイルをパターンへと符号化するステップをさらに含んでいる請求項4に記載の方法。
【請求項11】 前記符号化したファイルをプリントする前記ステップが、前記機械で読み取ることができる複数のマークとして前記パターンを配置するステップをさらに含んでいる請求項10に記載の方法。
【請求項12】 請求項4に記載の方法に従って作成されるハードコピー出力。
【請求項13】 少なくとも2つの目に見える表面を有する通信用媒体において、前記通信用媒体の第1の目に見える表面上に配置される、ユーザが選択した画像と、前記通信用媒体の第2の目に見える表面上に配置される、郵便料金収納の印と、機械で読み取ることができるマークの形で符号化され、前記通信用媒体の前記第2の目に見える表面上に配置され、前記郵便料金収納の印から間隔を置いて配置される、ユーザが選択したデータとを含んでなる通信用媒体。
【請求項14】 前記ユーザが選択したデータは、デジタル音声ファイルをさらに含んでいる請求項13に記載の通信用媒体。
【請求項15】 前記ユーザが選択したデータは、画像のデジタルファイルをさらに含んでいる請求項13に記載の通信用媒体。
【請求項16】 前記ユーザが選択したデータは、入力データのデジタルファイルをさらに含んでいる請求項13に記載の通信用媒体。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にハードコピー媒体上のプリントに関し、より詳細には、写真や画像または図形が配置される面とは反対の面であるハードコピー通信用媒体の面にデータをプリントすることに関する。
【0002】
【従来の技術】従来コンピュータに接続されるプリント装置は、文字キーやワイヤピンのマトリクスのような物理的な打撃装置からインクジェット、静電、および液体静電のプリント技術のようなより高解像度でしばしばカラーを実現したものへと発展してきている。プリンタがより高解像度になることによって、はるかにきれいでくっきりしたテキストや、写真的複製物に匹敵する画像および絵をプリントできるようになった。また、プリンタがより高解像度になることによって、紙等の受容媒体(receptive medium)上にプリントする密なパターンのマークとして、データをプリントできるようにもなった。このようなデータプリントの一例を、Michael J.JonesのためのPrinted Medium Data Storageという名称の2000年4月20日付の米国特許出願第09/556,965号公報において見出すことができる。
【0003】米国特許第5,905,819号公報における、ステガノグラフィの技術は、プリント画像内にデジタルメッセージを隠したいという望みの早い例として認識されている。デジタルステガノグラフィは、改竄防止(temper-proof)(デジタル画像がオリジナルから操作されたすなわち変形されたかどうかを判定する能力を提供する)と、デジタル透かし(digital watermaking)(所有権および著作権の侵害を確立する能力を提供する)と、画像のタグ付け(image tagging)(それぞれの画像コピーに一意の識別子を付け加えて、不法コピーを作成している個人を識別する)と、デジタルポインタ(digital pointers)(例えば、さらなる情報のための目に見えないインターネットアドレスを提供する)と、データ添加(data augmentation)(その中にそのデータが隠れている画像に関するさらなる情報を、比較的に人間の知覚では検出できない形で提供する)との技術を包含するものとして解釈された。上述の特許は、所望の画像がほんの少ししか変化しないような方法により、所望の画像とデータとを組み合わせる複雑な方法を開示している。
【0004】米国特許第5,829,895号公報は、2パスのドットマトリクスプリント法を用いて、封筒上に郵便の証印(postal indicia)を配置する。第1のパスがドットマトリクスのドット密度を調整することによって、低密度のドットを作り出すことによって、プリントした郵便の証印内にメッセージを配置して、低いドットの密度ゆえにそのメッセージを読むことができるようにする。第2のプリントパスは、そのメッセージを読めないようにするために、前の低ドット密度領域内により高いドット密度を配置する。これによって、郵便料金収納の印押し詐欺(postal franking fraud)を防止することができる。
【0005】インフォイメージング・テクノロジー社は、3Dファクスファイルと名付けた製品を販売している。この製品は、デジタルのドキュメント(テキスト、カラー画像など)を、標準のファクシミリで送信することができるデジタルの白黒のマークパターンへと変換する。受電端において、ファクシミリで送られたドキュメントをスキャンするか、またはその他の方法によりデジタルのデータストリームへと再変換することができ、そして、そのデジタルのデータストリームをオリジナルのドキュメントのコピーへと再構成する。符号化およびデータ圧縮によって、ドキュメントをオリジナルよりもかなり小さくして安全にファクシミリで送ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の技術の詳細にもかかわらず、人々は、簡単、安価で有形的な方法により通信したいと思うことが多い。例えば、普通のはがきを考えてみよう。ある個人が体験を別の人と共有することを望み、一方の面上には訪れた場所の写真があり、他方の面上には手書きのメッセージがある。この昔からのはがきに安価な郵便切手を貼れば、それが解決策である。また、共通の趣味を持つ人々のグループは、両面のあるカードを用いて情報を伝達することが多い。アマチュア無線界によって、QSLカードが無線通信を確認するために用いられ、このカードは、一方の面上には写真または絵を、他方の面上にはプリントされるか書かれた確認情報を有している。簡単な両面のあるカードは、これまでに利用できるものよりも、様々な情報および経験をより多く共有することができる。
【0007】
【課題を解決するための手段】少なくとも1つのユーザが指定した画像を画像処理プロセッサを用いて処理済み画像(processed image)へと入力し修正することによって、および、ユーザが指定したデジタルファイルをエンコーダでパターンへと変換することによって、ユーザが指定した素材(material)が、少なくとも2つの面を有するハードコピー媒体上にプリントされる。画像処理プロセッサに接続され、エンコーダに接続されたプリント装置が、ハードコピー媒体の第1の面上に処理済み画像をプリントし、機械で読み取ることができる複数のマークとして、ハードコピー媒体の第2の面上にパターンをプリントする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、媒体の第1の面上に写真または絵を、媒体の他方の面上に符号化しプリントしたデータファイルを含むハードコピー媒体を包含する。はがき等のハードコピー媒体の宛名を書く面上に、例えば、ワード処理ドキュメント、コンピュータ画像ファイル、またはコンピュータ音声データファイルを含む、より広範囲にわたるデータファイルを含みうる有用性を理解できよう。
【0009】本発明による、このような媒体を作成するために用いられる装置が図1のブロック図に示されている。コンピュータ101は制御要素の役目を果たす。好ましい実施形態において、HP970Cxiのインクジェットプリンタのような両面プリンタでありうるプリント装置103が、ハードコピー出力媒体105上にマークを配置する。コンピュータ101内には従来の方法によりマイクロプロセッサ107およびメモリ109が配置されており、マイクロプロセッサ107とメモリ109とは、協働してコマンドおよび入力を受け入れ、記憶している命令に従ってその入力を処理し、プリント装置103についてのプリントおよび制御情報を生成する。
【0010】入力の一形態は、画像生成器111から届く。画像生成器111は、好ましい実施形態において、デジタルカメラである。典型的には、デジタルカメラは、光子−電子トランスデューサ(photon-to-electron transducer)上に飛び込んでくる光の形である可視画像を、デジタルカメラ内のメモリにおいてTIFF(Tagged Image File Format)ファイル等のコンピュータが認識可能なビットフォーマットとして記憶されるバイナリビットを含むデジタルデータファイルへと変換する。デジタルカメラ、すなわち画像生成器111は、コンピュータ101に接続すると、1つ以上の画像ファイルをコンピュータ101にアップロードするよう求められる。好ましい実施形態において、コンピュータは画像ファイルを画像処理プロセッサ/フォーマッタ113内に受け入れ、画像処理プロセッサ/フォーマッタ113は、デジタルカメラのファイルのフォーマットをTIFFファイルへと変換し(そのようなファイルがまだそのフォーマットになっていない場合)、アップロードされた画像または画像をサムネイルのグループ分けにしたものを、コンピュータの表示装置上に示して、ユーザが行動を起こすことができるようにする。このユーザの行動は、ハードコピー出力媒体105の一方の面上にプリントする画像の選択であることが多い。そして、クロッピング(cropping)、カラーエンハンスメント、または、一般的に画像処理プロセッサ/フォーマッタ113における画像エンハンスメントに利用できるその他の処理によって、処理済み画像のデジタルファイルをプリント装置103に送るために、ユーザはその画像をさらに処理することができる。
【0011】ハードコピー出力媒体105の別の面上にさらなる情報を配置することができるということが、本発明の特徴である。はがきは、写真の裏側にいくつか言葉を書く機会を人に提供する。利用できるスペースでは、通常、長いメッセージを手書きするには十分でない。一実施形態において、コンピュータおよびプリンタは、比較的に低密度のデータ記憶のために画素として媒体上に、単一色、通常黒色のマークを配置する。好ましい実施形態において、8キロバイトの情報が、ハードコピー出力媒体の裏面上の645mm2(1平方インチ)の領域内にプリントされる。中間密度のデータ記憶については、単一のカラーのスーパー画素(superpixels)を用いて、「グレー」の色合いと、より高密度のデータ記憶とを作成する。さらに別の実施において、スーパー画素におけるマークにカラーを用いる場合には、プリントするマークによって記憶される情報量は、645mm2(1平方インチ)の領域内で64キロバイトの情報に増大する。これは、有用な量のデジタル方式で圧縮された音声、高解像度画像データ、またはファイル記憶を組み込むために十分なハードコピー記憶である。したがって、音声源117から音声を入力することができ、もし音声がまだデジタル形式になっていない場合には、音声プロセッサ119において、デジタル形式に変換されて、MPEG−1の音声データ層3(MP3)またはMPEG−1の音声データ層2(MP2)等の音声標準へと符号化される。音声の代わりにまたは音声に付け加えて、他のコンピュータファイルをデータプロセッサ121に入力して処理し、ハードコピー出力上に記憶のために圧縮データファイルを提供することができる。このようなコンピュータファイルは、ワード処理プログラムに入力されて従来のワード処理形式で記憶されるテキストでありうる。単一のカラーの好ましい実施形態において、ハードコピー出力上に1平方ミリメートル当たり約12個の文字(1平方インチ当たり8000個の文字)を記憶して、はがきに冗長に書く人であってもこのハードコピー出力の実施に十分なスペースを提供することができる。データプロセッサ121に入力することができるか、またはその中で作成することができる別のコンピュータファイルは、ハードコピー出力の表面上にプリントされる写真または絵のデジタルファイルでありうるため、その写真または絵のさらに忠実度の高いコピー(high fidelity copy)を再現する機会がこのハードコピーの受取人に与えられる。はがきの宛名情報は、ユーザによって入力され、符号化されること無く裏面上にプリントされうる。
【0012】上述のように、スーパー画素によって、グレースケールプリントおよびカラー画像プリントにおける輝度および色合い(intensity and hue)のグラデーションを可能とし、それによって幅広い色調範囲のカラーとかなりのプリント記憶情報とを提供することができる。スーパー画素は、一般的に、プリント媒体のある領域を統合したもの(a coordination of an area)(スーパー画素)として認識され、通常、より小さい正方形領域へと再分割される理論上の正方形である。このようなより小さい領域(画素と呼ばれる)のそれぞれの中へとドットを配置するか配置しないかは、そのスーパー画素について実現するべきグレースケールのレベルまたはカラーに依存する。例えば、米国特許第4,930,018号公報を参照されたい。カラーの範囲は、黒色またはシアン等の単一の識別可能なカラーか、デジタル的に符号化可能な各カラーに分離可能な色域(例えば、インクジェットプリントにおいて通常知られているイエロー、シアン、およびマゼンタのインクを224個組み合わせたもの)か、グレーの各色合い(プリントにおいては、通常、グレースケールと呼ばれる)か、または人間には知覚できない各カラー(赤外域または紫外線において反射率または吸収性を有するもの等)でありうる。
【0013】図1に戻って、好ましい実施形態を考察する。画像処理プロセッサ/フォーマッタ113は、アドビ・フォトショップ(登録商標)6.0やマイクロソフト・パワーポイント等の市販のアプリケーションプログラムにおいて実現される。音声プロセッサ119がマイクロソフト・ウインドウズ・サウンドレコーダ等のアプリケーションプログラムとして実現され、テキスト入力についてはデータプロセッサ121がマイクロソフト・ワードのアプリケーションプログラムとして実現される。それぞれが、ユーザによってコンピュータインターフェース127から呼び出されて、動作を開始してフォーマッティングおよびその他ユーザオーサリング情報を入力する。ユーザのフォーマットおよび処理を行うコマンドは、要素間で「A」という相互接続(interconnections)によって表される。ユーザインターフェース127は、典型的には、キーボード、コンピュータのモニタ、およびマウスであるが、スピーカやスケッチタブレット等の一般的な周辺装置も容易に含みうる。
【0014】記憶情報を作成するために、ユーザはプリントエンコーダ123にアクセスする。プリントエンコーダ123は、インタクタ・エクスプレス(登録商標)エンコーダ(インタクタ・テクノロジーズ社から入手可能)等のアプリケーションプログラムであり、音声プロセッサ119およびデータプロセッサ121からファイルを受け入れ、そのようなファイルを符号化して、プリント可能なマークのパターンにする。このようなマークは、いったんプリントされると機械で読み取ることができ、符号化されたファイルが再生される。画像ファイルを符号化してプリントされた記憶媒体(printed storage)にすることが所望される場合には、画像処理プロセッサ113からの出力ファイルを、プリントエンコーダ123に接続することができる。好ましい実施形態において、情報ファイルのすべてが、マークのプリントパターン内に織り混ぜられて、誤り訂正が改善されるようになっている。そして、ビットストリーム社が提供するMpower(登録商標)等のアプリケーションプログラムで実現されるドキュメントコンポーザ124に符号化されたマークのパターンを出力する。ドキュメントコンポーザ124は、符号化したファイルと、画像ファイルと、符号化していないテキスト(はがきの宛名等)と、その他プリント可能な素材とをハードコピー出力媒体上に配置する。そして、この努力の最終的結果を、プリント装置103へと送るためにプリントドライバ125に出力される。プリントドライバ125は、ドキュメントコンポーザ124の出力を、例えばアドビ社のポストスクリプト(登録商標)やヒューレット・パッカード社のプリンタ制御言語(printer control language:PCL)等のプリント装置103が理解できるページ記述言語へと変換する。一般的にはプリント装置103内にあるが、低コストのシステムにおいてはプリントドライバ125内で実施することができるラスタ画像処理プロセッサが、このデジタルドキュメントで表したものをラスタ化された形式へと変換する。そして、プリント装置が、このラスタ化された形式へと変換したものを処理する。好ましい実施形態において、プリント装置は、プリントドライバ125からの情報出力にしたがってインク滴を噴出し、最終プリントハードコピー出力105を作成する。
【0015】本発明を用いる他の実施形態は、商業的な環境において配置されうる。写真フィルム現像のミニラボ(mini-lab)は、多目的ドラッグストアや大型の小売店においては一般的なものになっている。従来のフィルムのミニラボがさらに発展した結果、写真フィルム現像とデジタル画像への変換と画像プリントとが非常に素早く行われるようになった。本発明は、さらなる処理を行うキオスクの性格をもった補助的な製品を提供する。本発明を提供するキオスク(kiosk)の概略図を図2に示す。このキオスクによって、高デューティサイクル(high duty cycle)のハードウェアについて前述したものと同様のコンピュータ機器構成が用いられる。
【0016】図2に示すもののようなキオスク201からの所望の出力は、特注品のはがきや一連の写真等のハードコピー出力であり、符号化されたフォーマットによりプリントされた補助情報をハードコピー出力上に有する。キオスクへの入力は、画像、音声、キーボード、コンピュータ、および取引の支払いを含んでいる。ユーザは、好ましくはIEEE1394ポートである入力コネクタ(もっとも、他の標準のポートを用いることができる)にデジタルカメラまたはビデオカメラを接続し、その画像データファイルまたはデジタルビデオを、キオスクにおける上述したものと同様のコンピュータ装置にアップロードすることができる。アナログのビデオカメラは、複合ビデオまたはS−ビデオの入力と、従来のフレームキャプチャーとに対応しており、単一の画像を取得して、アナログまたはデジタルのどちらかのビデオからプリントできるようにする。ユーザとの単一の事象中に行われるか、Picture CD(登録商標)等の記憶媒体から入力されるかのどちらかである、従来の写真フィルムを走査して得られた画像は、入力としても利用できる。さらに、ハードコピー出力上にプリントされる画像を選択するために、デジタル画像のライブラリが利用できる。これは、旅行者がよく行く場所にキオスクを配置する場合に特に関係する特徴である。高度なバージョンのキオスクでは、キオスクへとデジタルカメラを組み込んで、キオスク自体から写真を撮ることができるようになっている。この場合には、好適なおよび興味を引く背景を、キオスクの所有者が提供することができる。
【0017】いずれにしても、ユーザには、そこから選択を行う画像を表示したものが示される。他の実施形態においてタッチスクリーンのコンピュータのモニタ203上に示される表示は、好ましくは、サムネイル画像のマトリクスであるが、フルスクリーンのフォーマットで示される「スライドショー」の画像であってもよい。そして、ユーザは、画像表示の中から、さらに処理して最終的にプリントするための画像を選択することができる。画像には一意の識別子がそれぞれ与えられ(画像源からまだ指定されていない場合)、ユーザはその画像識別子を選択する。この選択は、好ましくはタッチスクリーンのモニタ203を通して行うか、またはキーボード205を通して行うことができる。キオスクのモニタ203は、その画像のフルスクリーンバージョンを示し、ユーザにその画像を強調して、ハードコピー出力上に配置するために最良のトリミング(crop)を選択する機会を提供する。
【0018】デジタルカメラまたはビデオカメラから、またはそれぞれ従来のコネクタによってキオスクに接続することができる独立したアナログおよびデジタルのオーディオ再生装置から、音声入力が届く。滝や雑踏の騒音等の特定の場所に関係する音を含み、あるいは選択されたライブラリの画像および事前に録音されたバックグラウンドミュージックと統合された音声録音を、ユーザの選択によって利用できる。また、高度なバージョンのキオスクは、キオスクのところで音声を録音する一体的に形成したマイクロフォンを含む。タッチスクリーンのモニタ203をユーザが触れることによって選択される供給源からのアナログ形式またはデジタル形式(例えば、MP3)である音声は、符号化およびハードコピー出力上にプリントするために、(まだ変換されていない場合には)MP2のデジタル形式に変換される。
【0019】ユーザのコンピュータをキオスクに接続する第1の入力は回路接続のUSBポートであるが、赤外線、IEEE802.11B無線接続またはその両方もまた設けることができる。ユーザは、テキストまたはその他のメッセージを含むコンピュータファイルをアップロードすることができる。ユーザが大急ぎでメッセージを構成したい場合には、キーボード205が即興のメッセージを入力する手段を提供し、そのメッセージを符号化してハードコピー出力上にプリントする。
【0020】他の実施形態において、ハードコピー出力の作成費用は、クレジットカードで支払われる。ユーザは、画像またはその他のデータの入力前に、はがきに必要な郵便代の前払いのオプションを含む利用できる様々なサービスおよびオプションの料金のリストを読む。そして、ユーザは、郵便代の支払いというオプションが利用できる場合にはその支払いを含む所望のサービスを選択し、カード読み取り装置にクレジットカードを通す。このようにして、従来の方法により取引の認証が要求されて認められる。
【0021】他の実施形態において、図3を参照して、キオスクの動作の例は以下のとおりである。ユーザは、小売店の中にあるキオスクに近づく。ユーザは、デジタルカメラと支払いに使えるクレジットカードとを手に持っている。ステップ301において支払い処理が完了すると、ステップ303において、画像内容の入力ポートの選択が行われる。好ましい実施形態における画像入力選択のプロセスを図4のフローチャートに示す。ステップ401において、可能な入力の提示がユーザに示され、ユーザが入力を選択できるようにする。画像入力の選択がデジタルカメラである場合には、ユーザはカメラのビデオ出力および音声出力をキオスクの適切なコネクタに接続するように促される。そして、ユーザは、ステップ403においてデジタルカメラ内に記憶されている画像ファイルをアップロードするように促される。ファイルがTIFFフォーマットでない場合には、ステップ405において変換される。選択がカムコーダ等のビデオカメラである場合には、ユーザはビデオカメラのビデオ出力および音声出力をキオスクの適切なコネクタに接続するように促され、ステップ407においてその入力がアナログ形式かデジタル形式かが判定される。入力がアナログである場合には、ステップ409においてビデオが従来の方法でデジタル化され、一時停止画面411において従来の方法によりプリントされる画像として選択されるように、ビデオのうちの1つのフレームを選択する機会がユーザに提供される。ステップ413において、そのフレームがTIFFフォーマットで保存される。選択が従来の写真フィルム媒体である場合には、ステップ415において、そのフィルムが既に走査された画像をデジタル化してコンパクトディスク等の記憶媒体に載った状態でキオスクに提供されているのか、それともネガフィルム、ポジプリント、またはスライドとしてキオスクに提供されているのかについて、さらなる判定が行われる。選択が内部ファイルである場合には、ステップ417においてポジプリントまたはネガプリントとしての物理的な入力が走査される。ファイルが外部にある場合には、ステップ419において外部ディスクから写真ファイルがアップロードされ、必要ならば、ステップ421においてそれらのファイルがTIFFフォーマットに変換される。選択が、キオスクの写真ライブラリ内に事前に記憶されている写真のライブラリを閲覧する場合には、ステップ423においてユーザに写真カテゴリのリストが示され、ステップ425においてカテゴリのうちの1つの選択が受け入れられる。ステップ427においてそのカテゴリの写真のファイルが識別され、ステップ429においてそれらの写真に関連する音声ファイルへのリンクが行われる。内部カメラを備えたキオスクにおいては、ステップ431においてユーザが内部カメラのオプションを選択することによって、そのカメラおよびコンピュータのモニタが始動して、カメラが観察しているもののビデオ画像がユーザに提供される。ユーザは、モニタ上に示されている写真に満足であれば、受け入れ入力433においてスナップ写真ボタンを押し、ステップ435においてキオスクにその画像を保存させる。このプロセスは、ユーザが十分なスナップ写真を撮ったと思うまで、または所定の最大回数(好ましい実施形態において、24回)まで繰り返すことができる。ステップ439においてカメラおよびモニタがスナップ写真に対しては停止され、写真がTIFFフォーマットで保存される。
【0022】図3に戻って、ユーザはより多くの画像を入力したいかもしれないので、ステップ304においてさらなる入力が所望されているかどうかを判定するテスト(test)が行われる。いったん選択ステップ303から画像が入力されると、ステップ305において、サムネールフォーマットの画像の表示がユーザに行われ、ステップ307においてユーザの画像のうちの1つの選択が受け入れられる。ステップ309において選択した画像がフルスクリーンの画像としてモニタ203上に表示され、ステップ311においてユーザがその画像を変形およびエンハンスし、その画像をトリミング(crop)および拡大縮小(scale)して、ハードコピー出力媒体の大きさに合わせることができるようにする。そして、ユーザは、符号化されてハードコピー出力媒体上に配置されるデータファイルを検討するように促される。通常、データファイルは、はがきについて所望されるように、媒体の反対側の面上に配置される。
【0023】ユーザが音声ファイルを含むよう望む場合には、ステップ313において音声入力選択が提供される。音声入力選択のプロセスを図5のフローチャートにおいてさらに説明する。他の実施形態において、ステップ501における選択は、なしと、外部デジタル音声と、外部アナログ音声と、内部アナログと、音声ファイルのライブラリとの間で行う。選択が外部デジタル音声源である場合には、ユーザは、源をキオスク上のデジタルコネクタに接続するように促される。(この接続は、デジタルカメラまたはデジタルビデオカメラの接続において既に行われていてもよい)そして、外部デジタル源が始動され、音声ファイルがキオスクに入力される。好ましい実施形態において、ファイルがMPEG−1の層2(MP2)のフォーマットでない場合には、ステップ503において、MP2のファイルに変換する。外部アナログ音声源についても同様である。すなわち、供給源が接続され、始動され、ステップ505において音声信号がMP2のファイルへとデジタル化される。キオスクのマイクロフォンを用いて、音声ファイルを録音して、符号化してハードコピー出力上にプリントできるようにすることができる。そのモードを選択することによって、ステップ507においてマイクロフォンが始動され、そして、ステップ505においてその音声がMP2のファイルにデジタル化される。音声ファイルのライブラリの選択を行うことができ、ステップ509において選択した事前に記憶されているビデオファイルからのリンクが確立されているかどうかを調べるためにテストが行われる。そのようなリンクが存在する場合には、ステップ511において、このファイルが符号化されてハードコピー出力媒体上に配置されるよう選択するオプションがユーザに与えられる。選択されたビデオからリンクが設定されていない場合、またはリンクする音声ファイルをユーザが用いたくない場合には、ステップ513において音声ファイルのカテゴリのリストがユーザに提供される。ユーザは選択を行うことができ、ステップ515においてその選択が受け入れられ、ステップ517において選択された音声ファイルが配置される。ユーザは、最終選択を行う前にそのファイルをオプションで聞くことができる。仮に、いずれかの供給源からいったん音声ファイルが選択されると、ステップ315においてそのファイルはハードコピー出力媒体上にプリントするために好適なデータファイルへと符号化される。
【0024】ユーザは、音声ファイルの代わりに、または音声ファイルに付け加えて、テキストまたはその他の情報を含むデータファイルを付け加えることを選択することができる。ステップ317におけるデータ入力源の選択を図6のフローチャートに示す。ユーザは、キオスクのキーボード205からテキストメッセージを入力することができ、コンピュータのデータファイルを外部コンピュータまたは記憶媒体からアップロードすることができる。ステップ601においてユーザが選択を行う。外部コンピュータ源が選択される場合には、ユーザは、コンピュータの出力ポート、または無線の同等物をキオスクのポートにつなぐように指示される。ファイルがポータブル媒体上に記憶されている場合には、例えば、キオスクのディスク読み取り装置にその媒体を挿入する。いずれにしても、ステップ603において所望のファイルがアップロードされる。ユーザがメッセージをタイプしたい場合には、キーボードのオプションが選択され、ステップ605においてキーボードを用いてユーザのキーストロークをキオスクが受け入れるようにする。ステップ607において完成したメッセージが、データファイル内にワード処理フォーマットで記憶される。ステップ609において、ハードコピー出力媒体上にプリントできるようにするために、どちらかの入力からのデータファイルがデータパターンへと符号化される。
【0025】ハードコピー出力媒体がはがきであり、ユーザが郵便代を支払っている場合には、郵便料金収納承諾にアクセスする。ステップ320においてキオスクのコンピュータのドキュメントコンポーザによってドキュメントが構成される。そして、ステップ321においてプリントドライバが始動し、ステップ323においてハードコピー出力媒体の第1の面上に画像がプリントされる。ステップ325においてプリントドライバが再び呼び出され、ステップ327において符号化したデータパターンと郵便料金収納の印とが、ハードコピー出力媒体の反対側の第2の面上にプリントされる。そして、ステップ329においてハードコピー出力媒体がイジェクトされ、ユーザが受け取る。
【0026】ハードコピー出力媒体の例を図7Aおよび図7Bに示す。出力媒体の好ましい実施形態は、図示のようにはがきであるが、一連の写真やQSLカード等の他のハードコピー出力も作成することができる。図示のはがきの第1の写真の面上にユーザの画像選択にしたがって写真画像がプリントされている。ここではグレースケールのみで再現しているが、写真は好ましくはカラー写真である。反対側の面上には、郵便料金収納の印702が従来の方法でプリントされ、宛名704が符号化されていないテキストファイルからプリントされている。プリントされた写真と反対側の面上には、符号化されたデータファイル706がプリントされている。4つの別個の符号化したデータファイルのブロック708、709、710、711を示すが、ファイルブロックの数は1から任意の合理的な数まで及ぶことができる。
【0027】符号化されプリントされたデータファイルを拡大したものを図8に示す。この図においては、本明細書における再現がしやすいように、それぞれのプリント可能な(および読み取り可能な)画素において、黒色のマークまたは白色のスペースのみを用いてデータビットを表している。好ましい実施形態は符号化された記憶にスーパー画素を用いて、それぞれのスーパー画素がプリントされたグレースケールを作成する複数のマークを含む。さらに、それぞれのスーパー画素は、カラーのマーク(例えばインクジェットプリンタにおいては、黒色に加えて、シアン、マゼンタ、およびイエロー)を含むことができ、それによってさらに、符号化深さ(encoding depth)が提供され、記憶容量が増大されるようになっている。カラーのスーパー画素技術に関するさらなる説明は、米国特許第4,930,018号公報および第5,031,050号公報と、「Output Hardcopy Devices(Ed.Durbeck and Sherr),Academic Press,San Diego,1988,pp.350-352において見出すことができる。
【0028】図示のはがきは、意図する受取人に受け取られた後に、ヒューレット・パッカード社から入手可能なScanJet 5370C等の従来のコンピュータスキャナ(好ましい実施形態においては、カラーデータ符号化方式を有する)にさらされてもよい。プリントし記憶したデータファイルをそのスキャナで読み取り、インタクタ・テクノロジー社から入手可能なインタクタ・エクスプレス(登録商標)デコーダ等のアプリケーションプログラムで操作する。対応する画像、音声、またはテキストのアプリケーションプログラムによって回復したファイルをその後開いて、元の情報を得ることができる。
【0029】このように、通信文のカード等のプリント可能な媒体上により豊富に様々な情報を配置するプロセスおよび装置を示して説明した。このような通信文のカードは、一般的に一方の面上に写真または絵がプリントされ、他方の面上にデジタルファイルの符号化した記憶がプリントされている。




 

 


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