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医薬品を提供する方法、医薬品を電子的に調合する方法および医薬品提供装置 - ヒューレット・パッカード・カンパニー
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発明の名称 医薬品を提供する方法、医薬品を電子的に調合する方法および医薬品提供装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−30329(P2003−30329A)
公開日 平成15年1月31日(2003.1.31)
出願番号 特願2002−96847(P2002−96847)
出願日 平成14年3月29日(2002.3.29)
代理人 【識別番号】100078053
【弁理士】
【氏名又は名称】上野 英夫
発明者 ジョン・グリーベェン / ミッシェル・ディー・グリーベェン / ジェフリー・エム・バリー
要約 課題
医薬品の調達をオンラインでおこなうための方法、装置を提供する。

解決手段
本発明では、処方計画に基づいて作成されたデータメッセージをインターネット経由でオンラインで提供する。プロバイダ及び調合装置は、ネットワークインターフェースに連結し、薬品の補充を可能とする。また、医療サービスプロバイダは、電子的に患者に必要な薬の補充をおこなう。オンライン処理することによって処方箋のまちがいや注文内容のミスを防ぐことができる。
特許請求の範囲
【請求項1】医薬品貯蔵部(104)とデータ・ネットワーク・インタフェース(120、123)とを有する薬品提供装置(100)から前記医薬品を調合するステップと(504)と、前記貯蔵部内の前記医薬品の消耗を検出するステップ(508)と、前記データ・ネットワーク・インタフェースを介して前記装置が連結するデータ・ネットワーク(240)を介して送られるデータ・メッセージ(300)として医薬品の補充を要求するステップ(510、512)と、を含む医薬品を提供する方法。
【請求項2】コントローラ(102)と、ある期間にわたって患者に対して調合される医薬品の貯蔵部(104)と、前記コントローラおよび前記貯蔵部に連結し、それらに応答して、前記コントローラからの信号に応答して前記貯蔵部から患者に医薬品を調合する薬品提供機構(108、109)と、前記コントローラに結合されたデータ・ネットワーク・インタフェース(120、122、123)とを含む医薬品提供装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療機器に関する。詳細には、本発明は、維持(maintenance)薬を投与するために使用される医療機器に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの人が慢性的な健康問題を患っており、その治療には、定期的に薬物を与える必要がある。糖尿病、喘息、てんかん、がん、さらにアレルギーなどの疾患の治療摂生(treatment regimen)には、患者の生存のために正確な量の薬物を定期的に与える必要がある。慢性薬物障害の治療には、しばしば、長期間にわたりかつ医師などの医療専門家によって指定された処方計画(regimen)に従った薬物の投与が必要である。また、精神科医や歯科医などの他の医療専門家も、比較的長期間にわたる定期的な摂取を必要とする薬物を処方する。
【0003】
【発明を解決するための課題】慢性病治療(chronic-illness treatment)で生じる1つの問題は、追加の医薬品を定期的に調達しなければならないことである。必要な薬を補充しなければならないことは、少なくとも、供給場所まで物理的に移動しなければならないことに加え、医師の指示または処方箋をもらってドラッグストアや薬局などの医薬品プロバイダに提示しなければならない場合には頭痛の種になる。製薬の調達を簡単にする方法および機器は、生活の質を改善し、慢性病を患う人々の医療レベルを改善することができる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、処方計画に基づいて作成されたデータメッセージをインターネット経由でオンラインで提供する。プロバイダ及び調合装置は、ネットワークインターフェースに連結し、薬品の補充を可能とする。また、医療サービスプロバイダは、電子的に患者に必要な薬の補充をおこなう。オンライン処理することによって処方箋のまちがいや注文内容のミスを防ぐことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、制御プロセッサ102(例えば、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、信号処理プロセッサ(DSP)、組合せ/順序ロジックおよびその等価物)を含むインテリジェント薬品提供装置100の簡略化したブロック図を示し、この制御プロセッサ102は、アドレス/データ/制御バス112により、医薬品貯蔵部104の医薬品制御弁または分配ゲート108を含むがそれらに限定されない周辺装置に動作可能に結合される。一例として、貯蔵部104は、医療専門家(すなわち、図示しない医者)の治療摂生(すなわち、処方)に従って患者に投与されるように意図された錠剤、液体、気体などの規制薬物または医薬品の蓄えを含むことができる。また、貯蔵部104は、やはり処方された治療摂生法によって使用される注射器、試薬テスト・ストリップ(例えば、血糖検査用)、抗ヒスタミン錠剤など必須でない補給品を蓄えることができる。特許請求の範囲の構成のため、患者に投薬しまたは患者が使用することができる薬物または消耗補給品を、今後、「医薬品」と呼ぶ。したがって、医薬品提供装置の機能は、医薬品を調合することである。
【0006】制御可能に調合することができる医薬品の1つの具体例は、抗ヒスタミン薬液のエーロゾルまたは霧状のミストである。インクジェットプリントヘッド技術を使用することによって、ソフトウェアの制御下で正確な量の液体(例えば、抗ヒスタミン薬、インシュリン)を制御可能に調合することができる。ある量の医薬品を使用するとき、貯蔵部に残っている量を容易に決定することができる。これにより、プロセッサは、医薬品の消耗を検出することができる。
【0007】図1に示したような薬品提供(delivery)装置において、処方計画(薬品調合装置100から医薬品を患者に与えるかまたは投与するスケジュールまたは環境)は、装置内のメモリ装置114に記憶されたコンピュータ・プログラム命令(および/または、データ)として実施される。また、プログラムの動作の元になるデータ・パラメータまたはプログラムの制御の元になるデータ・パラメータは、メモリ装置114に記憶される。コントローラ102は、プログラム命令を実行することによって、医者の処方計画により医薬品を確実に投与することができる。
【0008】例として、ROM/EEPROMメモリ114に記憶された(または、プロセッサ102自体のメモリ内に記憶することができる)プログラムが、所定の時間間隔(例えば、1時間に1回、1日に1回、1週間に1回)で、または患者の要求に基づく緊急用に、医薬品の一定量が貯蔵部104から、弁、(またはゲート、または調合機構)108を通って患者に運ばれる(例えば流れる)ようにするため、所定の長さの時間、弁、ゲートまたは他の分配機構108を開くことによって、貯蔵部104から患者に前述の抗ヒスタミン剤(「医薬品」の例)を投与することができる。
【0009】好ましい実施形態において、心拍数、血圧、血糖、体温、心電図、脳造影信号、および波形(ならびに、他の患者パラメータ)のセンサ109が、プロセッサに動作可能に結合され、患者の健康状態を示す実時間データ信号を提供する。そのような実施形態においては、患者の健康の最適な管理を実現するために、センサ109からフィードバックされる情報に応じたソフトウェアの制御下で、プロセッサ102による貯蔵部104からの治療薬の投与を調整することができる。
【0010】人間/表示インタフェース111は、アドレス/制御およびデータ・バス112を介してプロセッサ102に動作可能に結合される。実時間の状態情報(患者の生命徴候ならびに医薬品の可用性情報または医薬品提供の故障の検出)を、人間/表示インタフェース111上でオペレータに表示することができ、これは、簡略化するために一般に人間/表示インタフェース111であると考えられるCRTやLCDなどの画面として実施することができる。また、プロセッサ102は、ソフトウェア制御下で、機器の状態情報(バッテリ状態、時刻、診断状態)を表示することができる。
【0011】人間/表示インタフェースの一部として、キーボードや他の触覚入力装置または音声認識装置を使用して、診断ソフトウェアを実行する要求や貯蔵部内に残っている医薬品の量を表示する要求などの照会をプロセッサに入力することができる。また、キーボードや他の入力装置(例えば、押しボタン、ソフトキー)を使って医薬品投入を修正して、例えばアレルギー治療などの必要に応じた医薬品のボーラス(丸薬、bolus)を与える機能を提供することができる。
【0012】視覚障害者には、普通ならば表示される統計やその他の情報を、音声合成装置を使用して発音することができる。触覚/スイッチ入力装置の代わりに音声認識を使用することができる。残っている医薬品の量などの情報は、利用できないことを警告するためにきわめて重要なことがある。特許請求の範囲の構成のため、以上のヒューマン・インタフェースの実施態様はすべて、等価な「ヒューマン・インタフェース装置」であると考えられる。
【0013】貯蔵部104内の医薬品が消耗し、空になるかまたはほとんど空になると、患者の治療(および、患者の健康)が危険にさらされる場合がある。貯蔵部内の医薬品の蓄えが決して空にならないようにするために、以下に開示する方法および機器を使用して医薬品供給者からの医薬品補充を自動的に達成することができる。医薬品の補充が必要であると決定された後、補充品の調達は、以下に説明するように、医薬品提供装置100と医療サービスプロバイダ(例えば、医師)と医薬品プロバイダ(すなわち、薬局)の間で交換されるデータ通信を使用して自動的に達成することができる。換言すると、インテリジェント医薬品提供装置は、医薬品プロバイダ(例えば、薬局)か、追加の供給品または追加の供給品の注文を要求する医療サービスプロバイダ(すなわち、医師)に送られるデータ・メッセージとして医薬品の補充を求めることができる。
【0014】図5は、インテリジェント医薬品提供装置が医薬品を分配しかつ自動的に補充を達成することができる方法のステップの簡略化したブロック図を示す。ステップ502で、プロセッサ102は、プロセッサ102へのデータ値によって、あるいは物理的測定によって、貯蔵部の内容物のことを知らされる。ステップ504で最初の内容物が分かった(または、分かったと思われる)後、医薬品が、治療摂生に従って分配され、そのパラメータが、プロセッサ102に提供される。
【0015】医薬品が調合されるとき、ステップ502で決定されたような量の医薬品が、ステップ506で減分あるいは調整される。医薬品を使い終わるとき、ステップ508で、残っていると計算した量が、ステップ510における補充の要求を保証するのに少なすぎないかどうかを決定しなければならず、それに基づいて、ステップ512で、データ・メッセージを作成しデータ・ネットワークを介して送ることができる。
【0016】したがって、この開示および特許請求の範囲の構成のために、消耗を検出するプロセスは、計算ならびに測定を含む。図1に示し、本願明細書で説明している様々な構成要素の間の協動によって、特許請求の範囲の構成のため、消耗を検出するステップは、実際に空になったことを検出するステップも含むと考えられるべきである。
【0017】貯蔵部104内に残っている医薬品の量の決定は、様々な方法で行うことができる。貯蔵部104の医薬品の量は、貯蔵部104に補充するときにプロセッサ102で実行される制御プログラムで識別することができる。医薬品が調合されるとき、貯蔵部に残っている量を減算で計算して残っている量を求めることができる。残っている量を単位時間当りに分配する量で割ることにより、貯蔵部が空になる時間を、容易に算出することができる。貯蔵部内の医薬品を決定することができる他の方法には、貯蔵部(図示せず)の重量測定、超音波または機械式トランスデューサ(図示せず)による深さ測定、または貯蔵部104内の静圧測定があるが、これらに限定されない。医薬品を使い終わったことの決定は、本願明細書において開示し特許請求する発明の理解と密接な関係はない。追加の医薬品を必要とすることを決定した後で、以下に開示する方法および機器を使用することによって、医薬品提供装置、医療サービスプロバイダまたは医薬品プロバイダからの補充の達成を自動化することができる。
【0018】図2と関連して、コンピュータの分散ネットワーク200(パーソナル・コンピュータ、ワーク・ステーション、またはそのネットワークなど。これらはすべて、データ・ネットワーク・インタフェース機能とインターネット・ブラウザを適切に備えている)の簡略化したブロック図を示し、この分散ネットワーク200は、医療サービスプロバイダのコンピュータ210と、図1に示し(図1に参照数字100で示した)ような患者用医薬品提供装置220と、医薬品プロバイダのコンピュータ230とを含み、これらはすべて、データ・ネットワーク240に動作可能に結合されている。また、後で説明するように、保険プロバイダ、政府機関252または他の第三者のコンピュータは、図2に示したネットワーク200の一部でもよく、それにより、分配、支払い、請求および払戻し処理と関連したデータの医薬品供給処理を実時間で監視することができる。好ましい実施形態において、図2に示した様々なコンピュータを連結するデータ・ネットワーク240は、現在広く普及しているインターネットを含むが、ローカル・エリア・ネットワーク、トークンリング、またはファイルをコンピュータ間で共用できる他のネットワークを含むことができる。
【0019】米国や他の国の中では、政府機関によっていくつかの医薬品の販売および/または配布が規制あるいは制限されていることは周知である。米国内のそのような管轄区域内で配布が規制された医薬品の補充を調達するには、一般に、資格を持つ医療専門家(例えば、医師)から特定の薬品を提供する薬品プロバイダ(すなわち、薬局または薬剤師)への注文(「処方箋」としても知られる)を必要とする。米国内の医療専門家は、州機関によって認可されるため、ある州内の医師が別の州で医薬品の処方箋を発行するのは違法となる可能性がある。したがって、医者は、一般に、認可された管轄区域の外で医薬品を処方することは禁止される。自動化されたオンライン医薬品調合システムにおいて、例えば、医師による電子処方箋の発行が、どうもその医師が認可されている管轄区域の外の医者によって書かれたものであると解釈された場合には、薬品の使用を規制する州法への準拠の保証が問題になることがある。これと同様に、認可されていないかあるいは権限のない人による規制薬品などの医薬品の注文または処方箋の伝送は、医薬品プロバイダに民事責任および/または刑事責任がかかることがある。安全なデータ・メッセージを使用して薬品を「オンライン」注文することによって、違法な使用を最小にすることができる。例えば、以下に説明するような固有のセキュアな識別子を使用することによって、医薬品プロバイダは、データ・ネットワークを介して受け取った電子薬品注文が、本当に、医薬品を処方することを正式に認可された人から、医薬品プロバイダが所在しているか事業を行っている管轄区域内の患者に出されたものかどうかを決定することができる。おそらく医療専門家用のセキュアな識別子は、専門家を一意に識別し、容易には損なわれない。固有のセキュアな識別子の付いた医薬品注文を受け取った後、医薬品プロバイダは、その品物を患者に(速達サービス、郵政局、配送人などによって)提供することができる。医薬品を送る他に、特定の医薬品をどのようにいつ摂取または使用するかに関する医療サービス提供者の指示(すなわち指図)を提供して、それにより、医薬品が適切に使用されるようにする少なくともわずかな保証を提供し、さらに医薬品の使用あるいは規制医薬品の配布または販売を規制する様々な州法および連邦法を犯さないようにするある程度の保証を提供することができる。
【0020】特許請求の範囲の構成のため、「データ・メッセージ」という用語ならびにデータ・ネットワークによって送られ、受け取られ、または交換される任意の他の「データ」は、ファクシミリ伝送を含むように解釈されるべきでなく、これにより、印刷されたページの画像が、電子信号に変換され、この電子信号は、電話網による伝送のために変調された音声信号に変換される。本願明細書で使用されるように、「データ・メッセージ」は、ファックスや通話とは考えられず、その代わりとしてディジタル・コンピュータが送りかつ理解することができる真のデータ・メッセージである。
【0021】図2に関して、医療サービス提供者(例えば、図示していない医師)は、所定のデータ・メッセージを、モデム、イーサネット(登録商標)またはローカルエリア・ネットワーク・インタフェース、あるいはコンピュータがデータを送受信することができる他の機器のような適切なネットワークインターフェース214を介したインターネットに結合されたパーソナル・コンピュータ212(または、他のデータ端末)から送ることによって、インターネット(または、他のデータ・ネットワーク)を介した医薬品の配送を開始することができる。好ましい実施形態において、インターネット240を介したデータ・メッセージ(一般に、1つまたは複数のマルチバイト・データ・パケットを含む)によって、暗号化された(また、おそらくディジタル符号化された)データ・メッセージが医療サービスプロバイダのコンピュータ212から1つまたは複数の医薬品プロバイダのコンピュータ230に送られる。データ・メッセージを暗号化しかつ/またはディジタル符号化する際に、メッセージ自体は安全となり、特許請求の範囲の構成のため、安全なデータ・メッセージであると見なされる。「安全な処方箋データ・メッセージ」は、処方箋を使用して医薬品を調合する明確な目的のための安全なデータ・メッセージであると考えられる。セキュアなデータ・メッセージが医薬品プロバイダによって受け取られると、その医薬品プロバイダは、その注文に応じることを決定するか、あるいは代替の実施形態では、医薬品注文の推定の送信者からの別の(第2の)肯定承認(すなわち、確認)メッセージを要求することができる。特許請求の範囲の構成のため、「承認」メッセージは、健康管理サービス提供者(例えば、医師、病院)または患者からのものでよい。医薬品注文を確認する確認認承メッセージは、医薬品の注文が、正式に認可を受けている(許可されている)開業医から発行されたという保証を提供することができる。
【0022】医薬品注文承認メッセージは、パスワード交換、州認可番号など、医薬品プロバイダと医療サービスプロバイダの間の確認データ交換を含む様々な形をとることができる。また、そのような確認メッセージは、医薬品を注文している相手の真の識別を確立する医療サービスプロバイダと医薬品プロバイダの間の通話またはファクシミリ・メッセージの形をとることができる。例えば以上の方法のいずれか1つの手順を使用して注文を確認した後(特許請求の範囲の構成のため、医薬品注文の「正当性を立証する」プロセスであると見なされる)、注文が正当であるという高い確信を持ってその医薬品注文を医薬品プロバイダの在庫から充填することができる。
【0023】図3は、インターネットなどのデータ・ネットワーク240を介して医薬品を注文するために使用することができるデータ・メッセージ300の例を示す。当事者は、セキュリティーのないネットワークを介して機密データを安全に送信するために様々なメッセージ・フォーマットを使用することができることを理解されよう。図3のメッセージ300は、いくつかのデータ・フィールド内のいくつかの個別のデータ項目からなる。ヘッダ・ブロック301は、特定のデータ値または2進数字(ビット)パターンで符号化され、続くデータ項目が医薬品データ・メッセージ300であることを受信コンピュータ(例えば、212、232、242、252)に識別させる。ソース・アドレス302は、イーサネット(登録商標)・データ・パケットと同じように、メッセージが出されたコンピュータを一意に識別する。宛先アドレス304は、パケットが送られるコンピュータを一意に識別する。複数のパケット300が送られる例では、マルチパケット・メッセージのパケットを順序通りに受け取らなかった場合にマルチパケット・メッセージを再構成できるように、数字のパケット識別子305が必要なことがある。
【0024】注文またはメッセージ・テキスト306(例えば、投与量の指示)の後には、固有のデータ識別子308または安全な処方箋識別子が続き、その目的は、メッセージの発信者を識別することである。そのようなデータ伝送の当事者は、インターネットなどのデータ・ネットワークを介したメッセージの送信を様々な方法で達成できることを理解されよう。さらに、そのような送信のセキュリティは、損なわれる可能性がある。図3の図は、そのようなメッセージをどのようにフォーマットすることができるかの仮定的な例に過ぎない。したがって、少なくとも1つの注意深いセキュリティ対策は、メッセージ300を暗号化することと、意図した受取人へのメッセージの安全な提供を保証するのに役立つように暗号化の前か後に何種類かのディジタル署名を含めることである。
【0025】医療サービスプロバイダから医薬品プロバイダ(図3に示したような)への暗号化データ・メッセージは、特定の医薬品に関する少なくとも1つの法的に有効な処方箋または注文(投与量指示を含む)を含む。少なくとも1つの好ましい実施形態において、暗号化されたデータ・メッセージは、医療サービス提供者の固有識別子を含む。一例として、医療サービスプロバイダの固有識別子308は、政府機関、専門家組織または医薬品プロバイダから発行され、または生成され得られた複数桁または複数文字のコード・ワードを含む。値を識別子として維持するために、医療サービス提供者を識別するコード・ワードは、医療サービスプロバイダと発行者だけに分かっていることが好ましい。
【0026】医薬品調合注文に固有の識別子を含めることによって、医薬品プロバイダ(すなわち、薬局または薬剤師)は、受け取った規制医薬品の電子注文が、実際に、法的資格を有する医療サービスプロバイダ、例えば医師から出されたものであることの少なくともわずかな保証を有することができる。医薬品プロバイダは、注文に応じる前に、適法の健康管理プロバイダが適法の目的のために依頼してきたことをある程度確信することができる。
【0027】図2を参照すると、インターネット240を介した医療サービスプロバイダと医薬品プロバイダと患者の間のデータ転送は、いくつかの方法で行うことができる。1つの方法には、ウェブ・ホストによる通信がある。一例として、医薬品プロバイダは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)メッセージを使用して医薬品の注文を送ることができるウェブ・サイトを主催することができる。ウェブ・サイト(例として232)を直接的または間接的に「主催する」コンピュータ(例えば、サーバ)をプログラムして、(ウェブ・ブラウザを使用して)医療サービスプロバイダのコンピュータ212から「ウェブ・サイト」に送られるデータ・メッセージ(ASCII文字と数字データ)を受け入れまたは読み込むことができる。データ・ネットワークに結合されたコンピュータ間のデータ転送を使用して医薬品を注文できるもう1つの方法は、図3に示したようなデータ・パッケージからなる「電子メール」メッセージによるものである。
【0028】健康管理プロバイダがデータ・メッセージを送信する他に、患者のインテリジェント医薬品提供装置が、インターネットや他のデータ・ネットワーク240を介して1つまたは複数の医薬品プロバイダのコンピュータまたはコンピュータ・ネットワーク232、242に医薬品の補充を要求する電子医薬品注文メッセージ300を送ることによって(すなわち、入札プロセスと類似した)、医薬品補充の自動調合を実現することができる。図2に示したように、データ・ネットワーク240を介して、安全な電子処方箋注文(Rx)を医療サービスプロバイダから医薬品提供装置(図2の220)、医薬品プロバイダ230、または他の第三者のコンピュータ252に送ることができる。今日の医薬品処方箋に記入するのとほぼ同じ方法で(すなわち、医師が、患者に処方箋を提供し、次にその患者が自分で医薬品を調達する)、電子医薬品注文書を医師や他の健康管理サービス提供者のコンピュータ212から発行し、インテリジェント医薬品提供装置220に送ることができる。薬品提供装置220から、電子注文書を、データ・ネットワーク240を介して、保険プロバイダ252または医薬品プロバイダ232、242を含む実質的に任意の場所に送ることができる。そのようなシナリオにおいて、医薬品の電子注文書の正当性検査は、インテリジェント薬品提供装置あるいは医薬品プロバイダのコンピュータ232、242で、データ・ネットワーク240を介して医療サービスプロバイダのコンピュータ212を照会し、(セキュリティ・コードを要求し受け取ることによって)患者を介して受け取った推定注文の正当性を確認または再確立することによって行うことができる。
【0029】前述のシナリオと同じように、インテリジェント薬品提供装置は、複数の納入業者からの競争入札を要求するか、または状況証拠として明示的注文を送ることができる。複数の医薬品プロバイダ232、242に入札または見積書(例えば、図3に示したフォーマットの)の要求を送る際、患者および/またはその患者の医者は、金銭的節約、良質または迅速な提供サービス、1つまたは複数の特定供給業者からの優遇支払い条件、あるいは特定の医薬品納入業者と取引を行うことを決定する理由となる他の魅力の組合せを実現させることができる。医療サービス提供者から納入業者に送られるメッセージが、補充のための明示的注文であったか見積もりまたは入札の要求であったかにより、医薬品プロバイダは、メッセージ300を受け取ったとき、そのメッセージの送信者に、電子医薬品注文の正当性の確認の要求を適切に含む、サービスプロバイダからの注文/要求メッセージを受け取ったというという適切な応答データ・メッセージで応えることができる。その後で、見積もりの要求に応じて、納入業者が医薬品を提供できる価格および/または納期を含む条件を提供することができる。
【0030】医薬品プロバイダのコンピュータ(232,242)は、医療サービスプロバイダに応答を送る他に、ネットワーク240を介して患者の医薬品提供装置(220)または医療サービスプロバイダ212に応答メッセージを送って、注文300の両方の側に履行または拒否を通知することができる。前に説明したように、応答メッセージは、プロバイダへの注文の合法性を確認するために推定メッセージ発信者から確認を要求することができる。さらに、インテリジェント医薬品提供装置220に、助言メッセージと確認要求を送ることもできる。
【0031】医療サービス提供者は、複数の医薬品プロバイダに入札または見積もりの要求を送る代わりに、医薬品補充に関して特定のプロバイダに指示注文を送ることができる。医薬品プロバイダは、指示メッセージ(および、固有識別子308による注文の正当性検査)を受け取ると、メッセージ発信者に応えて、適切な肯定応答メッセージを送り、次に補給品を直接患者に出荷する。さらにもう1つの代替の実施形態において、健康管理サービス提供者に補充出荷を行うことができる。
【0032】また、医薬品補充の自動調合は、患者のインテリジェント薬品提供装置が、インターネット(または他のデータ・ネットワーク)240を介して医薬品プロバイダのコンピュータまたはコンピュータ・ネットワーク232、242に、補充を要求する暗号化データ・メッセージに300を送信することによって実現することもできる。実際には医療サービスプロバイダのコンピュータ212から出され、データ・ネットワーク240を介して薬品提供装置220に送られた医薬品注文書(Rx)は、インテリジェント薬品提供装置220から供給業者に送ることができる。そのようなシナリオにおいて、注文の正当性検査は、インテリジェント薬品提供装置または医薬品プロバイダのコンピュータ232、242が行うことができ、それにより、データ・ネットワーク240を介して医療サービスプロバイダのコンピュータ212に照会し、患者を介して受け取った推定注文の正当性を確立することができる。複数の納入業者に電子注文を送ることによって、インテリジェント薬品提供装置は、複数の納入業者からの競争入札を求めることができ、または状況証拠として明示的注文を送ることができる。
【0033】図1を参照すると、データ・ネットワーク240(図2に示した)とインテリジェント医薬品提供装置の間のデータ通信は、医薬品提供装置100とデータ・ネットワーク240の間の適切なネットワーク・インタフェースを経由する。図1において、プロセッサ102は、アドレス/データ/制御バス112を介して入出力ポート118と通信する。入出力ポート118は、任意の双方向インタフェースでよく、プロセッサ(装置100を動作する記憶プログラムを実行する)と「外界」との間の通信インタフェースを提供し、この通信インタフェースは、イーサネット(登録商標)(ローカルエリアネットワーク)LANカードや、インターネットなどのデータ・ネットワーク240との間でメッセージを交換する他の機構など、無線データ・インタフェース120(一般に双方向無線データ・リンク)と有線ネットワーク・インタフェース123の少なくともどちらかを介してアクセスされる。インテリジェント医薬品提供装置の少なくとも1つの代替実施形態は、PC(図示せず)が、医薬品提供装置100への事実上のネットワーク・インタフェースとして動作するように、パーソナル・コンピュータに汎用の直列および並列インタフェース122を提供する。
【0034】オンライン薬品注文および提供システムを提供する際、(少なくともある一定の医薬品の販売と配布が規制されている管轄区域における)本発明の少なくとも1つの重要な態様は、注文の正当性検査と、注文正当性を決定した際の注文の自動承認である。自動承認と自動正当性検査は、安全な処方箋識別子すなわち「PID:prescription identifier」の使用により可能にされる。前述のように、医療サービスプロバイダの固有識別子308は、電子薬品注文にわずかのセキュリティを提供する。他の実施形態は、リモート・キーレス・エントリ・システムで行われるデータ交換と似た擬似ランダム生成パスワードの交換を含むことができる。そのようなシステムでは、モーフォブにおけるプロセッサが、押しボタン・スイッチを押すたびに複数桁のキーワードを生成する所定のアルゴリズムを実行する。ホスト・システムによって実行されるアルゴリズムの複製により、受け取った複数桁キーワードが、同じアルゴリズムを使って計算された複数桁キーと比較される。受け取ったキーワードが、計算したキーワードと一致した場合は、規制スペースへのアクセスが許可される。電子処方箋の正当性検査は、類似の方式で達成することができる。
【0035】図3に示したメッセージの形の電子処方箋は、計算した安全な識別データでフォーマットすることができる。プロバイダ242が注文を受け取ると、医薬品プロバイダは、安全な識別データを計算しなおし、受け取った識別子が計算した識別子と一致していると判定した場合は、受け取ったメッセージが正当であると結論付ける。
【0036】図4は、オンライン医薬品注文方法400のステップの簡略化したブロック図を示す。ステップ402で、医師が、電子メッセージすなわち「電子処方箋」メッセージを生成し、そのメッセージに正当性検査キーまたはパスワードを付ける。ステップ404で、電子処方箋が、データ・ネットワークを介して、電子メール添付ファイル、ウェブホスト通信、FTP、その他のファイル転送方法を使用して1つまたは複数の医薬品プロバイダに送られる。
【0037】ステップ406で電子処方箋を受け取ると、受取人の各医薬品プロバイダが、任意に、ステップ408に示したように入札/見積もりで応答するか、または電子処方箋が単に補充のためであった場合は、注文を受け取りそれに応じたことの確認メッセージで応答することができる。
【0038】ステップ410で、電子処方箋が、患者の医薬品提供装置に到着したことが示される。少なくとも1つの実施形態において、患者は、電子入札(ステップ408)で提示された条件を受け入れるか拒否することができ、それによりどの供給業者と取引するかを選択することができる。患者が望む場合は、ステップ412で、医薬品提供装置100内のソフトウェアが、自動的に、クレジットカード口座番号または電子資金決済機関の形で支払いデータをプロバイダに提供することができる。提供された品物の代金の支払前に、プログラミング・ソフトウェアは、支払い発行前の必要要件としていくつかの最低条件を設定することができる。
【0039】支払いまたは許可または受諾を受け取った後で(ステップ414で)、医薬品プロバイダは、ステップ416で示したように、注文補給品の出荷を準備し実行することができる。
【0040】ステップ418で、供給業者が患者の条件を受け入れるかどうかを決定できるようにするために、患者は、医薬品プロバイダに自分の取引条件を送るように決めることができる。この種の逆オークション型の取引は、医薬品プロバイダが、消費者または消費者の健康管理プロバイダによって設定された条件に基づいて取引を競争することを要求されるという点で、患者にいっそう大きな経済的利益を提供することができる。
【0041】医療費の管理に精通した人は、保険業者から負わされる医療費を常に監視し管理する本願明細書に開示された方法および機器の能力を理解するであろう。図2に示したように、オンライン医薬品注文の発行と履行において、単にメッセージを保健業者のコンピュータ252にアドレス指定するか、そのメッセージを医薬品プロバイダが送受信するデータ・メッセージと共に複製することによって、保健業者のコンピュータ252を含めることができる。そのようなシステムでは、通常の慣例的な金額または妥当な額を超える医薬品の料金をすぐに識別することができる。さらに、医療保険によって支払われる取引の場合は、医者と患者と薬局の間で交換される電子的伝送によって、実際の支払いを早めることができる。したがって、電子取引に保険プロバイダを含めることにより、保険プロバイダに取引の詳細を知らせることによって支払いを達成することができる。さらに、保険プロバイダに取引の詳細を知らせる際、保険プロバイダは、例えば、いわゆる有名ブランドの医薬品の代わりにノーブランドの医薬品が供給された場合には、提供される利益を修正することができる。保険プロバイダに提供される取引の支払いのすべての態様または費用の償還は、支払い作業に含まれると見なされる。
【0042】インターネットのほぼ瞬時のデータ転送能力とほぼ普遍的な使用可能性を利用することによって、健康管理製品の一定供給を容易に維持することができる。セキュアな電子処方箋を使用してオンラインで医薬品を自動的に注文することによって、患者の治療を中断なしに維持することができる。さらに、前述のようなセキュアなデータ転送を使用することによって、そのような補給品の支払いを、そのような取引の当事者間の電子データ転送として実施することができる。取引のすべての態様に保険プロバイダと政府規制当局を含めることができ、被保険者への償還が促進され、法規制遵守に関する政府による取引の監視が実現される。
【0043】以上、本発明の実施例について詳述したが、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
(実施態様1)前記医薬品補充の要求ステップはさらに前記装置が連結するデータ・ネットワークを介して送られるセキュリティーが施されたデータ・メッセージ(300)によって提供されることを特徴とする前項1に記載の方法。
(実施態様2)前記医薬品補充の要求ステップは、データメッセージ注文として提供され、前記データ・メッセージ(300)をデータ・ネットワーク(240)を介して、前記装置(100)から健康管理サービスプロバイダ(210)と、医薬品プロバイダ(232)と、保険プロバイダ(252)と、のうちの少なくとも1つに送るステップを含み、前記装置(100)からの前記データ・メッセージ(300)が、前記医薬品を要求している患者と医薬品費用と特定医薬品の識別と医薬品プロバイダとのうちの少なくとも1つを識別する前項1に記載の方法。
(実施態様3)保険プロバイダに前記データ・メッセージ注文を送るステップにおいて、前記保険プロバイダ(252)が前記医薬品補充の支払いを許可する追加の段階を含む前項3に記載の方法。
(実施態様4)医薬品を電子的に調合する方法であって、データ・ネットワーク(240)を介して医療サービスプロバイダ(210)から、患者のインテリジェント医薬品提供装置(220)と医薬品プロバイダ(232)のうちの少なくとも1つに前記安全な処方箋データ・メッセージ内に前記医療サービスプロバイダによって指定された処方計画に従って前記患者に医薬品を調合する処方箋データ・メッセージ(300)を送ることを(404)を含む方法。
(実施態様5)データ・ネットワーク(240)を介して医療サービスプロバイダのコンピュータ(210)から少なくとも1つの医薬品プロバイダのコンピュータ(232、242)に、医薬品を患者に調合するための安全な処方箋データ・メッセージ(300)を送るステップを含み、前記安全な処方箋データ・メッセージが、投与量の指示を含むことを特徴とする医薬品を電子的に調合する方法。
(実施態様6)データ・ネットワークを介してデータ・メッセージを前記医薬品プロバイダのコンピュータから患者のインテリジェント薬品提供装置に送り、前記医療サービスプロバイダの指示に従って前記医薬品を投与するように前記装置に指示するステップをさらに含む前項6に記載の方法。
(実施態様7)前記データ・ネットワーク・インタフェースを介して、データ・メッセージ(300)をデータ・ネットワーク(240)上で、健康管理サービスプロバイダ(210)と医薬品プロバイダ(232)の少なくとも1つに送ることができるデータ・ネットワーク・インタフェース(123)を含み、前記装置からの前記データ・メッセージ(300)が、前記医薬品を要求している前記患者と前記特定の医薬品の同一性を識別する前項8に記載の医薬品提供装置。
(実施態様8)前記データ・ネットワーク・インタフェースを介して、データ・メッセージをデータ・ネットワーク上で健康管理サービスプロバイダ(210)と医薬品プロバイダ(232、242)との少なくとも1つから受け取ることができるデータ・ネットワーク・インタフェース(123)を含み、前記医薬品調合装置への前記データ・メッセージ(300)が、前記医薬品を要求している前記患者と、前記特定の医薬品の同一性を識別する請求項8に記載の医薬品提供装置。




 

 


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