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発明の名称 データ送信装置、データ送信先登録方法ならびにデータ送信先登録プログラムおよびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−37686(P2003−37686A)
公開日 平成15年2月7日(2003.2.7)
出願番号 特願2001−225156(P2001−225156)
出願日 平成13年7月25日(2001.7.25)
代理人 【識別番号】100072349
【弁理士】
【氏名又は名称】八田 幹雄 (外4名)
【テーマコード(参考)】
5C062
5C075
5K101
【Fターム(参考)】
5C062 AA02 AA14 AA29 AA35 AB38 AB42 AC22 AC23 AC42 AF02 AF03 AF12 BD09 
5C075 AB90 BA08 CF90 FF90
5K101 KK01 KK02 KK20 LL01 LL02 LL03 LL05 LL12 NN03 NN18 RR12 RR27
発明者 西山 淳一
要約 課題
特定のユーザしか利用しない送信先が登録されてしまうことがなく、共用の送信先リストの使い勝手を悪化させずに送信先の自動登録による送信先入力の簡略化を達成しうるデータ送信装置およびデータ送信先登録方法を提供する。

解決手段
スキャナ11は、送信先を登録したリストであってユーザが共有して利用する共有送信先リストと、送信先を登録したリストであってユーサ゛別に利用する複数のユーザ別送信先リストとを有している。ユーサ゛によりデータを送信するための送信先の入力を受け付けると、前記送信先が前記ユーサ゛ユーサ゛別送信先リストに登録されているか否かを判別し、前記送信先が前記ユーサ゛ユーサ゛別送信先リストに登録されていない場合に、前記送信先が所定数以上のユーサ゛別送信先リストに登録されているか否かを判別し、前記送信先が所定数以上のユーサ゛別送信先リストに登録されている場合に、前記送信先を前記共有送信先リストに登録し、前記送信先が所定数以上のユーサ゛別送信先リストに登録されていない場合に、前記送信先を前記ユーサ゛ユーサ゛別送信先リストに登録する。
特許請求の範囲
【請求項1】 送信先を登録したリストであってユーザが共有して利用する共有送信先リストを記憶する共有送信先リスト記憶手段と、送信先を登録したリストであってユーザ別に利用する複数のユーザ別送信先リストを記憶するユーザ別送信先リスト記憶手段と、データを送信する特定の送信先の入力を受け付ける送信先入力手段と、前記特定の送信先にデータを送信するデータ送信手段と、前記特定の送信先が前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録されているか否かを判別する第1の送信先登録判別手段と、前記特定の送信先が前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録されていない場合に、前記特定の送信先を前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録する第1の送信先登録手段と、を有することを特徴とするデータ送信装置。
【請求項2】 前記特定の送信先が前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録されていない場合に、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されているか否かを判別する第2の送信先登録判別手段と、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されている場合に、前記特定の送信先を前記共有送信先リストに登録する第2の送信先登録手段とをさらに有し、前記第1の送信先登録手段は、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されていない場合に、前記特定の送信先を前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録することを特徴とする請求項1に記載のデータ送信装置。
【請求項3】 前記特定の送信先を前記共有送信先リストに登録した場合に、前記特定の送信先が登録されているユーザ別送信先リストから前記特定の送信先を削除する送信先削除手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載のデータ送信装置。
【請求項4】 前記特定の送信先を削除したユーザ別送信先リストにかかるユーザの送信先に前記特定の送信先を削除した旨の通知を送信する送信先削除通知送信手段をさらに有することを特徴とする請求項3に記載のデータ送信装置。
【請求項5】 前記特定の送信先を前記共有送信先リストに登録した場合に、前記特定の送信先が登録されているユーザ別送信先リストにかかるユーザの送信先に前記特定の送信先を削除するか否かの問合せを送信する送信先削除問合せ送信手段と、前記問合せの送信にかかるユーザの送信先から前記特定の送信先を削除する旨の返信を受信する送信先削除返信受信手段とをさらに有し、前記送信先削除手段は、前記問合せの送信にかかるユーザの送信先から前記特定の送信先を削除する旨の返信を受信した場合に、前記返信にかかるユーザのユーザ別送信先リストから前記特定の送信先を削除することを特徴とする請求項3に記載のデータ送信装置。
【請求項6】 送信先を登録したリストであってユーザが共有して利用する共有送信先リストを記憶する段階(1)と、送信先を登録したリストであってユーザ別に利用する複数のユーザ別送信先リストを記憶する段階(2)と、データを送信する特定の送信先の入力を受け付ける段階(3)と、前記特定の送信先にデータを送信する段階(4)と、前記特定の送信先が前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録されているか否かを判別する段階(5)と、前記特定の送信先が前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録されていない場合に、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されているか否かを判別する段階(6)と、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されている場合に、前記特定の送信先を前記共有送信先リストに登録する段階(7)と、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されていない場合に、前記特定の送信先を前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録する段階(8)と、を有することを特徴とするデータ送信先登録方法。
【請求項7】 送信先を登録したリストであってユーザが共有して利用する共有送信先リストを記憶する手順(1)と、送信先を登録したリストであってユーザ別に利用する複数のユーザ別送信先リストを記憶する手順(2)と、データを送信する特定の送信先の入力を受け付ける手順(3)と、前記特定の送信先にデータを送信する手順(4)と、前記特定の送信先が前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録されているか否かを判別する手順(5)と、前記特定の送信先が前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録されていない場合に、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されているか否かを判別する手順(6)と、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されている場合に、前記特定の送信先を前記共有送信先リストに登録する手順(7)と、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されていない場合に、前記特定の送信先を前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録する手順(8)と、をデータ送信装置に実行させることを特徴とするデータ送信先登録プログラム。
【請求項8】 請求項7に記載のデータ送信先登録プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ送信装置およびデータ送信先登録方法に関する。詳しくは、特定のユーザしか利用しない送信先が登録されてしまうことがなく、共用の送信先リストの使い勝手を悪化させずに送信先の自動登録による送信先入力の簡略化を達成しうるデータ送信装置およびデータ送信先登録方法である。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナやファクシミリ装置等のデータ送信装置において、データ送信時に入力した送信先を自動的に送信先リストに登録することにより、予め煩雑な送信先の登録を行わずとも次回送信時からの送信先入力を簡略化し得るデータ送信先の登録方法が提案されている。例えば、特開平5−48862号公報には、所定回数送信した送信先電話番号を自動的にワンタッチダイアルに登録するファクシミリ装置が記載されている。
【0003】しかし、このようなデータ送信装置では、特定のユーザが同じ送信先に所定回数送信すると自動的に送信先リストに登録されてしまうので、特定のユーザしか利用しない送信先がユーザで共用する送信先リストに多数登録されてしまい、送信先リストの使い勝手が悪くなりその利便性が失われてしまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術の有する問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、特定のユーザしか利用しない送信先が登録されてしまうことがなく共用の送信先リストの使い勝手を悪化させずに送信先の自動登録による送信先入力の簡略化を達成しうるデータ送信装置およびデータ送信先登録方法を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、所定数のユーザが利用する送信先のみを共用の送信先リストに登録することにより、利便性の高い共用の送信先リストを構築しうるデータ送信装置およびデータ送信先登録方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
【0007】(a) 送信先を登録したリストであってユーザが共有して利用する共有送信先リストを記憶する共有送信先リスト記憶手段と、送信先を登録したリストであってユーザ別に利用する複数のユーザ別送信先リストを記憶するユーザ別送信先リスト記憶手段と、データを送信する特定の送信先の入力を受け付ける送信先入力手段と、前記特定の送信先にデータを送信するデータ送信手段と、前記特定の送信先が前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録されているか否かを判別する第1の送信先登録判別手段と、前記特定の送信先が前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録されていない場合に、前記特定の送信先を前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録する第1の送信先登録手段と、を有することを特徴とするデータ送信装置。
【0008】(b) 前記特定の送信先が前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録されていない場合に、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されているか否かを判別する第2の送信先登録判別手段と、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されている場合に、前記特定の送信先を前記共有送信先リストに登録する第2の送信先登録手段とをさらに有し、前記第1の送信先登録手段は、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されていない場合に、前記特定の送信先を前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録することを特徴とする(a)に記載のデータ送信装置。
【0009】(c) 前記特定の送信先を前記共有送信先リストに登録した場合に、前記特定の送信先が登録されているユーザ別送信先リストから前記特定の送信先を削除する送信先削除手段をさらに有することを特徴とする(b)に記載のデータ送信装置。
【0010】(d) 前記特定の送信先を削除したユーザ別送信先リストにかかるユーザの送信先に前記特定の送信先を削除した旨の通知を送信する送信先削除通知送信手段をさらに有することを特徴とする(c)に記載のデータ送信装置。
【0011】(e) 前記特定の送信先を前記共有送信先リストに登録した場合に、前記特定の送信先が登録されているユーザ別送信先リストにかかるユーザの送信先に前記特定の送信先を削除するか否かの問合せを送信する送信先削除問合せ送信手段と、前記問合せの送信にかかるユーザの送信先から前記特定の送信先を削除する旨の返信を受信する送信先削除返信受信手段とをさらに有し、前記送信先削除手段は、前記問合せの送信にかかるユーザの送信先から前記特定の送信先を削除する旨の返信を受信した場合に、前記返信にかかるユーザのユーザ別送信先リストから前記特定の送信先を削除することを特徴とする(c)に記載のデータ送信装置。
【0012】(f) 送信先を登録したリストであってユーザが共有して利用する共有送信先リストを記憶する段階(1)と、送信先を登録したリストであってユーザ別に利用する複数のユーザ別送信先リストを記憶する段階(2)と、データを送信する特定の送信先の入力を受け付ける段階(3)と、前記特定の送信先にデータを送信する段階(4)と、前記特定の送信先が前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録されているか否かを判別する段階(5)と、前記特定の送信先が前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録されていない場合に、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されているか否かを判別する段階(6)と、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されている場合に、前記特定の送信先を前記共有送信先リストに登録する段階(7)と、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されていない場合に、前記特定の送信先を前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録する段階(8)と、を有することを特徴とするデータ送信先登録方法。
【0013】(g) 送信先を登録したリストであってユーザが共有して利用する共有送信先リストを記憶する手順(1)と、送信先を登録したリストであってユーザ別に利用する複数のユーザ別送信先リストを記憶する手順(2)と、データを送信する特定の送信先の入力を受け付ける手順(3)と、前記特定の送信先にデータを送信する手順(4)と、前記特定の送信先が前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録されているか否かを判別する手順(5)と、前記特定の送信先が前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録されていない場合に、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されているか否かを判別する手順(6)と、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されている場合に、前記特定の送信先を前記共有送信先リストに登録する手順(7)と、前記特定の送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されていない場合に、前記特定の送信先を前記特定の送信先の入力にかかるユーザのユーザ別送信先リストに登録する手順(8)と、をデータ送信装置に実行させることを特徴とするデータ送信先登録プログラム。
【0014】(h) (g)に記載のデータ送信先登録プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の第1の実施形態にかかるデータ送信装置を含むデータ送信システムの全体構成を示すブロック図である。本実施形態にかかるデータ送信システムは、データ送信装置としてのスキャナ11と、データ受信者の利用するパソコン21、および登録ユーザの利用するパソコン22とを備え、これらは通信ネットワーク30を介して相互に通信可能に接続されている。なお、通信ネットワーク30に接続される機器の種類および台数は、図1に示す例に限定されない。
【0017】図2は、本実施形態にかかるスキャナ11の構成を示すブロック図である。図2において、スキャナ11は、CPU111、ROM112、RAM113、ハードディスク114、操作パネル部115、原稿読取部116、およびネットワークインタフェース117を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス118を介して相互に接続されている。
【0018】CPU111は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理等を行う。ROM112は、各種プログラムやパラメータを格納する。RAM113は、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。ハードディスク114は、各種プログラムやパラメータを格納し、または原稿を読み取って得られた画像データ等を一時的に保存するために使用される。本実施形態において、スキャナ11は後述する所定の動作を行うが、このためのスキャナ11の動作を制御するプログラムは、ROM112またはハードディスク114に格納されている。
【0019】操作パネル部115は、各種情報が表示される液晶タッチパネル、数字等を入力するテンキー、動作の開始を指示するスタートキー、動作の停止を指示するストップキー、各種設定条件を初期化するリセットキー等を備えている。
【0020】原稿読取部116は、所定の読み取り位置にセットされた原稿に蛍光ランプ等の光源で光を当て、その反射光をCCDやCIS等の受光素子で光電変換して、その電気信号から画像データ(ビットマップデータ)を生成する。原稿読み取り部116は、自動原稿搬送装置(ADF)を備えていてもよく、これにより複数枚の原稿をADFにより一枚ずつ所定の読み取り位置まで搬送して順次読み取ることができる。
【0021】ネットワークインタフェース117は、ネットワークに接続しネットワーク上の他の機器と通信するためのインタフェースであり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格が用いられる。
【0022】パソコン21および22は、データ通信機能を有するコンピュータであり、ネットワークインタフェースにより通信ネットワーク30と接続されている。本実施形態では、スキャナ11はデータ送信方法として電子メールを用いるため、パソコン21および22は電子メール送受信機能を有する。なお、スキャナ11とパソコン21および22との電子メールのやり取りは、互いの電子メールサーバを介して行われるが、かかる電子メールサーバは通信ネットワーク30に含まれるものとして図示していない。
【0023】通信ネットワーク30は、電話網、ISDN、パケット交換網等の公衆網、およびLAN、WAN、インターネット等のコンピュータネットワークを含むものである。
【0024】図3は、本実施形態におけるスキャナ11の画像データ送信処理の手順を示すフローチャートである。図3において、スキャナ11は、ハードディスク114に記憶している共有送信先リストをRAM113に読み出し、操作パネル部115に表示する。ここで、本発明における送信先とは、データ送信装置が採用するデータ送信方法においてデータ送信先を特定するための宛先であり、データ送信方法が電子メールの場合はデータ受信者の電子メールアドレス、電話、ファクシミリ、モデムと公衆回線を介した通信、TAとISND回線を介した通信等の場合はデータ受信者の電話機、ファクシミリ装置、モデム、TA等にかかる回線番号、コンピュータネットワークを介したルーティングによる通信の場合は、データ受信者のパソコン等の通信装置のIPアドレス、MACアドレス等をいう。共有送信先リストとは、かかる送信先を登録したリストであってユーザが共通で利用する形態のものをいう。本実施形態においては、スキャナ11は、原稿を読み取って取得した画像データを通信ネットワーク30を介して電子メールによりデータ受信者のパソコン21に送信するものであり、この場合の送信先はパソコン等の通信機器を操作するデータ受信者の電子メールアドレスである。
【0025】図4は、操作パネル部115のタッチパネルに表示される共有送信先リストの画面の一例を示す図である。図4において、共有送信先リスト表示画面41には複数の仮想キーが表示されている。送信先選択キー411は共有送信先リストに登録された送信先を選択するためのキーであり、送信キー412は画像データを送信するためのキーである。また、ユーザ別送信先リストキー413はユーザ別送信先リストを表示させるキーであり、直接入力キー414は送信先を直接入力するための画面を表示させるキーである。
【0026】図3において、スキャナ11は、送信先の選択、ユーザ別送信先リストの表示要求、または送信先の直接入力要求の入力があるまで待機する(S102のNO、S106のNOおよびS111のNO)。共有送信先リスト表示画面41においてユーザが送信先選択キー411を押すと、スキャナ11は送信先の選択の入力を受け付けて(S102のYES)、ついで画像データの送信命令の入力があるまで待機する(S103のNO)。そして、ユーザが送信キー412を押すと、スキャナ11は画像データの送信命令の入力を受け付けて(S103のYES)、所定の読取位置にセットされた原稿を読み取って画像データを取得する(S104)。ついで、ステップS102で受け付けた送信先に、得られた画像データを電子メールにより送信する(S105)。当該送信先にかかるデータ受信者は、パソコン21を操作して電子メールを受信し画像データを取得する。
【0027】一方、共有送信先リスト表示画面41においてユーザがユーザ別送信先リストキー413を押すと、スキャナ11はユーザ別送信先リストの表示要求の入力を受け付けて(S106のYES)、ついで、操作パネル部114にユーザ名およびパスワードの入力画面を表示して、ユーザ名およびパスワードの入力を受け付け(S107)、ハードディスク114に記憶している登録ユーザリストと照合してユーザ認証を行う。入力されたユーザ名およびパスワードが登録ユーザリストと一致しない場合は(S108のNO)、再度ユーザ名およびパスワード入力画面を表示して、正しいユーザ名およびパスワードが入力されるのを待つ。入力されたユーザ名およびパスワードが登録ユーザリストと一致する場合は(S108のYES)、ハードディスク114に記憶している当該ユーザのユーザ別送信先リストをRAM113に読み出し、操作パネル部115に表示する(S109)。
【0028】ここで、ユーザ別送信先リストとは、送信先を登録したリストであって特定の登録ユーザが利用する形態のものをいう。本実施形態では登録ユーザの認証を行うものであるが、必ずしも認証を必要とするものではなく、パスワードの入力なしに選択によりユーザ別送信先リストを表示できる構成としてもよい。図5は、操作パネル部115のタッチパネルに表示されるユーザ別送信先リストの画面の一例を示す図である。図5において、ユーザ別送信先リスト表示画面42には、ユーザ別送信先リストに登録された送信先を選択するための送信先選択キー421、画像データを送信するための送信キー422等が表示されている。
【0029】ついで、スキャナ11は、送信先の選択があるまで待機し(S110のNO)、送信先選択キー421の押下による送信先の選択の入力を受け付けると(S110のYES)、送信キー422の押下による画像データの送信命令の入力を待って(S103)、所定の読取位置にセットされた原稿を読み取って画像データを取得し(S104)、得られた画像データを指定送信先に電子メールにより送信する(S105)。
【0030】一方、共有送信先リスト表示画面41においてユーザが直接入力キー414を押すと、スキャナ11は送信先の直接入力要求を受け付けて(S111のYES)、操作パネル部115に送信先を登録するか否か選択をさせるための画面を表示する。そして、送信先を登録しない旨の選択の入力を受け付けると(S112のNO)、操作パネル部115に図6に示すような送信先の入力画面43を表示して、送信先の入力があるまで待機する(S113のNO)。ユーザが操作パネル部115のテンキーやタッチパネルに表示した仮想キーボード等を操作して送信先入力フィールド431に送信先を入力すると、スキャナ11は送信先の入力を受け付けて(S113のYES)、送信キー432の押下による画像データの送信命令の入力を待って(S103)、所定の読取位置にセットされた原稿を読み取り(S104)、得られた画像データを入力された送信先に電子メールにより送信する(S105)。
【0031】ステップS112で送信先を登録する旨の選択の入力を受け付けると(S112のYES)、操作パネル部114にユーザ名およびパスワードの入力画面を表示して、ユーザ名およびパスワードの入力を受け付け(S114)、ハードディスク114に記憶している登録ユーザリストと照合してユーザ認証を行う。入力されたユーザ名およびパスワードが登録ユーザリストと一致する場合に(S115のYES)、操作パネル部114に図6に示すような送信先の入力画面43を表示して送信先の入力を受け付け(S116)、画像データの送信命令の入力を待って(S117)、所定の読取位置にセットされた原稿を読み取る(S118)。そして、得られた画像データを入力された送信先に電子メールにより送信し(S119)、画像データの送信が完了したら、送信先の登録処理を行う(S120)。
【0032】図7は、本実施形態におけるスキャナ11の送信先登録処理の手順を示すフローチャートである。図7において、スキャナ11は、まずハードディスク114に記憶している共有送信先リストをRAM113に読み出し、上記送信先の入力受け付けの手順(S116)で入力を受け付けた送信先が共有送信先リストに登録されているか否かを判別し(S201)、入力された送信先が共有送信先リストに登録されているときは(S201のYES)、操作パネル部115にその旨を表示し(S202)、当該送信先登録処理を終了する。
【0033】また、入力された送信先が共有送信先リストに登録されていないときは(S201のNO)、ついでハードディスク114から当該ユーザのユーザ別送信先リストをRAM113に読み出し、入力された送信先が当該ユーザのユーザ別送信先リストに登録されているか否かを判別する(S203)。入力された送信先が当該ユーザのユーザ別送信先リストに登録されているときは(S203のYES)、操作パネル部115にその旨を表示し(S204)、当該送信先登録処理を終了する。
【0034】入力された送信先が当該ユーザのユーザ別送信先リストに登録されていないときは(S203のNO)、さらにハードディスク114からすべてのユーザ別送信先リストをRAM113に読み出し、入力された送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されているか否かを判別する(S205)。入力された送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されていないときは(S205のNO)、入力された送信先を当該ユーザのユーザ別送信先リストに登録して当該ユーザ別送信先リストをハードディスク114に記憶するともに、操作パネル部115に更新した当該ユーザのユーザ別送信先リストを表示して(S206)、当該送信先登録処理を終了する。
【0035】一方、入力された送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されているときは(S205のYES)、入力された送信先を共有送信先リストに登録して当該共有送信先リストをハードディスク114に記憶するとともに、操作パネル部115に更新した共有送信先リストを表示する(S207)。さらに、入力された送信先が登録されている他の登録ユーザのユーザ別送信先リストから当該送信先を削除して更新したユーザ別送信先リストをハードディスク114に記憶するとともに(S208)、当該送信先を削除したユーザ別送信先リストにかかる登録ユーザに、図8に示すような当該登録ユーザのユーザ別送信先リストから前記送信先を削除した旨の通知を電子メールにより送信し(S209)、当該送信先登録処理を終了する。当該送信先を削除したユーザ別送信先リストにかかる登録ユーザは、パソコン22を操作して電子メールを受信し前記通知を取得する。
【0036】上記実施例では、データ受信者または登録ユーザは電子メールを受信するためにパソコンを利用するものであったが、データ受信者または登録ユーザが電子メールを受信するために利用する通信機器はパソコンに限られるものではなく、携帯電話、PHS(登録商標)、PDA、電子手帳等の携帯通信端末や、電子メールの送受信機能を有する電話機、ファクシミリ、デジタル複写機、ワープロ、セットトップボックス等を介して通信ネットワークに接続されたテレビ等であってもよい。
【0037】図9は、本発明の第2の実施形態にかかるデータ送信装置を含むデータ送信システムの全体構成を示すブロック図である。本実施形態にかかるデータ送信システムは、データ送信装置としてのファクシミリ装置12と、データ受信者の利用するファクシミリ装置23、および登録ユーザの利用するパソコン22とを備え、これらは通信ネットワーク30を介して相互に通信可能に接続されている。
【0038】図10は、本実施形態にかかるファクシミリ装置12の構成を示すブロック図である。図10において、ファクシミリ装置12は、CPU121、ROM122、RAM123、操作パネル部124、原稿読取部125、ネットワークインタフェース127およびバス129を備えており、これらは前記第1の実施形態にかかるスキャナ11におけるものと同様の機能を有する。さらに、ファクシミリ装置12は、受信した画像データを印刷するための印刷部126、およびファクシミリ装置12を電話回線に接続するための電話回線インタフェース128を有している。なお、ファクシミリ装置23はファクシミリ装置12と、パソコン24はパソコン21および22と同様の構成を有する。
【0039】本実施形態においては、ファクシミリ装置12は、原稿を読み取って取得した画像データを通信ネットワーク30を介してファクシミリ送信によりデータ受信者のファクシミリ装置23に送信するものであり、この場合の送信先はデータ受信者のファクシミリ装置の回線番号である。また、本実施形態におけるファクシミリ装置12の画像データ送信処理の手順と前記第1の実施形態におけるスキャナ11の画像データ送信処理の手順とは、図3において、送信先登録処理の手順(S120)のみが異なりその他の手順はすべて同様であるので、ここではファクシミリ装置12の送信先登録処理の手順についてのみ説明する。
【0040】図11は、本実施形態におけるファクシミリ装置12の送信先登録処理の手順を示すフローチャートである。図11において、ファクシミリ装置12は、送信先の入力受け付けの手順(S116)で入力を受け付けた送信先がRAM123に記憶している共有送信先リストに登録されているか否かを判別し(S301)、入力された送信先が共有送信先リストに登録されているときは(S301のYES)、操作パネル部115にその旨を表示し(S302)、当該送信先登録処理を終了する。
【0041】また、入力された送信先が共有送信先リストに登録されていないときは(S301のNO)、入力された送信先がRAM123に記憶している当該ユーザのユーザ別送信先リストに登録されているか否かを判別する(S303)。入力された送信先が当該ユーザのユーザ別送信先リストに登録されているときは(S303のYES)、操作パネル部124にその旨を表示し(S304)、当該送信先登録処理を終了する。
【0042】入力された送信先が当該ユーザのユーザ別送信先リストに登録されていないときは(S303のNO)、RAM123に記憶している他のすべてのユーザ別送信先リストを検索し、入力された送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されているか否かを判別する(S305)。入力された送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されていないときは(S305のNO)、入力された送信先を当該ユーザのユーザ別送信先リストに登録して当該ユーザ別送信先リストを更新するともに、操作パネル部124に更新した当該ユーザのユーザ別送信先リストを表示して(S306)、当該送信先登録処理を終了する。
【0043】一方、入力された送信先が所定数以上のユーザ別送信先リストに登録されているときは(S305のYES)、入力された送信先を当該ユーザのユーザ別送信先リストではなく共有送信先リストに登録するか否かの問合せを表示し(S307)、ユーザ別送信先リストへの登録要求の入力があったときには(S308のYES)、入力された送信先を当該ユーザのユーザ別送信先リストに登録して当該ユーザ別送信先リストを更新するとともに、操作パネル部124に更新した当該ユーザのユーザ別送信先リストを表示して(S309)、当該送信先登録処理を終了する。
【0044】他方、ステップS308において共有送信先リストへの登録要求の入力があったときには(S308のNO)、入力された送信先を共有送信先リストに登録して当該共有送信先リストを更新するとともに、操作パネル部124に更新した共有送信先リストを表示する(S310)。さらに、入力された送信先がユーザ別送信先リストに登録されている他の登録ユーザに、図12に示すようなユーザ別送信先リストから当該送信先を削除するか否かの問い合わせを電子メールで送信する(S311)。当該送信先がユーザ別送信先リストに登録されている他の登録ユーザは、パソコン24を操作して電子メールを受信し前記問い合わせを取得して、当該送信先を自己のユーザ別送信先リストから削除するときは削除要求の電子メールを返信する。ファクシミリ装置12は、問い合わせた登録ユーザのうち送信先の削除要求にかかる電子メールの返信を受信した登録ユーザについてのみ、当該登録ユーザのユーザ別送信先リストから前記送信先を削除して(S312およびS313)、当該ユーザ別送信先リストを更新し、当該送信先登録処理を終了する。
【0045】上記各実施形態においては、送信先登録処理の手順(S120)は、原稿読み取りおよび画像データの送信処理(S117〜S119)の後に実行するものであったが、送信先の入力を受け付けた後(S116)、原稿読み取りおよび画像データの送信処理(S117〜S119)の前に実行する構成としてもよい。
【0046】上記各実施形態では、本発明のデータ送信装置をスキャナおよびファクシミリ装置を例にして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、通信機能を有するパソコン、パソコン、ワークステーション、サーバ等のコンピュータ、携帯電話、PHS(登録商標)、PDA、電子手帳等の携帯用端末、ワープロ、デジタル複写機、電話機ファクシミリ装置等であってもよい。
【0047】本発明によるデータ送信装置およびデータ送信先登録方法は、上記各手順を実行するための専用のハードウエア回路によっても、また、上記各手順を記述した所定のプログラムをCPUが実行することによっても実現することができる。後者により本発明を実現する場合、データ送信装置を動作させる上記所定のプログラムは、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等のコンピュータ読取可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ROMやハードディスク等に転送され記憶される。また、このプログラムは、たとえば、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、データ送信装置の一機能としてその装置のソフトウエアに組み込んでもよい。
【0048】上述した本発明の実施形態には、特許請求の範囲の請求項1〜8に記載した発明以外にも、以下の付記1〜7に示すような発明が含まれる。
【0049】[付記1] 前記特定の送信先を前記共有送信先リストに登録した場合に、前記特定の送信先が登録されているユーザ別送信先リストから前記特定の送信先を削除する段階(9)をさらに有することを特徴とする請求項6に記載のデータ送信先登録方法。
【0050】[付記2] 前記特定の送信先を削除したユーザ別送信先リストにかかるユーザの送信先に前記特定の送信先を削除した旨の通知を送信する段階(10)をさらに有することを特徴とする付記1に記載のデータ送信先登録方法。
【0051】[付記3] 前記特定の送信先を前記共有送信先リストに登録した場合に、前記特定の送信先が登録されているユーザ別送信先リストにかかるユーザの送信先に前記特定の送信先を削除するか否かの問合せを送信する段階(11)と、前記問合せの送信にかかるユーザの送信先から前記特定の送信先を削除する旨の返信を受信する段階(12)とをさらに有し、段階(9)は、前記問合せの送信にかかるユーザの送信先から前記特定の送信先を削除する旨の返信を受信した場合に、前記返信にかかるユーザのユーザ別送信先リストから前記特定の送信先を削除することを特徴とする付記1に記載のデータ送信先登録方法。
【0052】[付記4] 前記特定の送信先を前記共有送信先リストに登録した場合に、前記特定の送信先が登録されているユーザ別送信先リストから前記特定の送信先を削除する手順(9)をさらに有することを特徴とする請求項7に記載のデータ送信先登録プログラム。
【0053】[付記5] 前記特定の送信先を削除したユーザ別送信先リストにかかるユーザの送信先に前記特定の送信先を削除した旨の通知を送信する手順(10)をさらに有することを特徴とする付記4に記載のデータ送信先登録プログラム。
【0054】[付記6] 前記特定の送信先を前記共有送信先リストに登録した場合に、前記特定の送信先が登録されているユーザ別送信先リストにかかるユーザの送信先に前記特定の送信先を削除するか否かの問合せを送信する手順(11)と、前記問合せの送信にかかるユーザの送信先から前記特定の送信先を削除する旨の返信を受信する手順(12)とをさらに有し、手順(9)は、前記問合せの送信にかかるユーザの送信先から前記特定の送信先を削除する旨の返信を受信した場合に、前記返信にかかるユーザのユーザ別送信先リストから前記特定の送信先を削除することを特徴とする付記4に記載のデータ送信先登録プログラム。
【0055】[付記7] 付記4〜6に記載のデータ送信先登録プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0056】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、データ送信時に入力された送信先を、共用の送信先リストとは別に設けた個人用の送信先リストに自動的に登録するので、共用の送信先リストに特定のユーザしか利用しない送信先が多数登録されてしまうということがなく、共用の送信先リストの使い勝手を悪化させることなく送信先の自動登録による送信先入力の簡略化を達成することができる。
【0057】また、本発明によれば、所定数のユーザの個人用送信先リストに登録された送信先を共用の送信先リストに登録するので、共用の送信先リストには所定数のユーザが利用している送信先のみが登録されることになり、利便性の高い共用の送信先リストを構築することができる。
【0058】さらに、本発明によれば、共用の送信先リストに登録した送信先は個人用の送信先リストから自動的に削除するので、送信先リストを記憶しておくためのメモリ容量を節約することができる。
【0059】また、本発明によれば、個人用の送信先リストから送信先を削除したときは、当該削除にかかる個人用の送信先リストの登録ユーザに当該送信先を削除した旨の通知を送信するので、不意の送信先リストの変更による運用の混乱を防止することができる。
【0060】さらに、本発明によれば、送信先を共用の送信先リストに登録したときは、当該送信先が登録された個人用の送信先リストの登録ユーザに、個人用の送信先リストから当該送信先を削除するか否かを問い合わせるので、送信先が共用の送信先リストに登録されていても個人用の送信先リストにも残しておくよう選択することができ、個人用の送信リストによる個人的な使い勝手を犠牲にせずに、共用の送信先リストを構築することができる。




 

 


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