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印刷管理装置、印刷管理システム、印刷管理方法および印刷管理プログラム - ミノルタ株式会社
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発明の名称 印刷管理装置、印刷管理システム、印刷管理方法および印刷管理プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−29956(P2003−29956A)
公開日 平成15年1月31日(2003.1.31)
出願番号 特願2001−214866(P2001−214866)
出願日 平成13年7月16日(2001.7.16)
代理人 【識別番号】100064746
【弁理士】
【氏名又は名称】深見 久郎 (外2名)
【テーマコード(参考)】
2C061
5B021
【Fターム(参考)】
2C061 AP01 AP03 AP04 HH03 HQ14 HQ17 HR01 HR08 
5B021 AA01 BB01 BB04 CC05 EE01
発明者 横山 勝仁
要約 課題
効率よくプリント処理を行なうことのできる印刷管理システムを提供することを目的とする。

解決手段
プリントサーバは、ステップS2に定められた所定の時間内で、ステップS1で受信したジョブチケットから、処理を行なうジョブを選択する(S3)。プリントサーバは、選択されたプリントジョブ毎に、プリンタで行なわれるプリント処理および仕上げ処理に要する時間と、オフラインフィニッシャで行なわれる製本などの後処理時間とを算出する。算出された上記の時間に基づいて、最適な処理順序のスケジューリングを行なう(S4)。そのスケジュールに基づいてプリント処理を行なう(S5)ことで、パフォーマンスのよい効率的なプリント処理を実現することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】 所定時間、印刷ジョブを受付ける受付手段と、前記受付手段で受付けた前記印刷ジョブに対して、第1の装置で行なわれる画像形成処理を含む第1の処理に要する時間と、第2の装置で行なわれる後処理である第2の処理に要する時間とを算出する算出手段と、前記算出手段で算出された前記第1の処理に要する時間と前記第2の処理に要する時間とに基づいて、前記印刷ジョブの処理順序をスケジューリングするスケジューリング手段とを備えた、印刷管理装置。
【請求項2】 前記スケジューリング手段は、前記印刷ジョブの内、前記第2の処理を必要とする印刷ジョブの処理順序を上位に設定する、請求項1に記載の印刷管理装置。
【請求項3】 前記スケジューリング手段は、前記第2の処理を必要とする印刷ジョブの内、前記算出手段で算出された前記第1の処理に要する時間が最短の印刷ジョブの処理順序を上位に設定する、請求項2に記載の印刷管理装置。
【請求項4】 前記スケジューリング手段は、前記第2の処理を必要とする印刷ジョブの内、前記算出手段で算出された前記第1の処理に要する時間より、前記第2の処理に要する時間が大なる印刷ジョブの処理順序を上位に設定する、請求項3に記載の印刷管理装置。
【請求項5】 前記スケジューリング手段は、前記第1の処理に要する時間より前記第2の処理に要する時間が大なる印刷ジョブの内、前記第1の処理に要する時間が最短の印刷ジョブの処理順序を上位に設定する、請求項4に記載の印刷管理装置。
【請求項6】 印刷管理装置と、第1の装置と、第2の装置とからなる印刷管理システムであって、請求項1〜5のいずれかに記載の印刷管理装置と、画像形成処理を含む処理を行なう第1の装置と、後処理を行なう第2の装置とからなる、印刷管理システム。
【請求項7】 所定時間、印刷ジョブを受付ける受付ステップと、前記受付ステップで受付けた前記印刷ジョブに対して、第1の装置で行なわれる画像形成処理を含む第1の処理に要する時間と、第2の装置で行なわれる後処理である第2の処理に要する時間とを算出する算出ステップと、前記算出ステップで算出された前記第1の処理に要する時間と前記第2の処理に要する時間とに基づいて、前記印刷ジョブの処理順序をスケジューリングするスケジューリングステップとを備えた、印刷管理方法。
【請求項8】 所定時間、印刷ジョブを受付ける受付ステップと、前記受付ステップで受付けた前記印刷ジョブに対して、第1の装置で行なわれる画像形成処理を含む第1の処理に要する時間と、第2の装置で行なわれる後処理である第2の処理に要する時間とを算出する算出ステップと、前記算出ステップで算出された前記第1の処理に要する時間と前記第2の処理に要する時間とに基づいて、前記印刷ジョブの処理順序をスケジューリングするスケジューリングステップとを備える印刷管理方法をコンピュータに実現させる、印刷管理プログラム。
【請求項9】 前記スケジューリングステップは、前記印刷ジョブの内、前記第2の処理を必要とする印刷ジョブの処理順序を上位に設定する、請求項8に記載の印刷管理プログラム。
【請求項10】 前記スケジューリングステップは、前記第2の処理を必要とする印刷ジョブの内、前記算出ステップで算出された前記第1の処理に要する時間が最短の印刷ジョブの処理順序を上位に設定する、請求項9に記載の印刷管理プログラム。
【請求項11】 前記スケジューリングステップは、前記第2の処理を必要とする印刷ジョブの内、前記算出ステップで算出された前記第1の処理に要する時間より、前記第2の処理に要する時間が大なる印刷ジョブの処理順序を上位に設定する、請求項10に記載の印刷管理プログラム。
【請求項12】 前記スケジューリングステップは、前記第1の処理に要する時間より前記第2の処理に要する時間が大なる印刷ジョブの内、前記第1の処理に要する時間が最短の印刷ジョブの処理順序を上位に設定する、請求項11に記載の印刷管理プログラム。
【請求項13】 請求項8〜12のいずれかに記載の印刷管理プログラムを記録した、コンピュータ読取可能な記録媒体。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は印刷管理装置、印刷管理システム、印刷管理方法および印刷管理プログラムに関し、特に、効率よくプリント処理を行なうことのできる印刷管理装置、印刷管理システム、印刷管理方法および印刷管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタや複写機などの機器をネットワークに接続し、ワークグループ内で、複数のクライアントと共有して用いる業務形態が多く見られる。
【0003】また、昨今では、ファクシミリやインターネット経由でクライアントから委託を受け、プリント処理や製本処理などの仕上げ処理を行なう、印刷業務の一形態も見られる。
【0004】このような業務形態において、従来の方法では、クライアントからのプリント指示の受信順などに従って処理を行なっていた。
【0005】また特開平10−240459号公報においては、プリント物の納期に基づいた順番で処理を行なう印刷管理装置について開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の処理順序に従って処理を行なう方法では、処理の最終工程に「くるみ製本」などの負荷の高い処理がある場合に、最終工程にジョブが集中し、処理全体のパフォーマンスが低下する問題がある。
【0007】そこでこの発明においては、効率よく処理が行なわれるよう処理順序のスケジューリングを行なう印刷管理装置、印刷管理システム、印刷管理方法および印刷管理プログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、印刷管理装置は、所定時間、印刷ジョブを受付ける受付手段と、受付手段で受付けた印刷ジョブに対して、第1の装置で行なわれる画像形成処理を含む第1の処理に要する時間と、第2の装置で行なわれる後処理である第2の処理に要する時間とを算出する算出手段と、算出手段で算出された第1の処理に要する時間と第2の処理に要する時間とに基づいて、印刷ジョブの処理順序をスケジューリングするスケジューリング手段とを備える。
【0009】また上述のスケジューリング手段は、印刷ジョブの内、第2の処理を必要とする印刷ジョブの処理順序を上位に設定することが望ましい。
【0010】また上述のスケジューリング手段は、第2の処理を必要とする印刷ジョブの内、算出手段で算出された第1の処理に要する時間が最短の印刷ジョブの処理順序を上位に設定することが望ましい。
【0011】また上述のスケジューリング手段は、第2の処理を必要とする印刷ジョブの内、算出手段で算出された第1の処理に要する時間より、第2の処理に要する時間が大なる印刷ジョブの処理順序を上位に設定することが望ましい。
【0012】また上述のスケジューリング手段は、第1の処理に要する時間より第2の処理に要する時間が大なる印刷ジョブの内、第1の処理に要する時間が最短の印刷ジョブの処理順序を上位に設定することが望ましい。
【0013】本発明の他の局面に従うと、印刷管理システムは、印刷管理装置と、第1の装置と、第2の装置とからなる印刷管理システムであって、上述の印刷管理装置と、画像形成処理を含む処理を行なう第1の装置と、後処理を行なう第2の装置とからなる。
【0014】また本発明の他の局面に従うと、印刷管理方法は、所定時間、印刷ジョブを受付ける受付ステップと、受付ステップで受付けた印刷ジョブに対して、第1の装置で行なわれる画像形成処理を含む第1の処理に要する時間と、第2の装置で行なわれる後処理である第2の処理に要する時間とを算出する算出ステップと、算出ステップで算出された第1の処理に要する時間と第2の処理に要する時間とに基づいて、印刷ジョブの処理順序をスケジューリングするスケジューリングステップとを備える。
【0015】また本発明の他の局面に従うと、印刷管理プログラムは、所定時間、印刷ジョブを受付ける受付ステップと、受付ステップで受付けた印刷ジョブに対して、第1の装置で行なわれる画像形成処理を含む第1の処理に要する時間と、第2の装置で行なわれる後処理である第2の処理に要する時間とを算出する算出ステップと、算出ステップで算出された第1の処理に要する時間と第2の処理に要する時間とに基づいて、印刷ジョブの処理順序をスケジューリングするスケジューリングステップとを備える印刷管理方法をコンピュータに実現させる。
【0016】また上述のスケジューリングステップは、印刷ジョブの内、第2の処理を必要とする印刷ジョブの処理順序を上位に設定することが望ましい。
【0017】また上述のスケジューリングステップは、第2の処理を必要とする印刷ジョブの内、算出ステップで算出された第1の処理に要する時間が最短の印刷ジョブの処理順序を上位に設定することが望ましい。
【0018】また上述のスケジューリングステップは、第2の処理を必要とする印刷ジョブの内、算出ステップで算出された第1の処理に要する時間より、第2の処理に要する時間が大なる印刷ジョブの処理順序を上位に設定することが望ましい。
【0019】また上述のスケジューリングステップは、第1の処理に要する時間より第2の処理に要する時間が大なる印刷ジョブの内、第1の処理に要する時間が最短の印刷ジョブの処理順序を上位に設定することが望ましい。
【0020】また本発明の他の局面に従うと、コンピュータ読取可能な記録媒体は、上述の印刷管理プログラムを記録する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0022】図1に、本実施の形態における印刷管理システムの構成の具体例を示す。図1を参照して、印刷管理システムは、プリントサーバ10と、プリンタ20と、オフラインフィニッシャ40とを含む。
【0023】プリントサーバ10はネットワーク30に接続されている。ネットワーク30はインターネットであり、プリントサーバ10はインターネットに接続可能なクライアント(PC)からプリント処理指示(ジョブチケット)を受取ることが可能である。また、ネットワーク30はイーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)などのLAN、あるいはLAN同士を接続したWANであってもよい。
【0024】プリントサーバ10とプリンタ20とは、専用ビデオインタフェースで接続されている。
【0025】オフラインフィニッシャ40は、プリントサーバ10およびプリンタ20とオフラインの位置に設置されている。
【0026】図2は、図1に示されるプリントサーバ10の構成を示すブロック図である。プリントサーバ10は、一般的なコンピュータであり、図2には一般的なコンピュータの構成が示されている。
【0027】図2を参照して、プリントサーバ10は、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、HDD(Hard Disk Drive)104と、表示部105と、入力装置106と、ネットワークI/F107と、専用ビデオI/F108とを含む。これらはバス109を介して相互に接続されている。
【0028】CPU101は、プログラムを読込み実行して、結果を出力する。ROM102は、BIOS(Basic Input Output System)を含む制御プログラムやデータを格納する。
【0029】RAM103は、一時的にプログラムやデータを記憶し、CPU101の実行エリアとなる。
【0030】HDD104は、オペレーティングシステムを含む各種プログラムやデータを格納する。
【0031】表示部105は、ディスプレイなどから構成され、各種情報を画像表示する。入力装置106は、マウスなどのポインティングデバイスやキーボードなどから構成され、各種情報の入力が行なわれる。
【0032】ネットワークI/F107は、ネットワーク30を介して他の機器と相互に通信を行なうためのインタフェースである。
【0033】プリントサーバ10とプリンタ20とは、専用ビデオI/F108を介して通信を行なう。
【0034】プリンタ20は、プリントサーバ10から転送されたビットマップ形式またはビットマップ圧縮形式のデータを画像形成する。本実施の形態の印刷管理システムにおいては、プリンタ20は、印刷機能および両面印刷機能に加えて、ステープル処理、パンチ処理、折り処理などの仕上げ処理の機能も有する。
【0035】オフラインフィニッシャ40は、プリンタ20でプリント処理および仕上げ処理された用紙に対し、フィニッシング処理を行なう。オフラインフィニッシャ40の行なうフィニッシング処理は、くるみ製本処理、テーピング処理、厚紙用紙へのステープル処理およびパンチ処理などの後処理を指す。
【0036】図3に、本実施の形態において、プリントサーバ10が行なう印刷管理処理についてフローチャートを示す。図3に示される印刷管理処理は、ジョブチケットを受信してからプリント物発送のための宛名ラベル作成までの、プリントサーバ10の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図3のフローチャートにより示される処理のアルゴリズムは、HDD104に制御プログラムとして記憶されており、CPU101によって実行される。
【0037】図3を参照して、プリントサーバ10は、ネットワーク30を介して、クライアントから、印刷管理システムに対するプリント処理の指示を、ジョブチケットの形式で受信する(S1)。受信されたジョブチケットからジョブ情報が読出され、HDD104へ格納する。
【0038】ステップS1で受信するジョブチケットについては、後に具体例を挙げ、詳細な説明を行なう。
【0039】続いて計時を行ない、所定時間が経過すると、ステップS1でのジョブチケットの受信を終了する(S2でYes)。
【0040】さらに、ステップS2で計時された所定時間内にステップS1で受信したジョブチケットの中から、プリント処理を行なう複数のプリントジョブのジョブ番号を選択する(S3)。
【0041】ステップS3における選択は、ステップS1で受信したジョブチケットを解析して、プリント処理の納期から自動選択を行なってもよいし、オペレータの指示に従って選択してもよい。
【0042】ステップS3における選択処理後、ステップS3で選択されたジョブ番号のプリントジョブに対して、スケジューリング処理を行なう(S4)。ステップS4で行なわれるプリントジョブスケジューリング処理については、後にフローチャートを示し、詳細な説明を行なう。
【0043】ステップS1でクライアントから受信したジョブチケットに基づくプリント指示と、ステップS4で作成されたプリントジョブスケジュールとを、専用ビデオI/F108から専用ビデオインタフェースを介してプリンタ20へ送信する(S5)。
【0044】プリンタ20では、ステップS5で送信されたプリントジョブスケジュールに従って、ステップS1でクライアントから受信したジョブチケットの内容に基づいたプリント処理が行なわれる。
【0045】次に、クライアントがジョブチケットで指定した場所にプリント物を発送するための宛名ラベルのデータを作成し、宛名ラベルデータを、専用ビデオI/F108を介してプリンタ20へ送信する(S6)。
【0046】ステップS6で作成される宛名ラベルに従ってプリント物を発送することで、印刷管理システムでは、クライアントからジョブチケット形式で指示されたプリント業務が完了する。
【0047】さらに図4に、図3のステップS4で、プリントサーバ10が行なうプリントジョブスケジューリング処理についてフローチャートを示す。図4に示されるプリントジョブスケジューリング処理は、プリンタ20で行なうオンライン処理およびオフラインフィニッシャ40で行なうオフライン処理を可能な限り連続して実行し、すべての処理時間が最適化されるスケジュールを立案するために行なわれる。なお、図4のフローチャートにより示される処理のアルゴリズムは、HDD104に制御プログラムとして記憶されており、CPU101によって実行される。
【0048】図4を参照して、プリンタ20の処理能力を示すプリンタ情報と、オフラインフィニッシャ40の処理能力を示すオフラインフィニッシャ情報とを、HDD104より読出す(S11)。
【0049】さらに、プリントジョブスケジューリング処理を行なう対象であるプリントジョブのジョブ情報を、HDD104から読出す。
【0050】HDD104より読出したプリントジョブのジョブ情報、プリンタ情報およびオフラインフィニッシャ情報より、プリントジョブスケジューリング処理を行なう対象であるプリントジョブ毎に、プリンタ20で行なうオンライン処理およびオフラインフィニッシャ40で行なうオフライン処理のそれぞれに要する時間を算出する(S12)。以降、図4において、ステップS12で算出されたプリンタ20で行なうオンライン処理に要する時間をT1、オフラインフィニッシャ40で行なうオフライン処理に要する時間をT2で表わす。
【0051】ステップS12で算出された処理時間T1およびT2に基づいて、まず、最初に処理を行なうプリントジョブとして、オフライン処理を必要とするプリントジョブ(T2>0であるプリントジョブ)の内、オンライン処理に要する時間T1が最短であるプリントジョブを選定する(S13)。なお、ステップS13においてオンライン処理に要する時間T1が最短であるプリントジョブが複数ある場合は、オフライン処理に要する時間T2が最長のプリントジョブ1つを、最初に処理を行なうプリントジョブとして選定する。
【0052】続いて処理を行なうプリントジョブとしてオンライン処理に要する時間T1が、オフライン処理に要する時間T2より短いプリントジョブを全て、オンライン処理に要する時間T1が短いプリントジョブから順に選定する(S14,S15)。なお、オンライン処理に要する時間T1が最短のプリントジョブが複数ある場合は、オフライン処理に要する時間T2の長いプリントジョブから順に選定する。
【0053】ステップS14およびS15で、オンライン処理に要する時間T1がオフライン処理に要する時間T2より短いプリントジョブを全て選定した後、未選定の、オフライン処理を要する(T2>0)プリントジョブであって、オンライン処理に要する時間T1がオフライン処理に要する時間T2より長い(または等しい)プリントジョブを全て、オンライン処理に要する時間T1が短いプリントジョブから順に選定する(S16,S17)。なお、オンライン処理に要する時間T1が最短のプリントジョブが複数ある場合は、オフライン処理に要する時間T2の長いプリントジョブから順に選定する。
【0054】なお、ステップS14〜S17に示されるプリントジョブの選定方法は、当該プリントジョブ以前のプリントジョブのオフライン処理が行なわれている間に当該プリントジョブのオンライン処理を終了させ、オフライン処理が、当該プリントジョブ以前のプリントジョブから当該プリントジョブへと、空時間なく連続して行なわれることを目標としてスケジューリングされるための選定方法である。従って、ステップS14およびステップS16においては、上述の如く、オンライン処理に要する時間T1が短いプリントジョブから順番に選定されることが望ましいが、必ずしもオンライン処理に要する時間T1が短いプリントジョブから順番に選定される必要はない。すなわち、ステップS14およびS16は、オンライン処理に要する時間T1が最短でなくても、当該プリントジョブ以前のプリントジョブのオフライン処理中に、当該プリントジョブのオンライン処理が終了するプリントジョブを優先して選定するのみであってもよい。
【0055】最後に処理を行なうプリントジョブとしては、オフライン処理を必要としないプリントジョブ(T2=0)があれば(S18であり)、当該プリントジョブを選定する(S19)。なおステップS19において、T2=0であるプリントジョブが複数ある場合、その選定の順番は問わない。
【0056】上述のスケジューリング処理によって、全ての処理時間が最適化されるプリントジョブのスケジュールが立案される。
【0057】なお、上述のスケジューリング処理については、以下にいくつかの具体例を挙げ、詳細な説明を行なう。
【0058】図5は、ジョブチケットの具体例を示す図である。図3のステップS1において、プリントサーバ10のネットワークI/F107は、ネットワーク30を介して、クライアントから図5に示されるジョブチケットを受信する。
【0059】図5を参照して、ジョブチケットは、ジョブ情報として、ドキュメント情報と、ユーザ情報と、プリント情報と、デリバリ情報とを含む。また、プリントジョブに固有のジョブ番号を含む。また、プリンタ20の処理能力や、オフラインフィニッシャ40の処理能力や、当該印刷管理システムを用いる業務形態などに応じて、上述以外のジョブ情報が含まれていてもよい。
【0060】ドキュメント情報は、プリント処理を行なう原稿などの書類名、作成されたファイルの種類、およびトータルページ数などのサイズ情報などの、処理原稿に関する情報を含む。
【0061】ユーザ情報は、クライアントの企業名、発注した部署名、担当者名、および連絡先などの、クライアントに関する情報を含む。
【0062】プリント情報は、部数や、面付け処理、ステープル処理、装丁処理、表紙情報、折り処理、両面印刷情報などの、プリント処理、仕上げ処理および後処理に関する情報を含む。
【0063】デリバリ情報は、納期、プリント物の納品先、および納品方法などの、デリバリに関する情報を含む。
【0064】図3のステップS1で受信された、図5に示されるジョブチケットから、上述のジョブ情報が読出され、プリントサーバ10のHDD104へ格納される。
【0065】次に図6は、プリンタ情報の具体例を示す図である。図6に示されるプリンタ情報は、プリンタ20の行なうオンライン処理の処理能力を表わす情報である。図6に示されるプリンタ情報は、プリントサーバ10のHDD104に記憶される。
【0066】図6を参照して、プリンタ情報には、オンライン処理の処理能力として、用紙サイズおよび種類毎の、プリンタ20のプリント速度の情報が含まれる。また、プリンタ情報には、プリントジョブのデータサイズ毎の、プリンタ20のプリント速度の情報が含まれていてもよい。また、プリンタ20が行なう仕上げ処理の処理能力についての情報が含まれていてもよい。またさらに、図6に示されるプリンタ情報には、プリンタ20の行なうオンライン処理の処理能力として、プリント速度の情報のみが含まれているが、その他の処理能力を示す情報が含まれていてもよい。
【0067】図6に示されるプリンタ情報は、図1に示される印刷管理システムが構築されるときに、自動的にプリントサーバ10のHDD104に読込まれるものであってもよいし、オペレータが入力装置106から入力し、HDD104に読込まれるものであってもよい。
【0068】また図7は、オフラインフィニッシャ情報の具体例を示す図である。図7に示されるオフラインフィニッシャ情報は、オフラインフィニッシャ40の行なうオフライン処理の処理能力を表わす情報である。図7に示されるオフラインフィニッシャ情報もまた、プリントサーバ10のHDD104に記憶される。
【0069】図7を参照して、オフラインフィニッシャ情報には、オフラインフィニッシャ40が行なう後処理の種類毎の、オフラインフィニッシャ40の処理速度の情報が含まれる。また、図7に示されるオフラインフィニッシャ情報には、オフラインフィニッシャ40の行なうオフライン処理の処理能力として、処理速度の情報のみが含まれているが、その他の処理能力を示す情報が含まれていてもよい。
【0070】図7に示されるオフラインフィニッシャ情報もまた、図1に示される印刷管理システムが構築されるときに、自動的にプリントサーバ10のHDD104に読込まれるものであってもよいし、オペレータが入力装置106から入力し、HDD104に読込まれるものであってもよい。
【0071】図4のステップS11において、図6および図7に示されるプリンタ情報およびオフラインフィニッシャ情報が、HDD104より呼出される。
【0072】また、図5に示されるジョブチケットから読出され格納されたジョブ情報も、HDD104より呼出される。
【0073】図5〜図7に示されるジョブチケットのジョブ情報、プリンタ情報およびオフラインフィニッシャ情報に基づいて、図4のステップS12においては、各プリンタジョブ毎の、オンライン処理およびオフライン処理に要する時間(T1およびT2)が算出される。ステップS12における算出手段は一般的な算出手段によって実現され、ここでの詳細な説明は行なわない。
【0074】図8に、プリントジョブ別の処理時間の、第1の具体例を示す。なお、図8中および以降の図中において、図4と同様に、プリンタ20で行なうオンライン処理に要する時間をT1、オフラインフィニッシャ40で行なうオフライン処理に要する時間をT2で表わす。
【0075】図8に示されるプリントジョブA〜Eのプリントジョブ別の処理時間を用いて、プリントジョブスケジュールを作成する。
【0076】図9は、プリントジョブスケジュールのケース1を示す図である。図9に示されるケース1の処理順序A、B、C、DおよびEは、図4に示されるプリントジョブスケジュール処理によって作成されたプリントジョブスケジュールによる処理順序ではなく、ジョブチケットの受信順による処理順序である。
【0077】図9に示されるケース1において1番目に処理を行なうジョブAは、図8を参照して、オンライン処理に5時間、オフライン処理に3時間を要する。
【0078】オフライン処理は、オンライン処理終了後の印刷物などのオンライン処理品に対して行なわれる後処理であるため、オンライン処理終了後に初めて処理が可能になる。従って、図9を参照して、1番目のプリントジョブであるジョブAのオフライン処理の開始は、ケース1の処理開始から5時間後となる。
【0079】また図9を参照して、2番目のプリントジョブであるジョブBのオンライン処理は、ジョブAのオンライン処理終了後である、ケース1の処理開始5時間後から1時間行なわれ、オフライン処理はジョブAのオフライン処理終了後である、ケース1の処理開始8時間後から2時間行なわれる。すなわち、ケース1の処理開始からの5時間は、オフライン処理を行なう対象がないため、オフライン処理の空時間となる。
【0080】また図9を参照して、3番目のプリントジョブであるジョブCのオンライン処理は、ジョブBのオンライン処理終了後である、ケース1の処理開始6時間後から4時間行なわれ、オフライン処理はジョブBのオフライン処理終了後である、ケース1の処理開始10時間後から1時間行なわれる。
【0081】またさらに図9を参照して、4番目のプリントジョブであるジョブDのオンライン処理は、ジョブCのオンライン処理終了後である、ケース1の処理開始10時間後から1時間行なわれる。ここでジョブDはオフライン処理を必要としないため、ジョブCの終了後である、ケース1の処理開始11時間後から次プリントジョブのオフライン処理を行なうまでの時間が空時間となる。
【0082】またさらに図9を参照して、5番目のプリントジョブであるジョブEのオンライン処理は、ジョブDのオンライン処理終了後である、ケース1の処理開始11時間後から2時間行なわれ、オフライン処理はジョブEのオンライン処理終了後である、ケース1の処理開始13時間後から5時間行なわれる。
【0083】以上より、ジョブチケットの受信順による処理順序で処理を行なうケース1の場合、図9を参照して、全処理に要する時間は18時間であることがわかる。
【0084】これに対して図10は、プリントジョブスケジュールのケース2を示す図である。
【0085】図10に示されるケース2の処理順序B、E、C、AおよびDは、図8に示されるプリントジョブ別の処理時間を用いて、図4に示されるプリントジョブスケジュール処理によって作成されたプリントジョブスケジュールによる処理順序である。
【0086】図4のステップS13において、図8に示されるプリントジョブ別の処理時間に基づいて、オフライン処理を必要とするT2>0であるジョブA,B,CおよびEの内、オンライン処理に要する時間T1が最短の1時間であるジョブBが1番目のプリントジョブとして選定される。
【0087】また図4のステップS14において、残るプリントジョブの中から、オンライン処理に要する時間T1がオフライン処理に要する時間T2よりも短いジョブEが2番目のプリントジョブとして選定される。
【0088】さらに図4のステップS16において、残るジョブA,CおよびDの内、オフライン処理を必要とし(T2>0)、オンライン処理に要する時間T1がオフライン処理に要する時間T2よりも長い(または等しい)プリントジョブであって、オンライン処理に要する時間T1が最短のジョブCが3番目のプリントジョブとして選定される。
【0089】またさらに図4のステップS16において、残るジョブAおよびDの内、上述の条件を満たすジョブAが4番目のプリントジョブとして選定される。
【0090】最後に図4のステップS19において、オフライン処理を必要としないT2=0であるジョブDが5番目のプリントジョブとして選定される。
【0091】以上より、図4に示されるプリントジョブスケジュール処理によって作成されたプリントジョブスケジュールによる処理順序で処理を行なうケース2の場合、図10を参照して、全処理に要する時間は13時間であることがわかる。
【0092】図9に示されるケース1および図10に示されるケース2を比較すると、図4に示されるプリントジョブスケジュール処理によって作成されたプリントジョブスケジュールによる処理順序で処理を行なうことで、図9に示されるケース1において発生していたオフライン処理の空時間が、図10に示されるケース2においては大きく削減されている。
【0093】より具体的には、図4のステップS13に示される処理によって1番目のプリントジョブ(ジョブB)を選定することで、図9で■に示される、ケース1の処理開始後5時間発生する空時間が、図10に示されるケース2では1時間に削減される。
【0094】またより具体的には、図4のステップS14〜S17に示される処理によって2〜4番目のプリントジョブ(ジョブE,CおよびA)を選定することで、図9で■に示される、ケース1の処理途中に2時間発生する空時間が、図10に示されるケース2では発生しない。
【0095】また、図4のステップS19に示される処理によって最後のプリントジョブ(ジョブD)を選定することで、図9で■に示される、ケース1のオンライン処理終了後5時間、単独で行なわれるオフライン処理が、図10に示されるケース2では、オンライン処理よりも1時間早く終了する。
【0096】なお、上述のケース2で行なわれる処理順序において、ジョブAを3番目およびジョブCを4番目のプリントジョブに選定してもかまわない。すなわち、プリントジョブスケジューリング処理を行なうに当たって、図4のステップS16に示される処理においては、必ずしもオンライン処理に要する時間T1が短いプリントジョブから順番に選定される必要はなく、当該プリントジョブ以前のプリントジョブのオフライン処理中に、当該プリントジョブのオンライン処理が終了するプリントジョブを優先して選定するのみであってもよい。この場合、3番目のジョブA以前の、2番目のジョブEのオフライン処理中に、当該ジョブAのオンライン処理が終了する。そのため、この場合の全体の処理時間も、図10に示されるケース2の全体の処理時間である13時間と同値である。
【0097】さらに具体例として、図11に、プリントジョブ別の処理時間の、第2の具体例を示す。上述の図8に示されるプリントジョブ別の処理時間の、第1の具体例と同様に、図11に示されるプリントジョブ別の処理時間を用いて、プリントジョブX〜Zのプリントジョブスケジュールを作成する。
【0098】図12は、プリントジョブスケジュールのケース3を示す図である。図12に示されるケース3の処理順序X、YおよびZは、図4に示されるプリントジョブスケジュール処理によって作成されたプリントジョブスケジュールによる処理順序ではなく、ジョブチケットの受信順による処理順序である。
【0099】図12を参照して、ジョブチケットの受信順による処理順序で処理を行なうケース3の場合、処理途中に、■に示されるオフライン処理の空時間が2時間発生する。また、■に示されるオンライン処理終了後4時間、オフライン処理が単独で行なわれる。さらに全処理に要する時間は13時間であることがわかる。
【0100】これに対して図13は、プリントジョブスケジュールのケース4を示す図である。
【0101】図13に示されるケース4の処理順序X、ZおよびYは、図11に示されるプリントジョブ別の処理時間を用いて、図4に示されるプリントジョブスケジュール処理によって作成されたプリントジョブスケジュールによる処理順序である。
【0102】図4のステップS13において、図11に示されるプリントジョブ別の処理時間に基づいて1番目のプリントジョブとして選定されるプリントジョブは、オフライン処理を必要とするT2>0である全てプリントジョブの内、オンライン処理に要する時間T1が最短であるプリントジョブであって、ジョブXおよびジョブZが該当する。ジョブXおよびジョブZとも、オフライン処理に要する時間T2が等しいため、どちらが1番目のプリントジョブであっても2番目のプリントジョブであっても構わない。さらに残るプリントジョブであるジョブYが3番目のプリントジョブとして選定される。
【0103】以上より、図4に示されるプリントジョブスケジュール処理によって作成されたプリントジョブスケジュールによる処理順序で処理を行なうケース4の場合、図13を参照して、処理途中にオフライン処理の空時間が1時間発生する。また、オンライン処理終了後3時間、オフライン処置が単独で行なわれる。さらに全処理に要する時間は12時間であることがわかる。
【0104】図12に示されるケース3および図13に示されるケース4を比較すると、図4に示されるプリントジョブスケジュール処理によって作成されたプリントジョブスケジュールによる処理順序で処理を行なうことで、図12に■に示される、ケース3において発生していたオフライン処理の空時間が、図13に示されるケース4においては削減されている。具体的には、図12に示されるケース3では処理途中に2時間発生する空時間が、図13に示されるケース4では1時間に削減されている。
【0105】また、図12に■に示される、ケース3でオンライン処理終了後4時間単独で行なわれるオフライン処理が、図13に示されるケース4では、3時間に削減されている。
【0106】上述のケース1〜ケース4に示されるように、図4に示されるプリントジョブスケジュール処理を行なうことで、図9および図12において■に示される、処理開始時のオンライン処理稼動中のオフライン処理の未稼動時間を最小限に抑えることができる。
【0107】また図9および図12において■に示される、処理中のオフライン処理の未稼動時間を最小限に抑えることができる。
【0108】さらに図9および図12において■に示される、オンライン処理終了後のオフライン処理単独の稼動時間を最小限に抑えることができる。
【0109】上述のプリントジョブスケジュール処理を行なう印刷管理システムを用いることで、最終工程であるオフライン処理にプリントジョブが集中し、全体のパフォーマンスを低下させる事態を防ぐことができる。
【0110】これによって、オフライン処理を含む全体のプリント処理を最短に終了でき、最適なプリント処理を実現することができる。
【0111】さらに、上述の印刷管理装置が行なう印刷管理方法およびプリントジョブスケジューリング方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータ読取り可能なプログラムである。
【0112】プログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM、ROM、RAMおよびメモリカードなどの記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
【0113】提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。
【0114】なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
【0115】今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。




 

 


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